
総合評価
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powered by ブクログ昔兄が買った本で読んでたのにあの時は全く覚えてないし、セリフも頭に入らなかった。 今読み返せばこそ、学生も終わり社会人になったからこそ、モラトリアムの中の哀愁と取り戻せない時間と何かを諦めてしまった自分がいたのかもと思ったり思わなかったりする。 そして8割の人間であったこと、まさにこのセリフが芯を食いすぎてる。 同じことを考えることも増えてきた中この本を読んでいたこと存在を覚えていた事。ぐんぴぃのレビュー動画見たさに再度見直して良かった。 やりたいことのある人とやりたいことがない人の間に 何かしたいけど何ができるのか分からない人ってカテゴリーがあって8割方そこに属してると思うんだがね 人それぞれのベクトルで、皆、自分じゃ普通だと思ってんだよ。私から見ればお前も相当変だよ。 ある程度まで行った所にめちゃくちゃ硬くて厚い壁があるんだ。どれくらいの厚さかもわかんない壁が……。それをどうにかするために、皆切磋琢磨してんだ。でも、時々天才と呼ばれるやつが現れて、いともあっさり壁を超えていく。もしかしたらそいつらは最初から壁の向こうに生まれるのかもしれない。そう思うとアホらしくなってくるわな。 妄想ってのは妄想の中でウソを演じてる限り、絶対実現することはありえないの。 あーーー、駄サイクルだねー。私の造語。ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと。輪の中で需要と供給が成立しちゃってるんだよ。自称ア〜チストが何人か集まって、そいつら同士で見る→ホメる→作る→ホメられる、ーーを繰り返しているんだ。それはそれで自己顕示欲を満たすための完成された空間なんだよ。 デカすぎる目標を立てるのは何も出来なかった時のカモフラージュかもしれないけど、やりたいことがないって公言するのも、何も出来なかった時の言い訳なんじゃねぇ? 「色恋にうつつをぬかすのが面倒になるほど熱中出来る目的があるんですね。」 「オメーはねーのかよ」 「いや〜私…何やりたいんだろ?」 「別に…特技もないしー」 「ヘタに大学入って時間出来た分 余計分かんなくなったよな~」 目下の予定といえば ただ なんとなく卒業して… なんとなく就職して そんでなんとなく結婚して 流行ってる本読んで 流行ってるドラマ見て 流行ってる音楽聴いて 流行ってるスポーツ少年に夢中になって 流行ってる楽器でも習って 2ヶ月でやめて そんな普通の人生送るしかないな! あああ すごい嫌なのに そんな人生ならリアルにイメージ出来る!! 俺なんて…先輩にフラれた今 車で旅して ナビ子の服をコンプリートするくらいしか…
10投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ石黒正数の漫画を初めて読んだ。あっさりしたキャラクターの描き方が青年誌っぽくて好み。 セリフ回しが浮遊感があってよい。先輩のグサっと刺すようなセリフもいいし、入巣や同期の男たちのふわふわした会話も面白い。 どちらかというと、ステージで輝く先輩をみて焦る、入巣の方に感情移入してしまうけど、自分の限界を感じながらもがいてる先輩のキャラクターも良いなと思った。 ずっと格闘していた壁の穴の凹みを横目に、ドアを開けて向こう側へ行く先輩のシーン、すごい。 なぜか惹きつけられて読み切ってしまった。 映画も観たいと思う。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログおもしろかった。 大学生らしい倦怠感が漂ってるのがいい。 独特なユーモアがところどころに差し込まれてるのもいいバランス。
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
石黒さんの漫画なにげに初めて読んだけどめっちゃ面白かった! これ大学生の頃に読みたかったな〜〜〜(けどそれだと進路のこと余計に思い悩んじゃうかな…) コメディがうますぎる。とりあえず(女性が男性を)物理的に殴っておけばなんとか(いい感じのプロットに)なる、という作家性。萌えキャラカーナビ男最高。 最後はある種残酷な、あの2人の先輩-後輩関係の交換可能性の提示とも読めるが、しかしルカ先輩のほうには(多分)そういう失踪した先輩はいないだろうから、最後まで彼女らの特別性を肯定しているとも解釈できる。 自分はもう「駄サイクル」を揶揄する側にはいなくて、自分の居心地のいいコミュニティを見つけられて、部外者には迷惑をかけずにそれなりに幸せな生活を送れているのなら万々歳じゃん、心身の健康がいちばん! とむしろ肯定しちゃう(どころか羨んじゃう)側の人間になってしまった。つまりは青春期を抜けて「大人」になったのだとよく分かった。達成すべき「夢」の存在よりも、サスティナビリティのほうが大事だよね! でも、決められた枠をぶち壊して、ステージを降りて、われわれ読者の前からその姿を消す先輩の行動から、痛快さと勇気を受け取れる心くらいはまだ残っているよ。
