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話虫干
話虫干
小路幸也/筑摩書房
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総合評価

101件)
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    解決方法は面白かったけど、強引とも感じてしまった。でも魅力的な設定だったので、話虫干シリーズとかあったら読みたいな、という感想。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    【感想】 ・なんやこれ? と思った。おもろいのかおもろないのかようわからん。ま、とにかく「ヘンな話」。 【一行目】  何かに囚われた。 【内容】 ・夏目漱石の「こゝろ」が改編されている。それを補修しようとする図書館員たち。一方、登場人物たちは・・・ ▼簡単なメモ 【淡い日々】《ひょっとしたら私は人生で一番の淡い日々を過ごしているのではないかと。/ 過ぎてしまえば何も残らないような浅い思いが続く日々ではあるものの、後から思えばその浅さが、淡さが鮮明に残るような、言葉として摑み切れない色合いで描かれた一枚の西洋画のような日々。》p.55 【糸井馨/いとい・かおる・A】友人。神戸の呉服屋の息子で裕福。背が高く彫りの深い顔で時おり髪の毛全体が茶色くなりまた黒に戻っていく。頭の回転が速く、優しく、目端も利いている。涙もろく感情が昂ると泣く。不意に現れるときいつも風が吹く。叔母の家に下宿しているがその叔母さんが静さんのお花の先生。 【糸井馨・B】馬場横町市立図書館の新入り。 【エリーズ】ヘルンと知己のようだ。森鷗外のエリス? 超絶美少女。順応性が高くすぐに日本の生活に溶け込んだ。 【京子】桑島の腹違いの妹。十七になったばかり。京都にいたが明治女学校に入るため東京に来て旧知の夏目先生のお世話になった。そのせいで桑島と京子二人ともども妹尾家に下宿することになった。 【桑島芳蔵】圖中の幼馴染み。円らな瞳。優れた独裁者による統治が理想だと考えている。 【思考】「考えても詮無い事だろうが、思考を止めてしまっては拙い」p.209 【妹尾節子】圖中を下宿させてくれている戦争未亡人。年齢は三十代後半から四十あたり。シャープなイメージで鋭さと厳しさを持つ。 【静さん】妹尾静。節子さんの娘。母とは反対で丸っこい性格。 【圖中和生/となか】語り手の「私」。糸井や夏目になぜか現実感を感じられないことがある。 【夏目金之助】夏目漱石。英国留学から帰国したばかりで圖中の下宿の近くに居をかまえた。桑島の父と縁があり桑島も知人だった。落ち着いた紳士に見えるが実は《些細なことで気が動転してしまう類いの人間なのではないか》と圖中は思った。 【日本の良さ】「日本は益々西欧化への道を辿っていくだろう。そうなれば、日本の良さなどというものに日本人は気づかないまま、それを捨て去っていくからさ」p.89 【榛美智子/はしばみ・A】静さんのお花の先生。糸井の叔母。 【榛・B】馬場横町市立図書館の副館長。才女のほまれも高い。ギャグは面白くない。 【話虫】物語の中に入り込んで物語を勝手に変えてしまう何か。 【馬場横町市立図書館】和書の所持数が多い図書館。 【火鉢くん】エリーズを圖中、桑島、糸井に引き合わせ、守るよう依頼した、? 【ヘルン】ラフカディオ・ハーンのことだろう。夏目漱石がハーンの後がまになったという話は聞いたことがあるので。 【ホームズ】シャーロック・ホームズ。いわずとしれた名探偵。ロンドン時代の夏目の知己らしい。たしかに時代は重なっているようだし、二人が共演するミステリも読んだことはあるが。 【松長直次郎・A】圖中と桑島が神戸で出会った仙人のような老人。 【松長直次郎・B】馬場横町市立図書館の館長。見た目は仙人。 【虫干し】東京バンドワゴンシリーズでは年中行事のようになっている古書の虫干しだがこちらでは少し違う。 【夜】《夜より朝の方が賢い》p.202

    0
    投稿日: 2021.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    糸井君がいるとき・いないときの圖中君と桑島君の距離感の変化が絶妙で好きです。 個人的に二人のHさんの登場が嬉しかった……なんて夢の共演!?

    0
    投稿日: 2019.02.09
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    2018/09/01読了 結末は・・・どうとらえたらいいのかな。 丸く収まったと言えばそうだけど、本当の「犯人」というか 原因究明には至っておらず。 しかし発想はとても面白かった! こゝろを理解していれば、あらゆるところにパロディがちりばめられていることに気づくであろう。 ・・・ので 風呂敷がどんどん広がり、おそらく正規の〆方ではなく イレギュラーのエンドがすこしもの寂しいと思いました。

    0
    投稿日: 2018.09.22
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    小説の内容を書き換えようとする「虫」を退治するために、本の中に入る…おお、文豪とアルケミストみたいだ!と思って借りたけれど、微妙だった。 後半になるに連れて混沌とし、なんとなく大団円になるシステム。最初は面白かったのにちょっと残念。

    0
    投稿日: 2018.09.11
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    純文学を題材に、現代劇を描くタイムトラベル感がとても楽しかった。 昔の人のライフスタイルも楽しめたし、何より主人公とそのまわりの登場人物がキュートだった。終わり方が惜しい気もする。

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    ある町の図書館に出没する話虫(はなしむし)。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。

    0
    投稿日: 2017.07.19
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    話を変えてしまう虫を、その本の世界に入って退治する話。 登場人物の説明もなく話が始まってしまい、私には少し読みにくかった。 しかし、夏目漱石作「こころ」での登場人物であるが、どこか記号化されている「私」と「K」が生き生きとしているのは魅力的かもしれない。 それはそれで、全く別の登場人物に見えるわけであるが、この物語は「話虫干」なわけだ。

    0
    投稿日: 2017.01.30
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    すっごい豪華キャスト。 夏目漱石の「こころ」が 虫のいたずらでストーリー変わっちゃう??? 図書館司書がそれを修正に。。 夢があるなぁ。 楽しかった、面白かった。 次回オフ会の課題本「こころ」再読せねば。

    1
    投稿日: 2016.01.23
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     お話を改変してしまう話虫を干すために図書館の司書が小説『こころ』の中に入り込む…という設定にまずわくわくする。お話の中に入って登場人物たちと話したり遊んだりするなんて夢のよう。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった!! 表紙がいいカンジ。 本の中に入って、その物語の登場人物たちと言葉を交わす。 それが図書館に勤める主人公の職務だった、とは 本好きにしてはたまらない設定。 おもしろすぎだ。 表紙と冒頭より、明治大正あたりの書生の話と思いきや、彼は本当に私の友人だったのか?よりすこーし不穏な雰囲気。 それが、次の章でどーゆーことなのか語られる。 あれ?なんか現代っぽい語り、なるほど、 茶色い髪、とかはつまり染めてたから、とかそーゆーことだったのかあーっと。 「こころ」の筋を変えようとする話虫。 解決方法は結構あっさりでしたが、 袖すりあうも多少の縁、自殺の設定から友人となった彼を救う方法はなかなかの飛び道具的。 読後感は二重丸ですけど、 悲惨な物語は数知れず、もし話に入り込んでいるごとに 情湧いてたらなかなかタイヘンなのでは? でもおもしろい仕事だなー。 いいなあこんな図書館勤めたいわー。

