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たんぽぽ娘
たんぽぽ娘
ロバート・F・ヤング、伊藤典夫、深町眞理子、山田順子/河出書房新社
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総合評価

46件)
3.7
6
14
14
2
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    古き良きSFを堪能した。昔は古典SFに集中していた時期があったがご無沙汰だった。この手のSFで良いのは何かと豊かなアイディアに出会える事だ。特に表題作、これに胸を打たれた。なんとロマンチックな。今であればこの物語のあとまで描かないといけなくなるのだが、カチンと切っているところが良い。他の作品もなかなかに良かった。やはり好きなジャンルには手を伸ばしていくべきなのだな。

    0
    投稿日: 2025.10.31
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     本作品を知ったきっかけはビブリア古書堂事件手帖。 同名タイトルの栞子さんの本棚で『たんぽぽ娘』一度読んでいるがロバート・F・ヤングの他の作品も読んでみたいと思い手に取った。 『たんぽぽ娘』が面白かったので他の作品もきっと素晴らしいものが多いだろうと期待を胸に宝箱を開けるような気持ちで本を開いたのだが思っていたのと少し違っていた。 というのも『たんぽぽ娘』の持つ物語の雰囲気と他の作品がちょっと違う感じだからかな。 『たんぽぽ娘』は甘くて切なく余韻が残る読後感があり、情景描写やあの有名な「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」という詩のような世界観が他の作品からは感じられなかった。というより世界観や設定が複雑な作品がいくつかみられた。(あくまでも私見です) おそらく、そういった作風が日本人の琴線に触れたのかな。 『たんぽぽ娘』以外で良かった作品は 『河を下る旅』『神風』『ジャンヌの弓』『エミリーと不滅の詩人たち』『荒涼の地より』 なかでも『ジャンヌの弓』が面白かった。 タイトルからも分かるようにジャンヌダルクをモチーフにしたSFロマンス。 不思議な声に導かれたり、不思議な力を使えたりとファンタジー要素もあってSF盤ジャンヌダルクとでもいったような内容。 史実と違いハッピーエンドで終わるのがいい。 最後の矢はキューピットの矢? あとがきにR・F・ヤングが戦後駐留軍として日本に来ていたのには驚いた。『神風』はその時に着想した作品なのかな。 これはフォロワーさんから教えて貰ったんだけど『たんぽぽ娘』ずーっと絶版で古書価かなりやばかったみたい。 ビブリア古書堂効果で復刊になったらしいよ。 こうやって手軽に読めるのも栞子さんのおかげかな?本の力は凄いなと改めて思った。

    43
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    片道切符だとわかっていても全てを賭けた妻の勇気がかっこいい。 最初から最後まで想い合っていたのは感動した。 大切な人に贈りたい本

    2
    投稿日: 2025.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

     本作は13の短編を収録した本で、作品の多くがロマンス的で、ボーイミーツガールという特徴がある。本作のなかでも有名なのが「たんぽぽ娘」であるが、これは主人公が出会った若い女性と主人公の妻の関係がポイントである。

    0
    投稿日: 2024.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Robert F. Youngの200以上ある短編から某北鎌倉の古書店作品で登場した「たんぽぽ娘」をはじめとしたボーイ・ミーツ・ガールものを13編収録。SFという括りではあるけど、その範疇ではないと思われる作品もちらほら。やはり「たんぽぽ娘」が抜きんでていると思う。おじさんと少女のロマンスかと思ってからのラストは良い終わり方だった。とてもロマンチックな短編。他に「荒寥の地」「ジャンヌの弓」も良かった。あとがきで訳者が少女愛をこじらせ長編は壊れていると書いているが逆に壊れっぷりが気になってしまった。

