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総合評価

56件)
3.5
6
18
23
4
1
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    死の匂いを嗅ぎとれる刑事が、未解決事件の犯人を追うストーリーですが、途中から路線がガラリと変わったいきます。 物語の起承転結の起承と転結の間をひねって千切ったかのように方向性を変えてしまっています。 一つにまとめず、シリーズものとして2冊に分けたほうがいいんじゃないかと思ってしまうほど、話の筋が変わっているので、曇天返しというよりは、二つのストーリーを無理矢理くっつけたといった印象でした。

    0
    投稿日: 2026.01.27
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    そんな特殊能力あり得んし…と思いながら読み始めたものの、気がついた時にはもう福田和代ワールドに引き込まれていた。 ラストは何となく予測がついたけど、そこまでの持って行き方が重くて闇が深くて好き。 それにしても。里紗の言動がおかし過ぎんか。

    2
    投稿日: 2024.01.20
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    死の匂いを感じることが出来る香西刑事、定年間近に起こる事件と過去との繋がり、という話。特殊能力を持つ刑事とかすっごい好きワクワク、と思ってたのも束の間、あああ何故そんなことに、と精神的ジェットコースターが止まらない。

    3
    投稿日: 2023.08.06
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    なかなかに「そんなことある?」という内容の話だけど、面白かったです。 実際に、この物語にあるような設備があったら恐ろしい…そして私はこの登場人物たちとは一切関わりたくないかな…(笑) 本文中では「怪物」という題名の由縁はこの人物ですよ-のような表現があるけれど、個人的な感想としては主人公も最後には怪物になってしまったのだろうなぁと思いました。 ただ、女性の登場人物が何故突然研究員と仲良くなったのか、その背景が気になって仕方がない。何か実は未来にも思惑が?と思ったり。 主人公は刑事さんですが、刑事がどんどんと謎を解いていくような純粋な刑事モノが好きな人にはあまりお勧めしないですね。 スリル味わいたい人や頭脳戦みたいなミステリー作品が好きな人は、割と好みかもしれません。

    2
    投稿日: 2023.07.24
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    そんな匂い嗅ぎたくないし! そんな特殊能力要らんし! しかし、この能力は、警察官、特に刑事さんには、有効かも? でも、精神的にやられそう… はじめは、正義感ある刑事さんやったのに、ある事件から… 能力はないにしても、人とは思えんヤツと手を組む… それが命取りか…元々そうなんか… そこから、段々と…この人も… 結局、怪物に取り込まれたのか、それとも、元々、怪物やったのか分からんけど、何か仲良しになっとるやん。 怪物たちよ!もう自身を死んだと思って生きてるってどんな感じなん? 生きてる意味も見出せず、怪物みんなで、これからもやっていくのか? 処理を… ハッピーエンドとは思えん終わり方やな。まぁ、読むのそんなん多いけど(^◇^;)

    47
    投稿日: 2023.02.17
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    特殊能力を持ちつつ、解決出来なかった殺人事件に後悔している定年間近な刑事が軸の話。話が進むほどに意図せず、いつの間にか暗黒面に落ちていく。 痕跡を残さずに人を処理することが出来たら、、、 誰かにために、誰かを殺す必要があったなら、、、 「怪物」に触れて、「怪物」になって行く話です。

    2
    投稿日: 2023.01.23
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    なかなか面白く読んでいったのですが、しかしあまりにも簡単に完全犯罪になるし、とにかく守るために消す…なんかいいのか?とはおもったけど。

    1
    投稿日: 2022.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は、定年を間近にした刑事の最後の事件、かと思っていたら。 全然違った。ちょうど真ん中くらいのページで急展開が起き、ストーリーが180度変わってしまった。あのとき明らかに選択を間違った主人公に、でもどうしようもなく切ない哀愁の主人公に、がんばれ、と思ってしまう。残りのページが少なくなっても着地点が見えなくてハラハラドキドキした。あんなに慕ってくれる後輩に打ち明けたら良かったのに。結局怪物の仲間になって、初めて理解してもらえた匂い。やるせない。でも、憎めない3人が並んで歩く背中を思う。余韻がすごい、、。

