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コーランを知っていますか(新潮文庫)
コーランを知っていますか(新潮文庫)
阿刀田高/新潮社
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総合評価

73件)
3.8
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24
18
6
1
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    「知っていますか」シリーズ第四弾。 ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書に続き、テーマはコーラン。(この後、イソップ、源氏物語も出ているよう。) 「コーランには本当は何が書かれていたか」と言う本をその昔読んだが、阿刀田高さんの方が圧倒的に分かりやすかった。 先行する一神教の預言者、ムーサー(モーセ)、イーサー(イエス)にはそれなりの敬意が払われている点、とても意外だった。今なお続く宗教戦争は近親憎悪みたいなものなのだろう。 ごく一部のひとが起こすテロのせいでイスラム世界全体に対して恐れを抱くのは間違っているのだろうと思わせてくれる良い本。 コーランの第36章(ヤースィーン)が詩歌・音楽として素晴らしい、という評価だったので、YouTubeで聴いてみた。確かに独特の魅力だ。

    31
    投稿日: 2025.11.28
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    身近に多くのムスリムの方がいるので、彼らの行動原理を知るために読んでみた。 思いの外コーランと聖書のつながりが大きいこと、同じイスラム社会でも国や宗派によって大きな開きがあること、断食以外にも厳格な斎戒があること等を知れた。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    ギリシャ神話、聖書シリーズと比べると、そもそもの啓典の特性上小説を読むような読書感は薄れた気がするが、それでも詰まることなくスラスラとコーランの外観を少しでも知れた気がします。 阿刀田先生いつもありがとうございます。

    1
    投稿日: 2025.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コーランの内容とマホメットの生涯をかいつまんで全体を紹介した本。旧約聖書と重なるエピソードやその違いも検討されていて、とてもわかりやすかった。 コーランの内容を知りたいとかねて思っていたのだけど、なかなか退屈な読み物で通読は難しい。その点、阿刀田氏の概要把握力は的確と思われ、ありがたかった。 ちなみに、氏には親しいイスラム教徒の友人がいるというわけでもなく、あくまでもコーランとその他資料を読んで書かれたやさしいエッセイである。 小説家として氏は、コーランはもう少しエピソードを面白く語ることもできるのに、なんでそうしないかな……と訝しんでおられる。 ですよね。

    1
    投稿日: 2024.11.26
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    コーランの。イスラム教の入門書としてこれ以上の本は無いと思う。 西洋のキリスト教世界的な感じ方に汚染されてしまっている現代の日本人として、一方的な見方でしかイスラム教を見て来ていなかった。 信じるものか違えば世界の見え方も変わって来るのだ、という当たり前のことが分かっていなかったことを痛切に感じた。 今後の世界ではイスラム教の信者の数がキリスト教の信者の数を上回ることは必然。 西洋世界の常識や思考のみに依存せず、偏向のない考え方を教えてくれる最良の書と思います。 最終章のサウジアラビア、ヨルダンへの旅行記はコーランから一気に現実のイスラム世界に一っ飛び。知ることの出来なかった実際の現地の人の感覚も垣間見れて楽しかったです。

    0
    投稿日: 2024.01.24
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    コーラン入門書。というと少し不敬かもと思うほどにフラットかつ砕けている。エッセンスは伝わるので実際入門には良い。コーランの宗教の中での位置付けや自分たちのポジションどり、生活に根付く部分や実情を網羅している。

    0
    投稿日: 2023.09.20
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    イスラム教について勉強になりました。こういう本を書くだけでもいろいろ気にしないといけない感じが伝わってきました。

    0
    投稿日: 2023.08.22
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    再読。宗教を語ることの難しさ、特にイスラム教のコーランについて。その中でコーランというのがどういった経緯でできあがって、イスラム教徒にとってどういったものかを軽快なエッセイでその雰囲気を教えてくれる。

    0
    投稿日: 2023.08.19
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    コーランはイスラム教の聖典。アラーの啓示がマホメッドに宿り、マホメッドから語られたものを後に記録された全114章。 コーランの大意を優しく伝えるエッセイ。 読んでは諦め、又読み始めては、放置してかれこれ5年。今回は、古事記の後の一神教を読み切るチャンスかと再びのコーラン。多少気合を入れて読み始めたが、半分くらいからペースダウンして、なかなか理解するには至らない。 第一章は 開扉 7行8節にエッセンスが詰まっている。唯一神の宣言。人間の一生は通過点。最後の審判の後の世界が大切。 マホメッドがどの様な生い立ちで、どうやって啓示を受け、イスラム教を確立していったかを丁寧に追っています。 610年 ラマダーン月の夜 ヒラー山でアラーの啓示を受ける。ここから続く啓示がコーラン。 622年 マホメッド ヤスリブへ大布教活動 ヒジュラと呼ばれ アラビア暦元年 624年 バドルの戦で大勝利 すべてがアラーのおかげ ここから預言者と呼ばれる 632年 メッカ巡礼 マホメッドの最後62歳没 この後の後継者争いが 今日に残るスンニ派とシーア派の原点らしい かなり省略しました。多少驚きを受けるのは、マホメッドの本格活動は、ヒジュラから10年あまり。その後の影響を考えるとかなり短い。 歴史や経典などよく調べて書かれていて大変だったろうなあと思うけど、遠い世界感と細かい説教でなんとなくで読了とします。ストーリー性が低いところがわかりにくいところかなと。 アラーは凄い!人間も世界も一切神の創造で恵。 最後の審判と賞罰のための人生。 偶像崇拝禁止 六信五行  六信 アラー 天使 経典 預言者 来世 天命 五行 信仰 告白 礼拝 斎戒 喜捨 巡礼

    60
    投稿日: 2023.08.17
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    大ファンの阿刀田高先生の宗教教養エッセイ。 イスラム教、コーランについて。 キリスト教のエッセイと比べると、内容の薄さが気になる。日本人に理解し難いイスラム教であると同時に阿刀田先生の興味の方向もやはりヨーロッパが強いのだろう。 しかし、イスラム教の大枠を知る最初のエッセイとしては十分だ。阿刀田先生が実際に赴いたサウジアラビアの閉鎖感など、御本人の所感も読むことができるのも大きい。 現在2023年、17年も前の本なので状況も変わっているとは思うが、やはり男女区別の明確なイスラム社会と21世紀はどう共存すべきか。また見習うべき部分はどこなのか。我々にとってもものすごく勉強になる社会がそこにはある。是非いつかサウジアラビアにも行ってみたいと思う。

    0
    投稿日: 2023.07.07
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    コーランやイスラムについて学んでみたいと思いひさびさに阿刀田高氏による「知っていますか」シリーズ。概要がわかったとはとても言えないけどコーラン全体の雰囲気を感じるには良い一冊なのでは。特にムハンマドの生涯もあわせて解説してくれている点が良い。歴史におけるイスラム国家の急激な広まりとその強さについて考えたいので、さらに学んでいきたいけど、このまま未読の「◯◯を知っていますか」シリーズを読み進めていきたい気持ちもあるし、悩みどころ。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    Amazonオーディブルにて。 コーランそのものを直訳するというのではなく、コーランを中心にイスラム教、中東文化への理解を深めることができる一冊だった。 コーランは新約聖書などと違ってあまり物語めいたところがないらしく、苦慮しながら構成を考えたんだろうなと感じた。 たとえばコーランがアラビア語での詩的な響きを重視していることを、額田王の「あかねさす…」の歌に関連付けて説明するなど、アクロバティックなことをしているけど、一般的日本人にはとても分かりやすかった。

