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ブンとフン
ブンとフン
井上ひさし/新潮社
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総合評価

63件)
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    小学生で初めて読んだけど、その時はいい大人がこんな面白い話書くんだなと思った。少し経って読んだ時は、なるほど舞台の人らしい書きぶりだな、面白いなと思った。合わせ鏡から悪魔が出てくるのが、信じてないけどもしかしたら、とゾワゾワしたのも思い出した。短くて軽妙だけど「人間」の本質の話だったかも

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    井上ひさしの小説初読み。 十二人の手紙と言う作品を読もうと思っていたものの、積読すること 月日は立ち、ラジオ番組でこの小説のラジオドラマを拝聴したことがきっかけで、 小説を読みたいと思いつつも、なかなか入手できずじまい。 ようやく入手出来て読むことになりました。 フンと言う、まったく売れることがなく人里離れた場所で貧乏暮らしをする 小説家が書いた作品が、ある日突然売れたことで、担当者が、 お金やフン先生の好きな嗜好品を持ってきます。なんか裏があるのかと 勘ぐっていたところ、突如、小説原稿からブンという四次元の大泥棒 が現れ、三次元のフン先生の世界で泥棒を働き始めるという物語。 果たして、どうなっていくのか、なぜ「ブン」と言う作品が突如売れ始めたのか。 冒頭に書いた、ラジオドラマきっかけと言うことで、 そのラジオドラマでは、今となっては大昔、井上ひさしがまだ小説を 書く前の、脚本や戯曲を書いていた頃の児童向けとも言える ラジオドラマに書いた脚本である。 そのラジオドラマでは、テンポが良く、時代的に声優とは言われていませんが、 声優たちの演技力に音楽が素晴らしく、ブンの声を超ベテランで日本人なら 知らない人はいないと言っても過言ではない、黒柳徹子が担当している。 このテンポ良く展開するSFファンタジー的な作品の小説を読んでみたい、 と思い、幾日かようやく手にして読んだ結果、ラジオドラマとは違う部分も 多く、そもそも、フン先生の状況と言うのはあまりラジオドラマでは描かれて いないので、そいうところや様々なブンの行動など、より多く楽しめる 展開となっていました。どちらが良いかと言うと、どうしてもラジオドラマ と個人的には思う次第ですが、それでも読めたことは良かったと思います。

    0
    投稿日: 2025.09.18
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    すごい奇想天外な話だった。着地点がどこなのか想像できず…。最後は落語のオチみたいだなと感じた。 ブンのあのはちゃめちゃぶり(フン先生も大概だが笑)はアニメにしたら子ども達に受けそう。

    0
    投稿日: 2024.12.13
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    崇拝する鈴木涼美先生のおすすめ本だけど、私は彼女のレベルの頭がないので面白さは完全には分からないまま読み終えた。

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    カラマーゾフの兄弟を読んだ後だったので、何も考えることなくクスッと笑いたくて読んでいた。まさかドストエフスキーと裁判が出てくるとは思わず、こんなとこでも笑った

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    投稿日: 2024.05.20
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    井上ひさしの処女作。 売れない作家フンが書いた作品の「ブン」が、 発行部数分だけ実際の世界に飛び出し、 四次元怪盗として、世の中のありとあやゆるもの盗みまくる痛快小説。(2010.11.19)

    0
    投稿日: 2023.06.23
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    めちゃくちゃなストーリーである中に風刺が富んでいて、さらに言葉の使い方においても普通じゃない感じがあり、簡単には感想が出てこない。 処女作とのことで単純に目立ちたかったのかなとも思ったけど、著者のウィキペディアを読んでみると一筋縄ではなさそうな生い立ちであられ、どんな背景でこの作品を書くに至ったのか、なかなか想像ができない。もう少しこの方の著作を読んで、じっくり味わってみたいと思った。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    ① 開始:2023/1/4 終了:2023/1/5 感想 ポップコーンのように次から次へと跳ねでる面白さ。いつまでもブンの秘密には触れられないナンセンス。だがそこがこの小説を傑物たらしめる。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    父が子供の頃に読んだ本と聞いて、こっそり買って読んでみた一冊です。 想像以上に、凄く楽しめます。本が読者に語りかけてくるスタイルで、ページの中にのりしろがあったり、切り取り線があったり。昔大好きだったかいけつゾロリやおばけマンションを思い出して、ワクワクしました。 何回も読みたくなるフレーズが沢山あるし、ストーリーもワクワクするし、終わり方も突然に見せかけて凄く綺麗だったし、創作とはこの本で表現されたようなことを言うんじゃないかな、と思います。 最初に書いた本がこれってすごいなぁ。他の本や作品も観てみたいです。

