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powered by ブクログ農業に興味があり、手に取った本。 ドキッとさせられる言葉もたくさんあり、内容もわかりやすくてとても勉強になりました。作物をつくるだけでなく、事務や営業などさまざまな業務のスキルが必要なのはどの業界も同じですね…。 また実際に農業始める時に読み返したいですを
0投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログ著者は知的な方と感じた。 農業に関して、自分が感じていた違和感を、著者も感じていることに安心してした。 「風評被害」に関する考察には、本当に新しい視点をもらったと思う。 良著。 久松農園の野菜、買ってみようかな。
0投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ有機とは何か、野菜の在り方について立ち返りたい時に読む本。 久松農園で農業体験したことがあるけど、この本にも書いているイズムを貫いていてとてもためになった。
0投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログ2013年に書かれた本ですが、現在の久松農園ホームページを見るとその方向性の正しさが証明されているなと感じました。
0投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ彼氏に振られたショックで脱サラして農業でもやろうと思って読んだ本 農業やったら補助金とか出そうだし、税制も割と優遇されてるしいいと思ったけどしんどそう、自分はシェア畑ぐらいで十分だな現状は。 友達が農地買い取って小口証券化したら面白いって言ってたけど、金になれば何事も面白いよねきっと 普通に読み物として良い本だったので星4つ。
0投稿日: 2021.06.26
powered by ブクログ有機農業だから美味しい、安全、環境はいい、はウソ。そのとおり。無農薬、有機栽培に対して、栽培者も消費者もなぜか神話を作りたがり、あたかも宗教のように排他的な考え方をする人もいる。宗教として自分で信じるのは良いが他人に強制するのは迷惑行為でしかない。著者は脱サラ有機就農者だがバランスのとれた見方で共感できる。すこしふるい本だが有機での就農を考えている人、有機野菜に興味のある消費者は読んだほうがいい1冊。宗教にそまらず自然体で読める。
1投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者ご自身がおっしゃっている、「口から先に生まれた」が故か、ものすごくわかりやすい。農業界には、このように誰にでもわかりやすい言葉で説明できる人が少ないとのこと。帝人という繊維メーカーを経験した筆者だからこその、生産管理、営業、販売…と分けた「農業経営」をされている ・今の農業は、職人に偏り過ぎている(農業者同士で集まっても栽培のことばかり)。農協は何もしてくれない、とそもそも販売は他者をあてにしている。 ・東日本大震災後、お客さんが離れていった絶望の中で自分が好きなのは「作業」だときづいた ・作業の合理化を徹底。「女性に機械は操作できない」は本当か?むしろ、体力の弱い女性を機械作業に回し、体力のある男性に体力仕事を担当させるなど、小さなところから合理化を。 ・農家は、制度によって資産が守られ過ぎている(土地税制ー農家であれば宅地課税も優遇)。また、代々農家であれば、設備や土地もある。農業で「ビジネス」をする人が少ないのは、むしろガツガツしなくても食べていけるからではないか。 ・「弱い農家像」により得をする人たち(公共事業ー土木関係者)がいることを覚えておいてほしい ・(東日本大震災後の)風評被害は、社会全体のコストを上げてしまう。仕方のないことではあるが。(ふぐについては、毒があると知っていても食べる人がいて、亡くなる人もいる。それでも美味しいから食べられている・・・。 職業観・人生観も交えつつ。
1投稿日: 2019.08.22
powered by ブクログこれまで「農業」には、そこまで興味をひかれなかったのに、なぜか最近まわりで「農業」関係の話しがちらほら。そして、実は実家がお米とブドウを作る農家のせがれ。。。笑 「有機農業」という言葉を聞けば「無農薬」と一律に体に良い!おいしい!というイメージを持っていますが、どうやらそれはすべてが本当ではないらしい。ということを元サラリーマン、脱サラ農業家という視点から語っている一冊。 ほ〜。へ〜と思うことが随所に。その先、「有機農業」をどう捉えるかは自分次第!