    1
    投稿日: 2022.08.04
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    定年を間近に控えた刑事、香西には“死”の匂いを嗅ぎとる不思議な能力があった。その力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、彼はゴミ処理施設で働く青年、真崎に辿り着く。「処理場で人間の身体くらい溶かせる」とこともなげに言う真崎。端正な顔立ちのこの男が事件の犯人なのか。二人の息詰まる攻防戦が幕を開ける―。正義と悪の概念が根底から覆される!著者渾身の長編ミステリー。

    0
    投稿日: 2022.06.30
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    「あいたたた」と思いながら読みました。 読みやすくて一気に読みました。 登場人物の背景があまり描かれていないので背景が知りたい でも、主人公のおじさんの特殊能力は刑事という仕事にぴったりだなぁと思いました(作文かw)

    0
    投稿日: 2021.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつの間にか表紙が変わっていたんですね。 以前のシンプルな感じも雰囲気があって好きです。 警察サスペンス小説に特殊能力捜査の要素をひとつまみ。基本的にはシリアス進行。 主人公の香西が持つ’生物が死の間際に放つ匂いを嗅ぎ分ける’という能力が、絶妙に決定打には欠けながらもいい感じの具合だったのだが、いま一歩活かされきれなかった印象。 が、それよりも何よりも足りないのは掘り下げ。 警察畑で定年まで勤め上げた男が、やむに止まれず道を外す、まさに心の奥底に潜む「怪物」や魔に呑まれる無念・葛藤・悲哀の描写といった本作の根幹と思われる部分がごっそり抜け落ちているのは致命的。 割と物語序〜中盤あたりで香西自ら進んで道を外れて突き進み、あとは真崎にいいように振り回されるのを見ているだけ。 「怪物」のことを’老い’と理解すればまだわからなくもないが、それは恐らく意図とは違うと思われる。 2刷 2021.11.7

    3
    投稿日: 2021.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去の事件が未解決のまま後ろ髪をひかれつつ定年を迎えた香西。 タイトルの怪物は真崎のことなんだろうけど、真崎の底知れない怖ろしさに惹かれたということを口実にして、刑事であることが唯一のアイデンティティであるかの如く刑事の自分に必死にすがっているようにしか見えない。 その怪物(真崎)も、物語における模範的な怪物像(物静かで冷静、先回りできて何もかもお見通し、爬虫類的な不気味さ、でも人を強く惹きつける魅力)で目新しさがなく、ストーリーも大きな意外性はなかった。 香西は自ら破滅に向かったようなもので、しかし平凡な退職後の元刑事になるぐらいならこうなる方が好ましいと感じている気がする。 読み進めやすかったが、特に誰にも感情移入ができることのない作品だと感じた。

    0
    投稿日: 2019.11.04
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    2019.10.25 そっちにいく!?って感じの展開で面白かった。 設定もいいからもっともっと良く出来そうな気がしてしまった。

    0
    投稿日: 2019.10.26
  • ある意味最強か

    ある事件の主犯となる心に大きな闇を抱え,特別な設備をもつ人物を「怪物」と呼ぶと同時に, そこに取り込まれてしまう人達も「怪物」と化していく。 闇があまりに深いために,もはや何者もどんな事態も恐れないことである意味最強なのかもしれない。 「バベル」に感銘を受けて読み始めた作家さんです。本作もなかなか面白く,他の作品も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2019.09.03
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    主人公は定年間近の刑事。最近、歳のせいか、「定年間近」とかいう設定のものに惹かれてしまう(笑)真実を明らかにしたい刑事の正義感。大切な人を守りたいという正義感。しかし突発的にのっぴきならない事態に陥ってしまう、はらはらどきどきの展開がよかった。

    0
    投稿日: 2019.08.29
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    思ってたのと違った内容だったけど、それはそれでおもしろかった。とりあえず嫌なやつがこの世からいなくなった。 自分がそうならないようにしないと。

    0
    投稿日: 2019.07.13
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    アンナチュラルなものとしての死の気配を扱うのであれば、もっとぶっ飛んでいてもいいのかなあとも思った。ただ、怪物の描き方は巧みだなあと思う。精神のネジがどこか一つとんじゃってるような、静かな怪物。サイコパスの側面を持ち合わせていながら、もっと冷静で協調性にあふれていて、音楽を聴くように人を殺せる怪物。これはね、怖いですよ。

