
総合評価
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powered by ブクログ跳びはねる理由がなかったため購入。新鮮でかつ誰しもが忘れてしまったような感覚(夕日)を与えてくれる。一方で共感する部分(雨)も多く、自分の自閉的傾向(?)を感じた。佐々木俊尚の後書きは整理に役立つ。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ「自閉症の僕はいつも、視線に踊らされている」「壊れたロボットの中にいて、操縦士に困っている人のよう」「音楽が言葉を運んでくれる」ステレオタイプ的に人を見るのではなく、「一個人」として見ることの大切さを本書は教えてくれる。解説も秀逸。
0投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ自閉症と一言で言っても人それぞれだと思うけど、この本を読んで自分がなんもわかろうとしてなかったことに気付いた。人の気持ちを考えること、それはどんな人に対してもという当たり前のことが私は分かっていただろうか。どう接していいか分からないから遠巻きにしてたと思う。ほんとに失礼。あと、待つ姿勢も大切と思った。行動に意味があるから。その人を尊重すること。
14投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ自閉症の方にとって、世界はどう見えているのかが具体的に面白く描かれていて、行動ひとつひとつに理由があることを知りました。 障害のある方に対してレッテルはどうしても拭いきれないものだと感じますが、自ら知る努力をすることが大切だと感じました。とても勉強になりました。
0投稿日: 2024.08.22
powered by ブクログ普段の自身が思っている以上に思考が偏っていることを実感した。 やはり人間どこか慢心してしまっているので定期的に自身の行動を見直していきたいですね 示唆に富む文章で引き込まれました
1投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ普段自分がいかに偏ったものの見方をしているか、ステレオタイプな人間なのかを思い知らされた。 とてもわかりやすい文章で書かれており、東田さんの優しい世界観に引き込まれて一気に読んでしまった。 自閉症の方への理解が少し深まったと思う。 障がいをもつ人も、特に障がいをもたない自分と何も変わらないのだと改めて気付かされた。
1投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ文章を読んで感じたことが二つある。 東田さんは、なにか対象物に対する共感力や没頭力が高い。作家になるべくしてなった人なのだと思う。 もう一つは、文章がわかりやすい。その理由は、意見のあとに、すぐ根拠を述べているからだと思う。 印象に残ったことばがあった。 「自分は色々な人に支えられているとわかってから、人への恐怖心がなくなった」
3投稿日: 2023.09.19
powered by ブクログ重度の自閉症により、思いついた言葉が突然口から何度も飛び出てきたり、かつて怖い思いをしたことがフラッシュバックして叫び出してしまう。 著者の東田直樹さんはコミュニケーションを容易に取ることはできない。 初めて東田さんをみたのは、たしかNHKのドキュメンタリーだったと思う。記者の質問に対して、彼が一文字ずつ忍耐強く答えたその内容の素晴らしさに、私は圧倒された。 これまでに、東田さんのような自閉症の症状のある方は何度か出会ってきたけれど、その人達の内面世界がどうなっているかなんてまったくわからなかった。 しかし、この本を読めば、かなり理解が進むことは間違いない。こんなにも美しい衝撃を受けることは、きっと人生でも数えるほどしかないだろうと思う。 ご自身を、まるで「壊れたロボットを操縦している」ようだとおっしゃっている東田さんの苦悩もよくわかるが、それ以上に、その鋭敏な感覚でもってこの世界を眺めた時に、この人生がいかに輝に満ちているのかに浸る彼の目線に感動を禁じ得ない。 夕焼けが、木漏れ日が、新幹線に打ち付ける雨が、世界の景色が東田さんに語りかけて、彼と世界は境界線をなくしてひとつになって行く、そんな感覚を覚えるエッセイだった。 視覚と合理でいっぱいになっている自分にストップをかけて、時々戻ってきて読みたいと思える素晴らしい本だった。
1投稿日: 2023.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すっきりとして、静かで、優しい文章。 本にしてくれたからこそわかる、自閉症の彼の世界。心を動かされた。 解説より 佐々木俊尚さん、東田さんの文章を引用しながら〈時間の感覚がない〉→中世くらいまでは春夏秋冬がぐるぐる回っているだけだったなど、源田の価値観が「正しい」ではないことを伝え世界観の多様化について触れていた。
1投稿日: 2022.06.04
powered by ブクログメモ その日の夕焼けを見られるのは、今日という日を生き抜いたものだけです。すべての命は 僕の仲間です。その仲間を愛おしみながら、僕の1日は終わります。 個性の1つが自閉症なのであって、自閉症であることが僕のすべてではないのです。 楽に生きられるということは、遊んで暮らすことではありません。自分らしく生きるために工夫することです。 母の指導は、最初に完成形を練習して、徐々に介助する部分を減らしていく方法 普通の子どもにとっての挑戦は、試行錯誤しながら問題を解決し、高い山の頂上を目指すことでしょう。 しかし、僕のような子どもにとっての挑戦は、決められた平坦な道を転ばずに歩ききることだと考えています。 「好き」と言ってもらえることが人の価値を決める 好き、人間にとって根本的な感情 その感情自体は、効率や生産性とは関係ありません。誰かが自分を好きだと言ってくれる、大事な存在だと思ってくれる、それがその人の価値を高める 楽しみ=希望ではなあた
0投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログ知らない事がまだまだたくさんある事に気が付かされました。自閉症で意思の疎通ができない人物の内面に、こんなに豊かな世界が広がっているなんて想像もしませんでした。てっきり混沌として我々には理解できない思考なのだろうと思い込んでいました。そんな硬直した心に一撃を加えてくれた。そんな本です。 自閉症だけでなく、自分と違うと思い込んで見ている人々の中にもそれぞれの世界が広がっている事をしっかり感じて生きて行きたいと思わされた本でした。前作も読んでみたい。
1投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ(中1の息子が書きました) 自閉症である方には、世界がどう見えているかについて書かれた本です。 「自閉症」と聞くと、うまくコミュニケーションがとれなかったりするイメージがあるかもしれませんが、この本を読んでいただけるとわかる通り、文の中では普通の人と同じように会話ができますし、喜怒哀楽があることも書かれています。 また、なぜいきなり飛び跳ねたり叫んだりするかも、書かれています。 自閉症の人が今までどう生きてきたかや、世界の見え方がわかります。 ぜひ読んでみてください。
1投稿日: 2022.04.11
