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家族の歌 河野裕子の死を見つめて
家族の歌 河野裕子の死を見つめて
河野裕子、永田和宏、その家族/文藝春秋
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総合評価

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    息が足りないこの世の息が これから先、何度この歌を口ずさむだろう。その時は悲しい時だろうか、愛しい時だろうか、淋しい時だろうか。 泣きながら読んだけれど、死に向かい、死を受けて、そしてゆっくりと思い出していくエッセイたちはどこか爽やかで、これから先何度も読み返していく一冊になるだろうと思った。

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    投稿日: 2022.03.03
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    『歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年 』の素晴らしさに心を打たれ、夫婦に加えて、息子・娘もが歌人として活躍する一家が産経新聞に連載したリレーエッセイの書籍版を読了。 本リレーエッセイは癌を患った河野裕子が亡くなる前後が対象となっており、最愛の妻・母が徐々に病に伏していく家族の情景が浮かび上がってくる様子は、痛切さに満ちている。 家族構成が同じだからであろうか、長男である永田淳が自らの母について語ったこの言葉と歌が、最も印象に残っている。 「母が元気な間にうちの子供たちをしっかり会わせておこうと思う。 まだ子供達には病気のことは話していない。どう話せばいいのだろう。初めての経験というのはいくつになってもあるものだ。 また一つ賞状をうけさらにまた小さくなれる母と思いぬ」(本書p59より引用)

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    投稿日: 2020.04.12
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    永田和宏氏が「波」に連載した文章をきっかけに、このご夫妻を知り、以来、歌の魅力に目覚め、新しい世界を見せていただきました。 その文章のなかで、家族の歌を連載したと記述があったので読みたいと探したのですが、当時見つけられずやっとであいました。 やっぱり裕子さん、和宏さんの歌が好き。。。 なぜあんなシンプルな言葉で、あんな感情を表現できるのか。。。  いつまでも私はあなたのお母さん      ごはんを炊いてふとんを干して  

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    投稿日: 2015.03.16
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    【ある歌人家族が記した感動の記録】母の死をはさんで二年にわたって続けられた、歌人家族によるリレーエッセイ。孫たち、娘の結婚、思い出……。そのすべてが胸をうつ。

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    投稿日: 2014.10.17