    0
    投稿日: 2024.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好きだなというお話と意味がわからないお話が顕著すぎた。読み終えることが目的になってしまいよくわからない作品がたくさんあった…。 ・特別急行がおくれた日 あまりよく分からなかった。列車を動かしている人たちは実は列車のパーツ、擬人化みたいな話? ・河を下る旅 各々自殺した男女が、(夢の中?意識朦朧としてしいる中)河を下る中で出会い、恋に落ち、やっぱり生きたいと思うお話し。幻想的で好きだった。 ・エミリーと不滅の詩人たち アンドロイドの詩人家たちを愛する博物館勤務の女性のお話。これも好きだった。 ・神風 ちょっとこれもよく分からなかったけど、昔の「お国のために死ぬ」みたいなお話し。自国の男性と敵国の女性がそれぞれ捨て身で突っ込むが、その中で出会うお話。 ・たんぽぽ娘 表題のお話。他の女性には見向きもしないくらいの愛妻家の男性が、山で出会った未来から来たという女性と恋に落ちるが、それは現在の妻の若い頃であったというお話し。ちょっと違うけど、「今会いに行きます」に似ているところがあってとても好きなお話しだった。 ・荒廖の地より このお話も温かくて好きなお話だった 放浪者のローンを、裕福とは言えない心優しい家族が、寝るところを貸してあげたり食事を出してあげたり手を貸してあげる。そのお礼にとローンは働き、お金を入れたり暖炉を買い換えたり、家族とローンは次第にかげかえのない存在になっていく。仕事をクビになったタイミングで、ローンは出ていくという。家族としては、いてもらいたかったが。 ここまで書いたけどあらすじ書くの難しかったので単語で思い出せるように記録。 タイムトラベラー ある地点で忽然と消える 数年後家を建てた 地面から出土品 ちょうどローンが消えたあたり 手紙や靴下や洋服が中に入っている ・主従問題 町単位で売りに出された物件の積算にいく主人公。そこで出会った女性と犬。家から繋がる異世界。 ・第一次火星ミッション よく分からなかった。 ・最後の地球人、愛を求めて彷徨す よく分からなかった。 ・11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス よく分からなかった。 ・スターファインダー 二つの神経をもつくじらを助ける話 ・ジャンヌの弓 冒頭が死ぬほど読みづらい。 2人の声が聞こえる女性。潜入捜査に向かわされる男性。復讐。ハッピーエンド?

    2
    投稿日: 2024.09.26
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    昔のSF仕立てのファンタジー。やはりこの手のジャンルは短編がいい。 牧歌的という言葉が似合う。テーマはボーイ・ミーツ・ガール。昔の少女マンガを読んでる感じ。都合よすぎな面は否めないけど、手にした時の期待値よりは面白かった。 「失われし時のかたみ」。さだまさしの「博物館」って唄に似てるなって思った。

    0
    投稿日: 2023.12.28
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    『たんぽぽ娘』を含むロバート·F·ヤングの短編集。  私は、アニメCLANADで出てきたフレーズに『たんぽぽ娘』という作品があると聞き、当時読もうとしたら、絶版で高騰してました。  その後、他作品で取り上げられてりし、再翻訳された走りがこの作品だったと思います。  当時私も、これは読まなあかんやろということで、発売日に買ったこの作品。  実は買った当初は『たんぽぽ娘』だけ読んで、そのまま10年寝かせていたみたいで、本棚から見つけて、今度は全部読んでみるかということで、読んでみました。  まず、率直な感想は良く言えば玉石混交、悪く言えば『たんぽぽ娘』以外ほぼ駄作だなと思いました。  なんなら中学校2年生が、俺が考えた凄い設定を考えたノートに書いていそうな内容だなと思うものも…  短編でいわゆる雑誌に書かれた読切みたいなものが多いので、設定がわかりづらいというのもあるし、時代は1960年〜80年代というのもあって、私が、生まれる前のアメリカなので、文化や出来事がピンとこないというのもあるのかもしれません。  ただ、この中でもやはり圧倒(というか、日本人向け?)なのが『たんぽぽ娘』だなと。  その他『河を下る旅』、『ジャンヌの弓』、その時の時代が分かれば、『主従問題』が好きかなと思います。  惑星が出てきたりするやつは良く分からんまま終わってかなぁっていう印象です。  テーマというか、短編に共通しているのは、ロマンス(特に少女愛?割と成熟した女性には厳しい傾向があるような…)、アンチ戦争、反絶対君主みたいな指導者、セックス(種の保存?)があるように思いました。  『たんぽぽ娘』が会心の一撃みたいな作品だったんだろうなと思いながらも、基本は雑誌掲載で短編を書いていた作者ですので、書きたいものに当時の流行りのものを無理矢理取り入れ感もなきにしもあらず、当時の雑誌の読者層に合ってたものがこういう作品だったという可能性もあり、当時はこういう作品が雑誌に溢れていたんだろうなと思いました。  今読むと当たり前で古臭いで一蹴できてしまいそうな古典SFの短編集ですが、発表から50年くらい経った今でも、これは良いなと思える短編が何作かあって、なかでも『たんぽぽ娘』は今読んでも素敵な短編だと思えるだけでも本当は凄い作品なんだなと改めて思いました。