1投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ有機農業とは、、、とモヤモヤ思っていたものが言語化されている。分かりやすい。第1~3章は一般人へ、第4~7章は農家としての思い。 「有機農業三つの神話」の勘違い 1、有機だから安全 ・適正に農薬を使った普通の農産物”も”同程度に安全 ・安全=客観的なもの、安心=主観的なもの ・力を借りるべき生き物を減らしてしまうので農薬を使わない、という選択(安全とか、環境に良いから、ではない) 2、有機だから美味しい ・野菜の味を決める三つの要素=旬、品種、鮮度 3、有機だから環境に良い ・環境保全型農業=有機農業ではない ・有機農業という方法が、”あらゆる側面”において環境負荷が少ない、ということではない 有機農業とは「生き物の仕組みを活かす農業」 有機野菜と一般の野菜の違いは「健康」かどうか…有機だと病気や虫に弱い個体は淘汰される 旬が消えた&昔の野菜は美味しかった →美味しい野菜三つの要素「旬、品種、鮮度」を満たさない野菜が出回っている →栽培技術・輸送技術・品種改良が進んで、周年栽培が可能になったことが理由 →出荷量の少ない時期に生産するか=いかに旬を外して作るかが生産者の腕の見せ所!=上手な農家ほど美味しくない野菜を作っている
0投稿日: 2018.01.19
powered by ブクログ刺激的題名だ。外資系の杉山氏とは違うが、輸出関連のサラリーマンから有機農家に転身した著者。どちらにも共通するのが営業・営農に通底する利益につながるノウハウを持っているということ。既存の農家の常識にとらわれない思考と共に、大規模農業ではなく小さな農業に商機があるという論調も共通していて面白い。「二流の超一流」という引用も良かった。東日本大震災での風評被害(放射能汚染)をどう乗り切ったかの記述は生々しく、考えさせられた。国や自治体の農業施策批判は当を得ていると思う。
0投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログ読みやすかった。書くの上手! まともで素直で、納得できる意見だった。 そして、やりたいことをやろうとしている新規就農者の足をひっぱらないで。挑戦させて。多様性を認めて。改革をさせて。と言っていた。 これを阻むことに何のいいことがあるだろう?
0投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログhttp://www.shinchosha.co.jp/book/610538/ , http://hisamatsufarm.com/
0投稿日: 2016.07.24
powered by ブクログ甲府読書会の本。 農業の本かと思ったら比較的読みやすく、ビジネス本に似ている。 センスもガッツもなくていい、にはそんなことないと思う。
0投稿日: 2015.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もっと上から目線の本かと思っていましたが、とても親近感のわく本でした。 憶えておきたい内容をメモしておきます。 ・ヒトの1日許容摂取量(ADI)=「仮にある農薬が、関連するすべての農産物に基準値上限まで残留していたとする。それを一生涯にわたって毎日、国民平均の100倍食べ続けたとしても、動物実験で健康に影響が出ない範囲に収まる」 ・野菜の味を決める大きな要素=栽培時期(旬)、品種、鮮度 ・野菜は自然なものではなく、人が手をかけなければ自然界では生きていけない、いわば植物の奇形 ・日本の農家約200万戸のうち7%にすぎない販売金額1,000万円以上の農家による売上が、全生産額の6割を占める
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログ明快な文章で、筆者の主張がよくわかる。 農家の哲学が示されていて、筆者の野菜を食べたい気持ちにさせられる。
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログ有機野菜は農作物を使う一手段にすぎないこと、という主張に納得出来た。結局、世に広まっている有機野菜という言葉のイメージは、それが何なのか、何がいいのかをよく知らないまま、余所からの情報を鵜呑みにしてしまったことによるマジックワードであったのだ。反省しなければいけないなぁ。
0投稿日: 2015.08.12
powered by ブクログ分かり易い説明だった。 農薬が危険かどうかの問題については「もし仮にある農薬が基準値の上限まで残留している野菜を毎日平均の100倍以上食べても動物実験で健康にに影響が出ない範囲に収まる」と言っている。農薬を使ってるから危険、使ってないから安全という事ではない。 虫が喰っている野菜は弱い野菜。その前に農薬を使って虫を防除することで弱い野菜が市場に出回る可能性があることが、農薬の問題点。 野菜の美味しさは、栽培時期(旬)、品種、鮮度だという。 年中色々な野菜が帰る環境だけど、出来るだけ野菜の旬を意識して買い物をしようと思う。
0投稿日: 2014.11.17これは農業の話ではない。経営の話だ。