    1
    投稿日: 2022.05.29
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    阿刀田さんの「〇〇を知っていますか」シリーズは、数年前にハマってすべて手に取りました。が、当時このコーランだけは途中でやめてしまいました… イスラム教に馴染みがなさすぎたし、コーランの内容も旧約新約聖書と違って読み物としてはあまり面白くない(ストーリー性が薄いから)と感じてしまったのが理由です。 ですが、この度縁があってイスラム教の国で暮らすことになったので再度手に取ってみました。 毎日アザーンの音を聞き、街を歩くほとんどの人がヒジャブを被っている光景を見ると、やっぱりだんだんイスラム教が気になるしもっと知りたいと思うもの。前回よりは随分頭に入ってきやすかったです。 イスラム教への理解を深めたい初心者には、この本はとても良いと思います。どっちにしろコーランはアラビア語で読まないと読んだことにならないようなのでハードル高いですしね。 日本にはイスラム教の人はあまり居ませんが、世界の三代宗教のひとつだし、教養の一つとしても知っておくべきなのだろうと思いました。ユダヤ教とキリスト教との関係もよくわかりました! ここからは単純に疑問… イスラム教だけではないが、かつて神の啓示をうけた預言者が人々に神の言葉を伝えてくれたわけですが、神の啓示って更新されないんですかね?つまり預言者は布教当時に現れただけで、今後は現れないのかしら? 神様の基本的な教えは変わらないと思うけど、特にイスラム教の教えは随分細かいとこまで指定されている印象があるから、時代の変化に伴って図らずとも結果的に神の教えに背いてしまいそうな時も多々あると思うのだが…例えば金融業はダメとか、女の人の取り扱いとか。これだけ女性が社会進出してるなかで矛盾もたくさんあるのではと推察。豚肉がダメな理由は不明だが、仮に当時の衛生環境的に食べたらお腹壊すから、、みたいな理由でNGにしたとしたら今は改善されてるわけで。 なんて、そんなことを考えてしまいました。

    0
    投稿日: 2022.03.28
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    このシリーズ、旧約聖書、新訳聖書に次いで読んでみたが、前2作ほど、コーランとは何か。結局よく分からなかった。

    0
    投稿日: 2021.12.04
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    阿刀田高のこのシリーズは好んで読むが、その中でも特に面白かった。逆説的だが、コーラン自体が面白くないからだと思う。 細かい、くどい、権威主義的?、ムハンマドに都合良過ぎ!、という感じ。旧約聖書や新訳聖書、ギリシャ神話や古事記の方が物語性に富んでいて遥かに面白い。コーランに遺族の相続割合について記載されているとは夢にも思わなかった。 しかしその分「コーランってこんなに詰まんないの!?」という面白さがあった。 聖書に比べて全く馴染みがないし、罷り間違ってもいきなりコーランを読むことはないだろうから、これを読むと良いと思う。コーランにモーセやイエスは結構出て来るので、聖書の前知識はあった方が良い。

    3
    投稿日: 2021.11.16
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    現代は日本であってもムスリムの人々と無縁ではないが、彼らの行動を理解するときにやはりコーランの教えの基礎を知っておくべきだろう。イスラムの文化の根底を支えるコーランについて手軽に解説した本が少ない中、格好の入門書だと思う。キリスト教やユダヤ教との「縁戚関係」をしっかり解説してくれたので分かりやすかった。

    0
    投稿日: 2020.12.03
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    あとがきより…21世紀の世界はイスラムとの協調を抜きにしては考えにくい。そのイスラムの根底にあるのはコーランとこれまた論を待たない。にもかかわらず私たち日本人はコーランをほとんど知らない。理解は極端に浅い。

    0
    投稿日: 2020.08.31
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    知っていますかシリーズ、大好きです。 コーランの中にはアブラハムやイエスの記述があって、全ての一神教が兄弟やとよくわかる。イーサ-もそれなりだが神はアラーだけ。預言者の中ではマホメットがダントツ。それがイスラム教。

