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「これでいい」と心から思える生き方
「これでいい」と心から思える生き方
野口嘉則/サンマーク出版
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総合評価

19件)
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    人の目を気にしてばかりいた若者がいた。他人の評価に怯え自分を押し殺して生きていた。だがある日ふと気づく。「このままでは、誰の人生を生きているのか分からない」と。そこから彼は自分の心の声に耳を澄ませ始めた。人の期待に応えるより自分が納得できる選択を重ねること。それが「これでいい」と思える生き方だった。野口嘉則の言葉はそんな彼に背中を押す。人に好かれるより自分を好きでいたい。結局人生の舵を取るのは自分なのだから。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    自分のことが嫌いで受け入れられなかった。 実際、他人にノーと言えないし嫌われるのが怖い。 でも人はそんなに私のことを見てないし 他人の感情を引き受けるなんておこがましい。 読んでてすごく理解できたし発見した。すごく簡単なことなのにいつのまにか他人を飲み込んでコントロールしようとしていたけどかなりしんどくなった。 そもそも人の感情をコントロールするなんて無理。へんな仕事を手放すためにノーと言えるようになりたいし、ノーと言って返ってきた反応に対する自分の感情を、受け入れる方にシフトしたいと思った。 「残念だけどごめんなさい」を心に住ませてみよう。

    1
    投稿日: 2023.11.03
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    どのような状況においても、自分の気持ちを大切にできるような生き方をすること。これこそ、本当の幸せを実現する土台になる。 自分の欲求や気持ちを押し殺してまで、相手の期待に奉仕するような人生を送る必要はない。 自分の「イヤ」を大切にできるようになると、他者の「イヤ」も尊重できるようになる。 私たちにできることは、自分の機嫌や感情の責任を引き受けること。他人の機嫌や感情はコントロールできませんが、「自分の欲求や気持ちを大切にするかどうか」「自分が機嫌よくいられるような選択をするかどうか」は私たちが自分の責任で選べる。 自分を大切にできてはじめて、自分を超えた心境に向える。 自分の人生は、自分の責任で創っていくしかない。人生で問題に直面したとき、それをどう捉え、どう対処していくかは、自分で考え、自分で選んでいくしかない。 「生きる力」とは、「自分で決める力」つまり「自分を拠りどころにして生きていく力」。それは、「自分らしい幸せな人生を実現していく力」でもある。 心の底からワクワクする答えを自分自身で見つけ出したい。 大いに葛藤し、勇気を持って選択し、そして選択したことに全力で取り組んでいきたい。 あなたがあなたを受け入れるのに、どんな条件も必要ありません。あなたは、あなた以上でもなければ、あなた以下でもないのです。そのままのあなたをしっかりと抱きしめてあげてください。 どんな状況に置かれていても、その状況の中でベストを尽くせば、そこに楽しみや喜びが見出され、さらに私たちの潜在的な力も引き出されて、人生は開けてきます。 「起こることは、本当にすべて最高なのだ」私たちの人生に起きる出来事は、すべて最高の出来事なのかもしれない。 身のまわりに起きる出来事に、なんらかの目的をもった流れが存在する。未来のあるべき方向のために、現在の出来事が起きるべくして起きている。 意識していなくても、出来事の意味はちゃんと成就する。 これまでの人生のストーリーや、すでに起きた出来事を「これでいい」と受け入れ、今できることにベストを尽くすことが大切。 私たちが出す答えに正解・不正解はありません。どんな答えに対しても、人生はダメ出しをしません。ですから、安心して、自分の物語を創っていってください。 どんなときも自分が自分自身の味方。この世界に、一人でも自分の味方がいて、しかも常に一緒にいてくれるとしたら、こんなに心強いことはない。どんなときもあなたはあなたの味方になって、あなたの道を行ってください。

    0
    投稿日: 2023.05.25
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    自分を大切にし、よりよい人生を送るためのヒントがたくさん込められている一冊。 折に触れて、繰り返し読み直したい本。

