雨降って地固まる、ではないけれど、わりとまるくおさまったラストかな。 父を亡くした悠人が、母と共に羊ヶ森へ越してきて1年が過ぎ、 その間に妹が生まれ、瑞穂ともそこそこうまくやっている。 ドロメタやミイラは相変わらず、ちょっとヤな奴だしそういうところはちっとも変わらないけれど、児童書にありがちな「みんないい子」じゃないところが妙にリアルだ。 読後感としては、あんまり残るものがないかなぁ。 タイトルがちょっと大げさかも。