Reader Store
世界地図の下書き【電子特別版】
世界地図の下書き【電子特別版】
朝井リョウ/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

292件)
3.6
42
112
81
20
4
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    インザメガチャーチを読んだので、さらに朝井リョウさんの作品を読みたくて図書館で借りてきた。インザメガチャーチと比べると初期作品感があるが、児童養護施設で暮らす子どもたちの現実を垣間見ることができた。続けて作品を読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    後半、少し中だるみしたが、サクサク読めました。今まで読んだ朝井さんのストーリーとは少し違う印象を受けました。

    0
    投稿日: 2025.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井リョウの作品は大体好きだが子供視点で子供向けに書かれたせいか腑に落ちない点が多かった。教師はクラスのいじめ問題に対し何もしない、こども複数人だけでランタン作らせといて半分近くを不良品と弾く、大人として意味が分からない。

    0
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井さんの他の作品と、やや系統が異なる。そして、何を伝えたかったのか、私は理解出来ずに終わってしまった。色々と総合すると、小学生が出てくる話が苦手なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設で暮らす子どもたち。 自分が遭遇したことのない不幸を経験し、自分の居場所を求めている。世界のどこかには、必ず自分の居場所がある、という前向きなメッセージが込められている気がする。

    0
    投稿日: 2025.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井リョウさんの作品は基本的に全部好きになるのだが、この作品は全く自分には刺さらなかった、、。 会話の文章が多いため本来ならサクサク読めるタイプのジュベナイルであるのに、登場人物の多さやありきたりなストーリー展開、子どもらしい文体がどうも合わなかった。 朝井リョウさんの本を体系的に読んでいるからこそ得られた知見ではある。この方は本当に作品ごとに著者が変わったのか?と思うほど色々な書き方ができるのだと知れた。

    0
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中のことを実際わずかながらも知っているだけに、読んでいて苦しかった。 読んでいる間、フィクションとノンフィクションの狭間で心が動いていた。

    0
    投稿日: 2024.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★★★ 読めて良かった 両親を事故で失い、伯母夫婦に引き取られたものの虐待を受けるようになってしまった太輔は、児童養護施設で母のような佐緒里、同級生の淳也、その妹麻利、おしゃまな1つ下の美保子と出会い、数年の月日を過ごした。高校卒業を間近に控え、受験に向け準備を進めていた佐緒里だったが、彼女の進学の夢は親戚からの就職の指示により絶たれてしまう。そんな彼女の願いを少しだけでも叶えるべく、太輔たちは作戦を始める。 児童養護施設を舞台にしているだけあり、いじめや虐待など、それぞれの抱える問題は重い。その重さを、安易なハッピーエンドには落とし込まず、かといって希望のない終結ではないのが良かった。 大切だった誰かと離れてしまっても、それで終わりではなく、その先で同じように大切にできたり、約束をできたりする人々に出会える。希望はあるが少し切ない結論に達してしまうところも含めて、読めてよかった。

    1
    投稿日: 2024.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色々な事情で児童施設に集まった子供達。やはり事情がそれぞれ重く、施設での行動制限状況や、そこを卒業してからの事情もあり、重く苦しく中々読み進めが進まなかった。学校でのイジメも酷い。 小学6年生男子の高校3年女子に対する淡い恋心が学校を巻き込んだイベントに変わったのだが、あまりに強い恋心に引いてしまった。嘘を付き、泥棒までしての強引な行動。最後は良い話しで終わったのだが、何か割り切れない気持ちが残る。

    66
    投稿日: 2024.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供たちが登場人物、日々の出来事をつらつらと綴る物語。何か大きなハプニングが起こるわけでもないので、無関心ながら読み進めてしまう、という感覚。最後のフィナーレの締めくくりが良い、朝井リョウらしい

    1
    投稿日: 2024.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設で暮らす子どもたちの話。 1番の年長者であるシオリの卒業に向け、それぞれが様々な思いを抱きながら蛍祭りの復活に奔走する。 これまで関わってきた人に、施設出身者はいなかったと思うけど、心に傷を負っていたり、色々と我慢を強いられたりしてきたのかなと想像してみたり。。

    1
    投稿日: 2024.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    養護施設に預けられている子供たち。皆様々な家庭の事情を抱えた高3女子、小6男子2人、小5女子、小4女子の5人の第一班メンバーの1年間の物語。 小学生達が、来春には施設を出る高3のお姉さんの夢を叶えるべくある作戦を立て、実現に向けて悪戦苦闘しながらも力を併せて実現させて行く様が、親の事情や学校で受けるいじめ等の辛い面をからませながらも、いかにもな小学生的な乗りだったり、秘密基地的だったり、特に小6男子が高3女子に対して淡い恋心を抱いている様などが軽いタッチで描かれていてなんとも微笑ましく好感抱いた。

    6
    投稿日: 2023.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小中学生が読むのにいい感じなのかなぁ。話の展開にしても、終わり方にしても、何だか物足りなく感じました。

    0
    投稿日: 2023.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    扉絵はスタジオジブリ の近藤勝也さん。 扉絵そのままのラスト シーンにホロっと涙が ・・・ 様々な事情で保護者を 失いゆくりなく施設に 暮らす子どもたち。 学校でいじめられたり 経済的な観点から夢を あきらめたり。 世間に揉まれ成長して いく彼らの姿になにを 感じたか。 それをうまく言葉には できないけれど、 ただ私の身のまわりに いる子どもたちへと、 思いやりを込めた一言 にして昇華したい。 「なにがあっても  希望は減らないよ」 と。

    70
    投稿日: 2023.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井リョウといえば、いやミスのイメージが強いが、本作は、養護施設の子供たちの健気な姿に心が痛む。 弟の医療費の問題もあって大学進学を諦めざるを得なくなった佐緒里のために、ランタン作りの材料を子供たちが学校から盗んだことが先生にバレて、担任が養護施設を訪問した時に、養護施設のみこちゃんが先生に返した言葉、 P280 「誰かから何かを奪ってはいけないなんて、そんなこと、この子たちはわかっています。きっと、私たちよりも」 親はなくとも子は育つ、とは言うが、多分そうなのだろうが、普通の親子関係を奪われた子どもの不安というのは大きいよなと思う。

    4
    投稿日: 2023.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★4.0 ありきたりなストーリー、予想が容易なラスト、それでも読み終わった後に泣きそうになってしまったのはなぜなのだろう。 考えてみて、きっと気付かないうちに、私も「青葉おひさまの家」の一員になっていたのだろうと思った。 他のメンバーと一緒に学校へ行って、夜に隠れてお菓子を食べて、気軽に相談できない出来事が起きて、一緒にランタンを作って、、。 彼らはただ同じような境遇から同じ施設に住む他人ではなくて、間違いなく家族だった。そんな家族の一員に私もなったような気がしてしまった。 最後は全員離れ離れになってしまう。悲しいけれど、彼らならきっと大丈夫だろう。一緒に過ごした宝物のような日々を、また過ごせる日が来る。施設に入った日から一回りも二回りも大きく強くなった彼らなら。そう願わざるを得ない。