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    投稿日: 2023.03.29
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    他人、世間に振りまわされず、心の中に安心できるスペースを確保し、どう、自分を確立していけばいいのかについて書かれた本。 著者は、コーチングのプロだからか、言葉遣いが柔らかく、また、様々な分野からの引用が、わかりやすく、読み進めやすい。 自己受容とは、自己肯定、自分を好きになることとも違い、 ありのままの自分を等身大に認めて受け入れるのが自己受容。 ナルシストのように自分が他人より優れているという優越感に自己陶酔するのでもなく、条件付きで自分を肯定するのではなく、どんな自分もそのまま認める。 自分を好きになれない自分を受け止めゆるすことだという。 起きていることは全てパーフェクトであり、今の悩みも大切な意味があるのだと信じ、受け入れ、今できることにベストを尽くすことが大切である。 これらの言葉で、大きな考え方の変化があったわけではないが、何か明るい兆しが見え、清々しい気持ちになった。

    0
    投稿日: 2022.09.26
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    「相手のことは、相手にしかわからない。自分ができるのは、少しでもそれを理解しようとすることだ」 相手の機嫌をとることで、自分を抑えても相手の機嫌は決して変わらないし、自分は変えることができない。 自分と他者、親と子、夫婦間、境界線を大切にして関係を築く重要性を認識した。

    0
    投稿日: 2022.03.28
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    この本は、人生の大切な節目節目で読み返して行きたい。誰かと結婚する前に。子供を産む前に。大きな決断をする前に。夢に敗れたときに。夢を叶えたときに。読めば読むほどに、じわじわと響いてくる本。 - その人の価値は、その人が一人でいる時間によって深まる - 人生とは、不安や恐れを完全に消し去ることではなく、不安や恐れをも楽しんで享受していくこと - 人事を尽くして天命を待つ - どうにもならないことへの耐性を身につけることと、子供から大人への通過儀礼

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    投稿日: 2022.02.26
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    とてもいい本。 言葉の一つ一つが心に刺さった。 色々な人の本や、経験から具体的な考え方が書かれていて読みやすかった。 前向きになれた本。図書館で借りたけど、家に一冊ほしいなぁと思えた。

    0
    投稿日: 2022.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第1章 心の安全地帯を確立する 第2章 選択する力を養う 第3章 地に足をつけて 第4章 自己受容を深める 第5章 人生を最高の物語にする ○自分を大切に生きる ○アサーティブにノーと言うと自尊心が育つ ○日々の遊びによって子どもの生きる力が育つ ○「正しいか間違い」で考えない ○「選択するまでの葛藤」と「選択した後の体験」  の繰り返しによってアイデンティティーは確立さ  れる ○私たちが下す判断というのは相対的なものでしか  ない ○そのまま「これでいい」と受け入れる。そのため  に、自分のモノサシを手放す必要がある ユング、河合隼雄、アブラハム・H・マズローからビートたけし、または、童話や日本昔話まで、幅広い良書からの引用があり、大変分かりやすい。 最初から最後まで、わくわく感を持って愉しみながら読みました。 多くを語らずも心に響く詩を一つ。 ビートたけしさんの詩集『僕は馬鹿になった』から著者の大好きな詩を。(第4章 自己受容を深める より) 「騙(だま)されるな』 人は何か一つくらい誇れるものをもっている 何でもいい、それを見つけなさい 勉強が駄目だったら、運動がある 両方駄目だったら、君には優しさがある 夢をもて、目標をもて、やれば出来る こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ 人は生まれて、生きて、死ぬ これだけでたいしたもんだ

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    投稿日: 2021.11.24
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    心理について、とても分かりやすい言葉で書かれている。 野口先生の講演会の動画を見た後に読んだので、さらに理解しやすかった。 【講演会動画】 https://youtu.be/4IfJm7uk32s

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    投稿日: 2020.08.25
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    自由とは、自分の選択による不安や孤独感を受け入れる生き方。 自立とは、依存のない状態ではない。依存を自覚し、感謝する生き方。