3投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ最高過ぎた。2回読んだ。1周めは主人公、凡人の後輩の視点で読んでたけど、2周めはバンドマンの先輩視点で読んだ。ひとつの作品で2度楽しめる。CDのA面とB面がどっちもすばらしくって1枚で2倍うれしいようなかんじ。毎日をなんとなく生きてる自分に向かって、「これ、私に言ってる?」みたいな台詞がときどきあって、読みながらそのたびに固まってた。
3投稿日: 2021.04.02
powered by ブクログこれは...傑作! 何者かになりたい若者と何者になればいいのかわからない若者の話 寮住まい貧乏大学生女子二人の温くて楽しい日常、しかし垣間見える、自身の有り様についての葛藤 なりたい自分になるのは人に、周りに、世間に承認されることなのか。それとも。 そこはかとなくやる気のようなものをもらえる一冊。 絵がシンプルな描線ながらすごく上手いのが説得力を生んでいる。
3投稿日: 2020.10.18
powered by ブクログザ・モラトリアム。 何かしなければいけないと思いながら、なんとなくその場しのぎの時間の過ごし方をしてしまって、自分と周りを比べて、考え込んでいるフリをして、自分はまだ大丈夫と言い聞かせるような。 ネルムバカの歌詞が有名になった自分がこのままでいいのかという確認になってるねんなー。 理想と現実の狭間でみんなもがいてるんよなー。
1投稿日: 2020.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一緒に住んでる音楽やってる先輩が突然ビックになっちまうってどんな感じなんだろうな。 嫉妬とか憧れでもなく失望してたら最後にやりやがったなって言う展開が気持ちいい。
1投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログそれ町とまったく同じくたんたんとした調子が 後半先輩の立身出世も一周まわって逆に味わいぶかい 顔芸にせよ情景描写にせよ うすいというかわざとというか作風なのだろうけれど 持ち味の活かし方は上手い 大友克洋初期作品が懐かしい
1投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログ雨林でオススメされたので買ってみたら、ものすごく面白かったのでヤッホー★という気分です。スゴイのかユルイのかよくわからんノリも、モラトリアムの渦中にある登場人物たちも。そしてセルフテロ。素敵だ……!
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ"いいな…… 先輩は外の世界と歯車が噛み合って動いてる感じ 私のはどうやったら回るんだろ"[p.155]
0投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログ写実的なような戯画的なような、何だかヘンテコな作品。クリエイティブや生活の捉え方がテーマになってはいるけれど、フワフワッと核心には踏み込まずにモラトリアムが描かれていて、独特の質感があった。そのおかげか、白昼夢みたいなラストのぶっ飛び展開も「まぁ……アリかな?」って許せそうになる不思議……。ネットの記事で「駄サイクル」の部分だけ先に知っていたけれど、なんだよ結構いい話が後ろに続くじゃねえか!「駄サイクル」なんて毒を吐いてみたところで、私たちはいつでもその輪の中に守られている。しりとりで終わるサブタイトルにグッとなった。
0投稿日: 2017.03.15
powered by ブクログ一見ふつうそうな後輩、一見エキセントリックな先輩。 実は中身は逆さまで、先輩は堅実に壁を掘っていた。 壁、意外に柔らかく、掘りかけの穴の隣りにドア。 この場面が素敵。 そしてラストもぐっとくる。
0投稿日: 2016.03.20
powered by ブクログ大学の下宿生活が舞台のお話。1話完結。大学のときってこんな感じだったよなと思いださせる。ダラダラしてたよなー、でもダラダラしてちゃダメだよなーと思いつつもやっぱりどうしていいかわからず、結局ダラダラしてしまうという。 で、本作はそのままダラダラ終わると思いきや。。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログモラトリアムを主軸にしつつも、イライラさせない完成度が素敵。キャラクターは相変わらず愛くるしく、著者ならではの立体感のあるナラトロジーが凝縮的に楽しめました。
0投稿日: 2015.10.07
powered by ブクログ"それ町"とあまり変わらない感じかな〜と思っていたら、結構しっかりした青春モラトリアム物語でした。 夢が有ろうと無かろうと"何者"かになりたいと足掻く苦しさは同じですね。"駄サイクル"…痛いです。でも否定はしたくないかな? 自称アーティストで身内ウケしかしなくても、創作の楽しさを感じることができるのなら、それはそれで良いと思います。
1投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何者かになりたいと願いつつ、ゆる~い日常から抜け出せず時おり「いつまでこんなことやってんだろ」とふと我に返る、そんな日々を思い出すコミック。
