
総合評価
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powered by ブクログ再読です。 ゼロ戦をベルリンまで飛ばすという話。 冒険譚の前準備がたっぷり書かれている準備小説(勝手に命名)。こういうの好物。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログついに読み終わった。 正直三部のような冒険譚が続いていくような作品を想像していたので一部二部の仕込み編は長く耐えるような読者になってしまった。 しかし随分と氏の作品を読んでいる身としては、推して知るべし。いつもの調子ではないか。 そして一部二部が無かったら全く三部が活きてこない。長い下積みを経てブレイクするように構成されている妙。さすがとしか。 とはいえ不勉強ゆえ近現代の史実には知見が無いため、それも苦しむ要因となってしまった。誤解を恐れずに言えば知は力なり、だ。 さぁちょっとガチガチの頭になったから次は緩めのものを読もうか。
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ開戦間近の緊張の中、ゼロ戦が日本から敵国領空を通過してベルリンまで飛ぶ。なんてスリリングな話なんだろう。思わず実話かと思ってしまうようなリアリティ溢れる描写に引き込まれた。 この作品の主人公もまた氏の作品らしい。 おそらく今年最後の読了記録かな。
1投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ面白かったです。お話は日独伊三国同盟締結直後。イギリスの最新戦闘機に悩ませられたヒトラーは日本で開発された最新鋭戦闘機である零戦のライセンス生産の為に二機の購入を依頼す。安藤大尉と乾一空曹との命を賭けたベルリンまでの大飛行の物語です。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東西ミステリーベスト100、91位の本書を読了。 読了後、暫く放心する位圧倒されました。 激アツの冒険小説であり、歴史ミステリーの傑作です。恐らく当時の情勢と情報収集を相当にされて虚実のギリギリのラインを狙ったんでしょうね。 日本人にとって零戦というのは、悲劇を纏う題材としては戦艦大和と並ぶ位のものです(そのラストを含めて)。 乾がイラクで自己犠牲の精神と共に離脱した辺りからページを捲る手が止まりませんでした。☆×4.5
1投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログ佐々木譲「ベルリン飛行指令」読了。著作を幾つか拝読、僭越ながらそのスケールの大きさに感銘し、続く作品として幾つか Queue に入れておいた一冊。通勤しなくなり読量が落ちた中、期待通り楽しませて頂いた本作は、如何にも映画化されそうな秀逸な作品で御座るぞ!#読了 #ベルリン飛行指令 #佐々木譲
0投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログずっと読みたかった佐々木讓さんの冒険小説。 面白かったが飛び立つまでがちょっと長い。 着陸の為の中継地点を築く話は面白い(インドの藩王国)が飛び立ってからが意外とあっさりと進む。 飛行士の2人は魅力的。 三部作の残りも読みたいと思う。
6投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログ「蛮行ならば迷うことなく愚考を選ぶ」といったことばにあらわされるような安藤大尉の男気がとにかくかっこいい。ストーリー的には前半は少し長い感じでしたが、後半は一気読み。まるで実話なの?というリアリティーも感じました。
0投稿日: 2020.05.12
powered by ブクログ太平洋戦争開戦前、ドイツ空軍は、日本が新たに開発した戦闘機の情報を入手します。 その戦闘機は、航続距離も長く、戦闘能力も高い、日本が誇る零式艦上戦闘機。 ヒトラーは、日独伊三国同盟を結んだ日本に対し、この零式艦上戦闘機のライセンス生産を、ドイツで行うことを持ちかけてきます。 そのために数機を購入することを希望します。 帝国海軍はヒトラーの要望に応えるため、零式艦上戦闘機をドイツまで届けることになります。 優秀な二人のパイロットを選定し、インド、イラクの協力を取り付け、中継飛行場を確保し、危険の中、未曾有の長距離飛行に挑みます。 細部まで描かれたリアリティあふれるストーリーがすごいです。 読み応えありました。
