
江戸の哀花
小杉健治/集英社
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログ昔の本?、今読むと内容以前に字の細かさ紙質の悪さ、おかげで一気に読めなかった 内容的には心中事件の背後の謎解きなのだが、係わるそれぞれの男女が絡み合う 不思議と最後の一頁でハッピーエンド?
0投稿日: 2018.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代小説、推理。 江戸時代。倹約にうるさくなっている時期。 兄の急死で店を継いだ吉三郎。その遺児に店を継がせるために兄の後添いとなるはずだったおりくと夫婦になり、甥の成長を待つことになった。しかし、おりくは吉三郎と初夜を迎えることを拒否、名ばかりの夫婦となる。しかもおりくは浮気をしているらしい。 おりくの肩ばかりを持ち、本来の主人である吉三郎をないがしろにする家人や叔父。 おりくの腹が立つような言動。 謎の男。 中途で、もしかしておりくと出来ているのは叔父なんじゃないのか、と邪推したが、無夜の予想は大きく外れる。なんだ、この展開は。 なんだ、この結末は。 だーれも悪い奴がいないのか。みんないい人なのか。 これは、やるせない。ここまでみんないい人にしなくったっていいじゃないか。 推理としては上質というか、大どんでん返しがいっぱい。
0投稿日: 2011.05.26