    5
    投稿日: 2023.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いじめる奴はずっといじめる。 決して変わらない。 それなら逃げればいい。 そういうことに結論づけれる人は 自分の人生を生きれる人になるのだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2022.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井リョウさんの作品はすべて、深く刻まれる。人間の少し痛い部分を絶妙に描くので、読書にスパイスをと言う時に手に取る。全作読みたくなる。 ホワイトペッパーというよりブラックペッパーなスパイスという感じ。 子どもには子どもの、大人には大人の事情と言い分がある。 いじめる人はいじめ続ける。 教師はあくまで教員採用試験を受かった人間であり 、人格者という保証はない。 今でも覚えている。小4の担任がいたずらを超えた暴力の加害者と被害者の子が喧嘩になっていたのを「じゃあ仲直りの握手をしましょう」と笑顔で説得している姿を見て、先生って子どもをなめてるんだなと絶望と、他人なんだと子どもながらに感じたことを。 でも、わかってくれる人も絶対いる。 逃げるは負け、となにか刷り込みの価値観がある気がするが、1人一つの人生でありその人の人生においてなにが幸せかはその人次第。 大人になって社会的目線からは少し太輔は根性なしかと、淳也のいざというときの行動力に対して思ってしまったが、皆が自分の世界に生きとげる。 最後涙を堪えました。

    1
    投稿日: 2022.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人に勧められて、初めて朝井リョウさんの作品を読みました。 もともとエッセイは読んでいたのですが。 エッセイに、「そのときの感情をいかに言葉にできるか、ということをやっている」 というようなことが書いてあって、 ああ、なるほど、、と、この本を読んで納得しました。 言葉の使い方が繊細で、優しくて、痛くて、 「そっか、あの時のあの気持ちはこう言葉にするんだな」と、私も気付かされることばかりでした。 児童養護施設で育った彼らと比べると、私は家族もいて一般的に幸せといえる子供時代だったと思いますが、それでも、子供の頃に感じた色んなことが、ぶわーっと溢れてきたり、チクチクとつついてきたりしました。 大切な人がいなくなる、それを知り、何をどうすればいいか分からない、太輔。 壊してしまいたい,でも大切にしたい、矛盾だらけの感情、それは学校生活の運動会という行事の中で浮き彫りになる、 あぁ、なんか、、分かる。私もそんなことあったな、と感じました。 急に環境が変わってしまったことへのとまどい、信じられない思い、太輔の気持ちが、文字からボロボロ溢れて来るように私のところに伝わってきました。 小さい彼らが、いろんなことと戦って、小さな足で一生懸命立って、それでも無理なら逃げる、逃げることだって、悪いことじゃないんだ、 そういうことを教えてくれました。 クライマックスは、自然と涙が溢れてきました。 逃げても、またその先に希望がある、というのを信じたくて、自分に言い聞かせている彼ら。 失敗したっていい、いつかその先で自分だけの誰かに出会える、 今ここで出会えてる仲間と同じくらい大切に思える人が、きっといる、 その言葉に、大人になってしまった私は素直に頷けないけど。 だって、実際はそんな甘くないし 逃げた先に、また同じようなしっかりした道がある方が少ないかもしれない、 逃げた先は今より細い道のことの方が多い 大切な人と離れた先に、また同じように大切に思える人がいることだってあるかもしれないけど,ないことの方が多いんじゃない? 大人になった私は、「現実は厳しいよ」と思ってしまうけど、 だからこそ、逃げることに前向きに思おうとしていて、未来に希望を持つ姿が、眩しくて、羨ましくて、いいな、と思えました。 それにしても、あんな面白いエッセイを書かれている朝井さんなのに、、 衝撃的でした。すごいです。 幸せな話ではないし、苦しい気持ちもたくさんあったけど、また読みたいなと思える話でした。

    1
    投稿日: 2022.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    両親を亡くした太輔。施設で出会った1班のみんなと生きていく話。最後、大学進学を諦めて働くことを決意した佐緒理のためにみんなでランタンイベントを行ったのに、みんながそれぞれ生きていく決意をすることになるなんて。 これはハッピーエンドではない?!

    1
    投稿日: 2021.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いじめる人間は、どうやったって変わらないけど、自分のことをわかってくれる人間は、何処にでも、絶対にいる。 ということ。 大人には大人の事情があって、それを子どもにわかってもらうのは、難しい。悪い大人たちが出てこなくて良かった…。

    0
    投稿日: 2021.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『逃げた先にもちゃんと、これまでと同じ広さの道がある。』スタンドバイミーのような子ども達の挑戦と大人に近づいていく成長が、ジーンと来るストーリー。朝井リョウさん、イメージは高校生以上20代のストーリーと思ってましたが、これは小学生から高校生のストーリーでした。ひとつ屋根の下、でもそれぞれが悩みそれぞれの人生を選んでいく、また同じように自分を大切にしてくれるひとが出てくる、っと思うだけで救われます。

    1
    投稿日: 2021.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画「STAND BY ME」が好きな自分は、子供が冒険したり淡い恋心が芽生えたり子供の時の経験、成長して行く物語が好きだったりする。 この作品は図書館で本を探しているときに表紙の絵が綺麗で借りた。読んでみると児童養護施設の子供達の話であることに若干重いなと思って読む事を躊躇してしまったが、最後まで読んで良かった。読み終えたとき、涙が溢れていた。 それぞれの想い、それぞれの未来、人それぞれにその人のストーリーがある。 また皆のような物語に、僕はきっと出会えるんだと思う。 希望を持つこと。その道は同じ幅の大きさで変わらない。 子供達が主人公の物語で秀作あれば教えて下さいm(_ _)m

    1
    投稿日: 2021.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後、めっちゃよかった。 逃げた先にも、同じだけの希望があるはず。そう思いたいけど、自分のために町じゅうにチラシを貼ってくれるような人は、すごくすごく大切だよね。この人だけって思いたいよなあって思った。 あと、小学生だけで火使うのはけっこう危ない(笑)

    1
    投稿日: 2021.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井リョウ、直木賞受賞後の第一作。 児童養護施設の小学生を中心に、家庭問題や学校でのいじめに向き合いながら、自立していこうとする様を描く。『いじめから逃げてもいいんだ』という著者の強いメッセージに心を打たれた。

    1
    投稿日: 2021.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何だろう? 全然話が入ってこない。話の流れの腰をおる描写が多すぎて話に引き込まれる感がない。好みの問題なんだろうけど、好みじゃない。どう書いてもせつない設定なのに伝わってこない。 語りべと時系列がやたらといりくんで読んでいて気持悪くなる。小学生の表現が異和感しかない。考えてる部分は大人すぎるくらい大人なのに会話の部分は昔ながらの幼稚な小学男子、異和感だらけ。朝井リョウは二度と読んじゃだめだと思った。

    0
    投稿日: 2021.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が読書好きになったきっかけの本 ハッピーエンドっていう訳じゃないけど、ラストは登場人物たちの後押しをするような、読んでよかったって思う作品

