
総合評価
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powered by ブクログ沈黙者が誰なのか考えながら読んでいたけど、最後まで読んでみて「なるほど!そういうことねー」と声が出た。 折原さんの作品なので、どんな叙述トリックがあるかと覚悟しながら読んでいたけど今作はあまりびっくりする展開ではなかったかなあ?
10投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックだと分かってはいても見事に騙され、最後まで息をつく暇がなかった。しかし、現実に照らして考えると無理がある場面が幾つか見られた。読書メーターの他の方が述べているように、沈黙者が名前を頑なに拒む動機が弱すぎる。そして、姉が留置所を訪ねた際に看守なり警察なりに自分の弟だと告げれば、彼は沈黙者から開放され、長い刑期を迎えることにならず、ひいては殺しを犯すこともなかったのではないか。
0投稿日: 2022.10.20
powered by ブクログはじめての折原一さん、するする読みやすかった。 2つの話がいい具合に絡み合って、どんどん引き込まれた。 ラストの種明かし?が一捻りふた捻りで最後の最後まで楽しめた。 しかし…自分の名前を明かさずに裁判、懲役、出所なんて出来るのかな?もし出来たら前科なしで社会復帰?この発想がすごいと思った。
7投稿日: 2021.11.12
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【超ネタバレ、自分用メモ】Amazonで酷評されていたから読まないで図書館に返そうかとも思ったが、すぐ読めそうなので読んでみた。。。久喜で同じ日に起こった一家惨殺事件と夫婦惨殺事件。どちらも息子が行方不明。一家は元校長老夫婦と息子夫婦、孫2人の2世帯住宅。生き残った孫の女子大生と発見者の新聞奨学生が謎解きとまでは行かないがゆるくその後を追う。もう一方の殺された夫婦は元警察とその妻。並行して進む話は、万引と軽い暴行で捕まり沈黙を貫いたために服役までする少年の話。てっきり行方不明の息子かと疑いながら読むが、これは過去の話。一家の息子夫婦の夫がかつて厳格な教師だった父に反発していた頃に起こした不祥事。海外放浪まで隠蔽工作して家族のメンツを守り、親の紹介で結婚もしたのに、久喜に過去を知る元警察が引っ越してきて、回顧録を書いていると知り、殺人に及んだ。しかし、その日のうちに殺された夫婦の息子からの逆襲で自分と両親、妻を殺されることになる。一家の息子は連れ出されてから殺されるが、初めの捜査で見つからなかったと言いつつ、その日のうちに殺されている?ちょっとわからなかった。動機がおかしい、沈黙の理由がこんなもの?という感想が多いが、こんなものでは?作者も言うとおり、衝動的なだけにかえってこんがらがり、驚くような事件の理由は他人に理解できないようなものだったりするのではないか。
0投稿日: 2019.10.26
powered by ブクログ沈黙者が一体何者なのかと想像しながらよみすすめていく。どうしてそうなるのかと納得出来ずに読み終えていく。しかし、犯罪とは誰もが納得出来なくても起きるものだ。
0投稿日: 2018.08.18
powered by ブクログ直線距離1キロと離れてない2つの民家で惨殺事件が起こる。2つの現場には同一の足跡や血痕が残されており、それぞれの家族の息子は行方不明に。 一方、デパートで万引きを働き逮捕された若者は頑なに名前を名乗らなかった。 2つの凄惨な殺人事件と沈黙を守る万引き犯。2つの事件を関連づける解決編は、おそらく誰にも予想できない。
0投稿日: 2017.06.02
powered by ブクログ比較的軽い罪で逮捕された男は、なぜ頑なに素性を隠すのか? 同時進行していく一家惨殺事件との関連はあるのか? 物語は事件をノンフィクション作家が取材しているといった形で進行しているので、作家自身の視点もあり、インタビュー相手の視点の場合もあり、そのときどきによって視点が変わっていく。 折原さんの物語ということで伏線や仕掛けがあることを承知しながら読み進んだ。 終盤まで読者を振り回す筆致力といい、展開の妙といい、物語に引き込まれていった。 だからこそ思う。 「これが動機?」と。 意外な結末を期待していたが、まさかこんな残念なものだったとは。 あまりに弱すぎる動機に到底納得できず、表向きはこの動機になっているけれど本当は別の意味が隠されているのでは?などと思ってしまった。 より折原さんらしい物語を読みたくなる・・・そんな一冊だった。
1投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログ折原一に求めているものとはちょっと違った。 「『沈黙者』?一応読みました。」という程度かと思います。 辛口ですけど。。。