1投稿日: 2019.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後、こんな歴史があったのかと調べたくらいドキュメンタリータッチのフィクション小説です。 この人の文章力はやはりおそるべし。 国ぐるみの愚行に歯向かった軍人は、優秀であるがゆえに上から疎んじられる。 こうした有能な人材を生かしきれないのが、日本に綿々と続く官僚制度の弊害だということに、いい加減気付くべきだ。 やはり、国をしょって立つべき人物は超の付く優秀さと大局観が無ければ、国民が泣かされることになるのが歴史の必然。 7月の参議院選挙は、心して投票しましょう。
1投稿日: 2019.06.26
powered by ブクログとても面白かった。零戦をベルリンまで飛ばせという戦時下における壮大な愚行…。戦線で蛮行に加担するくらいなら、飛行機に乗れるのならばと、指令に応諾した安藤大尉。唯一の居場所を追い求めた哀しくも誇り高い男の物語ですね
0投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019/3/6読了 零戦を駆り、ベルリンまで飛行する冒険譚。ごく限られた者たちの間で進められた零戦空輸計画、東西アジアを横断しての輸送ルート探しと、実際に現地に降り立ってのやり取りには日本人だけでなくアジア各地域で生きた人々の情熱が感じられる。舞台はインド、中東、ドイツなど。ワクワク、ハラハラドキドキを味わった。
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ中学か高校のときに読んで以来の再読。のめり込みました。 乾の行方に涙した後の、グラーフとの再会がすごい救いになっている。ちょっとだけ救われた気分で読み終えられる構成に感謝。
0投稿日: 2018.05.13
powered by ブクログ久々に寝食忘れて読んでしまった。 佐々木譲さんの第二次大戦3部作の第1作目だったようだ。「エトロフ~」を先に読んでしまっていた。順番通り読んでいたら、「エトロフ~」がもっと楽しめたのかも! この本は「エトロフ~」ほど難しくなく、物語に入っていきやすかった。そして、登場人物の誰もが自分の美学、信念を持っていてかっこよすぎる。それ故に、悲しい…。 海軍の中に、これほど現実を直視できる有能な人間がいたはずなのに、何故大戦を止められなかったのか残念でならない。そして、安藤、乾、柴田…その他多くの人々の命を賭し成功させた任務をなかったことにしてしまうなど…。安藤は…その後どうなったのだろう。エピローグには書かれていなかったが? 気力を回復してから第3弾を読むとしよう。 素晴らしい本に出会えたことを感謝する。
3投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログ「エトロフ」を読みたいがために手にとったのが申し訳なくなるほど、おもしろい小説だった。冒頭の謎から一気に物語の世界に引きずりこまれる。この時代設定で現代の我々が魅力を感じる人物像を作るには、どうしても国策に思うところがあるということになる。ほとんどの登場人物がそういう立場をとっているのは少し現実味がないかなと思う。ただ第二次世界大戦の日本やドイツというと、どうしても負のイメージがつきまとうけれど、どういう状況におかれようと国家と個人は別物で、ゆれない強い人たちもいたのだろうとあらためて思わされる。
3投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フィクションなのか、ノンフィゥションなのか。 その狭間をたゆたう物語。 その当時、日本からベルリンまで戦闘機を飛ばすのにどれだけ困難があるのか。 前半は、困難を克服するための準備を描く。 こちらも困難だらけ。 後半は、実際に飛行することでの困難を画く。 まさしく困難。 最後はもう少し主人公の安藤大尉の心理描写が欲しかった。
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログありがたいことに、身近には“本選びの羅針盤”とでもいうべき友人が数人いる… もちろん、読書は個々それぞれが好きに感じる悦楽…その上、このひん曲がった性根からすれば、他人から進められた本の全てに、推薦した人の思惑通りに感動したり勉強になったりすることは、まず無い!のだが(苦笑)、何故かその数人の友人が推す本には、所謂“ハズレ”が無いどころかドストライクが多い…というか、おそらく私の性質を知った上で投げてくれる、優しい球だとも思うのだが(笑) で、先日も、その中の一人(元文芸出の編集者)と、不定期ながら唐突に始まるヤサグレ飲み会の折に、警察小説から、佐々木譲氏の『嗤う警官』に話が移ったときに、“第二次大戦三部作”を読まずには、佐々木譲を語れず!的な指摘を受け…いや、正に読めという“指令”を受けた。