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けものみち(上)
けものみち(上)
松本清張/新潮社
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総合評価

35件)
3.6
8
7
16
2
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    身分を変え夫を殺し、別の人生を読むことにした民子隠居した大物の世話をしながら、 ホテルオーナーの小滝に惹かれていく。 上巻ではあまり印象深いシーンがなかった。 下巻に期待。

    1
    投稿日: 2024.03.16
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    著者、松本清張さん(1909~1992年)の作品、ブクログ登録は29冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 割烹旅館で働く31歳の成沢民子は、脳軟化症で回復の見込みのない夫・寛次に縛られた暮しを若さの空費と考えていた。彼女は赤坂のホテル支配人・小滝にそそのかされ夫を焼殺し、行方を絶つ。直感で民子を疑った刑事・久恒はその行方を追ううち、民子への欲望をつのらせ、政財界の黒幕・鬼頭の女になっていることを突き止める。 人倫の道を踏み外したものがたどる〈けものみち〉とは。 ---引用終了

    28
    投稿日: 2023.10.08
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    黒革の手帳、砂の器、わるいやつら、と読んだので、次はこれ。 割烹旅館で働く民子、脳軟化症の寝たきり夫に縛られ、家に帰れば理不尽に責められ迫られて、その描写がねちねちしてて非常に気持ちが悪かった。民子が可哀想だと思って読んでたら、料亭の客として知り合ったホテル支配人の小滝を足掛かりに、夫を事故に見せかけて焼殺、その後政財界の黒幕の愛人に収まってちゃっかり見返りを要求するなかなか根性の座った太い女だった。またこの政財界の黒幕の鬼頭という老人が気持ち悪いこと…そして、民子の夫殺しを疑って独自捜査をしている久恒という刑事も、正義心からではなく民子の身体目当てだったり、とにかく強欲な人間ばっかりが出てきてうんざりした。 人の道を踏み外しけものみちに迷い込んだ人々の辿り着く先は… 下巻に続く。

    2
    投稿日: 2022.09.28
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    思った以上に読みやすい作品でした。上巻が終わった瞬間に下巻が読みたくて仕方なくなりました。 かなり昭和の感じがする時代背景ですが、男女の駆け引きから主人公の女性がどんどん悪女になっていくのが面白い。そして政治がらみが出てくると、そんなに古い時代とは感じなくなりました。今も同じような感じが残っているのでは・・・と。

    8
    投稿日: 2022.09.09
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    初、松本清張小説……! かなり読みやすく、先が気になる展開でスラスラ読めた。結末は結構泥沼そうだけど…… 下も読んでみたいと思った。