    0
    投稿日: 2015.10.26
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    2015.6.20 『話虫』を干すのです。 こゝろ の世界が変わってしまったのは話虫のせい 『虫干し』しなくちゃ! で、こゝろの世界に行きます。 Kと先生と友達になったり、あの人やあの人やあの人まで出て来て… びっくり。こゝろ の夢小説だった 笑

    0
    投稿日: 2015.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の世界を荒らす「話虫」を干して元の物語にするから「話虫干」、なるほど設定は中々興趣をそそるファンタジーだなぁ。 ただ、散漫な感じで、作中にもあるけどやたら広げた風呂敷をどうやって畳むのかと、登場人物同様俺も気になってたんだけど。んー、畳んだというよりくるくるに丸めて「これ洗ってアイロンかけといて」って投げ渡された感のある終わり方。 オリジナルではやるせない夏目漱石の「こころ」を、小路さん流の優しさでパラレルワールドに仕立てようと目論んだんだろうけど、正直あまり質の良くないパロディ小説の域を出てないんじゃないかなぁ。 小路さんの作風は、過去の名作をいじるには、優しさが大いに邪魔をしているような気がした。珍しい失敗作じゃないかな?残念

    0
    投稿日: 2015.05.03
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    むむむむむ… ソフィーの世界を下敷きに二次創作への擁護を含んだ本愛の作品…なんて言ったら少し偏見にすぎますか。 気持ち分かるなぁ! 素晴らしい作品に出会ったときの、その世界に入りたい気持ち。感情移入してしまったキャラクターに幸せな別エンディングを用意したくなってしまう気持ち。でもでも、アンハッピーな結末だからこその傑作なんだよなぁ、という複雑な思い。 本を愛して、文章を書く人間ならきっとわかるだろう。 この作品が好きとか、この展開はありかなしかとか、そんなことはどうでも良くて、この作品が産まれた経緯に思いを馳せて感じ入ってしまった。

    0
    投稿日: 2015.04.17
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    出来上がって世に出ている小説の中に潜り込んで、勝手に話を改変してしまう話虫。作品の中に潜む話虫を干すために小説の中に潜り込む図書館職員糸井馨。糸井が話虫干を行うべく潜り込んだのはかの名作夏目漱石の『こころ』の世界。私話虫という設定は凄く特異で面白い。…のだけどその設定を上手く活かしきれてない感じ。話虫の正体は啄木の魂という見通しを早いうちに立てて、どうも啄木の魂っぽい感じがするのだけど真相は闇の中。作中の私とKを殺さないために新しい小説に移動させるっていうオチも…。全体的に惜しい。2012/518

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    本の内容を作り替えてしまう話虫。「話虫干」とは、話虫によって作り替えられた物語を元に戻すことである。今回の舞台は夏目漱石の「こころ」。図書館員の糸井は副館長と一緒に物語の中に入り込み、「先生」や「K」と友達になる。話虫によって呼び寄せられたKの妹に、ヘルン先生。ついにはホームズも登場し、どうやって元の「こころ」に戻すのかわくわくした。ラストも良かった。ソフィーの世界を思い出す。

    0
    投稿日: 2015.03.08
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    「こころ」の結末に納得のいかない者が、話虫なるものの存在を通して物語の結果を変える試みと言ったらいいのだろうか。現在と過去というより物語世界が交差して、好き勝手に登場人物が現れ、作者の遊び心満載だった。

    0
    投稿日: 2015.03.04
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    人が死んでしまう話は苦しくなるけれど、この結末は果たしてアリなんだろうか。知ったふたりは別世界で生き続け、会わぬふたりは『こゝろ』に居り苦しみ続け...接してないふたりは死んでも仕方ないってことか... 話虫干どころか、退治すべき人が話曲げてるような...穿った見方をしてしまう...

    0
    投稿日: 2015.01.29
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    漱石の「こころ」を改変しようとする話虫。それを阻止して元の作品に戻そうと図書館員たちは物語の中に入っていく。初めて本の世界に入った新米図書館員は、漱石そのものや意外なあの人この人が登場してくるのに驚き、友人となった登場人物たちに感情移入してしまう。作品は本筋に戻さねばならないし、そうなると彼らは決して幸せな結末にはならないのだが… 本の中に入って物語を修正するという設定がすごい。図書館員の視点と作品内の登場人物の視点が交互に登場するので、現代と明治の世界の対比というか文体の佇まいの違いも面白い。 ラストは風呂敷を広げたわりにあっさりバタバタと終わってしまった感もあるが、細かく理詰めで説明されても興ざめかもしれない。意外にほっこりした結末に読後感よし。

    0
    投稿日: 2014.11.18
  • 本好きにはたまらない萌え設定にも、トキメキます。

    夏目漱石の「こころ」の中に入り込んだ話虫を駆除すべく、物語の中に入り込んだ司書・糸井くんと榛さん。 ずーっと前に読んだ「こころ」を思い出しながら、続々と登場してくる有名登場人物にニマニマしてしまいました。本の中に入っちゃうという、本好きにはたまらない萌え設定にも、トキメキます。 今回の「こころ」の続きも読みたいけど、別作品の話虫も読みたいし・・・とにもかくにもシリーズ化期待です!

    5
    投稿日: 2014.11.10
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    物語を変えてしまう話虫を物語の中に入って退治する。地味な話に話に見えるが、荒唐無稽で面白い。最後をどう締め括るのか大いに興味を持って読んだが、小路幸也らしく気持ちが和む終わり方にホッとした。漱石の『こころ』を読んでいなくても十分楽しめる。

    0
    投稿日: 2014.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった…かな??と、少し首を傾げてしまう。 前情報なくなんとなくタイトルだけをみて読みたいな、と思っていたときに期待していたのは、明治から大正昭和の和洋入り混じる瞬間の時代のお話。 実際は、話虫(はなしむし)という特殊な虫に既成の本の粗筋が荒らされ書き換えられてしまうため、その虫を駆除、つまり虫干しをしに本の世界に入り込む、現代に生きる図書館員糸井さんのお話だった。 今作で話虫が荒らしていたのはあのこゝろで、私なんかは教科書に掲載されていた一部しか読んでいないけど、糸井さん主観の榛さんと内輪で話す章の前までで、あれ、何かに似てるな?とは思って読んでた。 だから糸井さんのその章を読んで、これはSFだったのか、とようやく気づいたの。 でも、糸井さんの方法を取るなら、死ぬ運命にある登場人物はみんな生かしてほしいし別の本を用意しなくてはいけなくなるんじゃないのかな…。 作品だけではなく、文豪御本人にも関心がある人ならもっと楽しめたのかな、とは思う。 おお小泉八雲、おお夏目漱石、と。 でも私には物足りなかった。結局火鉢さんの正体があの人であったのか、最後東京でこゝろの主人公である二人が入っていったお店の名前だとかで暗示しているのかもしれないけれど、もう少しはっきりしてほしかったかな。 飛ばしすぎなところもあるような気がするから。エリーズさんの登場の糸井さんと火鉢さんのやりとりとか、鎌倉への旅行とか、ラストも。 設定は面白いから、もう少し長くしっかりと書いてほしい。