powered by ブクログ言葉で話せないから、言葉で考えていない。 という偏見を真っ向からぶった斬ってくれました。 穏やかで思慮深い言葉が並ぶ。 はっとさせられることもしばしば。 障がい者というレッテルを貼られ、伝えきれない想いがたくさんあったんだろうな。 この著者は文字を使って表現することができた。 他の自閉症や意思を伝えることができない方の中にも、きっと想いや感じることはたくさんあるのだろう。 見た目だけで判断しない。見えていない所にも、その人の意思や個性があることを覚えておく。
0投稿日: 2022.03.16
powered by ブクログ自閉症の1ケースだけど、こんなふうに見えているのか!とか、自分にもちょっと似てる、わかる部分があって興味深い。
0投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ自閉症者の心やものの見え方がこのように言葉にされたことで、心にストンと落ちるように納得できた。ただ、それ以上に「自閉症者」でも一人の人格であることに変わりはなく、東田さんの透き通った心に、ひとりの人間として学びたい部分が多くあった。
0投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ違う人間なのに、自分の常識で相手の行動に理由をつけて理解しようとする。理由が分からないと不安になって、理解できないと排除する。 一人ひとり違う世界の見え方や感じ方を言葉を尽くして伝えること。同じ見方や感じ方はできないけれど、知ることでまなざしが変わる。自閉症の人たちの行動を今までよりも興味深く見てしまいそう。何に惹かれて、何を見て、何を感じて生きているんだろうか。その一部でも一緒にいることで感じられたりしないだろうか。 自閉症の人たちは私のことを風景や記号の一部のように捉えていて、ただそこに居ることを否定も肯定もせず、何の評価もしないから、一緒にいると安心するのかもしれない。
1投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ自閉症の人もそうでない人も人それぞれにその人にしかわからない世界があって、色々な思いがある。 東田さんは詩のように流れる文章で心の中を教えてくれました。 日々、自閉症の子どもたちと関わる事が多い自分も会話が難しい子とのコミュニケーションに悩む事が多々あります。第3章の他者とともにの中の『話せない僕の望み』では言いたいことが相手に伝わらないのは日常→思いが伝わっていないと感じる→不満や葛藤が生まれる→気持ちが十分伝わったと思えたなら、一言だけでも満足と記してありました。言いたい事が伝わらない事が日常なんてどんなにストレスなことでしょう。東田さんのご家族のように、少しでも相手の気持ちが軽くなるような言葉かけや触れ合いができたらいいなと強く感じました。 とはいえ会話と言うコミュニケーションツールをつかっても自分の思いを伝える、相手の思いを汲み取る事は誰にとってもとても難しい事です。東田さんのように自分の思いをこんなふうに文章で綴れるって素晴らしい。
2投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログ日々、障害のある子ども達とかかわっているからこそハッとさせられる言葉がたくさんあることに気づいた。上手く言葉で伝えられない彼らも心の中ではたくさんの言葉を持っている。それをどう理解するか、できるかが彼らの成長を支える上で大切だと感じる。 そして、自閉症=東田直樹さんと捉えるのではなく、自閉症の人でも一人ひとり全く異なっているということを常に意識して子ども達一人ひとりのことをよく見ていきたいと思った。
1投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ外から見る自閉症って、怖い感じだったけど、いろいろ理解できて安心した。無知は良くない。もう少し調べてみようという気になった。
2投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログ自身でこんなに客観的な物言いができる方なのかと、イメージとその内面とのギャップにただ驚いた。 会話が上手でない分、脳内はめまぐるしく動いているのかな。 「罰」が好き 「魂」いい考え方だな
1投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本は単に「自閉症」という障害について解説した本ではない。あくまで自閉症の一人である「東田直樹」さんという一個人の観ている世界を知るものである。そしてその世界を知ることで、世界の多種多様性に改めて気付かされる、そんな本だと感じる。 勿論、自閉症という障害自体の理解にも繋がる作品でもある。 自閉症というと、言語でのコミュニケーションが困難が故にその言動がなかなか理解されにくいところがあると思う。しかし本書を読むと、言語コミュニケーションが困難であるからこそ、実はとても色々なことを自身の中で考えているのではないかと感じた。 そして何より本書を読み、東田さんの観たり感じている世界観の豊かさに心がときめき、とても素敵だと感じた。自分に関心があるものにまっすぐであるからこその言動、思考だということを知り、その純粋さにも何だか癒され、安心感を感じられるような作品であった。 多種多様性や自分を受け止めることにも繋がるこの作品が、より多くの人の目に届けばいいなと心から思った。
1投稿日: 2020.07.28
powered by ブクログ良い本です。 キャッチーな書評をするのなら、「自閉症の彼らが何をどう感じているのかが分かる」などはどうでしょうか。読み進めてもらえれば、読者に自閉症という言葉より、その人の個性を知ろうとする感覚が重きに置かれると思います。 僕自身自閉症の方と関わる体験があるのでこの本を取ったわけですが、これは小さいお子さんがいるお母さんたちとも共鳴する本のように感じました。 (自閉症とお子さんを「思考が読み取りにくい」という一点において同一視したわけで、決してお子さんを自閉症かもと疑うという意味ではございません。) 理解できないから人は恐れ、嫌悪します。理解できないのは、自分の世界にその尺度が見当たらないから。しかし、彼らの世界にあるものは、私たちの世界にもあるような十分理解できるものとして東田さんは説明してくれます。この本が現れた事は奇跡なので映像化されてほしいですね。
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログ自閉症と言えども、個人差がある。 東田さんはコミュニケーションはとれないが、考えはとてもしっかりしている。 壊れたロボットに閉じ込められている、という説明が非常に分かりやすかった。 中には聡明な彼がいるが、それとアウトプットの繋がりが切断されている様なものなのだと感じた。 普通と思われる人にも脳のクセはある。 自閉症というのはそれが分かりやすく外に現れているだけなのかな。 たくさんの人がこの本を読んで、自閉症を受入れる土壌が育まれることを願う。
1投稿日: 2020.01.20
