
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ユリゴコロの続きが気になって読む手が止まらなかったです。最後の最後まで「そういうこと!?」のサプライズがあって面白かった。 私の性格の問題なのですが、きちんとしていた人が報われる、悪いやつはちゃんと裁かれる世界が好きなので、人を殺めたり、ふわふわ暮らしていたり、ちゃっかり浮気していたりする人たちがハッピーエンドを迎える展開はうーん…でした。また、美紗子に何故か千絵を投影してしまうとか、細谷さんとのラッキーすけべ?みたいな変な伏線、何故か捕まらない美紗子等、リアリティの無さも少し残念に思いました。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ読み始めてから…ん? なんかちょっとこの話知ってるか? ユリゴコロ…ヨリドコロ… 少年の死で読んでたことに気づいた!! けど死んだ経緯しか覚えてなかった(゚-゚*;)(;*゚-゚) 父親の押入れで見つけた手記 ノート4冊に書かれた、ある女性の殺人記録 手記がストーリーの主軸って先が気になって止まらないですよね〜 生まれ持った漠然とした殺人衝動? 本人は殺すということも理解してないようだったから罪悪感もある意味ない 飽きさせないストーリーで非常に面白かったんだけど、これだけの衝動がなくなったのは何故かが今ひとつあやふやかなぁと… ものすごく綺麗に終わりすぎて余計に気になってしまったのかもしれない(゚-゚*;)(;*゚-゚) タイトルも??ってところがいいよね〜♪
49投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログノートの続きが読みたくて読みたくて、ページを巡る手が止まらず!美沙子の感情には全然共感できず、どちらかというと「いわゆるサイコパスの心中ってこういう感じなのかな...」と新しいことを知った気持ちになった。 使う言葉が間違っているかもしれないけど、美沙子のように生まれた時から社会性が欠落した人間は一定の確率で存在するんじゃないだろうか。今の倫理観からすると「バグ」のような。自分が認知していないだけで。でも生まれた時からそう感じる人間なんだからしょうがないんじゃない?だからと言って人を殺める行為を許す訳にはいかない。けどそういう人が生まれてくるって事前に分かるの?分かったとして、中絶の対象としていいの? 「美沙子」のような人は存在していいの?いい悪いは誰が決めるの?仮に良いんだとして、社会はどう接するの?仮に悪いんだとして、社会はどう接するの? たくさんの疑問が浮かんだ。 そして最後は「あなただったのか...!!」とびっくり。 映画化されていたこと知らず、読了後に観てみたけど、設定がだいぶ違っていて途中で辞めちゃった。別の作品として見れば面白いのかも。結末もどうなるのか気になるし。
0投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログある日、亮介は実家の押入れで「ユリゴコロ」と表紙に書かれた数冊のノートを見つける。そこには、静かでありながら激しい時間を生きた殺人鬼の告白が綴られていた。それは母の手記なのか、父の創作なのか、真実と虚構の境界は分からない。そのノートの正体を追ううちに、亮介は思いもよらぬ過去と向き合うことになる。 告白文と亮介の現在が交互に描かれる物語は、後半で二つの流れが重なり合い、伏線が静かに回収されていく。読み始めは不気味なホラーサスペンスのように感じるが、読み進めるうちにその印象は変わり、単純なジャンルには収まらない作品だと気づく。前半と後半で読み心地が大きく変わる点も印象的。 自分のルーツと向き合う亮介の姿が胸に迫り、ラストには深い余韻を残される。異常な出来事の中に、さまざまな形の愛が静かに浮かび上がる希有な作品だった。 呆然と本を閉じてしまうほどの結末ながら、どこか切なさや温かさも感じられる。美談にはできないのに嫌な後味は残らず、静かな余韻が心に残る一冊。
26投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ吉高由里子さんが主演の映画、というのがSNSで偶然見つけて、まず小説を読んでみようと購入。 読みながら頭の中では吉高由里子さんがそのまま動いていました。ぴったりの配役。 ぐんぐんと引き込まれ、どんどんと読み進めていきたくなる小説でした。 自分の中にももしや「ユリゴコロ」が潜んでいるのでは?誰でもあるのでは?小説だから楽しめるんだと思いたい。 読後感は、スッキリでした。
1投稿日: 2026.01.08
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ずっと気になっていたが読めていなかった作品。 ミステリー系を普段読まないこともあり、展開が新鮮で本当に面白かった。 実の母親の人生の告白とも言える、これまでの殺人を鮮明に記録した手記を読んでしまう主人公という入りで自分も同時に手記を盗み見ている感覚になりドキドキしながら読んだ。弟や父との関係もすごく好きで掛け合いも良かった。 その手記の気味悪さが故に、最後の展開を全く予想出来なかった。 途中主人公が、自分にも殺人者の血が流れていると悦にも浸っているような感覚になりながら事を起こそうとした時は、そんなオチかとも思ったが最後に全部もっていかれた。ミステリー系ハマりそう。
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログとにかく面白かった。一気に読んでしまった。 何かが欠落した女、そんな女を変えたのは殺人の縁。綺麗事だけでは語れない、憎しみのない家族の愛。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ母親の愛情がここまで拗れるのかと思わせる一冊でした。感情のコントロールが出来ない人がこの小説に関わらず度々出てきますが、自分は実際の世の中で出会ったことがないので、やっぱり小説の中のキャラクターだなと違う世界の話だと思ってしまいます。 ただストーリーはよく出来ていて、辻褄もしっかり合うし、満足の一冊でした。
1投稿日: 2025.12.22
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読みやすかった。 ユリゴコロってなんだろ〜と思ってたけど、幼い時に聞いた「拠り所」から来た言葉だった。 意味としてはなんといえばいいのやら。殺意の衝動? 普通の家庭に育って、そこからサイコパスが産まれるというのが私的に新しかった。 遺伝子にサイコパスが組み込まれてるタイプ。 そんなもんだから、 こういう経験があったから歪んじゃったのね、こういう行動に出ちゃうのね、がまっっったく分からなくて、何考えてるのか、どんな人物なのかよくわからない。 細谷さんは頼もしい肝っ玉かあちゃん的な人を想像してたから、そんな人が4〜5人殺した経験のある元娼婦のお母さんでしたー!!と言われても結びつかない。 亮介に飛びついたとき、頬にキスをしたとか胸元がはだけてたとかもよく分からん。(まあこれはたまたまであって、「亮介に気がある細谷さん」というミスリードをしたかったってことだと勝手に理解するけど) お父さんも、そんなお母さんに惹かれた理由もよく分からなかった。 トラウマ作った張本人だし、殺人鬼だけど、なぜかお父さんに愛されるお母さんラッキーすぎでは? 千絵も結構ふしだらな女。亮介は自分が浮気されてたっていう感覚薄くて、怒りの矛先が千絵ではなくDV夫に向いてたけど、思い出して。あなたは浮気されてました。 読みやすかったけど登場人物があまりつかめなくて「なんかよく分からない」っていう感想。
2投稿日: 2025.11.28
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口コミが良かったので読破 前半の回顧部分が完全にホラーでトラウマレベルの怖さ 一方後半はやや爽やかに読み進められる、というなんか新しさを感じた ちょっと綺麗に終わり過ぎでは、、と思うが全体的に面白かった ホラー好きな人にはオススメ
2投稿日: 2025.11.26