    0
    投稿日: 2014.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。出だしは、ときめいたんだけどなぁ。「話虫干」とは、みんなに愛されて読まれている文学の名作が、「話虫」の仕業によって、勝手に筋を変えられていく、謎の現象に対処すべく、物語のなかに入り込んで、元通りの筋にもどすお仕事。そして今回入り込むのは、漱石の「こころ」ときた。 うわぁ!こういう発想いいね!本好きにはたまらないし、うわーそんなら私ならあの作品に入りたいいや私なら、と、本好き同志で盛り上がれそうなステキな設定。 だったのに、うーん。すっきりしなかった。ごちゃごちゃと登場人物が増えて、ハケ方もあっさりしすぎてたし。結局なんだったの?感。もっとこー、あるだろうよー、Kがちがう人に恋しちゃうとかさ。Kとお嬢さんがめっちゃ喧嘩しちゃうとか。もしも、こうだったら、、ていう意外性の方向が違うっつーか。話虫の正体だってはっきりしないし、漱石と啄木のつながりについても、もっと想像で、こうだったとしたら面白いよねって肉付きがほしいよね。設定はファンタジックで素晴らしいのに、ぜんぜん「こころ」の世界に入った楽しさが伝わってこなかった。斜陽とかに入ったほうがおもしろかったんじゃないの。この設定のまま、糸井くんの続編、出てほしいですね。べつの話で読みたい。

    0
    投稿日: 2014.03.12
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    何気ない日常 親しい友人 しかしふと感じる疑問 この友人とはいつ知り合ったのだろうか? 私はいつから彼のことを知っていたのだろうか? 彼はこの世の人間なのだろうか? 発想はすごく面白かったです。 名作をちゃんと読んでいて、ある程度文豪達の知識がある人なら、より楽しめるのではないかと思います。 ただ、ラストの畳みかけ方が少し急だったかなと…。 ですが、素敵な友情の話です。 悲しい結末よりは、好きです。 三人の物語が、実り多く幸あるものになることを願います。

    0
    投稿日: 2014.01.30
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    本好きなら思わず武者震いしたくなるようなSFファンタジーです。 夏目漱石やホームズに、小泉八雲や啄木まで絡んで、舞台があの「こころ」なのですから、普段は何でもありのSFを避けて読まないのですが、これは惹かれます。作家が小路さんですから、面白くない理由がない。最後の落ちは、「こころ」を愛する読者目線で書かれているのが感じ入りました。 小路さんと共通の好みを発見して、ますますこの作家が好きになりました。

    0
    投稿日: 2014.01.18
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    話虫を干す話虫干し作業をする話 最初、なんかに似てる~とか思いながら読んでたらそういうことでしたか!と納得しました。 だいぶ昔に「こヽろ」を読んだので細かいところは忘れてる自分が残念。 もう一度読まなきゃって気になりました。 ちょっと尻すぼみ感はあるけど、私も彼らと生活を共にしたら「こヽろ」を知る者としては同じようにしてあげたくなるよね。 違う名作でも話虫干してほしいです。

    0
    投稿日: 2013.12.19
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    本の物語に自分が存在しているというのは羨ましくもあり、まさに読んでるときの感覚はそれだなぁ…と、主人公をみて思いました。羨ましくなる本です

    0
    投稿日: 2013.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この物語に入り込むまでに時間がかかりました。私が読んでいた世界も“入り込んだ世界”だったのですね^^ 設定が面白いです。ホームズまででてきた時はどうなることかと思いましたが、物語の結末を頭の中で妄想(変換)することはよくあることですし、話虫も単なるいたずら心ではなく、ハッピーエンドに変えたかったのかもと想像すると、何やら愛らしい存在に思えてきました^^ 別な本に話虫が入り込んだ話も読んでみたい気がします。

    0
    投稿日: 2013.10.29
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    小説の物語を変えてしまう「話虫」を「干す」ために物語に入る糸井と榛。はじめの方から「話虫」の正体を掴んでいるものの次々といるはずのない登場人物が出てきて話が変わっていく。その辺りから「干す」ことが目的なはずなのに圖中の視点が多く、結末も話の改編は阻止できたが「話虫」には逃げられてしまい、まいちスッキリしなかった。ハッピーエンドなところは良かったが途中から本筋から外れていくようでもやもやしていた。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    物語を自分の好きなように改変してしまう『話虫』。その話虫を退治して物語を元に戻すのが『話虫干』。舞台は夏目漱石の「こころ」。なんとも面白そうな設定ではないですか。この設定だけで「やられた!」ってかんじ。 ただ、蓋を開けてみてがっかり。全体的にふわっとしすぎていて物足りない。話虫との激しい駆け引きが繰り広げられると思ったのに。歴史上の人物も何人か出てきますが、別にこの人でなくても外国人であれば誰でもいいのでは?とか思ったり。その人物である必要ないよねってかんじ。あえてなのかは分からないけど、細かい設定が曖昧で話の持っていきかたが強引。詰めもあまあま。結末も反則でしょ。文章も「マジで」や「っていう」という話言葉が所々あって違和感。勿論そういった言葉遣いをする人物の視点のときだけだけれども、鍵括弧以外でその表現は馴染めない。 設定は本当に好きなんだけどね。申し訳ないけど、もっともっと練ってから書いていただきたかった。

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    物語の発想が変わっていてタイムパトロールの様でで楽しかったです。『こころ』を知っているとより話に入っていけると思います。この話のオチに特に不満はありませんが(強引さは置いといて)、ただ意地悪な見方をしてしまうと、“情の移った自分の知り合いは助かって欲しいけど、情の移っていない知らない人はそのまま悲劇に突入しても割り切れる”という意味に取れなくもない?

