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階段途中のビッグ・ノイズ4巻
階段途中のビッグ・ノイズ4巻
越谷オサム、亀屋樹/スクウェア・エニックス
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総合評価

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  • 主人公にとっての「田高マニア」とはなんだったのか?

    最後まで主人公に感情移入できなかったせいか、いまいち乗りきれないまま完結してしまいました。 代わりに終始、森先生が自分の中で最も印象に残る人物になってしまいました。森先生に焦点を当てるのはこの作品の演出上やむを得ないですが、その反面、森先生に比べて主人公たちがものすごく薄っぺらく感じ、色々カッコいい台詞や決意を語っても重みを感じることができませんでした。 あと「田高マニア」 が文化祭のステージなのは最初からわかっていましたが、もっとこう高校の文化祭を越えたもっと規模の大きなものを勝手にイメージしていたので、主人公が憧れ、 無為な1年間を過ごし、廃部の危機を乗り越え、ようやくたどり着いたステージにしては、その結果が本当にただの文化祭というのはちょっと肩透かしでした。 それでも主人公が本気で音楽を志し、その成果としてのステージであればそれがただの文化祭であっても全然印象が違ったのでしょうが、結局この主人公とって、音楽は目的ではなく、田高マニアのステージに立つ為の手段だったのではというのが最終巻まで読んでの私の感想です。ちょうど主人公の兄と同じで、この主人公が高校を卒業後に音楽を続けているイメージが沸きません。 第一話を読んだ際、私はこの主人公が音楽に対して情熱を持っているという印象で、それを前提に読み進めてしまった為、この相違が全巻通してずっと私が感じていた主人公の本気度に関する違和感の原因となって、上記のような感想になってしまったのだと思います。 音楽ものではなく学園青春ラブコメとしてみると高校生として甘酸っぱくほろ苦い青い春を感じさせてくれる描写は読んでいて懐かしいですし、クライマックスのステージの盛り上げ方には工夫が感じられ、その点はとても良かったです。

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    投稿日: 2014.06.06
  • ライブシーンは圧巻

    廃部されかかった軽音部を立て直し、文化祭のステージ・田高マニアに出場しようとする啓人。メンバーを集め、トラブルを乗り越え、練習を積み重ねていざ!というのがこの最終4巻。 ハイライトはライブの「We Will Rock You」の場面です。洋楽詳しくない人でもわかるナンバーだけに、コミカライズでどう表現されるのか気になったのですが、歌詞と回想シーンの一致もさることながら絵として完成度が高くカッコイイです。 原作読んだ人でも楽しめると思います。是非一読を!

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    投稿日: 2014.05.31