    2
    投稿日: 2022.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    注! 思いっきり内容に触れています 松本清張は久しぶり。 なんで久しぶりに松本清張を読んだかというと、TVの「ポツンと一軒家」という番組を見ていたら、司会者が映像にちょっと険しい道が出てくると、すぐ「獣道だ」「獣道だ」と言うからだ(爆) ただ、「獣道」というのは、本来は獣がそこを何度も通ることで道のように見えるのを言うのだ。 周りの草木がそこに覆い被さって、トンネル状になっているのが普通だから、あの司会者が「獣道だ」と言う道はたいがい普通の道だ(^^; そもそも、あの番組に出てくる道というのは、ポツンながらも一軒家の住人が日々通っているわけで、そこを「獣道」と言うのはかなり失礼だと思うな(^^ゞ ていうか、山の中にあきらかに道があるのに「道なき道」と言うのもどうかと思うwのだが、まー、それはそれとして。 つまり、「ポツンと一軒家」の司会者が毎週のように「獣道」と言うのを聞いていたら、そういえば松本清張に「けものみち」というのがあったなーと思い出して。 ふと読んでみたくなったのだ。 な~んて思ってたら、この最初のページに、「けものみち:カモシカやイノシシなどの通行で山中につけられた小径のことをいう。山を歩く者が道と錯覚することがある」と松本清張も書いているじゃないか! 「ポツンと一軒家」は、よく松本清張のドラマをやる放送局の番組だけど、あの番組の関係者は松本清張を読まないんだろうか?←どーでもいいw そんな話はともかく。 松本清張というと、文章がぶつ切りのせいか読みやすいんだけど、なんだか味気がないというメージがある。 とはいえ、あれだけ書いたんだもん、それはしょうがないんだろうなーとも思う。 ていうか、量もさることながら、アマゾンで松本清張を見ると、こんな感じの小説も書いてたんだ!と驚かされる。 今あるエンタメ小説って、(松本清張が書かなかった本格物を除けば)松本清張が既に全部やっちゃったのものの焼き直しにすぎないんじゃないだろうか?と思うくらいだ (その辺り、宮部みゆきや阿刀田高等、松本清張ファンの作家に聞いてみたいw)。 そんな「けものみち」だが、これは松本清張にしては小説小説した文章だなーと。読みだして、ちょっと意外だった(^^ゞ …と言えるほど、松本清張は読んでないんだけど。 とはいえ、個人的にはこういう文章の方が読みやすいので、ありがたい。 この上巻は、主人公が夫を殺すまでが緊迫感があって面白いw そこまでは、本当に一気に読んだ。 でも、夫が死んでからが、イマイチ面白くないんだよなーw 主人公が夫を殺す夜なんて、読んでいて、その夜の寒さが染み入ってくるような迫力があるのに。 その後は、薄掛け布団だと暑いのに、でも、それをはいで寝てるとちょっと肌寒い夜のような感じ?←意味不明w それは、下巻の2/3くらいまで続く。 とはいえ、民子が夫を殺して、すぐ下巻のクライマックスでは物語として全然面白くないわけでー。 その辺り、もう一要素、話をからませてくれたら違ったんじゃないかなーなんて。 かの松本清張に恐れ多いことを思ってしまった(^^ゞ

    4
    投稿日: 2021.06.08
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    主人公は中風のろくでなしの夫を持つ妻。夫とはホステス時代に出会って結婚。その中風の夫を放火で殺害。中居として務めていた料亭で出会ったホテル支配人の仲介で中居を辞め、高齢の大物のもとで仕えることに。しかし、仕えた高齢男性も寝たきりの中風だった。放火に不信を持った刑事の思惑も主人公に接近。

    1
    投稿日: 2019.10.24
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    (初)松本清張 刑事のカンするどすぎて笑った(最初はご都合主義だなと思うけど、後になってくれば物語のおもしろさを引き立ててくれているので良)

    1
    投稿日: 2018.12.01
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    今読むと、背景に多少古臭さを感じるのも否めないが、それでもやっぱり松本清張はおもしろい。 最後、余韻を残さない(私だけがそう思った?)終わり方がよかった!

    1
    投稿日: 2014.10.09
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    鬼頭洪太の存在は、政治的な黒っぽい雰囲気の中に影絵のように泛んでいる /この一文だけでも、松本清張節が感じられる。

    2
    投稿日: 2014.04.15
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    男と女の駆け引き。民子が徐々にいやらしい女になっていく。昭和を感じる作品。下巻で、色々な事柄が一つに繋がっていくのだろう。楽しみ

    1
    投稿日: 2014.02.16
  • どろどろしています。

    テレビドラマを見てから紙の本で原作を読みました。 いつもなら、原作のほうがいいなぁと思うのですが、この作品についてはドラマのほうが個人的には好きです。 自分がしてしまったことはみんな自分の所に帰ってくるのがよくわかります。 この世で一番怖いのはやっぱり人間ですね。

    1
    投稿日: 2013.12.13
  • 人の本当の姿

    人生を変えるため、夫を殺す民子。欲望からそれを追う刑事。人がその欲望に正直に従ったらどうなるか。利己的で残酷な人の本当の姿が明らかになる。怖いもの見たさで引き込まれてしまった。