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    好きだった本の世界に入ってみたい、などは誰しも思ったことがあることだと思う。最近はライトノベルなどでもそういう話があるし。 この本も夏目漱石の「こゝろ」を自分の好きなように変えようとしている「話虫」とそれをさせまいとしている「図書館員」の話。 とても面白かったし、話が元に戻ってしまうと、悲しい結末になってしまうので、別の結末が用意されていたのも、読者としては嬉しいところ。 実は夏目漱石の「こゝろ」はあらすじは知っていても、未読なので今度読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2013.08.13
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    物語の世界に入って勝手に話を改変してしまうなんて、自分には思いも寄らなかったからすごく斬新だった。そういう風に楽しむ事もありなのかと教わった気分。でも先を急ぎ過ぎて読んだためか、そんなに入り込めなかったのが残念。本当に本が好きな人なら楽しめるのかも。 あ、でも心に残ったのは、時代が変わっても空は変わらない、続いているんだなということ。

    0
    投稿日: 2013.08.07
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    大好きな物語の世界で生きてみたいとか、この人達に会ってみたいとか、考えてしまうことがある。 結末に納得いかないなと思うこともある。 だから愛する物語の中に入って好き放題してしまう「話虫」の気持ちも分かる気がする。 でも、もし何もかもが大好きな物語の結末を勝手に変えられてしまったら? 想像しただけで怒りがこみ上げてくる。 そんな虫は潰してしまうことでしょう。 夏目漱石の『こころ』の結末を元に戻すために奮闘するのは馬場横町市立図書館の司書。 こんな仕事までこなすなんて、司書ってなんてすごい仕事なのか! どうか何処かの図書館では実際に「話虫干」をしていますように。 なんでもアリになってしまっている『こころ』の世界。 あんな人やそんな人が登場してとっても賑やか。 これはもう絶対元通りにはならないと思ったのだけど…。 いろいろ登場させた人達の存在意義が少し希薄?とか、物語の戻し方についてはすっきりしないところもある。 だけど友情物語としてはとっても素敵だと思う。 それと物語の中の人達の行間のあれこれに思いを馳せるのは自由なんだと自信を持てたことも収穫。 いや、もうとっくに妄想してましたけどね…。 本の中に入り込まなくても、私の中にその物語は生きていてずっと続いています!と言えるくらい愛したいな。 そんな風に思った。

    9
    投稿日: 2013.08.04
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    暑さのせいか、話に入れず~_~; 話虫干し… 大好きな小路作品だけど、この手の設定は無理みたい⤵

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    投稿日: 2013.08.01
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    「こころ」から読まないと・・・と思いましたが、必要ないかな、 並行して読み始めましたが、こちらを先に読破。 完全に別の話になっているので、これだけで楽しく読める これシリーズ化してほしいな

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    表紙と題名に惹かれ借りました。話は明治の漱石が生きた時代。さて、どんなとんちの聞いた学友物語なのかー。 と、思ったら時は、平成?あれ、どうなるのこれ! という感じです。 話が意外性に富んでいて、かなり面白かったです。 そうそう、読みたかったのはこれなんだよ、みたいなね。

    0
    投稿日: 2013.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話虫という人の魂のようなものが、物語を変えてしまうという設定は面白かったんだけど、登場人物がバーっと出てきて、ただバーっと去ってしまって、物語として今一つ盛り上がりがなかったような気がする。

    0
    投稿日: 2013.06.20
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    あっという間に未読が溜まってしまう…一体どんなペースで仕事しているんだか。 時代が変わっても、キャラクターの感じがあまり変わらないのは残念。 なら読まなきゃいいんだけど、期待しちゃうんですよ。 2013/6/3読了

    0
    投稿日: 2013.06.16
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    「もう、この子ったらほんとに本の虫なんだから!」 なんてお母さんにため息をつかれた子ども時代を過ごした方なら 共感せずにはいられない物語です! まさに、やってくれたな、小路さん♪ という感じ。 古今東西の名作の中に侵入して、物語を勝手に改変してしまう「話虫」。 何を隠そう、私も生粋の(?)話虫です。 ひ弱で、入院したり、退院しても学校を休んだりという毎日だったので とにかく悲しい結末の物語に弱くて。 『人魚姫』を始めとして、これまでいったい幾つの物語を頭の中で改変したことか。 ディズニーが映画『リトル・マーメイド』で人魚姫を幸せにしてくれた時には 「ナイス、ディズニー♪ でも、私なんかもっと昔に幸せにしてあげたんだから」 と、密かに誇らしく思ったりしたものです。 この作品に出没する話虫は、あの名著『こころ』に 自分の身内を勝手にキャスティングするばかりか 作者である夏目漱石まで物語の中に引きずりこむ始末。 誰が話虫なのか突き止め、筋を修復すべく物語世界に派遣される 馬場横町市立図書館司書の糸井くんも、苦労が絶えません。 イマドキの青年らしく、彼が『こころ』に召喚する意外な人物には 話虫を自認するブクログ仲間さんたちなら、きっと大笑いすること間違いなし。 文学史に残る名作だけれど、うじうじネガネガ過去に拘っていないで もっと未来を見ればいいのに。。。と今ひとつ好きになれなかった『こころ』。 話虫が明るい方向へと改変したくなる気持ちもわからなくはないなぁ と思ってしまう私には、名作を名作として保存したい気持ちと 心を通わせた登場人物たちを自死という結末から逃れさせたい気持ちの 板挟みになる糸井くんの気持ちもまた、よくわかるのです。 ですから、甘いと言われようと、こんなことが許されるのかと言われようと 糸井くんの決断には盛大な拍手を送ります。 物語の中の物語、を面白おかしく描いているようで 親や学校や環境によって作り上げられたかのように感じがちだけれど それまでの地平から、何を目指してどう飛び立つのか そこからがあなたの物語なんだよ、と 力強く明るく、背中を押してくれる素敵な本です。

    25
    投稿日: 2013.06.12
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    久しぶりのゆっき~☆ん~良かった~ 舞台は夏目漱石のこころ その話しの中に入っていった話虫が話を改変していくからそれを止めさせるお話 ゆっき~らしくほのぼのとしてて誰も死ななくって平和で暖かい話しです

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    投稿日: 2013.05.30
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    『話虫』に書き換えられた本の中に入り込んで元に戻す作業-話虫干。 市立図書館に勤める『糸井』は、話虫干の為夏目漱石の書いた名作『こゝろ』の中に入り込む。そこで登場人物の同級生として生活していくうちに、徐々に彼らと心を通わせていく・・・。 『こゝろ』と言えば夏目漱石の書いた有名な作品ですが、未読の為簡単なあらすじぐらいしか知らないのですが、この作者は夏目漱石のことが大好きなんだろうかと感じましたね。話虫は物語を愛するが故にストーリーを書き換えてしまうのだとしたら・・・これって究極の二次創作!!登場人物が幸せに過ごせるように新たな舞台まで用意するなんて、まさしく同人さんたちと同じではなかろうか。まあこちらは著作権の問題もないのだろうけどね。