    1
    投稿日: 2022.02.23
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    最初の方はくだらない作品かと思って読んでいたけど、後半は結構良いことが書かれていた。 人は地位や名誉やお金に恵まれると、本当の自分がわからなくなる。だからブンはそういったものを盗んだと書いてあり、確かにそうだなと思いました。 お金がなくても、良い地位じゃなくても、本来の自分はあるはずで、楽しく日々を送れるはずです。子供の頃の私達がそうであったかのように。社会に出るとどうしてもお金とか地位とか名誉に目がいってしまいます。 30年前にこのような子供も読める小説の中で上記のことが書かれていることに衝撃を受けました。 大人も子供も読むべき本。特に今のこの世の中を生きる人達に読んで欲しいです。

    0
    投稿日: 2021.10.03
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    言葉遊びの天才! キリトリ線にのりしろに、なんてお茶目なのか。 一から十までふざけているようでいて、そこには皮肉があったり平和を祈っていたり…。 だけど、押し付けがましくなく、サラッと語ってしまうところがいいなぁ。 処女作ということで、きっと荒削りなところもあるんだろうけど、同時にエネルギーもある気がする。他の作品も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2020.01.10
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    昔、新聞連載されて挿絵が漫画っぽく、読もうかなと思った記憶がある。今回初めて読んだが、破茶滅茶で元気が出るパワフルな内容である。新聞連載といえば『偽原始人』もあったなぁ。2019.9.2

    0
    投稿日: 2019.09.02
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    井上ひさしさんの「他人の血」という作品を少し前に読んで、面白かったのかそうでないのかを確かめたくて手に取りました。ブックオフなどに行ってもなかなか作品が無くて、あちこちで探してやっと見つけました。 井上さんは、まさに筒井さんの兄貴と言えるくらいのヘンテコ小説で、ヘンテコ小説が大好きなワタシはまたどこかで作品を見ればまたどこかで買ってしまいます。

    0
    投稿日: 2019.01.10
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    今まで読んだ本の中で最も突飛でくだらない。著者のあとがきを読み、世の中の常識へ疑問を投げたものだと言う点で納得がいった。ギャグの連発が天才だと思う。

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    投稿日: 2016.09.13
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    作家のフン先生とその作品からとびだしたブン。 ミュージカル的。どたばた。 解説によると「ナンセンス文学の傑作」C0193

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    投稿日: 2016.05.04
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     井上ひさしの小説デビュー作。いわゆる「パニックもの」で、社会の「常識」や「秩序」をユーモラスかつアイロニカルに「解体」しているが、1960年代の時事を背景とした作品なのでさすがに古さは否めない。

    0
    投稿日: 2015.08.19
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    まるでミュージカルのようだ。愉快なようで人の本質を突きつけられている気もする。だからこそ奇想天外と笑って終わってもいいのかもしれない。 2015/6/4