    4
    投稿日: 2023.07.17
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    たんぽぽ色の髪の未来から来た少女。 「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」 「たんぽぽ娘」の、甘く切ない読後感。 SF作家ロバート・F・ヤングの短編集。 古臭さを感じさせない作品もあり、楽しめます。

    1
    投稿日: 2022.06.23
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    表題のたんぽぽ娘は読めたけれど、その他は昔のSFで、なんか眠くなる。 読み進めるのが少し億劫でなかなか読み進めない。 解説読むと著者さんなんかあれな人みたいだし。

    0
    投稿日: 2022.02.19
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    奇想コレクション 「たんぽぽ娘」時空を超えた愛の物語。 ロバート・F・ヤング作品では「時が新しかったころ」もおすすめ

    4
    投稿日: 2021.12.21
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    たんぽぽ娘が日本人にはよく刺さると聞いていたが、自分も好みの作風だった。 少女、時間旅行、再会という、こういう物語に弱いのかもしれない。

    1
    投稿日: 2021.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女子好みのSF、13篇。 こんなに可愛いSF作品集を読んだのは初めてかも。 「特別急行がおくれた日」 「河を下る旅」…男女2人が天国か地獄か、あの世行きの川下りで出会って。。 「エミリーと不滅の詩人たち」…陰キャ女子と詩人@博物館。 「神風」 「たんぽぽ娘」…最後に書きました。 「荒寥の地より」 「主従問題」…家のドアから幸福そうな異世界へ…と思いきや。今も昔も異世界は憧れなんですね。 「第一次火星ミッション」…少年たちの宇宙の旅。宇宙への旅の書かれ方がほのぼのしてて良い。 「失われし時のかたみ」 「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」 「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」 「スターファインダー」 「ジャンヌの弓」…未来の王子様が少女を迎えに行く、ようなお話。 最後に、NO.1はやっぱり表題作の「たんぽぽ娘」です。 「『ビブリア古書堂~』かぁ。読んだことない。」と思いつつ読了。 話がもう可愛いすぎる。少女漫画。キュンキュンする。でも、読み終わった後に、「あれ?これ読んだことある…。」と過去のデータを探しました。 2013/6/14発行のこの作品のみの本で読了していました!このときにも「ビブリアは未読」と書いていて笑ってしまいましたが、表紙が(おそらく)同一人物の女性なんでしょうけど、同じ女性とは思えない(;^ω^) https://booklog.jp/users/kei1122/archives/1/4835449479

    2
    投稿日: 2021.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安心して読めるSF。皮肉ではない。 どこか暗い背景を持ち、不穏な雰囲気が漂うが、結末は…安心します。

    0
    投稿日: 2021.06.30
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    「ビブリオ古書堂の事件手帖」で題名を知り、図書館で見つけたので読んでみました。河出書房新社から出されている奇想コレクションの1冊で装丁のきれいな本。表題作を含む13篇の短編集です。 特に好きなのは「河を下る旅」「エミリーと不滅の詩人たち」「神風」「たんぽぽ娘」。 「エミリーと不滅の詩人たち」は一種の企業小説で博物館の補助学芸員が詩人たちを助ける話で終わり方がイキ。「河を下る旅」と「神風」は極限下におけるボーイミーツガールの話。特に前者は人生も捨てたもんじゃないことを思い出させてくれる小説と思います。 13篇の中で一番面白かったのは、やはり「たんぽぽ娘」。美しいSF小説です。中年男が未来から来たという若い女性に恋をします。「おとといは兎を見たわ、昨日は鹿、きょうはあなた」というフレーズの響きが好きです。ストーリーの展開、ラストが印象的。ネタバレになるので、内容は書けません。 個人的にSF小説は苦手ですが、それでも寝る前に読んで何となく甘い気持ちで寝付くことができました。特に「たんぽぽ娘」は読む価値があります。