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「何かのスイッチが入ったみたいでした。アナタという言葉のために用意された場所が、実ははじめから私のなかにあって、そこにカチリとアナタがはまった感じでした。」
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ書き手が誰かわからない、内容が真実かもわからない手記を軸に進んでいく物語。 ノートの表紙には「ユリゴコロ」とだけ記されている。 このユリゴコロが何なのかは最初の方ですぐ明らかになるのだけど、 由来といい五感といい、わたしはなんだかずっと好きだった。 手記の内容は殺人衝動?と書き手の過去について。 序盤は どこかで見聞きしたことあるような内容で気持ちが少しだれるかもしれないけれど、 淡々と語られるのでするすると読める。 そうやって読んでいくうち 中盤にも差し掛かる頃には、 手記の語りが最初より馴染んだかのように読めるようになった。 正直 つっこみどころというか 思うところもいろいろあるし、 不憫に思える人物もいるけど、 不思議と胸のすっとするような読後感がある。 他の人の感想にやたらと「愛」だとか「家族愛」だとかあって、「…愛 …?」と思ったのだけれど、 背表紙のあらすじにある 「絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラスト」 というところから感じとったのか…? そういう意味では わたしは あらすじが言う程の愛は汲み取れなかったけれど… 作中の人物の言葉にある 「憎しみはどこにもない」 という台詞は すとんと落ちた。 そんな作品。
1投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ思わず声が出てしまった一冊だった 登場人物みんなの心情に共感できた 自分がもしこの人の立場なら────と、考えてみてもやっぱり私もこう思うだろうという 純粋な想い。 夫婦って偉大だな、家族って偉大だな この言葉に尽きるだろう 314ページのあの一文で今までの物語に対しての私の想いが変わった ( 細谷さんびっくりです........笑 ) 細谷さんと母の象が違いすぎて、 同一人物だなんて疑いもしないと思う 人を殺したくなる気持ちをユリゴコロという言葉で表現しているのがすごく好き 私にとってのユリゴコロって何だろう。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ順風満帆な生活を送っていた亮介。 彼女の千絵が失踪したことを皮切りに不幸が連鎖する(父の病、母の交通事故死)。 実家に帰った日、父の書斎の押し入れの中で見つけたのは謎の茶封筒。中には『ユリゴコロ』と書かれた4冊のノートが。それは狂気に満ちた殺人の告白文だった… 人を殺めることでしか自分を満たせない者の人生を追体験できる本作。今まで行ってきた殺人の数々を綴った告白文に一切共感できなくて安心してます。 一方で殺人でしか自分を満たせない者が愛する人や子供に向ける愛情の形には興味を持って読み進めました。 脳が理解を拒んでいるのか何度も文字が滑って内容がスッと頭に入ってこない箇所もありました。 殺人の描写では「私」の心理状態が至って落ち着いているところに余計に恐怖を煽られました。 読み進めるべきではないのに気になって読み進めてしまうのは亮介も読者も同じですね(笑) 彼は実の親の話なので気が気じゃないと思いますが 内容がセンシティブで描写が過激なので万人にはおすすめはできないですが、ビックリする結末も含めていい体験になったのでグロやイヤミスが好きな人はおすすめです!
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ生々しい心情と犯行の記録。読み進めるほど惹き込まれる展開になって読む手が止まりませんでした。愛いっぱいのユリゴコロ。
5投稿日: 2025.11.04
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最後の場面の1文 母の、アナタになった。 この1文は何度も読み返したぐらい衝撃を与えた。 恐ろしくも切ないお話だった、
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ思ってた以上に面白かった。結構グロい表現もあったけど。 なかなか数奇な人生に引き込まれた。ただ、一旦秘密が語られると、あら、そんな終わりなの?とちょっと拍子抜け。 でも、その後、ちゃんと回収してスッキリというか、全く予想外で驚きました。小説ならではの謎解き。 途中、主人公の狂気が少々理解できなかったけど、それ以外は読み応えもあり、大変面白かったです。
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ映画の宣伝をきっかけに手に取った原作。 後半、もうちょっと盛り上がるかなあと思ったけどなんだか失速してしまった。伏線の回収もあるんだけど、初っ端の殺人の告白があまりに鮮やかすぎて、それに負けないラストとは言い切れなかった。
1投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログInstagramで流れてきた映画の一部に引き込まれ、原作が気になったので読みました。 読了後の率直な感想は終わりに近づくにつれ、尻すぼみを感じたことです。 ただ、最初の2つの死はとても引き込まれました。 読みながら、自分が人が死ぬかどうかの瀬戸際に立ち会うところを想像し、自分の手で死の方向へ少し天秤を傾けることができると頃を想像し、自分の中にも天秤を傾けることに対する好奇心があることに気づきました。と同時にその後の罪悪感を想像するとできないだろうなとも思います。 えぐみの強い作品ですがその分自分の新たな一面に気づくことができるので、マンネリ化した日々を過ごしていて、刺激が欲しい時におすすめの作品です。
3投稿日: 2025.09.22
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最初から最後まで文字通り目が離せない壮絶なストーリー。 美紗子に振り回され続けた家族だったけど、亮介が愛されていたという事実に変わりがないということに救いを感じてホッとした。 美紗子の気持ちはわかるようで到底理解ができない。 アナタと結婚して子供を生んで幸せになって…それらを失うことが急に怖くなったのだろうか。 細谷さんという存在が何となく不思議な人、という印象だったけど、まさかそんな!! 驚きとともにここでも救いを感じた。
9投稿日: 2025.09.18
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・ハッピーエンドではあるのか、、、? 全てが丸く収まってる感はあるけれど、自分のトラウマを作った原因を愛せるお父さんすごいな~と感じた。 愛している人なら関係ないのか。 ・映画では吉高由里子さんが演じているようで、それなら許してしまう気持ちもわかるな、なんて。
0投稿日: 2025.09.12
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人物像が違いすぎて同一人物と気づかなかった!色んなサイコパス系読んだけど、愛へ帰着するのは初めてだった
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の告白文だった…。 この一家に起こった過去とは? まさかの結末でビックリ
3投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ【作品紹介】 ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題されたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。 この一家の過去にいったい何があったのか?絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー! まほかるブームを生んだ超話題作、ついに文庫化!