99年に脱サラして就農した久松氏は野菜づくりはうまくないそうだ、しかも本人曰くセンスもガッツもない。しかししゃべりは得意で日本一しゃべれる農家にはなれるかもと言う。めざすはエロうま野菜。脂のしたたるステーキやスイーツが体に悪いと言われてもやめられないように、やみつきになるような美味しさだ。年間50品目以上の野菜を有機栽培して直販している自称変態だ。 久松氏は野菜の美味しさの三つの要素は栽培時期、品種、鮮度だと言い切る。だから野菜づくりが下手でも旬の野菜はうまい。有機でやるのは健康な野菜を売るためだ。だから健康な野菜を作るために農薬を作ると言う方法を否定していない。それぞれが選ぶ事だと言う。大規模で低価格路線の普通の農家を否定しているわけでもなく、ただそれは元々受け継いだ農地を持ってることが参入障壁で脱サラでは難しいようだ。例えば虫食い野菜のほうがうまいと言うのも根拠はない、畑では弱った野菜から病害虫にやられていく。農薬や除草剤を使うと本来淘汰されていたはずの個体が出荷されるかもしれないが有機でやる事で健康な野菜が残る。そう言う考え方だ。 久松農園(http://hisamatsufarm.com)では契約したお客さんに取れ立ての旬の野菜セットを送ったり注文販売をしたりしている。 ホームページにある3つの約束はこうだ。 ・鮮度 ご注文を受けてから収穫して発送します。 ・時期 旬の野菜だけをつくります。 ・品種 味を重視した品種を選びます。 周りの農家からはよくそんな面倒な事をやってるなと言われるらしいが久松氏にすればしめたもの、脱サラ農家が参入障壁を作ってしまっているのだから。一方で有機栽培の労働生産性はやはり大規模農家に比べると低い。高価格ー直送と言う方法を選んだのもちゃんと合理的な理由がある。直販は消費者からの直接フィードバックが得られると言うのもポイントだったりする。有機農業の世界には反市場的な空気がいまだに存在し、「あなたのやってる事はビジネスだ!」と言われた事もあるらしい。当たり前だし、久松氏に対しての非難にはなっていない。 茨城県でほうれん草から基準値以上の放射線物質が検出された時にはキャンセルが相次ぎもう農業が出来ないかもと言う所まで追い込まれた。「先行き不安と言いつつ、滞りなく作業は進むのであった。マルチ(農業用フィルム)を張ると心が安らぐ。アホだ。」このスタイルで野菜を売って、うまいと言わせるのが喜びであり、保証金をもらっても満たされない。自分の育てた野菜は安全だと信じながらも安心を買いたい消費者がいるのは当然であり、風評被害に対しては不安に勝てるほどの商品力がなかったのは経営者としては「負け」なのだ。目指すべきは「ふぐ」危険はあっても食うのを目指す方が経営者としては合理的で前向きだからだ。
1投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ有機農法で年に50品目ほど栽培して、 契約した消費者や飲食店へじかに届けるかたちの農業をやっておられる著者の、 ロジカルでときにユーモアを交えた農業のいろいろな面を語る本です。 帯にあったんですが、 有機=美味で安全、 農家=清貧な弱者、 農業=体力が必要・・・・・すべて勘違い! ということです。 それらがどういうことなのかを主軸に前半は語られます。 これからの時代の農業についての著者なりのヴィジョンも 語られるのですが、そういったことも含めて、社会学やビジネス書などにも 多く目を通しておられるなぁといった印象の語り口でした。 そして、肝心のその著者のヴィジョンですけれども、 それが一言でいうならば、ストーリー・マーケティングというものだそうです。 なんだろう、と思う人も多くいらっしゃるでしょうけれども、 このブログの記事をよく読んでくださっている方であれば、 こういえば通じると思います、それは『贈与論』の考え方であると。 つまりは、顔が見えて、商品に思いや生産者の人となりを感じられるような、 「あったかみ」であり「いとおしさ」です。 商品の背後に、そんなストーリーであり、ソウルがあって、 それらを消費者が感じとれるということなんですが、 この考え方には、社会的包摂の性質があるでしょう。 嬉しいですね、僕がこの考え方にたどり着く半年か1年か、それ以上かくらい前に そういうことをしっかり考えている方がいた。 僕の考えも机上の空論ではないということです。 閑話休題。 ニッチ産業としての居場所をみつけた著者の農園だということですが、 ちゃんとニーズを生んでやっているので、単なる隙間産業ではないのではないか。 土地の力を活かし、旬を守り、品種を選び、鮮度を大切にするというこの三要素を 堅守することで、慣行農家の作物よりもおいしいものを作っていくというのが、 大きな方針で、はた目には、セレブという意味ではないけれど、 野菜による贅沢を提案するようなビジネスになっているように読みました。 また、農家は大変だと言われますが、参入障壁が高いということがありながら、 起業家よりも成功率が高いことがあげられていました。 固定資産税などが優遇されていて、 住居費などにかかる費用は都市生活者よりも低く済むことも語られていました。 それに、45歳までの新規就農者には、7年間にわたって、年間150万円の援助が 国からあるということも語られていて、 著者は甘やかすという意味においてそれには否定的な立場を表明しています。 まぁ、なんていうか、農業論といわれていますけれど、主軸はたぶん有機栽培なのですが、 それでもあまり中心軸を感じないいろいろなトピックを正面から紹介したり論じたり という性格の本ではないかなと思いました。 マクロにもミクロにも農業を語っているのですが、 200ページに収まっているコンパクトな読み応えのある読みものでした。
0投稿日: 2014.11.04この人は信用できるという農家の必要性