    0
    投稿日: 2020.12.03
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    ビブリア古書堂で「たんぽぽ娘」を知り、井上一夫訳の「たんぽぽ娘」を読み、この本を手に取った。 「特別急行がおくれた日」 「河を下る旅」 「エミリーと不滅の詩人たち」 「神風」 「たんぽぽ娘」 「荒寥の地より」 「主従問題」 「第一次火星ミッション」 「失われし時のかたみ」 「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」 「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」 「スターファインダー」 「ジャンヌの弓」 以上13の短編が収められている。 目的はやはり「たんぽぽ娘」にあった。 本書の訳者は以前読んだものと違い、伊藤典夫氏である。 翻訳者が違うと、やはりどこか質感が変わるもので、私は伊藤訳の方が好きだ。 細かい表現がわかりやすいし、ロマンチックな場面はより素敵だと思う。 「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」という表現も伊藤訳だ。 ストーリーはすでに知っていたのではあるが、何度読んでもいいものだと思う。 他の作品はどうだったかというと、「たんぽぽ娘」に負けない作品ばかりだった。 嘘偽りなく、本当にどの作品もよかった。 その中であえて挙げるならばと思っても、「河を下る旅」、「神風」、「主従問題」、「ジャンヌの弓」と絞りきれない状態だ。 世界観と情景描写はとにかくわたしをわくわくさせるし、物語からは切なさと安らぎの両方を感じられる。 それでいて、二番煎じにはならない。 これだけの物語をこんな文章で書けるのなら、さぞ執筆活動は楽しかったことと思う。 死の前日まで次回作の準備をしていたというのも、それが理由の一つではないだろうか。 とにかく他の作品を読みたい。 しかし、4つの長編と200の短編のうち、日本で翻訳された作品はそう多くはない。 あとがきによると、伊藤氏は次のヤングの短編集を計画しているようだが、彼もすでにご高齢である。 …私は英語ができない。 もし英語を読むことができれば、いくつかの作品は手に入る。 「たんぽぽ娘」の原文を味わうこともできる。 さて、どうするか。

    2
    投稿日: 2020.10.07
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    「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」 最近読んだ「ビブリア古書堂の事件手帖」で出てきたこのセリフと本。いつだったか聞いたことがあると思って検索してみたらヒットした「CLANNAD」の一ノ瀬ことみのセリフ。その「たんぽぽ娘」の短編を読んでみようと思って手にした本。 SF×純文学みたいな感じって言えばいいのかな。純文学にはほとんど触れてきてないので間違ってるかもしれないけど。 SFの設定は面白いのもあるけど、全体を通してみたときには設定のパターンができてしまってて後半は結構ダレる。妙に頭でっかちなSFの部分と、妙に爽やかな恋の部分がいまいちかみ合ってないのも多いかな。たぶんこれは同じ作者の話をまとめて一冊の本にしまったことが間違いだった気がする。続けて読むとそれぞれの話の面白さが半減してしまう。 個人的には「河を下る旅」が好きだった。

    0
    投稿日: 2020.03.26
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    ボーイ・ミーツ・ガールもののSFということだが、どうもべたべたしたものに感じられてしまって、あわなかった。タイミングが合えば、もっと感興をそそられることもあり得たかもしれない。