…そして、指令をうっちゃったまま、はや数ヶ月…仕事も無いヒマな日が目の前に広がると、粋な趣味的なものも持たず、多くの友人達のように“リア充”な食べ歩きやイベントに動くような、心や財布の余裕がある訳でもない身としては、活字世界に心の拠り所を求めたりする訳で(笑)…とりあえずは、おそらくドストライクであろうその球を受けたく、ようやく手を伸ばした。 そして、1日で読み終え…爽快な…かつ重厚な満足感を得ている。 歴史をベースにした、冒険小説…といったら軽々しいのか? やはり自分をワクワクさせてくれる一番のfactorは、登場人物の誰一人として捨て駒的な役回りが無いってことで、もちろん、実存した人名を使うってことは、その義理も果たさなければならないのだろうが、それにしても全ての人物像が生々しくスバラシイ… そのこと自体は、『嗤う警官』でも感じたことなんだけど、この話の舞台は、とかく同じような、国家の反省やら汚点として始終する実際の第二次大戦にまさに突入する際のこと…同じ零式艦上戦闘機がモチーフなのに、最近、ベストセラーになって映画もロングランになった、やたら文字数で読ませる放送作家さんとは違って、贅肉が無い展開の中で、国や組織では抑えられない飛行機乗りの気高さや、開戦の無意味さ、男女の心の機微がかえって肉厚に描かれていて、ほんとうに読んでよかったと思う。 まぁ、ここまでくっちゃべって、言うのもなんだけど… 未読で、これから読みたい人が居ると申し訳無いので、筋に関しては何も言いません(笑)が、人間は、もっとシンプルであって良いのでは無いか?とも考えさせられました。私も、“蛮行か愚行のどちらかを選べといわれたら、ためらうことなく愚行を選ぶ”…そんな安藤大尉でありたいと、今の日本が、近隣諸国を含め、諸外国に…いや内政にも行おうとしている様々な事柄は、銃弾を使わない“蛮行”のような気がしてならないと…そんな気持ちです。 とりあえず、元さん!次はエトロフ…行かせていただきます!(笑)
3投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ日米ハーフな安藤は飛行機乗り。飛行機が好きだから軍人になった。中国での民間人殺戮を拒否し、軍隊では鼻つまみ者(賛同者も多い) これはゼロ戦をベルリンに運ぶ話。半分以上、運ぶまでのなんやかやなの。インド中東経由なので、いろいろあったり、一機しか着かなかったり。 切ないのは、結局ゼロ戦ドイツでは役にたたないと判断されたこと。 これ、第二次大戦3部作だから、どこかで安藤出てくるのかな。
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1940年。 欧州戦線にて、英国に苦戦していたドイツは、同盟を結んだ日本に“タイプ・ゼロ”の移送を求めた。 任務にあたるのは、エースパイロットでありながらも軍内ではやっかい者として知られる安藤と乾。 一方、機の補給基地を確保するため、柴田は工作員として動くのだが……。 戦争秘話という形式で描かれるハードボイルド風の作品。 苦労してゼロを運んだものの、結局ドイツの期待に応えるものではなかったというのが寂しい。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログバトルオブブリテンに関する本を何冊か読んだけど、その都度思ったのが『ゼロ戦がドイツ空軍に配備されていたら歴史は違っていたのでは...』だった。 日本からドイツへゼロ戦を空輸するために練られた計画。 ひょっとして史実の部分もあったのでは? と思わせる上手い構成にしてやられた感を感じる一方で、もう少しハラハラドキドキ感も欲しかったかなと。 当時の欧米によるアジアから中東・トルコ辺りに対する政策や現地の状況にも触れられていて、関心を持たせてもくれました。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ夏になると必ず戦争関連の作品を1冊読むことにしています。 本当にあったことを題材にしたものを手に取るようにしています。 笑う警官で知った佐々木譲さんの作品に、 歴史小説があったとは知らず、思わず手に取りました。 読み始めた時から次のページを早くめくりたくなる気持ちになりました。 歴史小説でこんな気持ちになるのははじめでです。 今年は映画でも零戦を扱っています。 戦争の中の零戦ではなく 零戦を作った人、ゼロ戦を操縦した人の モノづくりの心と扱う人の心を 自分なりにもっと知りたくなりました。 そして、本当にベルリンに零戦は行ったのでしょうか? 日本人パイロットがベルリンにいたのでしょうか? 