    0
    投稿日: 2021.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親に愛されないということ、早くに親を失うということががどれだけ子供にとって影響力をもつかを改めて考えた。 大人になる前の自分にとって、自分にとって両親は自分を守ってくれるものであり絶対的な信頼をできる大人だったことを思い出した。もしそうでなかったなら、どれだけ心細い思いをしたのだろう。 いじめという問題について、どれだけ努力してもいじめる側は変わらないという現実について描写されていたことが印象的だった。 純粋な大輔の佐緒里への思いはとても美しい。どんなに苦しい境遇の中でも、自分を支えてくれた人を失いたくない気持ち、自分がどんなことをしても夢を叶えてあげたいという強い思いは印象的だった。

    0
    投稿日: 2019.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大輔、淳也、麻莉、美保子、佐緒里、児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らす一斑の5人の子供達が、悲しみを乗り越え、お母さんのように優しい高校生のお姉さん佐緒里のために、ある作戦をたてる。 僕らだけで、どんなに大きなことをしても、それでも変わらずに、いじめる奴はいる。いじめられたら逃げればいい。逃げた先にも、同じ数だけ希望がある。 たくましく生きようとする子供達に胸を打たれると同時に、どうしてもなくならないいじめという現実をなんとか変えていかなければと思います。

    2
    投稿日: 2019.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    家庭に問題を抱える子供達にスポットを当てた物語。最初にテーマに気付いたときは、どんな重い話として進んでいくのかと思ったけど、主人公や登場人物が皆小学生くらいなので基本的には軽くて子供らしい雰囲気で物語が動いていく。だけど、ふとした瞬間の描写や伏線にドキッとするようなものがあり、深く考えさせられる作品。本全体のメッセージとしては、辛いときに逃げてもいいというもので、元気がない時やセンチメンタルな気分のときに読むのをオススメ。読みやすくて世界観に入りやすい素敵な作品でした!

    0
    投稿日: 2019.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イマドキの若者(この言い方がなんか古い?笑)を書いたらこの人だと個人的に思っている朝井リョウ。小学生が主人公ということでとても新鮮! 主人公は、児童養護施設の子供達。それぞれが孤独で、満たされなくて、子供であるがゆえにどうにもならない苦しみを抱える者同士が、寄り添うように過ごしている。目の前の現実に対してどんなに自分が頑張っても、抗えないかもしれないし、現状を変えられないかもしれない。でも、絶望の中で立ち止まるのではなく、どんな形でも進み続ければきっと何かを掴める。今いる場所が全てじゃない。「逃げた先にも希望がある」ここではないどこかで、まだ見ぬ大切な誰かにきっと出会える。信じて進め、みんな。 それぞれの道に進む5人が願い飛ばしを見つめる最後のシーンは、そんなエールを送りたくなった。

    0
    投稿日: 2019.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     児童養護施設の子どもたちを描いた作品。あまり小説を読む方じゃないので,こういうタイプの内容は初めてだ。  小学校から高校生まで,さまざまな子が出てくるが,その子たちは,当然,いろんな〈もの〉を抱えているからこそ,ここに,いる。その〈もの〉は一人一人違うから,施設の中の子どもたち同士でさえ,うやらましがったり,見せびらかしたり,秘密にしたり…と,お互いに心を開くことはなかなかできない。  しかし,そんな子どもたちが,今年高校を卒業して施設を離れてしまう佐緒里(佐緒里は進学を諦めて親戚の家に働きに行くことになってしまった)を勇気づけようと,協力して〈あること〉をしかけようと計画するが…。 以下,ネタバレ注意!  ラストのシーンは,とってもよかった。浅井さんだから,また何かどんでん返しでもあるのかと心配してたけど,そうでもなかった。  佐緒里に思いを寄せる(たぶん初恋だな)6年生の太輔の気持ちが,これまた,とてもいい。  最後の5ページくらいで,浅井さんからのメッセージが伝わってきて,「ここがいやならにげていい」「別にガマンしなくていい」「この先にも,また分かってくれる人が絶体いる」と励まされる。  「私たちは,絶体にまた,わたしたちみたいな人に出会える」  「逃げた先にも,同じだけの希望はあるはずだもん」  こんな佐緒里の言葉に胸を熱くするわたしであった。  

    0
    投稿日: 2019.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    児童養護施設にいる小学生たちが、力を合わせてある祭りを復活させようと奮闘する。その祭りにかけるそれぞれの思惑とは―。 ---------- 今まででいちばん感想が書きづらかった。というのも、お話の内容自体は決して明るくなく(ただし文体は明るいため読みやすい)、「いじめ」「親友たちとの別れ」「小学校というムラ社会」などがテーマであるため、万人には勧め難いと感じたからである。しかし、小学生らしい青春劇であり、中高生や親世代ならば絶対一度は読んだほうがいいとも感じた。

    0
    投稿日: 2019.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    直木賞受賞後第一作。 児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らす太輔ら少年少女4人が、施設を卒業する佐緒里のために、ランタンを飛ばす蛍祭りを復活させようと奮闘する。 いじめ、孤立、親の暴力、再婚。そして夢。 個人の複雑な事情も変化しながら、各々が自らの生きる意味を見出していく。 どんなに困難な状況に陥っても、将来の道は細くなることはないというメッセージがとても心に響きました。 「何者」よりも共感できました。

    0
    投稿日: 2018.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「何者」の印象がそのまま作風のイメージになるくらい強烈だったから、毒が薄めで意外だった。あまり痛くならなくて読み易かった。

    0
    投稿日: 2018.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供たちだけでなく、取り巻く大人たちの心の痛みが伝わってくる感じがした。 太輔くんのご両親に対する思い。誰も代りにはならないという気持ちもすごく共感できる。 太輔くんと佐緒里ちゃんの今後も知りたかったな。 子供たちが作って空を舞ったランタンを見てみたいと思った。 物語だけど、同じような施設やそこでいろんな思いを経験している子供たちは現実にいるのだよなぁと思うと、何とも切ない。

    0
    投稿日: 2018.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2018/08/02 児童福祉施設が舞台。子供達が主人公の話。主人公が小学生だから感情移入しにくかったけど、子供なりに一生懸命に頑張る姿は引き込まれるものがあった。 どんな道でも同じ広さの道というような佐緒里の言葉が心に残った。

    0
    投稿日: 2018.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    養護施設に預けられた五人の子どもたち。 それぞれが辛い環境の中でも希望を見つけようとし、それをつかもうとするけれど 結局誰ひとり希望をつかむことができなかった。 東京にいけず、母親の暴力は治らず、友だちを得ることはできず、自分を受け入れようとしていた人が求めていたのは自分ではなくただ「そばにいてくれる人」だった。 それでも、次の希望に向けて、次の「私たち」に出会うために、それぞれが違う一歩を進もうとする。何かを諦めて。 どうして世の中はこんなにも残酷なのか どうして小学4年生の小さい子に、頑張っても変わらないことを分からせないといけないのか 逃げることは悪いことではない。 5人に、それぞれの新しい「私たち」が見つかりますよう。 それを祈るばかりです。