    0
    投稿日: 2019.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロバート・F・ヤングが送るSF短編集。全体的にハッピーエンドが多くロマンチックな作品が多い。 「特別急行が遅れた日」 SFでよくある「小さな世界」の短篇。そのネタ自体はオチまで読まずとも察しのつく読者は多いだろう。日常的な日々の中のちょっとした変化と、被造物がこの階層からなる小さな世界とその創造主を意識した所で短篇は終わる。変化はまさに神のいたずらであり、いつもと変わりない日々が固定されているのはゾットするのを通り越して諦観にも似た気持ちを抱いてしまう。 「河を下る旅」 表題作を除けば個人的にはこれが一番面白かった。謎の河下り。薄々その理由に気がついているがそこから目を背けている男女。とどのつまりは三途の川であり、河の上での会話、土手にある宿で泊まっての身の上話などが走馬灯として繋がっていく。途中の自殺の途中であることが分かってからの文字通り急流のようなストーリー展開が見どころである。最後は自殺をきっかけとして二人は運命の出会いを果たすわけだが、ホッとすると同時に非常に美しい終わりであった。最も短篇らしい短篇であり、完成度は高い。 「エミリーと不滅の詩人たち」 詩を読むアンドロイドとそれに魅せられた補助学芸員の話。詩を読むアンドロイドという設定が素晴らしく、そうした芸術は必要とされず、より分かりやすいものほうが喜ばれるという苦悩はとても生々しく嫌というほど理解できる。詩人のアンドロイドを救う方法が、展示物の車に乗車させるという解決策はとてもミラクルで、まさに博物館で働く人間らしい企画とアイデアの勝利であろう。余談だが、「詩の世界の空が落ちてきた」や「エミリーも詩人たちと同じ船に乗っている」などの訳文が雰囲気とあっていてとてもいい。染み渡る一本である。 「たんぽぽ娘」 流石の表題作というだけあって素晴らしいSF短篇である。突然丘の上に現れたタイムトラベラーだと名乗る若い女。そんな彼女に恋をしてしまい、逢瀬を重ねる主人公。彼の知らない不安を目に浮かべる妻。三者三様の思惑が絡み合った恋の物語で、丘の上に現れた若い女の正体が、彼の妻の若い頃だというオチが素晴らしく、まさしく時を超えたラブストーリーである。昔に会っていたからこそ、その日その瞬間に恋に落ちることを妻は知っており、その恋が本物であることを証明するために若い時の主人公と会って結婚する……しかし主人公がその日に恋に落ちることは、すでに決定された未来であり、そこから先のことは分からない。妻の長年の不安の正体が明らかになると同時に、主人公の恋も成就するというアクロバティックなアイディアであり、これはもう思いついたもの勝ちだろう。 「第一次火星ミッション」 子どもの頃のバローズ的世界観の空想的な火星の旅。大人になって宇宙飛行士になり、本物の火星に行くと、そこで子どもの頃になくしたナイフが落ちてあり、それをそっと埋め直す。子どもの想像力は無限であり、ひよっとしたら現実も捻じ曲げてしまう力があるのかもしれない。 だいたい印象に残ったのはこの三篇で、全体的に読みやすい短編集だった。えげつない結末やソリッドな作品はほぼ皆無だが、センチメンタルなアイディアが冴え渡っており、有名作品と言うだけあって一読の価値のある作品集である。

    0
    投稿日: 2019.05.29
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    青春SFを書かせたら世界一のヤング先生による名短編集。こういう心温まるどんでん返しが得意な作家は、たまにシリアスなの書いてくるからギャップがまた素晴らしい。 生死観を交えた話もあれば、「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」のようにディックっぽい話も収録されているのでバラエティ豊かな一冊だと思う。

    0
    投稿日: 2019.05.11
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    SF成分の摂取。飯田橋の書店のフェアで見つけたのだっけな。 初めての著者だったけど表題「たんぽぽ娘」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」あたりが好きだったな。ロマンスの方がうまくまとまってる気がするんだよなぁ。いやオチがつきやすいからすっと入ってくるという話かもしれない。 そうか。全編訳者の厳選した傑作だから、どれもしっかりまとまってるんだ。一定の完成度が担保ぽされてる。実際どれも読んで面白かったし、ギミックや世界観に唸った。ただやはり短編だから、「こじんまり」綺麗にまとまってる感もあって。物足りない感もあったのかな。その中でスパイス的にハッピーなロマンス要素があるもののいくつかが、特に個性を感じて印象に残っているって感じ。だと思う。

    0
    投稿日: 2018.10.26
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    編者がやたらと辛辣で作者が可哀想になる3冊目の選集 寓話というより大人の童話な作風は好み分かれるのはよくわかるが すべすべとざらざらの間でなんとかまっとうできたSFという分野の力は 不要だけど必要だと思う 『荒寥の地より』をSFでなく同じようにかければすごくよかっただろうけれど それよりも『たんぽぽ娘』の最後にかんどうする方が広く訴求する娯楽には違いない

    0
    投稿日: 2018.10.19
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    13編からなる短編集。 ボーイ・ミーツ・ガールなSF短篇集といったところか。 「河を下る旅」「たんぽぽ娘」「荒寥の地より」失われし時のかたみ」あたりが好み。 ハート・ウォーミングな回の「トワイライト・ゾーン」や「世にも奇妙な物語」みたいな印象で、物凄く面白い訳でもないのだけれど、そばに置いておきたい存在でもある。

    0
    投稿日: 2018.10.04
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    短編「たんぽぽ娘」は再読であるが、典型的なロストテクノじょじー案件であると気づいた。夏への扉はここにも開いていたようだ。

    0
    投稿日: 2018.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビブリアから。 表題作に関して、今時の作品だと本1冊とか映画1冊で描かれそうな内容ですが、無駄を省いて短編にギュッと濃縮されていると思った。 未来から来たという美少女への憧れ、別れの悲しさ、秘密に気づいたときの興奮した様子、奥さんの変化、ひとつひとつが心に響く。 有名だという、一昨日は兎、昨日は鹿、今日はあなたはそんなにピンとこなかった汗