0投稿日: 2016.10.26
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冒頭にバリンジャーの「歯と爪」からの引用が掲げられている。折原一の作品ということもあって,叙述トリックを駆使した作品であろうことは想像に難くない。 内容は,五十嵐友也というノンフィクション作家による作品という想定。五十嵐友也の視点,アルバイトの新聞配達員の視点,万引き現場から捜査中,取り調べ,裁判から刑に服するまで,氏名を名乗らなかった「沈黙者」についての描写,殺人者の視点といった視点から描かれている。 校長先生の家である「田沼家」で,一家のうち4人が惨殺される事件,同じ町内で起こった「吉岡家」の夫婦惨殺事件という二つの事件が描かれる。二つの事件の描写と,田沼家の生き残りである田沼ありさと立花洋輔による捜査が描かれ,その最中に名前を名乗らない万引き犯である「沈黙者」についての話が描かれる。 終盤に一気に真相が明らかになる。真相は,沈黙者は,田沼家で行方不明になっていた「ありさ」の弟ではなく,「ありさ」の父の田沼繁だった。田沼家事件と吉岡家事件の間に挟むことで時制を混乱させるが,実際は二つの殺人事件より遥か昔の事件という時制を誤認させる叙述トリックが使われている。 そして,吉岡家惨殺事件の犯人は,田沼繁だった。田沼繁が,かつて,自分の捜査をした警察官だった吉岡に復讐をし,吉岡家の長男である吉岡弘が,その復讐として田沼家を惨殺したのだ。田沼繁が,懲役6年の実刑を受けてまで,氏名を明らかにしなかったのは,自分の祖母に辛い思いをさせないためだった。 折原一が実際に裁判を傍聴し,知った氏名を黙秘した男の事件をベースに描かれた小説とのことだが,田沼繁が,氏名について沈黙を守った動機が,おばあちゃんのためというもので,イマイチ腑に落ちない。二つの惨殺事件の真相が犯人が別々でそれぞれが復讐だったというのは,衝撃的ではある。ただ,やや動機が弱いという気もしてしまう…。読んでいる途中は,どういった真相なんだ?とワクワクしたが,オチが途中の盛り上がりほどではなかった。折原一の作品はこういう傾向が強い。駄作ではないし,★3かな。
0投稿日: 2015.11.25
powered by ブクログトリックを悟らせない構成は流石に素晴らしいが、惹き付ける謎だっただけに、終盤の呆気なさが少々物足りない。
0投稿日: 2015.10.24
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叙述トリックの名手、折原一の長編ミステリー。「━者」シリーズの中の一冊。 このシリーズ、以前に「冤罪者」を読んでいて、なかなか良かったので今回も期待して読み始めた。 一家四人の惨殺事件に始まり、その後、発見される別の老夫婦の他殺体。一方、池袋で万引きで逮捕された男が、自分の名前も明かさないまま裁判が進められる。この沈黙者は何者なのか。二つの殺人事件と沈黙者の関係は・・・? 読み始めてからグングン引き込まれた。謎の提示、様々な視点で語られる文章など、退屈させない進行でどんどんページが進んだ。「私」とは誰なのか?「沈黙者」はなぜ名前も住所も明かさないのか・・・?こんな謎を提示されたら、そりゃ睡眠時間を削ってでも読むのがミステリー好きの性だよな。 読み進めて半分を超えた辺りかな、ふと思ったんだが、もしかして殺人事件と沈黙者の時間軸はズレて描写されてるんじゃないか?結果的にこの予想は当たってたんだけど、細々した理由なんかは解るわけもなく、最後まで一気呵成に読破。 よく出来てる小説だと思う。 ただ、自分的にマイナス点も・・・。 ・沈黙者が名前を明かさなかった理由が少し弱いように思う。 ・2件の殺人事件の動機にしても、微妙・・・。 ・犯人逮捕が、いささか唐突なきがする。 まぁ、ミステリーの分類でいくと本格でも社会派でもないし、この辺りは許容範囲になると思う。叙述トリックとしては上々の出来栄えの小説であることに間違いはないな。 背表紙~ 埼玉県久喜市で新年早々、元校長の老夫婦とその長男夫妻の四人が惨殺された。十日後、再び同市内で老夫婦の変死体が発見される。そして一方、池袋で万引きと障害で逮捕された男が、自分の名前を一切明かさぬままに裁判が進められる、という奇妙な事件が語られていく、この男は何者か?巧緻を極める折原ミステリーの最高峰。 う~ん、最高峰ってのは褒めすぎじゃないかな。他にも面白い小説をたくさん書いてるし・・・。 「あとがき」にも書かれてるんだけど、作者は、いわゆるB級と呼ばれる事件が好きで、それをヒントに小説を書くことがあるそうだ。「冤罪者」と同じく本書にもモデルとなった事件があるそうだ。 ☆4個 「━者」シリーズ、全作品を読破しようかな・・・。
0投稿日: 2015.09.16
