題名通り
昔、読もう読もうと思ってて読まなかった本。 最近やっと時間ができたので、読んだ。主人公篤義が四万十川を背景に子供から大人へと成長していく物語。 子供の心をよく書けていると思う。傑作である。 ただ、四国を離れて就職するまでは面白く読めるが、就職してからは、あまり面白くない。労働運動を小説にした本は何冊も読んだが、面白いと思ったのはほとんどない。 就職するまでは、星四つだが、就職してからの部分は星を落とし、総合で星三つである。