    0
    投稿日: 2017.04.25
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    2016年12月20日読了。表題作含む著者のSF短編集。繰り返される「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」のフレーズが印象的な表題作は、多くのSFファンを虜にしてきたという甘酸っぱい(かつ、どことなく素直に納得できない感覚がある)お話。短編小説っていいものだな…という気持ちになる。世界や人のコミュニケーションのあり方が変わる「SF」という設定は、恋愛や思い出などの感情と絡めて描くととても相性がいいのだろう。ただ、全体としては『ジョナサンと宇宙クジラ』の本の方が面白かったかな。

    0
    投稿日: 2016.12.21
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    表題作が読みたくて、借りてきたのだけど気が付いたら頭から読んでいた。 星新一のショート・ショートを読んだ時の衝撃と感動を思い出した。 爽やかで清涼感溢れる表紙とは裏腹に、どこかに「死」が潜んでいる物語が多く、全ての物語に通じているのはSF要素。 今となっては、ありがちとは言わないまでも、信じられない設定・ストーリー展開ではないけれど、書かれた時代を考えると、この人が原点なんだろうなぁとしみじみ。 そして、楽しみにしていた表題作は、やはり秀逸だった。 それこそ、今となっては想定内の着地点なのだけど、ジュリーとの距離感やアンとの関係の微妙な描写も、バランスが絶妙。一歩間違えると、不快感でいっぱいになりそうな物語をキレイで感動するものに仕上げるバランス感が素晴らしかった。

    0
    投稿日: 2016.10.26
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    話の流れ内容がなんとなく分かってしまって残念というか、たぶん私自身が ヤングにリスペクトされた 作家さんの作品を読んできた年代のために 分かってしまうんだろうなって思います。たぶん こちらが源泉!!

    0
    投稿日: 2016.10.15
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    たんぽぽ娘、高橋葉介も題名借りて書いてましたね。 よい短編集だと思います。 既読感があるんだけど、ほとんどが初読、この既読感は、ヤングの作品、その後の作品に影響を与えているからだと思う。ヤング後の作品のいろいろなものがこの短編集に詰まっていたのではないかな。だからこその既読感、だと思いました。 サイエンス・ファンタジー。そう、ファンタジーなのだと思います。面白く読み終えました。 長編、どうしようかな。

    0
    投稿日: 2016.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恩田陸『ライオンハート』の後書き解説を読んで。 ビブリア古書堂でも出てきたが。 13の短編集。 編者あとがき(伊藤典夫氏)によると長編はイマイチらしい。。 SFものは情景が想像できないと辛いが、設定が個性的で面白い。 『たんぽぽ娘』はあらすじを知っていたせいか 『河を下る旅』『神風』あがりが心に残った。 文章のうまさ、というより設定の面白さ というイメージ。

    0
    投稿日: 2016.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ビブリア古書堂」で知って読んでみたいと思っていたら、偶然古書店で見つけた。確かに「たんぽぽ娘」は日本人の琴線に触れる作品で面白いと思った、あと2,3作がまずまずの出来だが、他はあまり頭の中で映像化出来なかった。SFは自分で想像出来ないとなかなか辛いものがある。

    0
    投稿日: 2016.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞子さんがおすすめしているという帯につられて SF 短編集 まあまあ面白いのもあれば よくわからないのもあり ちょっと読むのがつらかった たんぽぽ娘はよかった 荒寥の地よりもよかった 磁場の関係で他の惑星につながった話もきらいじゃない 火星に行く話もなんだかおもしろい 最後のジャンヌダルクのはなしも悪くない 総じてタイムトラベルものがすきってことだなぁ

    0
    投稿日: 2015.12.26
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    SFというか村上春樹的な話で、人間の心の機微を題材にしたものが多く、また男女の交際もかなりの頻度で物語のキーになっている。短編はどれも楽しめたものの、表題にもなっているたんぽぽ娘自体は普通のタイムパラドックスものでした。

    0
    投稿日: 2015.11.17
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    おとぎ話のような雰囲気のあるロマンチックなSF短編集。表題作の『たんぽぽ娘』のみ既読でしたが、やはりこれが最高の出来。 『エミリーと不滅の詩人たち』『主従問題』『神風』『河を下る旅』も好み。 面白くないなと思うものもあり玉石混交の感はあります。