    0
    投稿日: 2019.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どうなるのかな~と思ってたけど、3人でゴルゴ13とかシティハンター的な仕事すればいいんじゃないのかね。 というか一言で言うと、『なんじゃそら!』

    0
    投稿日: 2018.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    繰り広げられる物語に引き込まれて、一気に読み進めました。後半からセリフと心情描写が中心で、情景描写が少ない印象で少し物足りなく感じましたが、正義感ゆえに翻弄され無惨に心を引き裂かれていく主人公、香坂が最後に見つける居場所が、予想もしなかったものあり、ミステリーとして秀逸な作品と思いました。

    0
    投稿日: 2018.05.18
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    特殊な能力を隠している定年間近の刑事。 淡々と殺人という作業をこなしているだろう青年。 ひとつの出会いが大きな転機をもたらしていく。 面白い物語だとは思ったけれど、どうにもいまひとつ乗り切れなかった。 <死の匂い>がわかるゆえに数々の手柄も立て、優秀な刑事だと周囲からは思われていた香西。 でも、それは特殊な能力の上に成り立つものだったのか? 本当に優秀な刑事が、いくらなんでも死体の処理を安易に頼んだりするものだろうか? 理紗を「か弱き者」として過剰に守ろうとする点も疑問を感じた。 亡くなった娘への思いが重なっていたとしても、よく知りもしない理紗のために刑事としての道を簡単に踏み外したりするだろうか? とても面白い場面も多かったので、何となく残念な気持ちが強く残った物語だった。

    0
    投稿日: 2017.03.06
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     『怪物』原作は「読売テレビ開局55周年記念ドラマ」2013年6月27日に放送された。ドラマは観ていないけど、香西武雄役の佐藤浩市と真崎亮役の向井理はあってる気がする。こちらはドラマの方が面白いかもしれない。原作では真崎の恐ろしさが伝わらない。行為は恐ろしいんだけど、全体に迫力不足、怪物になる過程にもう少しページをさいてほしかった。

    1
    投稿日: 2016.09.21
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    うわ~・・・ヤバいの引いちゃいましたっ!!って感じw いやー、面白かったなぁ~! え?そっち?そっち行く?いや、行かないでしょ。え?行っちゃうの?ええっ!そっちって、そっちじゃなくてそっち!?え?え?ええええ~~っ!?!?!?・・・みたいな?ww え?私?行かないっすよ、そっちには・・・さすがに。 うん、・・・たぶん、ね?ww

    0
    投稿日: 2016.05.07
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    途中でやめようかと思った。この作品がつまらないという意味ではなく、人間は追い詰められればとんでもないことにも手を染めてしまうと恐ろしさに向き合えなくなりそうだったからだ。心が弱っているときには、リアルな恐ろしさは耐えられなくなる。・・・という1冊である。

    0
    投稿日: 2016.04.27
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    「怪物と闘う者は、その過程で自ら怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」(あとがきより)

    0
    投稿日: 2016.01.07
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    怖い。要らない人間を消してしまうなんて。自分が望んだのかもしれない。悪い奴だったのかもしれない。誰かの幸せのためかもしれない。しかし、元刑事の香西はどこで折り合いをつけるべきだったのか?

    0
    投稿日: 2015.12.01
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    ドラマ化もされたんですね。 なんというか、救われない。 感情移入したくなる登場人物がいなかったな、と思う。 しいて言えば、「石川さん」?

    0
    投稿日: 2015.11.13
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    極悪人なのかそうでないのか、人間が多面的に書かれていて先が読めないから面白かった。ドラマ化されてたのね、知らなかった。この人の他の作品も読んでみよう。

    0
    投稿日: 2015.02.13
  • よくある刑事ものとは一線を画す「怪物」の物語

    最初は、ベテラン刑事と「怪物」、正義と悪の対決なのだろうと思っていたが、そうではなかった。人間はいとも簡単に一線を越え、堕ちてしまうものなのだろうか。いや、堕ちる、という表現が適切かどうかもわからない。なぜか周囲の人間は、「怪物」に引き寄せられるように巻き込まれていく。そして、まさかの結末に。刑事目線で語られているが、これは、いわゆる刑事ものではない。「怪物」の物語である。

