若と番犬
DUOBRAND.
若と番犬
DUOBRAND./芳文社
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総合評価
(1件)2.0
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powered by ブクログ異次元遊郭物語。最近よく読む設定です。 蛍翔楼の人気娼妓、輝夜が密かに恋する楼主への献身愛。 絵がきれい。主人公輝夜の性格も嫌味なくて、健気で、しかも美人。 けど、この話別にBLでなくてもいいじゃん、て思いました。輝夜が、傾城の美女…美男?すぎるせいでしょうか?このあたりは、好みがわかれるところかも。 「このおれにおまえがつりあうとおもうのか」という表題にもなってる、決め台詞がいい場面で使われていて、センスは買います。 「かみなり」もやはり、異次元遊郭物語。 蛍翔楼の記憶を失っている傾城、静華が主人公。こちらの方が枚数があるので、背景や、心情がわかりやすかった気がします。でも、やっぱり、男同士でなくてもよかったんじゃない?と、小さな疑問が。 表題作の「若と番犬」がこのコミックスの中では一番、愛に発展する過程が納得できてよかったかな、と言う感じ。 他に、現代モノが2編はいってます。 どれも、設定が珍しいくらいで、ありきたりな感じがして、もっと読みたい気にならなくて。 個人的な好みですが、はじめから男同士ありきでストーリー展開されるよりは、男同士だったからこそ苦悩して、何とか愛を貫こうとする姿を描いてもらったほうが、話に入り込めるんですが。
0投稿日: 2010.11.22