    0
    投稿日: 2015.08.09
  • おとといは兎を見たわ

    長らく謎の絶版で読めなかった話(近年は電書化を待つのでさらに……)。憧れの表題作を読めて満足できた。翻訳SFには珍しい爽やかさで,そしてジュブナイルでないところが頬笑ましい。

    2
    投稿日: 2015.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作ほか数篇だけ読了。 表題作、話題になっていた(ビブリアのために)のは知っていたけど、それとは関係なく「一昨日は一昨日は兎を見たわ、昨日は鹿、今日はあなた」ってフレーズだけ、全然別に覚えがあって、なんでだろう・・・って思っていたんだけれど、今になって氷解した。CLANNADのことみシナリオだこれ。 ずっと気になっていたので読んでみた。思った以上にSFラブロマンスで、思ったより相当、良かった。これは素晴らしい。そして逆にまたCLANNAD見たくなる。

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    全体的に、とてもカラフルな印象。 SFなので、とても読みにくい箇所も多々あるけれど それでも面白い。 そして、たんぽぽ娘が一番好き。

    0
    投稿日: 2015.05.15
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    文庫で再読。 おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた。 たった一文で恋に落ちたことを表現する素晴らしい訳文。

    0
    投稿日: 2015.05.08
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    「ジャンヌの弓」を残して、一旦読了とする。 表題作も他の作品も、後で思い出すと気分が悪くなっていく。どうしてだろう? 今の私には相性が悪いようだ。

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    投稿日: 2015.04.20
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     13編収録の短編集。  有名な「たんぽぽ娘」はヤングらしいロマンチックさあふれる作品。未来から来た少女に恋をした妻を持つ男の恋模様を描いた短編で、結末の鮮やかさにはため息が漏れます。  そのほかでは「河を下る旅」もおススメ!二人の男女が出会いによって希望を持ち、再生していく姿、そしてこちらもラストに息が漏れます。  「エミリーと不滅の詩人たち」は詩人のアンドロイドの管理をする学芸員の話。詩人たちのアンドロイドでは採算が取れない、ということでアンドロイドは破棄され、新型自動車の展示スペースにされそうになり…  誰も不幸せにならないオチのつけ方が見事なだけでなく、未来の技術への希望を文学で表現するSF作家だからこそ書けた短編であり、そしてその二つをどちらも肯定する結末を書けたのだと思います。  「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」は読み始めたときはハードSFかと思いきや、読み終えるころにはおとぎ話に様変わりしているという、ある意味ビックリの短編。こんな話を書けるのはやっぱりヤングだけだと思います。  ただ一方で設定が複雑な短編もいくつかあり、そうした作品は世界観がいまひとつ理解しきれず、結局後半に収録されている短編の多くがななめ読みになってしまったのが残念なところ。翻訳ものもそこそこ慣れてきたつもりだったのですが、まだまだ足りないのかなあ。

