
総合評価
(17件)| 3 | ||
| 4 | ||
| 8 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログ長い間読み逃していた小説。これまで読んだ荻原浩さんの小説はどれも好きだけど、これは更に別格。レイモンド・チャンドラー/フィリップ・マーロウへのオマージュが充分伝わりました。
1投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログハードボイルドに憧れる三枚目私立探偵の一夏の冒険的な内容。 小説で笑うことはあまりないと思うが、この本の登場人物の掛け合いにクスリと笑わせてもらった。ネットフリックスとかで映画化してくれたら面白いんじゃないかと思う。 肩ひじ張らず楽しく読めた!
0投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ20240426 読了。面白かった! ストーリーよりもその場その場のシーンを楽しめるような小説。ふふって笑えるシーンがたくさんあった。
0投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログフィリップ・マーロウに憧れてる割にはあまりハードボイルドな雰囲気はなかった。 時々マーロウのセリフを引用する程度。中盤までのペットの捜索は少々退屈するが、殺人事件が起きてからは物語がスピーディーに展開する。探偵とお婆ちゃんが織りなすコメディ・ミステリーがベースだが、動物の命や人間の寿命、人との出逢いと別れの切なさ等を考えさせるテーマも内包した良作だと思う。普通に面白かった。
0投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハードボイルドなのか?ミステリーなのか? ハードボイルドって激しいアクションがメインと思っていた自分にとっては新しい探偵小説とも思えた フィリップ・マーロウに憧れ、真似て、自分の道を歩む主人公 華を添えるダイナマイト・ボディ(?)の秘書とのやり取りが堪らなく面白い 内容は当然殺人事件の解決 しかし、メインはどう読んでも動物捜索探偵事務所な感じだ それでも、笑わしてくれる事は間違いなく、終わり方もどこか切ないが、スッキリさせてくれた
0投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログマーロウに陶酔する、仕事といえばペット探しくらいの探偵と、80越えのおばあおばあちゃん、綾のコンビが軽妙なやり取りをしながら物語が進む。くすりと笑えて後半は一気に引き込まれる展開もある。泣ける、という帯の触れ込みほどではないものの、ラストは良かった。
0投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ一般的に想像するいわゆる「探偵小説」とは、趣が異なる探偵小説。 ハードボイルドを志向する主人公の語り口調や行動と、現実とのギャップが微笑ましく展開される。 これまで「ハードボイルド」という単語を、その意味をもつ単体の単語として認識していたため、本書のタイトルの意味がいま一つ不明であったが、「ハードボイルド」の語源と最後のシーンで腑に落ちた。
0投稿日: 2020.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は3.5ぐらいです。 面白いと言えば面白いのですが 内容がイマイチ入ってこず・・・。 最後は心温まる部分もあり、それは良かったです。 主人公の見た目とか、なんか想像しにくい感じで そういうのもあって入り込めなかったのかな。 「ここは笑うところ」っていうツボは読んでて分かります。
0投稿日: 2019.12.21
powered by ブクログ読む人を選ぶ小説かなと感じました。 私はあまり面白いとは感じませんでした。 登場人物(特に主人公)のクセが強すぎ、あまり共感できず物語の世界に没入できませんでした。 最後のシーンは最後まで読んでよかったなと思えたので、半分以上読んだ人は最後まで読了してほしい一冊です。 小説を読んだ後の解説も含めて一冊だと思っている私にとって、解説がないのは残念でした。
0投稿日: 2019.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最高に面白かった まさか最後まで犬を探すとは思わなかったけど笑 荻原浩は二作目だけど、やっぱし面白いな~ 最後はホロリときちゃった 二人とも似てたのね、本に影響されるの 読みかけとか、、あー愛を感じる 登場人物みんなの憎めないとことか、主人公の独白とかがだいすきでした クスッと笑っちゃう感じがね 2018.06.04
1投稿日: 2018.06.04続編は??
最高に面白かったです。 主人公が何とも情けない様で「しっかりした男になりたい」男。しかし、周囲と彼の運勢がそれを許さない、貧乏くじな仕事を選び、日々を送っています。 彼が大きな事件に巻き込まれるのですが・・・・・・・ ラストもよかった。 男はハードボイルド!
0投稿日: 2016.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信の「犬はどこだ」も犬を探す探偵だったし、あらすじも知らず手に取っているわりには、最近なんだか軽い探偵ものによく当たる気がする…。 殺人事件が起こるまでは、やや中弛みして、あまりページが進まなかった。 貧乏でよく変な露出をする探偵に、嘘ばかり言うが実は淋しい境遇だったおばあちゃん、探偵と知り合いの臭いの酷いホームレスの人、これまた探偵と知り合いで日々ぎりぎりで生活している動物保護施設を運営する夫婦、夜逃げ寸前の依頼主…、なんだか、お金に恵まれずどこか物寂しい登場人物ばっかりで、読んでいて気が滅入るというか、あんまりのめり込めなかった。 おばあちゃんが最期に楽しい毎日を送れたのだとしたら、それは良かったと思うが、いまいち心に残るものが少ない作品だった。
0投稿日: 2016.07.10
powered by ブクログホンワカと心温まる小説だなあ、とか思いながら読んでいましたので、全然予想していない展開となり、結構びっくりしました。面白かったです。
0投稿日: 2016.06.26
powered by ブクログ逃げ出した動物を探す依頼がなぜか多い、ハードボイルドな探偵と片桐綾の周辺で犬にかみ殺されるという殺人事件が発生した。中塚組に潜入するも意外な結末に。途中に出てくるバーのマスターJの登場が味になってる。
0投稿日: 2016.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
は、ハードボイルド・・・? マーロウに憧れるもののハードボイルドとは対極にいるような私立探偵(動物専門)のお話。 いちいち癇に障る語り口に、他の登場人物同様イライラさせられていたのだが、だんだん善い奴ぶりが露呈されてくるとともに愛おしくなるから不思議なことである。 ただ事件までが長い。 事件が起こってからは面白くてずんずんと一気読み。 最後はちょっぴり悲しい。
0投稿日: 2015.05.01
powered by ブクログ新装版とのことで、即購入。 久しぶりの荻原小説。 彼の作風の魅力のひとつでもある登場人物たちの一癖も二癖もある独特な発言に、今回もたっぷり笑わせて頂きました。 彼らのお喋りに読んでいて思わず顔がニマッとしてしまうので、外出先で読む際には要注意かも。 荻原さんの描くお話は徐々に徐々にワクワク感が増してくるのだが、本作はその起伏もゆったり軽め。 私も、私の中のJのようなお店を探してみようかな。
1投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログなんちゅうこだわりのある変なおっさん探偵だ!と思っていたら、優しいというか優柔不断なところも有って、好きかも知れないこんな探偵さん。綾さんともっと一緒にいたかったね。
0投稿日: 2015.02.08