    0
    投稿日: 2020.07.23
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    世界の人名地名の本を読み、アラブやイスラムの歴史が出てきたので、イスラム教を識るために「知っていますかシリーズ」で本書を読んだつもりになる。 本は図書館に返すので備忘メモとして。 アラーは時間空間を超えた”万有の主”であり、最後の日に審判を行う存在。 人間の一生の概念も、大抵の現代の日本人にとっては生まれてから死ぬまでだが、イスラムの概念はその死んだ後の最後の審判まで。神の教えを守り正しく生きたものには至福が、悪しき行いをしたものには永遠の苦痛に置かれる。 阿刀田さんの知り合いのイスラム教徒の言葉として、「仏教は人間が考えた哲学のようなもので、宗教ではない。イスラム教は神が直接伝えたこと」なのだそうだ。ふーーーん。 【ユダヤ教、キリスト教、イスラム教】 ✔ユダヤ教:西暦前600年頃?に確立された。神との契約を交わして聖典を表したもの。 ✔キリスト教:ユダヤ教で予言された「救世主」がイエス・キリストであるとし、新しい契約の新約聖書を著した。(旧約聖書、とは古い契約)。  でもユダヤ教の方ではイエスを救世主と認めていないので、新約聖書は認めていない。ユダヤ教にとっては旧約聖書とは言わず「聖典」。 ✔イスラム教:西暦600年頃に、マホメットに神の啓示が宿って顕された教え。 ✔ユダヤ教もキリスト教も同じ唯一神を仰ぎ、神の言葉を伝える「聖典」「新旧約聖書」がくだされ、預言者としてモーセやイエスがこの世に行われたが、まだまだ不十分なので、最後にマホメットがくだされ、最も充実した経典であるコーランが遣わされましたよ、という考え。  ✔最後の審判は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教全部にあるが、イスラム教の場合は善悪の分かれ目は唯一神なるアラーを信じて教えのままに清く生きたかどうか。 【唯一神】 ✔神の御心は人間には推り知れない。しかし神なのだから深い考えがあってのこと、人間が不満を覚えて問いただしたり反抗したりしてはいけない、神の求めに素直に従うのが正しい信仰であり疑問を抱いてはならない。従う振りをして逆らう、疑うのは一番いけない。 【コーラン】 ✔コーランは神の言葉を記したもの。預言者(予言する者ではなく、神の言葉を預かる者)マホメット(ムハンマド)に、アラーの啓示が宿り、20年くらいかけてマホメットの口から人々に伝えられたもの。  そのため、人間の哲学ではなく、神ご自身の言葉。 ✔アラブ語で書かれている。  コーランは神の言葉であり神の音楽。アラビア語で朗読してこその厳粛さや荘厳さそのものが神の存在を顕すとして、昔は翻訳禁止だったが、最近は解禁されている。 ✔全部で114章。  新しいものが先で古いものが後のようだが、いつ下った啓示かは不明。  最初の啓示は短く、後に連れて長くなる。  編纂がなぜこの順番かは不明らしい。色々研究がある様子。 ✔神そのものの言葉ではあるけれど、マホメットの口を通して語られている以上、当時の社会情勢や風俗習慣や、マホメット自身の考えもどうしても出てるよね…と、イスラム教徒以外の研究者は言っている。 ✔実際に”コーラン”が編纂されたのは、マホメットの死後、三代目の後継者の時。 ✔コーランに継ぐイスラム第二の聖典は「ハディース」。コーランがアラーの言葉であるのに対し、ハディースは預言者マホメットがコーランを踏まえて語ったことや行ったこと。 【コーラン第一章「開扉(かいひ)、または開端(かいたん)」】 ✔七節八行という短い章だが、ここにコーランの本質が詰まっていて、イスラム教徒はこの七節を心に留めているのだそうな。  『慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。  万有の主、アッラーにこそ凡ての称讃あれ、  慈悲あまねく慈愛深き御方、  最後の審きの日の主宰者に。  わたしたちはあなたにのみ崇め仕え、あなたにのみ御助けを請い願う。  わたしたちを正しい道に導きたまえ、  あなたが御恵みを下された人々の道に、あなたの怒りを受けし者、また踏み迷える人々の道ではなく。』 アラーは「全世界の支配者にして唯一の支配者」「最後の審判がある」「アラーがその主催者」ということで、この神の属性が記される。 【マホメットの生涯】 ✔アラビア地方で、ベドウィンの流れをくむ部族社会が構成。血縁を絆とする大小様々な部族が割拠し、自分たちの掟により一族を育み対象を繰り出し敵と戦う。 ✔アラビア半島のメッカには、神殿があり、銃例の目的地及び通称の要路として栄えていた。  マホメットは、メッカを支配していたクライシュ部族傘下の小さな部族ハーシム家の出身。 ✔マホメットは幼い頃に、父、祖父、母と死別。伯父のもとに身を寄せて隊商で下働きを積んだ。 ✔この時期に、天使がマホメットの将来を予言したんだとかなんだとか。 ✔徐々に頭角を現し、25歳の時に、資産家未亡人で40歳のハディージャの夫になる。この時代に資産のない若者にとってはありがたい話。アラビアの風習では複数の妻を認められているが、ハディージャが生きている間の20年間は彼女だけを妻としていた。そして二人の間には三男四女が産まれた。←40歳から7人出産?!結婚当時にハディージャは流石にもっと若かったんじゃないの?という説もあるそうな。 ✔マホメットが40歳の時に、アラーから最初の啓示を受ける。「コーラン」はその後およそ20年に渡り、マホメットがアラーから受けた啓示。 ✔マホメットの啓示は本物だとして、まずは身内の者がイスラム教(と後に称される教え)に帰依する。妻のハディージャ、娘婿のアリー(彼はマホメットの死後4代目のカリフになった)、ハディージャの聡明な奴隷のザイド、マホメットの同年代の親友でアブー・バクル(彼は後にマホメット二番目の妻の父になり、マホメット死後初代の後継者)たち。彼らは戸惑うマホメットを支えたり、教団確率に貢献したりした。 ✔この家族集団は徐々に外にも知られてゆく。帰依者もできて本格的に集団は広がっていったが、敵もできた。 ✔マホメットは当初はユダヤ教徒はうまくやっていけるんじゃないか?と思っていた様子だが、ユダヤ教は彼を受け入れなかった。 ✔マホメットが率いるイスラム集団は戦闘力も優れてた。敵対者との闘争に勝ち(和睦もあるが)そのために、アラーの守護があると信じさせ、経済的に恵まれ、政治的立場を強くして、他の部族より優位に立つようになっていく。(←日本の戦国時代で武将が一気に天下に近づくみたいな?) ✔マホメットは、自分が孤児に近かったためか生涯孤児を大切にした。コーランにも繰り返しアラーが「授けられた幸福を孤児に与えるように」との神託を述べている。  これはその後もイスラム社会で指標の一つとなっていく。 ✔とりあえずマホメットは人を惹きつける素質が有り、公平で、周りの親戚や友人に恵まれ、政治、商才があり、軍事能力もあり、経済にも強く、孤児や女性も大切にするよう説いたらしい。  しかし死後起きた信者同士の抗争やら、今日にまで続くイスラム闘争やら、あまりの男女不平等やらを考えると、何がどうしてこうなった…。 【旧約聖書との相違】 阿刀田さんによる「旧約聖書」解説はこちら。 https://booklog.jp/item/1/4101255199 ✔コーランの立場はユダヤ教、キリスト教を否定するわけではなく完成するもの。  時間を超え空間を超え、同じ唯一神の支配が続いている。その神は何人もの預言者を送って警告を続けてきたが、その最後の絶対の教えを告げる者としてマホメットを遣わした。 ✔旧約聖書と同じような登場人物やエピソード。  アダム⇔アーダム:旧約聖書ではイブが蛇に唆されて楽園追放となるが、コーランでは悪魔に唆されたのは二人一緒。  コーランのほうが女性に罪をなすりつけていない?!  カインとアベル⇔カービルとハービール  アブラハム⇔イブラーヒーム:旧約聖書でのアブラハムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、世界三大宗教の開祖。  正妻サラが生んだ長男がイサクを生贄に捧げよと言われて実行しようとして信仰心を認められた。  コーランでのイブラーヒームは、邪教のはびこる土地で唯一神の啓示を聞き神の教えに従った創始者。   イシュマエル⇔イスマーイール:イシュマエルはアブラハムの長子だが庶子だったため、その母ハガルとともに砂漠に追いやられる。だが神の庇護を受けアラブ人の開祖(つまりマホメットの先祖)になった。  コーランではイブラーヒーム(アブラハム)が神から「生贄に捧げよ」と言われたのはこのイスマーイールとなっている。その後イブラーヒームとイスマーイールはメッカに旅してカアバ神殿建立に携わったようだ。なんかすごい重要人物ではないか。その後弟(イサク⇔イスハーク)が生まれて砂漠に追いやられる。  イサク⇔イスハーク  モーセ⇔ムーサー:エジプト脱出はアラブ人にとっても身近なエピソードで、コーランでも出番が多い。  聖母マリア⇔マルヤム:天使のお告げにより処女懐妊というのは旧約聖書と同じだが、マルヤムは親の元から隠れて一人で子供を産む。両親はマルヤムを非難するが、赤子のイーサーが「私はアラーのしもべです」などと喋ったため、預言者として認められた。  イエス⇔イーサー:旧約聖書では「神の子」だが、コーランでは重要な預言者だがあくまでも人間であり神性はない。   【女性】 ✔コーランでは、「アラーは男を女より上位に作った。男は金銭を作り出すからそれは当たり前。女は貞淑に従順にすること」となっているが、しかしそのため弱い女性を労り保護しよう、という考え。(←現代のイスラムニュースを聞いているとそうとは思えないのだが…) ✔多妻でよいが公平に扱うこと。(←現代のイスラムニュースを聞いているとそうとも思えんのだが…) ✔夫が戦闘などで死んだ場合、複数の寡婦と複数の孤児ができてしまう。そのため女達と子供たちを公平に扱える男は多妻しても良い。 ✔遺産分与もかなり細かく決められている。妻子を放り出すようなことはするな!…と、案外きめ細かいな、コーラン(というかマホメット)。 ✔マホメット以前のアラビアの習慣では、夫が妻に突然離婚を申し出て召使いのようにこき使われるということがあった。  コーランではそれを禁じて、離婚に関しても妻には財産保証をするようにとしている。(←マホメットは、この時代の男性優位の価値観ではあっても、それまでの風習よりは平等で、人を思いやる悪い人ではないようだ) 【六信五行】 ✔イスラム教徒が信じるべき6つのもの。  アラー:アラビア語で神を顕す言葉に冠詞のアルをつけたので、英語で「ザ・ゴッド」に当たる。アラーはイスラム教だけの神ではなく、神そのもので神なるものがアラー。アラーは自ずと存在するものであり人間的な属性はない。  日本の多神教(しかも神様は人間的)は神として認められない、未開の宗教らしい^^;  天使:光から作った精霊的な存在。アラーの意志を人間に伝える。  啓典:コーラン、旧約聖書、新約聖書など、アラーが人間に与えた啓示  預言者:神の言葉を預かって伝える者。マホメット、イブラーヒーム、ムーサー、イーサーなど。  来世:来世とそれに続く最後の審判。  天命:この世にある一切はアラーにより定められている。 ✔六信を胸に抱き実際に実践すべき5つの行為  信仰告白:イスラム教への帰依  礼拝:礼拝を行う聖地は最初はイブラーヒームと縁の深いエルサレムだったがメッカになった。イスラム教第一の聖地がメッカ、第二はマホメットの没したメディナ、エルサレムが第三の聖地。  阿刀田さんが2002年にサウジアラビアへ行き礼拝を目撃したが、一人ひとりが神と向き合うその真剣な厳粛さを感じたのだそうな。  斎戒:日数を定めて心身を戒め慎む。断食もこの一つ。  喜捨:義務的な喜捨(税金)と、献納や奉仕の喜捨とがある。  巡礼:メッカのカアバ神殿に詣でる。 【マホメットの死後】 コーランは神の神託とはいえ、マホメット本人の意見もどうしても入っているだろう。 実際にやったこと、語られていることを見ると、マホメットは政治、商才があり、軍事能力もあり、経済にも強く、孤児や女性への考え方も、男性優位価値観内ではあるが、保護しようとしている。 そんなマホメットの死後にはイスラム教は分裂して混乱して戦闘が起きる。  ええー、何がどうしてそうなるの…。 ✔マホメット死後の後継者(預言者の代理人、カリフ)の継承として、初代カリフには親友で布教の貢献者でマホメット第二夫人アーイシャの父のアバー・バクル。二代目三代目カリフには初代と同じ系列の者が着いた。 そして四代目カリフに娘婿のアリーが着いたが、当初から「アリーこそ第一後続者となるべき」との声もあった。このとき生まれた抗争により、後続者たちも反対派信徒に殺害されたりしていく。(←預言者の代理人を殺すのか…これもアラーのご意思なのか…) ✔イスラム国家は領土を広げ、ウマイヤ朝、アッバース朝などに分断し、戦闘を繰り返し、衰退したり飛躍したりしてゆく。 ✔スンニ派:イスラムの習慣を守って仲良くやっていこう。イスラム教徒の9割を占める。  シーア派:四代目カリフのシーア・アリーの名前をとっている。マホメット後筋にイスラム主張を求める。  マホメットの死後から今日まで続いている抗争…(←根深すぎて…)  原理主義:スンニ派にもシーア派にもいる。当初から変化しすぎて「当初の原理原則に帰ろう」 【経済】 ✔商売でお金を得ることは良いが、利子を取る金貸しはダメ。 ✔そのためイスラム国家での銀行経営などがかなり独自…ですがあまり理解できずです^^; 【エピソード】 ダニロ・キシュ短編「眠れる者たちの伝説」では、コーランのエピソードを小説化している。 https://booklog.jp/item/1/4488070779 ローマの支配下でキリスト教が禁じられていた頃、経験な若者が迫害を逃れて洞窟に隠れ、そのままキリスト教が許される700年後まで眠り続けたという話。 この眠り続けて目覚めたときは、現世ではなく最後の審判を寓話としているらしい。ふーーん。

