
花神(上中下) 合本版
司馬遼太郎/新潮社
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総合評価
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つんどくフォルダの一冊
2023.07.02 読み始め もう、何十年もまえに、紙の本で読みました。 その紙の本は、いま、手元にない。どうしたか、記憶にない。また、読みたいという気持ちはあったのだが、紙の本を持っていたという気持ちが邪魔をしてまともな値段でまた買い直そうという気分になれない。それで、半額セールになるまで、待った。やっと、半額になったので買ったはいいのだけれど、買ったことに安心して、読めずにいた。いま、満を持して、読み返そうとしてる。 2023.07.10 上巻読了 若い頃、読んだはずなのだが、初読のような面白さを感じている。所々、おぼえてはいるのだが。 2023.07.15 中巻読了 佳境に入ってきた。幕府軍と戦ってるんだけど、全然、憶えておらん。 ところで、司馬先生の作品、漢字の使用が少ないのは、どうしてだろうか。たたかう、はなす、など漢字表記でないのは、どうしてだ。まさか、電子化するとき、漢字変換を忘れてるんじゃなかろうな。ところどころ、変な表現があったりするし。 2023.07.21 下巻読了 終わりに近づいて来ると、蔵六が殺されるのがわかっているので、頁をめくる速度がにぶってくる。 蔵六はなぜ、殺されなくてはならないのか、なぜ、死地におもむいてしまったのか、もうやることはあらかた、やってしまったので、死んでもよいと、思ったのか、よくわからない。 この本を読んで江戸時代の土地の所有者がだれなのかがわかりました。いままで、娯楽時代小説を読んでるとき、不思議だったことが、氷解しました。 また、いろいろと気づきの多い本でした。しばらく、司馬先生の作品にひたることにします。
0投稿日: 2023.07.21