0投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログそれ町やフルットから石黒先生を知って、今回短編を初読み。 ラストは非日常な感じですが、やっぱり日常を丁寧に描くのがうまい先生だなあ。 誰もが持つかも知れない悩みや負の感情、前向きな気持ちなんかを、面白おかしく描いています。
0投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログ”ぐるぐる回り続けるだけで一歩も全身しない駄目なサイクルのこと” "輪の中で需要と供給が成立しちゃってんだよ。自称ア〜チストが何人か集まってそいつら同士で 見る→ホメる→作る→ホメられる→ を繰り返しているんだ" "それはそれで自己顕示欲を満たすための完成された空間なんだよ"
1投稿日: 2014.01.27
powered by ブクログ大学生には一度読んで欲しいと思う。夢を実現する岐路の選択。作中に出てくる駄サイクルという造語は良かった。主人公の選択と結末が、読んでいて胸に穴が空くような気分でした。
2投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログいつもの如く、綺麗にオチるなあ。 石黒先生の作る話は、ほんとに漫画として純粋にエンターテイメント性が高いと思う。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログミュージシャンを目指している、もしくはあこがれを持ってる人は必読! 僕は目指してもないしあこがれもないけど、別の視点で読めた。 話が上手い。一話一話に無駄がない。テンポがよい! どれをとっても引け知らず!
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログ石黒読み切りシリーズ第2弾として購入。女子大生として寮に同居する春香と夢を追う鯨井先輩のお話。二人のやり取りに笑い、なんだかんだで優しい先輩にほっこりしながらも、別れの時は突然訪れる…1巻のみなので尺として仕方ないことだけど二人の話をもっと読みたかったなぁって思える話だった
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログ女子大生二人のリアル?な青春。「それ町」の歩鳥と紺先輩ぽい、あの掛け合いが好きな人は◎。 百合っちゃ百合かもしれないがキャッキャウフフなファンタジーじゃなくて生活感溢れる感じ笑 この作者さんの女子描写は、少年マンガにありがちな女子への過度な美化やあこがれが殆ど無く、 所帯じみててリアルな姿を描いているが寧ろそこがカワイイとか思ってそうで好感が持てる。 ラストはちょっと出来過ぎ感がある一方で、ひょっとして作者自身が感じた思いを描いているのではという気もする。
0投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログ未レビュー消化。自分になにができるのか、自分の位置や目標いろんなモヤモヤを描いてる作品。田口の友達のセリフのひとつひとつがこの作品で言いたいことなのかなと思いましたが、それがわかったところで解決する問題でもないなとグルグル考えさせられるストーリーでした。
0投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ1巻読了。 寮に共同生活する先輩と後輩の女子二人。 音楽という明確な目標のある先輩とモラトリアムな後輩。 まさに青春の名作。 基本ゆるめのギャグ目なんですけども、なんだか眩しいなぁ…
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ「駄サイクル」には、 私の中で思い当たるところがありました 自己満足や仲間内での誉めあい で満足しているところがあると思います それと、一巻完結で清くて好感を持ちました 画も好みなので他の作品も読んでみたいです
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログマンガ好きの間では評価の高い作品で、評価される理由はなんとなくわかるし、実際普通に面白い。が、個人的な趣味からすれば買うほどでもなかったかな、という感じ。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログこの一冊で終わってるけど、寂しいとは思わない。一本のお話。これで完結。最後のエンディングは、いろんな見方があると思う。大好きな昔ながらの邦画の匂いがするし、漫画らしいよさもある。素晴らしい作品。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログ女子ふたりぐみっていう設定に本当に弱い。 ずっと掘り続けていた壁にドアができてしまった描写に、 はっとした。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログふたりの大学生の女の子と、たまに男の子。 日常漫画とはすこし違うかなと思うけど、妙にリアル。その中に非現実的な要素が混ざっていて、とても楽しめました。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ「それでも町は廻っている」などもそうだけれど、石黒先生の作品を読んだときは、たいてい嫉妬の炎がめらめらと燃え上がる。 時間があるけど、お金がない。承認欲求は満たしたいが、行動に起こす勇気とやる気が無い。身内同士で褒め合って需要と供給が満たされる駄目なサイクル(駄サイクル)から抜け出したい。 そんなモラトリアムなグダグダ感と、焦燥感に振り回される、生活が描かれていて好きだ。