    15
    投稿日: 2020.07.01
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    日本人には馴染みの薄いコーランの内容を非常簡単にユーモアを交えて解説してくれている。我々とは価値観がまったく違う世界に特段の興味を持たせてくれる一冊。

    0
    投稿日: 2020.06.26
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    イスラム教の聖典であるコーランがサクッとわかる(わかった気になれる)本。 コーランは、アラーのマホメットへの啓示を、のちにまとめたもの。マホメットは最後に遣わされた預言者(神の言葉を預かる人)だが、それ以前にも預言者はおり、キリストもその一人。 旧約聖書と同様の記述も出てくるし、マリアやイエスも登場するが、ストーリー性はあまりなくて脈絡もなく、アラーの説教調らしい。 本来は翻訳ではだめで、アラビア語で謡うように発声されるらしい。

    0
    投稿日: 2019.06.18
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    阿刀田高氏の私の履歴書に触発されて、知っていますかシリーズに挑戦。まずは最もしらないコーランから。マホメッドが始めたイスラム教の聖典というぐらいの知識の人には分かりやすく面白い内容。とくに、グダグダ感をしらせるために、或る章を全部書き切るところを読むのは、はるひのエンドレスエイトよりも苦痛?同じことをよくもまあ・・・・。 備忘録 ・コーランはユダヤ教・キリスト教と続く唯一神。コーランにもモーゼやイエスがでてきており、マホメットは啓示を受けた最後の預言者。 ・最初はハーシム家の家族集団的な宗教団体をメッカでおこなっていたが、クライシュ部族内に広がるにつれ、部族内で孤立、アカバの誓いを経て622年(アラビア歴元年)にメディナ(ヤスリブ)に入り(ヒジュラ)、大布教が開始される。 ・632年マホメット死去後、4代はカリフ制が敷かれたが、小異を捨てて大同についたグループがスンニ派、マホメットの血筋であるものが首長(イマーム)になるべきだとする派が、4代目のアリーの名前を使って作った派閥が「シーア・アリー」シーア派になる。マホメットの血筋ではない1代から3代の流れをくむものが、ウマイヤ朝、アッパース朝につながり、妥協的・融通のきく路線、理想主義的なあつまりがシーア派。 ・イスラム原理主義はシーア派にもスンニ派にもいる

    1
    投稿日: 2018.07.29
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    「コーランを知っていますか?」 「え??・・・そういや知らないな。」 唐突に、でも何気に目に飛び込んできたので、ついつい手に取って買ってしまう。 ユダヤ教の側から言えば〔キリスト教も同じだが〕 「毎度のことだけど、コーランはおれたちの聖典のいいところを抜いて、勝手に自分たちの話にしてるわ」 となるし、イスラム教の側では、 「真実は一つ。アラーはすべてお見通しなのよ」 寛容とユーモアの精神を前面に、余裕と自尊心を背中に保ちつつ(解説より抜粋)。 入門書として、軽い気持ちで楽しく読み進めさせる。 本屋での出会いって、この何気なさがあるから、行くのをやめれない。

    0
    投稿日: 2018.06.29
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    コーランを非常に簡素な形で説明した本。イスラム教に関して全く前知識のない方への入門書としては良いかも。個人的にはもう少し踏み込んだ、井筒俊彦の『イスラーム文化』がより包括的な内容でオススメしたい。

    0
    投稿日: 2018.01.28
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    コーランの引用部分より、阿刀田氏の感想やコメントのような文章が抜群にいい。 ・・・というか、中盤以降はコーランの引用はすっとばして、阿刀田氏自身の言葉や感想の部分だけ読みました。 (やっぱりコーラン、私にはちょっと・・・(-_-;)レベル高い方にはいいんでしょうけど・・・) それでも、この本を読んでよかった!と思えます。 ちょっとのすき間時間で読む本ではなく、たとえば盆暮れの、腰を落ち着けてじっぐくり読めるときに、自分自身の教養を深め、話のネタ作りと考えて読む分には、とてもいい本です。(出だしで気に入ったところ、引用に載せました、面白そうでしょ?)

