
総合評価
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powered by ブクログ佐々木譲「ストックホルムの密使 上/下」読了。「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」に続く期待通りの完結編。これら3部作の映像化は大規模予算無くば陳腐化し難しいだろうと思ったものの、2/3作はそれが在るとの事。機会があれば見てみたいもので御座る。#読了 #ストックホルムの密使 #佐々木嬢
0投稿日: 2022.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2021.4.13 読了 ストックホルムから敗戦直後のドイツを横断してスイスへ、そしてロシアから満州、日本へという苦難の冒険行がロードムービー的に展開される。原爆投下とソ連参戦というヤルタ会談の重大な密約内容を日本軍上層部に伝えようとするが、結果的に間に合わず多大な損害を被ってしまう。史実ではないにしても似たようなことを日本人の持つ非合理性でねじ曲げ本質を無視してきたのは事実だろう。
0投稿日: 2021.04.13
powered by ブクログ言わずと知れた第二次大戦三部作 「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」に続く三作目 森四郎が好きでこの作品が一番好き。 前作を経てるからこそ森四郎が活きるのだと思う。 因みに「エトロフ」は読んでて泣いた記憶がある。 警察ものじゃない佐々木さんの作品をもっと読みたい。。
0投稿日: 2020.09.15
powered by ブクログベルリンが陥落した第二次大戦末期。 アメリカによる本土空襲が激化し、日本は敗戦への道を辿る一方でした。 政府はソ連に終戦工作の仲介をと模索しますが、スウェーデン駐在の海軍武官大和田市郎は、連合国側の極秘情報を入手します。 日本が滅亡する前に、この極秘情報をなんとか日本に届けたい。 そのために、二人の密使が放たれます。
0投稿日: 2020.07.08
powered by ブクログヨーロッパ戦線、ナチス優勢の頃パリ在住の異邦人が、友達のレジスタンスを庇った疑いでドイツに連行され、ベルリン侵攻に乗じてストックホルムに辿り着き、彼の地の駐在武官、そこに出入りするユダヤ系ポーランド人と親交を深める。一方、同じく前線での敗北により急速に敗色濃厚となりつつある日本にも早期の終戦を模索する帝国海軍の一団があり、終戦に向けた研究を内密に進めていた。ドイツが敗戦し、東方戦線から圧迫していたソビエト軍は、ヤルタ会談以降日ソ不可侵条約破棄のタイミングを計りながら、軍を極東地域に移動させつつあり、戦後を有利に計りたい英米は、早期かつ日本に本土決戦を諦めさせるため、原子爆弾の使用を検討していた。このような情勢と原子爆弾の実験成功の情報を得たポーランドは、かつてリトアニアの日本人にビザを発行してもらった恩返しからストックホルム駐在武官に真実を明かし、日本に情報伝達を託した。既にストックホルムからの打電が握り潰されていると感じていた駐在武官は、先の異邦人とポーランド人に情報の伝達を託した。
0投稿日: 2019.01.11
powered by ブクログ太平洋戦争末期。中立国スウェーデンでの戦争を終わらせようと苦悩する武官。 しかし、日本本国では情報を握りつぶしてしまう。 下巻での密使の活躍が楽しみだ。
0投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログ埋没した歴史にあったであろう物語。現実の時代の流れの背景と組み合わせると、本当に、リアルに感じられる。
0投稿日: 2014.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
太平洋戦争末期。追いつめられる日本。 ついにソ連が対日参戦を決定し、さらに米国が原子爆弾の実験に成功したとの情報がもたらされる。 日本の軍人や戦時中の民衆がいかに愚かだったか、という内容。 現在の新しい資料が加わればまた別のストーリーになるのかもしれない。 前々作ベルリン~の主役・安藤が再登場するのは嬉しい。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログ「第二次大戦三部作」 淡々と背景説明があり、下巻に続く(^^; アメリカの原発使用との極秘情報の伝達役を渋々引き受けることに。。 今後、レギュラー!?山脇、安藤はどう絡んでるくるのだろうか?