powered by ブクログこのシリーズ、以前から読みたいと思っていて、やっと読む機会があった。本書のおかげで、自閉症の人たちの理解に大きく一歩近づいたと思う。 身近に結構、自閉症の人たちがいる。程度はさまざまだが、100人に1人は自閉症だそうだ。子どもの時はちょっと変わった言動をする子と見られ、そこそこいい学校に行くが、卒業後は社会に出られないので実家で暮らしている。正直なところ、彼らがどの程度まで周りの言うことを理解しているのか、どう感じているのかなど、不明なことが多かった。 著者の東田氏は、普通に話すことができず、他人とコミュニケートできない。意識が飛びやすく、集中して何かをすることもできない。時間を流れでとらえることができない。でも、感受性はとても強く、また繊細で傷つきやすい心を持っているようだ。私が会ったことがある5人の自閉症患者は、あまり悲しそうには見えなかったが、著者は人と違うことが悲しくて辛くてたまらないと書いている。この本に書かれている、詩のような著者の本音は、よく理解できて心に届く。 中学生の時に出版した本がきっかけとなり、今は世界中で講演を行っているそうだ。外国語で感想や質問をもらうことは、プレゼントだと表現している。大人になり、やっと自分の居場所をみつけ、病気の自分を受け入れることができたという。とてもいい本だった。
0投稿日: 2019.05.01
powered by ブクログここまで、詩的に、というか文学的に書けるのは、個人の能力に依存するものなのかもしれないな、と、思った。 自閉症者と自分を読んで、当事者としての気持ちや考えを知るうちは発見の連続。 読み進めると自閉症者というラベルは見えなくなって、感受性豊かな一人のただの人間という印象になった。 障害の有無ではなくて、感じ方や物事の捉え方の差異、表現の方法という観点で見ると新たな視座を与えてくれる、自分の世界の味方、表現の仕方を一変させられる体験でもある。
0投稿日: 2019.02.05
powered by ブクログ図書館で。 操縦出来ないロボットという感覚、という表現がすごくわかりやすい。そういう感覚なんだ。 人は何を考えているかわからない、何をされるかわからない、行動の予測が出来ない事に潜在的な怖れを抱くのだと思うので、こういう思考回路が働いて行動しているのだとわかるのはすごく納得がいきました。 それにしても行動は衝動的なのに文字による思考は冷静に追えるってのは面白いなぁ。話し言葉と書き言葉は脳内でもつかさどってる所が違うんだろうなぁ。
0投稿日: 2018.08.22
powered by ブクログ身体的不自由がなくても、個性や能力は千差万別であるように、自閉症と呼ばれる方もそれぞれ千差万別であるのだ。ともすれば、私たちはハンディキャップのある方たちを一つのカテゴリーにくくってしまいそうになるが、本書を読むと何も知らなかった自分、知ろうとしなかった自分の傲慢さに気付き、同時に新たな世界が広がるのを感じる。 東田さんが、自分の状態を「壊れたロボットを中から必死に動かそうとしている感じ」というような言葉で表現されていたのだが、この一文に衝撃を受けた。思うようにならない自分の身体を一生懸命動かし、続かない集中力をなんとかなだめて文章を紡ぐ、その姿勢に心を打たれた。
1投稿日: 2018.07.09
powered by ブクログ著者は自閉症者です。 テレビで著者の特集を見たことがあるのですけれども、 発語のみによる会話が難しく、 文字盤を使う「文字盤ポインティング」という方法で会話していました。 そのような、他者とコミュニケーションをとることが難しい自閉症者が、 自らを自らの言葉で表現し伝えるのが本書です。 自閉症の人たちは一般的に社会に適応できないと言われていますし、 障害者でもあるわけで、いったいどういうことを考え、 どういうことを感じて生活しているのかがほとんどわからなかったりします。 僕もこれまで身近に自閉症の人がいたことがなく、 まるでどういう障害の人たちかまったくわかりませんでした。 ともすれば、知的障害をもつ人たちのように、 こちらの言葉がなかなか理解できず、 ごく初歩的な言語化しかできない人たちなのかなともみていました。 でも本書を読むと、そんなふうなイメージで見ていた自分が恥ずかしくなります。 しっかりした、そして詩的で、柔らかな哲学的な言葉で満ちているからです。 そこでは、著者の感覚が、 普通の人が社会性を獲得するために 無意識的に捨てなければならないものがあることをわからせるものがあります。 たとえば、 著者には、周囲の風景、 そのなかにいる人間も木も草も石もなにもかもが等しい価値を持ち、 著者はそのなかの興味をひかれたものと、 言語にたよらずに気持ちを通わせ始めるそうです。 だから、急に言葉をかけられても、人間からの言葉だからといって 急激に注意をもっていかれるものではなかったりするようです。 それは、考えようによってはすごく自然なスタンスのようにも見えます。 また、そういった自閉症者独特の世界観をあらわしているところもあれば、 「絆」や「よりどころ」などなどへの考察を述べているところもあります。 そうして、こうやって一冊の本を仕上げたことで、 社会性が無いとされている自閉症者が、社会へ見事に参加していることになりました。 これは、とても素晴らしいことだと思いますし、 著者個人だけへの理解に限らず、 他の自閉症者の人たちへの理解を助ける意味でもあって、 ゆえに他の自閉症者が生きやすくなり、 他の自閉症者からのなんらかの発信が、 いくらか容易になるかもしれない可能性を強くしました。 まあ、以上のような感じだときばってとらえちゃいますが、 なんのことはなく、肩の力を抜いて著者の話に驚いたりを楽しんだり切なくなったり、 そしてともに考える読書体験になる本です。 人間理解の範囲が広まることと思います。
0投稿日: 2018.07.07
powered by ブクログこの本は、自閉症の人が独自で書かれている本で 自閉症の人は会話が出来なくっても動作仕草に 全て意味があっての行動で、周りがどう思うと 自分がこれだと思った瞬間に行動出来るのが自閉症の方のすごいところだと、また 自閉症の方でもこんな本を書けるんだというの自信を私は貰った・・・。 周りからしたら自閉症の人がいるだけで 変な目で見るけど、本当は本当は 周りに理解をして欲しい だから、この人はそんな自閉症の方でも こんな想いをしているんだ 本を書けるんだとみんなにお伝えしたかった様に思えます!! 最近の私はなんで、私は生まれて来たの? 私の魅力って何?って思って自分を 悔やんでたんだけど、私は平凡でも 私は病気ひとつせずにここまで生きてる 普通に生きてこれてる自分って それだけで素晴らしいじゃないか、 世の中には生まれつき病気で やりたい事がやれない人だっているのだ やりたい事がやれてる事が幸せ そして、自らやりたい事に没頭出来る事が 素晴らしいのだ、そうこんなんでも 自分は素晴らしいのだと 心からそう思ったし、この本を書いて下さった方に感動し、感謝を伝えたいと思う1冊でした
1投稿日: 2018.05.10
powered by ブクログ自閉症の方が書いた文章を初めて読んで、彼らがどんな感覚で日々過ごしているのかが以前よりも理解できた。なぜそのような行動を取るのかも理解できた。 私たちは知らないものに勝手にこういうものだとステレオタイプ化しがちだ。だが、自閉症うんぬんでなく、個人としてもっと知り関わっていかなくてはならないと思った。 言葉がうまく出なくても、頭の中ではこんなにも考えて言葉にしているのかと驚かされた。少しでも共生しやすい社会に近づいて欲しい。 *毎日の生活の中で重要なことは、注意された今日とは違う明日が来るのを信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです。
0投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログ子供のころの 思うように伝えられない葛藤も そのまま書いてくださってて とても 辛いことだったんだろう と胸が痛くなりました それでも 透明感のある 詩のような美しい文章で 心の美しさがにじみ出るようでした