powered by ブクログニ家族惨殺事件と、決して名を名乗らない万引き犯の話が同時進行する。せっかく面白い内容なのに無駄に長くしすぎた気がする。中だるみが過ぎて真相にたどり着いた時には退屈してしまっていた。残念。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ同作者の「倒錯のロンド」がおもしろくて読んでみた。読みやすくて一日で読めた。二つの話が異なる視点から描かれていき、最後にそれがつながるようにできているが、その仕掛けが見えてしまうところが残念だった。ただ、作品ごとに新しい手法を取り入れるところはさすがというところ
0投稿日: 2013.05.07
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冒頭から引き込まれる内容で、 あっという間に読み終えてしまいました。 実は途中から 「なんかこれ、前にも読んだ気が...」と気づき、 中盤になり 「やっぱり読んでるわ...」となり、 ちょっと気持ちがペースダウンしたのですが、 幸いにも(?)ラストを全然おぼえてなかったので そのまま突っ走りました。。 2度目なのにとっても意外なラストでした。 沈黙を守った理由が あまりに平凡というか、なんのひねりもなかったことが ちょっと残念。 でもぐいぐい引っ張っていく力、読ませる力はすごいです。
0投稿日: 2012.11.02
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なるほどぉ……と思いつつも、オチが予測できてしまったので、若干の驚きが欠けてしまったかも。うーん。
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログ叙述テクニック(トリック)炸裂の一冊。 6人家族の内、孫である女子一人だけが生き残るがもう一人男子が失踪。 その一人が事件に関与していると見られるが・・・。 最後50ページほどは集中して読まないと頭が混乱してしまいます。 この作品は天井男の奇想より明らかに理解しやすいです。
0投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログ2つの話が平行して進んでいく・・・この作者のパターン? 名前を名乗らなかった理由がイマイチだけど、本自体は面白かった。
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ埼玉県久喜市で新年早々、元校長の老夫婦とその長男夫妻の四人が惨殺された。十日後、再び同市内で老夫婦の変死体が発見される。そして一方、池袋で万引きと傷害で逮捕された男が、自分の名前を一切明かさぬままに裁判が進められる、という奇妙な事件が語られていく。この男は何者か?巧緻を極める折原ミステリーの最高峰。
0投稿日: 2011.03.03
powered by ブクログはやく犯人を知りたい一心で読み進めました。 読み終わったあとには、あぁ〜そうだったのかぁと感嘆させられる仕掛けが満載です。 結果を知ると、折原さんの頭の良さを垣間見れるというかなんというか、私なんかじゃ到底考えつかないトリックだなぁと思いました。 この犯人がわかったら本当にすごいなぁと思います。色々考えたんですが、私は全くの大外れでした? でも、年明け早々良質ミステリーを発見できて満足です(笑) また実際の事件や判例を参考にしているらしく、そういうのが好きな人には是非オススメしたいと思います。
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 警察でも裁判所でも、そして刑務所でも、自分の身元を一切明かさぬ謎の男。そして2家族6名を一夜にして殺害した凶悪殺人事件の真犯人は?巧緻を極める折原ミステリの最高峰。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログ折原一「沈黙者」 ルポルタージュ形式で書かれた部分が合間に入って混乱を誘う、折原一お得意の感じ。「冤罪者」と比べテーマがわかりやすく一貫していて、すっきりと読みやすかった。 ミステリーだって、犯人を推理する以前にストーリーとして面白くなければならないと思うので、そういう意味では〇〇者シリーズでは今のところ一番面白かった気がします。 まだあと1タイトル残っているので、楽しみです。
1投稿日: 2010.04.27
powered by ブクログ本当に久しぶりに折原氏の作品を読む。倒錯のロンド以来かも・・。叙述物なので、つい最後が知りたく、読み進めてしまう。途中、沈黙者にいらいらしつつ、最後まで読ませるリーダビリティはさすが。最後は別段のサプライズを感じなかった。ストーリーはつながったが、沈黙の理由がコレ?懲役を食らう理由として、弱くない?という感じ。
0投稿日: 2010.01.09
