
総合評価
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powered by ブクログ大阪弁の物語が読みたくなり、手に取る。 息遣いが聞こえるような会話の黒川文学。 桑原のキャラが立ちまくっていて、生々しい。 後半になるにつれ、躍動感も出てくる。 良い読書体験だった。
11投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
黒川博行氏が送る『疫病神』シリーズの第一弾。 建設コンサルタントの二宮は産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれる。巨額の利権が絡んだ局面で共闘することになったのは、桑原というヤクザだった。金に群がる悪党たちとの駆け引きの行方は――。 『二度のお別れ』に続いて黒川作品を読んでみた。 例によって大阪が舞台であり、大阪弁が飛び交う世界。そしてこのシリーズは裏社会(主にヤクザ)がじゃんじゃん出てくるのでそっちの用語も普通に使われる。 となると大阪弁にも裏社会用語にも馴染みのない自分としては、まず読み進めるのにやや苦労を要した。 海外の翻訳物を読んでいるような感覚とでも言おうか。 そして裏社会のお話になるのでやはり構造が複雑。登場人物も多くてなかなか理解が進まなかったのも事実である。 それでもなお、最後まで読みたいと思わせて(自分の中では)短期間に読み終わったのは、ひとえにこの小説の面白さが成せるワザとでも言おうか。 主人公・二宮はそれなりに常識人寄り(とは言えかなり裏社会に精通しているが)なので、感情移入はしやすい。 相棒の桑原はもう何というか、物凄いパワーの持ち主である。 行動力の権化とでもいうのか。 味方にいるととても頼もしい男だ。 側から見たら良いコンビなのだが、二宮としては勘弁してほしい所だろうw 内容的には関西の裏社会版半沢直樹という感じ。というかこっちの作品の方が先なので元祖半沢直樹なのか。 最終的に悪巧み自体はそのままではあるが、二宮と桑原のお陰で悪巧みの仕組みがバラされたのはスッキリした。 大阪弁や裏社会モノに拒否感がなければかなり楽しめると思われる。
2投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ疫病神シリーズ第1作目。 疫病神シリーズがあることは知っていたが、手を出さずにいた。だって、止まらなくなりそうだから。 しかし、だがしかーし、ブックオフで第1作目である本書が綺麗な状態で220円で売っていたため、買ってしまい、気付けば読んでいた。もう、駄目だ。こうなると次も読みたい。ということで、次も買ってしまった。 産廃場建設を巡り、ヤクザとヤクザのフロント企業と大手ゼネコンが出てくる。相関図があると理解しやすい。 本作は、関西弁の会話のやりとりのテンポが非常に良い。お話も一筋縄ではいかず、二転三転する。スピード感がある。 最後まで楽しいし、二宮と桑原のコンビも楽しい。 次も読む。多分、シリーズ全部読む。 星は3つ。4つと迷って3.8とする。
2投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ疫病神こと、桑原と二宮のキャラだけなら満点なんだけど・・ 物語としては。産廃処理場を巡るトラブルが複雑怪奇で、登場人物が多すぎて訳がわからない。その訳がわからない中を、疫病神コンビが動き回り引っ掻き回し、更に訳がわからなくなる。最後まで、事件の構図がスッキリとは私の中では落ちませんでした。お話としてはどうなんでしょうか。あまりにまとまりがなさすぎる気がしますが。 それでも読ませるのは、疫病神の二人がどんな危機に陥っても余裕があり機知に富んでいて、なんとも魅力的。さらに二宮の事務所のバイト悠紀も二宮の母親も魅力的だし、ほんとにちょい役の二宮の父の元部下?嶋田もいい味を出している。 この人たちの物語を続けて読みたいと強く感じた。
13投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ「一体、なんなんだこの話は?!」 読みながら、そんな言葉が何度も頭に浮かぶ。とにかく面白い、でも、訳がわからない。 元はと言えば、母のおすすめ本ということで手に取りました。 読み始めたものの、ヤクザの世界に興味はない。登場人物が多くて名前が覚えられない。そもそも、テーマである産業廃棄物処理事業というのにまったく魅力を感じない…。 なかなか興が乗らず、読むのを途中でやめようと思ったくらいでした。でも、オススメされた義理もあるので辛抱強く読む。面白くなってきたのは、堅気の主人公と組むのが、どうやら極道のこの桑原という人物らしい…と分かりかけてきたころ。 そこからは、あれよあれよという間に物語が進む。男二人のバディもの。完全なハードボイルド。シノギとかサバキとか全くわからない。それなのに、どうしてだろう、結構面白い。いや、かなり面白い。 読み終わる頃には、シリーズの2巻目を探し始めていました。いやはや、あっぱれ! あと、私は物語を読み終わったときに、よく「あぁ、物語が終わってしまった」という喪失感を抱くのですが、この本にはそれがありませんでした。残るのは、大阪の各地を駆け抜けた疾走感のみ。それがまたよかったです。 さぁ、2巻に駆け込むぞー!
6投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
疫病神シリーズ第1作。ハードボイルドとミステリーが絶妙に融け合い、会話の掛合いで読む手を止めさせない鉄板シリーズ。 建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場の造成をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の産廃事業者・小畠一三の失踪。度重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の"相棒"桑原は、一筋縄ではいかない"疫病神"だった…。 もう、面白過ぎ。なぜ黒川さんはこの作品で直木賞をとっていないのか、ひたすら首をかしげるほかないです。 大阪弁で交わされる二宮と桑原の会話が軽妙。そして、金のにおいを嗅ぎ付けて"疫病神"のごとく二宮につきまとう桑原ですが、桑原は桑原で、二宮のことを"疫病神"呼ばわりするってのがたまらん。 金脈に群がる金の亡者どもをこのコンビが蹴散らすのが爽快。そして、何重にも張り巡らされた巧妙なプロットに思わず唸る。ここまで込み入ったストーリーを平易な言葉で綴るのがまたいいんだよな。
0投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログ建設コンサルタントとヤクザの凸凹コンビが織りなす狂騒曲。シリーズ第1弾。産廃を巡るゼネコンとヤクザの絡みに巻き込まれていく流れは難しいながらも軽妙で面白い。テーマが重いわりに会話がテンポ良い関西弁なので関西住民としてはサクサク読めて楽しい。作品当時にあたるこの業界は闇がかなり深そうで実際にあったら恐ろしいな、と思いながら読めた。主人公の二宮が頭の回転が速く口も達者なので気後れしない所が何とも。そして黒川作品に共通していることなのだがラストの余韻がサッパリとしつつ後を残すのがたまらん。
5投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログ関西弁、ヤクザ者など好きなジャンルではあるけど、何しろ会社名や組の名前、人物など、関西特有なのか漢字が多くて読み方も分からないし、難しかった。でも主人公の二宮と桑原の掛合が面白くて最後まで読めた。
0投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログさすが直木賞受賞作 関西なまりにイマイチなじみが持てないのですんなりと読み出せなかったが 少し読み進めるとすぐに物語に引き込まれた 残念だったのは大阪にほぼ土地勘がないため迫力にリアリティーが伴わなかった事 それがあれば”星五つ” だったかも
0投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログ普段、絶対接することのない、ヤクザの世界を垣間見れる。こんなアプローチの仕方があるのか!確かに、ここは穴だな、、、気づきが満載。 二宮と桑原のコンビは、こうして生まれたんだね!