2投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログ世界観が本当に素敵。 突然、関係ない言葉が飛び出したり、儀式的な行動をしたりすることの理由ってそういうことだったんだ!って理解できて嬉しかった。 たとえ言葉として口から出なくても、頭の中では様々なことを考えているんだなって分かって嬉しかった。 これからは、問いかけに対して返事がもらえなくても、きっと分かってくれているんだなって思えるし、その人なりの言葉じゃない形で出てくる答えを見逃さないように接していきたいと思った。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログ自分について、生きるということについて、世界がどのように見えるかということについて、詩のような、エッセイのような。自分がうまくコントロールできなくていろいろ考えこんでしまうことは、誰にも経験のあることだが、それについて、より長くより深くにより日常的によりリアルに考えてきたのが著者なのだろう。
0投稿日: 2017.06.17
powered by ブクログ人は見かけによらない、の体現のような印象。 恐らく誰にでも、最も適した表現の方法があって、それが発見されているか否か、なのだと思う。
0投稿日: 2017.03.06
powered by ブクログ飛び跳ねたり、くるくる回ったり 水をじっと眺めたり、決まったルーチンワークにこだわったり こんな気持ちでいたんだね、とすごくよく分かる内容だった。
0投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ2016/10/11 914.6||ヒガ (3階日本の小説類) 人と会話ができないと思われてきた自閉症の人々。 普段は奇声を発したり、跳びはねたりばかりでものを考えているとは考えられないが、道具を使ってしっかり会話し、文章も書ける。 でも、どうしても奇異な行動は止められない。 そんなこんなをインタビューも交えて本人が綴った一冊。
0投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人の表面から他人が見てとれるものって、ほんのわずかなんだと痛感させられる。1つ1つの言葉がすごく的確で、心に刺さります。仕事上発達障害の子ども達と接することが多いのですが、いつも東田さんの言葉を胸にとめていたいと思います。素晴らしい。
0投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログ自閉症で会話ができない東田さん、なぜこんなに美しい文章を書くことができるのか。 脳の奇跡や不思議を、内側からみつめています。 脳の内側で「考えている」ことと、外面に出る「行動」がずれてしまうだけなんですよね。 例えば「24時間テレビ」のように、障害者の方の努力をメディアが押し付けることを「感動ポルノ」として批判の対象になっていますが、 なんでしょうね、「同じ人間」であることを伝える努力、感じる努力は、忘れてはいけないと思うのです。 過剰な演出はなくても、ストレートな言葉でじゅうぶんそのまま伝わるはずなんです。 この本を読んでいただければ、十分伝わります!オススメ。
0投稿日: 2016.08.30
powered by ブクログ会話のできない自閉症の著者が感じていること・思っていることを書いたエッセイ集のようなテイストです。ひとつひとつのエッセイが重たい石になって心の池に波を立たせる(ポエム感)みたいな本です。
0投稿日: 2016.05.08
powered by ブクログこの本は自閉症の方の思考を知れるだけじゃなくて、わたしは癒されたような気持ちになりました。 とっても読みやすいです。
0投稿日: 2016.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現在では先天的な脳機能障害だと考えられている自閉症。自閉症の人がこんなにも明瞭な言葉を持っていることに驚く。 きっと誰もが感じていること、けれど言葉にできていないことに対して、著者が考え抜いて得た答えが、独特な感性とともにまとめられている。「植物」「新幹線の雨」「想像上の僕」が響く。自分の幸せは、現実世界でしか掴めない。 会話のできない重度の自閉症者である東田直樹さんのエッセイ。「生きる」ことの本質を鋭く、清冽な言葉でとらえた珠玉の一冊。
0投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいる間ずっと透明な水の玉がころころ転がったりはじけたりするようなイメージがありました。 私自身身内に自閉症の者がいて四半世紀以上の関わりになるというのに、この本を読んで「あれはそういうことだったのか!」という発見というか納得というかそういう「!!」というようなことが結構ありました。 「自閉症だからといってみんな知能が低いわけではない」と著者も語られていること、そのことを自閉症者との関わりで自分も気づいていたはずなのに言われるまできちんと認識していませんでした。いやぁ今まで失礼だった。驚いた。わかっているつもりのことが全くわかっていなかったんだと思い知らされ目から鱗が落ちっぱなしでした。 こんな風にその世界を語ってくれる人がいて本当に良かったな、と思いました。 著者の文章からは端正な知性と柔らかい感性を感じます。この本からは詳しいことはわかりませんがきっとご家族の人間性や寛容さが素晴らしいのでしょうね。 本の設えも手に取ってもらいやすいように成功していると思います。文も平易で、活字の大きさや行間の余白、本全体の厚みやインタビューや挿絵の挟み方など、本を読みつけていないような人や中学生くらいの方でもすいすい読めると思います。 いい言葉や文章がたくさんありましたが、引用だらけになってしまいそうです。
2投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログ文字盤を使って会話をする東田さんは重度の自閉症。豊かな語彙と、やわらかい表現。関わっている障がいのある方で、頭の中をのぞいてみたいなぁ〜って、思うことがよくある。この一冊を読んで「そうだったんだね」「そう思ってたのか」と少し、こちらの見方・捉え方が変わる…
0投稿日: 2015.11.09
powered by ブクログ奇声や雄叫び、人の視線に怯える姿の内側で、こんなにも感性豊かな言葉を紡いでいたとは...驚きました。読んで良かった! いろんな先入観をとっぱらってもらうとともに、人間の新たな可能性を感じることもできた。(Sa)
1投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ発語がなくても、パソコンや文字盤などを使えば、会話という方法一つに頼らなくてもここまで表現することができるんだ。大きな可能性を感じさせられた。
