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ドナウの旅人(上)
ドナウの旅人(上)
宮本輝/新潮社
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総合評価

48件)
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12
19
1
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    昔、この方の別の作品を読んで、全然面白くなかったけれど。 作品が違うから?私が理解できる年齢になったからか、これは読み応えがありました。 文章を読むだけで、景色が想像できます。 これを読んでドナウ地方に行くのもいいですね。 最も今はこの時代と比べて、旅行しやすくなっているけれど。

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    投稿日: 2025.11.03
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    宮本輝作品初めて。描写がくどくて読みづらかった。話の展開も遅い。やっぱり自分には芥川賞受賞作家の作品は読みづらいものが多い。あと麻沙子が好きになれなかった。

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    投稿日: 2024.09.25
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    上下巻と長い物語。最初は挫折しそうだったが読み進めるうちにどんどんひきこまれた。感想は解説に集約されていた。

    0
    投稿日: 2024.09.20
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    母から借りた本 ・ 今で言うモラハラ的な夫を捨て突如家出した母、絹子 ドナウ川に沿って旅をしたいという手紙を受け取った娘の麻沙子は母を引き止めるため、かつて自身が過ごした西ドイツへ飛ぶ かつてのドイツ人の恋人シギィと再会し、共に母を追う中、絹子が17歳年下の愛人、長瀬と共にいることを知る やがて、二人を見つけた麻沙子とシギィの4人はドナウ川を下る旅に出る ・ まず、もう古い! 1988年刊行…ってことは35年も前!! 言い回しも古臭い 『〜ですわ』とか『〜しましたの』とか それがいい味出してるっちゃ出してるのかもしれない…といい方向に考えてみる とっても分厚い上にやや冗長的なので時間かかった こんなんが下でも続くのか…うーん…とは思うが続きも気になる 絹子と同年代だけに17歳も年下の彼とどうなっていくのかも気になるし 昔の東欧の共産圏についての描写は興味深い

    0
    投稿日: 2023.02.18
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    母絹子が父との離婚を決意しドナウ川を沿って黒海に向かう旅に出ることを手紙で知った麻沙子は西ドイツに向かう。そこはかつて自らが青春時代を過ごし、自らの臆病さから共に人生を歩まず去る事を決めた恋人がいる場所。恋人ジークフリートと再会し、再び恋に落ちたが母は17歳年下の長瀬道雄と旅に出ていることを知る。 母を見つけた麻沙子とジークフリート、母絹子と道雄の4人旅が始まる。