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    投稿日: 2013.05.25
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    ハナシムシ【話虫】  図書館所蔵の稀覯本などの物語をいつの間にか作り替えてしまう  力をもつもの。未練を残す作家の魂の仕業などと言われている。 ハナシムシボシ【話虫干】  その本の物語内世界に入り込み、話虫によって作り替えられた物  語を元に戻すこと。馬場横町市立図書館員の仕事とされている。 という帯の言葉と、丹地陽子さんのイラストにがっつり心を掴まれた。 裏表紙の漱石さんもステキ。 話虫が改変しようとしているのは、夏目漱石の「こヽろ」。 その改変されたお話を元に戻す=話虫干するために「こヽろ」の 中に図書館員が入り込む。 序章 → 一 → 1 → 二 → 2 ・・・という具合に、 登場人物の一人である圖中が語る漢数字の章と、 物語に入り込んだ司書が語るアラビア数字の章が交互になっていて それぞれ語り口調も変わるのがおもしろい。 物語内に入った司書が誰かはさっそく「1」で 明かされる(ここでは伏せておく)が、さて、話虫はいったい誰なのか。 お話を改変するために話虫は、続々といろんなキャラクターを 「こヽろ」に送り込んでくる。 そんな話虫を 「同じように文学を愛する人間であるなら話せばわかるような気がする」 という司書がとても優しいなと思った。 しかし話虫に対抗するため、司書側が放りこんできたキャラクターも たいがいスゴイ・・・ 鷲鼻・細面・きちりと固めた髪・長身痩躯でパイプを燻らせる「彼」。 いやー、まさかこんな人まで出してくるとは。 最後は少々都合よすぎな展開ではあるけれど、 登場人物がみんないいコたちで、やりきれない「こヽろ」の 本筋には戻したくないなーと思っていたので、むしろよかった。 設定がとてもおもしろく、シリーズ化されたらうれしい。 なにより、お話の中に入ってその世界で過ごせるなんて、 本好きとしてはうらやましくて仕方がない。

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    投稿日: 2013.05.21
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    設定がおもしろく、3/4はぐいぐい読める。 ただ、小路さんの作品はこの作品も含め ラストにかけては詰めのあまさが否めない・・・ なんとなく痒いところに手が届かない感じ!? でも東京バンドワゴンファンとしてはついつい読んでしまう。 さらりと気軽に読むには良い本。 多少のもやっと感は気にしない!

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    投稿日: 2013.04.01
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    誰もが高校時代に一読を余儀無くされるであろう『こころ』。 面白いんだけど、どこかやりきれないんだよね。 じめじめ、ねちねち。 だから、話虫の気持ちも分かるんだ。 登場人物にもっと明るく楽しく過ごしてほしいって。 でも、 それはやはり許されない。 名作は現状だから名作なのだから。 ラスト、そうくるかという終わり方です。 私は少しずるいと思った。 悪くはないけど、ベストでもない。

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    投稿日: 2013.03.25
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    既存する物語の内容を勝手に変えてしまう『話虫』を本の世界へ潜り込んで退治―話虫干―する図書館職員と『登場人物』たちのとってもファンタジーなお話。 現実世界とそれと異なる次元の人物たちの物語って、何となく夢に出てきそう…というかむしろ夢を彷彿させてもっともっと…!!と続きを催促してしまいました。物語の展開が読めない感じとか、タイムスリップとは違って自分の意志が反映されるみたいな世界観がすごく夢っぽくて読んでいて不思議な感覚で、でもそれがとても心地よかったです。これは今晩夢に出るわ〜。 あと全く関係ないですが物語の結末を読んでふと頭に漫画家の中村光先生が浮かびました。ヒカコム先生の漫画に話虫が寄生したら荒川の住人やイエス・ブッダに会えて一等喜びそうで。 好きな物語の中の登場人物に心通わせ合えたらすごく嬉しいですよね。久しぶりにうきうきしました。

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    投稿日: 2013.03.10
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    いわゆる純日本文学を嗜まないので恥ずかしながら“圖中”、“桑島”、(“糸井”)らが虫干師であり、 彼らがもっと色々な本を虫干ししていくのかと読み始めは思ったし、 それは面白そうだなと期待したけど違った…。 しかし期待を裏切られた思いもよならい展開は、それで十分面白かった。 明治時代の古き良き日本の生活が垣間見えたり、 その言葉通り時代を越えた友情に、なんだか心が洗われた気分。 最終的に糸井が執った手段は、ドラえもんで言うところの “タイムマシンでしちゃいけないこと”みたいで、いわゆる禁じ手だと思うんだけど… その点には松長館長も榛女史も特にツッコミ無しか! まあしかし、それによって拓かれた二人(三人?)の未来、これからどんな話を紡いでいくのか、興味を抱かずにはいられない。 純日本文学を嗜んでいたら更に面白かっただろうなーというのが心残り。

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    投稿日: 2013.02.18
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    設定はおもしろかった。本の中の登場人物になれるなんて、本好きの子どもの夢だもんな。でも、1/4くらいから急速に面白くなくなる。

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    投稿日: 2013.02.11
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    夏目漱石作「こころ」の内容を改変しようとする話虫。物語の中へ入ってそれを阻止しようとする図書館員。現実と虚構がクロスし、物語は予期せぬ方向へ逸脱していきます。果たして名作「こころ」の世界は守られるのか?何とも不思議な風合を持った1冊。

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    投稿日: 2013.02.09
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    最後がちょっと駆け足に感じたのが残念。 読書家なら一度は夢見る、物語世界へのトラベルとか複数作品のコラボとか詰め込み放題で、それだけでウキウキする作品。 でも個人的には苦い最後でも、「こころ」通りの終わりにして欲しかった気もするなぁ。

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    投稿日: 2013.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説の中で、悪い虫が話の内容を変えてしまう! その話虫を、虫干しする図書館員がいるのです。 今回虫がついた小説は『こころ』です。 実際の小説の主人公、圖中の目線からと、虫干しのため派遣される糸川の視線で書かれてます。また、時代も『こころ』が書かれる前と、現代とにまたがるので、場面がテンポよく変わります。 虫干しするという、発想がとにかく面白い。夏目漱石、小泉八雲、シャーロックホームズまで出てきちゃうなんて、虫食った『こころ』も読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2013.01.30
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    設定にとても魅力を感じます。せっかく色んな有名人が出てきていて、どの人物も素敵なので、上下巻で分けても停滞せず読めたかと。 後半は予想していたのとは違いましたが、嫌いではないです。 前半に比べて後半が急ぎ足で読んでる側が置いていかれたように感じたので星は3つで。続編が出るならまた手に取りたい作品。

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    投稿日: 2013.01.20
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    まだ途中ですが、司書が活躍する話です。 これは良いですね。 もっと宣伝をすれば、結構な数の司書が読むのでは。 設定にいろいろ無理がありますが、夢のある話です。

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    投稿日: 2013.01.14
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    うーむ、設定は面白いと思ったし、登場人物達を見てこれからどうなる?と思ったら解決があっさり過ぎる…あの人達を出してみたかっただけみたいな。残念。

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    投稿日: 2013.01.06
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    とある町の図書館に出没する話虫(はなしむし)。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。