2投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ会話のできない重度自閉症の東田直樹さんが、自分の思いを綴ったエッセイ。 コミュニケーションが苦手で、考えたり聴きに徹することが多いからなのか、はっと気づかされる部分や、考えさせられたりすることのある文章だなと思った。 p121「旅先で感じることは、そこで暮らしている人にとっては、僕も風景の一部のようなものだということです。人でなくてもいいと感じる瞬間が、僕に活力を与えてくれます。 生きる意欲は、人との関係性の中で育まれるものだと思いますが、ひとりになれる時こそ、自分が何者であるかを思い出すために必要な時間です。」(広くて狭い僕の世界) p167「気持ちを落ち着かせるものは、自分に有効であればいいのです。…無駄に見える行動の中に、心のよりどころがあるというのが、何だか人間らしいと思うのです。」(よりどころ) p190「生きるための理由に満足できれば、それでいいと思います。必然も偶然もどちらも、人の力ではどうにもならないことですが、自分のとらえ方次第によっては、良いほうに考え直すことができるのではないでしょうか。」(必然と偶然)
1投稿日: 2015.08.29
powered by ブクログ人生という物語が、いつ終わってしまうのかわかりませんが、僕は、ひとつひとつのできごとに解説が必要な長編小説ではなく、単純明快な詩を描き続けたいのです。 (P.183)
0投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログ重度の自閉症者である東田直樹さんが 自身の考え、感じ方などを語った1冊。 (一部、インタビュー形式あり) 自閉症の方の心の中、素敵な言葉をたくさん くれる東田さんのことをもっと知りたくて 手に取りました。 とても素晴らしい。 何度も読み返したいそんな1冊になりました。 僕には上手く表現できないのですが、 巻末の「佐々木俊尚」さんが触れていらっしゃる 「根源的な人間の豊かさ」を沢山感じさせてもらいました。 世の中は、どんどん便利になって、ひとのつながりも 薄くなって…「根源的な人間の豊かさ」は、 もしかすると、誰もが知らず知らず忘れてしまったり、 気づかなくなったり、それでも、くすぐられると その豊かさに憧れるような… そんな感性を彼は持ち続け、表現をし、 伝え続けてくれているのだと思いました。 第1章 僕と自閉症 第2章 感覚と世界 第3章 他者とともに 第4章 考える喜び 第5章 今を生きる
1投稿日: 2015.08.14
powered by ブクログいかに自分が偏った見方をしているかを気付かせられた。色々な見方があって良くて、どの見え方も素晴らしいから、人間は多様性を許容できるんだろうと思う。
0投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログ自閉症者の感じ方がほかの人とどう違うかというところを淡々と客観的に述べているところがすごいと思う。自分でここまで分析するのかかと驚いた。そして、「空いっぱいの青」「水が恋しい」なそはなるほどなあそうだったのかと思うところは多かった。「人の話を聞く」なんてほんとにそうだった。役に立ちたい、人とつながりたいという思いもよくわかる。 何度も繰り返して読みたい本だった。
0投稿日: 2015.07.18
powered by ブクログ書かれている内容は特に面白いわけではない。ただ、これを書いている人が重度の自閉症者であるという一点において、この本の価値がある。自閉症者が身近にいない人間にとって、こういった人を見た際にまず感じることは「怖い」ということである。それは、突然大声を上げたり、謎の言動をしたりする人を見て、何を考えているのかわからない、何をされるかわからない、という未知への恐怖がそういう感情を引き起こしてしまうのである。しかし、著者の本を読んで、こんなことを考えている人なのだということがわかれば、そこに人と人との関係が築けるようになるのではないだろうか。もちろん、「著者」がこう考えているだけであって、多くの自閉症者が同じことを考えているという単純な認識は慎むべきだが、一人の重度自閉症者がこんなことを考えながら生きているんだということを、大衆が容易に知ることができる本当に貴重な本として、数多くある自閉症者を研究する著作とは全く別の意味で大きな存在価値がある。多くの人がぜひ手に取ってみる価値のある著書であると思う。
1投稿日: 2015.07.07
powered by ブクログ重度の自閉症の著者の徒然の思いが描かれているエッセイ。普通の会話ができない=何も理解できていない、考えていないということではないということがよくわかります。 文章だけ読んでいるとホントに自閉症なの?と思うくらいなのですが、間に挟まれるインタビューの様子で、ああ本当に重度の自閉症の人なんだなあと・・・。 それにしても彼の紡ぎ出される言葉の美しさ、繊細さは素晴らしいです。描かれるの思いは障害をもたない私たちにも響いて、共感できる言葉がたくさんあり、手元に置いておきたい一冊となりました。
4投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ自閉症の筆者のエッセイ。途中に挟まれるインタビューのルポから、行動の抑制の利かない様が窺えるが、エッセイ自体は、人間関係の洞察が深まり、静寂かつ豊かな思いが感じられる。
0投稿日: 2015.06.02
powered by ブクログとても透明感のある文章で、切なくなったり、すごく納得したり。 言葉の重みを感じる本でした。 1人が寂しくない訳じゃないんだなーとか思いました。
0投稿日: 2015.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自閉症の人がどう物事を捉えているのか、ということがわかる本。 自閉症の事を知るにはとてもいい。 この本は、ただ自閉症のことを知るだけではなかった。 日々の私達の暮らしの中でもありそうなこと、感じそうなことを教えてくれる。 出来事を少し深く考えて、人としての観点からも教えてくれる一冊であった。
0投稿日: 2015.04.12
powered by ブクログ本書を読んで、言語によるコミュニケーションの困難さ、こだわり行動など、自閉症に関連して表面的にしか理解していなかったことを痛切に思い知らされた。支援学校の教員をしてる友人からは、お子さんたちの日々の様子を聞く機会はあったが、個々の行動の内面にある葛藤を知ることはできなかった。 ”自由にならない壊れたロボットの中に閉じ込められた知性”として、心の内面と普通の社会とをつなげるために、東田さんとご家族がなされてきたご苦心。全てを明らかにしてくれたことは、苦しみを持たれているご家族の方たちにとっても、我々にとっても理解せねばならない貴重な内容であると思う。 一方で、我々は外の世界を分離し、区分し、意味立てて理解しようとしている。それが合理的であり、社会一般の通念として通じる理解の仕方で、世界を見ているのであろう。東田さんの著作を通じて、こんなにも純粋に外界と自分のつながりを感じ取ることのできる感性に驚きを覚えた。 人が話しかけるときの理解の難しさ、それは風や、鳥の声、匂いや、温かさ、全ての情報が同じレベルで話しかけてくる、その時心をとらえた一点に集中してしまうため。 青い空を見上げて、泣きたくなるような一体感を感じてしまうとき、そこには自我と外界の区分も無くなる。 私たちが感じ取ることのできない、優れた感覚をお持ちなのだ。 他の方のレビューで、今年一番の本というのがうなずける一冊です。
19投稿日: 2015.03.01
powered by ブクログ娘の幼稚園の先生に勧められた一冊。 自閉症の方の考え方が垣間見れて非常に参考になる書籍。 自分自身のために生きる、できそうでなかなかできないことだと思う。 今日の幸せが明日の幸せにつながることを信じ、今笑顔でいることが大切。 感銘を受けた。
