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ネットのバカ(新潮新書)
ネットのバカ(新潮新書)
中川淳一郎/新潮社
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総合評価

54件)
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    常々、ネットを使いながら感じてたことがオブラートに包まれることなく書かれていて、読んでいて気持ち良かった。

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    投稿日: 2023.04.16
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    ネットをよく活用するとしても周囲が見えなくなるようなことのないようにしたい思った ファンの良いコメントをRTすることでファンや収益増加につなげるというやり方が面白かった。

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    投稿日: 2023.01.21
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    SNS狂騒曲を風刺したようなインターネット評論。 著者のようなスタンスや視野で、物事や社会現象を俯瞰するのも、また一考である。

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    投稿日: 2022.06.21
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    インターネット利用者の生態を観察した『ウェブはバカと暇人のもの』(2006)で話題を呼んだ著者が、これまたネットユーザーを解明した第二弾。一橋大学から博報堂に入社した中川氏だったが、「仕事とは好きでもないオッサンを偉くするために働くこと」と気付いて4年後に退職、自らニュースサイトを開設し、「ネットニュース編集者」としての地位を確立した。三度の飯よりビール好きで、酒で数々の失敗を繰り返しながらも権威に屈しない自由奔放な意見をばんばん放つその姿勢にはファンも多い。本書は過激な書き込みで炎上した人・見栄としがらみの課金ゲームに搾取され続ける人・陰謀論を掲げて戦うネトウヨとパヨクなど、「バカども」が繰り広げる現実と、それに巻き込まれない手法が楽しくて笑える。そうそう、第三弾に『バカざんまい』ってゆうのも。

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    投稿日: 2020.12.12
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    2013年ころに書かれた、ネットは大して良い影響力はないよ、というのを基調とした雑文集。まあ、そうかもね。

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    投稿日: 2019.06.27
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    同世代ということもあるだろうか。共感出来る。今はまずは現実世界ありきである。自分の能力を磨き、踊らされないこと。

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    投稿日: 2018.11.23
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    ネット上でのパワーバランスについて 厳しい監視社会でありオープンな言論には向かない 極少数、または1人の勝者が全ての利権を握る 現実社会での強者、有名人など、がネットでも力を持つ ネットで受けること、叩かれること

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    投稿日: 2018.11.23
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    ネットのディープな部分について、盛ることなく、よく書いてくれている本。これまで疑問に思っていた、コンプがちゃやカードゲームなどがなぜ流行ったのかよく分かった。人との関わりの中で、やらざるを得ないという点と、レアカードをうまく使ったもので、ネットゲームと同じ仕組みなので、お金を使う人はある意味、時間を買っているのだということだ。 注目点 ・ネットは、リアルの場での実績を強化するもの。 ・勝者総取り。 ・ネットがあるから多様な意見を知ることになったというのは嘘である。 ・ツィッターは「狭く、深く」知るには向いているツール。 ・書籍を読むと知の差別化ができる。 ・趣味が合う人と出会える。 ・まずは自分の能力を磨き、本当に信頼できる知り合いをたくさん作れ。話しはそこからだ。

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    投稿日: 2018.11.12
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    ネットが当たり前になった時代、ネットが特別なものという考えは幻想である。ネットの言論は自由であり、ネットが平等にチャンスを与えるものというのも幻想である。ネットはあくまでツールに過ぎず、リアルで実力が反映されるものである。

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    投稿日: 2018.10.06
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    「ウェブはバカと暇人のもの」で知っている人もいるかもしれません。中川淳一郎さんの本です。インターネットの第一人者として知られる著者が書いていることは挑発的ともとれる内容で反感を持つ人もいるかもしれません。しかし言いにくいことをズバリ言う中川さんの姿勢に爽快感を覚えるのもまた事実です。ネットを利用している以上はネットに興味があるでしょうから一読してみると新たな発見があるのではないでしょうか。

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    投稿日: 2018.03.29
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    『ウエブはバカと暇人のもの』から数年して、 ツールが新しくなっても、 やっていることは変わらず、 むしろバカが表面に出てくる機会が格段に増えた。 どんな新しいものが出てきても、たどる過程は変わらない。 結局テレビは今でも大きな影響力があるし、 テレビに出ている人の影響力も大きい。 記名と無記名で見せる顔の違い。 顔がわかる場所で自分の趣味や嗜好をさらすときの 「みっともない」の自制と「イケてる自分」の演出。 関係が周りに見える場所でのややこしく遠回しなやりとり。 使える時間はみんな等しく24時間しかなく 情報やお楽しみがあふれたところで、かけられる時間は限られている。 結局、自分の気持ちのいいものにしか、触れているヒマはない。 それでも、まわりには多様な意見や視点があって、 自分が見ているのは一面でしかないと自覚しておくことだけは重要だと思う。

