
総合評価
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powered by ブクログカンボジアの闇をテーマに書かれている小説です。 日本人としての常識など全く通用せず、現地の民族争いの遺恨を残す中で、汚職の塊の政府や警察、日本大使館からの圧力、人身売買の元締、身近にありすぎる「死」、色々な事柄と闘いながら、識字普及のための学校と、人身売買で売られていく少女たちを匿うシェルターを作るために奮闘する日本人と現地のカンボジア人の話です。 ただ、小説とはいえ、リアリティがあるカンボジア情勢には深く考えさせられました。
0投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ購入済み 2023.04.20.読了。船戸さんが亡くなった後購入し大切にとっておいた作品の一つ。 2003年6月初版の作品。 んんんー、ハードボイルド。暑苦しいくらい男くさい男たち。ザ・船戸与一! この作品を読みながら願ったこと ①楢本辰次が必ず日本に帰国しますように ②ポナリとチア・サミンが再会出来ますように ③カンボジアの子供達の未来が明るくなりますように 船戸さんの作品はいつもいろんな世界情勢を学べる教本でもあります。カンボジアといえば、ポルポト派くらいしか頭に浮かばず、その意味さえ、よく知らぬままでしたが、本作を通してカンボジア政権の歴史や人身売買などの現状(2001年)を学ばせていただきました。その後、カンボジアがどう変わったのか?22年後の現在のカンボジアについて調べたいと思います 楢本辰次=たつじ=たっちゃん=ヌートバー(笑)2023年wbc侍ジャパン
0投稿日: 2022.12.02
powered by ブクログAmazonで購入 カンボジアのことをあまり知らなかったが、この本を読んで内情を知ることができた。それも、現地民がどう考えているか、感じることができた。 前半は、どのあたりが「良く茹で」ているのだ?という感じだったが、中盤からとても良く茹でられてました。カンボジアの子供達のために活躍する日本人はカッコいいです。気持ちよく読めます。
0投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらずの壮大なスケールと緻密な描写。カンボジア旅行の前に、予習がてら読んだ本書。 何のために生きるのか、その理由を分かっていきる人間など本当にいるのだろうか。 最後に救いが設けられていたのが救い。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ船戸与一の東南アジア5部作 舞台は、PKOで初めて自衛隊が派遣された、ポル・ポト後のカンボジア。 PKOで派遣されたカンボジアにとらわれた自衛官が、カンボジアの状況を変えようとする。 ここに描かれるカンボジアの現実は、重たい。 法を絶対と考える欧米の倫理、法も方便と考えるアジアの現実、その狭間で揺れ動く日本人 現実に直面したとき、何を考え、どう行動するか?が問われている気がする。
0投稿日: 2015.12.06一味違う、破滅の文学・・・希望の残る船戸節
カンボジアの闇(政府の腐敗・人身売買・文盲率)がテーマとなっており、ベトナムを舞台とした『蝶舞う館』と同じような設定と想像しながら読んだが、はるかに迫力のある、各登場人物の描写にも血が通っている読みごたえのある一冊であった。この本には船戸作品に固有の殺伐としたやるせなさが感じられない。それでいて、辺境に思いを寄せる船戸氏の意欲もひしひしと伝わってくる。この手の作品(船戸作品)が苦手な読者にもお勧めの一冊。
1投稿日: 2014.06.21
