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総合評価

22件)
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    中山可穂さんが大好きだけど全作品読破してしまうのがもったいなくて1冊ずつ大切に読んでいる。これも初めて読んだ。 短篇集で、ヒリヒリするような激しいものではなく軽く読んで楽しんだ。 カイみたいなひとに出会って恋に落ちて本命いるからって振られて失恋しても心にのこったまま生きていくのしてみたいな~、カイに出会った女性たちがうらやましい。

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    投稿日: 2025.05.30
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    カイというレズビアンのジゴロをめぐる連作短編。あまり重くなくさらっと読めました。「ダブツ」の話がなんだかとても好きです。がんばる女子高生がほほ笑ましかったです。

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    投稿日: 2018.04.05
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    【本の内容】 新宿二丁目でギターを奏でるストリート・ミュージシャンのカイ。 彼女の美しく切ない歌声に魅せられて、多くの女たちが立ち止まる。 そうした女たちの中から、カイは夜な夜な新しい恋人を求め続ける。 まるでジゴロのように―。 人妻との禁断の逢瀬、年若い少女への恋の手ほどき、命をかけた悦び…。 カイをめぐる、女を愛する女たちの激しく狂おしい官能と恋を鮮烈に描く連作短編集。 [ 目次 ] [ POP ] 女性同士の恋と官能の物語。 主人公はそれこそ「ジゴロ」のように様々な女性と関係を持つが、彼女の行動は一見男性のようでありながら、それでいてひどく女性的だ。 特に、恋を知り始めたばかりの高校生の少女との関係。 主人公は年上のお姉さんらしく恋を教えてあげながらも、少女が求めるセックスを与える。 全篇が女同士でしかありえない愛のかたちを描いていて、男女の恋にはない独特の味わいを持っている。 主人公は特定の恋人を持ちながらも、他の女と寝ずにはいられない。 そこに漂うセンチメンタルな雰囲気がとてもいい。 恋愛のかたちが捩れていても、そこに悪意も独占欲もなく、どうしようもない寂寥感がある。 この感覚はこの小説でしか味わえないのではないだろうか。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.08.28
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    「猫背の王子」「天使の骨」「サクラダ・ファミリア」と読んできたので、この本の溌剌とした雰囲気にちょっとびっくりしました。哀愁、さびしさのただよう中に確かに明るさがあって、出てくる人がかわいくて、あとがきにあるみたいに肩の力を抜いて読めそうな気がします。 「ダブツ」がすごく好きです。こんなにかわいい話を書くんだ!ってにまにましながら読みました。高校生かわいいです…… 恋路すすむも好き。

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    投稿日: 2012.11.29
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    これも「さらっと読める中山可穂」。カイという名の「ジゴロ」のレズビアンを中心にした短編集。ラタトゥイユが食べたくなる。

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    投稿日: 2012.08.25
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    5年ぶりくらいの再読。 以前これを読んだときはまだ大学生で、私の中に高校生のときに読んだ「猫背の王子」の衝撃が残っていた。「猫背の王子」といえば、何かどうしようもない忘れたくても忘れられない傷を、残されたように感じていた。 その状態を引きずったままこの小説を読んだので、よく言えば叙情的、悪く言えば感情的な作品としての捉え方しかしていなかったように思う。 さて、マラケシュ心中や花伽藍、ケッヘル等を読んでいる内に、気付けばもう数年で30歳。 サイゴンタンゴカフェを読みながら、中山可穂さんの作品は本当に深みを増したと思っていたけれども、今回「ジゴロ」を再読して、もしかしたら私自身の読解能力の方も多少は進化したのかもしれないと思った。 さらさらとテンポよく読めて、後味もおおむね気持ちが良い。 個人的に好きだったのは、表題作でもある「ジゴロ」のラスト。 こういう終わり方ばかりだと疲れるけれど、短編集の中ではいいスパイスになっていると思う。

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    投稿日: 2011.10.20
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    女たらしの女のはなし 中山可穂にプラトニックラブという言葉はありえないまったく 愛してる人がいるのに セックスできないから かわりの人を求めることは だめかな?みんなどうおもう? ぼくは悪くないとおもう 悲しいけど へんに抑えこむより よっぽど人間らしいよ

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    投稿日: 2011.05.02
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    この人の文章、好きだ。 すっと体の中におちてくる。 伝えたいことと、題材や登場人物が=で結ぶことが出来るからだろうか。 テーマとしてではなく、直接的に書いているという意味で。 それにしても、メグ。メグ。メグ。どんな人なのだろう。 ジゴロをあそこまでメロメロにさせる人。 メグ視点の物語を是非読みたい。 それにしても、中山さんは海外がお好きなんだなぁ~。

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    投稿日: 2010.10.22
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    レズビアンでストリートミュージシャンのカイ 女同士の甘美さ、彼女らが感じる窮屈さが魅力的でありながら 恋愛における衝動と寂しさが絡まっていた メグみたいな溌剌とした女性になりたいな、カイの様なクールなうわべもいいけど

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    投稿日: 2010.08.28
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    この作品は重くなくさらっと読めたと思います。少し笑えるところもありました。短編ものでもおもしろいですね!なかでも「恋路すすむ」の話が良かった。