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    投稿日: 2019.04.15
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    よい子、は親の期待に答えようとするあまり自分がない人になってしまう(加藤諦三) 夫婦間のコミュニケーションの要=絶対に探らない、感情移入に徹する。対立する話はそこでやめる。結論を急がない。(フランクリン・コヴィー) 相手の機嫌は相手による。自分のせいではない。相手には責任能力がないと勘違いしているから。自分の機嫌や感情のみを引き受ける。 イエスかノーの答えを探さない=真の知性とは正解のない問いを一生かけて問い続ける力である。 孤独を楽しめる人は幸せな恋愛ができる=相手を束縛しようとしない。若者は一人ではいられない症候群にかかっていて恋愛できない 一人の時間を楽しむ=テレビもインターネットも携帯もない。本、漫画、映画、コーヒーなどを楽しむ。 船の火災のときに海に飛び込む事をすすめるジョーク アメリカ人=英雄になれる、イギリス人=紳士たるもの、ドイツ人=規則では、イタリア人=女性にモテる、フランス人=飛び込まないでください、日本人=みんなやっている。 現代人は、「思い通りにならない事に対する耐性」が脆弱化している。技術の発達で快適になった。 相手が思い通りにならないこと、クレーマー、が増えた。 操作主義=自分の目の前の世界を思い通りにコントロールしようとする=執着心が根本的な苦悩を生み出す。「やる気を出させる」「部下を動かす」など。この根源は、技術の発達で思い通りになることが増えたため。 操作主義的な自己啓発書、ビジネス書が多い。 相手の人格への畏敬の念、謙虚な姿勢を失っている。 旧約聖書のバベルの塔=天まで届く塔。万能感、全能感に支配された人類の傲慢さが首を絞めている。 日本の民話の「湖山長者」。夕日を扇で招き返し、田が一面の池になってしまった。 世界は思い通りにはならないもの、コントロールできない、相手をコントロールできない、相手の人格に畏敬の念を持つ。 思い通りにならないものを思い通りにしようとして四苦八苦している。 去勢される、とは万能であることを諦める、こと。おとなになるためのイニシエーション(通過儀礼)。青い鳥症候群はこの通過儀礼を経ていない。思い通りにならない事の耐性を獲得していない。 他者との助け合いを模索しない。しばしばエリートコースの人が社会性をかける理由 子供を不幸にする確実な方法は、いつでもなんでも手に入れること。ルソー。去勢されない。 健康的な依存=適度に甘え合い、適度に依存し合う。境界線を超えて侵入しない。相手は自分と違う人格であり、尊重する。越境されたらノーという。 がっかり、残念、孤独感、などの感情は自分で引き受けて相手に要求しない。被害者意識にならない。 要求されたら、そのとおりにしないで、相手の気持ちを受け止める。自分の欲求を曲げて従うのは自立度を低める。自分の欲求を満たす習慣を作る。その結果、相手の気持を受け止めるゆとりがでる。 獄にあっては、獄でできることをする。獄を出ては、出てできることをする。吉田松陰。 その場でできることをする。 フランクル「夜と霧」収容所の中でこそ真価を発揮する。 日々是好日=日々を生きる覚悟を述べたもの。 失敗せずに成功はできない。不安を味合わずに達成感を得たい=働き者で飯食わぬ女房がほしい、と同じ。 成功という文字を顕微鏡で見ると、失敗という小さな字で出来ている。 幸せと悲しみは、水の水素と酸素のようなもの。幸せだけを味わおうとしたら、もはや水ではない。 起こることはいつも最高。 点と点がつながる=スティーブ・ジョブズ。 目標を達成できなくても悪い結果とは限らない。 悪い結果はすべてこれでいい、神の御業。 生きる意味についての問いを180度方向転換すること=人生になんの意味があるのか、ではなく人生が私たちに問うてきているもの。フランクル。

