
総合評価
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powered by ブクログ「放射線のひみつ」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51738114.html
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ数字と化学、理系そのものが苦手な自分にもわかりやすい言葉で放射線とはなにか、を説明している。同じ地球上であっても、地域による自然被曝が違うこと、甲状腺がんの基礎知識にへ〜とうなることが多かった。
0投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログ科学的な説明を極力省き、身近なものによる例示を多用して説明がなされています。 ニュースや記事で目にする放射線に関する用語や概念、単位について多く取り上げており、そのリスクについて明確な根拠をもって基準が設定されている旨が示されています。今回の原発事故に対するリスク、それに対する対応についての誤解が解け、理解が深まりました。
0投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ福島第一原発事故の直後に書かれた放射線入門書。著者は、放射線医学が専門の東大教授。 放射線に対して過剰に反応するのではなく、「正しく怖れる」ことが大切だと主張している。 放射線の人体への影響という点では、この本に書かれている方向性で大体よいのではないかと思う。放射線だけにとらわれず、他の事象も含めた「リスク」という観点で考えることが重要だと感じた。 ちょっと説明がざっくりしすぎている気はした。
0投稿日: 2017.08.03
powered by ブクログなんとなく怖い存在でしかないイメージをすこし具体化できる本である。安易な内容なので小学生から大人まで楽しめられる。
0投稿日: 2016.02.08
powered by ブクログ放射線について、正しく教える一冊 でも、巷にはいろいろな情報があふれ、何が正しいのか正直わからない。 正しく怖がることが必要なのはわかりつつ、「正しい」ことがなんなのか、引き続き学んで行きたい。
0投稿日: 2015.04.12
powered by ブクログ放射線治療を行う医師の立場から、放射線について書いた本。 ベクレル、シーベルト、グレイといった単位の解説、花粉と放射性物質の類似点など分かりやすい。 医療の現場で毎日放射線を扱っているだけあって、過剰に恐怖を与える様な表現も無く、反対に過度に安心だと言い切る記述も見られない。 放射線の影響について、「1」か「0」かではなく、リスクの大きさや確率、それに対する防護策が自分の生活に与える影響など、総合的に考えて行くことの重要性が理解できた。 巻末の飯館村特別養護老人ホームの避難についての文章には、放射線防護策とはどうあるべきなのか考えさせられた。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ福島の事故後、一般の人にも身近になった放射線。放射能って何?シーベルト、ベクレル、グレイの違いは?など、放射線に関する様々な疑問を東大病院放射線科の中川先生が、分かりやすい例を使って教えてくれます。(バイオエンジニアリング専攻) 配架場所:工2号館図書室 請求記号:539.6:N32 ▼東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002985113&opkey=B148065700032187&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ「がんのひみつ」の中川先生による放射線を知るための入門編。ニュースや新聞で飛び交う単位が何を示しているのか非常に分かりやすく解説してある。ニュースを見て分からなくなるたび開くと良い本。この先生、ネットで検索しても「御用…」という頭文字がついてくることがあるけれど、ただ(商売上手な)「科学者」なんだと思う。
0投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログニュースとかで、ホントかな?て違和感あったところに手が届いたかんじ。わかりやすさに反発したくなるぐらいわかりやすい。リスクの確率、客観的に情報を受け取るにこしたことはないとは思うし、これからは数字の情報の価値をその価値分がんばって受け取ろう。100mSvで0.5%増、野菜嫌いの人のリスク位。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ人体への影響を考える場合、100mSvが一つの目安。100mSvの方線を受けた場合、がんで死亡するリスクは最大に見積もって0・5%,程度。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログ目次:まえがき 原発事故と放射線、第1章言葉と単位,これだけは!、第2章放射線を「正しく怖がる」、第3章ニュースから読み取るポイント、大切ですが,少しむずかしい解説 放射線防護の考え方、飯舘村の思想
0投稿日: 2012.01.23
powered by ブクログとてもよい本。僕を含む「ベクレル」と「シーベルト」の違いも分からない人は全員読んだ方がいい。専門用語の基礎がわかりやすく書かれていて、今後とも辞書として使えます。がんの放射線治療のコンセプトについて知ることができたのも棚ぼた。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログ放射線が人体に与える影響について 極めて分かりやすく書いてある良書。 放射能パニックになっている人は必読。