1投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログこの重大な情報を確実に日本へ届けようと、夫は二人の人物をストックホルムから送り出した。終戦の年1945年7月の末のことである。 送り出した後は、ふたりの消息は一切聞かれず、戦後になってからも、ふたりに託した情報が届いていたという話は聞いたことが無かった。 ~中略~ 戦後20年もたってから、私たちは真相を知ることになった。 夫が送り出した密使は、終戦間際のあの悲劇を救うことの出来た情報を、間違いなく確かに東京まで届けていたのであった。 適切な対応がまだ可能な段階で・・・ 大和田静子「バルト海を偲んで」より とてもよく出来てました。これはほぼ史実ですね。 この時代の空気感がひしひしと伝わって来ました、そしてそれは、そら寒く虚しさが漂うものでした。 冷静に状況を見極め、正しい判断が出来る人物が排除される時代・・・あれから65年、少しは進歩したのだろうか!? 密使の一人バロンは、機転とペテンの口八丁で世を渡る詐欺師のようなヤツですが。 しっかりとしたプリンスブルがある彼こそが、本物の紳士だと思います。 詐欺師は国民を欺き続けた○○の方です。
0投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログ小野寺信という、実在の駐在武官をモデルに、 日本の終戦工作にとって、非常に重要な情報に関する秘話。 上巻の展開は淡々としているが、 山脇順三や安藤啓一など、懐かしのメンバーがいる。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ本作は最後の最後でようやく本題に入る訳ですが、それまでは戦時中の記録文書を読んでいるかのような淡白な展開がひたすら続く印象。人物の描写もあくまで史実を書き連ねる為に最低限に抑えられているような感もあって、作品のボリューム自体はさほどでもないのに関わらず、読み終えるまで相当時間がかかってしまいました。 どうにも自分は、(本作に限ったことではなく)大局的な世界の動向などよりも、その中で必死に生きる個々人の思惑や営みにしか興味が持てない模様。後半が、森四郎を中心に描かれるか、世界の動向に注目して描かれるか次第で、個人的な評価が二分されそうな気がします。
0投稿日: 2012.10.17
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日本人はどうしてこんなにダメなのか? 江戸時代がこのダメ社会をつくったのか? 官僚組織?いや違う。社会全体がそうなのだ。 わかっているのに、決断出来ない・もたもたするのは、日本人共通の課題。ばかばかしい責任論も同じ。腹切りが原因か? 誰か教えてください。
0投稿日: 2012.05.23
powered by ブクログこれはかなり面白い。 太平洋戦争三部作の登場人物もでてくる。ファンはよろこぶ(私は覚えてないが、でもうれしい) 戦時下の日本や他の国の複雑な状況下でどう終戦に持ち込むのか、みたいなことを工作する。 各国の思惑が絡まる。
1投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ終戦に関わる重要な情報を握りつぶした当時のいわゆる「官僚」。原発事故の対応でその対策会議の議事録を作成していなかった現在の「官僚」。日本という国の構造上の欠陥とは何か?そんな思いとともにあっという間に読み終えた。「ベルリン」「エトロフ」以上のスケールの大きさを感じさせる。「情報」を伝えるべく放たれた密使とそれを阻止しようとする者の存在。面白い。下巻が楽しみ。