    0
    投稿日: 2021.07.24
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    ☆1982年筆者6か国(西ドイツ、オーストリア、ユーゴスラビア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア)取材旅行 1983年11月5日~1985年5月28日 朝日新聞連載小説 29歳麻沙子 50歳母 P35 ドイツジョーク きれいな娘がいつも豹の背に乗って散歩した。あるとき、娘は豹に乗って森の中へ入って行った。娘の姿は消え、豹がお腹を大きくさせて帰って来た。 P56 フランクフルト ドームと呼ばれる聖バルトロモイス教会の近くの橋を渡ると、マイン川の南側にりんご酒の本場であるザクセンハウザンがあった。 レーゲンスブルク(雨の砦の意) ローマ時代起源、中世の商都→きっと立ち寄るハズ ヴァルハラ神殿…長瀬はさっき、神殿の入口で、この世のものとは思えない田園風景を前にして、絹子を娘に返す場所をヴェルト村か、あるいはほかのバイエルンの村々のいずれかに決めた。 グリュウワイン 借金4億6,000万円・460万マルク パッサウ ドナウ川とイン河の合流地点で、西ドイツの東のはずれ。オーストリアとの国境の街 …聖シュテファン寺院の大聖堂の前に来て歩調をゆるめた。礼拝か、あるいは見学かを終えて出てきた巡礼団の団体がひしめいていたのだった。多くは老人たちであった。それぞれ胸に名札をつけ、引率者がきちんと整列するよう促している声を無視し、大聖堂を背景に記念写真を撮っていた。シギィは巡礼団の老人たちをかきわけ、イン河のほとりへ降りる石段を下った。右手に長い橋があった。その橋を渡ればオーストリアである。 ヨハン・シュトラウス号は、3時24分にウィーン西駅へ着いた。 尾田 シェーンブルン宮殿 麻沙子「まだ6歳か7歳のモーツァルトが、この宮殿でマリー・アントワネットに、いつかぼくのお嫁さんにしてあげるって言ったそうですわ。伝説ですから本当か嘘かは判りませんけど」 「デザートは、ホテル・ザッハーのチョコレート・トルテにしませんか。ぼくがご馳走しますよ」 麻沙子「私、ホテル・ザッハーって、あんまり好きじゃないわ。コーヒー・ショップには、日本人の若い女の子がうようよしてるんだもん。どうせ女性雑誌で読んだんだろうけど、ホテル・ザッハーでチョコ・トルテを食べるためにウィーンへ来る二十歳前後の女の子がいっぱいいるのよ。一度、ウィーンの駅で訊かれたことがあるわ。ザッハー・トルテって、どこで売ってるんですか、なんて。そんなお菓子、どこにもないわよ。ただのチョコ・トルテじゃないの。私、日本人で嫌いよ」 P386 ホテル・ザッハーは、オペラハウスのちょうど裏側、ケルントナ通りの入口から少し横に入ったところにあった。四人はコーヒー・ショップの窓ぎわの席に坐った。 「デーメルっていう喫茶店があるんです。そこのチョコ・トルテも、ホテル・ザッハーのチョコ・トルテもおんなじ味ですわ。昔、ホテル・ザッハーとデーメルとの間で、チョコ・トルテの本家争いがあったんです」

    0
    投稿日: 2021.06.23
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    私も10年前、ニュルンベルクから、レーゲンスブルク、パッサウ、そしてウィーンへとドナウ川に沿って旅をしたことがあり、この物語の主人公達が旅するのと全く同じ順番にドナウ川沿いの街がでてきて、私も見たその時の風景を思い出し、凄く懐かしく、もう一度訪れたくなりました。 母親と若い愛人、娘と恋人、といった異色の二組が、ドナウに沿って旅を進めるごとに、どんどんこの物語にはまっていきます。母親の愛人である長瀬という男が訳有りで、母親と旅をすることになった経緯や、長瀬という男がとても興味深く、ページをめくっていくのが楽しくて仕方がない。 ドイツから始まる彼等の旅が、ドナウ沿いのドイツの街、ドイツを経てオーストリアに入るドナウ、ウィーンの街、それぞれの風景、そして旅の途中で出会う人々と共に描かれているのが一層魅力的で、その彼らの旅が、ウィーンから先はどうなるのか?下巻もいっそう引き込まれそうでワクワクします。

    4
    投稿日: 2020.07.01
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    「楽しい劇であろうと、哀しい劇だろうと、平凡な劇であろうと、劇のない人生に真のしあわせなんかありませんよ。そして劇は偶然に訪れたりしないわ。さあ、準備をしなさい。忘れ物はない?」

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    投稿日: 2020.06.14
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    母が突然ドイツに旅立った。 追いかけてみると17歳も年下の男と一緒。 娘としては衝撃の事実。 別れたドイツ人の青年とよりを戻し、母を追いかける。 お話のプロットは秀逸。 死を望む人間を救えるのか。 人間の生とは。 悠久の大河ドナウを舞台に物語は進む。 下巻での決着ご楽しみ。 随分以前に読んだ本書。 おぼろげな記憶とは違う内容だった。

    2
    投稿日: 2020.02.06
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    ドナウ川沿いを旅をしてる気分になった。 海外旅行へ行きたい。地理をもっと知りたい。それぞれの国の状態を知ってたら、もっと楽しめるかも。