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    投稿日: 2017.05.24
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    インターネットが普及してかれこれ経ちますが、上手く使える人も居れば、逆にそうでない人が居るのは事実。気軽にアクセスできる利便性と共にそこにハマる人など、ネット世界とはどのような事実を見せているのか。インターネットを過大に評価している方が居れば、この書籍を読んでみるのも良いかもしれません。

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    投稿日: 2016.10.24
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    こういう、ネットを客観的に見る(それもネットを仕事で使っている人による)本はあまりないと思う。これからどうネットと距離を置くかの点で非常に役に立った。これからもあまり近づかないで、遠くから眺める感じで付き合おうと思う。

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    投稿日: 2016.10.20
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    タイトルが目について図書館で借りた本。 初めて知る著者でしたが、超納得。ネットニュースの編集者という仕事に就きながら、今のネットについて過不足なく論じる事が出来るのは、ネットがこうして色々な人たちの身近なところに広がっていく様子を中から見ることが出来ていたからだろうか。。 中川淳一郎さんの他の本も読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2016.04.13
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    前作のアップデート版といった内容。SNSヘビーユーザーには心に来る提言の数々。前作を読んでないと多少唐突に思えるかも。

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    投稿日: 2015.11.24
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    2015/09/28 "ウェブはバカと暇人のもの"を書いた著者による続編的なもの。ウェブ世界に関する理想が書かれている...訳ではなく、ウェブの現実と前作からの変化について書かれているものである。中でも印象に残った言葉は、フェイスブックの友達が何千人いようと、ツイッターのフォロワーが何百人いようと、お前がこの一ヶ月で実際に飲んだ、食事をした、遊んだ人間は何人いる?電話をかけた人間は何人いる?せいぜい20人くらいだろ?という言葉。 ネットは世界や人々を大きく変えているように見えて、実は大して変えていないし、むしろネットの世界の方が現実よりも全然シビアなんだということを再確認できる。やはり、リアルな人間関係を大切にしてこそだということを考えるきっかけをくれたように思う。

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    投稿日: 2015.09.28
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    ・あるカテゴリで勝てる人は一人。それ以外は搾取される側となる。 ・webはweb以外の世界での強者をもっと強くする ・本当に必要なことはweb以外の世界で強くなる方法を模索すること。

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    投稿日: 2015.08.23
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    前著 ウェブはバカと暇人のもの と似たり寄ったりの内容だが、SNSに関する考察などが増えており娯楽としては楽しめた。基本メッセージは、『ネットに高尚な期待を寄せるのはやめよう』。 まさにその通りである。

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    投稿日: 2015.07.03
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     4マス(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)であろうと ネットであろうと、寡占できるのは、実社会で実力の あるものであり、切り口が違うだけで無名であったり、 実力の乏しいものが、ネットで成功を収めることは、 難しいという現実をやさしく説いている本。  それでも、ソーシャルメディアがないと現実が辛す ぎて生きていけない人は、依存して生きていってくだ さい。

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    投稿日: 2015.03.06
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    自分ブランドは学ぶものではなく実績を元に勝ってに生まれるもの。 ネットがあろうが、なかろうが、有能な人は有能。

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    投稿日: 2015.01.14
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    『ウェブはバカと暇人のもの』で有名なネットニュース編集者の著者が、シビアなネット社会を分析した一冊。 リアル社会よりもネット社会の方が格差社会だし、最初の人、あるいは後発でも現実社会で力を持つごく一部のものが勝ち組になるというもの。 (自分はやらないけど)芸能人ブログのアフィリエイトを開いたり、商品ページで「いいね!」を押したりするのは、情報強者に搾取されてるだけだと看破する。 そして最終章の前では、「ネットは特別」であり続けるのは、過度な自己承認欲求の持ち主かネトウヨか、もしくはネットのエヴァンジェリストであると。 頷ける点が多々ある一方、自分はネットの力をまだ信じてるし、信じてるからこそあれこれ書いてます。

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    投稿日: 2014.11.27
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    モヤモヤとしたものがスッキリした。 現状のネットの「超」現実。 どんなことでもそうだけど「自分」を持っていない人は簡単に流される。自分が選んでいると勘違いしながら。。

