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北朝鮮は何を考えているのか―金体制の論理を読み解く
北朝鮮は何を考えているのか―金体制の論理を読み解く
平岩俊司/NHK出版
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    北朝鮮がならずもの国家なのは西洋の基準。 東欧の社会主義崩壊とソ連の体制崩壊は朝鮮半島の安全保障バランスを大きく狂わせた。 主体思想は北朝鮮自身が自分たちの国家を守るために必要だった思想。これによってソ連と中国の一派を金日成は一掃した。 北朝鮮にとってはソ連の存在は必要不可欠だった。北朝鮮と中国の関係を強化する際にもソ連の存在は必要だった。 ロシアは安全保障の体制が完成してから、その中に入るのではなく、自らが新しい安全保障環境をつくるプロセスに関わることによって東アジアでのプレステージを高めたいという思惑を持っていた。

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    投稿日: 2013.06.05