絵もキレイだし、説明も丁寧なのでそれなりに面白いが、ちょっとテンポが悪いかな… 完結したら続けて読もうっと。

009 RE:CYBORGのコミカライズということですが本作アニメの知識は全くなしの状態で購入しました。 原作に対する新たな解釈という意味で鉄腕アトムに対するPLUTOのようなイメージで読み始めましたが、PLUTOが原作ストーリーに基づきながら浦沢ワールドを作り上げていたのに対して、こちらは完全なオリジナルストーリーの上に原作に近いキャラクターが動き回るといった、ある意味正反対な作品でしたが、どちらも原作を知らなくても楽しめるし、原作を知っていればより楽しめる良い作品だと思います。 物語は最近の世相を反映したどこか現実味のあるストーリーで、緊迫感のある演出がなんだかアメリカのサスペンスアクションドラマを見ているような感覚でどんどん先が知りたくなります。第一巻ではまだまだ謎ばかりが残る、なんだかもどかしい内容ですが逆に第二巻が楽しみです。

9.11と同時多発テロを防ぐためにあのサイボーグたちが動き出す。謀略渦巻く世界で記憶喪失の009がどう守るのか。

石森キャラでデフォルメされてた部分がより人間っぽく縮小されているが、劇場アニメ見てないのだが、まあ、とにかく絵がアニメ絵をそのまま切り取ったかのように綺麗でびっくりする。

他の方もおっしゃられていますが、話の展開が遅くてびっくりしました。 「えっ！1巻でここまでしか進まないの！？」って感じです(笑)。 このテンポだと、最終巻までに何巻買うことになるのやら… でも009好きとしては買わずにはいられないので、買っちゃうんだろうなぁ。

映画は未視聴。父の本棚から拝借。 作家さんの絵柄なのかな？ 背景がフリーハンドっぽかったり、黒い部分の塗りつぶしが粗かったり、といったところがどうしても気になってしまった。 明らかにペン入れから一貫してデジタルで描いてる感が凄まじい…… 今の時代はオールデジタルなんて普通にあるけど、この方の場合はそこで損してる気がする。勿体無いなぁ。 大本命の004が活躍する時まで待機！

記憶が戻らないジョーをジェロニモが襲撃するシーンて『幻魔大戦』へのオマージュなんですかね。学ラン着たジョーて東丈かよとかジェロニモがベガに見えるとか、思ってしまいました。石ノ森章太郎原作なだけに。