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログ超カンタンな本。園長先生にもぜひ読んでもらいたいくらい。ミリとマイクロの違いとか,単位の話からやさしく丁寧に。放射線医としての経験上,長期間かけて低線量率被曝を受けても,体の修復機能が勝るという意見。 結論としては,「多くの専門家が100ミリシーベルト以下であれば、発がんリスクは上がらないのではないかと考えています。」p.100 かな。前提知識のない人にも,わかりやすく,この結論に至る過程がたどれるように記述してあると感じた。 ただ,ところどころ,妙な記述も散見。例えば,放射線防護を花粉症対策のアナロジーで説明するp.70「マスクをし、窓を閉め、エアコンを止める(戸外との空気の流れを減らす)ことには、ある程度効果があるでしょう。」 広島・長崎の被爆者データの説明で,「長崎では爆心地から100メートル地点での初期放射線量は約300グレイでしたが、原爆投下24時間後には0.01グレイまで減少したとされています。」p.96 って,初期放射線量はともかく,「0.01グレイ」って単位がおかしいよな…。 p.125には「放射線の人体への影響を考える場合、すでにお話ししたように、積算値で年間100ミリシーベルトを基準にします。」ってあるけど,「積算値で年間100ミリシーベルト」ってどういうことだ?? まあ細かいことはともかく,なかなかよくできた本でした。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログ東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一さんの本。放射線についてわかりやすく説明するということを第一目的に書かれた本。たしかにかりやすいです。ネットなどで結構調べていたので知ってた情報も多かったのですが復習にもなりました。 中川さんの主張はあまりこわがりすぎないという方向性のようで、それが100mmSV以下でのがん発症率の説明やタバコや野菜嫌いな人との比較に現れていると思います。あまり不安になりたくない人には受け入れたい情報かもしれませんが、リスクをとにかく減らしたいという人にとっては受け入れがたい説明でしょう。 ネットで中川さんの評判を見ていると、案の定、御用学者のレッテルが貼られていました。この本は5月頃に刊行されたもので、原発事故は現在進行形でその後の情報もブログでフォローしていくと書かれていたのですが、7月以後更新が止まっています。ネット上での批判が原因かどうかはわかりませんが。東大病院放射線治療チームは震災初期に冷静に有効な情報を発信していたと思われるだけに残念です。 私は震災以前、原発に対して特に意識していなかったので(反省しています)まずはいろいろな立場の人の意見を聞きたいので、自由な意見交換ができなくなるような空気にはなって欲しくないなと思います。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ福島から避難している子供たちと出会い、福島について放射線について知りたくて読んだ。 わかりやすく書かれている。 でもやっぱり難しい。 正しく怖がらなきゃいけない。 放射線積算推定量を見て、成人についての発癌リスクは、野菜不足や塩分の取りすぎより低く、極端に恐れる必要はない場所もあるのは興味深い。 ストレス、たばこ、運動不足や肥満の方が発癌リスクが高いこともある。 でも子供は守りたいね。
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ平易な文章で放射線について解説した本。 覆水盆に返らずといいます。 「正しく知ること」が重要でしょう。 その意味では算数さえできれば理解できる本書は国民必読とさえ言えるのかもしれません。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ放射能と放射線と放射性物質の違いがわからない人におすすめ。 つまり私。 放射線について基本的な知識がわかりやすい文章で平易に書かれています。 「よくわかってないけどなんか恐い」という人はぜひ。 つまり私。 ラストにかけての「大丈夫!これくらいだったら平気だよ!」という畳み掛けが若干気にはなりましたが、良い入門書です。 「正しく怖がる」ことが、本当に大事ですね。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ福島第1原発の事故の影響は、単に科学・技術の問題じゃなく、政治・経済・倫理・道徳、そして感情論が入り乱れいるので、どちらかの立場に明示的に与するだけでもリスクを伴いますね。 この本は、まず5/10にあとがきが書かれているということで、そのあとの状況はフォローできてないということが前提。そのうえで、「放射線は危険だが、現時点で極度に忌避する必要はない」という立場。 放射線・放射能に関する基本的な知識が整理されていて、親原発・反原発に関係なく、一通りの復習になる。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ寄藤文平の絵+今話題の放射能(線)という組み合わせだったので読んでみた。 放射能について知らない人たちに少しでも理解してもらおうという姿勢が伝わってくるもので、なかなか良い読み物だと思う。 危険厨安全厨と煽りあうネットの世界で情報を得るよりこちらを読むのが良いのかも…。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ化学的素養に乏しいというか貧しいというか、100%文系の人にも、よくわかる国語で書かれています。 