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ2015/02/18 わかりやすく、伝えたいことがはっきりと伝わる文章だ。 著者の世界観が伝わった。
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ自閉症の人が書いた本 人の多様性について考えさせられる本 自閉症については漠然としたイメージしかなかった 人とまともにやり取りができず、決められたことを繰り返し行うことに執着する。 考えていることも、単調な繰り返しなのではないかと。 この本を読んでその考えは打ち砕かれた。 訳の分からない言動は、心と体とが上手くつながらないことによるもので、実際考えていることは 健常者のそれと、同等かそれ以上に深いものではないかと考えさせられた。 人と上手くやり取りできなかったときの苦悩など、自分と重なるところもあった。自分の特性を理解し「普通」であることに憧れながらも、現実で生きなければ、幸せにならなければ仕方がない。と言う考え方は、すごく強いものだと感動した。 色々な人がいて、ちゃんと色々なことを考えている。そんな当たり前のことに改めて気づかせてくれるそんな本でした。
1投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログ会話ができず、跳びはねたりふいに大声を出してしまう重度の自閉症を患う東田さんの手記。自閉症の方の見えている世界・感じている想いを知る手立てはないと思っていましたが大きな誤解でした。 「まるで壊れたロボットの中に閉じ込められているようだ」 この一言にはハッとしました。しっかりと周りも見えていて、自分のことも理解している。喜び、哀しみ、悩み…豊かな感情を持っている。 周りが簡単にできることが自分にはできないという苦悩した日々もさることながら、東田さんの目に映る柔らかな景色や“今”を大切にする姿勢など素直で、そしてとても優しく丁寧に綴られた言葉は詩を読んでいるように心地良くすらありました。 自閉症を患っている人が周辺には居ないためについステレオタイプ的に自閉症の印象を捉えていた自分が恥ずかしい。予測のつかない言動をする人に対して、「理解ができない」「怖い」と感じる人も少なくないはず。 自閉症を患う人がそばに居る人もそうでない人も、1人でも多くの人にこの本を手に取ってほしいと思います。彼が文字盤を駆使して語る心情に、外からは知りえなかった多くの気づきがあるはずです。 ~memo~ ・記憶は「線」ではなく「点」。 ・他人は風景の一部となる。ひとつのものしか目に入らないのではなく、どうしようもなく惹かれる。 ・肌で匂いで、「夏」を探し出す。 ・突然声を上げたり騒いでしまうのは、「点」で記憶をした過去の映像がフラッシュバックするため。
7投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログなるほど、そういうことだったのか!と一つ一つ読み解いていくことができました。 何回か読み返したいです。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ自閉症の東田さんの書く文章はとても簡潔に解りやすく 私が思っている自閉症のイメージと違っていて驚きました。 インタビューの部分で、他に興味が行ってしまい少し席を離れたり、連想して今必要じゃない言葉を連呼してしまう場面の 状態が書かれていて、そういう部分しか 見ていなかったので、本当に頭の中で考えている事を 文章にすると、変な言い方ですが一般の人以上に 捉えている。考えている。こういう風に見えているから こういう対応をしてしまうなど客観的にもとらえているし 感性も鋭いと思いました。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ『自閉症の僕が跳びはねる理由』で有名な自閉症者、東田直樹氏のエッセイ。 いわゆる定型発達の人間とは脳の配線が違っているだけで、彼らも同じように考え、悩み、喜んだり悲しんだりしているということは十分理解しているつもりだったが、彼のエッセイを読み、改めて自閉症者の深い世界を垣間見る思いだ。 できない気持ちをわかってほしかった、ただ抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってほしかった、自分だけができず悪い人間だと思っていた、ありがとうが言えない自分をこの世から消えてしまえばいいと思っていた、など、どれもこれも胸に突き刺さる言葉ばかり。 一番困っている、苦しんでいるのは彼ら自身であることを今一度胸に刻んで、またあの子たちに会いに行こう。
1投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログ壊れたロボットの中にいて操縦に困っている人のようなのです---人と会話することのできない22歳の自閉症者、東田直樹さんが考えていること、見えている世界をやさしい言葉で表した一冊。人間を見つめる深い思考と理解が届けられます。
0投稿日: 2015.01.14
powered by ブクログ東田さんが22歳になってまとめたエッセイ集です 言葉の端々に新鮮さを感じます 「毎日の生活の中で重要なことは注意された今日とは違う明日が来ることを信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです」 「歴史から学ぶことは多いです。戦争や差別についてなど、繰り返し同じ過ちを犯すことに興味があります」 「一年後の未来が分かったとしても十年後の未来を知りたいと願うでしょう。すると未来は現実のものとなり、夢も希望も無くなってしまう。不安が悪いのではなく、不安を抱えながらでないと行きていけない社会が問題なのだ」・・・など あるいは「体にはおもりが付いている。しかし思考はどこまでも自由なのです。」 「魂とは持って生まれたもので、心の働きをつかさどるものです。魂が自分を守っていると思えたなら、心配はないです。僕が浄化される時、ようやく僕と魂は、別々の道を歩ものです」 あと、自閉症である彼が普通の状態を思い描くことはあるのだけれども、他の傷害について理解するのは難しいという話もありました 今回のエッセイで1つ気になったのは 読者を意識した表現と思考です 結果として自己啓発系や癒やし系の本になっているような気がします その点で「僕が跳びはねる理由」と違って来ているように感じます この本を理解する上で手引となったくれたのは エッセイの合間に挿入されている「インタビュー」です 彼の暮らし振りを通して自閉症の日々を的確に具体的に知る上で 要となってくれるのもこの本の特徴でしょう
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015.1.4 自閉症患者の家族が書いたものはたくさんあるが、本人が書いたものは読んだことがなかった。 もっと、拙いものだとも思っていたが、とてもそんなことはなく、私の頭の中よりもすっきりしていた。そこに驚いてしまった。 それぞれ、症状が違うのだから、一括りにされるととても困る。私も同感だ。こういった障害ではないが、病気を抱えていたりすると尚更だと思う。 ”命のリレーを引き継ぐ中で、たまたま僕の順番の時、変異が起こった。 これを必然ととらえれば、今よりもっと幸せになれるかというと、そうでなく、偶然という結論の理由に納得している。 必然も偶然も友達のようなもの”(一部要約) 5章のこの部分が好きだ。 私たちに起こっていることは、必然であり、偶然の積み重ねでもあるのかもしれないと思うと、嫌なこともさほど嫌ではなくなるかもしれない。