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    投稿日: 2017.10.24
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    イスラムについて、初めて学んだ。入門書としてはとっくきやすくてよかった。 本の内容としてはよかったが、個人的には神話が好きなので、それを期待してしまったのはやや間違いだった。

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    投稿日: 2017.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    名前は知っているけど、中身はよく知らないコーランを知ろう! 阿刀田節とでもいうのか、著者のいつものリズムをつかめればすいすい読める。なるほど、知らないことがいっぱいあったコーラン。旧約聖書との共通点と相違点は興味深く読んだ。それから女性の扱いについても。

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    投稿日: 2017.09.21
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    9.11(2001年)の直後に執筆された連載を文庫化。ただし本書は純粋にコーランとイスラム教の理解を主眼として書かれた「知っていますか」シリーズのエッセイだ。砂漠の民の思想から生まれたと思われるイスラム教は、多神教や偶像崇拝を排斥し、必要とあれば対立する部族や同族を攻撃するという、現代の常識では測りきれない考えを有している。それは現在の宗教対立やイスラム過激派の行動の原因になっているとも感じる。ユダヤ教、キリスト教の経典を下敷きにした新興宗教と言ったら不敬に当たってしまうか……

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    投稿日: 2017.08.23
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    原典を読む気合はないので、こういうまとめ本はありがたい。 内容は・・・なんだかよくわからないということがわかった。 神が絶対、それ以外はペケ。異教徒は地獄におちる等、他を認めないところは申し訳ないが個人的に好きじゃない。 キリストさんもユダヤさんも神は同じなのに、それぞれ自分だけが正しいと考えるから仲良くできないんじゃないの。と、無宗教な自分は思うのでした。 とりあえず、学校の授業ではよくわからなかったスンニ派とシーア派が何となくわかった。

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    投稿日: 2017.01.30
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    コーランどころか旧約聖書、新約聖書も知りませんでした。イスラム教を理解できたと思わないけど、一神教の考え方を理解するきっかけになった。

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    投稿日: 2016.11.05
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    2016年10月5日読了。阿刀田高によるコーランの解説書。「日本人はイスラム教について漠然とした知識しかない」という前提で(私もそうだが)書かれており、大変分りやすく、我々素人目線で時折入るアラーの神さまへのツッコミも、「イスラム教徒が読んだら怒るのでは…」という後ろめたさも相まって、すこぶる面白い。イスラム教がユダヤ教・キリスト教をいわば「後出し」で取り込んでいったこと、何の後ろ盾もなかったイスラム教は激しい戦闘を経て広まり、その途中で部族の結束や未亡人・孤児や戦勝金、離縁の手続きなどの詳細を決めていく必要があったこと、などを踏まえると、イスラム教やコーランに対しても入信するとまではいかないが、親近感を覚えられる気もする。「親父の説教に似た」と言われるコーランを読む気は起こらないが…。

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    投稿日: 2016.10.05
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    イスラム教について、知りたかった。わかりやすく書かれていたと思う。でも、ほとんど読み進めることができなかった。無理だった。特におかしなことが書かれてたわけじゃなかったと思うんだけど、なんでだろう。時間をおいて、も一回、挑戦してみよう。

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    投稿日: 2016.09.21
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    知識としてのイスラム概略。 くだけた文章で書かれていて、取っつき難い感じがなくとても読みやすい。 旧約聖書も新約聖書もコーランも、もともとは同じルーツを辿っていることを知る。日本人の感覚として仏教を同じ宗教のカテゴリーとして分類するにはあまりに乱暴なようにも思えてくる。 ニュースで見かけることの多くなったイスラム諸国の問題の前提が少し理解出来そうな気になれます。

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    投稿日: 2016.05.10
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    周木律先生のアールダーの方舟を読了後、イスラム教の概略をおさらいしたいなーと思ったので、ブックオフで目に付いた本作を購入しました。 が。 第1章を読んで、読破を断念。 思っていた以上に詳らかに解説されていたのですが、教典を引用したり比較したりするような内容は求めていなかったので、今は読むタイミングではなかったかな、という感じ。 後は、既知の情報を長々と講釈されたのも、ちょっととっつき辛かったかなー。

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    投稿日: 2016.03.22
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    阿刀田高の「知っていますか」シリーズ、コーラン編。最近は、空港に祈祷室が設けられたり、ハラル食を出すレストランが増えてきたりと、イスラム教に関する理解が広がってきているが、しかし、それでもまだイスラム教は日本人に取って最も理解されていない、遠い宗教ではないだろうか。そんなイスラム教を、発足時点の背景、発展の歴史、聖典とされるコーランの構成と教義、現代資本主義との折りあい方まで幅広く平易に概観した一冊。 2001年の航空機テロ事件後に書かれたこともあって、「時流の流れに乗ろうとした軽薄な書」とも受け取られがちだが、しかし、その内容はイスラム研究者が「本来は我々研究者がこういう平易なコーラン入門を書かなくてはいけないところを、小説家に先を越された」と地団駄を踏むほど出色の出来。個人的には、イスラム教がユダヤ教、キリスト教に連なる宗教であることすら知らなかった(これは「常識が無い」と言われても反論できないところだが)ので、非常に勉強になった一冊だった。

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    投稿日: 2016.03.03
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    読み終わって、イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の関係が何となく理解できました。 イスラム教徒は多神教の信者とは結婚出来ないけど、キリスト教などの一神教の信者なら結婚を認められているとは知りませんでしたので、それが一番驚いたかな。 昔、イスラム教徒の多いエジプトでモスクを見学していたら、学校の遠足で来てるらしき現地の子供に英語で「宗教は何?」と聞かれて(東洋人が珍しく、何か話しかけたかったのだと思われる)驚いたが、彼らはまず宗教ありき、の生活だからそんなに突飛な質問でもなかったのかな、と今更ながら納得。 ちなみにその「宗教は何?」という質問には答えられませんでした。。 ジャパニーズ神道、とでも答えておけばよかったかな。

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    投稿日: 2015.07.09
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    日本人から遠いイスラム教の経典コーラン。内容をその時代の背景も織り交ぜて解説している良書。著者の前作聖書を知っていますかシリーズに、比べると読後感は悪い。物足りないのだ。著者があとがきにて弁解しているようにコーランは馴染みがないために、理解が難しい。今後もコーランを学んでいく。

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    投稿日: 2014.05.09
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    あの阿刀田さんが、コーランについてはもちろん、イスラームの誕生やら行ってみた現在のイスラーム諸国の話なども書いてる。特にコーランは目を通したことがなかったから、それがストーリーとかなく有機的な繋がりもない、言ってみれば親父の説教のようなものとの喩えでわかりやすく説明してもらえてよかった。ヨルダンやサウジアラビアなど、何年か前に行ったところが出てくるんだけど、阿刀田さんはそうゆう感想を抱くかとこれまた面白かった。

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    投稿日: 2014.01.04
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    読み助2013年12月15日(日)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2013/12/post-b845.html

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    投稿日: 2013.12.15
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    ・あくまでムハンマドが聞いた、という根本の貫徹。 ・あらゆる宗教を完成させようという意欲。 ・武力。 ・女性の扱いは、当時の慣例から見ればかなり革命的だったのか。 などなど。 イスラム文化はもっと追究すれば面白くなりそうだ。

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    投稿日: 2013.09.15
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    友人に勧められて読む。無神論者の筆者からコーランの一部を読み解くもの。コーランの矛盾やコーランはマホメット個人の意見も入っているのではないかというのを暗に指摘しているような感じの部分が何か所かある。 本当の理解のためには、コーランをしっかり読まなくてはいけないと思った。

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    投稿日: 2013.08.13
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    イスラムと日本の感情的な距離感はヨーロッパよりも圧倒的に遠い。 また、まったくの無根拠ながら何やら 前近代的なイメージを僕自身が浮かべがちでもある。 とはいえ、世界の3大宗教のうちのひとつであり、 今、政情の不安定さからも特に注目すべき宗教だと思う。 不謹慎な言い方をするが、 ルールも知らずにスポーツの観戦は十分に楽しめない。 この本はそれくらいカジュアルな層に向けて書いているが それというのも、前述した距離感を念頭において いかにして日本の読者に読まれるべきかを真摯に考えた結果と思われる。 また、イスラムについて理解を深めると同時に、 おそらくキリスト教から見ての日本も相当に深い溝があるだろうことも 十分に想起させてくれる。 広く異文化との接触におけるガイダンスの役割を果たしてくれるであろう良書です。