0投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012.03.29. 現在、上巻の4分の3。 面白い。日本史知識は中学教科書レベル(高校では不選択)なため時代背景の認識が薄く、かなり難解な局面描写であり、見知らね人名(恐らく実在した人々)や組織名が連発するが……。ページをめくる手を休められず、とりつかれたように読み進めている最中。 (読了を待てずに途中感想) 日本人は、阿呆ばかりだ! 目先の功名心にとらわれ、国民同士で足の引っ張り合い……(怒)。 国を揺るがすような重要な情報や判断・打診が、トップにまで行き渡らず中堅役人レベルで握り潰される……、311震災時の、東電幹部や政府中枢の不透明な対応を想起させられる…………。民族の品位って、あんな悲劇(太平洋戦争)を経験してなお、大きく変わるものではないのだな((怒))。 もちろん小説であるので、物語の中核(主要登場人物たちの動向)はフィクションであるに決まっている。 がしかし、戦前戦中から終戦にかけての、政府や軍部の流れは(脚色の多少はあれども)史実に基づいているのだろうと考えると……やるせない。 ……2012.03.29.午後 読了 …… (引用) 会議では何も決まらない、というのがこの国の常識なのだ。すべては、言葉にされず、言葉になったことには意味を認められない。 空気、だけが価値を持つ。(P336) ・・・う~ん。↑現在も同じだな?と思ってしまう・・・ さて、即下巻購入V。
1投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
佐々木譲の第二次大戦末期を舞台にした『諜報3部作』完結編の上巻。我々はさきの戦争で日本が敗れることをすでに知っている。それでも 'if' を問うのは現在を生きる僕たちの特権であるのだが、佐々木譲の筆致は淡々と当時の状況を積み上げて、破綻のない虚構を描出させている。前半はパリで放蕩生活を送っていた森四郎が行きがかりでストックホルム駐在武官の大和田市郎大佐から大日本帝国の運命を左右する極秘情報を託され、亡命ポーランド人のコワルスキと本国を目指す。様々な困難が彼らを待ち受けるのだが・・・。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ(★★★より上の ★★★+ ) 敗戦間近の緊迫感が伝わってくる。 実際にこれに極めて近いことが行なわれていたのだろう。 歴史の結果が分かっていることとはいえ、この一つの情報が届くべきところに届いていたら、沖縄が、広島が、長崎が、 多くの死が回避できたであろうのに、と思うと、読んでいて脈拍が早くなる。 そして、こんな状況がまだ、下巻にも続くのか。
1投稿日: 2011.10.21
powered by ブクログ勉強不足の私では、日本史辞典を片手に読まねば醍醐味を味わえないほどの講和派と本土決戦派とのやり取りの詳細さ、臨場感にホントに頭が下がります。すごい取材を重ねたのだろうなと。(戦史のように読んでいましたが)いよいよ密使も放たれて下巻が楽しみですね。
1投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログ大戦末期 ヨーロッパで停戦に向けて努力する話。 相変わらずの日本政府? 今も昔も変わらないわァ。 実在に近い人物が沢山登場するので面白かった。
1投稿日: 2010.09.24
powered by ブクログ9/4:やっと読み終えた。第二次世界大戦超末期において如何に戦争を終わらせるか、という歴史的に大きなターニングポイントを国内の海軍、陸軍、ストックホルムの武官、ポーランド人を通じて描いている。 陸軍、憲兵の思考硬直っぷりには辟易してしまうが、憲兵と山脇の議論は一見の価値あり。 当時の日本の上昇志向、乾いているってのは強み。方向性まちがっていたけど、今の日本を見るとみんなビチャビチャに浸かっててなんの力も生まれない。 8/23:読み始めた。
0投稿日: 2010.08.25
powered by ブクログ面白かった、と余韻に浸れる作品。第2次大戦3部作のトリを飾るに相応しいボリュームに、苦もなくスッキリと読ませる文体は素晴らしい。後半でドタバタ展開する状況に振り回される四郎には、ちょっと同情。
1投稿日: 2010.03.27
powered by ブクログ第2次世界大戦の末期、ヨーロッパと日本を舞台に、連合国軍の極秘情報を日本の上層部に伝え、終戦へと導くために奮闘する人物たちの物語。「第二次大戦三部作」の完結編、だそうです。・・・・・面白い!あとは〈下〉の読了後に。
1投稿日: 2010.03.02