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    作家が生みだした怪盗が小説を世界中で大暴れするだけの話ですが、文体が軽快、痛快でついつい笑ってしまいます。この手のナンセンス作品は読んだことがありませんでしたが、楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2015.02.13
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    相当久しぶりの井上ひさし。「ドン松五郎」なんて好きで中学以来、何度読んだか忘れるほどであったが、そういえば代表作の「ブンとフン」は読んでいなかった。パラパラっとめくって、読まなかった理由がわかった。ワタクシは、改行の多い詩を書くのも読むのも苦手なのである。パラパラっとめくるだけでいくつも出てくるが、もう大人なので無視して読み始め。 そういう個人的な事情は置いておいて、読書家向けに簡単に書くと、ストーリー内でも数回引き合いに出されている、北杜夫の「怪盗ジバコ」を丁寧に書いて、オチまでつけたというような話だ(オチはむちゃくちゃだが)。違いは、あちらはの怪盗は生身の人間であったが、こちらは本から現れた架空の存在というところ。読書家でない人に解説すると、本から主人公が出てきて大騒ぎというSFがかったファンタジーコメディーで、戯曲というか、ミュージカル風に話が進む。 気になっていたその詩は、よく読んでみるとダジャレがメインになっているので面白みはわかるものの、やっぱり電車内で読むと何故か気恥ずかしいし頭に入ってきにくいのが難点。そこは無視するとして、後の名作「吉里吉里人」と同じような結構下品なネタもありつつのドタバタで、途中から社会現象に話を広げるあたりも井上ひさしらしい展開であります。 あとがきで本人も書いているように、井上作品の中でも群を抜いてハチャメチャなので、そういう話を読んで腹を立てる人やフィクションやユーモアを解さないサイキンのオトナの人にはまったくもって向きませんが、読書家ならずとも、一度は読んでおきたい名作(迷作?)であります。

    0
    投稿日: 2015.02.11
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    【本の内容】 「ブンとは何者か。 ブンとは時間をこえ、空間をこえ、神出鬼没、やること奇抜、なすこと抜群、なにひとつ不可能はなく…」フン先生が書いた小説の主人公、四次元の大泥棒ブンが小説から飛び出した! たちまち全世界に、奇怪なしかしどこかユーモラスな事件が…。 あらゆる権威や常識に挑戦する奔放な空想奇想が生む痛烈な諷刺と哄笑の渦。 現代戯作の旗手、井上ひさしの処女作。 [ 目次 ] [ POP ] デビュー作には、その作家のすべてがある、とは文学の世界でしばしば言われることだが、それは今年4月に亡くなった井上ひさしさんの小説デビュー作『ブンとフン』(新潮文庫)にも当てはまる。 奇想天外な筋立て、権威への痛烈な批判、バカバカしさの中に豊かさを秘めた言葉遊び――。 40年も前に書かれた作品を読めば、ただまっすぐに、ぶれることなく生きた井上さんの人生が見えてくる。 物語は、売れない作家フンが書いた小説の主人公の大泥棒ブンが、現実に飛び出す所から始まる。 世界中で奇怪な事件を起こしたブンは次に、人間の一番大切なものを盗もうと決める。 〈ほう、そりゃあなにかね?〉と尋ねるフンにブンは言う。 〈権威です(中略)権威をもつと、人は、愛や、やさしさや、正しいことがなにかを、忘れてしまう〉 ページの端に「のりしろ」「キリトリ線」があったり、ヘンテコな歌があったりと笑えるシーンも満載。 新潮社は「今の中高生に小説の面白さを伝える1冊に」と今夏、14年ぶりに「新潮文庫の100冊」フェアの対象作に復活させた。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.09.21
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    小学3年で初めて感想文を書いたのがこの本。フン先生の書いた小説から飛び出したブンが大暴れ。点線やのりしろでいたずらを。ナンセンスに初めて触れた本。井上ひさしさんご冥福をお祈りします。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    劇作家の井上ひさし氏の処女作。ああ、小説ってこんなに自由奔放で勝手気ままでいいんだなぁ、と嬉しくなる作品です。「世のお母さんたち」に読まれたくない部分にはノリシロがあり、このページを糊で貼り付けてしまうように、などという指示が出ていたりして、著者の遊び心にもニヤニヤしてしまいます。200ページぐらいですが、一日で一気に読めます。 何せ刊行されたのがもう40年前ということで、登場する有名人や時代背景なんかはさすがに古いですが、随所に出てくる言葉遊びや語呂合わせ、著者の豊富で奔放な想像力と悪ふざけ、そして世の中への風刺は今でも鮮やかに輝いてます。きっと、これから数十年後に読んでも、やはり同じような色彩とシニカルな視点を読者に与えてくれるのだろうと思います。 ナンセンス文学であり、世界への皮肉や批判も内在している風刺文学でもあるこの作品、時々本棚から抜き出して読めば、声を出して笑える時間を与えてくれるでしょう。