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    投稿日: 2020.01.28
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    宮本輝は、中学生の頃に「錦繍」を読んでものすごく泣けて、以来の読書。 本編は上・下巻に分かれる長編。 ドナウ川に沿って旅をしていく物語。 愛とは、生きるとは、人間とは、とつくづく考えさせられる。 情景描写はとにかく美しくて、ドナウ川や流れている各国に旅してみたくなる。 上巻でかなり話が進んだ感じがするが、下巻ではどんな進展と結末が待っているんだろう?!ワクワク。

    0
    投稿日: 2020.01.22
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    内容(「BOOK」データベースより) 夫を捨てて、突如出奔した母・絹子。「ドナウ河に沿って旅をしたい」という母からの手紙を受け取った麻沙子は、かつて五年の歳月を過ごした西ドイツへと飛ぶ。その思い出の地で、彼女は母が若い男と一緒であることを知った。再会したドイツの青年・シギィと共に、麻沙子は二人を追うのだが…。東西ヨーロッパを横切るドナウの流れに沿って、母と娘それぞれの愛と再生の旅が始まる。

    0
    投稿日: 2019.11.05
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    インターネット上で高評価だったので、試しに買って読んでみたのですが、とても満足しています。 この作品で中欧、東欧に興味を持ちました。 読んだ当時は大学生で、道雄という「不思議な雰囲気を醸し出す青年」に憧れて、あぁいう雰囲気の大人の男になりたいと思っていました。

    0
    投稿日: 2017.08.19
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    宮本氏の作品は好きだが、何故か今まで読んだことのない作品を図書館で見つけて。 ドナウ川を巡る東欧諸国の旅は非常に素敵なのだが、いかんせん物語の展開が遅い。遅すぎる。。。 紀行もののエッセイと割り切って読めないこともないのだが、エッセイにしては分量が多すぎるだろうw 果たして、下巻を読みきることができるだろうか・・・? 2016/12

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    投稿日: 2016.12.25
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    ドイツから昔の東ヨーロッパ共産圏への旅の一端を味わうことができる、奇妙な関係をもつ2組の男女の物語。刻一刻と人物の気持ちやストーリーが展開されていくので、読んでいてかなり引き込まれます。 早速下巻も読んでみます。

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    投稿日: 2015.09.21
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    ヨーロッパ旅行前に読んだ。長編として読み応えがあるけれど、宮本氏の書く女性は女らしさに溢れて、その女らしさが突っ走ってどこか現実味がない。男もあんま好きになれない。 旅の話は好きだから、それとして楽しく読めました

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    投稿日: 2014.11.16
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    女性としての生き方や結婚に対する考え方、などが勉強になった。 そういう意味で面白く読めた。 宮本作品の魅力であるところの、登場人物がとてもリアルに描かれていて、共感しながら引き込まれてしまう。 自分の年齢に応じて、何度も読み返したくなる一冊です。

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    投稿日: 2014.04.30
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    初めて読んだのは連載が終わって単行本になり、図書館に出たとき・・・それから何度よんだことか・・・ いつかこの旅をたどってみたい・・・ この本から、ブダペストが好きになりさまざまなジャンルに広がっていった。

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    投稿日: 2014.04.28
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    お母さんは何をしたかったのだろう 人生を変えてみたかったのだろうか 何かを思い切って変えてみたくなることは誰にでもある事だろうが、実際にできる人はそうはいない 人間とは厄介な生き物だし、誰でもそんな所を持っているのかもしれない