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    投稿日: 2013.07.08
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    イスラムの教えのエッセンスがわかる良書。 世俗の運不運も不公平も最後の審判で全部アラーが精算してくださる、だからひたすらアラーを敬い、教えに従っていれば目の前の些細なことは気にしなくてもよい…ある意味シンプルな生き方かもしれない。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教とも神はみな同じというのも興味深い。アラーがイエスに「自分が神様だと言いふらしてるんじゃないか?」と尋ねてイエスが必死に否定するくだりは笑える。

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    投稿日: 2013.03.16
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    アラーからいつも絶対正しい命令がなされ、破ると業火に焼かれ続けるという…、イスラム教徒は安心して生きることを楽しめているのだろうか。しかしイスラム教が着実に世界に広がっていることを考えると、自力で生き抜くことの方がよほど苦しい事なんだろう。

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    投稿日: 2012.12.31
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    テレビで阿刀田さんのことを知り、手に取ってみました。今の日本ではイスラムというだけで「過激派?」や「テロを起こした人たちでしょ?」という偏見があるが、これを読むことでイスラム教自体が悪いわけではないと知った。むしろ、私が思っていたものよりよっぽど親しみやすいものだった。 阿刀田さんの軽快な突っ込みもあり、さくさく読めた。

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    投稿日: 2012.05.18
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    読んだきっかけは、「旧約聖書を知っていますか」「新約聖書をしっていますか」に引き続き、中東の紛争に、民族や宗教が絡んでいる理由について、少しでも理解したい・・と思ったから。 ・・・なのですが、む・・無理でした、全部読むの・・^^; 図書館から借りて1ヶ月以上手元にありましたが、どうしてもページが進まなかった。 筆者は頑張って解説してくれていたのでしょうが、 コーランは旧約聖書程ドラマティックなストーリー仕立てになっていないこと。 新約聖書ほど、ゆかりの美術品がなくて付加的な魅力がなかったこと。 コーランの内容自体が規律ばかりのような気がして、面白くないこと。 ・・などの理由で、私には受けつけませんでした。 飛ばし飛ばしで読んでの感想ですが、 コーランは、精神的な宗教を唱えているというより、民族内をまとめる為の規律、民族が生き残っていく為の規律・・・のようなものを目的としているような印象を受けました。

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    投稿日: 2012.03.08
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    タブー感の高いイスラム教の聖典に、思いっきり率直に踏み込んでると思う。 比類なく分かりやすい上に、感覚的にもぐっと落としこんでよくわかった。 イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の近さ 教えの基本路線 断食の意味 新しい知識が盛りだくさん。 2012年、トップ3に入る本になるかも。

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    投稿日: 2012.02.23
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    コーランとコーランを通してイスラム教の世界を知る為の入門書としてお勧め。著者のツッコミが日本人から見ると的を得ていて面白いと思う。

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    投稿日: 2011.12.13
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    ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は兄弟のようなものだが、 本当はイスラム教が一番なのだ。 そうアラーの神は言っている。 ユダヤ教もキリスト教もすべてアラーが使わした預言者のなせる技であった。 最後に、総まとめ役預言者としてマホメットは登場したというわけ。 アラブ世界はイスラム教を抜きにして語れない。 この一冊は入門書として必読の一冊だ。

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    投稿日: 2011.11.20
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    今回、この本を読んでみて初めて腑に落ちたのは「イスラム教の神とユダヤ教やキリスト教の神は基本的には同じもの(要するに唯一の絶対神)であり、イスラム教の始祖とされるムハンマドはモーセ、アブラハム、イエスといった預言者の一人であり、それらの先輩預言者に成し遂げられなかった『唯一の絶対神』に対する信仰を広めるために最後に遣わされた者である」というものだということでした。  中世以降現代に至る世界情勢と照らし合わせた際に感じる、「ユダヤ教」「キリスト教」との確執を思えば決して仲が良いとは思えない「イスラム教」だけど、それでも敬虔なイスラム教徒曰く 「異教徒との結婚は原則ダメ。(これはわからないじゃない。)  でも、ユダヤ教徒やキリスト教徒なら許される。  多神教を信じる者は絶対ダメ。  仏教は人間(お釈迦様)が考えたものだから宗教ではなく哲学。  イスラム教は『神の言葉』で、こういうものこそが宗教。」 とのこと。  なるほど~。  よくわかんないけど、何となく言わんとすることはわからないじゃない・・・・。  まあ、KiKi なんかの感覚だと「ムハンマドが預言者ならお釈迦様だって預言者と考えればいいんじゃない??」と思わないでもないんだけど、やっぱり「唯一無二の絶対的な神」という形而上的な存在を肯定するかしないか?がポイントらしい・・・・・。 (全文はブログにて)

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    投稿日: 2011.10.04
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    【75】 旧約聖書、新約聖書に続き読了。 以下メモ 1.全世界の支配者にして唯一の支配者であること 2.最後の審判という総決算が存在すること 3.アラーがその支配者であること。 ユダヤ教、キリスト教と同じ唯一神を仰ぐ マホメットは最大の預言者 コーランの解り辛さはマホメットに二十余年かけて下った啓示であり、周辺状況の理解が必須 コーランの最後の審判における賞罰はユダヤ教、キリスト教と較べてひときわ克明で顕著 聖地メッカ/カアバ神殿 孤児救済 全ては神によって決定されている コーランは神の言葉であり、神の音楽(朗読)→翻訳の禁止 イサク・イシュマイルとユダヤ人・アラブ人の関係が逆 メッカ啓示1/2、メディナ啓示 六信(アラー/天使/啓典/預言者/来世/天命)五行(信仰告白/礼拝/斎戒/喜捨/巡礼) 偶像崇拝の禁止 利子収入の禁止=対ユダヤ人? コーラン/マホメットの言葉は含まれない ハディース/マホメットによる示唆 シャリーア(法学者)、イジュマー(共同体)/教義についての正当とされる解釈 ⇨コーランが何を示しているかによって様々な解釈が生じ得る マホメットの生涯 ジャーヒリーヤ時代▷遊牧民族にとって略奪は当たり前 クライシュ部族(メッカを支配)のハシーム家▷正統な血筋だが、大商人中心の主流派に対する抵抗勢力 隊商で頭角 ハディージャと結婚、末娘ファーティマ 四十歳の時、初めての啓示 迫害された理由 メッカ/カアバ神殿は原始多神教の聖地であり、巡礼者はクライシュ部族の収益源 部族内ヒエラルキーの否定 血族の結束を崩す アカバの誓い→ジハード思想 ヤスリブ(現メディナ)移住=ヒジュラ、アラビア暦元年 バドルの戦い、大勝利の意味 1経済的自立 2アラーへの信仰強化 3マホメットの地位向上→預言者4クライシュ部族の衰退 イスラム教の確立⇔ユダヤ教との対立 メッカ入城 マホメットの死 正統カリフ 第一代アブーバクル(親友) 第四代アリー(従弟、ファーティマの夫 勢力争いの中で、三代、四代は暗殺→スンニ派とシーア派の対立へ ウマイヤ朝以降のイスラム王朝時代へ スンニ派:穏健派の緩やかな連合体/9割を占める/現実主義 シーア派:シーア=シーア・アリー(第四代正統カリフ)/アリーのみが正統カリフ/理想主義/過激派/分裂 2011.10.13読了