農業はイメージで語られすぎているんだな。本書を読んでまずそう思った。 「キツイ・汚い・臭い」の3Kから、「カッコ悪い・稼げない・結婚できない」が加わって6Kだという人もいる。 茨城県南部にある久松農園は、そうした6Kという噂からは想像もできない実に明快で気持ちのいい農業経営が行われている。 本書の著者であり、社長の久松達央は、「日本一話のうまい農家」を自称し、「有機」という名の元に作られる「安全」なだけの無農薬野菜や「環境にやさしい」だけの有機野菜を切っていく。「有機だから」という言葉で安全もおいしいも確約されるわけではないにも関わらず、人々はそのイメージにとらわれてしまっている。 必要な農薬や肥料を使うことと、安全な野菜であることは矛盾しないと語りながら、久松農園は有機という選択をしている。それは久松がその方がおいしくて体にいい野菜が作れると考えているからだ。小規模・多品目・直販・有機というキーワードで経営を行い、無理に収穫量を上げるのではなく、「適した時期に適した品種を健康に育て、鮮度良く届ける」ことをモットーとする。 絶対的な有機信仰者や経営一辺倒のうそ臭い農業にもない、自分のいる場所とポジションを明確に認識し、小さいことを経営上ダメなことだとしない。あけすけだからこそ信頼できる農家の姿がここにある。 久松農園 http://hisamatsufarm.com/news/988.html
1投稿日: 2014.10.12
powered by ブクログ久しぶりにというか 僕の人生に影響がありそうな本 これは農業したくなるなあ 野菜の味を決める要因は 栽培時期、品種、鮮度 これを気を付ければ8割方OK 栽培技術ではない 飲食業は個人経営で小規模が多い やる気ある経営者に資本集中させ大規模化する と政府がいい始めるとどうか? 風評被害について ふぐを目指すべきではないか? ガッツもセンスもなくとも工夫で 実に論理的で面白い指摘だらけだ 農業の本を初めて読んだけれども 農業経営者として歩みたくなるそんな本 ときどき読み返すべき本だ 何年かしてこの本で人生が変わってそう おそろしい本だ
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログ脱サラして有機野菜を多品目で作っている農家15年選手の方が、2013年に出した本。311直後の放射能騒ぎが起こった時のこともふくめ、ぶっちゃけて書いた感じの本。ぶっちゃけてというか、思ってることを正直に書いた本という感じかな。 有機野菜=安全、美味しいみたいなイメージがまだあるとは思いますが、有機だから安全、安心、美味しい、じゃないんだよ、ってことを皮切りに、野菜の変化と性質、著者のような小規模農家のやり方、事業としての農家とその未来などが書かれています。 農家が野菜を作っているのは知ってるけど、実際イメージしきれない部分が多いんですよね。そういう意味で現場の声が読めてよかった。ちなみにこの人は冒頭に書いたように脱サラ組なので新参者ポジションから見たその話し。相続でやって来ている農家に言わせたらまた違うのでしょう。 農家の既得権益についてよく知らなかったのですが、それについて知ることができました。たしかに今の状態では成長路線はイメージしにくいですね…。 とりとめないけどそんな感じ。 食に関して意識が芽生えつつある人が読むとよいのではないかと思う。勿論、農業に興味がある人も。
0投稿日: 2014.08.16
powered by ブクログ脱サラして、オンライン野菜販売の農園を経営している筆者による、現代日本の農業論である。 有機農業だから安全だ、に代表される有機農業の誤解から始まる本書は、ガチガチの農業論かと思いきや、次章から自分の実体験に基づく農業の実態の説明が始まる。 野菜は旬がおいしいなど基本から、筆者の農園経営論まで、幅が広い。独立心の強い新規就農者はこういう農業経営になるだろうな、と思わせるような日本の農業の問題点も指摘している。 地震後の原発事故の風評被害や、行政の就農支援システムの疑問点などにも触れていて、実際に土や野菜と向かい合っているからこその説得力が感じられる。 本書を読むと、日本の農業はまだ潜在力があるという筆者の主張に同意する人も多いだろう。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ有機農法は安全で美味しい、とは限らない。 農業界はマーケットレビューより、仲間内での評価が先行する社会=ピアレビュー社会になっている。 農業の名人ほど、そのノウハウが言語化・数値化されておらず、暗黙知化されている。 農業技術はまだまだ整理されていない。 センスが無いから考えることで、農業技術が拓ける。 実際の農業の現場が少し分かる。
0投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<畑に論理を持ち込んだ久松農園の今後に期待> ◆この本を読んで、野菜の有機非有機よりも、旬と鮮度にこだわる様になった。新鮮な有機野菜は高いから、見切り品のを買うとか、愚かな行為なのかも知れない。 ◆要約。野菜の味は、旬、品種、鮮度で決まる。農薬とか化学肥料とか、役所が厳しく規制していて(ある農薬が残留基準上限に達しており、それを一生涯毎日、国民平均の100倍食べても動物実験上では影響がないレベル)今やそんなに危険ではない。それに、コメ作りの初期の雑草除去のために紙マルチと呼ばれる有機栽培法があるが、これは他の栽培方法と比べて突出して二酸化炭素排出量が大きく、必ずしも有機農業が環境に優しいとも言えない。有機が美味しい、安全、環境に優しいと妄信するのは論理的に妥当ではない。 ただ、有機野菜は「健康」ではあると思われる。理由は、畑の生物多様性が確保されている事と、不健康な野菜は虫に食われたり天候の影響を受けてダメになってしまうから。
0投稿日: 2014.05.23
powered by ブクログ野菜の味を決める要因は、栽培時期、品種、鮮度であり、栽培方法ではないと強調している.通読した後、その通りだと感じた.確かに、真冬にホーレンソウがあるのはおかしいことだ.最終章で現状の農業への苦言を呈しているが、実際に農業をやっている人の本音であり、重要な指摘だと感じた.農薬が通常の使い方をする場合は、全く無害であることは理論的には予測していたが、農業従事者からのこのような意見が出てくることは価値あることだと思っている.