    1
    投稿日: 2014.08.31
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    ちょっと読んでおかなくちゃいけないかなぁと思って。本当は小さい頃父親に、吉里吉里人をすすめられて、そのまま大人になってしまっていたのだけど、長いしとりあえず手にとりやすいものから、と。 でも、遊びが随所にはさまれているところも面白かったし、ミュージカルになったりしているけど、一度みてみたいと興味をそそられた。 長いのも読みます。

    0
    投稿日: 2014.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブン「人間に歴史なんかあってもしかたがないと思わない?だて、人間がほんとうに歴史からなにかを学んでいるなら、一度やった失敗は二度と繰り返さないはずよ。ところが人間は、たとえば、しょうこりもなく戦争などを繰り返しているわ。人間には歴史なんて宝のもちぐされなのよ(p.112)

    0
    投稿日: 2014.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    貧乏作家のフン先生の小説から主人公のブンが現実世界に抜け出して大騒動を繰り広げる。 「どうせ盗むなら、人間の一番大切なものを盗んでやろうと思ったんです。」 「ほう、そりゃなにかね」 「権威です。人を思いのままに動かすことのできる、あるもの。  お金も出世もホコリも、努力もよい行いも、なにもかもみんな、権威、力をもつための手段にすぎないんです」 「でもねェ、ブン、もしそうだとしても、権威をもつことがなぜいかん?」 「人間の目がくもりますもの。権威をもつと、人は、愛や、やさしさや、正しいことがなにかを、忘れてしまうんです。  そして、いったん、権威を手に入れてしまうと、 それを守るために、どんなハレンチなことでも平気でやってしまうのだわ」 劇作家 井上ひさしの処女作。 各章に出てくる語呂合わせ、言葉あそびに、舞台劇の風合いを感じる。 読者に直接語りかけたり、エッチなページに封印用のノリシロを付けたり、コント55号・高見山が登場したりと、 楽しませようとするサービス精神に富んでいる。

    0
    投稿日: 2013.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    売れない小説家フンが書いた小説の主人公ブン、できないことは何もない神出鬼没の四次元大怪盗、が小説から飛び出してさぁ大変。世界中でハチャメチャな事件が起きるという物語。 井上ひさしさん風の言葉遊びと風刺に富んだ作品でした。 小説「ブン」が大ヒットとなり、生原稿からだけでなく、増刷された本からもブンが飛び出すのですが、それらのたくさんのブンが集まって会議する場面がなかなか面白かったです。 同じブンのはずなのに、それぞれが個性をもっていて、その台詞一つ一つが辛味たっぷり。 刑務所のくだりなども、皮肉たっぷり。 ふふふと笑ってしまう、痛快な小説でした。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「それからのブンとフン」をみにいった物販コーナーにて購入。 ちなみに、帯に市村正親さんのサインがあるものを買えました♪ 舞台とはまたラストが違うんだけど、 舞台は、原作に+αされていたので、それが「『それからの』ブンとフン」だったのかな。 でもどちらも、本質もディテールも同じでした。 昔にかかれた物語なのに、ぜんぜん古くないんだな。 内容も、言葉の選択も。 言葉遊びも面白い。 そして舞台は、よくこの小説を舞台にまとめたなぁと驚き。 なんだか、舞台の感想になっちゃった。笑。

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    投稿日: 2013.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    井上ひさしの処女作だそうで。 図書館で持ち歩きやすそうな薄い本を選んだ中にあった一冊。 バカバカしいものを書こうとして書いたとあるが、ミヒャエルエンデみたいな感じで、もっと複雑に隠されたいい悪いをはっきりさせない感じで権威とか見栄への風刺があったりする。 それにしても前から気がついてたけど、自分のユーモアのなさヽ(´o`; この本でも痛感。 ここを読んで笑うとこなんやろな。、、と思いながらスルーしてしまう。 欽ちゃんとかドリフとかカトチャンケンチャンとかウッチャンなんちゃんとかごっつとか、とにかくそういうものの面白さが小さい時から今に至るまで全く理解できない私。 活字でもダメだった。 こないだよんだ安部公房とは対象的に昭和な空気を感じた。笑いって時代の空気が大事なのかも。

