
三婆(新潮文庫)
有吉佐和子/新潮社
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総合評価
(2件)4.0
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powered by ブクログ高校時代に読みましたが、とてもリアルに想像できて、読み応えがありました。おかしくもあり、哀しくもあり・・・いろんな心情が交錯します。
0投稿日: 2010.04.04
powered by ブクログどれも、さらりと描かれているようで、人間心理の暗い深淵を覗かせる佳作ばかり。 短篇ならではの読み頃手頃なおはなしばかり。どれも、読まずに済ませても何ら損はないが、読んでも損はなし。 ただし、中頃の一篇「なま酔い」には唸らされた。 後記にも似たような意味合いの一言があったが、 所詮他人事でしかない悲惨絵巻は、見せ物と同じで真には人のこころを打たない。 これほど暖かく、これほど優しく、これほど凄惨で、これほど悲しい戦争の、ピカの物語を読んだのは初めての事だった。 女流にしか書けず、しかし女流にありがちな、筋や運びの感情的な乱れの一切無い、美しく完璧な「物語」。 広島人なら必読ものと言ってしまいたい。誇りを持って。 有吉佐和子の、常にそうあろうと努力を怠らぬ誇り高い客観性と、人間観察の深さを思い知る一冊。
0投稿日: 2009.09.17