0投稿日: 2014.05.18
powered by ブクログ○茨城県で農業・販売業を営む久松氏の著作。 ○自信の農業経営や消費者への直販を通して、有機農業とは何か、国の農業政策の課題と提言などを行っている。 ○自らの経営を元にした、地に足の着いた議論で、農業の実態がよく分かる作品。 ○特に、有機農業という言葉の持つ意味については、普通の消費者もしっかり理解しておきたい。
0投稿日: 2014.05.13
powered by ブクログ脱サラして有機農家となった著者の経験と思考を積み重ねた農業論。農業について何も知らない私も、農業界の現状と課題を垣間見ることができました。 小さな畑を近所に借りて、野菜づくりをはじめた私にとって、有機農業って?野菜の安全と安心の違いって?美味しい野菜の作り方って?などなど 初歩の初歩から解説されているので、農的な生活に憧れる人にとって、理解しやすく、勉強になる一冊だと思います。
0投稿日: 2014.04.18
powered by ブクログ新規就農を考えている人にも・・ 食に対して 不安や疑問を抱えている人にも読んで見て欲しい・・ 消費者の目も経営者の目も持った著者だから こんなにわかりやすいのかもしれない・・
1投稿日: 2014.03.05
powered by ブクログ有機農業者の著者が、「有機農法なら安全で美味しい」は誤解(おいしさを決める要素はもっと他にあるということ)等、率直に書かれています。
0投稿日: 2014.03.03
powered by ブクログ『日本一 話の上手い農家』とわるびれず、 言い切れることが、すがすがしい。 自分に対して 客観的に 見ることができるのが ここまでの本を 作り上げることになったのだろう。 論理は 簡単明快。 『栽培時期、品種、鮮度』の3つの条件がそろえば 美味しいものとなる。 有機栽培は 目的でなく 手段である。 いいね。ばっさり,論理的で。 読んでいて,なぜか 塀のうえを 歩いているような 危うさが あるが、一つ一つを つきつめて 考えていることに 意味があると思う。 有機だから 安全。安全と安心は違う。 有機は 安全で売れる とは,2周おくれ。 有機農業には 選別基準がある とおおらかに見る。 入れ込まないから、できる。 コンビニのおでんのダイコンが 煮崩れしない。 セブンイレブンでは5500万個うれて、1200万本。 コンビニでは,2000万本のダイコンを使用する。 安売りの土俵に乗らない。 ひっかかりは 多いほうがいい。 手持ちの武器で闘う。 水質と水の流れ というのが、 この本の中で 一番共感できた。 本当の価値は モノ 以外のもの。 会話が弾む 野菜。がつくれたら。 エロうま野菜。をめざす。 ユニバーサルデザインの7つの法則。 どんなヒトでも 公平に つかえること。 使ううえで 自由度が高いこと。 使い方が 簡単で すぐにわかること。 必要な情報がすぐにわかること。 うっかりミスが キケンにつながらないこと。 身体への負担がかかりづらいこと。 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること。 農業にいるのは センスとガッツ。 センスがないから やらねばならないこと。 農業は、ビジネスであり いくらでも攻め方があるのだ。
0投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ農家が清貧だというイメージが農業をダメにしている気がする。 丹精込める必要はない。 農業だって普通のビジネスなのだ。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログ今の農業における問題点や誤解、今後の目指すべき姿などが、具体的な事例を交えて分かりやすく説明されてあり、自分たちの食生活を豊かにするためにも、もっとしっかりとした農業を見る目を養わないといけないと思った。消費者が農業の本当の姿をもっと知ることが、結局は自らが美味しくて安心できる野菜を食べられることにつながるのだから。 日本の農業はまだまだ発展できる余地のある面白い事業分野だと思う。そのためには、過剰な規制や保護など今の時代に合わない事業環境を打破し、正しい生存競争の原理が働くようにならないといけない。昔からのルールを変えることは難しいが、変わらないとますます窮地に追い込まれるこの状況の中で、少しずつでも時代に合った農業経営を目指す人が増えていくといいなと思う。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ美味しい野菜の条件や、有機農業、農家の話など、タイトル通りキレイゴトぬきで書かれていて面白かった。 家庭菜園と農業の関係を釣りと漁師の関係に例えていたのは非常にわかりやすかった。ちょっと農業に興味がある、という方は是非読んでみると良いと思う。
0投稿日: 2014.01.20
powered by ブクログタイトル通りの、非常によくできた農業論。 農地という税制上優遇されている環境が、農家の発展を 妨げているという指摘。 旬のものは旬の季節に食べるべし(冬のほうれん草は、おかしい)。 有機でなくても、安全な野菜は作ることができる。 著者自身ストーリーマーケティングと言っているように、 卵一つでも、鶏の姿や生産者の顔が浮かぶようなものを 提供することで、値段以上の価値をあげる、などは見事。 感心した箇所は、今回の震災の放射能問題について。 農業経営者として、風評被害で支持が落ちるようでは 経営者として負け。 個人と個人が、強くつながっている関係を築くべし。 こないだの小ざきの先代社長の言葉、お客の信頼があれば 問題が起こっても商売は再開できる、につながる 商売道ですね。 久松農園、必ず生き残る農家でしょうね。
2投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ仕事中に考えることが増えましたね。 とても読みやすく飲み込み易かった(著者の講演も聞いてるせいもあるが) もし、この本をすべての消費者が読んだら農業は変わらざる負えないかも知れない。もちろん生産者も然り! まぁ、そうそう人間は極端にはならんだろうけどね。 でも面白かったし影響を受けざるおえない、同じ土俵に上がる気はありませんがね(笑) っと、全体的には教科書のように読んでいましたが第六章だけは違いました。共感のほうが勝りましたね。あの時は・・・・・ とにかく、日本一話のうまい(長い?)農家の本。生産者でも消費者でも一読してみては。今の野菜。今の農家、今の日本がわかるかも!
