
総合評価
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powered by ブクログこれを読んだ日からメロンがどーしても食べたい 種のとこが甘すぎるぐらい熟してる高級メロンも食べたいし、300円ぐらいの安くて美味しいハネデューメロンも食べてみたい いつか高級なメロンだけを買いに行く日をつくって贅沢な時間とお金の使い方をするって決めたの
5投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログオイラが知る原田宗典は軽口、軽薄なイメージなので「しょうがない人」を面白おかしく笑わせてくれると思っていたらちゃんと小説していた。おかげで切なくなってしまった。他の三篇も同様で読んだ後はセンチメンタルな気分になる。どの主人公の「ぼく」も生活の中の何気ないことや物に幸せを見つけそうな人だ。だけど読んだ後に残るのはハッピーなものじゃなくてどんよりした気分。昔だったらアンニュイなんて言ったのかなぁ。「すれちがうだけ」は見ず知らずの人の立ち聞きだ。立ち聞きそのものがあまりいいものではないけど、オイラならこの内容の立ち聞きは進んでしないなあ。バスは仕方ないにしても、フェリーの方はオイラならその場から立ち去ると思う。ずいぶん昔のものだと思うけど本の帯に「夏の一冊」とある。嘘だぁ。
3投稿日: 2020.07.18
powered by ブクログ4編の短編からなる1冊 ?メロンを買いに ?ミズヒコのこと ?すれちがうだけ ?しょうがない人 ?ミズヒコのこと ・無痛覚症、どんなことをしても痛みを感じない病気 ・ひょんなことからこの言葉を知り、過去にあった出来事がこれにつながるのかと感じる主人公 ・針などを体にさし、それで痛みを感じない、でもちがめちゃでる・・ ・そんな子がいた・・・じぶんでもどうすることもできない病気・・ ?しょうがない人 ・無免許運転につかまった父を引き受けに行く主人公 ・気取ってはいても気弱さがある ・うっとうしく感じる反面、息子の父へ対しる温かさも伝わる作品
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ読書録「しょうがない人」3 著者 原田宗典 出版 集英社 P18より引用 “メロンは偉い。 ごくたまに果物屋の店先などを覗くと、それはいつも少し高い 場所に飾ってある。” コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活 躍する著者による、普通の人々の日常を描いた短篇集。 メロンを買う話から表題作まで、4篇の穏やかな文章の作品が収 録されています。 上記の引用は、メロンを買いに行く話での一文。 高級なものは桐の箱に入っていたりしますよね。自分一人で一軒 家を持っているようなもので、私よりずっと立派です。私の口に 入ることはこの先も無いでしょうから、関係のない話と言えば関 係のない話です。 表題作に出てくる父親については、著者のエッセイを読んだ後 だとより味わい深く読めるのではないでしょうか。 ーーーーー
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ20年前にはじめて読んで以来大好きな作品集。今回原田マハさんの天国の蝿を読んで久しぶりに読み返した。父親への愛憎をえがきながら、なんだかホンワカとした余韻がのこる。
1投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログふとした日常の中で、ふっと過去へ想いが巡る瞬間。 誰しもある、そんな瞬間をつかまえたメロンを買いに。 など色んな短編が詰まっています。 切なくてどうしようもなくて、 ふっとただ生きていることに感謝。
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログこの人の作品は柔らかい。 それはまるで柔軟剤で洗いおとしたてのバスタオルみたいだ。 というのは冗談で。 作中の主人公の思考回路や周囲に対する視点、 これらが僕と酷似しているから気持ちいいんだろう。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ1作目の「メロンを買いに」が特にいい。 絶妙な憂鬱さと明るさが漂っていて、じんわりと感動できる作品。