powered by ブクログ二つの一家惨殺事件と、自分の名を名乗らないまま裁判にかけられた男の話が、交錯して続く。 読み終われば、ああそういうことか、と納得するんだが、それにしてもなぁ。一家惨殺にいたる動機がこれでいいのか? なんか納得がいかないのであった。 一見、複雑そうな構成だが、実際はそうでもなくて、巨大迷路ですごいわくわくして入ったのに肩透かしだったって気分になる。 うーん、折原一は密かに好きなんだけど、この○○者のシリーズはあわないのかもしれない。 にしても、この表紙はすごいいいね。
0投稿日: 2009.11.22
powered by ブクログ実際にあった裁判から構想を練り上げたというのがすごい。でも、期待してたより最後の驚きはなかったかも…
0投稿日: 2009.10.04
powered by ブクログ二つの事件を交互に描写しながら話を進めていくが 長く書いた割に二つの事件の結びつきにたいした意味があるように思えずラストの驚きに欠ける
0投稿日: 2009.01.19
powered by ブクログ折原一さん。私が大学入っていろいろなミステリー読んでる時に出会いはまってしまった作家さんです♪ 彼の本は本気で犯人がわからない!!私だけかもやけど・・・苦笑 これは2つの話が同時進行してて・・・と思いきや!!そうやったんや!!!っていう。最後のどんでん返しがいっつも好きです☆
0投稿日: 2009.01.12
powered by ブクログ2つの一家惨殺事件と万引き犯として捕まり沈黙する少年。文章の構成からすればなんとなくトリックはわかってしまうね(笑)しかし物語自体は面白いから良かった(笑) 削除
0投稿日: 2008.10.03
powered by ブクログ折原氏の作品は今回が初。ミステリーだと思わずに読んでみた。全体を通してちょっと退屈してしまう。だいたい途中で止めてしまうんですが、この作品、なぜか最後までしっかりと読み終えたんです。不思議な余韻が残りました
0投稿日: 2007.10.03
powered by ブクログ2007/7/10〜7/15。万引きからの障害致傷でつかまった犯人が名前を名乗るのを拒否したことで行われる裁判と、2家族で起こった連続殺人事件をからませた内容。どのように締めをするのか?と思っていたら... なるほど、折原氏らしい結末でした。内容を書くわけにはいかないが、折原氏の作品を読むときにはいつも注意深く読まないといけない、誰の目線か?という部分にいつも以上に注意しないといけない作品であった。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ絶対に面白い。最後まで読んでも、あれ??ともう一度、復習するように、読み返して・・ああ。そうなんだ。あぁ、なるほどぉ。折原さんの作品は、そこが楽しい。最後の佐野洋さんの解説と、さらには、それに答える折原さんの手紙が載っているが。それも、興味深い。事実は小説より奇なり・・って、確かに。2007.6
0投稿日: 2007.06.22
powered by ブクログ同じ町で同じ人物が第一発見者となる殺人事件が起きる。 片方の殺人事件で奇跡的に一人生き残った娘と、第一発見者が犯人探しを… それに絡んで、万引きした少年が名前を言わなかったせいで実刑を受けることに。 二つの殺人事件につながりはあるのか。 万引き犯の正体は… ラストに明かされる殺人事件の犯人と投獄された万引き犯のつながりに驚愕。 さすが折原一とうならせる作品。
0投稿日: 2007.02.25
powered by ブクログ沈黙者が誰かって言うのは最初の方に伏線があるんだけど、でも家族構成と時間が、結末を分かりづらくしてる。 気付けば昨日今日の数時間で読み終わってた。 うーん。面白かった。 冒頭にこの前読んだばかりの「歯と爪」が引用されていて、私にとってはタイムリーで良かった。 それに初の作家さんなのに、読みづらさがなかったのも良い。
0投稿日: 2006.10.01
powered by ブクログタイトルを見た時に少し前に騒がれていた「本名を明かさないまま判決の下った裁判」のことを思い出しておりましたら、やはり、それがベースとなっておりました。 うっすらと感じるものがあります。 読み応え、ありますよー^^
0投稿日: 2006.08.06
powered by ブクログ初めて読んだ折原作品。ネットとかで作者の作風を知っていたんだけど・・・やられました。とても面白かったです。
0投稿日: 2006.06.20
powered by ブクログ『冤罪者』→『失踪者』→『沈黙者』とお読みください! どんなに見破ろうとしても折原氏の叙述トリックは見破れない!
0投稿日: 2005.10.06
powered by ブクログ最後30ページまではぐいぐい引き込まれて読んだものの、終わりが淡々としすぎていたため、納得のいかないものになった。これが倍以上の長さであれば、相当面白いものになるのになと思った。
0投稿日: 2005.06.23