0投稿日: 2013.12.31
powered by ブクログ個人的な感想ではあるが今まで読んだ農業の本のなかで一番現場サイドのことが分かりやすく、読みやすく書いてあると感じた。 特に、有機のこと、農薬のこと、そして放射能のことなどが色んな人にわかってもらえるように書いてあると思う。 農業はいろいろな側面があり、一概に農業で括ってはいけないと私は常々思っているが、この本を読めば農業のほんのさわりがわかってもらえるのではないか。
1投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ「有機農法だから安心」という論理は、ハッキリ言って2周遅れです。 無農薬・無化学肥料の有機農法野菜を少量多品種で手がける久松農園から、このような意見を聞けて膝を打つ思いだ。有機野菜じゃなければならない、という原理主義は論外としても、未だに新規就農するに際して自然農だ、無農薬でやるのだ、という人たちに欠けている戦略性、それについて書かれている本である。 無農薬・無化学肥料とは美味しい野菜をつくるための手段であって、そこに至る手段としては別に慣行農法だろうが水耕栽培だろうがどれでも良い。一方で、新規就農という土地も資本もネットワークもない状況で採るべき戦略として、無農薬・無化学肥料というニッチな分野を狙うのはアリだと思う。 自分自身、田舎に住んで有機農法で野菜を育ててみたが、虫や雑草との戦いは半端なものではなかった。そのような痛い経験を踏まえて、様々な農業資材を活用しながら、顧客選別をするマーケティング戦略として無農薬・無化学肥料を実践する久松農園のやり方は合理的に感じた。 農業の素人で、漠然と有機農法が身体に良いのだと思っちゃっている人たちに是非読んでもらいたい内容である。
1投稿日: 2013.12.05
powered by ブクログ「そうだったのか!」と思うことがたくさんあって、農業や有機野菜に対する見方が変わった。しかしながらそれらは全て著者の主観で語られているためどこまで信じていいのかが分からない(客観的なデータが皆無)。 総じて内容はとても面白かったが読み辛かった。
0投稿日: 2013.11.29
powered by ブクログ第一章の、有機農業三つの神話、 有機だから安全のウソ 安全と安心は違う 有機と味は別の話 と、有機農法をやっている久松さんの本の冒頭がこれだったので非常に興味深く読めたし、久松さん自身も有機農法を始める前は、同様にこの有機農法の三つの神話を疑いなく思っていたという。私もそれほど深く有機農法について考えていなかったが、全く同じだった。 それから第六章の、ホーシャノーがやってきた、というこの章も面白かった。
0投稿日: 2013.11.27
powered by ブクログこれは読む価値がある本だ。久々に目からうろこが落ちた。ロジカルな思考と有機農業にありがちな過剰な精神論の徹底した排除、さらに農業という職業やその周辺の政策・農村社会・消費者に関する客観的な分析力。その辺の経営学の事例研究の何倍も面白い。 最初の段階で「有機だから安全」「有機だから美味しい」「有機だから環境に良い」を嘘だと言い切るあたりは、まあ農学部にいれば常識のレベル。とはいえ、有機農業を実践している人自身が言い切るのはなかなか「勇気」のいることだと思った。おそらく、著者はこのスタンスで論戦をし慣れているのだろう。 自らの経営方針を「土の生き物との共生」「とれたての鮮度を徹底追及」「ニッチを探る多品種栽培」「顧客・小規模飲食店との濃密なコミュニケ」においていて、これも極めて明快。つまらない精神論ではなく、経営資源の投入として、冷静に農法を選んでいる点も極めてわかりやすい。 最後の「新参者の農業論」にある「清貧でエコロジカルな善人」という”職人”農家像を捨てよ、ビジネスツールとして開拓する能力を磨け、農村は特殊なのではなく、まだまだ困っていないのから変われないのだ、というメッセージは、思わず電車の中で「おおー!うむー」と叫んでしまった。行き帰りと乗り換えで計4回。 これは読む価値がある本だ。
1投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログ農家で住み込みのアルバイトをしている期間に、なにか農業系の本が読みたいなと思い購読。 農業はビジネスであるということに凄く共感。 だからこそマーケティング的な視点は大切であるし、 ただただ生産性をあげることに躍起になったり、今までの通例を守っているようでは駄目。 それでもそうなってしまうのは、やはり農業を守る制度が邪魔しているのだなあ、、、 と畑で小松菜を収穫しながら考えた。 農家というと職人的な人をイメージしがちで、実際にそういう人が多いけれど、実際は農”業”であるから著者のような考えを持つ人が増えてくれたらいいなあと思いました。 また著者が述べていた、持っている武器で戦うということ、大それた使命感だけではなくただ楽しいからやっているからこそ困難な状況でも出来るといこと、 は自分も考えていたことで、励みになりました。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログ農業はビジネス。 我々カフェ業もビジネスだ。 本当にキレイゴトのない潔い内容に惚れ惚れした。 久松氏のお作りになる野菜を今度いただこうと思う。 無農薬だから無化学肥料だから安心なのではない。 沁みる。