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    投稿日: 2017.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    チェック項目9箇所。自分という人間の土台を確立すれば、本来の力を発揮できます、そのための生き方を本書でお伝えします。どのような状況においても、自分の気持ちを大切にできるような生き方をすること、これこそ、本当の幸せを実現する土台になることなのです、そして、自分の気持ちを大切にするためには、自分と他者の間の境界線を明確にし、心の中に安心できるスペースを確保する必要があります、そのことによって私たちは、自分の気持ちを大切にできるようになり、また、自分が自分であることの確かさを感じられるようになるのです。子どもにとって、親から拒否されたり、親に見捨てられたりすることは、自らの命の安全が脅かされるくらいの極度の不安に直結することです、ですから子どもは、自らの安全が脅かされるくらいならば、進んで自分の欲求や気持ちを抑えるほうを選ぶのです。人は子どものころに、「このように生きていこう」と、生きていくうえでの基本的な方針を決めるのですが、これを「幼児決断」といいます、幼い未熟な思考による決断ではありますが、これが大人になってからの無意識の行動を左右する源になるのです。人は、イヤなことに対して「ノー」を言うことで、自分にとって受け入れられるものと受け入れられないものの間に境界線を引くとともに、自分と相手の間にも境界線を引き、心の中に安心できるスペースは創り出します、このとき、しっかりした境界線を引けるほど、その内側のスペースは安全度の高い、より安心できるスペースになります、このスペースは、「心の安全基地」にもたとえられますが、この安全なスペースこそが、喜びが育つ場所なのです。相手の権利を侵害することなく、自分の要求や意見を率直に表現する態度を、「アサーティブな態度」といいます、これは、自分も相手も大切にする建設的な態度であり、また、自分と他者の間に建設的な境界線を引くために必要な態度でもあります。アサーティブに「ノー」を言うことを実践するにあたって、「自分の境界を守るためのルール」を作っておくと、それが行動をあと押ししてくれます。一人の時間は、とても豊かで贅沢な時間です、「誰にも気を使わなくてよい、自分のためだけの時間」であり、「他者との人間関係から解放されて、自分の心の声に耳を傾けることができる時間」であり、「自分と深くつながり、自分が自分であることを実感し、本来の自分に立ち戻ることができる時間」なのです。ありのままの自分を等身大に認めて受け入れるのが自己受容です、「こんな条件を満たしているから自分は素晴らしい」と、条件付きで自分を肯定するのではなく、どんな自分もそのまま認めるのです、自分を好きになれないときも、そのことを認めてゆるしたらいいのです。私たちは、「この状況さえ打開できれば自分の本領を発揮できるのに」とか、「チャンスにさえめぐり会えば、自分の持ち味を発揮できるのに」などと考えてしまいがちです、しかし、私たちの真価や本領や持ち味というのは、常に今この瞬間に問われているのであり、そして、今この場で発揮できているのです。

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    投稿日: 2014.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自己受容、自己肯定ができない人は必読の書かもしれない。 それができる人、自分が大好きな人に取っては不要。 逆にそういう人に取っては、「依存を排除した自立」ではなく「健康的な依存」のほうが難しいのではないかと感じた。

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    投稿日: 2014.12.01
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    初めての自己啓発本。ずっと毛嫌いしていたジャンルだったけど、そろそろ挑戦してみたかったのと、色々抱えきれないことが多くなってきて。 結果、すごく良かった。もっと若いうちに読めば良かった、ではなくて、読むべき時に一番いい本に出会えた感じ。 いろんな情報の中で自分にとって一番いい取捨選択をしながら生きているつもりでも、休みなく突きつけられる選択に、自分の一番を見失ってしまって、慌てて「正しさ」を探してしまうのだけど。 正しさも一番も今はどこにもない、選んだ先の未来にしかないもので。それが正しいか一番かは常に1秒後、一分後、明日、来月、来年、未来が背負う。

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    投稿日: 2014.09.18
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    すごく地味だけど、でも今の自分にとってすごく大切な事が書かれている本でした。自分は、今年41歳心理学者ユングによると「人生の後半」に差し掛かります。この本はまさに人生の羅針盤になるような本だなって感じました。お勧めです。

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    投稿日: 2014.05.05
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    これまでの自己啓発書にありがちな、押しつけがましさが一切感じられない。 書籍に書かれたことはま正しいことであっても「それができないから苦しんでいるんですが?」という責められたような気持ちになったり、ジレンマに苦しめられずに読み終えることができ、気持ちがかなり楽になった。

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    投稿日: 2014.04.04
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    心理学的観点から、自分の人生を肯定する方法についてとても論理的に分かりやすく書いてあり、まさに「運命的な出合い」とも言える本でした。これまでに自己啓発本は読み漁ってきましたが、様々な分野の良本や賢者の言葉を引用しながら生き方を示唆していて、こんなにも自分が納得出来て前に進もうと思えた本はありません‼︎今後も読み返しながら、自分の道創りのヒントにしていきたいと思います。

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    投稿日: 2014.02.23
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    心理学の観点から人生について考えられる本。事例もたくさん掲載されており楽しめた。引きこもりの話が印象的である。

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    投稿日: 2013.12.17