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    投稿日: 2014.04.21
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    ○インターネットが当たり前の存在となった今、「インターネットが新しい社会を可能にする」というようなことがいわれています。そうした声によれば、ネットで自由に発言できるということは不正を告発できると言うことだし、多様な人間が参加するということはより活発で多様性のある議論が可能になるということ。自由と集合知、さらに平等、多様性、双方向性、ぱっと考えてみてもこうした言葉の数々はインターネットを称賛する文脈でよく見かけます。 ○ところが、この著者は「バカがネットを使おうとバカはバカ。ネットはバカと暇人のものだ」と言い放ちます。ネットは自由に見えて不自由で、平等に見えて大きな格差があって、多様にみえて偏りが進んでいる。そこには、寄付や助け合いといった前向きな可能性もあるけれど、ネットが何かを可能にするのだという期待をしてはいけない(自由に見えて不自由というのは、不特定多数を相手にするので、読者層を想定して”ここまでなら言っても大丈夫だろう”というような書き方ができないということです)。 ○ネットの現実を喚起したうえで、そのネット(の人々)の論理に踏み込んだ一冊です。(ネットを使う際の心得として面白いとは思いますが、ぼくの本音では、これを手に取って読む人はすでに大丈夫だろうなと思ったり・・・)

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    投稿日: 2014.03.15
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    ネットに過度な期待を抱かず、現実の生活を充実させましょう。 ネットには計り知れない悪意が渦巻いていますよ、というお話。  

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    投稿日: 2014.02.20
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    ネットはバカと暇人のもの。 本当にそうだと思います。だってネット世論は怪文書から作られるんですから。

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    投稿日: 2014.02.10
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    「ウェブはバカと暇人のもの」から変わっちゃいない、よりいっそうネットに驚きがなくなったけれど、というスタンスで綴る続編。匿名だったらエロ・下品記事に人気が集まるのに、リアルな人生がかかわると、とたんに品行方正になる。こんなカッコイイ俺をさり気なく流そう、という名づけてジャズ喫茶理論。バカッターの連中も、実はアレがイケてる行為であり、ジャズ喫茶理論。世間様にネットでどう自分を良く見せようか、ということに対して、ネットがあろうがなかろうが、有能な人は有能だし、無能な人は無能だぜ、ということを繰り返す。「ウェブはバカと…」程の驚きはなかったけれど、まったくそうだよねえ。 繋がり方に関する考えは人それぞれでしょうけれど、僕はネットでイケたやりとりをするだけならゴメンで、面と向かってお酒が飲みたいです。

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    投稿日: 2013.12.26
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    バカ発見器と揶揄されるtwitter、facebookのリア充自慢、企業アカウントのつまらなさなど、ざくざく切り捨てる展開が刺さる。暴論のようで正論。その論の後には焼け野原しか残らないかといえば、冷静な分析もあって不思議と希望めいた気分を抱かせる。うーむ、なんか抽象的な感想になってしまった。 確かになぁ、好きな人をフォローできるtwitterは偏った情報がTLを埋め尽くすし、facebookは綺麗事を「いいね!」するばっかりだしなあ。いや、中川氏の文章を批判否定するのって難しいと思うなぁ。

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    投稿日: 2013.12.03
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    現況を単にまとめてあるだけなのかもしれないが、毎回この人の本は痛快。過度な期待をさせ、ムチャクチャな事言う「先進的な人」をこの調子でこき下ろしてほしい。

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    投稿日: 2013.11.11
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    ネットでの勝ち組は一握り。。 そうだよなーなんだか夢を見てしまうけど結局勝てないんだよなーと実感したりww。 面白かったです。

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    投稿日: 2013.11.08
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    ウェブはバカと暇人のもの著者、中川淳一郎氏の本。今回もサイコーに面白い。図書館で借りた。ノマド信者話から始まり、ネットニュースPRなど、まさにネット界の超現実主義者ならではの話を展開する。まあ、あるある、という同意なのかもしれないけど。

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    投稿日: 2013.10.30
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    ネット世界を第一優先事項にするのはナンセンスだぜ論。 ネットを道具としていかに有効に使うかを 戦略的に使用するか、 はたまた、単にネットに呑まれて身体機能に 一定の抑制(あるいは制御崩壊?)をかけて 人形のような人生を送るか? ネット識者然として語られる、2013年までにおける ネット周辺問題を取り上げた本。

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    投稿日: 2013.10.17
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    ネットの世界は現実の世界の一部であり、現実よりも不自由な世界である。大きい声では言いにくい笑、snsに対する批判は読んで気持ちよかった。図書館