    0
    投稿日: 2014.10.04
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    向井理さん主演でドラマ化されていたのを観た後、原作を読むまでしばらく間が空いた。真崎(向井理さん)はほぼ原作のイメージ通りで端正な顔ゆえにぞくりとした。 「死の匂い」を察知してしまう刑事 香西。15年前に起きた少女殺人事件の犯人と知っていながら堂島を無罪放免にした後悔を抱えている。あろうことかその堂島が政界進出を目指していると知り・・・ 被害者と同様にかつて彼に性的いたずらを受けた女性が名乗り出たことから事件は急展開。権力の壁に阻まれて堂島を野放しにしてしまった無念を果たすべく、彼女と協力して策を練る香西だったが・・・ 失踪した男たち。DNAをも溶かしてしまう生ゴミ処理用バイオ装置を操る謎めいた若い男。 怨恨や欲望の絡まない殺人ほど不気味なものはない。。

    2
    投稿日: 2014.09.30
  • 怪物?はたまた悪魔か救世主か?…

    腐敗臭とは違う、第六感的な 感覚で死人の匂いを嗅ぎつける 能力の持ち主である刑事。 すべて彼の語りで物語は進む。 てっきりこの刑事が主人公と 思ってたら、どちらかといえば 主人公は表題である「怪物」と 呼ばれる真崎なのかな。 この真崎という怪物、出会う人次第で 「悪魔」にも「救世主」にもなる? 詳細は未読の方のため伏せますが。 ボクシングでいうレバーブロー? 速効性はないのに、あとから 致命的にダメージを与える。 そんな感じの地味に怖い話しです。 激しくハラハラはしないけど、 後からジワジワ怖さを増す。 ラストの刑事さん、まさか… ああいう方向に堕ちていくとは、 想定外だった。 僕好みで、面白かったなぁ。

    6
    投稿日: 2014.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    水で何でも溶かしてしまうゴミ処理機。それに携わる若い技術者。心残りの事件を抱えた定年前の刑事。  科学技術のことが詳しく書かれていて、堅めの作品かな…と思ったけど、私の感想はかなりのファンタジーです。真崎という完全なる悪、隙のない悪に、平凡な人々が引きずり込まれるファンタジーという印象。でも後味はあんまり悪く感じないし、純粋にストーリーを楽しめた。

    1
    投稿日: 2014.08.06
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    普通の刑事ものかと思いきや・・・ 予想外の展開。 人を溶かして存在を消してしまう装置。 本当にあったら恐ろしいことになるだろう。 どんどんダークサイドに嵌っていく主人公が痛々しい。でもそれは彼の正義の心に基づいている. 正義と悪の境界線が歪む感覚が味わえる。

    1
    投稿日: 2014.07.29
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    ドラマ化もされた長編ミステリ。死の匂いをかぎ取る能力を持つ定年間際の刑事が、その能力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、ゴミ処理施設で働く青年・真崎に出会う。正義と悪の間で葛藤しまくる刑事さんが可哀想…。ドラマはてんでダメだったけどね。

    0
    投稿日: 2014.06.22
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    ドラマを見ていたので、ついついドラマのキャストで 読み進めてしまった(笑) 主人公である刑事が「死」の匂いをかぎとることが できるという設定がまず面白い。 刑事が天職ともいえる彼の失踪事件への執念がスリ リングで、事件の進展から目が離せなかった。 過去の事件の容疑者(犯人だけど)を追い詰める 作戦ははらはらした。 どうにかして法の裁きをうけさせたかったし。 容疑者たる青年の淡々とした雰囲気が、いっそう恐ろ しい。なんだかやりきれない結末。

    0
    投稿日: 2014.05.07
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    後輩にも慕われる定年間近の刑事。 時効になった幼女誘拐殺人事件の容疑者だった男が衆院選に立候補する事を知る。 同じ頃、夫の失踪届を出しに警察を訪れた母娘に声をかけたことから、その失踪にも関わる事になる。 失踪した男が最後に訪れた場所は、最先端のゴミ処理場だった。 単なる刑事ものではない。 その刑事の心の動きが物語を深くしていると思う。 携帯に掛って来た旧知のライターからの連絡。それが彼を狂気に向かわせるのは、動機が浅いのではないか。 他にもある選択肢の中で、迷いながら終章を迎えるという終わり方もあったのではないか。 丁寧に書かれた物語の中で、終わりを急いだ感は否めない。残念。