    0
    投稿日: 2013.06.24
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    ユーモアありまくりのナンセンス小説。 ページに糊代がついてたり、切り取り線があって「このページを長嶋選手に送るように」と書いてあったり。 どうでもいいドタバタで楽しい。

    0
    投稿日: 2013.06.07
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    書き出しから、結末まで、終始わくわくしっぱなしだった。 読んでいてとても楽しかった。 大人むけの少年モノ。

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    投稿日: 2013.03.03
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    井上ひさしの処女作だそうで、確か小学校だか中学校のときに読んだ記憶があったのですが、今読み返してみても結構面白い。 筒井康隆も非常に似たような作風だったななんてことを思いながら結構新鮮な気持ちで読み返すことができました。 売れない作家フン先生が生み出した売れないはずの作品の登場人物、四次元の世界を飛び回る怪盗ブンが本の世界から飛び出して世の中を騒がす。 その怪盗を捕らえるために打たれた手。 そしてつかまった大泥棒ブンに言い渡された刑は、とてつもなく長いものだったのだが、その刑を全うさせるために、刑務所の中で獄死しないようにと立てられたのはとんでもなく立派な刑務所。 それも捕まったブンは売れた本の数だけいるということで、刑務所の数も半端じゃない。 そしてものすごい待遇が・・・。 それを見ていた民衆が、自分も刑務所に入りたいと、軽犯罪を犯すという、とんでもないナンセンスモノなのだが、世間を凄く皮肉っている。 こんなユーモア小説が今はないのではないだろうか? 皮肉でありながら、ユーモラスでホノボノ。

    0
    投稿日: 2012.09.19
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    父の本棚にあって、題名も作者名も簡単で、パラパラめくると マンガちっくな挿絵が入ってて、「これだったら 自分でも読めそう」と思って 小学生のころ 一気読みして、「お父さんって こんな本 読んでるのか」と、アゼンとした。(まぁ、そのおかげで 司馬遼太郎さんとか ほかの まともな父の本も こっそり 大量に読むようになったし、後ほど 井上ひさしさんの偉さもわかり、言葉に対する鋭い感受性やユーモアを教わったわけだから 貴重な体験なのだが。あの時ほど わたしの中で 父の株が急落したことはなかろう。) という 想い出深い本なので、ちゃっかり、今でも わたしの本棚におさまっている。(たぶん、父はご存じあるまい。)

    0
    投稿日: 2012.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説をはじめとして、何かキャラクター、いわゆる何か存在を作り上げるというのは、どれほどの重みがあるのだろうか? 今の世の中、情報発信が至極簡単に短絡的に行われ、責任というものを考えて発信できているものがどれほどいるのだろうか。 自分が苦労して生み出した存在が、どこかで独り歩きして自分の知らぬところで悪事をしていたらこれほどつらいことはないだろう。 そんな考えを一つの話にしたらこの本になるのだろう。 ぜひお読みいただきい。

    0
    投稿日: 2012.08.09
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    フン先生が書いた小説から飛び出した大泥棒ブンのお話。言わずもがな井上ひさしの処女作。仙台に住んでるし一冊くらいは読もうかと。当時の情勢を皮肉りながらもユーモアにあふれててクスリと笑いながら読める。『盗めども 盗めども わが暮らし楽にならざる じっと手を見る』

