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小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている: 1
小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている: 1
むらさきゆきや、きみづか葵/一迅社
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総合評価

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    毒にも薬にもならないような高校生の少年主人公が、義妹や年下の少女達に無根拠な好意を寄せられつつ、可愛い可愛いドキドキしちゃうと言ってるだけのお話。 少女達と主人公の距離感とか、好かれるまでの過程とかそういう大事なところは全てすっ飛ばして、出会った瞬間に好感度マックスいちゃいちゃハーレム物語になってる。 やまなしおちなしで超退屈。 ただ、こういう日常ゆる萌えストーリーってのはそれなりに需要があるんだろう。 マンガやアニメなら珍しくもない。 たとえ話だが、エロゲーの世界には、キャラクター性やストーリー性がほとんど排除され、エロにのみ特化した「抜きゲー」というジャンルがある。 小難しい設定や、面倒くさい物語などが省かれ、シンプルに使うことだけを目的として作られたいわゆる「おかずゲー」ってヤツ。 この「小悪魔度もが~」のような作品は、エロゲで言うところの「抜きゲー」や「おかずゲー」に近いジャンルなんだと思う。 もちろん、エロノベルではないのでエロイシーンがあるわけではないんだが、エロを萌えに置き換えるとわかりやすい。 小難しい設定や、面倒くさい物語などが省かれ、萌えだけに特化した日常ライトノベル。 こういうのも、それなりに需要があるんだろうね。 まあ個人的には、ここまで設定がチープだとなにがどう転んでも萌えられないんだけど。 ということで、「つかえません」。

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    投稿日: 2013.11.17