
総合評価
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シリーズ3作目。「華術師」という存在が世間話題になっている事が、宮籠彩人の身に危険を及ぼす。お茶会で明らかになる華術師の歴史。立花真が滋賀に赴いて調査した事ははっきりとした実体のない伝承であったが、それが華術師なのだと思う。人知れず歴史に埋もれたままの存在なのだろう。それが歪な形で伝わり、意図せずともメディアによって陽の目を浴びて、本物にわずかに届いた。そんな印象だ。犯人の殺人と放火の理由も正直妄想の末だ。作品としては、今までみたいな風景描写は少なくなっており、絵画のモチーフや万葉集や懐風藻、果ては長屋王まで出てきて理解に追いつくのが少々大変だった。ところで最初の巻で彩人の妹の名前は「結花」だったがこの巻では「百花」になっている。誤植か作者の勘違いだろうか。
0投稿日: 2024.04.23
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殺人の容疑者に?! 図々しいとも思える担当編集者は変な態度で 知り合って間もない人物は殺されるわ。 今回はなんだか色々奇妙な感じです。 いや、そもそも庭の存在自体変なのかも知れませんが。 担当さんが会っていた人物(?)の存在も 何か分かりましたし。 正直にのんびりと答えている主人公のせいか 覇気が薄れていくというか、なんというか…な 刑事さん達になっています。 一応仕事はしているようですが。 そして先輩…なかなかに素晴らしい性格と趣味ですw 現実なのか夢なのか、は区別しておかねば こういう事になるやも、しれません。
0投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログ私を忘れないで――それは死者から届いた花言葉(メッセージ)!? 「迷宮庭園」に暮らす宮籠彩人(みやこもりあやひと)は、花の言葉を伝える華術師の貌を持つ。そんな彼の許に足繁く通う編集者の立花真(たてはなまこと)が、突然、消息を絶った。折しも、周辺では華術師を巡る血なまぐさい事件が起こり始めている頃。そして、殺人事件の容疑者に、彩人が......。真相を追う彼らの前に、多重に仕掛けられた「嘘」が浮かび上がるとき、謎に満ちた「華術師」の真実が、ついに明らかになる――。
0投稿日: 2017.01.13
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"サユリ"さんの謎がちょこっと明かされ、立花くんの過去と関わりもわかり、千利さんの強烈なキャラ性も前面に出てきて、主人公も"華術師”として生きることを改めて決意し、何だかまとめに入ったように気がしたけど、これからますます面白くなりそうなシリーズなのでぜひ続いて欲しい。
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログミステリーなのだけど、簡単に犯人やネタがわかってしまうのは、うーん。 次回作に期待したいとは思うんだけどね^^;
0投稿日: 2015.11.08