    0
    投稿日: 2013.12.01
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    悪女、刑事の執念、権力者の老人とサスペンスの具材がぶち込まれたピカレスクストーリー。 男は肉体を求め女は保障を求めるという真理は不変。

    1
    投稿日: 2013.08.29
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    米倉涼子が主演してテレビドラマ化されましたが、ラストは原作と大きく違っていましたね。 でも、個人的には原作本来の終わり方こそ、この物語にはふさわしい気がします。 こういう「男を食いモノにしてるつもりで結局のところ食いモノにされ、落ちるとこまで落ちていく」汚れ役は米倉涼子みたいないかにも愛人顔の女じゃなくて、松嶋奈々子みたいな正統派の女優さんに演じてほしい。

    1
    投稿日: 2013.08.07
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    無性に、松本清張が読みたくなって未読なこれを読んで見ました~。 超長編。 本当はもろ殺人事件バリバリの本を期待してたんだよね~。 これはこれで面白かったけど、半ばあたりで、じじぃと民子とかのシーンが出てくると「またかよ~」とうんざりした箇所もちらほらあったな~。 でも、政治の裏のカラクリは、やっぱり昔も今もこういう感じで変わらないのよね~。 話自体は結構、先が読めるような感じなんだけど、こんなに長編をスラスラ読めるのは、やっぱり松本清張だからだよね~。

    1
    投稿日: 2012.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    脳軟化症の夫を放火で葬った旅館の女中である主人公は、ふとしたきっかけで政財界の黒幕の愛人としての第二の人生を始めることになる。夫殺しの疑いで執拗に付きまとう刑事、黒幕の二の腕、ホテルの支配人など、登場人物が次々と不幸な目に遭う展開。「黒革の手帖」や「わるいやつら」のようにあまり救いようのないストーリーなので、気分の落ち込んでいる時に読まない方がいいかも。

    0
    投稿日: 2011.09.04
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     割烹旅館で働く31歳の民子は、病気で回復の寝たきりの夫に縛られた暮らしから逃れるべく、知り合ったホテル支配人・小滝と共謀し夫を焼殺した。民子は小滝に思いを寄せつつも、政財界の大物・鬼頭の女になっていた。  一方、火事に不信を抱き民子を疑う刑事・久恒。物語は政財界を巻き込みどろどろに・・・。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    私も、けもの道に紛れ込んだんじゃないかって…考えさせられる本です。 しばらく、呆然としてしまい、余韻が中々消えなかったです。 こわい、こわい。

    0
    投稿日: 2011.05.02
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    夫「昔に映像も本も鑑賞済みだったが、改めて面白いと思った」 妻「かなりグロテスクだよね。民子の夫といい、鬼頭といい・・・」 夫「登場人物の一人一人がもれなく個性的。というか癖が強いよね。すごくイヤなキャラだが久垣刑事がとても人間臭く、悪寒が走ります」 妻「民子を詰問してるはずが襲いかかったときはオイオイって思ったよ・・・。よくあるミステリーの刑事さんとは一線を画してるよね。容疑者側と同じくらいヤバい」 夫「後編に期待」

    0
    投稿日: 2010.10.28
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    完全に昼ドラのドロドロ展開。 どん底から這い上がろうとする女性のイメージは どこか白夜行を彷彿とさせる感じ。 全員が全員腹の探りをしている状態で終わり。 下巻はちょっと休憩してから読みます。

    0
    投稿日: 2010.04.21
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    良い人っていうのが見当たらない。そこがいいのかな。面白かった。 民子さんの旦那さんを殺す気持ちは理解できますね……。

