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犯罪は予測できる(新潮新書)
犯罪は予測できる(新潮新書)
小宮信夫/新潮社
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総合評価

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    入りにくく見えやすい場所にする、そうなっていないところをパトロールする、男女のトイレの入口をなるべく離す、など、他国で効果が出ているものこそ取り入れた空間デザインをしてほしい。 なんでそういうところは見習わないのだろう??

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    投稿日: 2023.03.07
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    犯罪を未然に防ぐには、いつどこで起きるか予測できればいい。 それを可能にするのが「景色解読力」 ―注目すべきは、いかにも怪しい「不審者」ではなく、見慣れた「景色」。 犯罪科学のエキスパートが最新の知見をもとに、実践的な防犯ノウハウを伝授。

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    投稿日: 2019.12.31
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    「犯罪機会論」による、犯罪予測の話。 予知と予測は違う。犯罪の予知は出来なくとも、予測は出来る。 犯罪が成功しそうな雰囲気、というのがある。それをことごとく潰していけば、予防になる。 例えば、地域安全マップはダメダメだという。ステレオタイプな不審者(サングラスをしているとか、マスクをしているとか、外国人とか)がマップにのるような人権侵害もいざしらず、生活の、そして犯罪の空間は「地図」ではなく「景色」で構成されるから。地図を見たって、犯罪が成功しそうな雰囲気はわからない(グーグル・ストリートビューならちょっとわかるかもしれないが)。 ランダムパトロール神話の崩壊。地域パトロールだとか警察官のパトロールといえば、道をうろうろするのが相場だろう。これによって空き巣が犯罪を諦めた、という話もあるが、それはレベルの低い、捕まった犯罪者の話である。ランダムパトロールはそれほど怖くないらしい。それよりも、犯罪者が拠点としそうな場所、狙いそうな場所を短い時間滞在するタイプのパトロール、ホットスポットパトロールのほうが抑止力があるのだという。 他にも本書にはさまざまな犯罪発生の背景があげられている。子どもが持っている防犯ブザーは、誤報が99.9%の上、いざというときになると犯人がパニックになって凶行に至る可能性もある。だれでも入れるトイレが増えたが、誰でも、のなかには犯罪者も含まれる。日本には城塞都市がない。その必要がなかったからだ。入りにくく見えやすい場所、というのが安全な場所であり、城塞都市というのはそのプロトタイプでもある。日本にはその経験が不足しているのだという。公園のベンチで子どもを見守るなら、子どもを見る方向ではなく、子どもを見ている人間を見る方向に配置するべきだ、という話もある。 要するに、デザインが犯行を押しとどめるのだ。コルビュジェが唱えた都市の立体化は、住宅を高層化することで緑豊かなオープンスペースも捻出できる、とするけれど、それでは犯罪は誘発される、とジェイコブズが唱えた。それでは入りにくさと見えやすさが両立できない。 この他にも、ビッグデータが犯罪予測の新たな地平を築いたりとか、犯罪遺伝子の可能性を考えたりと、とにかく人を見たら泥棒と思う要素が満載である。 で、全部対策していてそれでもなお被害に遭ったら諦めるしかない、けど対策してなかったら、諦めきれないんじゃないの、と著者は語る。 刑法犯は減っているが、あくまで認知件数であり、実際のところ治安が良くなっているかどうかはわからないし、いつどこで犯罪に巻き込まれるかわからない。常在戦場、でいられるか? ムリだよね、大抵。 こうして人は諦めきれない道を辿るのだろう。嫌だなあ。

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    投稿日: 2016.01.20
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    犯罪者の心理に立って犯罪の予防を考察されている。 人の多いところが防犯に適しているとは限らない。 防犯の環境を整えることが必要だと述べている。

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    投稿日: 2014.10.10
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    犯罪の機材とは、犯罪が成功しそうな雰囲気であれば、犯罪をしたくなるかもしれない。 どういう犯罪者もふつうの人と同じように明るい場所が好き。犯罪者も同じ人間。明るい場所では安心し、暗い場所では不安になるはず。

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    投稿日: 2014.04.29
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    防犯の為に普段人通りの少ない所に街灯を設置しても、元々人通りが少ないが故に犯人にとっては視界が広がる恰好の場所になってしまうという事実。暗くて見えない所は犯人も見えないぞと、一般的な防犯常識の嘘から地域の防犯のあり方、犯罪科学の歴史まで分かりやすく解説。 ただ、後半の犯罪科学の歴史の詳細はそれほど必要はないのではないか。大概の読者はタイトルに惹かれて購入しているはずで、もっと事例→解説を多く上げて欲しかった。 因みに、青色街灯が犯罪を抑制するとい方法は青色の鎮静効果と防犯効果はイコールではないのでお前ら期待すんなと、日テレ『はじめてのおつかい』は西洋諸国から見れば児童虐待でお疲れさんでお前ら何感動してんだよこのクズって事です。