日本の零戦はどれほど世界に影響を与えたのでしょうか? ドイツには採用されなかったと記されていましたが ほかの国では日本の飛行機は良く映ったのでしょうか? 作品は事実だけを語り終えたかのように閉めているため 色々な疑問や気持ちが湧き出てきて 「読んだ~」っという気持ちになりました。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログこれも、どこまで事実なのか? 冒頭には、事実のように取材記録が書かれているが、これ自体がお話の可能性もあり。 ストーリーはとてもおもしろい。 もう少し、後日談が書かれていると更に良かった。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログなんとも躍動感に満ちた物語。 どこまでがフィクションなのか、判断は難しい。 三部作の第一部であり、登場人物たちは、続編にも複数登場する。 どうして、ベルリンまでの飛行が成し得るのか、 その好奇心に駆られて、ついついページを繰り続けてしまった。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ「第二次大戦三部作」 自分は飛行機乗り、、戦闘員ではない。 弱者を挫く「蛮行」より、命を粗末にする「愚行」を選ぶ ただ、空を自由に飛び回りたい。 そこには軍隊の階級は関係なく、誰にも邪魔されずに。。
0投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログ「永遠の0」を読んだ上で読むと、尚良い。書かれたのはこちらがずっと前だけど。むしろ、この作品が「永遠の0」の起点になっているようにも感じた。「臆病」という両作品に重なる単語も出てくるし。
0投稿日: 2012.11.16
powered by ブクログ零戦にまつわるこんな史実があったとは知らなかった。当然、フィクションの部分もあるのだろうが、違和感なく引き込まれた。吉村昭の「深海の使者」を思い起こす作品だった。
0投稿日: 2012.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第二次大戦直後、当時日本で開発された最新鋭の零戦に乗り、日本からドイツまで敵国の目をかいくぐりながら航行して行く。史実には残されていない、歴史の裏側を描いた冒険譚。 小さい文字で500ページ超の大作ですが、半分は零戦が飛び立つまでの、関係各位の思惑の描写。早く本題に入ってくれと思いつつ、綿密に描かれる時代と人物の描写は退屈どころか読み応えがあって面白く、後半への期待感も高まります。 と思っていたら、実際の飛行場面は意外にあっさりと各中継地点にたどり着き、ラストシーンもサクっと終わってしまいました。もうちょっと後半の描写を充実させても良いかなと思いました。安藤大尉を筆頭に、魅力的な人物たちが最も活躍していた所だっただけに、もっと彼らの営為を読んでいたいと。 本作に続く作品は舞台や登場人物もだいぶ違うようですが、ベルリン到着後の安藤大尉の活躍ぶりも読んでみたいなぁと思いました。叶わぬ願いでしょうけど…
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログ娯楽作として上々の出来栄え。 登場人物の陰影も良い意味での紋切り型であり、非常に分かり易いオーソドックスな作品。 最近ひねた作品を多く読んでいるような気もするので、読んだタイミングも良かったかも。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログさすが佐々木先生 最初は、とっつきにくいが 後半、グイグイですね 単行本で読んだけど 写真がないので文庫で登録 4.4
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
太平洋戦争3部作の第1弾。 佐々木譲は、警察小説だけじゃない!!!!!!!!! 時代背景の詳細かつ分かりやすい説明と魅力的な人物描写で、一気に物語世界に引き込まれた。 高校では世界史を選択したため日本史の知識は中学校の教科書レベルであるが、十二分に楽しめたし、かつ当時の情勢についての勉強にもなった。何より、歴史素人の自分が読んでも分かりやすいような簡易な時代背景描写であるのに、歴史小説ファンからの評価も高いというのが、筆者の力量を物語っていると感じた。 3部作中では、第2作の「エトロフ発緊急電」の方が世間の評価は高いようだが、自分は本作の方が好き。 まだ未読である「ストックホルムの密使」も、早々に購入したい。 2011年.読了。 2012.02.28.書。
1投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