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    投稿日: 2013.10.16
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    強烈なタイトルとは、裏腹にとてもメッセージ性のある本質を突いた内容となっている。 広告に関わる人間として、「口コミ」について書かれているところなどは、表面的に考えるのではなく、もっと「本質的にブロガーとは」のように考えるきっかけになるし、ツイッターはどのようなツールかなど、ものごとを流行に乗った答えではなく、一歩踏み込んで考えられるようになる。 著者はネット系編集者であるので、ネットでウケるネタ・叩かれるネタなどの編集系ネタも満載なのだが、上記の広告に対する示唆もとても勉強になる。 ネットが当たり前になり、ネットリテラシーの問題などが表面化しているが、ネットを使うだけでは、個人の能力があがることはなく、自分磨きを怠らないことが必要。 ※さらに自分磨きのサギに引っかからないようにとも記載されている。 インプットばかりでも駄目で、やはり人間としての魅力を上げる努力が必要だと、最後には熱いメッセージがあり、久々に面白く、勉強になる書籍に出会った。

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    投稿日: 2013.09.25
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    Twitterの現状と、最近の2ちゃんねる動向がよく分かる本。 どうやっても情報バイアスの呪いからは抜け出せないので、 ネットの情報は偏っていると判断したうえで自分の意見をいえばいいんだなと思った。 ネットの方がリアルよりも意見が言いにくい、というのは完全に同意。 ネットの方が記録性・拡散性があるために、普段全く意識しないものでも突然広まることがあり、怖いと思うことがしばしばあります。 ネットライフに注意しようと再認識させてくれる本でした。

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    投稿日: 2013.09.25
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    「暇があるとネットしてます。」という方にお勧め。美しい夢物語を謳っていないところがいい。ネットによって「便利(?)」に、あるいは「窮屈(?)」に、または「面倒(?)」に、人によっては「騒がしく(?)」なった世の中に冷ややかな一撃。タイトル通りの人間になりたくないと思ったら、読むべし。PCのディスプレイを見る目も、多少変わるかも。

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    投稿日: 2013.09.23
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    ウェブをDISりまくった本 内容的には「ウェブはバカと暇人のもの」のが面白い しかし、結論にある 「自分の確固たる実力を身につけなさい。ウェブは実力を高めてくれるものではない」というのには非常に賛同できる

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    投稿日: 2013.09.21
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    (所感)軽い題名だが、ネット社会の『現実』がわかりやすく説明されていて、ネットとの付き合い方を学べる本だった。 (抜粋) ・ネットほど発言に不自由な場所はない。 ・1度の失敗をネットは許してくれない。 ・『自己承認欲求』『自己顕示欲』 ・『ジャズ喫茶理論』 ・無料ユーザーがゲームをにぎやかにしてくれる有象無象であり、大得意先様をより気持ち良くする下僕。 ・Twitterは複数lDで異なる人をフォロー。 ・Facebookは情報を知るためだけに利用。 ・人間関係はリアルの中にある。 ・20年後のSNSは高齢者の書き込み増。 (読書記録) 読始:20130910 読了:20130913

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    投稿日: 2013.09.13
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    ステマやソシャゲなどについて共感できる内容が多いが、中でも一際目を引いたのは嫌韓に関するものだ。特に最近では2chまとめブログなどを読んでその思考を加速させる人も多いようで目も当てられない。中韓叩きから来る愛国心は本物ではない。テレビが報じないニュースがネットにはあると信じ込み、結果としてまたネット上の偏った思想に染まっているだけなのである。 その点著者の冷静な視点は称賛に値する。この記事の冒頭でなんとなくわかってたと書いたが、本書ではそれを鮮やかに切っていくかのようだった。今置かれている状況を落ち着いて、客観的に眺めて分析することの重要性を学んだ。

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    投稿日: 2013.09.10
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    ネットの実情を、飾りなく鋭い視点で解説した良書。ネットの特殊性を述べつつも、ネットの世界は特別な場所でない、というメッセージが首尾一貫している。