1投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログこれは可愛い大学生の女の子が登場する日常系ギャグマンガかなーと軽い気持ちで読み始めたら、先輩が語るモラトリアムについてのセリフが心にグサグサ刺さる刺さる。ラストエピソードでは思わず涙してしまった。バカだった学生の頃の自分に読ませたい。 「外天楼」とこの作品を読んで確信した。石黒正数は天才だと。
1投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ大学時代のもやもや。これなんだよなぁ。 入巣ちゃんかわいい。先輩かっこいいです。 しかしラストシーンの後、先輩が債務不履行で損賠請求されてるんじゃないかと心配してしまう私は一応法学部生なんだな、と思った笑
0投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログお話の時系列は「響子と父さん」のすぐ後。 面白かった。 最後のオチは、ありきたりで好きではなかったけど。
0投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログ「駄サイクル=ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと」 「それ町」では肯定的に描かれている日常のサイクルがこの作品では否定的なものとして描かれている。これが高校生と大学生の違いでありモラトリアムの存在の有り無しだ。 それにしてもこのネムルバカ、よくわからない。 よく分からないながらも考えてみると、気になるのはネムルバカを歌い終わった後にルカと入巣が同じ目線に立っている場面。この場面は入巣視点であり、とすると、ルカの意味のないセルフテロを見て、入巣は、今まで自分より高い所に居たルカも実は自分と同じ様にモラトリアムに悩まされているのだと気付いたのではないか。だからこその、こういう同じ目線に立っているこの場面であると思う。 ルカが「駄サイクルはどこにでもある」と言うように、この時期は何をしても駄サイクルに感じ満足できない、つまり、「やりたいことのある人」も「やりたいことがない人」も「何かしたいけど何が出来るのか分からない人」も皆、駄サイクルに苦悩している。それがモラトリアムという時期であり大学生という時間だ、こう言う事を作者は伝えたかったのではないかと思う。 それと、各話のタイトルがしりとり形式になってる。「ネムルバカ」→「バカショージキ」みたいな。目次の横にタイトルのサイクルがありなんとなく駄サイクルを彷彿させるが、最後の「ゲンキデネ」と最初の「ネムルバカ」は繋がっていない。「駄サイクル=ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと」とルカは言っていたが、「一歩も前進していないように見えるが廻り続けているわけではない、少しずつでも進んでいる」と言う作者なりのメッセージのようにも受け取れた。 最後にもう一つ。「最後に先輩が私に何か言ったように見えた」てあるけど、これは何だろう。やっぱりタイトルの「ゲンキデネ」だろうか。
0投稿日: 2011.03.27
powered by ブクログそれ町から作者にはまり、響子とお父さんをよんでからのネムルバカ。内容的に、前出の二作品とは趣が違うように感じる。怠惰ながらもがいている感じを描いている。おもしろさのベクトルが異なるが、センチメンタルな時期にもってこいな感じ。
0投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログよくある話ながらいつも通り気が利いてる!クライマックスなんてたいしたことない話なはずなのに泣きそうになったりして。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学女子寮を舞台に先輩と後輩の青春を描く。 インディーズバンドで活躍する先輩は、努力をするも壁を感じている。 一方、後輩は特段の目標もなく何となく毎日を過ごしている。しかし、「普通」の生活をしている未来が描けてしまう事に漠然とした嫌悪感を抱く。 ある日突然、先輩にデビューの話が舞い込む。 デビューへの条件、プロデュースの道程は全て周囲により決まっていく。 念願だったにもかかわらず、先輩が感じたのは一抹の悲しさ。 「必死になった結果、壁を越えられた」のではなく、勝手に道が開け、またそこに自信が満足できるような格闘は無かった。 