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    投稿日: 2012.12.26
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    日本で1番古書を置いてるいる図書館の司書さん。 ある日館長に頼まれて、上司と虫干しをすることに… 虫干し:書籍を干し,虫やかびの害をふせぐこと。 夏目漱石のこころ は、 無事に話虫干できるのか?? ところどころで ふふ、と思わず笑ってしまう軽やかな会話。 ちょっとしたミステリー感。 急速で終わりに向かっていくラスト。 小路さんらしいなぁ。 そんな感じ。 嫌いではないかな。

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    投稿日: 2012.12.19
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    不思議な世界観に不思議な登場人物、不思議な出来事。そして一番の不思議は面白くないこと。 文体は軽くて読みやすくて、設定もとても斬新で面白いと思うのですが、不思議と面白くなかった作品でした。 序盤というか、一番最初のシーンが好みで、印象として、これは何かある!と思わされただけに最後には何も残らず呆気にとられてしまいました。 設定が面白いと感じただけに、ただひたすらにもったいないと。 特にあの登場人物は不要だったと思わずにいられません。役に立ってないし。もともと大好きなひと?なので、自分の作り上げたイメージとのギャップが余計にそう感じさせるのかもしれないですが。 それらも込みで、楽しめたけど、不思議と面白くなかった珍しい一品。

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    投稿日: 2012.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先日たまたま仕事で夏目漱石の『こころ』を読んだばかり。 Kの自殺の理由は何回読んでも腑に落ちないんだけど、まさかKが自殺しない『こころ』が誕生しようとは……。 物語の中に入り込んでストーリーを改変してしまう“話虫”と、物語を本来のストーリーに戻そうとする図書館員、よくこんな設定を思いついたなー。 小説の世界に入り込みたいという夢は、読書好きなら誰もが抱いたことがあると思うけれど、確かに入り込んで登場人物達とふれあってしまったら、自殺させるのは忍びないだろうぁ。 また、別の話で“話虫干”をやって、シリーズ化してくれないかなぁ。

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    投稿日: 2012.12.16
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    何かダメ!! 2012.12.12

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    投稿日: 2012.12.13
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    夏目漱石の『こころ』が、改変される! 物語を愛して止まない誰かが、話虫となってストーリーを変えてしまう。 『こころ』を救うべく、現代の図書館員が物語の中に入って(!?)虫干しします。 作者の小路さん自身が、『こころ』の登場人物に想いを馳せていたのでしょうね。 「自殺して欲しくなかった…」 彼らを好きだからこその想いが溢れていました。

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    投稿日: 2012.12.05
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    伏線が全然回収されてない。次回作に続くということなのか、それとも純文学に造詣のある人には、何かのメタファーでピンとくるのか。面白い設定と展開なんだけど、自分にはなんか色々尻すぼみと感じられました。

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    投稿日: 2012.11.13
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    本の中の登場人物となって改竄される話をもとに戻す。 それが図書館員の仕事。 設定はとっても面白かった。 ホームズのくだりとか。 しかしラストがちょっとあっさりだったなあ。性急だったし。 まったく違うお話の虫干もみたいなー。

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    投稿日: 2012.11.11
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    最高ですね。 文豪の最高作品をこのような形で紹介?するようなこの作品。 文豪達の作品がちょっと取っつきにくくても、これでOK。 これを読んで、また作品【こころ】を読み直すといいのではないですか!

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    投稿日: 2012.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルと話の設定にとても興味を引かれ、早く読みたいとはやる気持ちを抑えながらやっと図書館で借りて読んだのですが…うーん。何となく残念感が。読まれた他の方も感じたかもしれませんが、何となく話しに入り込めなかった感があり。発想やタイトルがいい、と思っただけに余計に不発感が。 先に読まれた知人から「『そういうオチか』というところに落ち着いた話」と聞かされてましたが、確かに読了したらば「そういうオチね」 何となく続きがありそうな感じではありますよね。でもこのテイストなら、もういいかなと私は思ってしまいました。 この著者の著作は私の周囲で大変評判よく、私はこの作品で初めて読みました。評価が分かれそうな今作品です。

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    投稿日: 2012.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夏目漱石の「こゝろ」の世界に入り込んで、書き換えられてしまった物語を正しい筋に戻す仕事をする図書館司書の話、でいいのかな。 うーん、物語の中に入って登場人物と関わるというのはおもしろいんだけど、最後が強引過ぎて納得いかない。 しかしこの圖中が「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」っていうのか。想像つかないかも

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    投稿日: 2012.11.11
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    悪くはないんだけど、『こゝろ』の設定や方向性を徹底的に壊した上で、もっとロジック的に辻褄を合わせて修復していくのかと思っていたので、ラストのパラレルワールド展開は若干期待はずれだった。 でも読みやすいし、発想もおもしろいので、もしシリーズ化するなら、それはそれで読んでみたい気もする。

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    投稿日: 2012.10.27
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    すっっっ  ごく面白かった。 こんなに面白い~ひひ~と思って読んだ本は久しぶり 面白すぎてもったいなくて読むのやめようかと思った(3回くらい) 司書さんが名作を改変する犯人を捜しに物語の中に入る話 もっと読みたい たのしすぎる~ 小路幸也さんってこれ2作目なんだけど バンドワゴンもおすすめされたし いっぱい読も~

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    投稿日: 2012.10.08
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    設定が面白いのと、後から後から思わぬ人物が現れるのとでつい笑っちゃうお話でした。 でも最後は「あれっ?」と思ってしまうような唐突な終わり方で、ちょっと勿体無かった気がします。続編を書きたいがための幕の引き方? にしても、糸井くん好きだなぁ。こういう聡明というか、パッと考え付いて動ける人って素敵だね。あとやっぱり夏目漱石はイケメン。

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    投稿日: 2012.10.03
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    なかなか何の話を読んでるのか掴めなかったですが 章が進むと、なるほどと納得しました どんどん話に引き込まれていきます ラストはちょっと卑怯な気がしますが穏やかに終わってよかった ただ、終章とその前の時間軸がおかしい気がします

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    投稿日: 2012.10.02
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    話虫という物語のあらすじを変えてしまう虫を退治しに行くという話。虫退治のために物語の世界に入り込んでしまうのだ。図書館業務でそんなのがあったら行きたい! と立候補しちゃいそう。 物語の中に入り込んでいるときに、これほど知っている人が出てきたら業務を忘れて喜んでしまいそうだけれど。

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    投稿日: 2012.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    市立図書館司書が上司に命じられたのは「虫干」。ただの虫干じゃなくて、「話虫干」だという。本の内容をどんどん書き換えてしまう「話虫」を干すために名作『こゝろ』の中に飛び込んで……、という話。 『こゝろ』なのに作者の夏目漱石や小泉八雲、鷗外の『舞姫』のエリス、果てにはシャーロック・ホームズまで登場してしまう何でもありのぶち込み具合に前半はドタバタ、これどう収拾するのかしら?と思っていると、えーそういう展開?という後半。前半の明治文学の匂いや盛り込み具合が楽しかった。作者は近代文学大好きなんだろうな~と思うと読んでいて楽しい。読んでいると改めて夏目漱石や鷗外や小泉八雲なんかを読み返したくなる。 「話虫」の正体が結局はっきりしなかったり、他の小説に入りこんだらどんな風になるんだろうなあ、と思うとちょっとシリーズ化してほしい感じがする。他の本の事件や、過去の司書たちが行った「話虫干」がどんなだったか読んでみたいな。