    0
    投稿日: 2018.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設で暮らす子どもたちの物語。 世界のどこで生きようが乗り越えないといけない壁には必ずぶち当たってしまうわけでして。 どんな環境下であっても希望は減らないと思い込まないと生きていくのはとても辛くて。 現実と理想の壁、生きにくい場所から逃げる事の必要性、 現実と戦いながら生きていかなければならない人間の宿命。 決してハッピーエンドではないけれども 読了後は他人に対して優しくなれること間違いなし。

    0
    投稿日: 2018.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりにジーンとくるラストシーンの本だった。施設の子たちはこんなに仲良くなれるものなのか。それぞれに壮絶な人生があるがそれを露骨に書かずにラストまでもっていくとこがいい。 だからたんたんと静かに物語が進む、それが若干退屈に感じた。 とにかくラストですべてです。

    0
    投稿日: 2018.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    約束を守っても、変わらない人は変わらない。 でも、自分は変わり続けることができる。 逃げてもいい。希望は、減らない。

    0
    投稿日: 2018.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    泣かせる。 肩を寄せ合って生きる養護施設の子どもたち。 その設定に、まず。 でも。と、ひねくれたオバサンは思ってしまう。 養護施設の「中」と「外」の対決みたいな構図が多々描かれているけれど、「中」には中の熾烈な葛藤もあるだろうし、「外」には外の価値観や規律があるだろう。 最後、苦しいけれども前を向いて生きていこうというハッピーエンドにはなるのだけれど、それはすべて、さおりの諦観に立脚している。その境地に至るまでのさおりの苦しみと絶望がいかに深いか。それでも他者に希望を与え続けようとするさおりの偉大さ、清らかさを強調したかったのかもしれないけれど、読んでるこっちが苦しくなる。 それから、ところどころ辻褄のあわない箇所があった。 あんなに奔走したのに、実際にランタンを飛ばす場に誰もいなくていいのか? とか。 落ち合ってから神社までかかった時間はどれくらいなのか、とか。

    0
    投稿日: 2017.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    太輔がなかなか大人になれなくてやきもきした。 みんなが何かに夢中になっているのに(それが親や家族のことでも)、自分だけ何もない時の置いてきぼり感とかはよくわかるんだけど。 "「お金がないんです」そう声に出したとき、太輔は泣きそうになった。体じゅうから絞り出された不安な気持ちが、頭のど真ん中をめがけて湧き上がった。お金がない自分は、何にもないんだ、と、思った。" 佐緒里が一番キツいなぁ。自分の夢も道も手段も明確に見えているのに、行けるのに、それが叶わないなんて。他の小さいみんなには前向きにポジティブなこと言えるのに、自分のことに関してはなんとかして前を向こうと頑張っているところがすごく切なかった。 "「出会えるのかな。(略)また、こんなふうに、私のために町じゅうにチラシを貼ってくれるような人に、これから出会えるのかな。」「出会えるよね、絶対」「希望は減らないよね」「そう思ってないと、負けそう」" 太輔がもう少し大人だったら。 「俺がいる。守ってやる」とか思っただろうし言ってあげられたろうに、今はまだ、大事だと思う気持ちがそういう言葉になるところまでは育っていない。

    0
    投稿日: 2017.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らす大輔が語る物語。大輔が家族で参加することが出来なかった蛍祭り、この祭りのランタン飛ばしを、養護施設の同じ1班のお姉さん的存在の佐緒里の為に、1班のメンバー全員で実現させようと力を合わせる。大輔は、自分は宇宙でひとりぼっちだと思いながらも、メンバーに愛情を抱くことで優しく強くなっていく。そして、メンバーみんなバラバラになってしまっても、また同じ様な仲間に出会えると信じて生きていこうと思えるまで強くなっていく。

    0
    投稿日: 2017.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設を舞台にした作品はいくつか読んでいるけれど、この作品は闇を描くのではなく、希望とか前向きとかポジティブなものを目指して書かれているような作品だった。

    0
    投稿日: 2017.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供の悲しむ姿は見たくない。 でも、ここの子供達は、悲しい気持ちを心の奥底に隠しながら暮らしている。 そんな状況にならざるを得なくなった彼らを思うと胸が苦しくなります。 児童養護施設で育つ彼らに、世間はあまりにも辛い試練を与えます。 でも、彼らが決行したアリサ作戦、神社から見たたくさんのランタン、この記憶は、きっとこれからも彼らを強くする、そう信じています。 素晴らしいお話でした。

    0
    投稿日: 2017.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小学生だった時の心を覚えているだろうか。めいいっぱい体を動かし、大人に隠れて自分たちだけの秘密を作り、こっそり歳上の異性に憧れたりする。大きくなるに連れて薄れていくその記憶は、大人が子供を見誤る原因だ。子供は大人が思うよりよっぽど賢い。 著者は、そんな子供の心をしっかり宿しているようで、賢さとひたむきさと危うさと幼さ、それらが渾然一体とした少年少女たちと本作で巡り会えて、即ち自分の過去とも向き合えた気がする。そして、子供に抗えない出来事の一つ、別れ。その悩みを追体験し、自らを顧みた。 あと、タイトルがすてき。

    0
    投稿日: 2016.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    施設で暮らす子どもたちの苦悩や葛藤、それを乗り越える力などが凝縮されている。希望を持って前に進もうとする姿に最後はウルっときてしまいました。

    0
    投稿日: 2016.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一度文庫を買おうと手に取ったけど、あらすじを見て「また、『泣かす』系?」と思ってやめた本。 図書館で見かけたので借りてみました。 まあ、泣かす系ではありましたが、それ以上のものも受け取った感じです。 私が最近「あれ、やってみたいんだよなー」と思っていた行事(ここでは願いとばしと呼ばれてるやつ)が出てきたので驚きました。 あれ実際に見たらどんなにきれいだろう。 おひさまの家の子たちは、親がいないとか虐待されてるってことで、しなくてもいい苦労をしてる。 読みながらずっと「がんばれ、がんばれ」と声援を送っていました。 佐緒里の言葉が希望。

    0
    投稿日: 2016.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小学生の狭い小さい世界が凄く凄くリアル。語り口調とか、「六年生」が絶対偉い感じとか、細かいところから伝わってくる。思い出すことがたくさんある。どうしてこんなに等身大に書けるのか、朝井リョウすごすぎ// さおりの一言一言が、強い言葉ではないのに世の不条理さに強く訴えかけられてるのがすごい。しかも共感できる。

    0
    投稿日: 2016.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りたもの。 装画はスタジオジブリの近藤勝也さん。ほとんどのジブリ作品で原画や作画監督を務めている人。 「青葉おひさまの家」で暮らす子どもたち。大切な人との別れに向けて立てた作戦とは…。 全部がうまくいかないあたりが妙にリアル。 ラストは泣きながら読んだ。 読み終わった後に表紙を改めて見るとさらに泣けた。