8投稿日: 2023.11.03
powered by ブクログスカパーのドラマ化作品を観て依頼、本も読んだつもりでいました。 作品は違いますが、表面を擦った程度のドラマに比べると、小説の奥深さ、暖かさに改めて感謝!! 読書好きになって本当にヨカッタ。
15投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログあかん、またシリーズもんに手を出してしもた。裏社会のことは興味があるけど近づきとうはない。でもこの作品はリアル過ぎてなんか引きずり込まれそうで恐いもんを感じんねん。主人公に感情移入しとうないし、さっさと降りたらええのになんで関わんねんと思いながらページを繰ってしまう。ほんまどもならん。
0投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログノワール小説にカテゴライズされる作品を読むのは久しぶり。産廃の話は途中でどうでも良くなりました(笑) 地名や組織の名前が多くてメモしながらなんとか読み切りました。 関東民なので泉南がどっちとか富田林がどの辺とかは分かりますけど、アメ村からどうのと細かい話になるとさっぱりなのでこちらも地図を片手に…。 本筋に関係ありませんが、携帯番号が10桁の時代で懐かしくなりました。
1投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログもっとスカッとするかと思ってたし、繋がるまでがなぁ。登場人物が多くて繋がりはじめても本当に繋がってるのか気にしないことにしてたし、やっぱり繋がるまでがなぁ。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ【スカッとした気分になる小説】と誰かの感想、まさにその一言がぴったりの本でした。 登場のプレイヤーが多くて、複雑にストーリー展開を期待。序盤は正直、読み進めるのが大変。 しかし読み進めるとストーリー自体はわかりやすいストーリー。 本筋に絡んでくるプレイヤーは多くはなく、重要な人はたびたび出てくるので「なんとなく」で読み進めてOK。 ストーリー云々より、登場人物の「キャラ」が面白い。普段聞き慣れてない関西弁が小気味良い。
0投稿日: 2022.03.30
powered by ブクログヤクザもの、アウトローもの、暴力的な描写― こうしたものには苦手意識があったが、この作品においては、登場人物の、ユーモラスかつコミカルに感じるテンポの良い会話、またピリピリとした緊張感が伝わる腹の探り合いややり取りに、作中の世界に引き込まれ、楽しく読むことができた。
1投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ『スカッとする本教えて下さい!』と ブク友のbera5227さんにオススメしてもらい 手に取った本。『疫病神』 根っからヤクザ、桑原と 黒ではないけれど真っ白でもない 建設コンサルタント二宮。 正反対の2人のタッグがサイコー‼︎ 2人の独特の会話リズムがとにかく面白く、 一体どんな人がこんなに面白い会話を思いつくんだろう⁉︎とまだ本書を読んでいる途中で、 作者のインタビュー記事を読みあさってしまった。 二宮は危険な匂いのする 産業廃棄物処理場をめぐる依頼を請け負う。 その仕事にのっかり一儲けしようと ヤクザの桑原も参戦。 仕事を受けてから任務完了まで、ヤクザや政治家、建設会社を相手に怒涛の5日間。 2人は裏切り裏切られながらも協力し合う。 先手必勝の頭脳プレイの桑原に二宮は激しく 巻き込まれながら 拉致監禁あり、逃亡劇あり、ステゴロあり、賭場での緊迫シーンあり… 次から次へとスピーディーに手に汗握るシーンが続く。 ハードボイルド好きにはたまらない ボロボロになっても、最後の最後まで クライアントに筋を通そうとする二宮が格好いい! そしてその結末に…ふふふ、大満足‼︎ お互いを疫病神呼ばわりする、 この2人のタッグがまた早く見たい。 続きが楽しみー‼︎
7投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログ専門用語がわからなかったり、産廃処理場開発に絡む輩の相関が紐解けなかったりしたけど、あまり深く考えず、疫病神同士の関西弁の掛け合いがなかなか面白かった。 あまり、いや、絶対かかわりたくない世界だったけど、死人が不思議と出なかった?のが逆にリアル感あり。
10投稿日: 2021.10.22
powered by ブクログ疫病神シリーズ第1弾! ドラマがおもしろすぎて原作購入!逆輸入(笑)ナポリタンと髪かきあげシーンは原作になしで残念。
2投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログ大阪を舞台に産廃を巡る建設会社、裏社会の一筋縄ではいかない連中とトラブルに次ぐトラブルをくぐり抜け 真相と「カネ」を手に入れる主人公。リアリティがあって面白かった。難点は裏社会含めプレイヤーが多く それぞれの思惑が入り乱れるので読んでいて混乱することか。
2投稿日: 2020.09.23
powered by ブクログ建設現場でのトラブル処理請負や裏社会との仲介で生計を立てる、自称コンサルタントの二宮。彼が軽い気持ちで産業廃棄物業者から引き受けた依頼業務は、あれよあれよと大問題に膨れ上がる。産廃業界とは、政治家にゼネコン、建設会社に暴力団とクセ者ばかりが集い、協力と裏切りを繰り返す魑魅魍魎な世界だった。そんな世界だからこそ、二宮はカネの匂いも嗅ぎつける。さらに、勝手に押しかけた現役極道の桑原も便乗、二宮と行動を共にする。 こうして生まれた互いが互いを疫病神と罵り合う裏社会コンビ。睡眠も着替えもせず、大阪弁で暴言を投げあいながら大阪の街を駆け回る。片方が拉致されたり、ケンカに巻き込まれれば、結果的にもう片方が救い出すこともある。カネだけで結びついた2人だが、二宮が口八丁、桑原は腕力でいつのまにか互いの足りないところを補い合う。 そんな血縁も友情もない破天荒で現実離れしたなコンビだが、その背景の産業廃棄物業界はものすごくリアルでドロドロとした複雑さ。そのギャップがこの作品のみどころ。 そして、この疫病神コンビは次回作を重ね、10年以上も続き、ついには直木賞作品へとたどり着く。確かにこのコンビ、本作品だけで終わるにはもったいない。
