悪魔との契約で悪人を狩る”銀符”フレデリカの、魂の救済をめぐるファンタジーです。 主人公フレデリカの毒舌、弟ハウリィの無邪気さ、フレデリカと謎の男フェイ・イとのかけあいなど、 キャラクターの魅力も満載ですが、ストーリー、特に伏線の張り方と回収の仕方が圧巻。 最終話では今まで「これはもしかして…」「違うかな、でもそうだったらいいな…」と思っていたことが、 すべて美しく一本の線につながって、あまりの見事さに打ち震えました。まさに神展開（笑） 最後も心にじんわりと染みる、良いラストシーンで…。なんだか胸がいっぱいになりました。 ちなみに、この『エビアンワンダー』は2巻までしか出てませんが、 本来は続編の『エビアンワンダー REACT』1・2巻と合わせて全4巻のお話です。 お読みになる際はぜひ全4巻通しての通読をお勧めします＾＾

　REACT含め全四巻。 　罪人を罰するフレデリカ。しかしながら悪魔と契約をして律する存在『銀符』であるために、恐れ忌み嫌われる存在でもある。その弟であるハウリィ、そして彼女を追いかけるフェイ・イ。 　フェイ・イがどうしてフレデリカを追うのかは説明されないけれど、彼女は彼が苦手らしい。だから毎回撒こうとするんだが先回りされてたりするんだなあｗ 　フレデリカがツンデレすぎてかわいい。

既に完結しているので、おがきちかさんのファンタジーの雰囲気をつかみたい方にはこちらがオススメ。短いながらも、ストーリーはしっかり作られてるし、終わり方も素晴らしい。あと、悪魔が可愛い。

おがきちかさんが好きなのですが、これはまたぶっ飛んでたー。 青臭さがなくて、少々シビア。 サクサク進むのが良い。

２巻 + 続２巻 の全４巻。 途中からオチが見える感じだったけど、この終わり方は好き。 ラスト数ページの見せ方は秀逸。 というか、４冊分のすべてがこのラストのためにあるんだろうなぁ

エビアンワンダーREACTも読むべし。途中途中も良いですが、最後が本当に良い。コミックスはREACTと合わせて全４巻と短いですが、感動しました。

悪魔と契約し、為すもの――忌み嫌われる『銀符』フレデリカ。 彼女はかつて悪魔に望んだ願いのため、悪人の魂を狩る。 同行するのは『弟』ハウリィと、撒いてもついてくる『僧侶』フェイ・イ。 シリアスな本筋にコミカルなやりとり。一味違ったファンタジーを求める方にお勧め。 ２巻で半端に終わっているようですが、エビアンワンダーReact　に続きます。 そちらも二巻の、つまりは４巻構成。 すっきりしっかり完結しております。

本当は、新装版になる前の方を載せたかったのだが。 いかんせん、画像がないいいいいい。切ない。 っで。本題。 主人公にものすごくひかれた。 天邪鬼なフレデリカ。神様も信じない。 悪魔と契約して銀符になった。誰も信じられない。 でも本当は純粋で、だからこそ罪を許せなくて。 他人の罪も自分の罪も。苦しむ。 でもでもでも。 何にでも終わりは来る。 そういうものだ。 最後の最後にそういうことかーーーーー！！！ って。 おがきさん凄すぎる。 マンガなのに、洋画を見ているような気持ちになる。 言葉の言い回しすごく好き。知的。 最近の読み応えのあるマンガナンバーワンだなあああ。 緻密に作られていて、話に深みがあって。 すごく好き。

両親に捨てられた少女が悪魔と「決して自分を裏切らない弟」を手に入れる代わり、代償に悪人の魂を狩って地獄の糧にする契約を交わす。 少女はやがて成長し、「銀符」として弟と共に悪人を狩っていく… 全２巻。 続刊のエビアンワンダーREACT（全２巻）と合わせて全４巻として読むのが正しい読み方（笑） REACTは掲載雑誌が休刊したので出版社とタイトルが変わっただけで完全に続編です。 読後のスッキリ感がとても好きです。 やっぱり物語はハッピーエンドがいいｖ

Landreaallもいいけど　断然こっち！！ ラストまで読んだらもう一度読み返さずにはいられない ２度も新鮮な気持ちで楽しめた漫画はこれがはじめて 全２巻＋続編全２巻という長さも適度でGOOD いっき読みに最適

　全四巻として捉えています。 　哲学的。…この言葉が正しいか、わかりませんが。でも面白い！ 　作者さんが言及しているようにいろんなタイプの女性キャラが出てきますが、わたしは前任のエレクトラが好き。美人で強か！

新装版出ました。面白い証拠ですね。絵の可愛さと、裏切らない話の展開が裏切らない楽しさを与えてくれます。エビアンワンダーに限らず、おがきちかマンガ読破をお勧めします。

作者のHPコメントより、タイトルは『流浪する鳥類』とのこと。悪魔と契約し悪人を地獄に送る忌まわしき銀符フレデリカが主人公のファンタジー。シリーズの一。

確固とした悪への怒りで悪人の魂を狩るフレデリカと弟（実は悪魔によって作られた）のハウリィの旅を描いたこのお話、「エビアンワンダーREACT」まで来て、ついに完結！きれいにたたまれた風呂敷に満足しきり。一つでもきれいに終わった話があると、作家の信頼性が増すよね、とは相方の弁ですがまさにその通り。最後の回は過去にフレデリカと関わった人物たちも出てきて、そのシーンがまたよかった。ちなみにオチにはええ！？と言わされます！

著者の初めての連載。初め連載やってた雑誌がなくなってしまったので、別の雑誌に引越しして新装版が出たものの１巻。 胸に持つ炎の鷹は地獄に悪の魂の代償を払わせるもの、彼女は忌むべき銀符――。 綺麗だけどがらっぱち（死語だな）な美女と彼女の弟である少年。二人の旅は悪を駆りながら続く――。 ケレン味があり、荒削りながらも生きることの不条理さを真正面から引き受けようとする姿勢が勇ましく、初々しくてステキですよ！

※全2巻　新装版 続編『エビアンワンダーREACT全2巻』 悪魔と契約した主人公が負債を返すために地獄の糧となる悪の魂を狩る話。 作者『おかきちか』独特のファンタジー。 日本語で言うと 悪魔に願いを叶えてもらってしまったのでそのお返しに、 地獄のエネルギーになる悪者の魂を地獄へぶち込む旅をしている話。 主人公は悪人を狩るけどけして善人ではなく、でもとても純粋できれい。