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    投稿日: 2015.03.27
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    ・R・F・ヤング「たんぽぽ娘」(河出文庫)の 「編者あとがき」にかうある。「ヤングの短編集を編むとき、ぼくが特化したのは、ロマンスものーーというか、彼のボーイ・ミーツ・ガールものである。ほか の作家ならいざ知らず、彼の作品中ずばぬけた出来ばえを見せているのはボーイ・ミーツ・ガールものとそのさまざまなヴァリエーションだった」(384 頁)。確かに、これはこの通りの短篇集である。これ以上でもなくこれ以下でもない、ボーイ・ミーツ・ガールもの集成である。巻頭の「特別急行がおくれた日」から最後の「ジャンヌの弓」までの全13編、外れはない。どれもおもしろい。 ・巻頭の「特別急行がおくれた日」は蒸気機関車運転手ルークの片思ひである。最後はプロポーズしようと思つたルークが「そんな日が決して来ないことも彼は知つてゐた。」(17頁)と終はる。想像通りだし、ありきたりで予定調和だとも言へる。しかし、主人公の雰囲気、物語の雰囲気が良い。これは他の作品にも言へることで、ヤングの特質でもあらう。3作目「エミリーと不滅の詩人たち」は異色作であらう。ボーイ・ミーツ・ガールならぬガール・ミーツ・ボーイズで ある。しかもそのボーイズは生きた人間ではない。「アンドロイドの詩人」(53頁)である。エミリーは博物館の補助学芸員であつた。そこに展示されるテニ スン、ブラウニング、フィッツジェラルド等々、エミリーはこれらの「誰からもかえりみられない詩人たちに、深い同情を寄せ」(55頁)てゐた。ある時展示 替へとなり、詩人達は文字通りお蔵入りとなつた。ところが、エミリーが新展示の自動車にその詩人達を乗せてみたところ、それは上司にも好評であつた。「そうだね、お手柄といってもいいかもしれんな。ミス・メレディス。理事会も喜ぶんじゃないか。」(72頁)といふわけで詩人達は展示の中で生き延び、エミ リーは詩人達との朝の対話を楽しむのであつた。恋愛ではなく、しかも相手は生身の人間ではない。それでもこれはロマンスと言へばロマンスであらう。これは私の好きな作品である。普通のロマンスが好きではないからかういふのを好むといふことがあるかもしれない。しかし、それ以上に「アンドロイドの詩人」の機械さ加減、いや奇怪さ加減と、それに対するエミリーの反応、態度が楽しい。ある意味、これも恋は盲目である。そして、これが古めのSFであるからこそかういふ味が出せたのである。最新の知見をもとにしたSFであつたらとてもこんな雰囲気は出なかつたはずである。「第一次火星ミッション」はたぶん火星探検ものである。物語はかう始まる。「宇宙船はラリーの家の裏庭で建造された。」(204頁)そして、その「最後にコントロールパネルを取り付けた」(205 頁)。それは「一九五七年型フォードのダッシュボードである。」(同前)そんな宇宙船で火星に行つた少年は〈火星の女王〉(210頁)に会ひ、ナイフを忘 れてきてしまつた。それがかうなるのである。「地球管制官『リード中佐、いましがたかがんで、なにか拾いあげていたが、ひょっとして科学的に興味を引きそうなものでもあったか?』」(218頁)さう、「真実をいったとしても、誰が信じてくれるだろう?」(同前)これはSFといふよりファンタジーであらう。 少年が会つたのは〈火星の女王〉であつたが、成人した中佐は何を見るのか。錆びたナイフだけなのか。科学的でないSFであるからこんな雰囲気が出るのであ る。表題作「たんぽぽ娘」はおもしろい。正統的なボーイ・ミーツ・ガールもののSFである。しかし、私はこれらの相当に崩れた変奏の方により惹かれたのであつた。

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    投稿日: 2015.03.09
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    知らない内に文庫で発売されていて迷わず購入! たんぽぽ娘は何度読んでも、みずみずしい作品だと思います。 その他の作品も、不思議な気持ちや切ない気持ち、色々な感情が湧き上がってくる素敵な作品ばかりです。

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    投稿日: 2015.02.18
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    全13編の短編集。作者の作品は初読。『ビブリア古書堂』シリーズで取り上げられたことがきっかけで手に取る。表紙の装丁も好み。作品の雰囲気を如実に表す。ロマンティックでハッピーエンドの話がほとんどである。大筋は王道と言ってしまえばそれまでだが、SF的要素が加わり面白い。短編であるため、気軽に読める。あとがきによると、作者の長編はイマイチなようである。訳者は日本と関わりのある作品の邦訳に意欲を示しているようなので、そちらに期待したい。 『たんぽぽ娘』『荒寥の地より』『第一次火星ミッション』『11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス』が特に印象的だった。最後の作品は、ありふれた童話がまさかのSF化していて意表を突かれた。こういうアレンジもありだろう。

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    投稿日: 2015.02.03
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    SF短編集の中に収録されていたヤングの作品を読んでから、代表作と言われているたんぽぽ娘が読みたかったので購入。少女漫画のような幸せなボーイ・ミーツ・ガールと、圧倒的な世界観が調和している素敵な短編集でした。他の短編も読んでみたい。

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    投稿日: 2015.01.25
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    奇想コレクション最終回配本。で持っているのに 文庫本を買ったのは、ざっくりとした短い話で ふわっとしたい気分になりたいときに ポケットに入れておけるから。 それにしても、ちょっと前まで 入手困難な幻の名作がうちに3冊もある。 ネットで英語版、苦労して読んだ反動だ。

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    投稿日: 2015.01.13
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    未来から来たという女のたんぽぽ色の髪が風に舞う。「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」……甘く美しい永遠の名作「たんぽぽ娘」を伊藤典夫の名訳で収録するヤング傑作選。全13編収録。

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    投稿日: 2015.01.07