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    投稿日: 2013.09.09
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    前作『ウェブはバカと暇人のもの』も含めてネット中毒の私自身がずっと思っていた事を代弁してくれてる非常に気持ちの良い内容です。 確かにネットは便利ですし、今までにない情報量で私たちを楽しませてくれるツールには違いありません。それ故にネット黎明期ではネットによって全ての人が恩恵に預かり、よりより社会を築ける究極のテクノロジーみたい感がありましたが、ま、間違ってもないと個人的には思いますが、実際にネットを使うのは人間なんでバカが使えばやっぱり馬鹿なんですね、これが。 ツイッターでは匿名が故のバカ投稿が多いので、じゃ実名が多いフェイスブックではどうか?いやはやテクノロジーはバカを越えられません。実名というものはバカには抑止力にはならないんですね。(筆者談)FBに飲酒運転を投稿するバカ等、結局FBもバカ発見器の一つになっただけなんだと・・・・ 情報商材に引っかかる人、ネットの陰謀論を信じ切ってしまう人、みなさん落ち着いて冷静にネット情報を処理しましょうよ、ね。 筆者が言うようにネットの世界なんぞ、『勝者が総取り』『勝ち組は少数』であり、その勝者の為にせっせとクリックしたり課金したりする側になならないよう気を付けましょうって事で、私も同感でございます。中毒ですが。 余談ですが、FBで上で偶にお見かけ致します親指立てて『いいね!』ポーズで数十名が集まって記念写真を撮った『FB勉強会』ってヤツ。どう考えても勝者は主催者及び開催されたお店側です。それよりも先ず自分の能力磨いてください。ありがとうございました。

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    投稿日: 2013.08.27
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    題名からは「ウェブはバカと暇人のもの」に続く喝破に期待したのだが、題名に反してややビジネス書的な内容になっている。著者が論じている事には多くの人々が気がつき始めているし、ここ数年ネットを使ってきた中年世代には大きな変化は無いように思う。が、物心ついた時からネットがあってその実態をよくわかってない若者の参入や、PCを使える定年退職者が暇を持て余して大量参入してきた時の変化はちょっと未知数だなとは思う。最近のアイスマン事件等々その兆しは見えつつあるが。 ネット分析も黎明期にはトータルで語られる事が多かったが、最近は社会学・心理学的な側面と、ビジネス的な側面に分化されてきており、著者は後者の領域の人なんだろうと思う。で、前者は中年以下の若手学者系の人がより詳細にやっていくんでしょう。 多くの人にとってはネットは娯楽で暇つぶしであり、あとは時々調べたり買い物するぐらいで、有名になろうとかカネ儲けしようと考えている人は極少数だろうし、危険性さえ理解して使えばいいのかと。車の運転と一緒かな。(だから若者と老人はちょっと怖いんだが・・・)

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    投稿日: 2013.08.23
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    四年前の本よりさらにストレートなタイトルの本が出た。ネットの実情をわかりやすく、身も蓋もなく語っていると思う。 が、嫌韓嫌中の自称愛国者とやらの馬鹿な行為のせいで、せっかく中立的だった著者がいくらかしばき隊に親和的になってしまったのは歯がゆい。

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    投稿日: 2013.08.22
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    ネットの空気感をちゃんと書いてる感じの本。知ってるわーそれ二年前から(ryみたいな話も多いけど、ネットであなたの人生が変わるわけでは無いってのは良い。

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    投稿日: 2013.08.19
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    多くの人が薄々感じていながらも言えなかった真実「ウェブはバカと暇人のもの」ほどのキレは無いけど、それでも色々気づかせてくれます。ネットに幻想を抱いちゃダメ、まずは実世界で努力せよ、ですね。

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    投稿日: 2013.08.18
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    ツイッターは「高性能バカ発見器」と呼ばれていると書かれているが、まさにその通り。この本にも沢山の例が書かれているが、その後もコンビニ冷凍庫事件や、岩手県の地方議員の病院騒動(アレはブログだが)など、ネットとの付き合い方を間違えた様々な騒動が続いている。 この数年のネットの世界で起きた流行り廃り、騒動を列挙するだけでなく、なぜこんなことになったかの分析が鋭く、とても納得させられた。

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    投稿日: 2013.08.18
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    自己承認欲求、さらには私はは他者のイケてる自分を、イケてない自分と比較して落ち込んでいた。ネットを使いこなそうとして、膨大な時間を浪費していませんか?この著者が言うように、ネットで自分を変えようとは思わないようにしよう。

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    投稿日: 2013.08.15
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    本書の最後に書かれた言葉「まずは自分の能力を磨き、本当に信頼できる知り合いをたくさんつくれ。話はそこからだ」や、終章に書かれている「ソーシャルメディア上のその「友達」、本当に助けてくれますか? 葬式に来てくれますか?」という言葉が胸に残った。 ネットというのは特殊なものではなく、電話の延長というとらえ方を自分としてはしていたが、この筆者もネットが特別な存在ではないと考えているようである。 そのほか印象に残ったのは、エステーの鹿毛康司氏の東日本大震災後のCMを出したエピソードや、「衆人監視の下では、人々は「イケてる人」と思われたい」ということを言い換えた「ジャズ喫茶理論」という言葉は、私にとっては初見であり印象に残りました。