0投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほんっとにしょうがない人のことを「しょうがないなぁ」と書けちゃう作者がすごい。私はまだまだだな、と思いました。
0投稿日: 2011.09.05
powered by ブクログトータルで見て、それぞれの話に厚みがあった。 「メロンを買いに行く」「交番に行く」という簡単な行為にも様々な思いや過去が詰まっていて、面白かった。 なんだかんだで、親子ってのは大事なんだ。
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ友人に5年貸しててやっと帰ってきた。なんというか、原田さんの父親に対する重い、思い、想いってすごい屈折してるような純粋なような。 子は親を選べなくて、嫌気がさすこともいっぱいあって、でも愛しちゃう。そんな矛盾を堂々とひけらかせる勇気ってすごいと思う。
0投稿日: 2010.09.03
powered by ブクログ原田宗典の「しょうがない人」読了。息子と父の複雑な関係にまつわる4つの短編。おそらくこの主人公と父親は共通人物なのだろう。大好きだった筈の尊敬していた父親に幻滅し、怒らねばならず、冷たい態度をとるしか手段が残されない関係が切ない。4編目は不覚にも読みながら落涙してしまった。
0投稿日: 2009.07.21
powered by ブクログ4つの短編が入った小説集。 表題作は、昔はセールスマンとして成功していた父親が、今は借金を抱え、その日暮らしで家族にやっかいばかりかけるようになっている。その父と息子である「ぼく」が語る父への心情。「です・ます調」で書かれているのが、客観的に冷静な視点で話しているように見える。父親への愛憎入り混じる熱い感情を押し殺しているようにも思えた。
0投稿日: 2008.01.23
powered by ブクログ「しょうがない」という言葉の使い方って、大人と子供を分けると思う。「しょうがない」を無理なく本来の意味で使えるのは大人の証ではないかなぁーと。そんな大人と子供の狭間にある息子と家族の話。 話の中でメロンが嫌いな人間はいるのか?ってあるけど、あたしはキライです。笑
0投稿日: 2007.11.22
powered by ブクログミズヒコのことは怖くなって読めませんでしたが…安江くんありがとう☆ すれちがうだけ、でもそこに物語が見出せる。おもしろかった。 でも、メロンであそこまで物語が広がるのは凄い…!
0投稿日: 2007.04.08
powered by ブクログキャラメルボックス「彗星はいつも一人」で岡田さん・畑中さん親子が役作りに参考にしたという本らしく。 どんなに悪く思っても「親子」の縁は続いていく。それを幸とみるか不幸とみるか。 1/26
0投稿日: 2007.01.26
powered by ブクログはじめてこれを読んだのは、なんと高校のとき、大学入試の模試でだった。現国の小説分野の題材として「しょうがない人」が取り上げられていて、いつものように試験問題を解くつもりでこれを読んで行くうち…なにかが胸に込み上げてきて問題が解けなくなった。主人公の父親に対する気持ちが、まさに当時の自分の気持ちとリンクしてしまった。 世の中に、自分以外に父親についてこういう風に考えている人がいることがわかって心底驚いた。 小説の中で主人公はまさに自分の気持ちを代弁していた。 試験後、速攻でこの文庫本を本屋に買いに行った。 今読んでも泣けてしまう。 ちなみにその試験の点数は散々なものだった…。
0投稿日: 2006.08.26
powered by ブクログ男性が父親を書いた作品を読んだのは、「しょうがない人」が初めてだったと思う。そういうものの中では、今でもこれが一番心に残っている。
0投稿日: 2006.02.02
powered by ブクログ原田宗典さんの父親が うちの父親とかぶってしかたない。泣いた。それだけ。 切ないっちゅーか、苦しい。
0投稿日: 2005.09.26
powered by ブクログしょうがない人。 憎んでいるはずの父のために泣いてしまう。最後のシーンは今思い出してもせつなくなります。
0投稿日: 2005.05.07
powered by ブクログ短編集。 どれも淡々とした言葉で淡々とした描写をされていて、けれどどこが心がほわっとなったり、冷えていったり…。 特に「ミズヒコのこと」という話が、どこか怖さを感じさせて、好きです。
0投稿日: 2004.11.07