    0
    投稿日: 2014.04.21
  • 堕ちていく恐怖

    文体は女性作家らしくやわらかい感じで読みやすいのですが、内容は怖いです。 ごみ処理施設の研究所員の話がありますが、とても細かい描写だったので気になって調べたら、工学部出身の作者さんだったんですね。描写は細かいですが素人には??ということはなく、物語の中でとても重要な事柄を簡潔にわかりやすく表現されいます。 人間はこうも簡単に悪魔に魂を売れるものなんでしょうか?善 vs 悪 それぞれの怪物が闘い悪が勝つというなんとも後味の悪い終わり方ですが、テンポよく読むことができました。 内容が内容だけに評価が真っ二つにわれそうな作品だと思います。

    1
    投稿日: 2014.04.15
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    日常に潜む、あり得そうに思える話し。 次々と連鎖していく人間関係がおもしろく、追い詰められた主人公の転落ぶりが、ここまでやるか!的な内容だった。 読み進めやすく、印象に残る内容だった。

    0
    投稿日: 2013.12.09
  • 怪物

    福田和代さんの本は初めて読みました。 ストーリー展開は軽快で、一般の女性心理を上手く描いています。 このような環境に置かれると、誰もが主人公のような考え方になるのではないだろうか? 美容整形の内容が非常に詳しく書かれており、ストーリー展開以外でも面白い。 女性には是非お勧めしたい作品です。 この作品を参考にして、世の中の女性が美しくなるのは素晴らしい事ですネ! 結末も、あれはどうするんだろうかと思い描いています。 これ以上は、読んでのお楽しみです!結末は、誰も知りたくないでしょう?

    1
    投稿日: 2013.09.27
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     こうきたか。  ぞわぞわとする気持ち悪さと、着地点の不安さはあるのだけれど………うーん。イマイチついていけなかった………かなぁ。  あっさり進むわけでもなく、かといって内面描写で畳み掛けるわけでもない。どちらに行くのかな?と迷ううちに最終頁に辿り着いた的な。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    死の匂いを嗅ぐことが出来る定年間近の刑事の話。 その能力から、死体を溶かして殺すという男に辿り着く。 単純な刑事物、ミステリではありません。 ボタンを掛け違えるように少しずつ物語が狂っていく様が恐ろしい。 「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。」 まさしくニーチェの言葉通りの話です。

    3
    投稿日: 2013.08.18
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    刑事モノかと思いきや、主人公の定年を間近に控えた刑事はあっさり定年退職します。 また、ここがポイントか?と思うところが何回も転回していきます。 あまり書くとネタバレになるので控えますが、転回を何度もする為一気に読み進みますが。。。最後はこうなっちゃうの?という感じ。でした。

    0
    投稿日: 2013.08.12
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    ぞくっとした。 「あぁっ!いっちゃだめだ!」と思いつつ・・・ 気になってあっという間に読了。

    0
    投稿日: 2013.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゆるゆるとした展開が、 グラリと動き出す感じがいい。 ちょっと静かすぎかもしれないけど、 個人的には好き。 救いのないラストもまたよし。

    0
    投稿日: 2013.08.02
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    面白かった。 読み進めている間、 怪物は誰なのか、 実はこの人が…みたいな結末なのかとか、 まだ半分くらいのあたりで、どうまとめていくのか見えず、 話の展開とともに私の想像も二転三転していた。 このまま静かにしていればいいじゃないかと香西びいきになって、明らかに破滅へ進んでいくのが嫌で読むのをしばし休んだりもした。 読み終わって、ああそうなっちゃったのかと諦めのようなホッとした感が残った。 この著者の本は初めてだが、他のも読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    まさに怪物。人間追い込まれると怪物になりかねないと何処か納得してしまいそうになってしまう。 予想と反した結末だったが、その裏切られた感じがまた良かった。 刑事の上をゆく真崎、気味悪いがスマートさを感じて何か良かった。 他の作品も読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    ドラマは見れなかったけど、向井理はイメージに合う気がする。 色々事件のつながりを想像しながら読み進めたけど、短絡思考の私は全然的外れだった^^; 採るべき選択を間違えたのが・・・ 間違えなければ香西も理沙も、と思うとやるせない。。