0投稿日: 2025.08.17
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タイミングの良し悪し。 我からすると、よっぽどホラー。 最後の数ページにうまいことツッコミたいけど、うまいこと浮かばず。 背景に妙な爽やかさ背負ってるんですよね、、、なんぞコレ。 弟が良心のように思えて辛い。かる〜く、認めたくないわ〜的なノリで。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ主人公の不可解な行動の数々に、読み進める手が止まらなかった。 子どもにとって、間違ったことを正しい方向に導いてくれる大人の存在がどれだけ大切か。 最後の大どんでん返しに思わず声が出てしまった。 ″ユリゴコロ″は人間誰しもが何かの拍子で抱きうる感情なのかもしれない、、、
12投稿日: 2025.07.30
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殺人衝動に駆られるような人の気持ちはわからないしわかりたくないと思いながら読み進めていくうちに、その心の揺り動き、愛するものに出会ってからの、愛するものを守るための、壮絶な人生を見せつけられて最後は涙を流していた。 すごすぎる一生だ。やっぱ家族なんだなぁ、家族なんだよなぁ いったいこの先どうなるんだって読む手が止まらなかった。
14投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログまた大好きな本ができてしまった。ずっと仄暗い水の底からぼんやりと眺めているような世界観。読了感は何と言葉にすればいいのか。ラストの展開がこんなに好みなのも久しぶりかもしれない。陰鬱な世界観が好きな人はどうぞ。
37投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ恐ろしげな導入部分からしっかり心を掴まれた。手記の内容がとにかく面白く、先を読みたい主人公に共感した。結末では導入部からは予想もつかない気持ちに持っていかれていて、見事なストーリー展開に脱帽。
16投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ★4.4 実家の押し入れにあった、古びたノート。 綴られていたのは凄惨な「殺人の記録」だった。 誰の手記なのか、妄想か、過去の記憶か。 生きている意味が「誰かを殺すこと」でしかなった者の独白は、やがて家族をも揺るがしていく。 ”サイコパス”という単語は、いつしか専門用語としてではなく、安直に「感情なき存在」を指し示す流行語になった。異常者を表す”ラベル”として市民権を得た。 しかし本書はそれに寄りかからず、その奥を見つめる。 人を殺す衝動に、こんなにも静かな詩のような語りがあることに、戸惑いながらも引き込まれていく。 これは異常性の見世物ではない。 “殺人衝動を持って生まれてしまった者”の感情の内奥。 それは得体の知れない怪物ではなく、理解しがたい“誰か”。 その境界の揺らぎに、この物語は立っている。 心がやっと落ち着く場所。 けれどそれが「殺すこと」だったということが、わたしには恐怖でも、怒りでもなく、ただひどく哀しかった。 殺意の奥にある愛とはなにか。 罪を犯した人間に救いはあるのか。 “心”の居場所はどこにあるのか。 正解は用意されていない。けれど、ふと、答えに近いものを見た気がした。 『ユリゴゴロ』。 それは、殺意に宿ったやわらかな祈りのような物語。 読み終えたあと、"普通の自分"にそっと胸を撫でたくなる。 その瞬間は、たしかに救いでもあり、たぶん呪いでもあるのかもしれない。
79投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログ実家で見つけたノートに記された生々しい告白文。読み進めていく中でゾワっとする感覚を感じると同時にだんだんと、こうなのでは?という予想が思い浮かんでいたのに、ページを捲る手が止まらなかった。
1投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログどんでん返し的なものを味わいたくて読んだけれど、そこまで衝撃はなかった。手記部分がただただ恐ろしく気持ち悪い。最後いい話風にまとめられているけれど、手記部分とのギャップがありすぎて飲み込めず、心温まる云々とはさっぱり思えなかった。
5投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まじか、細谷さん。細谷さんってわかった瞬間涙が止まらなかった、恋なんかではなく子供への愛情だったのね…。散々人を殺しておいて、罪のない子供達を殺めて、全然感情移入できないのに、ユリゴコロが消えた母はすんごく頼りになる。結局ユリゴコロは瘤のせいだったのかな、なんだったのかなあの正体は。
1投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ不意に読もうと思って読んでみた! 父親が隠し持っていた殺人犯の手記を偶然見つけ秘密を探っていく。 母親が亡くなり、父親が癌になり、婚約者が失踪。 こんな不幸が重なった挙句の手記。 どーにかなってしまいそう。 最後の辺りで えっ⁈ ってなるんだけど… これが本当の愛なのかなぁ…
2投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ手記の文がスラスラ入ってきて読みやすかった。 主人公がなんか好かない。弟は良いやつ。 途中から彼女と母親がごちゃごちゃになって、ああそういえば彼女失踪してたんだったわ。母親の事でいっぱいいっぱいで忘れてた。絶対主人公も忘れてただろと思った。 あんな面白いノートが置いてあって、1週間あけないと読めないとか地獄だよ。
1投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ殺人に取り憑かれた女が残したノート。それを読んでしまう息子。徐々に明らかになる真相。ドロドロとした不快感が続く。しかしラスト10ページで一転。暗黒から深い愛に。読んで良かった。
30投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ読むのがシンドくて1/4くらいで断念。 殺人鬼の告白文の一部描写で気持ち悪くなった。 ネットでネタバレを読み、予想外の結末で驚いた。
1投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログ展開読めず最後、え!まじか!!と。 前半は淡々と行われる殺人の独白がベース、後半は愛ある物語へと流れが変わります。 お父さん… ネタバレになるので多くは語らず。とても面白かった。これだからミステリーを読むのはやめられない。
3投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログずっと気になっていたが、グロい描写とか気持ち悪いのは嫌だなぁと敬遠していたが、意を決して読む。 結果、面白い。 グロ描写も大して気にならない。 圧倒的にお話が面白い。 構成が巧い。 読み始めと読み終わりで印象が全然違う。 最後まで先が気になる。 グロに怯んで読まずにいたが、読んで良かった。 星は4つ。4.0とする。