0投稿日: 2013.11.14
powered by ブクログ農業の本というよりも、マーケティングの本といった方が正しいのかもしれません。それほどまでに、筆者が異業種の中でどのようにすれば「売れるのか」を模索している姿が、印象的でした。 米と野菜ということで扱っている対象は異なり、また生産者と流通業者という面からも異なりますが、しかして、付加価値のつけにくいもの、規模の小さい業者がどのように生き残っていくのか…という視点では腹の底で深く同意できる内容でした。
0投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログこれは農業の話ではない。経営の話だ。 99年に脱サラして就農した久松氏は野菜づくりはうまくないそうだ、しかも本人曰くセンスもガッツもない。しかししゃべりは得意で日本一しゃべれる農家にはなれるかもと言う。めざすはエロうま野菜。脂のしたたるステーキやスイーツが体に悪いと言われてもやめられないように、やみつきになるような美味しさだ。年間50品目以上の野菜を有機栽培して直販している自称変態だ。 久松氏は野菜の美味しさの三つの要素は栽培時期、品種、鮮度だと言い切る。だから野菜づくりが下手でも旬の野菜はうまい。有機でやるのは健康な野菜を売るためだ。だから健康な野菜を作るために農薬を作ると言う方法を否定していない。それぞれが選ぶ事だと言う。大規模で低価格路線の普通の農家を否定しているわけでもなく、ただそれは元々受け継いだ農地を持ってることが参入障壁で脱サラでは難しいようだ。例えば虫食い野菜のほうがうまいと言うのも根拠はない、畑では弱った野菜から病害虫にやられていく。農薬や除草剤を使うと本来淘汰されていたはずの個体が出荷されるかもしれないが有機でやる事で健康な野菜が残る。そう言う考え方だ。 久松農園(http://hisamatsufarm.com)では契約したお客さんに取れ立ての旬の野菜セットを送ったり注文販売をしたりしている。 ホームページにある3つの約束はこうだ。 ・鮮度 ご注文を受けてから収穫して発送します。 ・時期 旬の野菜だけをつくります。 ・品種 味を重視した品種を選びます。 周りの農家からはよくそんな面倒な事をやってるなと言われるらしいが久松氏にすればしめたもの、脱サラ農家が参入障壁を作ってしまっているのだから。一方で有機栽培の労働生産性はやはり大規模農家に比べると低い。高価格ー直送と言う方法を選んだのもちゃんと合理的な理由がある。直販は消費者からの直接フィードバックが得られると言うのもポイントだったりする。有機農業の世界には反市場的な空気がいまだに存在し、「あなたのやってる事はビジネスだ!」と言われた事もあるらしい。当たり前だし、久松氏に対しての非難にはなっていない。 茨城県でほうれん草から基準値以上の放射線物質が検出された時にはキャンセルが相次ぎもう農業が出来ないかもと言う所まで追い込まれた。「先行き不安と言いつつ、滞りなく作業は進むのであった。マルチ(農業用フィルム)を張ると心が安らぐ。アホだ。」このスタイルで野菜を売って、うまいと言わせるのが喜びであり、保証金をもらっても満たされない。自分の育てた野菜は安全だと信じながらも安心を買いたい消費者がいるのは当然であり、風評被害に対しては不安に勝てるほどの商品力がなかったのは経営者としては「負け」なのだ。目指すべきは「ふぐ」危険はあっても食うのを目指す方が経営者としては合理的で前向きだからだ。
0投稿日: 2013.11.08
powered by ブクログ今まであまり考えたことのなかった野菜について知ることができた。重複する文章が気になるところもあるが、全体としてとても面白い内容だと思う。
0投稿日: 2013.11.08
powered by ブクログ農業もマーケティングをキチンと行い農家自身が経営視点を持てば、個人で小規模の農園であっても、ちゃんと生きていけるんだ。 大量生産だから、有機野菜だから、これは理由にすらならないんだと勉強になりました。そもそも有機野菜の本来の意味を我々は履き違えているのかもしれない。農薬を使っていないから良い野菜だなんて判断基準は意味がないんですね。 本当に キレイゴト は抜きにしてこういう農家が増えてくると、そして価値判断をしっかり持った消費者が増えてくると、日本の農産業面白く発展してきそうって期待させられます。 JAの縛りがどうの、TPPの脅威がどうのって言ってるのがちょっと馬鹿らしいです。
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログHONZ で紹介されていた本書。 著者が茨城県土浦市に住んでいるということもあって、親しみやすい印象。(自分も茨城在住) 著者の農業に対するこだわりや本当の農業に関する知識など詳しく書かれていたので、読みやすかった。ただこだわりのページが比較的多かったのが、「もうちょっと知識のページがあったほうがよかったな」と思った。 これだけ消費者のことを考えてくれる農家の人がいることが改めて分かったし、いい本だと思います。
