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総合評価

18件)
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8
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2010/7/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2020/1/3〜1/4 1年ぶりの島田作品。5章から突然話が変わって説明のないままどんどん進んで良く分からなかったが、最後の伏線回収が見事。最後の一球、というタイトルや、竹谷のコントロールが素晴らしいことなど、さすが島田さん、といったところ。ただ、このトリックは本当に成り立つかなぁ。

    1
    投稿日: 2020.01.03
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    悪徳サラ金業者の書類を一時保管していた倉庫が不審な火事により燃え、書類一式が焼失。その原因解明を要請される御手洗探偵。 その後、プロ野球選手になる事を夢見た青年の手記形式になり、サラ金の火事に繋がる。 手記部分も面白いが、冒頭と最後に御手洗エピソードが入る事により、ミステリーになっている。 これはこれで有りかな。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    ミステリだと思って読みはじめたけど実際はヒューマンドラマのような感じだった。 爽やかで二人の友情はいいものだったし終わり方もいいなとは思ったけど、結末はたぶんこうだろうなぁと早い段階でわかるのであまりのめり込めはしなかったかな。 最初と最後に少しだけだけど御手洗・石岡コンビの出番あり。

    0
    投稿日: 2017.11.18
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    御手洗ものにする必然性が感じられない。 御手洗のひそやかな紳士ぶりが少し出ているだけで、まったく魅力もへったくれもあったものではない。 そして作者独特の「独白」も、魅力に富んだものとはまったくいえない。 ちょっと残念。

    0
    投稿日: 2016.07.14
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    ミステリというよりは小説として面白かった。 悪徳金融業者の屋上が火事になり、捏造書類が燃えた。誰も入れない屋上がなぜ火事になったのか。 天才打者と生涯二流投手だった人物2人の絆の話。

    0
    投稿日: 2016.06.03
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    最後の一球、読み返したら人にオススメしたいくらいにはおもしろかった。前編は御手洗石岡くんのやりとりが楽しめるし、後編はばったり御手洗さん出てこなくはなるけど御手洗シリーズのテーマの一つとも言える「社会的な弱者に寄り添う」ということが端的に表されている。優しさに溢れた作品だと思います。 そして文庫版のこの表紙は秀逸!派手さやおしゃれさはないけど、じっくり見てしまいます。

    0
    投稿日: 2015.05.11
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    御手洗潔シリーズの皮をかぶった、二流野球選手をテーマにしたサスペンスという感じ。 御手洗が登場するは、導入部分の最初の数章と最後の数章だけ。小さな事件が思わぬ解決をしたと思ったら、急に二流野球選手の回顧談が始まる。 内容的には普通に面白いんだけど、御手洗の登場シーンのとってつけた感が半端ない。あと御手洗のミステリーを期待してたから消化不良。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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    物語の途中に野球選手の独白(手記)が挟まれているのですが、これが読ませます。陽の当たる場所に出ることのできない野球選手たちの苦悩がひしひしと伝わりました。 トリックはありふれたものでしたが、「なぜその手段をとるに至ったか」のプロットは納得の出来でした。

    0
    投稿日: 2013.08.15
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    御手洗シリーズ。文庫版で再読。 大好きな野球と大好きな御手洗でわたしにとっては何とも胸熱な一冊。 とはいえ今回の御手洗は脇役。この作品ははっきり言ってミステリ部分はおまけだと思ってます。竹谷と武智の友情、野球にかける情熱…スポーツマンシップってまさにこういうのを言うのかな。試合のシーンなどは本当の試合をテレビで見ているように手に汗握ってしまった。島荘先生は野球にも詳しいみたいなのでもっと野球の話読みたいなぁ。 プロ野球だけを目指して血を吐くような努力をしてきた竹谷はプロ野球選手としては二流かもしれないけど、胸を張っていいと思う。

    1
    投稿日: 2013.04.28
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    御手洗君っ 御手洗君そんな出てこないけど 御手洗君だし それ抜きにしてもおもしろかった 竹谷くんは自分を二流二流と自嘲するけど そこまでいけない人のほうが圧倒的に多いとオモウ 竹谷くんはいろいろスゴイ 御手洗君はもちろんステキだが 竹谷君がすこぶるいいキャラクターだったので 星は4つ

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    別に、御手洗シリーズとしなくても‥と思うけど。救いの神のような御手洗石岡が必要だったのかな、とも思う。よく野球を知ってる作者さんなんだなーと思いつつ。横浜の球団の二軍が多摩川かー!w

    0
    投稿日: 2013.03.21
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    島田さん、御手洗潔の作品が一度読んでみたくて、初めて手に取った作品。 残念ならがら御手洗潔の活躍場面はこの作品ではなかったけど、彼の有能さはよく分かった。 会話のテンポが面白い。 御手洗シリーズの中では何が一番オススメなんだろう…?

    0
    投稿日: 2012.10.31
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    さわやかな感じ。 割かれているページ数からも明らかだが、謎解きどうのこうのよりも、1人の人間の人生が魅力的に書かれている。

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    投稿日: 2012.08.26
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    御手洗シリーズの長編。 ミステリーとしてはイマイチ。というより、ミステリーとして書かれていない。主には野球選手の苦悩と友情。 心情の描写など、細部までかかれていて、感動の作品。 久々の石岡君登場。

    1
    投稿日: 2012.08.05
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    トリックは場所を見たら直ぐに分かってしまった。ので、トリック自体はそう難しいものじゃないけど、物語はいいね。感動だよ。けどなぜかこれを読んでいると、伊坂幸太郎さんのあるキングを思い出して仕方なかった。好みでいけば、こっちのが好き。欠点をあげるとしたら、御手洗さんたちの出番少ないってことかなあ。

    0
    投稿日: 2011.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗潔シリーズ 母親が自殺を図ったという男性・甘楽からの依頼。美容院を営む母親。お好み焼きを持ってやってくる女性。母親の借金。道徳ローンの詐欺事件。立証不可能な犯罪。お守りに願をかける御手洗。取り下げられた借金。 道徳ローンの会社屋上のプレハブ炎上事件。竹越警部の捜査。 竹谷投手と武智選手の友情の物語。道徳ローンの罠。武智が託した最後の一球。半分焼けたボールの謎。  2011年1月7日読了

    0
    投稿日: 2011.01.07
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    御手洗潔シリーズ。 さすがの論理展開。 枝葉は最初から無視して 本質的問題からスタートさせて最短で解答にたどりつくところは 格好いい!! 急に野球の話に切り替わる。 野球ドラマもなかなか秀逸ですよ。 さらっと楽しめる良作。

    0
    投稿日: 2010.09.09
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    御手洗シリーズ。 例によって御手洗のところに妙な依頼が持ち込まれ、それがとある事件に発展し、ただ御手洗は何となく釈然としない(でも一応は筋の通っている)解決を示してさっさと謎解きを切り上げる。 その事件の真相は――? 島田的作中作「手記」がこの作品のすべて。よくもわるくも、「ああ島荘」。 っていうかぶっちゃけ、御手洗出す必要ないよね。 御手洗が客寄せパンダすぎて萎える。でも御手洗が喋ってるというだけで読めてしまう。読んでしまう。まんまと踊らされることよ…。 初出時発売日に読んだはずだけど途中まで内容すっかり忘れてた。 物語的にはその程度。

    0
    投稿日: 2010.08.08