0投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログ引き込まれて勢い良く最後まで一気に読んだ。 幼い頃に感じた成功体験のようなユリゴコロは少し分かるような気がして自分の中にも違うけど同じ感じ方をする体験はあるなと思ってゾクゾクするような引き込まれ方をしたけれど。 話が進むにつれて理解できないことも多く単に描写が苦手で読むのが辛い部分も。 最後の展開は少し読めてしまったし、しっかり収まる結末は、あぁ小説だな。とちょっと冷めた目で見てしまったのも事実。 それでも最後の方は涙が自然と流れていた。 映像化したくなる小説ではあると思う。
0投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不運続きの主人公。末期がんの父親の押し入れから、「ユリゴコロ」というノートを見つける。そこには連続殺人犯の手記がつづられていた… 手記と現実パートがかわるがわる出てきて、先が気になって引き込まれます。 残酷な運命が家族を襲い…… 終末のサプライズと片のつけ方にはじんわりとした余韻がありました。 生まれながらの快楽殺人者が、愛を知り、自分のしたことを自覚し、最後を選ぶお話。 でも罪もない人を殺してきた過去はなくせないから…… 人間はぐちゃぐちゃで矛盾しているもの、と思っていきていくしかない。 人生は割り切れないもの。 主人公たちに幸せになってほしいです。 リーダビリティが高く、新しい価値観を示して考えさせられる。 このモヤモヤと考えてしまうのが良い読書体験だったと思う。
0投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『ユリゴコロ』を読み終えた今、私の心は複雑な感情で満ちています。最初のページをめくった瞬間から、沼田まほかるの巧みな筆致に引き込まれ、気がつけば一気に読み終えていました。 物語の序盤で描かれる残酷な殺人の描写に戸惑いを覚えながらも、主人公の亮介と共に真実を追い求める過程に強く惹きつけられました。「ユリゴコロ」というタイトルの意味するものが徐々に明らかになっていく展開は、まるで謎解きのようで、ページをめくる手が止まりませんでした。 特に印象的だったのは、後半の予想外の展開です。当初は暗く重苦しい雰囲気だった物語が、徐々に愛の物語へと変化していく様は衝撃的でした。殺人者の内面に潜む愛情や、家族愛の深さを知るにつれ、人間の複雑さと愛の多様性について深く考えさせられました。 結末に至っては、思わず涙がこぼれるほどの感動を覚えました。最後まで読み終えた後も、しばらくは余韻に浸り、物語の中で描かれた愛の形について考え続けていました。 確かに、主人公の行動や考えに共感できない部分もありました。しかし、物語が進むにつれて理解が深まり、人間の内面にある複雑さや矛盾を受け入れられるようになりました。 『ユリゴコロ』は、単なるミステリー小説を超えた、人間の本質や愛の深さを問いかける作品だと感じます。読み終えた今、もう一度最初から読み返したい衝動に駆られています。きっと、二度目の読書では新たな発見があるに違いありません。 この小説は、長く心に残り続ける作品となりそうです。人間の内面や愛について、深く考えさせられる一冊でした。
2投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログ小さい頃から読んでて、漫画も映画も見てて。それでもたまに返したくなる作品。ページ数も少ないから読みやすい。
0投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ生々しく陰鬱な犯行が綴られた手記のパートは読んでいて気分が悪くなったけれど、そこからは想像できない意外な結末だった。
2投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログミステリー×謎解き的な要素が面白かった。 結末はなんとなく途中で想像ついたから大どんでん返し的な感覚は少なかったけど、読了後はまずまずの余韻とゾワゾワ感
0投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログノートの描写は好みが別れるところだとは思うが(自分はかなり苦手でした…)ラストまで読んだ感想としては、本当に誰も救われない、みんなこれでいいの!?って感じでした。評価の難しい作品だなぁと…。
1投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
イヤミスにもなり得る展開で進んでいったかと思いきや、どんでん返しを経て愛の物語へ終着する。先が気になるため一気に読み進めてしまう系の物語。いろいろな要素が詰め込まれてて読んでるこっちまで感情が追いつかなくなった。
1投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログどこか仄暗い空気感を纏う作品。 特にノートに書かれた告白文のパートは救いようもないほどにダーク。 中盤ぐらいまでは、暗さゆえにどうもスッキリしないけど、ラストは雰囲気が変わって畳み掛けるような伏線回収とどんでん返しに驚く。 サスペンス的なエグいシーンがあるのに、読後感がとても切ない気分にさせる不思議な読書体験だった。
42投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ構成が良いし、文章も上手い エンターテイメント的作品でありながら文学作品としてのクオリティも高く、誰にでもおすすめしたくなる一冊。
0投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ沼田さんの著書を初めて読みました。 不穏な手記、特に描写がリアルであるが故に、何度か読む手を止めざるを得ず そのため前半は1週間くらいかけて中和しつつ読み、 後半は1日で読み切るというペース配分になったが無事読了。 一言でまとめるのであれば、 人は人の愛で生きていること、を感じることができた。 単純ではないし、愛されるべき人も、 他の要因で命を失うこともある。 生きているなら、愛を持って生きなければ 生きている意味もないような、そんな気がした。
3投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ読み始めて数ページでユリゴコロの世界に引き込まれていった。異様さに没頭しすぎて、ふと我に返ってもユリゴコロの世界を引きずって、不安になりながら読み進めた。とにかく面白い。最後は気持ちのいい終わり方で、全く予想していない展開で鳥肌が立った。
0投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ途中まで全然共感できなかった。ただただ怖い、美紗子ように考える人も世の中にはいるのかもしれない、そんな人と出会った時に自分の身を守る術はあるのかだろうか、というような寒々としたものを感じながら読んでいたが、最後の結末には驚いた…終盤の展開を何度も読み返してしまった。 まさか結末で自分が涙するとは思わなかった。。 結末を知った上で最初からもう一度読んでみたい。そんな本でした。
3投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