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    投稿日: 2010.04.24
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    面白かったし楽しかった。終わり方もよかった。個人的にはダブツが出てくる短編が好きかも。恋愛したくなる本。

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    投稿日: 2009.12.18
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    中学の頃にお会いしました。 図書館に置いてあって随分中山可穂さんの作品は読みました。 これは一番最初に会ったやつです。 こういう作品がかける人間になりたいなぁと思うものです。

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    投稿日: 2009.12.02
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    この人は女性同士の恋愛しか描きません。基本。 けどいつも主人公はユニセックスな名前で。 (ちなみに今作は“カイ”) あらすじを読むたびに、私はいつも 「今度は男女の恋愛物じゃないか」 とどこかで期待しながら手に取ってしまう。 女性同士の恋愛を否定するつもりはない。 (むしろエロティックだと思う) けど この人の描く主人公がいつもあまりに素敵すぎて、どこかで 「こんな男性がいてくれたら…!」と願ってしまうみたい。 だって今のところ(笑)私まだビアンじゃないし。 こういう少年ぽい人に非常に弱かったりして。 でもどっちにしても、こんなかっこいい人、なかなかいないよねぇ。 だから読んでしまうのかも。

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    投稿日: 2009.02.01
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    これは割と最近読んだ本。 本命の人が居ながらにして毎夜毎夜他の人の肌を求めては夜の街でギターを弾き、歌声を響かせる。そんな主人公カイのもとに寄ってきては離れたり一瞬の人生の交錯に溺れる女性達の姿が濃く描かれている中で、やはりこの作家さんならではの濃密な描写と生々しい情景の切り取りが強い本だと思います。 これまでの著作での主人公が割と直情的だったのに対しこの作品の主人公は「待て」を覚えた猫のような印象を受けますね。 短編集なのに主人公のぶれを感じないのもまた魅力。なかなか好きかも。

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    投稿日: 2008.11.15
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    愛してる一冊。 この短編集を読んでから、年齢が一回り以上も上の、一目惚れした相手に「私と付き合って下さい」と申し込める女の子が理想の人物になった。可愛すぎる。

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    投稿日: 2008.10.06
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    どのような愛の形を描こうと、やはり筆力、そう感じさせられる。 このような題材を、このように読ませる……それは著者にとっては身を削ることでもあろうけれど。

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    投稿日: 2007.11.04
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    久々再読したら、おおうこんな救いのない?話だったかとびっくりした。カイは主人公だけど主人公じゃないのですね。

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    投稿日: 2007.05.31
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    著者があとがきでも書いているとおり、この人の本は息苦しくなるほど濃密な文章のものが多いけれど、これは明るくて読みやすい。新宿二丁目で路上で歌を歌って愛を振りまくレズビアンのカイ。1人の女を愛するために100人と寝るのだという彼女の我儘な論理は、どうしようもないけれど愛嬌がある。レビューのなかには「自分にもわかりやすい男女の話にはならなかったのか」というものがあったけれど、「レズビアンとは女であり同性愛者であるという二重に不可視の存在として扱われているのだ」(堀江有里『「レズビアン」という生き方 キリスト教の異性愛主義を問う』)という言葉を思い出すと、多分この女同士の関係とは必然なのだろうと思う。息苦しくなるような関係を求めて読むと少し物足りないですが、気持ちよく読み終えられる一冊。

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    投稿日: 2007.04.21
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    連作短編集。 やっぱり。私には恋愛小説は向かないわ。 読んだあと、「あぁ時間とお金の無駄」と思ってしまった・・・。 多分、これからも女の人が描く恋愛ものを読むことはなさそう。

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    投稿日: 2007.02.17
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    ダブツというあだ名の男の子から好かれている女子高生がカイに惚れる話の "ダブツ"。この章を、僕が思っている彼女のレズビアン小説という先入観で読むと軽く裏切られるのだが、それは気持ちの良い違和感だった。読後感は爽やかだったりする。死に至る病気でありながらも相手が求めるセックスに応え続け、そして最期を迎える "恋路すすむ"。これは壮絶な話なのだが、その内容の割にラストシーンは感動的だったりする。この二つの話に代表されるように、過去に読んだ中山作品の中では比較的軽い気持ちで読めた作品だった。と思ったら、本人が文庫本あとがきで「肩の力を抜いて楽しみながら書いた」と言っていた。中山可穂を未読の人は、短編なら気楽に読める点ではこの作品から読むと良いかも。長編なら「サグラダ・ファミリア」をお薦めする。

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    投稿日: 2006.08.22
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    「ただひとりの女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある」この言葉に引かれて買ってみたらちょっとびっくり。「ダブツ」が一番すきかな。(2006/06/24)

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    投稿日: 2006.08.05
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    電車で読む本を、と思って背表紙のあらすじだけで手に取ったのですが、面白かった。新宿二丁目で歌うビアンのカイ。そんなカイにかかわる人たちを描いた恋愛小説。女同士の恋愛というのは、どこかうすぼんやりとした美しさが存在するように描かれがちですが、ぼんやりした感が無くてよかった。自分に正直に生きることも悪く無いな、と思わせる一冊です。同性愛に対して気負いが無く、恋愛のひとつとして書かれているところが気に入りました。そして、みんながどこか寂しいところも。

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    投稿日: 2006.05.28