    0
    投稿日: 2016.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     朝井リョウは、「怒っている」イメージだ。自覚してない自分の汚さ、弱さを見ないふりしようとしても許してくれない。傍観者然としている読者を物語に引きずり込んで、肩つかんで心ごと揺さぶってくる。それが、今まで読んだ物語から得た著者のイメージだったし、「くそう」と思いながらもいつの間にかハマってた。  本著は、そういう意味で物足りなく感じてしまった。朝井リョウ、あんま怒ってなくない?どしたん?牙抜けた? 児童養護施設という環境で育った子どもたちと、彼らに対する偏見、いじめ。やるせないことばかりなんやけど、対峙する子どもたちが素直すぎると感じてしまった。美保子の「ママは〜」という発言に対して誰も食傷気味にならなかったのかなとか、自分より小さい子とずっと一緒にいる佐緒里に苛立ちはなかったのかなとか…「思ったらあかんけど思ってまう」ことに葛藤しなかったのかな。最後の「諦観」のようなものを描くために、敢えて余計なものを削ぎ落としたのかなあ。それとも、一人称で淡々と描くことに狙いがあるのかな。  また、小学生のときって、もっと言葉以前のもやもやしたものをいっぱい抱えていた気がするのだけど、言葉がしっかりとしすぎているところにも違和感が拭えなかった。  個人的にはあまり響かなかったけれど、物語自体の美しさ、情景を頭の中に広げてくれる文章はやっぱりすてきだ。  「つらいことに向き合う」ことが勇気であり美談だとされている世間。だけど、最後の「逃げてもいい」と言うメッセージはもっと声を大にして言っていいと思う。人はぜんぜん平等じゃない。逃げた先に希望なんてないかもしれないけど、「希望があるかもしれない」と思うことが希望になる。本をぱたんと閉じた後、彼らの未来に光がありますようにと願わずにはいられない。

    0
    投稿日: 2016.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『子どもの頃は楽しかったな~』とか言う人がいると つい、『本当か?!、本当に本当か?!!』と思ってしまう。 別に自分が不遇な子供時代を過ごしたというわけではないのだけれど 大人になった今とは違う、理不尽さや憤りや畏怖があふれていたように思うのだ。 この物語は、それらのものと真正面からぶち当たっていく小学生(一部中学生)たちの物語です。 児童養護施設で暮らす主人公たちが背負わされているものは、同年代の子どもと比べるまでもなくとてもとても重い。 それがわかった上で、 この物語は子どもたちに安易な救いを与えたりはしません。 その代わりに 自分ではどうしようもないことばかりの中で、 辛ければ逃げてもいいこと。生きて行く先には必ず 信じるに足りる未来があることを教えてくれているのです。 教室の隅でうつむいてばかりの子どもがいたら、 そっと差し出してあげたい一冊です。

    2
    投稿日: 2016.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者得意の学生小説から抜け出して新分野を目指したのだろうけれど、全く面白くなかった。テーマは灰谷健次郎が書きそうな色んな事情があって親と暮らせない子供たちが暮らす多分養護施設での四季を通しての出来事を描いた物だが、はっきり言って付け焼き刃的な作品で、子供を描くならもっと勉強してからにして欲しい的な薄っぺらいものに感じられた。やはりこの作者は学生ものしか書けないのかな、ちょっとがっかりだ。朝井リョウのストックがなくなったのでしばらくこの作者とはおわかれだ。

    0
    投稿日: 2016.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作中の子どもの考えていることに ぎくっとしてしまう自分がいた いつしか大人の論理で考えるようになり そしていつしかその大人の論理を 子どもに求めるようになっていった それはきっと 子どもの論理が理解できなくなってしまったから 何を考えているのかわからない どう感じているのかわからない そんなとき大人は 大人のルールを適用させる その理不尽さが 余計に子どもを遠ざける 子どものころにしかできないこと 子どものころだから考えられること 大人にはそれを見守る余裕が必要なのだろう

    0
    投稿日: 2016.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    我慢する事は大事だと…でも、心身とも 崩れそうになった時は 逃げる!! 決して 恥ずかしいことではない!!

    0
    投稿日: 2016.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    様々な事情で児童養護施設で暮らすようになったのに子供たちのを描く。一人一人のキャラクターがきちんと描かれていて、終盤の盛り上がりに合わせて綺麗な映像が頭に浮かぶ。 あまり暗くならないように書かれているものの、施設の子供が受けるような偏見やいじめなども描かれている。しかし周りの大人や子供達自身の明るさでとても清々しい読後感になっている。 いじめっ子に一泡吹かせるようなスカッとする展開はない。むしろその感じがリアルで、現実の残酷さを感じられた。ラストの映像美は美しく想像させるが、その先には安易な救いは無く厳しい現実が待っている。太輔が中学生になったあとは想像するしかないが、きっと強く生きていけていると信じたい。

    0
    投稿日: 2016.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    社会や周りの大人に翻弄され、生きづらさを抱え戸惑い苦しみつつも、一所懸命に生きていこうとする太輔たちの心情がとても丁寧に描かれていました。 大衆に流行りそうなドラマやマンガと違い、相手に逆らって、正しい方向に矯正しようとするのではなく、目の前の現実は変えることができないものだと割り切ってあったことで、派手なストーリーにはならなかったかもしれないけど、一人一人の孤独感やつらさがとてもリアルに感じられました。 とてもいい作品だと思います。

    1
    投稿日: 2016.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小学生の頃ってそんなに考えてたかななんて思いながら 朝井リョウの同年代の洞察力は大好きだけどいまいちハマらなかった 雰囲気とか変わらないことから逃げるのはアリって言うメッセージは好き

    0
    投稿日: 2016.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「人をいじめる奴はいじめる」 「それでも何やっても変わらん人がおる」 そのとおりだと思います。 みんな素直で前向きで、歪んだ人間からはまぶしくもねたましい。

    0
    投稿日: 2016.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設に暮らす、「一班」の子どもたちのお話。 辛いことがあったり、悲しいことがあったり、幸せなことがあったり… 大人になっていろんなことをできるようになったからこそ、忘れている閉塞感や高揚感、子どもの狭い世界の感覚を思い出しました。 逃げても、その先の道はだんだん細くなったりしない。 そんな力強い言葉はぐっと胸にきましたが、「そう思ってないと負けそう」という素直な言葉は、もっとずしんと響きました。 ラストは涙が止まらないです。 新しい旅立ちや別離を経験する度、思い出しそうな気がします。 ーー私たちは、私たちのような人にきっとまた出会える。

    0
    投稿日: 2016.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設の子どもたちが主人公。 佐緒里ちゃんが言ったように、みんなの道はこれからずっといまと同じだけの希望がある、と私も思う。 そうであって欲しいと強く願う。

    1
    投稿日: 2016.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「青葉おひさまの家」で暮らす子どもたち。 夏祭り、運動会、クリスマス。 そして迎える、大切な人との別れ。 さよならの日に向けて、4人の小学生が計画した「作戦」とは……? (アマゾンより引用) うん。 良かった、すごく(´・ω・`) 小学生の子供が親を失い、叔母に裏切られ、仲間と離れ… どんな気持ちなんだろうと… お話自体は悲惨な感じは全然ないんだけどね 何かいいお話でした(*´∀`*)