8投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ暴力団の組の名前や人の名前、関係が複雑でわかりにくい。整理して読めば理解できるが、そこまでするほどストーリーに面白さがない。産廃処理場が不足しており、新規計画に地元有力者やヤクザなどの利権が絡むという構図は現実でもあることなのだろう。大手ゼネコンが汚れ仕事をヤクザに依頼する創作物は数多あるが、実際のところどうなんだろう。。
0投稿日: 2020.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
黒川博行氏といえば、筧千佐子のいわゆる「後妻業」を描いた同名の小説で一世を風靡したが、むろんその名は事件報道以前から知っていた。いわゆるハードボイルド小説をものしたら右に出るものはいないと思えるほどの作家である。黒川氏が書く二宮と桑原の「最凶」コンビと呼ばれるシリーズの第一弾が本作だった。 ところで、ごく普通の市民として生きていると、極道の世界にはなかなか現実的な感覚が伴わない。考えてみれば、身近なところにありそうでありながら、実態はアンダーグラウンドな世界に遮蔽されていて実際に目にする機会などまずない。 黒川氏は、そうした普段の我々からは闇に隠されている世界を、ハードボイルドという手法で描いてみせる。ハードボイルドゆえ、語り手の目や五感を通して得られる事実を粛々と書き連ねることとなる。読み手は緻密に描かれた物語の中の事実から立ち昇ってくる感情を、それぞれの読み手に応じて感受することとなるだろう。そのときに誰もが感じる感情こそ、畢竟、ワクワクドキドキといったものではないだろうか。 黒川氏の描写は、どんなシーンをとっても緻密で、丁寧で、読み手は容易にビジュアル化できる。それでいて、文章のスピード感は損なわれない。場面の転換も程よいタイミングで行われる。読み手は心地よいスピード感に乗せられて、あっという間に物語を読み進めてしまうだろう。 もちろん描かれている内容もスリリングだ。本作では、新たな産廃処理場建設を巡って、複数の極道が「シノギ」を求めて暗躍する。といっても、単なる極道同士の闘争ではなく、その裏でおのが手を汚さずに黒幕として姿を見せない奴らが存在するのである。黒幕の代表格は、政治家だ。彼らは極道に負けず劣らず、「シノギ」の匂いを嗅ぎ分けるのに長けている。おのが利権のためになら何でもする人種でなければ、少なくともわが国ではまともな政治家になどなれない。たとえ大馬鹿者であっても、金の匂いを嗅ぐことに長けていれば、政治家は務まる。ある意味では、一見「まともそう」に見える分、極道よりたちが悪い。極道や政治家が金の匂いをプンプンさせ始めると、そこには大手・中小のゼネコンやらヤクザのフロント企業やらが入り乱れ、互いに巧妙な策略を使い、容易に尻尾を掴ませないように複雑な構図を描いてみせる。 最凶コンビは、絡まった糸をほぐすように事実を追いかけ、時には大胆な推測に基づいて思い切った行動をとる。少しずつ交錯した糸がほぐれてくる。その過程を描いた物語こそが本作であり、糸をほぐすプロセスは、絶えず危険な場面の繰り返しである。ゆえに我々はそれを読むことでワクワクドキドキの黒川ワールドに引きずり込まれることになる。いちいち細かな心理描写などが描かれていたら、スリリングさは半減してしまう。黒川氏がハードボイルドという手法を採ったのは、慧眼というほかない。 疾走感あふれるハードボイルド=黒川博行ワールドは、かくも楽しいものであったか。これまで名前は拝見しつつも、作品を読んだのは初めてなことが悔やまれるほどである。黒川博行――またひとり、好きな作家が増えた。
6投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ疫病神シリーズ第1作 スピード感がすごい作品。 ちょっと登場人物が多く理解できないところもありましたが 面白かった。
0投稿日: 2020.01.30
powered by ブクログ直木賞受賞作「破門」のシリーズ一作目。普段はあまり手に取らないノワールタイプの小説なのですが建設コンサルタントの二宮と二蝶会のヤクザ桑原のコンビのテンポの良い応酬によくわからないうちにぐいぐい引っ張られ最後まで一気読みしてしまいました。産廃処分場の建設という利権に絡んだ裏社会の経済事情がとても興味深いです。二宮のやたら強いのではなくて痛めつけられながらの駆け引きに苦笑しながらもその信念に惹かれます。桑原のキャラも最高。まさしく題名通りの疫病神(どっちが)。受賞作までコンビを追いかけたくなりました。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログわっかりやすいくらいハードボイルドな小説。 ドラマを見て興味を持ち読み始めましたが、 話の複雑さが映像向きです。入り組む登場人物達の関係性が文字だけで追うのは難しいかもしれません。 それにしてもドラマの再現度凄いです。ドラマままの小説は逆に凄いです。普通ドラマ化するにあたり、なにかしら の脚色や変更があるのに、そのまま使われるのは凄い!! それだけ、話の枠組みがしっかりとしているということなんだろうなぁ。
1投稿日: 2019.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
展開にスピード感あり、テンポの良い大阪弁の掛け合いや地元なので場所の位置関係もよく分かり一気に読めた。
0投稿日: 2019.01.09
powered by ブクログ「疫病神」シリーズの第一弾。すでにシリーズの続編の方を先に読んでしまったので、やはりこちらから読めばよかったと少し後悔。相変わらず二宮、桑原のコンビが笑わせてくれる。二宮さんはお友達になりたいタイプ、桑原さんはお付き合いしてみたいタイプだと個人的には思った。
0投稿日: 2018.12.16
powered by ブクログ一筋縄ではいかない登場人物達が次々と絡んできて、最後の決着が知りたくて一気に読めました。産廃の事情や企業とヤクザの絡みなど一度には理解できないけど雰囲気で読み進めた。次の話しも読みたくなった。くせになりそう。
0投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の“相棒”は、一筋縄でいく男ではなかった―。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。