TikTokで余韻が忘れられない一冊と紹介されていて読みました! すごく面白かった。 まるで映画を観ているように、一気に引き込まれました。 実は母親だった人の年齢的なものとか、あまりにも健康的な感じがいまいち重ならなくて、少し違和感は感じましたが、やっぱりという感じもあり、最後は感動しました。
0投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログ主人公の父親が末期ガンになり、もう手術はできない状態。延命は諦めて実家で一人静かに過ごしている父親を心配し訪れた書斎で「ユリゴコロ」と題された4冊のノートをこっそり見つけてしまう所から始まる…。 ノートには生々しい殺人にいたるまでの心情、フィクションのようで設定が両親に酷似している。そして、主人公(亮介)にも幼い時期に突然母が別人に入れ替わったという奇妙な記憶がある。 そんな母親は、最近事故で突然亡くなった。 このノートを全て読めば、今まで引っかかっていた記憶、そして本当の事実が分かるのでは?と読み進めていく…。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あらすじを読むからに快楽犯の告白ミステリーだと思ったけど、ユリゴコロを書いた作者の心情(過去の話)と、主人公がおかれている心情(現在の話)が交互に連なっていて、話が単調にならずノートを読んでいる主人公と同じ時系列で謎解きをしていく感覚でした。 読後は、なかなか面白い不思議な感覚。 ミステリーだったのか、 ある意味恋愛小説だったのか? 少しずつ謎が解けていくなかで、最後まで読むと主人公の父親の存在が凄いなと思えてくる。 本当に好きになった人は殺人犯だった。 殺人犯から息子を守るために嘘をつく。 ずっと母親を偽って息子たちを育ててきたが、 心に思っていたのは、殺人犯だったあの人。 遠回りでイビツな恋愛ミステリー。
12投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ本当にこの本に出会えてよかった ずっとドロドロしている感じの重たい小説かなと思っていたらそうじゃない。確かに重たいけど負の感情だけじゃないたくさんの愛情だったりが詰め込まれていてとても読みごたえがあった まさに私が求めていた小説そのものでした!!
0投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログあらすじだけ見て、快楽殺人者の話かと思って読み始めだけど、ヒューマンドラマというか、読了後はなんだか切ない気持ちになった。 美紗子は愛する人が出来て、ユリゴコロを手に入れたんだなぁ。 妹の死んだ理由が若干謎だけど。
1投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ愛ってもしかしたら正しさとは一番遠いところにあって、すごく偏ってて、暴力的ですらあって、扱うのが難しいものなのかも知れない。
0投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初から惹かれる内容で続きが気になりスラスラ読めた。 最初の私の日記がぞわぞわきてでも止まらなくてどんな結末になるのかなと思ったけど結末は優しかった。私は全然読めなかった。 いろんな愛の形があるんだなと思った。運命なんてそんな言葉で言いたくないけどアナタという人が現れたおかげでサイコパスだった私はちゃんと道を歩けたと思う。アナタは私のせいで苦しまなくていいことでずっと苦しんできたけど私と会えて一緒になれたことは運命だったのかなあ。愛を超えての何かがあったんだなあ、と思ってしまう。 妹の死因はなんか腑に落ちないところもあるけど小説として楽しめたかな。 そういうことを言いたい小説でないとわかっていても死なせてしまった男の子のことを思うと不憫で仕方ない。 家庭環境が悪くなくてサイコパスが生まれてしまうこともあるのだろうか…
1投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ内容を全く知らずに読みはじめた。 手記に引き込まれ、現実に戻ってきたら、まさかの展開。 全く気づかなかった。 最後を読み返して、ようやく内容を理解。母の愛、夫婦の愛を感じ泣けた。
1投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初はただのミステリーで、憶測や主人公に降りかかる不幸を眺めるだけでしたが「ユリゴコロ」と題された4冊のノートが見つかるとガラリと物語の雰囲気が変わっていきます。 私自身が親の愛というものに弱く、終盤はボロボロ泣きながら読んでいました。 男女の愛、家族愛、兄弟愛、様々な愛が描かれた作品だと思います。 とても素敵な愛でした。きっここの本は、私にとって"ユリゴコロ"になるでしょう。
2投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自傷行為がリアルで、読んでいて手が震えたし、息も苦しかったけど、好きな温度感の作品だった 性行為の描写のある小説は読んでいて気持ち悪さばかり感じてしまいあまり好きではないのだけれど、この小説は気持ちの方に重きを置いて表現しているからそこもよかった。 わたしにとってのユリゴコロはなんだろう
0投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログどんでん返しがあるミステリーとして非常に素晴らしいと思いました。主人公が父の家で発見した4冊のノートを読んだことで疑問を持つ母の存在。そこから発展する物語の結末も含めて良いものでした。正直最後の展開は読めてしまうものでしたが、私の想像以上に暖かく良い終わり方をしたように感じました。 人を殺すことに快感を持つ人の話でありながらもイヤミスにならないほっこりする終わり方はユリゴコロそのものです。
2投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログ学生時代の時に何度も読んでインパクトが強かったのを今でも覚えています。 所々残酷なシーンがあったので、その部分はスピードを速めたり飛ばしたりして読んでいました。 最後のシーンでとても感動したのは覚えています。
0投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログとてつもない終わり方をするのかと心の準備をしていたが、穏やかに終わって安心した。 読みはじめの頃は「ユリゴコロ」とは?を考えさせられるが、その意味がなんとなくわかってきた頃にユリゴコロが引き起こした出来事と4冊のノートの真実、突然いなくなった恋人の事件が重なり合って、複雑ながらも面白く読めた。 「私」と「アナタ」の出会いは運命だったのかもしれないと感じた。
14投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ最近読んだ本の中で、ページを捲る手が止まらず、最後まで面白かった小説。 一言では語れない面白さと不気味さ
0投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通とちがうのでしょうか」 殺人衝動を抑えられない彼女に対し、 とても家族思いな兄弟のちぐはぐさがなんだか萎えるんだけど ストーリーは面白かったし、大どんでん返しあったし やっぱり話題になるだけあった感じ 既読感あったんで読んだことあるかも 人は誰でも 家族思いで、死なれる時は悲しいという前提設定がちょっと なんだか私は没入できなかった 気持ち悪い物語でいてほしかった