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昭和40年代の井上ひさしさんの処女作です。 井上さんが奇抜な才能の持ち主だったことが、この本からもうかがい知れました。 生涯一番売れた本は5冊ゆえ、本屋さんを潰してきたフン先生が書いた小説『ブン』。 その主人公の四次元の大泥棒ブンが突然本の中から飛び出して、世界中におかしな事件を起こしまくります。 例えば、ジェット旅客機から見下ろした自由の女神が、なぜか巨大なソフトクリームをかかげていたり、奈良の大仏さまが突然消え失せ、なんと鎌倉の大仏さまのお隣に鎮座なさったり、陳腐なブン現象が多発。 あろうことか駄作『ブン』がベストセラーとなり、その発行部数12万のブンの分身が世界中で発生して、呆れた悪戯をやらかすから、もうお手あげです。 騒々しくてナンセンスてんこ盛りの、はちゃめちゃなお話の中に、当時の常識に対する井上さんの批判的な考えが色濃く反映されていて、風刺もたっぷりです。 ラストは民衆が一億総泥棒と化し、強烈な終わり方でした。 油断も隙もあったもんじゃあない、ブンとフン。 恐るべし、井上ひさしさん。 亡くなられて、とても残念です。

    0
    投稿日: 2011.11.12
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    井上ひさしとは読者を愚弄する不届き者である。愉快だ。腕白小僧そのままだ。植木等の無責任、欣ちゃんのドタバタ、志村けんの能天気さ 井上ひさしの親父ギャグ 少し風刺も効いて くすっとしたり 

    0
    投稿日: 2011.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    四次元の大泥棒、小説の中から抜け出す…だって、四次元だもの、そんなの簡単!まずこのアイデアがいい。そして、カリカチュアされた小説家や警官や、色々な登場人物。現代日本への皮肉たっぷりの展開。さらっと読めるエンターテイメントでした。

    0
    投稿日: 2011.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学のゼミで吉里吉里人を読んで以来の井上ひさしさん。 おもしろおかしくへんてこな物語を進めながらも、社会風刺をきかせている。 処女作でありながら、井上さんの作品の魅力が既につまっている。 芯の部分には、人間はよけいなものを取り去れば、みんな優しくなれるはずという信念みたいなものがある。

    0
    投稿日: 2011.08.30
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    ストーリー :☆☆☆☆ 世界観   :☆☆ ビジュアル :☆☆☆ キャラクター:☆☆☆☆ 読みやすさ :☆☆☆☆ オススメ度 :読んで損なし!

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    投稿日: 2011.08.21
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    リベラリズムと表裏一体のニヒリズムを ユーモアとして昇華しきっている 一歩間違えれば陰惨になりかねない題材を よくぞここまで笑える小説に仕上げたものだ 挿絵を杉井ギサブローさんが描いてます

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    ダジャレとか笑いの部分は昭和史として読む感じ。「丸山明宏やピーターなど逆立ちしても追いつかない色気」とか。 まだこの頃美輪じゃなくて丸山で、あのちょっとゾッとするような美しさを井上ひさしも「色気」と捉えてたのかぁ…とかそういう楽しみ方があります。 白眉はフン先生がブンに歴史を奪われる前後。 『まあ、コーヒーでものみたまえ。でもねェ、ブン、もしそうだとしても、権威をもつことがなぜいかん?』のあたり。 寓話的でとても素敵。ピストルで人殺しする悪魔もかわいい。 悪魔に魂売ると世界中争いだらけになると言われてるのに、「なんか怖くなってきたなぁ」とか言いながらあっさり魂売るクサキサンスケ警察庁長官もなかなか。

    0
    投稿日: 2011.08.07
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    「児童書」というジャンルに分類してみました。 大人よりも子供たちに読んでもらいたいと思ったからです。 大人らしい大人はきっと何が書いてあるのか意味不明のことのみに意識を奪われそうだからです。 楽しんで読む、読んで「ふむふむ」と考え、クスリと笑う。 「わたし」の周辺にある「常識」的なことをもう一度「ほんとうかな?」と振り返ってみる余裕がほしい。

    0
    投稿日: 2011.07.21
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    井上ひさしが書くナンセンス小説。 売れない小説家・フン先生が書いた小説の主人公である大泥棒のブンが小説の世界から飛び出して、世の中のあらゆるものを盗み出すのだ! ページにのりしろが書いてあったり、語呂合わせ、言葉遊びなど、ユーモアが溢れているね。