0投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ大阪のヤクザ物語といった感じ。 産業廃棄物処理の話の知識がないので、よくわからず読みすすめた。 あとヤクザの世界の話も馴染みはもちろんない苦笑 ヤクザ、ハードボイルドが好きな方はぜひ一読しみるといいだろう。
0投稿日: 2018.06.13
powered by ブクログ大手ゼネコンが一枚絡んだ、産廃地開発を巡るドタバタを飽きさせずに一気に読ませる。ヤクザと、そのフロント企業の関係がちょっと複雑で分かりずらい(ページ中に図式あり)あの、二宮と桑原のコンビの距離感がとっても効いている。やくざの桑原は『螻蛄』で受けた印象より、やや大人しい感じがするが、十分にキャラは立っていた笑
0投稿日: 2018.04.01
powered by ブクログ「後妻業」が面白かったのでこちらも。 産業廃棄物処理場の建設問題にやくざの派閥が絡んで、人物相関がややこしく、何度もページを行ったり来たりしながら読んでたので、疲れた。二宮と桑原のああ言えばこう言うどつき漫才コンビが大いにドンパチやってくれて楽しかったけど、途中から何と戦っているのかが分からなくなってしまった。途中相関図を入れてくれる親切仕様だったにも関わらずしっかり把握できていなかったから、黒幕を明かされてもひとつに繋がったという爽快感がなかったのが残念でした。 シリーズになっているようなので、続きも読んでみる。
0投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログ登場人物が多くいろいろな組織が絡み合ってわかりにくいところはありましたが、二人のコンビの妙な関係は面白かった。
0投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログ桑原と二宮、いつの間にかコンビになっていた。二宮からするといい迷惑のようだが。桑原はイケイケでケンカも強い。やられたらキッチリやり返す。
0投稿日: 2017.12.21
powered by ブクログ自分にはバイオレンスすぎて読んでて疲れたけど、筋を通す考え方には共感、意外と読後感はさわやかだった。
0投稿日: 2017.11.12疫病神 黒川博行
面白い作品でした。本当はこの作品が第1弾なのでこの作品から読まないといけないのですが、国境と暗礁を先に読んでしまいました。桑原のバイオレンスの描写が生々しい臨場感があり、ストーリーの展開にスピードがあり、いらちな私達大阪人にはもってこいの小説でした。いつも地下鉄の車内で読んでるのですが、テレビドラマのように毎回いい場面で地下鉄を降りないといけないようになり、非常にワクワクしながら読み終えました。作者の黒川博行さんの大阪の各スポットの描写も鋭く、また主人公の二宮と桑原の掛け合いも面白かったです。
1投稿日: 2017.07.06
powered by ブクログ久しぶりにハードボイルドの本格派に出会った。 ハードボイルドといえば、大沢在昌の「新宿鮫」が頭にあって 刑事とヤクザという関係が頭から離れない。 今回の疫病神シリーズは違う。 主人公が2人のコンビだ。 二宮は建設コンサルタント。 建設現場にはヤクザがまとわりつく。 毒を以って毒を制すため、建設業界ではヤクザを使ってヤクザを 抑える対策を「ザバキ」とよび、二宮は建設会社からサバキの依頼を 受けて組関係を斡旋してその仲介料を主な収入にしている。 堅気とヤクザの中間位の位置にいる。 一方、相棒の桑原は現役のヤクザ。 二蝶会の幹部。 彼の収入手段(シノギ)は倒産整理と建設現場のサバキ。 その点で二宮と絡んでいる。 他には愛人にカラオケボックスを経営させている。 このシリーズはこれから読むので、どんなサバキの以来が有るかが 楽しみの一つになると思うが、 1作目は「産業廃棄物処理場」をめぐるドロドロした巨額の利権と 悪党どもの関係が複雑に絡み合って、 図式化しないと分からない関係が出てきて、頭がパニックになるが、 そこはまあ適当にイメージして読み進めていこう。 読み進めて感じるのは、二人の絡みのテンポの良さと 会話が面白い。これがこのシリーズの楽しいところ。 そして、著者のこだわりもチラチラと出てくる。 例えば、産業廃棄物処理法とかの条例とか細かな点を 二宮に語らせたり、本を沢山読んで調べている所を 小説の中でも出しつつ、著者本人も徹底的に調べて 分かり易く書いている点がこだわっている。 本作だけでは判断できないが、 2作目、3作目を読むにつれてコンビの絡みも面白くなり さらに色んな業種の裏事情を絡ませながらの物語が 今後読む楽しみになってきた。 ブログ「沖縄面白本棚」より
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログ「破門」を先に人から頂いて読んだので、順番が逆になってしまった。これで、二宮と桑原コンビの誕生と(いったんの)幕切れの両方を読んだことになる。若い頃は大薮春彦、大沢在昌などのファンで、最近はハードボイルドな小説から遠ざかっていたが、本書はストーリー構成が骨太でありながら緻密で隙がなく、展開もスピーディで読ませる。主人公の二宮の人物像もくっきりと描かれていてブレがない。要するに安心して読める。ちょっと登場人物が多く、利害関係が込み入っていて、しっかり読まないとこんがらがりそうになるが、最後まで読ませる展開の巧さがある。結末の締め方もいい感じの後味を残している。読後の満足感はかなり高い。他のエピソードも時間があったら読んでみるかも知れない。お勧めです。
0投稿日: 2017.04.28
powered by ブクログ一言で言って、「毒気を抜かれる」小説である。 ニュアンスはちょっと違うかもしれないけど、ちょっと泥臭くて馴染めない文体だ。 面白いことは面白いんだけど、ゴチャゴチャ入り組んだ相関関係は、訳が分からず、内容についていけず疲れるばかり。
0投稿日: 2017.04.04ヘタレ探偵(建設コンサルタント)とハードボイルド相棒(ヤクザ)