そしてデビューライブ当日、、、 バンドというかなり極端な目標を扱っているが、要するに大学生というモラトリアム期間がもたらす葛藤がテーマ。 大概の人は「自分レベルの人がどの地位止まりか早い段階でみえちゃう(P133)」のであって、「イイ女と付き合いたいとか 美味い物食いたいとか 目先の目的」だけの行き方をするか、もしくは「駄サイクル(P99)」すなわちオタクに陥るかである。 こういう本人以外にとっては実にどうでもいいレベルの話題に真剣に悩むのが大学生であり、不幸にしてなんとなく大学になる人が大半の現在において、この様な作品が心に何かしら響く人はそれなりに多いのではないか。 使い古されたテーマだが、石黒の描くキャラクター、ギャグ、それらにより面白みを持って伝わってくる。 また、「それ町」では「普通」の生活を肯定的に描いているが、本作では嫌悪感の対象としても描かれている。そういった点を比べてみても面白い。 そして、先輩を紺双葉の大学生時代と想像してみても面白いかもしれない。 ただまあ自分的にはこういうテーマは大好き。
0投稿日: 2011.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
某所で有名な「駄サイクル」を実際に読みたいがために買いました。 駄サイクルとは、『ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと』 『輪の中で需要と供給が成立しちゃって』て『自称ア~チストが何人か集まってそいつら同士で 見る→ホメる→作る→ホメられる→見る を繰り返している』状態を指します。 話の内容は大学生のモラトリアムを描いてる感じです。 めちゃくちゃ面白かったです。 『デカすぎる目標を立てるのは何もできなかった時のカモフラージュかも知れないけど やりたいことがないって公言するのも 何も出来なかった時の言い訳なんじゃね?』 確かに。
0投稿日: 2011.01.06
powered by ブクログ「それでも町は廻っている」で人気の石黒先生の短編。 麻枝准さんもお薦めしていたので、手に取ってみました。 「それ町」を以前読んだ時には、さして特別な感情を抱かなかった覚えがありますが、 この「ネムルバカ」は面白かったです。 生きる目的が明確なルカに対し、漫然と生きる柚実を始めとする普通の大学生。 読み手によって共感する人物を違えて楽しむ事が出来そう。 人間の描き方が上手で、日常描写にも妙があり親近感が湧きます。 レトルトカレーを温めてタオルに巻き、布団の足元に入れて温まるシーンとか良いですね。 演出力もかなりの物で、普通の生活をしているだけで面白く読めるのは凄い事。 元の絵も癖が無くて読み易いですし、とりわけ表情の描き分けは ギャグでもシリアスでも冴え渡っています。 もう一度「それ町」もちゃんと読み直してみようと思いました。
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログそれなりに読み応えはありましたが百合要素は感じられませんでした。あくまで百合コミックとしての書評なので評価なしとします。
0投稿日: 2010.11.02
powered by ブクログバンドに懸ける、正統派の青春漫画……と見せかけて、主人公はバンドをやっていないというのがいいですよ(笑)。寮で相室になっている先輩がバンドをやっていて、先輩はバンドに懸けているのですが、主人公は特にそういうものを持っていません。その違いをジリジリと切迫感をもって描くこともできるのに、そこは緩めてある。でも、何もかもが緩いわけではないんです。誰もがこう生きられたらと思うラストも含めて、印象深い一冊ですね。
3投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログ真面目に描いた青春群像劇とか結構苦手。 これも切ない。 言葉したりぼんやりとだったりで誰しも考えてる事だろな。 でも嫌いじゃない。
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログ絵に描いた様な大学生活。 やはり共感できる作品っていうのは強い。 その中でちょっと違いを出していく。 自分の人生にないことを、こんなことがあるかもしれないということを示して、フィクションとリアルの壁を取り払う。 他の作品も買ってしまおうと思わせるだけの作品だ。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログダメ学生の話。その夢の話。超えられない(?)壁の話。つい読んでしまう、おもしろい本。(by みずむー)
0投稿日: 2010.06.29
powered by ブクログ大学の先輩、後輩がモラトリアムに苦しんだり日常を送ったりする、ちょっとドタバタちょっと寂寥感が漂う、そんな作品。 「駄サイクル」って本当にいい言葉だなぁ、と思った。 これに共感している人も多そうな感じだったし、やっぱり読者にも思い当たる節があるんじゃないかと思う。 もちろん自分も読んでてドキッとしちゃいました・・w それから、最後の方は特にこれは百合描写といっても過言ではないだろう的な雰囲気だったのでテンションが上がっちゃいました!