佐々木譲『諜報3部作』の序曲。第二次大戦中、同盟国のナチス・ドイツから新鋭戦闘機「零戦」の技術開示を要求された日本は、腕は立つがその高潔さから命令違反を繰り返す安藤大尉と乾軍曹にベルリンまで「実物」を飛ばして運ぶことを命じる・・・。零戦を飛ばす安藤大尉たちの雄姿もさることながら、ロジスティックを担う本国の山脇順三や大貫誠志郎大佐、二人の航路を確保するために暗躍したアジア各地の諜報部員たちについても筆が割かれ、質の高い娯楽活劇に仕立て上げている。時代設定も「太平洋に敵なし」を誇った太平洋戦争劈頭だけに高揚感も漂う。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ10年以上前の読了。 佐々木譲氏の「太平洋戦争3部作」の第一弾、今では著作も多く最近では道警モノが有名ですけど、このシリーズが個人的には一番好きです。 主人公安藤大尉が格好良すぎる!その後のシリーズでもちょっと描かれるけど、もっと彼の活躍が読みたかった。
1投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ日本が三国同盟を結んだ時分。ゼロ戦をドイツまで空輸するお話。 当時、イギリスの植民地だったインドの情勢描写が特に面白かった。 物語的には出発前の人間模様が大部分で、飛行計画はあっさり終わる感じ。 ちょっと物足りなかったけど、戦争物なのにスッと読めるのはよかった。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ設定は魅力的だが、物語としてのバランスに欠ける。 飛び立つまでが冗長、逆に肝心の飛行任務中の話があっさり。 物語のディテールや登場人物の造形に 作者の並々ならぬ意気込みを感じたが、 結局それしかなかったような気がする。 素材はいい。料理の仕方がまずい。惜しい!
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後感としてこれは史実なのかと思わず、検索してしまうほど良く書けている。そしてストーリーの主人公、安藤のサムライパイロットのカラーが空の浪漫と合致して物語りに爽快感とスピード感を与えている。安藤の飛行士としてのプライドと姿勢、そしてドックファイトが、醜悪極まりない帝国日本陸軍と海軍をコントラストとして描いている。そして安藤は世界各地でレジェンド化していく。
0投稿日: 2011.10.01
powered by ブクログ余韻のある終わり方がいいね。 格闘戦のシーンは息がとまる。 いかにも映画になりそうだけど、まだなっていない。海老蔵なんかが出そうだけど。
2投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログこういう戦争小説が読みたかった。蛮行が横行し泥沼化する戦争を主人公の目と海軍上層部の空気でしっかり批判していながら、戦争加害者小説にも被害者小説にも収まらない、読み応えのある戦争小説としてしっかり読みすすめられる。当時のインド・イラクの状況については初見の事も多く勉強にもなった。ただ、この小説の色には不必要なんだけど、安藤の空での活躍のシーンがもっと読みたいと単純に思ってしまう。
1投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログかなりおもしろい。男のロマンですね。それをロマンと感じる自分も男ですw 日独伊同盟直後、2機の零式戦闘機がベルリンにいったという噂があった。 それで佐々木さんが調べ、限られた証拠や証言の中から物語におこしたもの。 佐々木さんは文章がうまい。安心感ハンパない。
1投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この手の小説は、先が見えているので読んでいてむなしいやら悲しいやらなのですが、零戦をベルリンへ飛ばすまでの人々の努力、また、それが実りの薄いものであろうことを皆が薄々気づいていながらも挑んでいく姿勢がかっこよかったです。 難しく時間のかかる小説かと思いましたが、時代よりは人物に焦点を当てたヒューマンドラマで、さくさくっと読めました。 ただ、話としては単にベルリンへ行く過程があるのみで、物語としてなにを主張したいのかという部分が薄かったかな、と思います。
0投稿日: 2011.02.17
powered by ブクログ最初はぐだぐだだったけど、途中あたりからなかなか面白くなってくる。 小説全体から何か教訓を得られるわけではないけれども。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログ題材が第二次世界大戦であることから、一見敬遠しそうになりますが、実際に手に取ると読みやすく一気に読破できます。安藤、乾の両エースパイロットが非常に魅力的。