1投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログ自閉症の方の思考がわかる。 僕の出会ってきた自閉症の方もきっとこんな風に考えている。考えているけど伝えられない。伝わらない。 でも何かを通して分かり合えるということがこの本を読んでわかる。
0投稿日: 2015.01.02
powered by ブクログ重度の自閉症の東田直樹さんの著作 NHKで彼についてのプログラムを見て、 彼の本がどうしても読みたくて探した。 有名な『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』は 10月に図書館で予約したのにまだ35番・・ これは電子メディア「cakes」に1年間掲載されたもの 読みながら、NHKの映像が蘇った。 急に走り出したり、 「おわり!」と叫んでインタビューへの応答を終えたり そんなわけのわからない行動をするのだけれど それを彼は 「壊れたロボットの中で途方にくれている感じ」と 理路整然とした表現で説明している。 彼が「居場所がない」というとき 私たちがちょっと凹んで疎外感を味わうのとは 全く次元が違うように思う。 書いてくれて、ありがとう。 すごくたくさんの人が、そう感じたに違いない。 何十ヶ国語にも訳されているというのも頷ける。 ぜひ読んでください!
0投稿日: 2014.12.24
powered by ブクログいわた書店の一万円選書で選んでもらった本です。 自閉症の著者が考えていること…が書かれています。 正直、自閉症の人を見ると「恐い」という感情が私にはありました。 急に大きな声を出されると、恐いと思います。 自閉症は知らない人がいないぐらいメジャーな病気だと思いますが、それについて詳しく知る人はほとんどいないと思います。 この本を読んで、なぜ彼らが急に大きな声を出すのか、という疑問が明らかになり自閉症の彼らを見る目も、私自身変わったと思います。 そして著者の飾らない素直な文章を読むと、自閉症の彼らも健常者の私たちもそんなに変わらないじゃないかと思いました。 同じように悩むし、同じように落ち込み、同じようにまた頑張ろうと前を向きます。 読み進めるにつれて、小さな幸せに気づける本です。
0投稿日: 2014.12.22
powered by ブクログ自閉症の東田直樹さんの「飛び跳ねる思考」を読む。 ミスチルの「目じゃないとこ、耳じゃないどこかを使って見聞きしなければ、見落としてしまう、何かに擬態したものばかり」「障害を持つものはそうでないものより不自由だって誰が決めんの?」という擬態のフレーズを思い出す。 障碍者にとって、とりわけ発達障害者にとって、「世界」は本当にわけのわからないもの。 肉体に魂がひっついて世界に面している。
1投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログ・人の行動は何を基準に異常だと決められるのでしょう。 ・毎日の生活の中で重要なことは、注意された今日とは違う明日が来るのを、信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです。
0投稿日: 2014.12.14
powered by ブクログ自閉症の人がどう感じ、何を思うか、最近随分わかってきたようだが、やはり当事者の書いたものは貴重だと思う。 自分の身近に自閉症の人がいないから、無責任だとは思うけど、自閉症の人たちが好きになってしまう。 人前では愛想よく、おべんちゃらを言って、陰では悪口言ったり、足引っ張ったりする「定型発達」の人と比べたら、人間としてずっと上等なんじゃないか。 水の動きに心奪われ、同じことを繰り返して安心してしまうようなことは誰しもあるけれど、ここまで豊かにとらえてない。「感性が豊か」なんて紋切り型の表現にはおさまらないほどの深い感覚を持っている。 こういう本がなかったら、コミュニケーション不可の人と思い込んでしまったかもしれない。 もし自閉症の人と知り合いになったら、案外仲良くやれるかも、と希望も持った。
3投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ言葉ひとつひとつが美しく、洗練されている。 まさに詩のようだ。 インタビュー時の様子は、その特徴的な行動が興味深い。
0投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログNHKのドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」を見たことがきっかけで買い求めました。 東田さんは、思うようにならない体で必死に生きています。 彼の紡ぐ言葉は、明快で詩的で深いものです。 この本を読めば、自閉症に無知な人は啓蒙されるでしょうし、自閉症者の家族の多くが光を見出すに違いありません。 私も、完治困難なある病気に罹っています。 東田さんのように、同じ病気で苦しむ人たちの希望になれたらと思わずにいられません。
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ障害者が書いた、素晴らしい本。 と、構えて読むと、あれっ⁉︎と感じていたかも。 テレビで予備知識があり、東田さんの思いを見せてもらった気分。よし、がんばろう!と不思議に思えてきた。
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/409495327.html 衝撃の書だ。重度の自閉症者の目に、世界はどのようにみえているか、時間をとらえる感覚、空間をとらえる感覚はどうなっているか、それを、自閉症者自身が、ものすごく分かりやすい言葉で語っている。 しかも、語っている著者は、肉声での会話ができない。長い修練をへて、文字盤を指さしながら言葉を発していく「文字盤ポインティング」や、パソコンを使ってのエッセイなどの手法で、コミュニケーション能力を獲得した。 13歳の時に書いた『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、2007年)は、いま世界20か国以上で翻訳され、アメリカ、カナダのamazonで1位を獲得しているという(カバー裏・著者紹介より)。 いくつもいくつも、印象的な言葉がでてくる。 会話の脈絡とは関係のない言葉がとつぜん口をついてでてきたり、跳びはねたり、相手を無視しているような動きをしたりといった自閉症者の突飛な行動について東田はいう。 「僕は、まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです」(P42)。 そうなのか!あのような行為は、自分の操縦に困っている状態なのか。 なんというわかりやすい表現だ。
0投稿日: 2014.11.25
powered by ブクログテレビでこの方の存在を知り、早速読みました。分析が凄い的確です。つい言葉を発してしまう理由もわかり、納得の一冊でした。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ最初は異世界を体験するような感覚で面白かった。ハンディキャップの有無に関わらず、他者の感覚に触れるのは面白いと思う。 ただ、同じ調子で繰り返される“自閉症患者の世界を分かって下さい!僕らは苦しいんです!”的なメッセージに途中から辟易とし始めた。 そんなもん、健常者にだってあるわ!誰もが自分と他者との間にある乖離に苦悩しながら生きてるし、そんな中で他者と相互理解を深めることにこそ生きる意味があるとさえ言える。 これは編集サイドの問題も大いにあると思う。 ハンディキャップを有する人間は、その文化を担う権利を有している存在です。 確かに彼らにとって生きにくい世の中なのでしょう。だからこそ得られるものだってある筈。 彼らは決して“可哀想な存在”ではない。 そんな扱いも振る舞いも僕は許容しない。