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログ目の前に壁があり、普通を嫌う人向け。 自分の中で衝撃作。モヤモヤの感覚を描く良作。 「駄サイクル」は名言。
0投稿日: 2010.05.06
powered by ブクログ誇張でも無い、かと言ってリアルでも無い大学生活がぬるい気持ちにさせてくれます。何かしたいけど、何が出来るのか分からないみなさんにおすすめです。
0投稿日: 2010.05.05
powered by ブクログ「それでも町は廻っている」のスピンアウト的作品。 主人公二人は大学の先輩後輩。学生寮(アパートっぽい感じだが)のルームメイト。かなり仲良し。 先輩はミュージシャン志望。後輩は特に将来の希望なし。 大きな事件が起きるわけでもなく、かなり日常よりな組み立て。でも、これがなんかいいんだよね。将来に対する希望、あるいは希望を明確にもてない苛立ちとか。苛立ちつつもいい加減な学生生活。まだ、親元を離れたばかり、まだ大人になったばかり、まだ子供でもある楽しく切ない時期を、あんまりセンスティブでなく、のんびり描いていていい。絵もいいね。 多分描きたいのは青春の一時の時間感空気感だった思う。で、描いちゃったので、全一巻で終わり。もう二・三巻この二人の物語を読みたかったが。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ駄サイクルを始め、心にグサグサと突き刺さる言葉で溢れている。 夢を追う者、探す者、道程はどうあれ皆、己の道を進む。 『僕が食べるまんじゅうにもし毒が入ってたらお前がすぐ教えてくれ』
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ1巻完結のさっぱり感と、なんとも言えない心地よい余韻を 提供してくれた石黒先生の作品。 大学生という現在の自分の立場と 越えられない壁や、才能についての葛藤 周囲との考え方のズレなどの、 自分と同じ気持ちを持っているキャラクターがいて これ以上無い程に感情移入出来たのが良かったです。 ストーリー自体は良くあるタイプの物語なのですが 随所に散りばめられた効果的な対話や 大学生ならではの生活観を醸し出すことが出来ているのが この作品の最大の魅力と言っても過言ではないでしょう。
0投稿日: 2010.02.14
powered by ブクログ大学生モラトリアム漫画。同年代なら共感できるかも。 『ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと。自称ア~ティストが何人か集まってそいつら同士で「見る→ホメる→ホメられる→作る」を繰り返しているんだ。それはそれで自己顕示欲を満たすための完成された空間なんだよ。 自称ア~ティストってのは常々やってて楽しいと思える程度の練習はするが、本当に身になる苦しい修行はツラいからせず、…馴れ合いの中で自分が才能あるア~チストだと錯覚していく…。駄サイクルの輪は自称ア~ティストに限らず色んな形でどこにでもある…。輪の中にいると気付かないんだ』
0投稿日: 2010.01.15
powered by ブクログ先輩と後輩が大学生活で悩んだり、迷ったり、歌手デビューしたり、失踪したりする話。大学生でこれから何をやろうか全く決まっていない僕はこれに非常に心を打たれた。
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログたぶん傑作。モラトリアムの不安を鋭い視点から描ききった点を評価。それでも世界は美しい。 「ダサイクル」は至言だと思う(笑)。あと百合?
0投稿日: 2009.03.18
powered by ブクログ僕はこういう漫画を読んでます。この作者は先輩後輩を描きたがるけど先輩後輩の距離感これでいいの?わからない。面白いことは面白いです。
0投稿日: 2009.03.13
powered by ブクログ『それでも町は廻っている』で石黒正数という作家を知って、興味が出たので買ってみた。 ミュージシャンを目指す先輩"鯨井ルカ"と、自分が何をしたいのか分からない後輩"入巣柚実"の話。 言ってみれば青春漫画なわけだが、適度にギャグが入っていて説教くさくない。 このぐらいが自分には丁度良い。 クライマックスは正直よくあるパターンなんだろうけど、何度読んでも面白い。
0投稿日: 2009.02.09
powered by ブクログへろへろーっと流れていくようで、実は結構深い。 ようで、深くないw まったり面白い。
0投稿日: 2008.10.05
powered by ブクログまったり日常系かと思ってたら意外な事に重め…というかなんか身に覚えのあるテーマがあってラストは割と好きだった。
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログ友人になる人なる人と 会話をしていると 良く言われます 「遠くへ行かないでくださいね」 だから俺はいつも答えます 「有名にはならないよ」 うん 君に触れていられなくなるなら 俺はいつまでも 寝ていられるよ ネムルバカはそんなマンガ 駄目なサイクルに埋もれる少女 売れるために壁を掘り続ける少女 だけど 壁を掘ってるぐらいがちょうど良い 壁がやわらかくなって向こうが見えても 別のドアを開くことになるなら 固い壁を彫り続けて 何でこの壁を彫っていたかも 忘れて死んじゃうぐらいが 最高じゃん? そう改めて思った まったく いい青春マンガだったよ
0投稿日: 2008.04.06