    1
    投稿日: 2013.07.29
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    むむ……? 後半から、書かれていないこの先の話のほうが面白いのではないのか?? でもこの主人公の辿る顛末はなかなかに予想外だった。

    0
    投稿日: 2013.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ版が三人の関係が微妙に艶っぽいんだが、小説版はいわば疑似家族愛に近い。 佐藤浩市演じる主人公が多部未華子演じるヒロインに対しては『王子様的な庇護愛』を感じ、向井理演じる怪物に対しては『悪の魅力』を感じてしまうという解釈で、ラストもそんな感じだった。 けれど、原作については過去の悲惨な事件で傷ついて、その中でもがいている子供を最終的に見捨てられない主人公。 ラストもドラマと原作は主人公の選択は同じだが、過程と雰囲気が違っている。 ドラマはクライムサスペンスの趣があるが、小説はもっと悲惨なのにどこか優しくハッピーエンドと錯覚しそうになる。 残念なのは、主人公の『死を嗅ぐ能力』の設定の活かし方が弱いような気がする。 死体の最後の声を聞いちゃうという設定はわりと使い古されてきたので、嗅ぐという新しい設定の使い方はもう少しひねっていいかも。 主人公の「他人と違う能力で感じる孤独」が、猥褻行為を受け、さらに告発しなかったことで殺人事件が起きてしまったという誰にも言えない共感してもらえない苦しみを抱く少女、両親と一緒にいけなかった怪物が孤独という軸でつながっていくというコンセプトに必要だったからなんだろうけど、それを後の二人がいかに共感するかという部分に欠けていてラストの二人の態度が唐突のような気もした。

    0
    投稿日: 2013.07.27
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    ドラマを見て、原作も読んでみたくなって読みました。ストーリーは分かっていても面白く、一気に読みました。

    0
    投稿日: 2013.07.10
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    ドラマ化と前後して読む。 あらすじ的には嫌いじゃないけどドラマも小説も何かが足りない。 後半数ページだけでよかった。 ドラマは佐藤浩一がガツガツしすぎか? 栗山千明の特別出演に意味は? 多部未華子はイメージ違う。 栗山、田部をひっくり返すとどうでしょう。

    0
    投稿日: 2013.07.07
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    定年間近の刑事・香西と、ゴミ処理施設の研究者・真崎との攻防。登場人物の心理描写なども分かりやすく描かれている。意外なところでの裏切りなど、先の展開が最後まで気になる。誰でも「怪物」に成り得る要素があると云うことか。なぜ、そこまで堕ちていくのか。もう少し深く描いて欲しかったと思う。

    0
    投稿日: 2013.06.23
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    死の匂いが嗅げる主人公、冒頭はハードボイルド。 次第に定年を迎えた哀愁漂う刑事に変貌してしまう。 当初のコンセプトが次第に崩れていってしまった感じ。 しかし冒頭よりも中盤からが読みやすい。死の匂いが嗅げるという特殊能力とハードボイルド路線に無理があったか。 とはいうものの、終盤もグタグタ感が… 全体的なストーリ展開は意外性があり面白かったので、残念でした。

    1
    投稿日: 2013.06.20
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    死の匂いを嗅ぎ取る定年間近の刑事が、人間を溶かすこともできるゴミ処理施設の研究者と出会って、正義の概念を失うというミステリー。 タイトルが意味深い。誰を指す言葉なのか常に気になっていた。ラストは想像していた中で、最も嫌な展開だ。人という生き物全てが、心の奥に「怪物」を潜めているのかも。

    0
    投稿日: 2013.06.16
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    死の匂いを感じる刑事が、人を守るために、自らがダークサイドに落ちて行ってしまう。登場人物が魅力的で、一気に読めた。ドラマ化も楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.06.13
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    ドラマ化と聞き、慌てて購入。面白くて一気に読んだ。 登場人物になんとも言えない魅力があり、香西と真崎の対峙シーンは背筋がゾクっとした。 佐藤浩市さんも向井理くんもイメージピッタリなので、ドラマが本当に楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.06.08
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    死の匂いを嗅ぎとる不思議な能力を持つ定年間際の刑事・香西が失踪事件を巡り、真崎という怪物と対峙する。正義と悪の狭間に運命を翻弄される人々… テレビドラマ化されるようだが、さほどのミステリーとは思わなかった。

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    投稿日: 2013.06.08