    0
    投稿日: 2011.07.15
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    痛快、明快 井上ひさしらしい、ぶっ飛んだ世界 個人的には、井上ひさしで最も好きな本 井上ひさしとは、こういうことだ。

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    投稿日: 2011.06.07
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    初めての井上ひさし。 何かおもしろい本が読みたいなと思って 探していたところ、この本が絶賛されていたのを思い出した。 内容は奇想天外、だじゃれ満載、 確かにとってもおもしろかった。 劇で見たら、おもしろいだろうなあ。 井上ひさしは、今後も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.04.10
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    2011年の本、7冊目。 妹に『もつれっぱなし』という本を貸したら、 「ぐちゃぐちゃしてて、好きになれない。  こういうのが好きなんだったら、この本読んでみたら?」 と逆にすすめられた本。そして、その予想はどんぴしゃり、さすがわが妹。 圧倒的な ナンセンス あっと驚く センテンス ずっと広がる ラビリンス ぎゅっと詰まった エッセンス にゅっと絞るは コンデンス ミルクたらした マットレス 動きはまるで フィットネス くんずほぐれず 大プロレス そして生まれた ベイビーズ パパのお仕事 ファイナンス ママの格好 ハイセンス やがてお受験 いざレース 暗記していく サイエンス だけどだれもが ロンリネス 心の中で ホームレス 愛が見えずに セックスレス 乾いたままの 栗とリス そんなときこそ ナンセンス 「文明は人間の未来を明るく彩るものであり、車は便利なものであり、医師は病の療治師であり、性は隠すべきものであり、…(中略)。その頃の私がもっとも熱中していた考えは、じつはこれら不易の常識や道徳が、じつはなんとなく頼り甲斐のないものではないか、ということで、この考え方は、この小作中のいたるところに散見できるはずだし、その小作の成り立ちそのものが、この考え方に基づいているようだ。」 (あとがきより) 常識を、けっとばせ。

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    投稿日: 2011.02.08
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    先日亡くなられた井上ひさしさんのこれが処女作になる。 売れず食えずの小説家フン先生が書き上げた最強キャラ、ブン。 突如原稿用紙から飛び出し、てんやわんやの大騒動を巻き起こす。 サラっと読めて、フフっと笑える一冊。

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    投稿日: 2010.12.08
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    小学生の時大好きだった本。ふと目について読み返してみたら、やっぱり面白い。けど、小学生の時には思わなかったことを考える様になっていた。軽くて深い、井上先生の傑作。

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    投稿日: 2010.12.05
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    小説家フン先生の作品から、四次元の大泥棒ブンが飛び出した! 奇抜でユーモラスな事件が日本、いや全世界でおきていた。 「・・・人間の一番大切なものを盗もうと思います・・・」 ブンのいう、人間の一番大切なものとは? 「フンとブン」に取り掛かるまでにも時間がかかったのですが、読み始めてみると、さくさく進んでいきました。 本の半分くらいまでは、何が目的?どうしたい?どう進んでいくの?とはちゃめちゃな展開についていけなかった。 まあ、途中までっていうのはそういうものだと読み続けていくと、ブンが盗むものに変化が起こり、ブンとフン先生の関係も変わってきて、どうなってゆくのだろうと続きを気にするようになっていました。 恋愛ものになっておわるのかと思っていたけれど、最初から最後まで通して、人間のあり方について考えさせられる作品でした。 「わたしたちの狙いであり」「先生の狙いでもあるのでは」 ブン先生が小説の中で人とはこうあればいいと書いていたのかもしれません。面白く読めました。

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    投稿日: 2010.10.25
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    再読。随分前に読んだので、ほとんど覚えていなかった事にびっくり。勘違いさえしてしまってました。 不可能な事は何ひとつない、四次元の大泥棒「フン」を結構可愛いって思ってしまいました。小説というよりもやっぱり戯曲、という感じがした。 あまり、ナンセンス、とも思わなかったけどな。

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    投稿日: 2010.10.23
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    ナンセンスの極み。 バカバカしいのに中にキラリとメッセージが添えられているのが にくらしい演出である。