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    投稿日: 2011.09.25
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    これは面白い。 日本に居るとなかなか縁の無いイスラム教/ムスリムの人々の風習について、 極めて平易で噛み砕いた感じで説明をしてくれる一冊。 より正確に言うなら、イスラム教の聖典であるコーランについての解説ということになる。 時代背景からして、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教にはそれぞれ共有している点があり(というかユダヤ教がベース言うべきなのだろう)、登場人物や天使の類は意外と同じだったりするという(名前の読みはアラビア風になっているようだけど)。ユダヤ教、キリスト教と関係が深く、かつ後発となるイスラム教は、いかにして自分たちの神様(アラー)の正当さを主張するかということに随分骨を折ったらしい。実際のところ、始祖マホメットの仕事は宗教家としての布教活動だけではなく、共同体の指揮官として戦争に当たる、なんてことも含まれているので、地続きの世界のなかで自らの地位を確立してきたプロセスがよく伝わってくる。 あと、コーランはあんまり時間軸上のストーリー性を持たず、項目ごとに並べているという感じの書物だそうだ。これも意外な感じ。解釈が大変そうだな…と察せられるが、やはり宗教は解釈学と切っても切れない縁があるのだろう。 終章(第10話)には著者が2002年に実際にサウジアラビアを訪問したときの簡単な紀行文も付いているので、現代的な空気もちょっと感じられたりする。 今後、人生のどこかでイスラム圏の人と会うこともあるでしょうから、今のうちに一読しておくのが良いのでは。良書です。

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    投稿日: 2011.07.27
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    イスラム教の聖典を、阿刀田流にわかりやすく読み解く、世界一わかりやすいコーラン入門書。 大学の授業でキリスト教・仏教・ユダヤ教などは一通り講義を受けたのだが、イスラム教だけはなぜか全く触れられなかったので、ちょっとお勉強のつもりで手に取った。 数ある宗教の中でも、イスラム教は聖典を大切にすることで有名みたいだし、これを読めば「さわり」だけでもわかるかなー、と。 私のように大まかにイスラム教のことを知りたい、という人間には、大変読みやすい本だった。 解説でイスラム教の専門家(ちょっとうろ覚え・・・)も、太鼓判を押しているくらいだから、著者はコーランのことをかなり勉強しているようだし、これ一冊読めば、コーランの全体像もなんとなくわかったような気になれる。 いいなと思ったのは、イスラム教の始祖マホメットのついて多くのページが費やされていたこと。コーランはあまりストーリー性がなく、同じようなことが何回も出てくるそうだが、マホメットの生涯を辿ることで、イスラム教の教えにストーリー性が生まれて読みやすくなっていたと思う。 それにしても、イスラムのことについて私たちはあまりにも関心がないな、と改めて自覚した。 ニュースや新聞の報道だけがイメージとして定着していて、イスラムというと、そのイメージしか思い浮かばない。 それがいい悪いという問題ではなく、それ以上のことを知る気がない、ということに、私は反省の念を覚えたのである。イスラムの人々だって、日常生活はあるはずなのに、そういうことを知ろうという気がしないのだ。イスラム教国に「なんだか怖い国だ」、というラベルをとりあえず貼っておけば、それ以上のことは考えなくていいや、という意識(無意識?)が問題だなぁ、と思ったのである。 というわけで、「今だからこそ読みたい」と帯にも書いてあるように、こういうわかりやすくとっつきやすいイスラム入門書が書かれているということは、とてもありがたいことだと思ったのだった。 理解しようとすることはもちろん大切だけど、それ以上に、テレビの画面から与えられた情報が全てのはずがない、ということに多くの人が気づいてほしいなぁと(森達也氏の著作を読んだ私は)偉そうに考えたりしたのだった。

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    投稿日: 2011.07.18
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    居酒屋でたまたま隣に座ったおっちゃんがコーランの説明をかいつまんでしてくれました。 そんな感じの本。随所の親父ギャグが愛しい。 でも、軽妙に進んだ後に読む最終章のおっちゃんの独り言はとても重い。 「え、あのおっちゃん、実はすごい人だったの!?」って後になって居酒屋のおかみさんから聞くような。

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    投稿日: 2011.05.22
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    新約聖書の中でイエスがマホメットの出現を予言しているという記述があるなど、コーランの立場はユダヤ教、キリスト教を否定するものではなく、完成する。なるほどと思った。物語性よりも説教を重視するというコーランを面白く解説している。良書と思う。

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    投稿日: 2011.03.18
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    阿刀田氏によるイスラム教解説本。2005年。コーランを一般読者にわかりやすく教えてくれる。すべてを解説しているわけではないが、もともとが非常に難解で硬いものをやさしくやわらかく説明しているので読みやすい。きっかけにもなる。  これを読むとアラーの偉大さがよくわかる。旧約聖書、新約聖書では不足しているから、コーランによってすべての教えが完成される、そんな位置づけらしい。キリストは否定せず、しかし、神ではないと解釈。どんなにすばらしい人も業績も、ほかのありとあらゆるものがアラーの力によってもたらされている。やはり偉大だ。  それがわかっただけでも本書の意義は大きい。中東のニュースの見方も少し違ってくるだろう。

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    投稿日: 2011.02.26
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    個人的にはどの宗教にも属していませんが、世界の戦争のほとんどは宗教と絡んでいる(と思う)ので、各宗教の成り立ちに、文化や歴史として興味があります。宗教の歴史を知ることが、世界情勢を知ることにつながるように思います。 本書は、コーランを解説した本としてかなり良書という評判。面白いのだが、なぜか読み進めない。。只今第5話途中。

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    投稿日: 2010.12.06
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    ヨルダン、シリア旅行後にイスラム教のことが知りたくて読む。 コーランの説明で、イスラム教・イスラム社会についての説明は少いので、入門書としては読みやすいけど、もの足りない感もあり。 最後の章が、メッカ・メディナのあるサウジアラビアとヨルダンを旅行したときのことが書かれてて、この章が1番おもしろかった。 2010/10/23読了

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    投稿日: 2010.10.24
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    アメリカのイラク侵攻の影響で、この本が出版された時期には多数の「イスラム解説本」が出ていたのを記憶しています。 コーランについて知るというのもその一つですが、この本は阿刀田流でコーランのエッセンスを易しく説明したエッセイです。 素人にとっては、コーランを原典で読むのが非常に難しいそうなので、この本のように信頼できる読み手に解説してもらうのが良いと思います。とにかくこのエッセイを読むとコーランも判りやすくて面白いのですが、だからと言ってイスラム教を信じたいという気にはなりませんでした。

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    投稿日: 2010.09.18
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    ・8/31 いつか読んでみたいというか読んでおかなきゃと思っていた聖典だ.新約聖書、般若心経とくればコーランも忘れてはいけないでしょう.人類として地球人として生まれてきたからには、内容ぐらい知ってないと恥ずかしいよね.旧約聖書もそのうち読む必要があるな.必須の古典は数あれど、時間の無さとハードルの高さで一生知らないで死んでいくのかと思うと、結構さびしいな. ・

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    投稿日: 2010.09.08
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    浦野所有。 ニュースで話題のイスラーム教の聖典クルアーン(コーラン)には何が書かれているのか。その解釈をめぐって、イスラーム教徒たちはなぜ対立してきたのか。そんなことがわかる入門書です。 しかし作中ではクルアーンの内容よりも、預言者ムハンマドが生きた時代やイスラーム教の習慣などの解説のほうが充実しているように感じました。おそらく、阿刀田氏が自ら補足しているように、クルアーンはアラビア語で読まなければ偽物になってしまうので、「周辺からクルアーンを見つめよう」というスタンスに立った1冊なのかもしれません。

