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夢見の猫風の犬宮
夢見の猫風の犬宮
牧野礼、中川学/くもん出版
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    「日本史を【物語】で知っていきたい」とふと思い立ち何でか手に取った『夢見の猫 風の犬宮』(牧野礼)。 あらすじに書かれた《平清盛》が気になったのかもしれない。(自分のことだけどわからない) 狼好きとしては「モロみたいな大きな犬が出てくる」という所も大きなポイントだったと読み終えた今では思ってます。 今回【蠱毒】という呪術をメインとして話が進むのですが、 『犬夜叉』(高橋留美子)や『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』(中村颯希)で内容知ってたからすぐにイメージついちゃったわ。 【マンガで先に内容を知って、本を読む時に役立つ】なんて経験初めてです。 さて本題の日本史ですが… 今回の場合は武家社会への移行段階にあたる時代を背景としたお話であり、 ザックリとした内容は掴めました。 いきなり細かい所から行っちゃうとすぐに頭がパンクするから、 ちょっと間こんな感じで進めたいな。

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    投稿日: 2023.08.28
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    猫と人間を祖先に持つ千足の猫の一族は、猫と人間のどちらの姿にもなれる。夜斗は大好きな尾長に求婚され夢見心地だったが、その矢先、尾長が急死してしまう。死者のの魂に会えるという「呼び返しの祠」に向かった夜斗だったが、千足の猫を狙っていた蠱毒使いの虫頭に捕らえられ殺されそうに…。 平清盛と院の争いを背景に、不思議な生きものたちが戦う物語。 とても面白い設定で、シリーズ化するといいかもしれない。物語は少し消化不良のところもありますが。

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    投稿日: 2012.04.21
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    平清盛の時代の和風ファンタジー。 でも、歴史は意識しないで読めます。 「恋」が前面にきていてもおかしくない物語のはじまりなのに、そこは意外にあっさりしてます。(私は「あっさり」の方が気持ちよく読めました。) 挿絵が雰囲気があって、いいなぁ。すごく好きです。

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    投稿日: 2012.04.04