    0
    投稿日: 2016.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    施設で暮らす子どもたちの話 別の短編集で読んだ「ひからない蛍」がよかったので、 その続きってちょっと期待しすぎた感はあるけど、 難しいテーマですっきり読めたのはよかった 一番思ったのは、「自分は変えられるけど、他人は変えられない」ってこと 両親のよくない行動がやっぱり直らなくて、 でもまたいつか一緒に暮らせることを願ってしまう 子どものつらさとか、 願い飛ばしを成功させても、いじめっ子からの扱いは やっぱり変わらないとか でも、それに対して最後転校を決めたシーンで、 「つらかったら逃げたらいいんだよ」ってことだなと すごくすっきりした あと、下のみこちゃんのセリフは本当にぐっときた ”誰かから何かを奪ってはいけないなんてこと、 そんなことこの子たちはわかっています。 きっと私たちよりも。”

    0
    投稿日: 2016.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前読んだことあると思ってたら、「いつか、君へ boys」に収録されてたんだ。 久しぶりにちょっと泣ける本に出会った。 この作者好きです。 他の著書も読みたい。 ランタンを飛ばす「蛍祭り(?)」を、卒業してしまう沙緒里のためにみんなが協力して復活させる話。 児童養護施設の子達の話。

    0
    投稿日: 2016.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    両親の突然の事故死と、養父からのDVによって、 児童養護施設で暮らすことになった小6の大輔が、 ほのかな恋心を抱いている班長の高3の佐緒里の、 卒業と、施設からの退所に際し、絆の証しとして、 ランタン祭りを復活させようとする1年間のお話。 母親からのDVに苦しむ小5の美保子、 入所後、同級生からのいじめに苦しむ、 小6の淳也と小4の麻利の兄妹、 夢と現実との間で苦しむ佐緒里、 児童養護施設で、同じ班となった5人が、 肩を寄せ合い、未来に向かっていく様は、 非常に健気で、応援したい感情の一方で、 5人それぞれの新たな旅立ちを終幕としたためか、 何となく、それぞれの行動に違和感も感じました。 「いじめからは逃げる」という選択肢…、 ボクは、間違ってはいないと思いますが、 うまく行き過ぎ感はあっても…、本作品では、 理想論的な王道の展開でもよかったんでは…とも。 でも…、やっぱ、これでよかったのかな? 難しいテーマを、一部にモヤモヤ感も残しつつも、 さわやかに描き切っており、よかったと思います。 一方で、いろいろと考えさせられることも…。

    0
    投稿日: 2016.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童福祉施設の一班のメンバーを中心に動く物語。 小学6年生の太輔は大好きな佐緒里姉ちゃんの為に、「蛍祭り」を復活させることができるのか…? メインのストーリーはここになる。 子ども達だけなのにそううまくことが運ぶのか? 小学6年生が、主人公なのに表現がきれいすぎやしないか?(あまりにもひとりすぎる 等小学生とは思えない) など批判があるかもしれない。 うるさい! そんなの関係ないね。 何を言われようとこの物語は心動かす物語であった。 ストーリー的には上手くいきすぎかもしれないが、個々人に焦点を当ててみると、みなそれぞれの思いを抱えながらバラバラになっていく。 本書で伝えたいことにすごく共感した。 「私たちは、絶対にまた、私たちみたいな人に出会える。」 「いじめられたら逃げたらいい」 終わり方も秀逸だった。 「太輔はこの春、中学生になる。」

    0
    投稿日: 2015.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    きっと綺麗な情景の場面で、必ずしもキレイごとでは済まされない現実感のある終わりのコントラストがいいな。って思った。

    0
    投稿日: 2015.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設の話。表紙の印象は嘘ではない。冒頭は、独立した短編だったそうで、その章だけなら泣かせる話。しかし朝井リョウがそんな素直に終わるはずなく、世界は優しくもあり厳しくもある。他人へ過度な期待を抱くことない醒めた視点とファンタジーの融合した作品。

    0
    投稿日: 2015.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての朝井さん本です。 夏の子供向け昼ドラマを思わせる設定内容でした。拡げた話の収拾がつかず、素材だけ提供して好きなように料理してくださいという感も残りました。映像化されたあとの本だったのかな❓ 引っかかる描写もいくつかありました。材料が足りないからと安易に盗むという考えになる場面や、簡単に火を扱ってしまう場面です。もし子供向け昼ドラマなら、自転車こいだ駐在さんや顔見知りの大人が偶然声かけして、未然に防ぐことができてひと安心…な感じでしょうか。ここでは最後の一線で踏みとどまらず、あっさり超えられています。 著者の目線が主人公に重ならず、目線を合わせてあげているようなズレを時々感じました。読み手を成人とするには、施設の子供の描写の型にはまったチープ感が否めないし、主人公と同世代だと犯罪や同性愛ととれる表現が軽くて、親世代はハラハラさせられるかもしれない。今時はこの軽さでも大丈夫なんでしょうか❓ あと、個人的には施設のみこちゃんをもっと掘り下げて欲しかったです。あのポジションにはどんな背景があったのか知りたいと思いました。 ここまで★マイナス2の理由を書いてきましたが、文章はとても読みやすく場面の想像もしやすいので、もし犯罪の場面描写が変わるなら、主人公世代の子供たちにもオススメだと思います。

    0
    投稿日: 2015.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設の子ども達の成長を描いた青春物語。一人ひとりが誰にも共有できない悩みを抱えながら、みんなで一つの作戦に向かうがむしゃらさがよかった。最後のシーンでは、子ども達それぞれが強い気持ちを持っていて、みんなの進む道を応援したいと思えた。

    0
    投稿日: 2015.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時系列が行ったり来たり。混乱はしないけど、あまり意味を感じず、素直に順番にした方が読みやすいのにと思う所が時々あった。 ランタンを飛ばしたかった理由も、引っ張らずに最初にパッと言った方が良かったのに、と思う。 そういう細々した不満はありつつ、ラストのシーンは感動しました。 未来は決して明るくなった訳じゃない。問題はなに一つ解決してない。自分自身の言葉さえ信じきれていない。こんなまま物語が閉じる。中途半端にも感じるこの幕引きが、個人的には素晴らしかった思います。 でも、いつかみんなのその後が読みたい、とも思いました。

    0
    投稿日: 2015.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ビニールシートごしの、土のボコボコした感触など、小さい頃の感覚を思い起こさせる文章が、ところどころに潜んでいて、あぁ、いいなぁと思いました。

    1
    投稿日: 2015.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     交通事故で両親を亡くしてしまった大輔が、親戚の子供のいない叔父さん、叔母さんの家に引き取られたけれども、叔父さん、叔母さんをすぐにはお父さん、お母さんと呼べない大輔に腹を立てて、暴力を振い、両親に関する大切な思い出を捨ててしまった2人の下から「青葉お日様の家」で暮らす事になった。  殴られる恐怖から、人恐怖症になっていた大輔。 その大輔が一緒に暮らす仲間とのいろいろな出来事を通して、家族になっていく。  そこにいる子みんなが問題を抱えていて、でもその中でお互いの存在を通して希望の未来を見つめられるようになっていくことが素敵だった。