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    投稿日: 2013.09.29
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    出奔した母、絹子を追ってドイツに赴いた麻紗子は、そこで母の相手が母より17歳も年下の男、長瀬道雄だということを知らされる。 長瀬は4億6千万円という多額の借金を抱え、途方に暮れた挙句に死に場所を求めての旅に出、絹子はそれを知らずに同行しているのだった。 麻紗子はフランクフルト留学時に交際していた恋人、シギィと再会をし、道雄の自殺を食い止めるべく、母と道雄を別れさせるべく、ドナウに沿って続けられる絹子と道雄の旅に随行することにする。 他登場人物 父 姉 八木夫妻 ペーター アムシュタインさん 小泉春哉 絵美

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    投稿日: 2013.08.10
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    ひさしぶりに 読むと そのまだるっこさと言うか しつこさが、何とも言えないねぇ。 ジネンジョを掘るように、愛について掘り下げていく。 底の深い旅行 50歳の妻 絹子が 離婚する決意を固め、33歳の男 長瀬とドナウ河を 始まりから黒海に注ぐまでを、旅行するという計画で、 それを 娘がおいかける。 娘 麻沙子には ドイツ人の恋人 シギィがいて、結婚する意志を固めて、 二人で、母親と長瀬を追いかけるのだった。 長瀬は、4億6千万円の借金をかかえ、死ぬ場所をさがしているのだった。絹子を道連れにする。 死のうとする決意も揺らぎながら、その決意を知られてしまうことで、まわりは影響を受けるのだった。 絹子の独りよがりで、私は悪いことをしていないという考えが、 このような逃避行になった。 それにしても、歳が離れた男女の物語が多くあるが、多くは男が歳をとっていて、女が若いというのが相場であるが、それが逆転した場合は、女が金持ちであるはずなのだが、そうではなく、死への道連れという代償が存在する。 長瀬のもつ、巨額の借金をどうするのか?死であがなうのか、 地道に返していくのか? それが 上巻では やっとそのテーマに設定された。 シギィの友人 世捨て人ペーターの思考方法 オットーの快活さ。友人に恵まれているのですね。 物語の彩りを添えることとなる。

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    投稿日: 2013.07.17
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    50歳の母親が 家庭を捨てて ものすごい年下のオトコと 長期の旅にでる。 それを追い掛ける娘の話。 たんたんと 話が続いていくだけなんだけど、 筆者のチカラかな? 退屈せず 読めます。 娘の心境が だんだん変わっていくと同時に 読んでるこちらの心境も変わっていってて不思議。 速く次を!というような感じはないですが、 ゆっくでも たんたんと読んでいきたい感じ。

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    投稿日: 2013.04.07
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    上下巻。 宮本文学は、人生の節目で、さて行くか!と気合入れたい時に読み返します。コレは二度目かな。人生の指針になる言葉がたくさん入ってるので…。七ヶ国に渡るドナウ川に沿った四人組の旅の話、ラストは少し悲しいけど良い

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    投稿日: 2012.08.30
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    冒頭が素晴らしい! 「蛇行する無数の川は銀色に光っていたが、どうかしたひょうしに、もつれた赤い糸みたいに染まって、麻沙子は、川が地球という生き物の血管であることを、朦朧とした精神のどこかで妙にはっきりと感じた。」 ドナウの旅人は、4人の男女がドナウ川に沿って旅をする物語ですが、この冒頭を読んだ瞬間に、この旅はとんでもない旅行になるんだろうと思いました。 後半あたりから、その「とんでもない」旅であることが徐々に分かってくるのだけど、読み進めるにしたがって、自分の血液がドクッ、ドクッと身体全体に流れるのを感じました。 恋愛物語でありながらサスペンス的でもあり、人物描写に非常に優れた作品です。(さすが輝さん!といった感じ。) 相変わらず食事もお酒も美味しそうだし、東欧の空気を吸ってみたくなります。 半年前に読み始め、長編に疲れて長い時間寝かせてしまったけど、後半を読み終えるまで死ねないと思いました(笑) (「死ねない」という言葉がでてくるのも、この本を読んでいるからでしょうか?笑) 宮本輝節、全開です!