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    投稿日: 2010.10.05
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    作者が使う日本語は本当に生き生きしている。テレビや演劇といった分野で磨かれた言葉選びのセンスは活字になってますます輝く。こういう風に自在に文章が扱えたらどんなにか書くことが楽しいかと思う。 作品としては児童読物の体裁をしているが、作者がこれを書いた時代背景からして、既存の旧体制を打破し、新しい価値観の創出を求める60年代の匂いが感じ取れる。思わず笑ってしまう馬鹿らしさでそれを表現できるのがナンセンス作家と呼ばれる井上ひさしの魅力だろう。 改めてご冥福をお祈りする。

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    投稿日: 2010.08.17
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    井上ひさしの処女作。 本屋で「笑える」と宣伝されていたので手にとってみたのだけど、ちゃんと笑えました(^^) 古い本なのに読みにくいこともなく登場人物がユーモアたっぷりで暖かい。 だから奇想天外ではちゃめちゃな話なのに最初から最後まで生き生きとした話だった。 この先どんな本を執筆していったのか 著者の井上ひさしにも興味が湧いてきました。 良い読書の時間を過ごせたな(^_^)★

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    投稿日: 2010.08.15
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    井上ひさしさん追悼、ってことで。本屋で平積みになってたので思わず手が。初めて読んだのは中学生のとき、読書の楽しさを国語の先生に教えてもらってすぐくらいのときでした。

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    投稿日: 2010.07.30
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    愛も夢も希望もあるナンセンス、ファンタジー小説だったな。誰も傷つかず、死なず、説教臭いこともなく。 1983年までに読了。没するの報を仄聞し、記述。

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    投稿日: 2010.04.11
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    小学生か中学生の頃に読んだような・・・ 小説から主人公の泥棒が出てきていろいろやらかしてって感じのナンセンス小説。 面白かったけど、最後はどうなったかどうしても思い出せない。 なんだか気になる。

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    投稿日: 2010.03.15
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    ユーモアのセンスがすごい。 かなりノリノリで書いたんだろうなあと思わせる文章だけど、実際そうみたい(あとがきより)。勢いって大切だよな。 「馬鹿馬鹿しいものを書きたい、またそれが自分に最も似つかわしいと思っている私」だそうです。 ファンタジックにものすごくバカバカしい世界だから、「人のもっとも大切なものを盗む」なんて教訓めいたことを書いても、すらりと読めちゃう。 バカバカしい世界をおもしろおかしく読むのは、小説の醍醐味の一つだよなあと改めて。

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    投稿日: 2008.12.16
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    テンポよく、気持ちよく読み進みました。 日本語ってこんなにリズムが良くて気持ちいいんだって思いました。 ページの端に「のりしろ」があったり、 フンが挿絵を盗んでしまっていたり、 本それ自体も楽しめました。 日本版「不思議の国のアリス」みたい!

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    投稿日: 2008.05.28
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    確か小3の時に読んだもの。 読みやすかったように覚えているが、 今読んでみると、とても小学校低学年が分かる内容には思えない。 相当ませて、厭世的な子どもだった。

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    投稿日: 2007.07.04
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    学校で何気なく借りてみたら…やばいオモロイww帰りの電車の中で読みながら笑いをこらえるのに必死だった。内緒やけど、ソビエト代表の理事長の名前なんかが最高におもろいです。

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    投稿日: 2007.05.16
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    何故だか小学校の頃にはやった『解決ゾロリ』を思い出しました 風刺がきいていたみたいなのですが時代のギャップとか私の無知のせいで分からないこともあって でも人間は権威を大切にしているとかいうあたりがすごく好感を持てました

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    投稿日: 2006.12.17
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    小中学生が読書感想文を書くのに良さそうな本。こういう破天荒な文章、今はそう珍しくないけど、当時はすごく衝撃的だったんだろうな。事例の列挙に飽きる部分はあるが、思わず笑ってしまうのは確か。

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    投稿日: 2006.06.19
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    フン先生が書いた小説の主人公、神出鬼没の大泥棒ブンが小説から飛び出した・・・ これは、読書が苦手な方でも楽しく読めると思います。とっても面白いです。

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    投稿日: 2005.05.12