    0
    投稿日: 2015.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    意外にもものすごくよかった本。 児童養護施設で生きる子供たちの話。 みんな1人じゃどうしようもないことを抱えている。 しかも子供なのに、どうしようもないくらい重い。 でも、自分は変われるという事実が実は自分を支えてくれるのだと。 なんか、いい本。

    0
    投稿日: 2015.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢で構成されていない、現実の不条理でままならない部分が詰められた小説だと思った。自分のことを思って、仲間と呼べるかけがえのない人たちに出会ったのだが、最後にはみんなが別々の道へ別れざるをえなくなる。決して理想だけではなくて、だからこそ美しい物語だった。

    0
    投稿日: 2015.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今自分が生きている小さな世界は、広い広い世界に出る前の下書き。 朝井リョウは厳しい。絶対的な救いはないのだ。わかりあえない人はいるし、どうにもならない運命がある。ただ、一時避難は許されている。いつか、一緒にいたい人を、見つけられるまで、そして、その人と一緒にいられるまで、足掻くしかない。 蛍祭り、ランタンを飛ばすことはなんとか成功した。でも、それだけで世界が劇的に変わるわけではない。きっかけにはなったかもしれない。ある意味、ラストシーンは解決していなくて、続きとか、大人になった太輔の回想とかが欲しくなる。 大人になることに、今の場所から出ることに、その道の先に確かな未来があると信じないと、とても踏み出す勇気が出ない。未来に希望が持てない時代・世代かもしれないけれど、未来が先細りだなんて思ったら、どうすることもできないのだ。先細りだと「思っていても」、広い道だと「信じていく」ことが、要求されている。朝井リョウは、なんとも厳しい。でも、この物語はそんな厳しくも優しいエールである。

    0
    投稿日: 2015.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    忘れていた子ども時代のいろいろな感情が描かれていて、泣けてきた。家族を失ったり、大切にしてもらえなくて深く傷ついている子どもたちが、また別の傷を負いながらも懸命に生きている。それぞれのキャラクターが大げさではなく、でもわかりやすく描かれているし、話の展開にも程よいスピード感があり、一気に読めた。

    0
    投稿日: 2015.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設で暮らす子どもたちの、三年前とそれからたった一年間。 たくさんのつらいことや悲しいことを乗り越えて、空を飛ぶランタンのあたたかな灯りは彼らの願いだ、 祈りだ、そして希望だ。 まだ見ぬ大きな世界を前にこれからどんな大人になるのだろう。 歩む世界はまだ、途中。

    0
    投稿日: 2015.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わりと淡々としてるけれど、子供たちからすれば日々の現実はこんな風に流れているのかな。劇的な何かがないからこそリアルだったなあ。いつかここを出ていく、一人で生きていくという現実をこの子たちはどこで覚悟するんだろう。 ラストで太輔だけが取り残されたような形になったけど、みんなにとって最善の道をみんなが自分で選んでいて、それもまた良かった。淳也と麻利が選んだ決断はとても正しいと思う。「それでも変わらん人がおる」そう、変わらん人、変われんかわいそうな馬鹿な人からは逃げるのが正しい手段。 私はやっぱりダークな朝井さんのが好きかなw

    0
    投稿日: 2015.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    比べるものではないのですが、有川浩さんの小説が頭に浮かんで、頭の中をよぎってしまいました。 結論から言うと、こちらのほうがやや辛い現実を、より細やかに描いているな、という印象でした。 ただ、過去と現在を行き来する構成が、私にはわかりにくかったです。(こまぎれで読んでいる私の読書も問題だが)ここにいることから逃れられない、そして、いやおうなくやってくる別れ。選べない未来。そんな中でも、人生を選択して生きていかなければならないこどもたちがいる。このことに、私は希望があまりみいだせなかった。ひとつひとつのエピソードが私の中で最後に劇的につながってこないで、花火を打ち上げるということのみに気を取られてしまうのです。それがこどもたち、また接する大人たちの未来とどう繋がっていくのでしょうか。小説なのだから、細かい枝(エピソード)が、太い幹から伸びていくとしたら、真ん中にあるテーマが私には見えてこなかった。 この作家さんは、いろいろなシチュエーションで自在に物語が描けるので、もっと読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2015.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    養護施設というものの全体のロケーションをはっきりさせないで子供達それぞれを描くのが、掴みかなっというところですが・・・。現実的で最後まで救われない感じでこの世代の子供にはつらい話だなと思ってしまうラストです。

    0
    投稿日: 2015.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供には子供の社会があり、苛めは、どんどん陰湿になりつつあり、、…昔の子供ながらのサバサバした道徳心は無くなったのかなぁ♪。終盤にあえて使われた"逃げる"は、"決断"という言葉に置き変えたい。辛かった幼年時代のわかち合えた仲間と初恋と、、。

    0
    投稿日: 2015.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大阪であったサイン会に行けなかったので、代わりにサイン本購入。今までは若者を書いてきた作者が今回書いたのは子ども。児童養護施設の子どもたち。そしてこれは前向きな逃げの作品でもある。今いる場所が全てじゃない、逃げるのは恥ずかしいことじゃない。子どもたちに辛い時は逃げたっていいんだよ、と確かな道筋を示してくれる作品でもある。「情熱大陸」を見てから読んだので、ワンシーンワンフレーズにこめられた作者の想いの重さを知る。朝井リョウまだまだでっかくなりそうだ。この装画もいいけど雑誌連載時のスカイエマさんの挿絵も見たかった…2013/207

    1
    投稿日: 2015.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれ事情を抱えて児童擁護施設に入所した子供たちの話。 願いとばしを復活させるための過程は、ほんと子供だな、バカだな、と思うところも多々あったが、それでもその子なりに考え行動を起こしているんだもんなと何回も思った。それぞれの思いがつまった願いとばし。 親と離れるその立場にならないとわからない気持ちなんだろうと思うが、想像でも十分大変な気持ちもわかる。 いじめ、暴力、心の拠り所とか、たくさんの問題があるけれど前に進む様子が印象に残った。

    0
    投稿日: 2015.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    難しいなぁ…子供達には純粋に自分の可能性や幸せを追求してほしい。なのに邪魔するものが大きすぎて。施設で育つ子達の話を二つ近い間隔でよんだけど何とも言えない複雑な思いになります。もっと頼ったり甘えたり出来たらいいのに…それが出来ないのは大人のせい?何だかこの作品の大人達はイマイチ信用ならない感じでした。ランタンが飛んでいく美しい情景を思い浮かべながら、タイトルの深さを感じました。泣けはしなかったけど爽やかな読後、そして同じくらい複雑な読後でした。