1投稿日: 2024.09.24
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亮介 婚約者の千絵が失踪し、父の末期がんが判明。母が不審な交通事故死を遂げた。ある日実家で、余命わずかの父の書斎の押入れに、ひっそりと仕舞われていた4冊のノート『ユリゴコロ』を見つける。その事がきっかけでその秘密に迫っていく。 千絵 亮介の婚約者。亮介の親に紹介され、ふた月も経たないうちに失踪。 亮介の父 すい臓がんと診断された。 美紗子 亮介の母。交通事故で亡くなる。 洋平 亮介の弟。 細谷 常勤のスタッフ。 那智 バイト。 英実子 美紗子の妹。 柳原浩介 亮介の祖父。 塩見哲治 千絵の夫。 美雪 洋平が大学入学後まもなく付き合い始めた女の子。
0投稿日: 2024.09.17
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文字を読んで気持ち悪いゾワゾワしたのは初めて 後半にわかるあの人の気持ちを想像すると涙が湧き出てきて大変
4投稿日: 2024.08.24
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サイコパスの思考はこうなってるのかな?と思いながらノートを読んでいた。 特に、元職場の人と会社で行為に及びそうになるシーンで「ただそこに屑かごがあったから殺した」という思考には驚いた。 序盤あたりのリストカットの生々しいシーンなどは結構読むのが辛かった。 が、最後には予想もしなかった人物が出てきて点と線が繋がって、単純なミステリーというジャンルでは括れないヒューマンドラマがあって感動した。 細谷さんは無戸籍(?)でどうやってやりくりしてきたんだろうとか、美紗子を沈めた後どうやって助けたか?等色々現実的には厳しいだろう設定もあったが、総合的に私は好きだった。
2投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ前半の「ユリゴコロ」という日記の内容が猟奇的過ぎて、読むのがきつい。 次第に伏線回収、子供への深い愛情、真相が明らかになる。 イヤミスというほど、読後感は悪くない。 だが、サイコパスな殺人鬼が、そこまでいい人に変われるとは思えないな。 過去の人物像と現在の人物があまりにも違いすぎて、違和感が残る。
34投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログユリゴコロという、倒錯した殺人衝動を持つ人を取り巻く物語だが、なぜ最後こんなにも爽やかな終わり方になるのだろうか、というのがモヤモヤした。それは大切な我が子を、義父母と姉妹で守り抜けた、という達成感なのか、であれば犯した殺人、ユリゴコロの罪は赦されるものなのか、自己欺瞞なのか、、
1投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ前半はなんとも言えない奇妙な、サイコホラーな、怖いと感じながらも手が止まらない、後半でガラッと変わって家族愛、全てが繋がる感じがすごく、後味が良くて好きだった。面白かった、映画も見たいかな。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ恥ずかしながら作者の名前も作品名も全く知らず、ただ図書館で目に留まり、特に惹かれたわけでもなく何となく手に取って読んでみたら、なんというおもしろさ。 アウトサイダーの、心に歪みを抱えた者の連ねるであろう言葉の解像度の高さ。なぜこんなにも違和感なく再現できるのだろう。私に何がわかるという話ではあるが、手記から感じ取られる精神状態があまりにもリアルに感じて引き込まれた。 解説にもあったように、本作品は結末に圧倒されるだけでなく、その先にある人物の行動こそ触れたくなるものである。とはいえ、ぜひネタバレなし事前情報なしで読んでみてほしい。 久しぶりに、美しい歪みと惚けてしまうストーリーテリングに出会った。
1投稿日: 2024.07.02
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まほかるさんの作品を初めて読んだ 前半はとにかくとにかく嫌な重い気持ちに支配される その重さが半端ではなくてなかなか読み進められない 心理描写が上手すぎるのだと思う 読み進めるのにかなりエネルギーを持っていかれる 後半は話がラストに向けて収束していく テンポよく読めるし、前半ほどは重くない ラストも一応納得できて、最後は穏やかな気持ちになれる …けど、とにかく出てくる人全てがぶっ飛びすぎてて感情移入は難しい
1投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログ気味が悪いし、内容が暗かったけど、本当に読んでよかった。 とても素敵な作品だった。こういう風な小説はあまり読んだことがなく、目新しく感じた。 解説に「物語のゴールにあるのが真相解明ではなく、それを知った後の人間たちの姿、その行動にある。登場人物の心の闇が深いからこそ、容赦ない描写があるからこそ、見えてくる一瞬のぬくもりが、一瞬の光の眩しさが、より実感させられる」と書いてあり、まさにその通りだと感じた。 最後、大泣きしてしまったため、明日目が腫れるかもしれない。泣かせようとしてくる作品ではなく、自然と涙が溢れてしまう作品だった。 とても重くて、まだ私には理解できないところもあった。真っ暗な世界から、明るい世界に行けるわけではない、でも登場人物たちにとっての最良の選択の末の結末がこれだとすると、本当に深い話で心が揺さぶられる。とても考えさせられる。 重い内容だが、スイスイ読めるので、ぜひ読んでほしい。映画にしたら、ありきたりじゃん?とか思われるかもしれないけど、本だからこそ味わえる考えさせられる感じが好き。 この表紙の絵に、なんかすごく惹かれる。この話にあってる。すごい作品だった。言葉にできないくらい。
30投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ許されてはならない気持ち悪さと、 やり場のないそれぞれの愛みたいなものも感じられるストーリー 手記部分も語り部分もさらさらと読み進められた 洋平の存在が癒しだったように思う
1投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネート作品。 殺人鬼が出てくるホラーミステリーなんだけと、最後は泣ける小説。そして社会から落ちこぼれてしまった人間の再生物語でもある。 この作品は人間の愛憎もサブテーマだと思う。昔から小説の世界は、コトの大小にかかわらず愛憎なくして成立しえない。例えば、 ★人間は一生、人間の愛憎の中で苦しまなければならぬものです。のがれ出る事は出来ません。忍んで、努力を積むだけです。…太宰治「竹青」 ★善悪は好悪を超越しない、好悪は即ち善悪である、愛憎は即ち善悪である…芥川龍之介「侏儒の言葉」 ラスト近くに出てくる主人公の弟の言葉「(母親が書いた驚愕な内容の手記の感想を聞かれ)家族の愛の歴史、憎しみはどこにもない」が作者が本当に描きたかったことなのだろう。 とはいえ、細谷さんのキャラ造形、年齢的にあってる?