「建設コンサルタント」の二宮と、武闘派かつ頭脳派ヤクザの桑原が、儲け話をめぐって毎度大暴れするシリーズの第1弾。うだつの上がらない中年男・二宮は、肩書きは「建設コンサルタント」とは言うものの、解体工事等に絡んで地元ヤクザとゼネコンの仲介(サバキ)を生業とする、しがない個人事業主。いわば「私立探偵」の役回りであるが、呑気・怠惰・小心で常に事務所の家賃の工面にも困っており、たまに母親にも金を無心するヘタレである。サバキが縁で関わりをもったヤクザ・桑原は、ケンカっ早く(しかも超強い)男前、金儲けにも鼻が利くインテリヤクザでもある。二宮が欲を出して請け負った仕事に桑原が鼻をつっこみ、依頼人やら周囲の人間と騙し騙され、殴り殴られで話が展開していく。二宮と桑原の絶妙の掛け合いで関西ノリ(TVのお笑いとは少し違います)で事件が進んでいき、騙しあい・金の取り合いがメインで殺人等は前面に出てこないことで、「上方落語」を現代ドラマに置換えたような仕上りになっている。すっとぼけた二宮が「長い物には巻かれろ」式でひどい目に遭いつつもピンチを乗り切り、たまに父親譲りの「男気」をみせるのが毎回の山場か。相棒である桑原が男でも惚れそうなぐらい魅力的で、主人公が二人いるような感を持つのが、飽きさせない要因かもしれない。桑原を中心にヤクザの面々も出てくるが、描写にリアリティがあり、その業界の実情を垣間見たような気分にさせてくれる。個人的には第4作の「螻蛄」が一番のお気に入りだが、第1作のご祝儀も入れて星5つ。
0投稿日: 2016.12.01
powered by ブクログ娯楽モノとしては最高ですね~。 「後妻業」を気に入ってこの作者のものを他にも読んでみたいと思って選択。やっぱり関西弁が効いててクセになる、もう、ヤクザの関西弁最高笑。 ストーリー自体もどんどん展開して行って面白い。アクの強い、一筋縄ではいかない人達ばかり。そして主人公と相棒の相性がいいのか悪いのか分からない関係も面白すぎ。シリーズのようなので他のも読みたい。
0投稿日: 2016.08.29
powered by ブクログ「疫病神」シリーズ1作目読まないと始まりません。AMAZONで購入しました。書店ではなかったな~。次は、「暗礁」だ。
0投稿日: 2016.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ジャンル的に言えば、ハードボイルトというよりピカレスクタイプか。 主人公が探偵ではなく土建の経営コンサルタント。産廃廃棄場の建設を巡る利権の争いに、金の匂いを嗅ぎつけてきたヤクザと共に巻き込まれていく。 ストーリーはシンプルなんだけど、プロットをヒネリすぎてて話が分かりにくいのが残念。ここまで面倒くさくしなくても良かったのでは?却って現実感が無い。 一方で二宮と桑原のキャラは良くたっている。特に本来主人公(一人称)である二宮が適度に弱い所が、イケイケ腕力タイプの桑原との対比が際立っていいし、何よりセリフがどれも上手い。悪党も含めてセリフが上手いと話のレベルが格段に上がる。 ブラックなユーモアも効いてて、さびれた探偵事務所(ではないけど)に一本芯の通った主人公という設定は、原僚の沢崎のライト版と言う感じか。 何冊か出てるようなので、続きが楽しみ。
0投稿日: 2016.05.16
powered by ブクログハードボイルドっちゅうか、ヤクザ小説。産廃処分場の許可に関する書類を集める仕事を請け負ったところ、あっちこっちからヤクザが現れて追われる羽目に。その理由を追うために、黒幕を探し始める。 黒川さんの小説で、一番ネックになるのが大阪弁。ネイティブすぎて、関西弁語圏の人間にもよくわからん表現が出てくるのはいつものとおり。本作はそれに輪をかけて、ヤクザや博打用語が飛び交うので、シノギだのサバキだのが解説なく出てくるのには、やや戸惑う。 それはそれとして、4日間不眠不休で謎を解明しようとする二宮。これが辛うじて堅気なので気は休まる。ちょっと不思議なのは、ほとんど一人称目線で書いても良いのに、「二宮は走った」と三人称目線でずっと書かれている。そのためか、始終非常に冷めた目で見られる。 話は無駄にしつこくて、「もうええやん、そこで金もらって逃げようや」と思うのだが、そこで逃げたら小説にならんですね。はい。相当に読み応えはあります。
0投稿日: 2016.04.19
powered by ブクログ文句なしにおもしろい!桑原の設定年齢は若すぎるとおもった。ドラマや映画で見てみたい。WOWWOW版の配役はちょっと違うなと思っています。
0投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログ建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の“相棒”は、一筋縄でいく男ではなかったー。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。
0投稿日: 2016.03.03
powered by ブクログ2月-10。3.5点。 建設コンサルタントと、ヤクザのコンビ。 シリーズ第一作。 産廃処理場を巡るごたごた。 組織の関係が難しく感じた。 ただ、やり取りは面白いし、次作も期待できる。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログヤクザが絡んで血生臭い場面もたくさんあるのに、二宮と桑原のキャラクターと大阪弁での軽妙な会話がコミカルで読みやすい。大阪弁だから?テンポがよくてすぐに読み終えてしまった。どうやら二宮桑原コンビは他にも作品になってるらしいので(出版社バラバラって珍しい)続きも購入予定。
0投稿日: 2016.02.20
powered by ブクログ舞台となる地域が富田林~河内長野といったなじみのある地域で、興味深い。 建築コンサルタントと極道者という設定だが、一昔前の私立探偵ものの雰囲気だ。この小説自体15年前の作品なので、昔の2時間ドラマを観ているような感覚だ。 この作家、このシリーズ、もっと読みたいと思う、面白い小説だ。
0投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ産業廃棄物処理場をめぐって利益、権利、名誉を得るために時に罠に嵌め、時に暴力をはたらくワルたち相手に二宮と桑原が暗闘するストーリー。二宮桑原コンビが善良な市民というわけではなく曲者なのが面白かった。ストーリー展開もスピーディーで飽きがなく、ラストの締まり方も粋。
0投稿日: 2015.12.24
powered by ブクログ建設コンサルタントの二宮啓之とばりばりヤクザの桑原保彦が産廃処理場の件で暴れまわる痛快な物語だ.直木賞の「破門」を先に読んでいたので、二人の役割がよく分かり楽しめた.ゼネコンのしたたかな戦略にやくざがうまく絡みあう図は、この世の縮図だ.