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    投稿日: 2012.09.21
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    初!小路幸也さん。おもしろかった!物語は、夏目漱石の「こころ」から始まります。私は原作をほとんど忘れている状態で読み始めましたが、十分楽しめました!でも原作を読み返してからの方がより楽しめるのかなぁ。

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    投稿日: 2012.09.20
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    あこがれの図書館員になった馨は、副館長の榛と話虫干をする事になる。話虫とは、勝手に小説の内容を変えてしまう虫で、時々点検して元のストーリーに戻さなくてはならないのだ。それが、話虫干。 馨は、榛と漱石の「こころ」の中に入り込み、正しい「こころ」に戻すことになる。 話虫は、どんどん暴走し、小泉八雲や、シャーロックホームズまで登場してしまう。はてさて、もとに戻せるのか? ユニークな発想の小説。それぞれの元の話をちゃんと知っていると、よりGOODでしょうね。

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    投稿日: 2012.09.16
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    発想は新鮮ですごくいい。 なので最初はグイグイ引き込まれたんだけど… 後半はものすごい消化不良感。 敵?の正体もはっきりしないし。 無理矢理丸く収めた、みたいなさ… そもそも夏目漱石の「こゝろ」を読んだのが遥か昔過ぎて覚えてないし。。 「こゝろ」をもう一回読み直そう、そう思わせてくれた作品では、ある。

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    投稿日: 2012.09.13
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    中途半端で嫌いだ~馬場横町市立図書館員になった糸井馨は館長に命じられて副館長と供に話虫干に乗り出す。貴重な本の内容を変えてしまおうというのが話虫,それを退治するのが干だ。潜り込んだ物語は夏目漱石のこヽろだ。書生の下宿先に風邪の見舞いに行って糸井は帝大の同級生として認知された。圖中の下宿に桑島が転がり込んでくるのだが,腹違いの妹・京子も一緒にやってきて,兄妹を引き合わせたのが,英国帰りで独身の夏目金之助であったところから,話が違っている。書生三人に,夏目は外務省の火鉢という役人から紹介されてエリーゼというヨーロッパ貴族の娘とヘルン先生を探る依頼が来た。話虫は,どうやら火鉢氏で,その正体は下宿の奥さんの節子という名,夏目家の小僧,一という名,同時代人で小説家としては開花しなかった石川啄木に違いない。火鉢氏を誘き出すため,糸井はシャーロック・ホームズを登場させるが,話が余計に込み入ってきた。やむなく原題に戻った糸井は急にホームズを連れ神戸に帰郷したことにし,夏目には実家に帰らせ,京子も田舎に引き上げさせた。訝しく感じる二人の書生は総長室に呼び出されて面会した火鉢氏を尾行し,神田辺りの啄木鳥という居酒屋に追い詰めたつもりで,神戸に飛んでいた。そこには1951年生まれの松長と榛先生がいた~これからも連作で続けるのだろうか。小路という人は本好き,それも古書好きということだけは分かったが,袋小路に入り込んでしまったような気がする

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    投稿日: 2012.09.12
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    「こゝろ」を読んでたらよかったな。 糸井馨、榛先生。 どうやってラストに繋ぐんだろう・・・って何故か心配しながら読んだ。

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    投稿日: 2012.09.07
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    話虫が本の中身を勝手に書き換えてしまうのを 図書館の司書さんが正して行く と言う設定のはず 途中まではワクワクと話虫は誰?と考えながら読んでいたけど、途中から無理に円満に終るように持ってきた? みたいな感じがして私的には残念な終り方でした

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    投稿日: 2012.09.07
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    良かった。どこがどうなってくのかと思ってたらなるほどこーゆーことか。 ラストは話虫干という流れからはずれている気がするけど、アリだと思う。優しい不思議な本だった

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    投稿日: 2012.09.05
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    好きな作家さんなのですが、最近たくさん書かれているので、当たり外れが目立ってきました。 これはちょっとハズレかな…ううん。 設定は面白いけど、ちょっとぶっとび過ぎ。 ホームズが出てきた時点で萎えた。 そしてモタモタしてる間に、まだ読んでない新刊が2冊。 週刊漫画コミック並みに出るやんけー。

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    投稿日: 2012.09.05
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    物語を変えてしまう力を持つ『話虫』 物語の中に入って、それを退治する図書館員のお仕事。改めて「こころ」を読みたくなる作品です。

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    投稿日: 2012.08.28
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    最後の展開についていけず・・・。もう一度、読み返そう。 そして、『こころ』もじっくり読み返したくなった。

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    投稿日: 2012.08.27
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    小路作品の中では異色の作品です。 小路作品という目線では、残念な作品。 モリミーや万城目さんの作品が好きな方にはお勧めです。

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    投稿日: 2012.08.24
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    うーーーん。漱石の『こころ』を読んだのはものすごく大昔で、あらすじすら忘れていたので(もはや読んだとは言えないか(笑))、そのぶん楽しめなかったのかなあ。 設定はとてもおもしろかったし、途中まではふむふむと読んでいたんだけど、最後がうまくまとまってない感じ。

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    投稿日: 2012.08.21
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    新しぃ発想に基づくチャレンジングな作品でしたが、 設定に矛盾があり、終盤で論理破綻してしまっている。 シンプルな展開にすると、重ぃお話になったでしょうが、 それは、夏目漱石「こゝろ」をベースにしたためであり、 もぅ少し軽めの名作をベースにしていたとすれば、 小路さんらしさが活かせたお話になったんではないかと。 あとは、登場人物がムダに多過ぎちゃったかな~。 小路さんの意欲作だと思いますが、ちと惜しかったかも。

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    投稿日: 2012.08.13
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    好きな本があって、その結末があんまりだったりすると「ふがー」となるではないですか。時として。「なんでその道を選んでしまうんだよ」とか高い視点で話をおって感情移入してしまいますが、つまりはそんな人の話。 そんな話なんだなあ。

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    投稿日: 2012.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012/8/7 一回目読了。 書き換わってしまった物語を元に戻す“話虫干”。『こゝろ』の登場人物が生き生きと動き出して、すごく楽しい本でした。本を読むとき多かれ少なかれ自分なりの物語を作ってしまうものだけれど、この作者はこうやって『こゝろ』の物語を自分の中に構築していったんだな~、私だったらどうするかな~と考えながら読むことができて、すごく楽しかった。ちょっと『ネバーエンディングストーリー』の読後感にも似ているかも。 高校生の頃、定期テストで「森鴎外の『舞姫』の続きを作文しなさい。」という小論文の問題が出たことを思い出しました。人生で一番楽しいテスト問題だったなー。(でもすんごく点数が低くて、「なんで自由に物語を作るのにこんな低い点数をつけれるのよ~。採点基準わけわかんない~!」と愚痴っているのを、バッチリ先生に聞かれてしまったことも思い出した。卒業後ほどなくして亡くなってしまいましたが、みっちり小論文試験の相談にのってくださった、いい先生でした。) 2014/04/16再読。