1投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログめっちゃ面白かった!イヤミス読むと結末が気になって手が取らないんだよね。今まで読んだイヤミスって全部女性視点だったから男性視点だったのが結構新鮮だった。殺人を犯したことを記録したノートから始まって、登場人物も多くはないのに、どう転ぶかわからないドキドキもあって、結末もちょっと切なくて。今まで読んだイヤミスの中だと面白さは個人的に1番だった。
4投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ途中で伏線も予想がついて、最後案の定で終わったけど、感動した。狂ってるけど、素敵な最期を迎える純愛小説を読んだ気持ちで読了。
1投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストは溢れる涙が止まらなかった。 母を癌で亡くし二人の子を持つ私には、辛すぎるミステリだった。 手記の書き手には怒りにも似た感情が込み上げるのに、なぜかシンパシーも覚える。 ラストの繋がりを薄々感じながらそれが真実であるとこんなにも泣けるのかと。 愛とは何か、この作品を読んで分かるわけではない。 しかし、愛とはこんな形もあると知ることはできるだろう。 あと、これは蛇足だが、主人公の犬に対する描写に愛情が感じられないのは、やはり何か設定の伏線を感じたのだが考えすぎなのかな。 数個ほど過激な表現があったため、主人公も母と同じ性質で実は行動しているのかと思ったぐらいだけど、そこの回収はなかったので、星一つマイナスしました。
2投稿日: 2024.02.24
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昔コミカライズの冒頭だけ読んで、気になってたので手に取った本作。 序盤はミステリというかホラー感が強くゾクゾクした。途中のリストカットの描写がリアルで恐ろしかった。 最後の展開は予想していなかったので良かった! 全体的な感想としては、短めであっさりと読めると感じた。
4投稿日: 2024.02.21
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2024/2/13 先が気になってどんどん読んだ。 で感想が表現しづらくて放置してる間にぼんやりした印象も消えてしまったな。 なんか遠すぎて。 感情移入できる人がいないとこうなるんだよね。 結果どうなったのかが知りたかった。
1投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ父親の部屋から、殺人に取り憑かれたような内容の手記を見つけた男の物語 以下、公式のあらすじ ----------------------- ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題されたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。 この一家の過去にいったい何があったのか?絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー! まほかるブームを生んだ超話題作、ついに文庫化! ----------------------- 会員制のドッグカフェを経営している亮介 恋人である千絵は2か月前に行き先も告げずにいなくなる また、父の癌が発覚して余命宣告を受けたが、父よりも先に母が交通事故で亡くなった そんな中、父の部屋の整理をしていたら、母の名前の書かれた髪束と4冊のノートを見つける そのノートはとある人の手記で、幼い頃からの通院履歴や、溺れる同級生を見殺しにしたり、わざと男の子を重いものの下敷きにする事故を起こした事などが書かれてある 果たして、ノートの内容は父の創作なのか?、本物の手記なのか? 事実だとしたら誰の手記なのか? 亮介は子供の頃に長期入院し、久しぶりに帰ってきたときに母が別人になっていたような気がした事を思い出す 母が別人に成り代わったのではないかという疑惑、千絵の行方、家族の過去に何があったのか? サスペンス、ミステリ、サイコホラーを思わせる展開の結末は?! 序盤から中盤にかけてはちょっと重い気持ちになって読み進めるのが辛かった 亮介と同様、この手記が本当だとしたら?と考えるととても恐ろしいものに思えてきたので…… なので、父親から伝えられた過去の出来事も結構辛く でも、さらなる真実が語られると、愛のヒューマンドラマになる不思議 しかし、これってこのまま終わっていいものなのか疑問 物語のテンプレートとして、二人の乗った車が無事旅行できるとは思えない 殺人犯が罪を償うことなく最終的には幸せになるというのはどうも何か引っかかりを覚える この後、事故にあったり、はたまた海や崖に転落してしまう結末もありえるのでは?と思ってしまった ま、その辺は本文では仄めかしさえされていないけど、想像するのは読者の自由だ
8投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログ圧倒的に不気味な世界観の手記。 個人的にはこの手記ブロックだけでも一作品分の面白さがあった。 サイコパスの心理は本来サイコパスにしか理解出来ないはずだと思うが、そういうサイコパスの思考をサイコパス以外にも腑に落ちるよう絶妙なさじ加減で描かれた心理描写。本当に秀逸で引き込まれた。 (逆に言えば、その文章を理解できたらそれはサイコパスの心理をきちんと描けていない、もしくは実は自分もサイコパスの性質があるという2択であるかと思うが) それと、物語の中にいわゆるフツーの人間がほぼいないという点も、とにかくカオスで気持ち悪くて、良かった。フツーの人間は那智くんただ1人。超脇役だけど意外と彼の存在が緊張と緩和という意味ではいい働きをしていたと思う。 思ってたのと全く違う読後感、一冊の中でこの感情の移り変わり方はある意味衝撃だった。
2投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
続きが気になる仕掛けや展開は面白かったけど、さすがにラストの答え合わせは無理があると思ったし、どの登場人物にも全く共感できる部分がなくて、現実味の無い作られたお話だなぁと最後まで距離を置きながら読み終えてしまった。↓この一節はいいなと思った。 年を取るというのは、たぶん、混乱を混乱のままに抱きかかえて生きられるようになることではないだろうか。人間の心そのものが、永遠に解き明かせないひとつの混乱だと、知ることではないだろうか。
2投稿日: 2024.01.14
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細谷さん何となく予想つきましたが、感動しました。 反面殺された人達は‥ってなりましたが、 全体的に面白くて、特に手記の内容は引き込まれました。 何か色々な感情を引き出された小説でした。