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    投稿日: 2014.02.24
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    病院以外で死亡し、死因がはっきりしない 死体が16万体あるそうです。。 誘拐犯は児童心理のスペシャリストと書いてましたが、 ここにあげていた次の実例。 歩道橋をわたる児童をみたときに、反対側から アプローチ。かがんで同じ目線で話しかけて、 今来た方向に来ればいいよと伝えて、先に自分から 降りると後からついてくる感じで見えるので 無理に連れて行ったようには見えない。 これはその通り。 注意をオンにする風景、場所が犯罪防止の ポイントという指摘は新鮮でした。

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    投稿日: 2014.02.11
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    ■犯罪の「予知」はできないが,  「予測」――高い確率で起こる(起こりそうだ)と  推測すること――はできる。 ■「入りやすい」「見えにくい」という「ものさし」を使って,  景色を解読することが防犯の基本。 ■地域安全マップづくりが有用。  地域安全マップづくりでは,参加者に景色を見てもらう  街歩きが最も重要。 ■思っていたよりも,あっさりした内容だった。

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    投稿日: 2014.02.09
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    犯罪は入りやすく見えにくい場所で行われる。原因論より機会論、犯行を押しとどめるデザイン、防犯環境を作るべし。 予防や予知より、なるほど予測だと思いました。

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    投稿日: 2014.02.04
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    第二部の犯罪学の歴史は完全に蛇足。前半はとても有用なだけにもったいない。ただ、本書を読んでいるうちに、どんどん不安になってしまう。子どもを持つ親として、友達同士で公演に遊びに行くだけでも、危険がいっぱいだと感じた。親子ともども、再度防犯についてきちんと話をしておく必要があると強く感じた。本書の内容は小学校の先生方にもきちんと知っておいて欲しいと強く思う。その上で、学校・親・地域での防犯の在り方が重要なのだと思う。

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    投稿日: 2014.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 犯罪とは「犯罪の動機を抱えた人が犯罪の機会に出会ったときに、初めて起こる。それはまるで、体にたまった静電気(動機)が金属(機会)につかづクト、火花放電(犯罪)が起こるようなものだ(4P)」 なるほど、納得。 動機があったとしても、できる限り機会を与えなければ、犯罪に巻き込まれる可能性は0に近づくということらしい。 そして、機会とは環境であると著者は語っている。 「入りにくくて、見られやすい」環境は、犯罪を行いにくい。ということを著者は何度も書かれていて、できれば街ぐるみで犯罪マップを作れば自然にどういう環境が犯罪を防ぐのか、自然とわかるようになるらしいけど。 犯罪マップを作る時の注意点や、具体例が少なかったので、どうやって作れば正解かわからなくて残念。 自分の理解力の無さかもしれませんが・・・。

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    投稿日: 2014.01.11
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    筆者が唱えれる犯罪予測の三要素が印象に残る。 「幼児を一人で買い物に行かせる」ことが、西洋諸国ではネグレクトとみなされるという記述には共感できた。

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    投稿日: 2013.11.04
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    ≪目次≫ はじめに 第1章  防犯対策のウソ   1  事件の九割は未解決   2  「地域安全マップ」は偽物ばかり   3  防犯ブザーは鳴らせない   4  住民パトロールは弱点を突かれる   5  街灯は犯罪者を呼び寄せる   6  監視カメラに死角あり   7  「いつも気をつけて」は無理は注文   8  「人通りの多い道は安全」ではない   9  日本の公園とトイレは犯罪者好み 第2章  進化する犯罪科学   1  人はなぜ恐ろしい罪を犯すのか   2  こんな私にだれがした   3  スキを与えると人は魔がさす   4  デザインは犯行をおしとどめる   5  犯罪者はゴミが好き、花が嫌い   6  死体は雄弁に語る   7  最先端テクノロジーで未来を守る おわりに ≪内容≫ 第1章の大部分はいらないかな?簡単に言えば犯罪者目線の「地域安全マップ」を作り、徹底的に犯罪抑制的な町づくりをしようという本。言っていることは分かるが、第1章の大部分は今の犯罪防止政策の欠点を言っているのだが、それはすべて犯罪者目線の「地域安全マップ」が作れれば防げる、と言っているだけ。  

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    投稿日: 2013.10.27