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ圧倒的な空軍力を持ちながら、BATTLE of BRITAIN を征しえなかったドイツ。 ヒットラーの鶴の一声で、航続距離の長い零戦の評価試験を行うことになり、 日本から長躯、2機の零戦がドイツを目指す。 長距離飛行試験のくだりは『大空のサムライ』を、 日本からドイツへの飛行経路は神風の欧州訪問飛行を参考にされたのだろう。 零戦の空輸飛行の描写自体はあっけないが、それ以前の、 太平洋戦争突入前夜の日本の世相描写が興味深かった。 ラスト・シーンの描写が鮮やかで、 残った燃料の霧を撒き散らしながら砂漠目指して蒼穹を舞い落ちる 僚機の増槽が目に見えるようだった。 本作品の前日譚『鷲と虎』もお奨め。
0投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログ戦争が迫る中、敵国の領空を零戦2機のみでひたすらベルリンまで飛ぶ、という壮大な計画。 実在した計画なのかどうか微妙なところが、ノンフィクション好きな私としては緊張感があって好き。 ほんとうにこの計画が実現していたら…また、帰ってこられるはずのない零戦とパイロットのその後の運命は…と、大いに想像力をかき立てられる。
0投稿日: 2010.05.12
powered by ブクログ文句なく面白い娯楽小説。舞台は1940年、第二次大戦が世界に拡散しようとする時代の緊張感を背景に、三国同盟成立前後の短い時間軸の中で緊迫したドラマが展開される。 題材となったゼロ戦のベルリン空輸が史実かどうかはともかく、筆者が取り上げた各地の情勢はそれぞれ迫真であり、ストーリーに厚みを持たせている。描き出される人物はそれぞれ実在人物に味付けしたもののようだが、日本海軍の軍人も、インド独立の志士も、野心溢れるイラクの将軍も、そしてヒトラーの部下ですら、それぞれが真剣な眼差しで何かを成し遂げようとしており、第二次大戦という壮大なる愚行を背景に、清冽な人物像が見事に浮かび上がっていると思う。 ゼロ戦は驚異的な航続力と戦闘能力で一時アジア・太平洋を席巻したが、防御に弱く、結局は多くのパイロットの命を犠牲にした。この小説は単なるゼロ戦礼賛に陥ることなく、最後にドイツ軍のレポートという形で弱点もビシッと指摘しているところも好感。 自分にとって佐々木譲は初めて。20年も前にこれほどの本を書いた人がいまさら直木賞か、という疑問は残る。ただ文学界の慣行はさておき、この本の娯楽性の高さと、筆者の筆力の高さは素直に称賛したい。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ歴史を主題にしたサスペンス? 今回は佐々木さんらしい人物の業 が織り成す物語はすくなかった 飛行に関する記述もいいのですが 物語的にどこに連れて行くのかな という、佐々木せんせいの世界に なってないかも~
0投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログ最近では仕事の舞台を警察小説の分野に移している著者の初期傑作。 フィクションなのだが、もしや史実なのでは…と思わせるほどリアリティに富んだ筆致である。 これもまた男臭い作品だ。国籍も年齢も何もかも違う環境にいる男たちが、一つの目的に向かい 協力するさまには涙を誘うものがある。 祝・直木賞受賞!!
0投稿日: 2009.06.23
powered by ブクログ太平洋戦争開戦前、海軍航空隊の凄腕パイロット2名が、新鋭機「零式艦上戦闘機」を対英戦まっただ中のベルリンへ、敵勢力圏を突破し空輸するという物語。警察モノで昨今有名な著者ですが、このあたりのジャンルも巧いですね(警察モノ読んだこと無いけど・・・)。ストーリーもリアリティ抜群で、スケールも大きく、おもしろかったです。ただ、終わり方がちょっと寂しいというか、もう少し爽快感みたいなものがほしかったなぁ、と。
0投稿日: 2009.04.28
powered by ブクログ09/04/10読了 三部作って只太平洋戦争(またはWW2)が共通ってだけではなかったのか…登場人物もかぶっているとは思わなかった… 安藤、ストックホルム〜でいい感じ!と思ってたんだけどもこのベルリン〜の頃はちょっと高潔すぎる気も。
0投稿日: 2009.04.10
powered by ブクログ「エトロフ発緊急電」の数年前の設定。おもしろい。一気に読める。戦時下のミステリーだが、特定のイデオロギーや国を善玉・悪玉扱いしていない。
0投稿日: 2008.07.16