0投稿日: 2014.10.22
powered by ブクログ★2014SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:発注中 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/12)
0投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログ東田さんの本は 自分では表せなかった気持ちを的確に表現していて、そうなのか!と納得する事や、うんうん 、これが言いたかったのだ!とか、自分の中で意識した無意識で誤魔化していたものが言い当てられてしまい、白旗を上げる様な気持ちになったりさせられます。 しっくりする言葉の数々に 沢山気づかされ、教えられています。
1投稿日: 2014.10.18
powered by ブクログ発声言語や音声によるコミュニケーションが出来ない自閉症者が書いたもの。 内容的には,本当に言葉が話せないのかと思ってしまうほど,豊かな内面世界が描かれている。そうした内面世界や思考を特別な技術を使って言語的に表現しているが,そうした思考言語はどうやって生み出されるのだろうか。他の自閉症児者も音声言語は持たずとも,思考言語を持っているのだろうか,それはどうやって形成されていくのだろうか,などといろいろと考えてしまった。
0投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログもう、22歳になっていたんですね。自閉症の僕が跳びはねる理由から読んでいました。内面も更に豊かに成長し、私たちに何をどのように考えているのかを伝えてくれています。
0投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログ職場関係の方に頂いた本。 とても読みやすくあっという間だった。 インタビューも丁寧に書かれていて良かった。 時間の感覚、線として繋がっていなく点であるとか 人の風景の一部で、自然界としてとてもフラットだなと新鮮な価値観を与えてもらった。 それにしても会話ができない彼に文章を書く才能があることはとても夢があると思った。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログ前作前々作と拝読していて、海外大反響&NHK放送を機に最新刊が出たということで嬉しくゲット。22歳になりより洗練された世界観にさらに感動を深くしました。当事者本がとても好きで有り難く頂戴しているのですが本作もその最たるものです。 本当に美しい。そして、世界は本当にそんなふうになっていると思う。 私にも飛び跳ねたくなる気持ちがあります。いつまでも空を見つめていたい気持ちや、水に触れていたい気持ち。突然叫びだしたくなったり、こだわったり気になったり。むしろ、私がそれをしないのは何でだろう、ということが気になってしまう。でもそんなことはどうでもよくて、なんかわかるわかる、あれってそういうことだったかもしれない、なんて思いながら読めたことが、何よりも幸せでした。 私も東田さんのようにありたい。そんな風に世界を生きていたい。
0投稿日: 2014.10.09
powered by ブクログなんとなく手に取りました。面白い。うまく会話できなくても、こんなことを考えてらっしゃるのか!と驚きでした。なんか他の人に対する見方が変わったかも。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ「誤作動」という言葉が、まず頭に浮かびました。 魂が人間に宿るとしたら、その人間=「入れ物」は選べないだけのことで、中身は何ら問題がないのです。 と、ここまで書いたところで、「誤作動」というのは、上からの物言いだと気づきました。 正常とは何なのでしょう。 誤作動ではなく、「特徴」に過ぎないということだと思います。 そういう特徴を認め合い、かつ自分自身の特徴も受け入れられれば、もっといい世の中になる気がします。 僕にも「何でこう考えてしまうのか」「何でこういう行動に出てしまうのか」など、コンプレックスという名の特徴がありますが、そこを受け入れるところからスタートです。 しかし正直なところ、イライラしているときにそういう考え方でいられるかは、自信がありません。 心の中で、呪いの言葉を吐いていることなど、しょっちゅうなのです。 「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」という概念にとらわれすぎなのかなと思います。 とすると、正常なはずの僕と筆者を比べれば、明らかに筆者の方が自由で豊かです。 すぐには無理ですが、自分を受け入れることで、周りの人も大切にできるようになりたいです。 本文中の、特に印象に残った一節を載せます。 --- 行動に悪意がないのは、自分が一番よく分かっています。僕は、僕自身のために生きることを決心しました。 社会のルールを守るための練習は続けなければいけませんが、たとえできなくても、落ち込む必要はないのです。毎日の生活の中で重要なことは、注意された今日とは違う明日が来るのを、信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです。 善い人間に近づくために、僕は今日を積み重ねていくつもりです。 (『悪い人間』~第3章「他者とともに」より)
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ重度の自閉症である著者の感性の豊かさ、思考の深さに衝撃を受けました。自分が自分の思うようにならないもどかしさ、切なさはいかばかりか。空や自然と一体化する感覚が分かりそうな気がしてとても好きです。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ正直驚きました。 自閉症の彼が見る世界は、風景の見え方も時間の認識も違う。 彼の言葉には、twitterで流れてくるような、ちょっとオレ賢そうなこと言って世相を斬ってやったぜみたいな軽薄さは微塵も感じられない。 彼の思考は跳びはねているかもしれないが、思考する量が半端ではないはず。 その生き方は地に足がつく芯の通ったものに違いないでしょう。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ「僕がどんなに高く跳びはねても、それは一瞬のことで、すぐに地面に着地してしまいます。…しかし、思考は、どこまでも自由なのです。何の制約を受けることなく、空の彼方に舞い上がったり、深い海にもぐったりすることができます。」はじめに、より引用したこの数行、言葉を綴るというのは尊い。理解する、というより感じる本。
0投稿日: 2014.09.08
powered by ブクログ自閉症にかかわるこれまでの概念や理解が大きく変わった本。劇的な出会いの本である。様々な人に心から読んでほしいと思う。
0投稿日: 2014.09.06