    0
    投稿日: 2012.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    麻紗子とシギィの再会にドキドキした。 絹子と長瀬の出逢いにも。 長い旅だから、いろんなことも起きて。 みんなの気持ちも変わっていった。 旅先でさまざまなひとと出逢い、別れて、 ひとの温かさを感じる旅だった。 ラストは残念だった。わたしはふたりで困難を乗り越えてほしかったから。

    0
    投稿日: 2012.04.08
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    上下2巻の長編。主人公と、その恋人、母親とその愛人が7か国にまたがるドナウ川に沿って旅を続けながら自らの人生を見つめ、愛と再生へと向かっていく物語。宮本さんの作品を読むといつもいろんなことを考えさせられますが、今回は自分の力の及ばない運命だとか人生の不思議とかについて思いを巡らせることとなりました。

    0
    投稿日: 2011.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドナウに沿って旅をする2組の男女。 恋愛、友情、失望、生死に向き合いながらも、葛藤の日々を送る。 美しいドナウ河や都市を綴る、表現力もすばらしい。

    0
    投稿日: 2011.11.24
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     ドナウ川をたどってドイツからルーマニアまで旅する二組の男女の物語。突然家出をした母と年下の愛人、母を追って旅に出た娘とドイツ人の恋人が7カ月にわたり、さまざまな国をめぐります。お嬢様育ちで無垢な心を持つ母、絹子とドイツで5年間働いたこともある知的な娘麻沙子。ふたりが3000キロにも及ぶ旅でどう変わっていくのか。思いがけないストーリー展開とともに、興味深く読み進むことができます。レーゲンスブルグ、パッサウ、ウィーン、ブダペスト、ベオグラード、黒海、それぞれの土地で出会う人々や風景の描写がとても魅力的。東西が分断されていた時代の物語なので、今と状況は違いますが、土地の持つ情感や雰囲気は、失われずに残っていることでしょう。

    1
    投稿日: 2011.10.31
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    父と離婚するための布石として、 ドナウを上流から下流に辿る旅にでた母とそれを追う娘の物語。 旅を通して様々な人と考えに触れ、母子は成長し、 それぞれが抱える問題を解決していく。 個性的な登場人物一人一人から想い(哲学)を感じる。 そこには、作者の想いだけでなく、作者が出会った人たちの想い も詰まっていて、それらが、作品の中の適した登場人物に割り当て られているに感じた。 物語としての完成度が高く、どのようにしてこの物語ができたのか 作者がこの作品を書くために旅したことをまとめた『異国の窓から』 を後日読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この長い小説を読み始めて、さっき涙を流しながら読み終わった ステラというタクシー運転手の 「楽天家でなきゃあ、こんな厄介なことばかりの、悪人だらけの世の中を 生きていけるもんか。人生なんて挫折して当たり前じゃないの。 うまくいくほうが不思議なんだっていうふうに、あたしはいつのまにか 考えるようになったのさ。だから、あたしは、いいことがあったら、 ああ、よかった、よかったって手を叩いて喜ぶんだ。悪いことが起こったら、 まあ世の中、こんなもんだって口笛吹いて、おかしくもないのに笑ってやるのさ。」 シギィの「おそらく、人間とは、ひとつの欠点の消滅によって新しい美徳が 生じるというのではない。欠点は欠点のままに、その人のちょっとした 心の作動によって美徳に生まれ変わる」というところで きっと前は泣かなかっただろうと思いながら、静かに涙が出てしょうがなかった 初めて読んだ時は、娘の麻沙子の年より若かったのに いまは母親の絹子の年にちかくなっていて、 それでも同じように、いや、違う形でも こんなに心に響く小説を読めることがとてもうれしい この物語のあと、麻沙子のお父さんはどうしたんだろう 長瀬は、オダは、どうしたんだろう いや、きっと笑っているよな なんて思いを巡らしている

