獣医であり旭山動物園の園長でもあった小菅先生が 動物の子育てについて書かれています。 動物によって繁殖の方法は様々でとてもおもしろい。 それぞれの進化に思いを馳せつつ あれこれ試行錯誤し、動物たちの様子に一喜一憂する 動物園のみなさんの奮闘も胸アツです。

旭山動物園で、動物自身に育児させることを追求した記録。育児を本能として知っている種と学習しなければならない種があること、人工保育した個体は決して親に育児された場合と同じにはなれないという主張。 多くの種の動物で、ここで初めて自然な育児が達成されたということに驚く。