
南海蒼空戦記6 帝都航空決戦
横山信義/中央公論新社
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総合評価
(2件)5.0
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powered by ブクログ空戦メインといえどもこれまでは艦隊戦の比率が多かったが、いよいよ空戦メインとなった。とはいえ戦艦にもちょっと見せ場があるあたりが氏らしい。迫り来る500機のB29を持てる戦力全てをつぎ込んで迎え撃つ、防衛に失敗すればすべてが終わる緊張感がただようなか、ようやく登場したジェット戦闘機も短いながら十分すぎる活躍を見せる最終巻らしい内容だった。
0投稿日: 2016.06.26対B29総力戦!!
いよいよ本土上空での対B29戦。作者の戦闘機どおしの空中戦は立体的機動が激しく、自分にはわかりづらいのだが対B29戦はシンプルだがおもしろかった。最後はさしものB29も〇〇れとなる機体が続出するのは、新機軸といえるかな。戦闘機隊だけでなく連合艦隊も活躍しての最後の戦いは読みごたえがあり☆5である。もし、これが八八艦隊物語に続く横山長編第2作であれば、架空戦記の金字塔である。 なぜ、新鋭ジェット戦闘機椿花を、この土壇場で帝都でなく硫黄島に配置しようとするのか疑問はあるが、見せ場につながるのでよしとしよう。
0投稿日: 2016.03.27
