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患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌
患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌
山本ルミ、世鳥アスカ/CEメディアハウス
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総合評価

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    医療だからってこちらのやり方を通すんじゃなくてできるかぎり寄りそうんだ その中で最善の治療を考える 文化の違う異国で治療を受けるのは誰だって不安 無国籍のドクターとナースの話。最初無国籍?外国人専門?と色々疑問だったが、経緯が描かれていてこういうクリニックがあるのだと初めて知った。 ドクターは人柄が魅力的でもっと知りたくなった。 色々な国の方が来て、それぞれの民間療法があるのを笑わず受け止めてなるべく尊重する診察は素晴らしいと思った。 異国で病院にかかるのは不安が大きいけれど、この本のような病院があったら安心できるだろうと感じた。洋館を見に行ってみたい。 ナースもバイタリティがあって行動力や向上心がある。手当以外にランチの予約もするのは驚いたけど、型にはまらない形の患者への接し方は学ぶところがあった。 空飛ぶナースの話もあり、このような仕事があることを知らなかった。

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    投稿日: 2021.05.27
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    六本木にあったインターナショナルクリニックのドクターとナースのお話。 ドクターは満州生まれでその後無国籍という、数奇な運命をたどって日本で医師として活躍していた、アクショーノフさん。 エピソードの視点は、空飛ぶナースという本も出されているナースの山本ルミさんから。 毎日長期・短期滞在外国人が集まるクリニックを舞台とした、なかなか知ることのできないエピソードを紹介してくれているコミックエッセイ。 私は海外に住み始めたばかりの頃に高熱を出したことがあり、現地言葉はおろか日本語を喋るのもきついことがあった。 ちょうど日本人の通訳がいる病院が見つかり、日本語で意志疎通ができた時には本当にありがたかったのを覚えている。きっと、このクリニックに来ていた患者さんたちもそうだったのではないかと思う。 もちろん患者さんたちのエピソードも、文化が違えばこうなるんだと面白かったけれど、それ以上にドクター波乱万丈の人生と、ルミさんのエスコート・ナースの話がとても興味深かった! 実はドクター・アクショーノフは2014年にお亡くなりになっていて、どうやらインターナショナルクリニックも建物自体が解体されてしまったらしい。私がこのクリニック、そして本の存在を知ったのもドクターの訃報を聞いたからだ。 何十年も、東京のど真ん中で色々な国の人たちを診察してきたクリニックであれば、きっとまだまだ語られていない話があるのだろう。 ドクターがいなくなってしまいもう難しいのかもしれないけれど、続きが読みたいなぁと私は思っている。

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    投稿日: 2019.05.30
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    六本木にある外国人医師による外国人向けクリニックで見た様々な外国人の生態を描いたコミックエッセイ 病気に対する民間療法や病気に対する意識は国によって大きく違うことがわかる

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    投稿日: 2018.11.23
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    ほぼ日刊イトイ新聞で原案の看護師、山本ルミさんのお話を読み、六本木の赤ひげこと無国籍のアクショーノフ先生に興味をもって入手。小学生の子らも楽しく読めてよかったみたい。

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    投稿日: 2015.01.16
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    とてもハートフルな実話のコミックです。 だんだんこうゆうドクターは少なくなっていくのでしょうね、さみしいです。 著者の山本ルミさんの人柄も素敵でしたよ。

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    投稿日: 2015.01.02