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    投稿日: 2011.09.11
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    ステレオタイプな出だしですが、だんだん惹かれてくる作品。宮本輝はあまり好きじゃないけど、この作品は面白い。

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    投稿日: 2011.02.22
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    2011.1 再読。 以前読んだ時よりも、地名その他の知識がついた。シギィはいい男だなぁ。マサコのお父さんの動物園でのエピソードはひどい。暴力はいけないよ。

    0
    投稿日: 2011.01.08
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    麻沙子の母 絹子は「ドナウを旅したい」という手紙を娘に残し、 夫を捨てて家を出る。 絹子は17歳年下の愛人 長瀬道雄とともに西ドイツに向かっていた。 麻沙子も母を追って西ドイツに向かい、かつてのドイツ人の恋人シギィと再会する。 母と長瀬、そして母を見つけた麻沙子とシギィの4人は、 ドナウ川を下る旅に出る。 この2組の男女の心境の変化と成長が異国の人々・風景とともに描かれている。 ミステリー仕立てになっていて、とっても読みやすい。 18年位前、初めて読んだ時とは違う感想を持った。 前回も今回もドナウ河沿いの風景やそれぞれの国が持つ雰囲気、 その時代が持った共産圏の空気も感じて、 ますます憧れが強まったのは違いがないが、 20代で読んだ時は娘 麻沙子の視線で読んだが、 今回は50代の母親の視点で読めた。 設定はどうであれ心境などとっても理解できるし、 こんな行動をとる女性の感覚が自分にないとは言えない。 (やるやらないは別の問題) 良い悪いではなく、経験ってとっても大事なんだと思う。 やっぱり経験して始めて自分を見つめることになるんだ。 私はまだまだだ。

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    投稿日: 2010.08.04
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    初版が1985年。初読みはそのときだろう。絹子は八千草薫が適役だな、なんて思ったのか思わないのか覚えていない、麻紗子は誰を思い浮かべたのか。そもそも映画化・ドラマ化されたのかも覚えていない。でも、ひきつけられる。母親の逃避行に自らの捨てた恋の再生を重ねるなんてストーリーもいいなあ。

    0
    投稿日: 2010.05.30
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    宮本輝は読み出すといつも止まらない。読み出すタイミングを計らないと翌日エラいことに。。。 どの本も、いつも心にひっかかる文章が見つかる。

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    投稿日: 2009.10.13
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    情報科教員MTのBlog (『ドナウの旅人(上)』を読了!!) https://willpwr.blog.jp/archives/51321341.html

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    投稿日: 2009.09.06
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    ドナウ川に沿って旅を続ける・・・ という設定に惹かれました。 いろんな思惑が交差する中、これからどのように 話が展開していくのか下巻が楽しみ。 小説の世界を楽しみながら 旅気分をも味わえるので 一粒で二度おいしい♪

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    投稿日: 2008.09.08
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    《読んだ時期:2008年3月》 ドナウに沿った旅をする母と青年、そして娘とその恋人。ストーリーは比較的緩やかな展開ですが、その訪れる町の雰囲気とその時々に変化する登場人物の心情が美しく描かれているので大好きな一冊です。

    0
    投稿日: 2008.03.12
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    ハズレのない面白い本が読みたいなぁと思って、恩田陸が著作(エッセイ)で、寝食を忘れるくらい大好きな文庫5位に入っていたので探して読んでみた。 あらすじを読むと、つまならさそうって絶対読むことのない類の本^^; けど、恩田さんが好きなら(?)と思って借りてみた。 ドラマチックな劇的な展開があるわけでもないが、意外に面白い。飽きるところがない。普通に楽しく読めるぞ。 ユージニア読んで、すぐに読み始めたから最初は文字の小ささに驚いたよ笑