0投稿日: 2015.09.21疫病神って二宮かい
色々こんがらがって最後は何が何やらわからずに読み終わった。 ドラマとは違った二宮と桑原のからみは面白かった。
1投稿日: 2015.09.16
powered by ブクログ街の便利屋の主人公が土地をめぐる事件を解決する過程でヤクザと組むことになってしまい、傷つき裏切られながらも、この話の紐を解いていく。 お互いにお互いを疫病神と思っているところは面白い。コンビで事件解決ものは有るが、なかなか無いパターンのコンビだったな。
0投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログ期待してたほど面白くない。主人公2人のキャラいいが、おんなじようなヤクザがふた手に分かれて事件の背景が解りにくい。
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログおもしろいわー好きだわ桑原節。二宮と桑原の掛け合いもまだぎこちないけど後半調子出てくるね。続編も読もう。
0投稿日: 2015.05.22
powered by ブクログ初めて黒川さんの作品を読む。同シリーズの「破門」が直木賞を受賞したことから興味を持ち、まずは一作目からと。 面白かった。スピード感のある展開、ハードボイルドテイストながら主人公達が圧倒的な強さを持つわけでもなく、知恵も使って難局を乗り越えていく。関西やくざの痛快さがとても楽しめた。次作も近いうちに読みたい。
0投稿日: 2015.05.08おもしろかった
二宮と桑原が次第に相棒になっていくところがいいですね。続編も読みます。
0投稿日: 2015.05.07浪速版「ダイハード&24」
金の匂いに群がってくる人間は恐ろしいですね。軽快な大阪弁やテンポと明るさで救われますが、ろくな人間が出てきません。完全なピカレスク小説ですね。映画化すると面白そう!
1投稿日: 2015.04.14
powered by ブクログ浪速版で作った「ダイハード&24」みたい。金の匂いに群がってくる人間は恐ろしいですね。軽快な大阪弁がテンポと明るさで救われますが、ろくな人間が出てこない、完全なピカレスク小説です。映画化すると面白そう。
0投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログ産廃処分地の建設のため、危ない連中が暗闘を繰り広げる。スケールが大きく、アンダーグランドの世界に目をみはった。テンポがよく、前のめりになり読んでしまった!
0投稿日: 2015.03.17
powered by ブクログ実際の極道は、桑原みたいではないんだろうなあと思いつつも、楽しめながら読めた。大阪では、極道もボケとツッコミののりなんだなあと感じた。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログ出てくるやつほぼ全部悪人。 だからみんなやりたい放題だが、それが面白い。 二宮がどんどん肝っ玉座っていって、 それがなかなか痛快だった。 でも、このあと二宮はこの業界で生きていけるのだろうか。
0投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログドラマのCMで気になったので。昨年の後半は恋愛もの?女性が主人公の話が多かったからこんなに男くさい本久しぶり。それもドンパチ系で!色々な組が出てきて話を追うだけで大変だったけど読み応えのある話で面白かった。たまにはこういうコテコテなのもいいね。
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログ産業廃棄物処理場の利権に群がるゼネコンとヤクザのお話。直木賞候補にもなり、主人公の二宮・桑原コンビは「シリーズ疫病神」として後日続編でも登場する。まさに黒川さんの出世作といってもいい本作、Amazonのレビューでも絶賛の嵐である。 読んでみてまず目を引いたのは相当リアルな関西弁である。これは『悪果』を読んだ時も感じたのだが、関西弁というやつは悪い奴らの会話と非常に相性がいい(関西のみなさんすみません)。二宮・桑原の凸凹コンビの掛け合いも漫才のようで面白い。また、市井の人があまり知らない産業廃棄物問題の裏側を描いているあたりもなかなか興味深い。 前述の通り魅力はそれなりにあるのだが、本作の最大の難点は背後関係の分かりにくさである。同じような組織、同じようなヤクザが多数登場するため、情けないことに読んでいる途中で混乱した。そのせいで、肝心の物語が今一つ私の脳の中で咀嚼できず、消化不良気味となってしまったことが大変残念である。未読の方は、登場人物の相関図を書きながら読み進められることを勧めたい。 シリーズ疫病神の次作『国境』は傑作との評判である。今度は気合を入れて読んでみたい。
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ関西弁の二人の会話のテンポが好き。 わたしの知らないアウトローな世界を垣間見るのがとってもドキドキした26.12.25
0投稿日: 2014.12.26
powered by ブクログこのシリーズの「破門」がドラマ化されるってので、北村一樹、浜田岳が主人公と知った日、たまたまラジオで著者が黒木瞳と著者の新作「後妻業」について話してたのを耳にし、どーしても読みたくなって手にした次第。 舞台が大阪。 会話は大阪弁でんねん。 けっこう登場人物が多く、誰のなんの繋がりだか考えるのがけっこう面倒。 主人公2人のキャラが濃厚で、人物相関図が若干あやふやなままでも勢いで終盤まで行った。 フィリップ・マーロウの台詞を日本判で言ったら、きっとこんな感じちゃうんかなあ・・・と桑原の会話を読んでて思った(・∀・)
0投稿日: 2014.12.25
powered by ブクログ2014年12月12日 面白かった! 直木賞作品『破門』を読んでからの読破。文句なしに面白い。好き嫌いは分かれると思うが、無駄な場面が一切ないのが大好きです。ただ、登場人物が多く、頭の中で整理するのが大変でした・・・。
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大阪を舞台に、産業廃棄物の処分地を求めて、ゼネコン、土建屋、コンサルタント、不動産屋、地上げ屋、地方議員、極道たちが暗闘を繰り広げる(解説より)はなし。 億単位のカネを巡る画策の嵐に巻き込まれ、それぞれの筋を通すために奮闘するのは冴えないコンサルタントとカネ至上主義ヤクザのコンビ。 産廃、土地、権利に加えて堅気-極道のカネの流れや枝関係まで、なじみないうえに大変込み合った素材と力関係で個人的には筋書きを追うのが難しかった… 暑苦しくなく、クールすぎない温度と、関西弁の軽快な会話劇が好ましい作品。
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログこの前、破門読んでシリーズだとしって本書を読んだ。 ダイハードやな。 インコはいつ出てくるのかな!?