0投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログイヤミスのように後味が悪くなりそうな展開なのに、温かみのある読了感でした。 先が読みたくなくなるような描写もありますが、その冷たさと、真相が明らかになってからの温度差に驚きます。 正しい愛の形ではないですが、それぞれが誰かを大切に思ってした選択だったと思います。
2投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログイヤミスでのオススメで検索1位に上がってたので、読んでみた。イヤミスの概念はイマイチ分からないが、イヤミスとは言えないのでは。 イヤな気持ちどころか、なんか爽やかささえ感じるラストだった。 そして、猟奇殺人する人の気持ちって案外こういうものなのかも、と、どこか納得できた。 久々のミステリー?小説、なかなか面白かった。
3投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログ殺人に依存する人 自傷行為に依存する人 子どもに依存する人 ユリゴコロのある殺人と 無意味な殺傷行為の違い。
2投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中までは星4だったけど最後で星5になった。すごく面白かったなあ。 殺人の描写がリアルでちょっと怖かったけど、手記を誰が書いたのかの謎解きとか、物語の進み方がわかりやすかった。 細谷さんが実は産みの母だったところの衝撃がものすごかった。 感動すらありました。別の作品も読んでみたい
1投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ユリゴコロ=よりどころ 細谷さん=実母=日記書いてる人 おもしろい 殺人肯定否定とかを抜きにして、 最後のどんでん返し最高 人形→殺人→アナタ(愛)→息子 よりどころを見つけてくれてよかった
2投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ読み終わって思う。主人公はこのノートを見つけたこと、全てを知ってしまったことが本当に良かったことだったんだろうか。全てを知らずにいたとして、それはそれで別の良い形だったのではないかと思う。
1投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ出だしから、主人公の生い立ちというか置かれた状況の不幸感がすごい。 そこへきて老い先短い父親の部屋から、母の毛髪と共に(!)見付かった手記の内容が衝撃的で、これは父の手記なのか、母の手記なのか、どちらにしろとんでもないことが書いてある。 知るはずのなかった親のルーツ、それは現在の自分の不幸のルーツなのか。。。 この作品の最大の魅力は、父に隠れて手記を読み進める主人公と、「共にその手記を読んでいく」読者である自分の鼓動がリンクする快感だ。 緊張感のある読書体験! 2016.5.11
5投稿日: 2023.09.28
powered by ブクログ母親も亡くなり、父親もガンの末期の押し入れの 中で見つかった人を殺したという告白文 自分の子どもの頃に母親に抱いた違和感を 思い出した長男の亮平 仲のいい次男と 従兄弟になると気づく そして自分の恋人を巡るトラブルに 実の母親が手助けしてくれたことの 衝撃の結末 重いストーリーなのに不思議と 思いやりを感じた不思議な作品
1投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ突然の殺人の告白。そこから一気に物語にのめり込んだ。 ・ ・ 人が死ぬところを見ることを楽しむ、のめり込む。そんな人間の心情が線密に描かれていて、背後に感じるような怖さがあった。それと同時に物語へと自然に入り込むことができた。 ・ ・ 幾つものヒントが物語の中に散りばめられていて、「あれがそういうことだったのかー」と、最後まで味わうことができた。 ・ ・ 今も過去もずっと絶えない愛が詰まりに詰まっていた。最後まで見ないとわからない、最後まで辿り着きたい。そんな、最高の恋愛ミステリー。
5投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半部分の手記はかなりしんどかった グロいし不気味だし読むのがしんどかった 途中でやめたくなったけど裏表紙の「絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラスト」を信じて読んだ 最後の最後314ページまでわからなかった!!!!! 最後は細谷さんの愛に泣きそうになった 大量殺人鬼←でもこんなに心入れ替えられるもんなの? 別人になりすぎててびびる 不憫な父親だけど幸せな最期になったのかな、、、 ハッピーエンド、とは言っちゃいけないけど最初の気持ち悪い感じはなくなった! なんと松坂桃李の映画に!観たい!!!
4投稿日: 2023.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このままヌルッと終わるのか…?と思わせてからの、最後の最後にカラッと終わらせてくれてスッキリ。「私の、かわいい、亮平」で涙が止まらなかった。
5投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログ何年も前に読んだのに内容全然覚えてなくて新鮮な気持ちで読めました。 いや〜母の日記怖かった、、ゾクゾクしました。 ラストは「あーっ!!?やられた!!」感。 ユリゴコロ読んだ方は話の途中から気づいてそうですが、私はラストでそういうことかと納得( ˙⃘⍘˙⃘ )
20投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ体の弱った父の住む実家で亮介が見つけた謎の手記。 そこに書かれている凄惨な内容と苦しい歪な愛の話し。 一方で亮介の婚約者も失踪し…… 物語りの前半は手記を中心に書かれており、この内容が読んでてしんどかったです。何人も人が死ぬシーンが記されている連続殺人犯の手記。 その手記の主が心を満たすものがタイトルにある「ユリゴコロ」、心のよりどころみたいな意味合いなのかなと。このユリゴコロがどう変化していったのかが、この物語りのラストへ繋がる部分でした。 亮介が手記を読み終えたあたりから、物語りの雰囲気はガラッと変わった気がします。 家族の形とは?愛とは何なのか? しんどい前半を読み終えると、この物語りでのその答えが書かれていました。 わたし的には、あまりに前半が歪んでいたために、ラストの展開が上手く飲み込めませんでした。 それでも衝撃の結末と愛の形を書き切った内容は、惹き込まれる面白さがありました。 ユリゴコロ 殺意も愛も よりどころ 愛満ち足れば 人また変わる
7投稿日: 2023.08.20
powered by ブクログ再読 相変わらず不気味な手記…明かされる真実 ハラハラドキドキ感はないけど、読みやすさと不気味さが良い
20投稿日: 2023.07.17
