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大正月光綺譚 魔術少女あやね
大正月光綺譚 魔術少女あやね
大橋崇行、時雨/辰巳出版
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総合評価

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    レーベルの目指すところはさておき、登場人物のキャラクター性をとても強く引き立たせた作品だと思いました(例えば主人公はいわゆる腐女子で変態です)。 ギャグのネタが既存の作品を用いたものだったり、ちょっとメタっぽかったりするところもありますが、物語はとても面白いです。 大正の年号が(おそらく)現代まで続いているという設定の下で、主人公あやねが巻き込まれた事件をきっかけにある魔法使いと知り合うことで物語が始まります。 最初は日常ものの作品のように穏やかなものですが、途中からシビアな表現も含まれ始め、厳しい世界観が露わになります。 そんな中で、主人公を巡るストーリーがとても素敵でした。登場人物のだいたいが女性で、主人公に好ましい印象を抱いているのが良かったです。

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    投稿日: 2015.03.08