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    投稿日: 2013.08.15
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    書かれている内容は言われてみれば、あぁなるほど、と納得できるようなシンプルなものが多いのだけれども、そのシンプルなものを感覚として朧気に感じているのと、こうてし文字として目の前に突きつけられるのとでは、かなり衝撃度が違う。 ネットとのかかわり方、時間の使い方、ちょっと考えよう……(ボソッ)。

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    投稿日: 2013.08.10
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    ネットが生活の中で当たり前の存在になったからこそ 知っておかなければいけない事実。きちんと知識を持ってこそ 正しいネットとの付き合い方ができるのでしょう。 何で炎上するのか、何故ネットで儲かるのか、 何で余計な事をツイートしてしまうのか。 ネットだけでは生きていけない、 そこに行き着く持論に賛成。 リアルがあってこそのネットである。

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    投稿日: 2013.08.08
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    ネットを活用しているようで、実はいいように振り回されてんのかもなぁ。 とにかく得する人は限られた極一部だと認識して臨んだほうがいいなと思いました。 こうして実例を読めば浅はかだなと思えるけど、ネットは伝達が早い分、冷静な行動が求められるのだろうなあ。

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    投稿日: 2013.08.01
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    相変らずおもしろいなぁ(笑) ほんとにネットをよく見ていて、ところどころに日常のトリビア的なものが書いてありおもしろい。 例えば、消臭力になぜ西川さんが突然現れたのか。どうでもいいが、そこんところもなぜかこの人は知っている(笑) でも、やっぱりこの人は生の方がおもしろい。常見さんという方とのコラボレーションは秀逸。実にくだらないやりとりが展開されるが、ところどころの無駄知識?(笑)が面白いのだ。 また面白い本を出して欲しい。

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    投稿日: 2013.07.25
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    ネットが特別な世界ではなく、ネットが当たり前の世界になった。 ネットで得をする人や何かを変える例もあるだろう。やれることも増えただろう。だけど、ネットは世の中すべてを劇的に変える夢のツールじゃあない。 ネットが当たり前になっても、ネットの世界の空気感や本質は変わらない。 この本の言いたかったのは結局最後のこの文章なんだろうな。 「まずは自分の能力を磨き、本当に信頼できるやつをたくさん作れ。話はそこからだ。」

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    投稿日: 2013.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代人はネットの世界を大事にしすぎている。あと、ネットは自分を高めてくれるものと勘違いしている人が多いらしい。 又、この人はFacebookが嫌いでTwitterをよく利用するらしい。Facebookの人間関係が気持ち悪いそう。なんかわかるけど、仕様がない!公開されてるから色々と、いらない気も使う。 Facebookやmixiの友人のことを考えている時間があったら、自分の能力を上げることと家族や同僚を大切にしなさいって説いている。 ごもっともって思うけど本とTwitterの発言のギャップが大きくて、この人Twitterでこんなん書いて大丈夫?って思う。

    3
    投稿日: 2013.07.22
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     インターネット、SNSがもはや当たり前になった現在の様々な様相について、ネットニュース編集者としてこの7年間深くネット世界にかかわってきた著者がまとめたもの。  アメブロを利用していて最近とくに感じていたことには、芸能人などの有名人がこれみよがしにブログを書いていて多くのフォロワーを持っていることの他に、アフィリエイトやステマ目的と思われるわけの判らないブログ?が非常に多くなったということがあった。  ネットの世界が当たり前になるにつれて、新聞・雑誌を凌ぐ大量の広告費がつぎ込まれるようになり、その結果としてアフィリエイトやステマ広告、そして煩いほどに現れるバナー広告の洪水をもたらした。  誰でも、自由に、、のはずだったネットの世界は、こうして強いものがより強く、の現実世界と変わらぬ、、、いや、むしろもっと競争の強い世界へと変貌してしまった。  一方で交流や人との繋がりという面でも、概して表面的、浅い付き合いに終始しがちだったり煩わしかったり。  結局は自分の日々の生活を充実させ、そこからネットを利用する目的をはっきりさせて、付き合い方、距離のとり方を自分なりに見極めてゆく必要がある。

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    投稿日: 2013.07.21