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログ人気シリーズらしかったので、まずは第1作目を読んでみよう、と手に取りました。 読後感の良い、人情ハードボイルド(ハードってほどでもないかもw)でした♪ 最初は、主人公の二宮が頼りなさ過ぎて、相棒の桑原だけが疫病神なのかと思ってましたが、後半戦に入ると主人公のしぶとさ(生命力?)がハンパなく、桑原にとっても二宮が疫病神に思えてくる、という展開が楽しい♪ 産廃業界の利権の裏側を探るところはちょっと複雑でとっつきにくいかも、ですが、すべては 読後感 が予想外に爽やかだったので、細かい点は気にならなくなりましたw もう5作くらいあるのかな? とりあえず、第2弾も読んでみようかと思います。
0投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログお互いを疫病神扱いしながらも奇妙な縁で繋がっている相棒の関係性が良い。決して馴れ合わないし、すきあらば出しぬかれる様な間柄であるが、なんとも漢を見せてくれる。 複雑に絡み合った産廃利権を巡る展開も読み応えがあり素晴らしい。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログデフォルメはされてるんだろうが、かなり取材したと思われる。カネの匂いに敏感な悪党どもが図太くしたたかに生きる様子が痛快。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原のコンビシリーズ第1弾。 建設廃材最終処分場の設立をめぐるハードボイルド。 主人公を含め金を欲するくせのある奴らが複雑に絡み合います。 産廃処分場設立の複雑さにもまして、物語上の組織や人間の関係も複雑で、ちょっと混乱しました。 思いっきりハードボイルド調なんですが、死者が出ないというのと、主人公はあくまで堅気であるということで、事件後も爽快な感じが残りました。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログくーっ、これは面白いっ‼︎ 大阪の地名と、入り乱れた登場人物達の肩書きと名前を覚えるのが大変だけどね(^^;; 産廃ビジネス、ヤクザ、ゼネコン、政治家、、いろんなワル達のシノギ合い!シリーズ化されてるみたいなので、早速、買います!2014/9読了。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ直木賞受賞作「破門」を読んで見ようと まずはシリーズ第一作を読んでみた。 建設コンサルタントの二宮と二蝶会の桑原が 産廃処理場の造成に絡んだ狸たちの思惑に巻き込まれていく話。 二宮と桑原の会話がテンポよく、次々起こる厄介ごとを 見捨てたり見捨てられたりして、お互いが疫病神になりながらも 前に突き進んでいく姿がおもしろく、目が離せなかった。 続編も読んでみたいと思う。
0投稿日: 2014.09.08
powered by ブクログ直木賞を取ったのがシリーズ第3作とのことだったので、初めから読もうと手に取った疫病神シリーズ。どっちが疫病神なの?と思っていたらお互いがお互いの疫病神といった感じなのね。しかもお互いに、やばくなったらほったらかしにして逃げるし、だいたいみんな大阪弁で罵り合うからごちゃごちゃしてる。まあシリーズだし、もう少し読んでみてもいいかな。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログお互いを『疫病神』だと罵りあい、 「こいつ、嫌いや。」「もう行ってしまえ。」 言葉では反発しながらも 本当にヤバイ時には必ず傍にいる。 命を張って、 相方(?)を、救おうとする。 やくざの啖呵も、迫力あって怖ぇぇ…と、びくついてしまうが、 目に見える外見や言葉が、一体なんぼのもんだと言うんだろ。 本能が先走り、無茶苦茶やらかす二宮、桑原の鉄砲玉コンビ見てると、 (綺麗ごと)で、身を守ろうとしている自分がなんか恥ずかしくなってきた。(^^; ストーリーは途中、相関図が出てくるほど、たくさんの組織やら、人間出てきて若干ややこしかったけど、 二人の背を追うてるだけでも、充分面白かった!
2投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログ直木賞受賞した「破門」に興味をひかれ、まず疫病神シリーズ第1巻であるこれを読む。大阪のヤクザと建設コンサルタントの二人組を主人公に産業廃棄物処理場をめぐるあれやこれやに巻き込まれていく…という、自分が読まない類の本で食指が動かなかったが、食わず嫌いは良くないと読み始めてみると、これが面白い。一気に読んでしまった。
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ第151回直木賞受賞作の「破門(疫病神シリーズ)」を読んで見たく先づそのシリーズ第一作を読んで疫病神コンビとはどんな設定なのか、気になり読んでみた。 二宮と桑原のコテコテの関西弁で舞台も大阪。馴染めない関西弁と地理が浮かんでこない関西での描写はあまり臨場感が伝わってこなかった。
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ直木賞受賞作家黒川博行の「破門」は、「疫病神」シリーズの第5作。 ということで、「破門」読む前に「疫病神」でしょと読んでみました。 怪しい建設コンサルタントとヤクザの二人組みが、産業廃棄物処理場の建設をめぐって、いろいろな面倒に巻き込まれる。 読者は、その世界を垣間見たような気がする。 娯楽作品です。
0投稿日: 2014.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気に読めなかったので、まず、暴力団の組と、つながってる会社とか人とかの系図が分からなくなってしまって、面白いとは思えなかった。 後日もう一度読んでみようとは思っているのだが、なかなか食指が動かず・・・ 1
0投稿日: 2014.05.09
powered by ブクログ建設コンサルタント・二宮が産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれ、極道の桑原と解決していく話。 登場人物・組織が多すぎて、関係性がピンとこなかった。 二宮と桑原のコンビが面白く、関西弁がいい味を出している。 それにしても建設業界・ゴミ処理業界って怖い。 (図書館)
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2013/11/26 登場人物が多くてしかもそのほとんどがやくざっぽい人なので覚えられない。 バディものでもあるのだけど、基本的に信頼関係がないのでそうと言い切れるのか。 最後ちょっとデレたのはちょっとにやけた。
0投稿日: 2013.11.26
powered by ブクログ産業廃棄物処理場建設をめぐったトラブルにヤクザに建設コンサルタントが巻き込まれていく話。さすがに男臭すぎるかな…と思ったが、とても面白かった!登場人物が多く、話が込み入っているので読むのに時間が掛かるが、話の面白さがあるので苦にならない。関西弁がとても効いている。ツンデレな桑原と二宮のコンビ、次の活躍が楽しみ!
