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東京サマーオブザデッド: 4
東京サマーオブザデッド: 4
玖倉しいち/一迅社
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総合評価

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     完結巻なので基本構造は割愛。    打ち切り感満載で終わってしまった。  謎はほぼほぼ解決されない上に、新たなる問題も上積みして、これから面白くなる!って雰囲気で・・・完。  ・・・続きはWebで・・・とかやるつもりだったのかな。  紙の本にこだわりがあるので、仮にあっても読みにいかないけど。    ゾンビの逃走譚を群像劇で語るのは面白いと思ったんだけどな。  あまりに個性のないありきたりな話なのは、それを活かすためだと思ってた。  ・・・だから多分、1巻がヘンテコなのがまずかったのかも・・・。  1巻に何故か同じ事件を共有した本編と直接絡まない話があったのよね。  だから、1巻で構造がわからなかった。  ありきたりなゾンビ作品は、構造ありきなものなので、群像劇スタイルと認識しなければただのありきたりなだけな話なわけで。  2巻の巻末にも、同じように事件を共通させた番外編が挟まれているのよね。  世界観の広がりを表現してみたのかもしれないけれど、序盤にあったがために構造が混乱して…ただのありきたりなゾンビ作になっちゃたのかな・・・と、分析。  物凄く勿体ない。  多分、この話が面白くなるとしたらここからな気がするので・・・。  例えば別の逃走団体の話を新たに始めて合流させるとか、巧いこと続編を誤魔化してやってほしい気はする。  実は何も考えてなくて予定された「ぼくたちの戦いは終わらない」エンドなんだったら仕方ないけどね。

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    投稿日: 2021.06.02