    0
    投稿日: 2010.03.22
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    人間とは強欲な生き物であるということがありありと描かれている。 貧しい環境、豊かな環境、それぞれ置かれた環境内で欲望が高まる。 特に主人公の民子の小滝への執着は寛次と過ごしていた旅館で働いていた頃の面影もなくなっていく。 環境が変わったから、強欲になっていたのか、それとも貧しい環境で覆われていた本性が現れたのか。。。 秦野の「女はとにかく浮気の相手をひとりに決めたがる」という科白は、いつの時代も変わらない気がする。

    0
    投稿日: 2010.03.08
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    『黒革の手帖』の下巻が借りられないので 代わりに読んでみました。 ひたひたひた…と進んでいく話。 今後どういうふうに展開していくのか? →そして下巻へ。

    0
    投稿日: 2009.06.21
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    私が、高校1年生の時読んで私は、少し胸が打たれてしまいました。 なぜなら、母が学生時代の時に読んでいたので、母親に勧められました。

    0
    投稿日: 2009.06.04
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    久恒刑事のせこい悪人ぷりに、いたく共感。 一般市民のできる悪党とは、こんな感じでしょう。 政界の黒幕、それをとりまく巨悪を描きつつ こういうキャラクタ(巨悪からしてみれば消しカスのレベル)を配置しているところが、とても惹かれるところ。

    0
    投稿日: 2009.05.06
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    病で床に伏せながら妻への異常な束縛心を募らせる夫。 そんな彼を養うためだけに生きる妻、女中の民子。 自分の人生を浪費しているとしか思えない日々を送る民子の前に現れたホテルマネージャーの小滝。 ふとしたことがきっかけでほんの一歩を踏み出してしまう。 境界線を越えてしまう。誰にでもありえること。だからこそ引き込まれる。 この先の彼女に何が待っているんだろう。 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2009.01.21
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    やっと上巻を手に入れて。笑 上巻は面白かった。 けど、下巻に向けて自分の中では面白さが下降気味のような。 歴史的背景とかが弱いからかな・・・ でも実際にはなかなか体験できない世界をのぞくのは面白いです。 (08/07/28)

    0
    投稿日: 2008.07.31
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    病気の夫を抱えながら、旅館の女中として働く民子。 そこに現れた一人の謎の紳士によってガラリと運命が変わる。 誰もが一歩道を間違えれば踏み入れてしまう道。それがけものみちだという。

    0
    投稿日: 2007.05.06
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    政権の裏。主人公、民子の生き方。 最初の上巻はおもしろかったけど下巻から話がちょっと難しくなって、いまいちかなぁと思った。ラストが怖かった。

    0
    投稿日: 2007.03.14
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    米倉涼子ちゃんが主演したドラマでも知られている「けものみち」 内容は、暴力を振るう旦那を焼き殺す所から始まる^^; 行くも地獄、帰るも地獄。どちらの道も地獄には違いない・・・ 嗚呼・・・・恐ろしい名言。ダークですな(-。-;) 是非ともご覧アレ。

    0
    投稿日: 2007.03.04
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    平凡な女の人が、ほんの些細なきっかけから、どす黒い世界に足を踏み入れる。 きっと、政界とか上の方って今でもこんな風にどす黒いんだろうなぁ。 登場人物は、みんながみんなコドク。人を信じられない世界って生きてて苦しいだろうな。 それにしても主人公の女は頭わるいな。

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    投稿日: 2006.04.26
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    主人公の民子はしたたかな女である。地味な生い立ちとは裏腹に、彼女は日本の黒幕の心さえ揺れ動かし、己の欲望を満たそうとする。しかし、・・・・・

    0
    投稿日: 2006.02.17
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    今木曜日にドラマではいってます!オススメオススメ!松本清張さんのふぁんなんでオススメ!人間の汚いところみれます!

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    投稿日: 2006.02.14
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    実家にあったので、読んでみた。どろどろ系・・・ドラマで佐藤浩一が演じている役は、なんだかつかめない存在で、そのまま一気に下巻へ突入。

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    投稿日: 2006.01.15