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    投稿日: 2012.08.07
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    図書館にまつわるお話ではあるけど、あんまり図書館関係なかった。 読み終えてから「こころ」再読したくなった。 ほかの本につながるこういう本、好き。

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    投稿日: 2012.08.05
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    初めて読んだ小路作品が、『こゝろ』を題材にした短編だったんだけど、まさか長編を読める日がくるとは。最初から最後まで、すごくドキドキワクワクしながら読めた。これは、別作品の話虫干も読みたいなあ…『断章のグリム』(甲田学人著)と同じで、原作の物語への愛と解釈がものを言うなあ、としみじみ

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    投稿日: 2012.07.25
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    「こころ」の登場人物が こんなにもイキイキとしているなんて、と衝撃を受けました。 面白かったです。

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    投稿日: 2012.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルをどう読んでいいものか頭をひねりながら表紙をめくる。 冒頭のストーリーは、明治の頃の下宿屋でのやり取り。友情厚い帝大生らしい主人公たちの登場は、古きよき時代を思い起こさせる内容だ。このまま展開していけば、それらしい時代めいた物語になるのだが、第二章で驚く展開に、、、 なんとこの本のタイトルに、その驚くべきスイッチが仕掛けられていた。 「話虫干(はなしむしぼし)」という造語は、ある老舗の図書館で使われている用語。古い初版本を多く集めているこの図書館では、時おり、本の記載内容が勝手に変わっていないかどうかの点検を行うのが仕事になっているという、、、(このあたりが小路作品らしい)

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    投稿日: 2012.07.18
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    なんとも不思議なお話。ちょっとわかりずらい感じもありました。でも、友達や仲間がいるっていいなって思いました。

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    投稿日: 2012.07.15
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    夏目漱石「こころ」が改変されている!? このままにはできないので、物語の中に入り込んで物語を元通りにする作業「話虫干」の物語。 「こころ」を読んでいるほうが面白いのはもちろんだけれど、だいたいのあらすじを知っているだけでもまあ読めます。私もあまりしっかり覚えていないけれど。夏目漱石やラフカディオ・ハーンが出てこなかったのはたしかです(笑)。しかもあんな人まで出てきちゃうし! もうめちゃくちゃ。 ただ問題は、「こころ」ではあの人がああいうことになっちゃうわけですが。情が移ってしまった主人公たちがどうするのかその解決も見事です。

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    投稿日: 2012.07.15
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    「もしあの時、ああしていたら」ってのをよく考えちゃうけど、時間は戻らないし。私のような凡人ですらそですら、あの漱石の「こころ」の先生なんて、もっとそう思うだろうな。 そんな本です。

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    投稿日: 2012.07.14
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    とある町立図書館、漱石の名作「こ々ろ」のなかに入り込んでストーリーを書き換えようとする話虫(はなしむし)と、それを防ぐべく同じようにストーリーに入り込んだ図書司書達との静かな闘い(話虫干)の話し。まずは実に奇想天外なプロットに驚かされました。恥ずかしながら「こ々ろ」は未読なのでその世界観がどうこうと語る資格はなのですが、この著者らしい優しさに充ち満ちたお話です。

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    投稿日: 2012.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    明治時代の書生さんたちを思わせる(実際にそうでした)表紙に、小路さん、新境地かと手に取りました。タイトルは「話虫」を虫干しする、という意味だったんですね。私、話虫が千匹、だと思いましたよ。(汗) ベースになっているのは、夏目漱石の『こゝろ』。 なんと、現代(近未来かも?)の図書館員が、本に巣食い、話を勝手に書き換える虫を退治するために本の世界に入りこむ、という、う~~ん、これって、タイムトラベルものとも違うし、なんて言ったらいいんだろ。 二次元世界での妙にリアルな登場人物たちの葛藤は楽しんで読めましたが、途中から、ホームズまで出てくるのは反則じゃない??なんて。 設定は面白かったと思うのだけど、なんか、物足りない。 『こゝろ』は幸い、何度も読んで熟知している物語だったから、その中の登場人物たちを別角度から見れたのは興深かったけど。 掲

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    投稿日: 2012.07.11
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    +++ とある町の図書館に出没する話虫(はなしむし)。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。 +++ Twitterで、漱石の『こころ』を読んでいないと解り辛いところがある、というツイートを読み、細かいところはほぼ忘れていたのですぐに再読したのだった。読み始めてすぐそのわけに納得し、著者なりの『こころ』以前の物語なのかと合点してしばらく読み進むと、なんのなんの、そんなに容易く想像できるようなものではなかった。ファンタジーである。いきなりさまざまな設定が時間も空間も飛び越えて『こころ』の世界に読者もろとも運んで行ってくれるのである。何とも贅沢な夢の世界である。しかもラストの展開がこれまた予想外で、小説の登場人物と話虫退治の図書館員との友情に胸がじんとするのである。いろんな意味でとても贅沢な一冊である。話虫がほんとうにいたら困るが。

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    投稿日: 2012.07.08
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    小説の世界に入り込み、 流れを変えてしまう話虫と、 それを元に戻そうとする図書館職員の奇想天外な物語。 「こころ」を精読してないせいもあって 序盤なかなか入り込めず。 その分終盤は大いに楽しめたが…。 それにしても昨今舞台でも漱石や啄木を題材としたものが目につくのは何故だろう。 【図書館・初読・6/29読了】

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    投稿日: 2012.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館司書の主人公は、先輩に連れられ本の虫干しをする。 ただし、その方法は普通とは違い、〈話虫〉によって内容を変えれてしまった夏目漱石の『こころ』の内容を、 本の世界の人物となって元の話になるように仕向けるという物だった。 主人公は、『こころ』の主人公とその後自殺する予定のKと友人として『こころ』の世界で接するうちに、 Kを自殺に追いやるのがいやになってしまう。。 『こころ』は元の内容に戻せるのか?話虫の招待とは??

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    投稿日: 2012.06.28
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    のっけから、奇想天外な設定にワクワク♪夏目漱石の「こころ」の、あらすじだけでも知っておくとより楽しめる!意外な人物の登場に、思わず吹き出したりwとにかく、ワクワク♪そして、ラスト、泣けます!感動~!!これは、超~おススメっ!!!

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    投稿日: 2012.06.27
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    あの名作からこういう物語に発展させるというその発想自体が非常に興味深かった。 ピースは揃っているのに最後の決定打が足りず、話虫の正体を断言できないのが個人的にはそわそわするものの、だからこその面白さもあって、「いっそもっと長編にしてくれ!」というところ。

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    投稿日: 2012.06.23