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十津川警部・怒りの追跡(下)
十津川警部・怒りの追跡(下)
西村京太郎/文藝春秋
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    アフリカの砂漠で意識を失う十津川警部。 妻の直子が現地に向かう。 十津川警部が活躍する源泉が,妻の直子の力だということが分かる。 事件は大規模で十津川警部でなければ扱えないもののようだが, 記憶をなくした十津川警部に情報を提供し, 指針を示唆する亀井刑事の力量も大きいことが分かる。 社会派,西村京太郎の本領発揮。 十津川警部だからこそ許される記述がある。

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    投稿日: 2012.04.18
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    1999.7.20 9刷 476 覚醒剤常習者による高校球児刺殺事件の裏には、巨大な悪の組織の陰謀があった。十津川は、黒幕と見られる貿易商江崎の周辺に捜査の手をのばすが、政財界に強力なコネを持つ江崎は容易に尻尾をつかませない。江崎がアフリカで私兵の訓練をしていることを探知して、単身現地に乗りこんだ十津川に、江崎の魔手が迫る。開設・権田萬治

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    投稿日: 2009.03.02