0投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログ結構前に読んだけどレビューせずにいた。 続編を読み終わったのでこっちも登録。 細かいところはちょっと忘れちゃってるけど、二宮と桑原のコンビがいい味出してて好きでした。 よく言い合いしたりしてるし、お互い疑いあってたりするんだけどなんだかんだで二人で上手いこと切り抜けちゃう感じが良かった。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ話のストーリーがすすむにつれ、様々な組織や会社がからまってくるので、少しややこしいが、建設業界についての知識がついてよい。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ関西弁が頭の中でぐるぐるする 飛び交う金の額が大き過ぎて、クラクラする でも、企業の儲けって、こんな感じなのね
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログ佐藤さんに借りたまま長期積ん読で、ようやく読了。 建設業界の怖い話!やくざの一瞬の攻防が面白いし、自分の命とか組織の名誉とか義理とか複雑な諸々を、瞬時に判断するところがカッコイイ。でも私にはお腹いっぱいすぎた。「岸和田少年愚連隊」ぐらいが丁度いい。 6〜7年前の小説やけど「情報」の重要さは今と変わらず大きい。
0投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログちょっとしたバディムービーを観た感じでなかなか面白い。 特に桑原、非常に映像的に描き込まれていると感じた。 ただやっぱり関西弁が、、、 この作品は相当良いと思うのだが、一応関西育ちと定義付けられよう当方から見ると、やっぱり関西弁は書き言葉としては向いていないのかなと感じざるを得ない。 話し言葉のスピード感が異様なまでに無くなってしまう、だからこの本も少し展開にもっさり感が抜けきらない、何でだろう?
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ二宮のボロボロ具合がすごいけど「国境」を読んでから思い返すとこのあたりはまだまだ、だったのがすごい。喧嘩の国の王子様のファッションセンス… 好きなシリーズです。ごついけど。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公、二宮(カタギ)が三好(ヤクザ)の家に不法侵入して、 桑原(これまたヤクザ)と行動を共にし始めてからの テンポがよい。 話が進むにつれ二宮と桑原の かけあいも癖になる。 登場人物に共感も憧れも抱けはしないけど、 「業界」のお勉強にはもってこいである。 作中での用語の解説が親切だし。 それを踏まえても作中の登場人物の 関係がわかりづらい(これがこの作品のミソでもある)。 二宮が相関図書いてくれるまでごちゃごちゃ。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ面白かった。一気に読んでしまった。 建設コンサルタントとやくざのコンビの話。 知らない業界じゃなかったから(建設の方)それほど難しくはなかったけど、相関図を理解するのはちょっと大変だった。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ疫病神シリーズ第1弾。 建設コンサルタントとヤクザの金儲け話。 とにかく会話のテンポがいいので、あっという間に読み終わった!本当は、裏社会や建設業界の怖〜い話なんだろうが二人の大阪弁での掛け合いが面白おかしく一気に読める一冊。
1投稿日: 2012.11.17
powered by ブクログいやー。面白かったです。 大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。 これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。 放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。 何でもありの中で 二宮が 筋を通して まっしぐら。 駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。 一見さえないオトコにみえるが じつに 信念と勇気 がある。 それに、脱帽せざるを得ない。読後感がステキである。 相方になってしまった ヤクザモンの 桑原が シノギがあるといって・・・ 突っ込んでいく。 カタギ、チンピラ、ヤクザ それぞれが 格が違う。 桑原は ホンモノのヤクザの 自覚がある。 いろんなものに カネを注ぎ込んでいる。 ヤクザなりの 自覚が 自分を支えている。 産業廃棄物処理場をめぐって ゼネコン、下請け、そして コンサルティング(サバキ)の思惑が絡んで どんな欲が その中にもぐりこんでいるのか ただでは 転ばない人たちの 欲と欲の絡み合い。
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログ黒川博行の本の面白さは、私的にはスピード感につきます。一度読みだすと、止まらない感がいいですね。疫病神シリーズは、本当面白い。映画化されないか、密かに期待しています。
1投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログものすごく好き。ハードボイルド大好き。この作品で黒川ブームが吹き荒れた。藤原伊織、大沢在昌好きの人は大好きな一作。 コンビで事件(?)解決、会話も面白い! この作品面白かったら疫病神シリーズ全部読んで!
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ建設コンサルタントが産廃処理場の権利を 巡って色々な事件に巻込まれていくお話。 主人公の二宮とヤクザのコンピの大阪弁での会話が 楽しい。何故か色々なヤクザに狙われる主人公。 ミステリー要素も有り。展開がテンポ良く読み易い。 気分転換にチョッとお勧め!
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ建設コンサルタント・二宮と、二蝶会のヤクザ・桑原の二人が産業廃棄物処理場の利権争いに巻き込まれる。 多数の政治家や建設業者やヤクザが登場し人間関係がやや複雑すぎて混乱しそうになったが、関西弁での絶妙なやりとりがたまらなく面白かった。 このコンビの次回作『国境』『暗礁』も楽しみだ。 直木賞候補作
0投稿日: 2011.01.11
powered by ブクログ産業廃棄物処理場をめぐるどたばた劇で、シリアスな設定ながら軽快な文章が重苦しさを感じさせません。 私利私欲にひた走る人間ばかりで、あまりにも欲望に忠実に騙し、隠し、そして暴力、の連続なのでむしろ清々しく感じてしまいました。 天才的な大悪党よりも、お金に群がる小悪党の方がよっぽど恐ろしい、と思いつつもニヤリ、とさせてくれます。
0投稿日: 2010.12.30