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ農業や酪農に関わり始めて私自身が感じていることの多くが、この本には散りばめられていた。 著者はごく真っ当な主張をしているだけだと思う。 私たちの食を真に豊かにする、こういう農業ビジネスの人たちが増えてきてほしいなと思う。 「エロうま野菜」―言葉の刺激の強さだけでなく、その志向するものに共感する。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログ20131017 新規参入だから言えること、農業の現実がそのまま語られていて参考になる。これから農業を始めたいと思っている人は読んだ方が良いかも。
0投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログ農業はクリエイティブな仕事。既存農家は法や規制に守られた持てる者だから、新しいことにチャレンジするインセンティブが働かない。 農地の所有者と、職業としての農業従事者のずれ。過去の遺産・遺物があまりに大きすぎる。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ新規就農した筆者の農業奮闘記。 久松農園のコンセプトが、この1冊にぐっとつまっている感じです。 記載されている内容は、共感できるものでした。 プロダクトアウトになりがちな農業界に新風を巻き起こしているものと期待するが、ずっと農業をやってきた人はなかなか変われないのだろうなぁとも一方で考えさせられました。 また、「有機農法に神話」、「旬」の話、野菜の敵(害虫・病気・雑草)の話は、この本を読んで新たに気が付かされた観点でした。 久松農園ホームページ http://hisamatsufarm.com/ 書評(新潮社ホームページ) http://www.shinchosha.co.jp/nami/tachiyomi/20130927_03.html
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログ書評でみて、おもしろそうだったので。日本の農業のあり方、農業ビジネスについて、大上段に構えるのではなく、自分自身の体験を通して語る。脱サラしているだけに、言葉もうまく説得力がある。
0投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
糸島に行ってから、加茂さんの作るだけで終わらない姿勢を見て読んでみようと思った本。著者は、有機栽培で野菜を作り直販まで行っている方。考え方・そしてたとえのうまさのおかげですいすい読めた。 漁師さんと接したりPRを勉強する中で感じ出ていた、モノづくりにとどまってしまっている素晴らしい職人というもったいない素材と販売という消費者にわたる出口をちゃんと見据えたモノづくりに関してとってもわかりやすく学べた。自分の漁業に生かせるものも多かった。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ著者の久松氏はちょっとした知り合いなのだが、以前と変わらない論理の明解さと歯切れの良さで楽しませてもらった。 やや刺激的なタイトルなのだが、本書の内容は至って常識的である。逆に言えば、これがある意味衝撃を以て受け取られていることは、世間一般の有機農業に対する理解の低さをよく表している。農薬だけでなく、堆肥や有機肥料に対する誤解、誤用についても触れてほしかったが、新書という媒体の制約上専門性に踏み込み過ぎるのも難しいのかも知れない。 次作にも期待したい。
1投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログエロうま野菜って知ってますか!? 著者はふざけて言っているわけではありません。 その言葉には意味があるのです。 「一般に野菜から連想する言葉といえば『女性』『健康思考』『ダイエット』等。体のことを考えて、極端に言えば、我慢して食べるというイメージも強いのではないかと思います。 しかし、僕はそこに物足りなさを感じるのです。僕がつくりたいのは甘い野菜ではなく、ウマい野菜。体にいいから頭で食べるのではなく、思わず体が欲してしまうようなヤバい野菜です。」(p.127) 思わず食べてしまうというと、デザートとか、肉料理とか、煎餅とか病みつきになってしまう食べ物のことでしょうか。 そんなふうにガツガツ食べられて、あるいは手軽に食べられる野菜があったら、嬉しいですね。 野菜だから、沢山食べても悪いことは少ないし。 そんな野菜が食卓に溢れることを待ち望んでいます。
0投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログタイトルの通り、一般論で語られている農業界に関係しない人々の、農産物、農業界に対する誤解を、分かりやすく語り口調で書かれてある。 どの業界でも、専門的になさっている方と、その外野との情報格差によるギャップはあるのでしょう。 時とともに、情報発信を継続することで、正しい方向になって行くと思っています。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ著者の久松さんの農業観がストレートに伝わる本です! 良い面悪い面を考えた上で、農業を選択する目が必要だと感じました!非常に読みやすいのでおすすめします。
0投稿日: 2013.09.19