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    投稿日: 2007.11.19
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    夫と娘を残して母が旅に出る。ドイツからドナウ川に沿っての旅だ。しかも独りではなく、17歳年下の男性と。 娘は母を追いかけてドイツへ向かい、そこで昔の恋人と再会する。そして結ばれる。そこから親子とそれぞれのパートナーを含めた4人の旅が始まる。 場面ごとにメリハリがあり、大事な場面での描写はとても克明だ。

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    投稿日: 2007.02.04
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    プレモの故郷ニュルンベルクがスタート地点だったので、ストーリーがすんなり入ってきたのでは。ドイツはハネムーンを思い出したのです。

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    投稿日: 2006.09.15
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    ドナウ河に沿って旅をする。 そんな手紙を送ってきた母親を追ってドイツへ飛んだ主人公の麻紗子。 そして、西ドイツの地で、母が17歳も年下の33歳の男性と一緒に旅をしている事を知って驚愕する。 とにかく早く母に追いついて、日本へ連れ戻さなきゃ。 かつての恋人であるドイツ人の男性と共に母を追い、様々な事情から、共にドナウ河を旅することに・・。 上下巻に渡る長いお話しで、舞台は西ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ユーゴスラビア、ブルガリア、ルーマニアと6つの国にまたがった壮大とも言える感じ。 麻紗子と恋人、そして母親とその恋人の恋愛を縦軸にして、様々な人々との関わりや、ヨーロッパの国々の風土に影響されながら、それぞれに成長し、得がたいものを得ていく感じがした。 最初の導入部で、かなり話しの中に引きこまれ、読み進むうちに、色々な問題が生じ、色々な事を体験し、17歳も年下の男性と不倫に落ちた母親への 反感や、その生立ちや夫婦生活の境遇に同情したりもし、娘の麻紗子の恋模様や各地で関わる人達との人間模様に考えさせられる事も多く、とても読み応えがあって、久々に感動したと言える作品だった。 厚い上下2冊に渡る小説だけれど、読んでいて長いと感じる事もなく、退屈と思われるような中だるみのような部分もなくて、一気に読まさせてくれた。 宮本輝は初めて読んだのだけれど、これはとても良かったと人に勧められる作品だったかな。こういう本を読んじゃうと、次に読む作品選びにちょっと困ってしまいます・・・・^^;) ルーマニアの果てまで行って終わったドナウの旅だったけれど、話しが終わりに近づくに従って、もっと旅していたい、終わりたくないって気持ちになってきて(面白い本に出会うと、いつもこういう心境に駆られてしまうんですね〜)、でも、この旅の終わりはどうなるんだろうって気持ちに結局勝てず、終わりまで読んでしまった感じ。 ほんと、良かったよ〜。

    0
    投稿日: 2006.06.03
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    昔いた当時のドイツとイメージが大変近いので…。最初に読んだのもう10数年前だ!!そうこうするうちに壁も崩れましたね。と回顧。

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    投稿日: 2006.04.30
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    宮本輝の長編小説。大学時代にこれを読んで、フランス留学中には、実際にドナウにそってハンガリーまで足をのばしてみたほどはまってしまった。

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    投稿日: 2006.01.28
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    私が始めて東欧に出会った本。 宮本輝が描く女性はこれぞ日本女性という立ち居振舞いも、日本語も美しいのでとても勉強になる。 この作品の景色と登場人物にぞっこんのめりこんだ。私のなかでベスト3に入る作品。

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    投稿日: 2005.10.04
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    初めて読んだ宮本輝作品。ここからどっぶりハマっていく事になる…。なんとなく、これを最初に読んでよかったと思う。とても好きな作品。

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    投稿日: 2005.09.24
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    宮本輝作品にはまるきっかけになった作品。外国旅行は苦手なのに、「東欧を旅してみたいな」と読むたびに思ってしまう。

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    投稿日: 2005.06.27
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    ドナウ川沿いの旅をする二組のカップルの物語。カップルの話よりもドナウ川沿いの街の描写が素敵です。もう一度、この本を持ってドイツに行きたくなります。

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    投稿日: 2004.11.08