筆致は常に冷静。医学や物理学をかじった人にはもの足りないでしょうが、放射能と放射線が同じようなものに思える人にぴったり。つまり私向けの本でした。 煽情的に的にならず、被曝と被爆の違いから説き起こしてくれる親切な本。喩えが分かりやすいのも◎。 なにしろ落ちついて、現状の危険性(と安全性)を考え、正しく恐れたいものです。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログさっと読めて、分かりやすかった。 全く知識がないと過剰に心配して、何を信じていいのか分からなくなる。 ほんと正しく怖がることが大切だ。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログ・「放射能、放射性物質、放射線の違い」、「シーベルトとベクレルの違い」など、基本的な疑問を平易に解説。 ・放射線の影響は花粉をイメージすると分かり易い。 ・年間積算量が100ミリシーベルト以下ならまず問題ないらしい。ただし、前提条件が色々あって、それぞれ結論が微妙に異なるし、結論をはっきり断言する事を避ける部分も多いので、余計に混乱する気もする。科学って面倒くさい。 ・100ミリシーベルト以下なら絶対安全とは断言しない ・100ミリシーベルトが何年もずっと続くのはダメ。 ・平常時の基準、1ミリシーベルトが望ましい。あくまで、原発事故などの緊急時(=短期間)には、100ミリまでOKという話。 ・全身被ばくと局所被ばくは、ヤバさが異なる。 ・確定的影響…250ミリシーベルトを超える放射線を「一度に浴びる」と白血球の減少など人体に影響が出る。 ・確率的影響…「発がん」の可能性。100ミリシーベルトを超えると増す。ただし、100ミリ以下なら、確率がゼロになる訳ではない。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ初心者向けにわかりやすく書かれている入門書です。値段も安いので、高校生や中学生に読んでいただきたいと思います。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログ放射線の基礎知識について。 これ一冊を読んで「安全だ」と思うのではないけれど、900円というお値段の安さは、今も尚続く原発事故に向けて、正しい知識をつけて欲しいという思いが見えます。 図解に寄藤さんというチョイスは本当素晴らしい。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログ放射線に関する基礎知識が分かりやすく説明されている。 年間100ミリシーベルト以下の被曝では明らかながんの発生確率の増加は見受けられない。 がんになるリスクだけ考えるなら運動不足や野菜不足の方がよっぽど危ない。 我々は自然界から年間2.4ミリシーベルトの放射線を受けている。 妊娠前の女性の被曝の影響が胎児に及ぶことはない。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ放射線についての基本的な知識と概念について中学生位でも判り易く説明した本。 あの事件から日本人はヤケに放射線について詳しくなった。 でも、その詳しくなった知識の中には嘘や勘違いも多分に含まれているハズです。 本書は、放射線治療の専門家である著者が「正しく基本的な」放射線の知識を纏めて大抵の人に理解できるようにマトめた内容です。 確かに嘘や勘違いの修正には役立ちましたが、本書の内容は「基本的」でもあるので、基本的にニュースやインターネットで大抵の人は知っているような内容が殆どです。 そう言った意味では、新しい知識を期待するのでは無くて「おさらい」程度のつもりで読むのが良いかもしれません。 2-3時間あれば読み終わります(値段も安いです)。
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログ放射線の影響について、イメージ図や例え話をふんだんに使って説明されています。書かれたのが5月10日現在なので、かなり最近の事情まで触れられています。 この本がもっと多くの人に読まれれば、放射線を正しく怖がり、 将来に向けてじっくりと考える人が増えるのではないかと思いました。 叩くのも大事ですが、何も進まないし、なんだか満足した気になっちゃいますしね。 あとがきを読んでいて、 ----- 日本人男性の6割近くが、生涯に一つ以上のがんになります。しかし、私はがんになった患者さんは「格上の人間」だと思っています。今や、がんの半分以上は完治しますから、「不治の病」ではありません。しかし、いまだに「死の病」といったイメージが定着したままです。ゼロリスク社会の中で、がん患者さんだけは、「自分の死」という最大のリスクを意識せざるを得ません。 ----- という部分に考えさせられました。 (ここだけ引用すると、真逆の考えを持たれるかもしれませんね) 1冊1000円以下ですし、1時間程度で読めるため万人におすすめしたい良い本でした。 自分も、これくらい分かりやすく科学コミュニケーションをとっていきたい。
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
放射線についての本。「放射線」、「放射能」、「放射性物質」、「シーベルト」、「ベクレル」など基本用語を説明し、図解もあって分かりやすい。今、原発がどれほど人体に影響があるのか結構理解することができたと思う。 こういった本で専門的な知識を知り、原発関連の情報をちゃんと理解することで、情報に惑わされないで行動することが大事だと思う。 良書だと思います。
0投稿日: 2011.06.09