    0
    投稿日: 2015.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これはずるい。 朝井さんなんて良い本を書くのだ。泣いてしまった。 「いじめられたら逃げたっていい」辛かったら逃げてもいい。この言葉にハッとさせられた。麻利の一生懸命さが何かを変えると思ったのに、当たり前のように現実な結果で驚いたけど、なるほど「つらいなら逃げたらいい」ここに繋がるのか。 なるほどと、思うと同時に淳也が抱えていた問題に泣きそうになった。 なんか一気に感情が溢れた。 ー逃げ道だって言われるような道でも同じだけの希望があるー 私も頑張ろう。

    0
    投稿日: 2015.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    様々な事情で児童養護施設で暮らす子供達の話です。 「いじめられたら逃げればいい。笑われたら、笑わない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、本当の家族だったとしても、離れればいい。その時誰かに、逃げたって笑われてもいいの。逃げた先にも同じだけの希望があり、これまでと同じ広さの道がある。」 逃げる事は悪い事ではない。自分は変えれても人は変える事が出来ない、逃げ出してもいいんですよね。最後の「私たちみたいな人が、どこかで絶対に待ってる」が私達はまた会えるという綺麗事でなく、なのに前向きで大好きです。

    2
    投稿日: 2015.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設が舞台ってことで読んだ。 でも、そっちがメインではなかった。面白さが。 ”お話”としての面白さはあったけど、”児童養護施設でのお話”としての面白さはなかったかも。

    0
    投稿日: 2015.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「トイレに行きたい。・・」で始まる、若い作家の本・・ 題名に惹かれましたが、 3年間の太輔たちの成長を追いながら、 私には想像出来ない生き方を強いられた少年と、一緒に生きてきた仲間たち・・好きだったと気付いた仲間たち・・ どこで生きることになっても、 若いって希望そのものです。・・ね・・

    0
    投稿日: 2015.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    事情により児童養護施設で暮らす子供達5人。みんなそれぞれに悩みがあり、自分では如何ともしがたい環境の中で一生懸命生きている。そんなどうにもならない事情で施設を離れなければならない佐緒里のためにある「作戦」を計画する。「これからどんな道を選ぶことになっても、その可能性はずっと変わらない。逃げ道だって言われるような道でも、その先に伸びる道は同じだけの希望がある。」自分の置かれている環境など、一生懸命やっても変わらないものがあるが、前向きに生きようと希望の持てるいい話でした。個人的にはお勧めできます。

    0
    投稿日: 2015.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまでの作品と違い、若者というより少年少女を描いてるからか 心にぐさりとくることが少なかった 最初のほうで飽きそうになったけど、ラストはよかった

    0
    投稿日: 2015.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    両親の事故死や虐待などから、親と離れ施設で暮らす子供たち。 いじめ・新しい家族との関係・進路など、彼らを取り巻く環境は、更に厳しくつらい局面を迎える。 それでも、乗り越えよう、納得しようとする健気な子供たちの物語。 うーん。詰め込みすぎで消化不良でした。 伏線かと思っていたエピソードは回収されることなく、 子供たちの想定が甘いのに大人が止めることもなく、 終始もやもや。笑 本作には子供を取り巻く、とてもたくさんの問題が扱われているのですが、 それらをひとつの「問題」としてとらえた場合の、朝井リョウ的「対処法」が書かれています。 でも、それは正解ではないし、 それらの問題をひとつの「問題」として扱うこと自体にそもそも違和感を感じます。 あくまでも朝井リョウ的「対処法」なので私と意見が違うのは問題ないのですが、 他の視点を想定させないよう強引なメッセージに やっぱりもやもやが残ります。笑 それに、前半あんなに大人びていた子供たちが 最後に容易に希望を持てるのでしょうか。 「逃げたって、また」って思うのではないのかな。

    0
    投稿日: 2014.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝井さん、本当に起用です。 こんな作品も書けるんだと思いました。 それも、結構丁寧に描かれていて 綺麗すぎるとは思ったけど、たまに感じるピリッとするようなリアルさに泣きました。 ただ、終盤に進むにしたがって、ぱたぱたと慌てた感じがあって惜しいなと思いました。 ラストのクライマックスを盛り上げようと思ってかもしれないけど、少しまとまりがない気がしました。 でも、朝井さんのメッセージは伝わってきました。

    1
    投稿日: 2014.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小学生の世界ってすごく狭かったなあと思い返してました。どう頑張っても変わらないものは変わらない。この台詞と、みんなばらばらになるけどまた会えるよ、じゃなくてみんなみたいな人にまた会えるよという綺麗すぎない展開が良かったです。表紙借りでした。

    0
    投稿日: 2014.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設にあずけられ、部屋が一緒になった5人の物語。親と死別した子、親はいるけれど手を挙げてしまうので預けられている子。 いじめにあう兄妹。義父からの暴力に傷をおった子。進学したいのにお金がなくてあきらめざるを得ない子。 最後、麻利が泉に「泉ちゃんがムリっていうことを、うちがやる。」ってたんかをきるところがよかった。そしてそのあと4人が協力してランタンを作るところも。 変わらないものは変わらない、だから逃げることも必要というところがもっともだと思った。

    0
    投稿日: 2014.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設の子どもたちが、成長していく姿を描いている。願い飛ばしをするために、盗んだり、火をつけたりってところはえ~~って。それをやり遂げてみんな成長していった。

    0
    投稿日: 2014.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    児童養護施設で暮らす子供達の物語。佐緒里の夢を叶えるためにらんたんを飛ばそうと小学生の大輔、淳也、美保子、麻里の4人は計画。 でも、それは佐緒里のためだけじゃなくって、色々な事情を抱えたみんなのためでもあった。 前半は息苦しかったけど、子供たちが夢に向かって頑張り、ラストはハッピーエンドとは言わないのかもしれないけど、みんなが自分の境遇に前向きになれてよかった。 逃げた先にも同じだけの希望がある。逃げたって、これまでと同じ広さの道がある。 小学生が怒りより悲しみが勝つって言うかな?とは思いました(笑)

    0
    投稿日: 2014.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色々な事情でおひさまの家で生活する子供達。子供達強いなあ。楽しいことばかりじゃなく困難に立ち向かっていく姿に応援したくなった。空に上がるランタン見てみたいな。

    0
    投稿日: 2014.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    施設で暮らす子どもたちの話 別の短編集で読んだ「ひからない蛍」がよかったので、 その続きってちょっと期待しすぎた感はあるけど、 難しいテーマですっきり読めたのはよかった 一番思ったのは、「自分は変えられるけど、他人は変えられない」ってこと 両親のよくない行動がやっぱり直らなくて、 でもまたいつか一緒に暮らせることを願ってしまう子どものつらさとか 願い飛ばしを成功させても、いじめっこからの扱いはやっぱり変わらないとか でも、それに対して最後転校を決めたシーンで、 「つらかったら逃げたらいいんだよ」ってことだなとすごくすっきりした あと、このみこちゃんのセリフは、本当にぐっときた ”誰かから何かを奪ってはいけないなんてこと、そんなことこの子たちはわかっています。 きっと、私たちよりも。” 

    0
    投稿日: 2014.10.13