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    投稿日: 2010.05.11
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    第1話 扉を開けると 第2話 象の年に生まれて 第3話 アラーは駱駝を創った 第4話 預言者たちが行く 第5話 妻を娶らば 第6話 神は紙に描けない 第7話 砂漠のフェミニズム 第8話 救世者の称号 第9話 君去りし後 第10話 聖典の故里を訪ねて 阿刀田高さんの、ギリシャ神話、新約聖書、旧約聖書、ホメロスも読んでみたいなぁ。 宗教的な本ではなく、概要把握したい時って、ちょっと本を選びます。 イスラム教の入門書としてオススメです。 おもしろおかしく書かれていますが、大枠は分かります。 コーランを読む前の、準備体操というか、パラパラ読みにあたるものとして読みました。 これから、岩波新書のコーラン(3冊)読みます。 マレーシアに行ってから、イスラム教に興味ありです。 日本人には、一神教ってちょっと違和感ありますよね。

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    投稿日: 2010.05.03
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    実家は仏教(お葬式くらいしか関係ないけど)、幼稚園はキリスト教で聖書は暇つぶしに3回くらい読んだ、ギリシャとかヒンドゥーとか神道の神々のお話は面白いから好き。で、残ったメジャーどころなのにまったく知らなかった「イスラム教」のことを知りたくてこの本を探してた。 コーランを意訳したり旧約・新約聖書と比較したりしながらかるーく解説してくれるので、イスラム教が全くわからない人にはオススメ。 やっぱり一神教って寛容さがなさ過ぎるのが怖いなぁ。

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    投稿日: 2010.04.01
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    馴染みがあるようでない。知っているようで全く知らない。宗教としてでなく、一つの物語として読むと面白いかも

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    投稿日: 2010.02.23
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    (2006.11.14読了)(2006.09.18購入) 積読中の「コーラン」全三巻を読むことに踏み切らせたのは、この本です。通常は、入門書を読んで終わりか、入門書を読んでから原典を読むと言うのが多いわけですが、今回は、あれこれ迷った末、原典を読んでから、入門書で、まとめにしようと考えて、原典を先に読みました。「コーランの世界」「イスラーム文化」で寄り道はしましたが。 イスラームに関する積読は、まだ大量にありますが、ここで一区切りにしたいと思います。 「コーランを知っていますか」は、読みやすくて分かりやすく、「コーラン」の引用も結構してあるので、ある程度コーランを読んだ気にもなれます。「コーラン」原典を読むよりこの本一冊読むほうが、イスラームについてよく分かります。 専門的な入門書としては、「イスラーム文化」も捨てがたいですが、これからイスラームについて学びたい方は、「コーランを知っていますか」をまず読むことをお勧めします。 ●コーランの代表(14頁) 第一章がエッセンスであり真髄を短く示したものであるのに対し、第二章はコーランで扱うほとんどのトピックスに触れている。 ●旧約聖書、新約聖書、コーラン(34頁) 旧約聖書は古代ユダヤ王国の建国史と読むことができる。新約聖書はイエス・キリストの伝記として読むことができる。コーランの記述は、歴史ではない。伝記でもない。もちろん論文ではない。あえて言えば、親父の説教に似ている。 ●六信五行(186頁) 六信は文字通りイスラム教徒が信ずべき六つのもの、すなわちアラー、天使、啓典、預言者、来世、そして天命である。 五行は信徒が六信を胸に抱いて実践すべき五つの行為であり、信仰告白、礼拝、斎戒、喜捨、そして巡礼を言う。 ●礼拝(205頁) 「私たちはアラーに祈ることが生活の中で一番大切なことなんです。仕事はその次です」 ●飲酒に禁止(283頁) 飲酒については、特に節度を失うような飲み方でなければユダヤ教もキリスト教も禁じていないし、アラーも当初はそれほど厳格ではなかったようだ。だが礼拝を怠り、敬虔さを失い、風俗を乱すことが多いのを見て、悪魔の誘いとしたのではなかろうか。 (飲酒運転をなくすには、日本人を全員イスラム教徒にすると言うのも一つの方法かもしれない。) コーランの日本語訳は、日本ムスリム教会発行の「聖クルアーン」を基本資料としたと言うことです。但し、アマゾンで検索してみると、「品切れ」でした。 著者 阿刀田 高 1935年 東京生まれ 早稲田大学文学部卒業 1978年 『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー 1979年 『来訪者』で日本推理作家協会賞受賞 短編集『ナポレオン狂』で直木賞受賞 1995年 『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞 1993年より1997年まで、日本推理作家協会理事長 2003年 紫綬褒章受章 (「BOOK」データベースより)amazon 遺産相続から女性の扱い方まで厳格に、でも驚くほど具体的に、イスラム社会を規定する『コーラン』。日本人には理解しにくいと言われるこの書も、アトーダ流に噛み砕けばすらすら頭に入ります。神の言葉『コーラン』は、実は後悔しない人生を送るための親父の説教みたいなものなんです。イスラムとの協調が絶対不可欠な、今だからこそ読みたい『コーラン』の、一番易しい入門書。

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    投稿日: 2010.02.20
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    コーランを訳した文章は難しい 著者の解説があってやっと輪郭がたどれる…でも難しい イスラム教の起こり、発展、ムハンマドの死後その流れをなんとなく掴む事で、近代から現在のイスラム社会で起きていることの意味が少しわかる 知っておく必要があるんだと思う

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    投稿日: 2009.10.17
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    すごく評判のいい「コーラン入門書」のはずなんだけど、 私とはちょっと相性が合わなかったみたい。。残念。 コーラン=後悔しない人生を送るための親父の説教みたいなもの

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    投稿日: 2009.07.24
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    アラーって、マホメットにやさしすぎじゃない? と思ってしまう。 唯一神のくせに、けっこー意見も変わっちゃったりしてて人間臭いなーと思った。 それにしても、マホメットはもともと才能がある人間だったんだ。 やっぱ神も、才能がある人間を好きなんだよね。って悲しいわ! コーランはこの本ですこし触れただけに過ぎないんだけど、 なんだか屁理屈くさい文章がたくさん出てくるから、あんま信用できないなぁ。

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    投稿日: 2009.01.21
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    イスラムやコーランの世界については殆ど何の知識もない状態で読み始めたので色々と発見があった。 内容については自分の中で比較対象となるものがないのでなんとも。 面白くて読みやすい本。

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    投稿日: 2008.07.23
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    予言者ムハンマドが受けたアラーの啓示を収録した「コーラン」。イスラム教徒の聖典でもあります。 コーランでも聖書でも小難しい言葉で書いてあり、分かりにくい。でも読んでみたいという方。 概要だけではあるが、分かりやすく説明した一冊。なかなかおもしろいです。 解説シリーズは他に、 「アラビアンナイトを楽しむために」、 「旧約聖書を知っていますか」、 「新約聖書を知っていますか」、 「あなたの知らないガリバー旅行記」などもあり、おすすめです。

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    投稿日: 2008.05.17
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    ブラックユーモアでおなじみの阿刀田高さん。イスラム教になじみのない人向けの、とても読みやすいコーラン入門書。 それほど辛くはないですよ。

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    投稿日: 2008.03.06
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    新規購入ではなく、積読状態のもの。 2011/10/8〜10/15 阿刀田さんの知っていますかシリーズ。とうとうコーランである。イスラム教の教義は日本人にとって馴染みが薄いが、阿刀田さんの軽妙な解説で概略を知ることができた。でも、流石の阿刀田さんもコーランには手を焼いた感じが伝わってくる。キリスト教との関係は面白いなあ。

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    投稿日: 2007.01.26
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    筆者にはクルアーンはつまらないらしい。クルアーンのことは知りたいけど、クルアーンそのものの翻訳はちょっと、という人は読んでみてもいいかもしれないけど、クルアーンの入門書ではなく感想文かも。

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    投稿日: 2006.07.22