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人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―(新潮新書)
人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―(新潮新書)
新潮社、小林秀雄/新潮社
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総合評価

17件)
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    ぶつ切りの引用集であるため、当然のことながら文脈がわからない。気になる作品を探すのに利用すべし。人それぞれに文体があることがようやくわかってきた。

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    投稿日: 2023.01.17
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    vol.160 言葉で表現できないものが見えているか!? http://www.shirayu.com/letter/2012/000320.html

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    投稿日: 2018.12.20
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    自分の年齢と照らし合わせて読むのがオススメ。20代の私は小林秀雄の20代あたりのことしか理解できなかったが、年をとればその後の言葉も理解できるようになるのかもしれない。 前後の文がわからないので全て理解するには小林秀雄の本を読まねばならない

    0
    投稿日: 2017.02.01
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    日本語なのによくわからない。でも分かり易ければいいというわけではない。わざと難しく書いているのではない。日本語で考えにくいことを考えていた面もあるし、単純な決めつけを嫌い、世の中がもっと複雑であることを言いたかったのだと思う。

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    投稿日: 2015.01.10
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    小林秀雄の著作からテーマをまとめて言葉を抜粋した本。 自分には見えてないことが、この方には見えていたのだと文章を読めば読むほど感じた。 気分によってどの部分を読むかを決めて読めるのが、この本のいいところ。

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    投稿日: 2013.08.11
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    小林秀雄はほんとにいろんな本の中で言及されていて、その中身は毀誉褒貶あるのだけれど、いずれにせよ「本読み」としては絶対に読んでいなければいけない作家の1人だとは思う。 とはいえ、なんか僕には敷居が高い気がして、「敬して遠ざける」対象だったんだよね。 それが、なにやら良さげな言葉を集めた「いいとこ取り」の本があるらしいではないか。こりゃ幸い、と飛びついた本。 読後の感想。いやー、素晴らしい。 特に若かりしときの不安な心境とか、死に向かう姿勢とかの感性は共感できるものだったし、何よりレトリックが素晴らしい。これぞ美文、という感じがするし、行間に深遠な真理が滲み出ている感じもする。やるじゃないか、小林秀雄。 と、非常に楽しめたのだけど、留意しておくべきは「深遠な真理を語る」ことと「深遠そうな真理が語られている気がする」こととには、千里の径庭があるということ。 本書を読んだからといって、僕は小林秀雄をそれなりにでも知っている、とはとても言えないことは理解しないといけない。

    0
    投稿日: 2013.01.01
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    小林秀雄氏の生涯の作品より、選り抜いた416の言葉が収録されている。 年代ごとに分けられているが、特に解説などはない。 その一文である程度完結できる内容もあるが、前後の文脈がわからないため内容が十分にわからない部分もある。 ただ、時系列に並べることで小林秀雄の思考の流れを読み取れるのは興味深い。 個人的には、以下の言葉が心に残った。 「自惚れるのも絶望するのも才能を要し、その才能も学んで得なければならぬとさえ考えている。」

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    投稿日: 2012.08.25
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    [ 内容 ] 日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄-。 厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。 人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。 八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。 [ 目次 ] 批評とは竟に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか-24~28歳 君は解るか余計者もこの世に断じて生きねばならぬ-29~31歳 確かなものは覚え込んだものにはない強いられたものにある-32~33歳 広く浅く読書して得られないものが深く狭い読書から得られる-34歳 不安なら不安で不安から得をする算段をしたらいいではないか-35~36歳 誤解されない人間など毒にも薬にもならない-37歳 美しい「花」がある 「花」の美しさという様なものはない-38~43歳 モオツァルトのかなしさは疾走する 涙は追いつけない-44~46歳 人間は憎み合う事によっても協力する-47~48歳 美は信用であるかそうである-49~51歳 見ることは喋ることではない 言葉は眼の邪魔になるものです-52~56歳 考えるとは物と親身に交わる事だ-57~61歳 プライヴァシーなんぞ侵されたって人間の個性は侵されはしない-62~74歳 宣長が求めたものは如何に生くべきかという「道」であった-75~80歳 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.22
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    ちょっと他人の思想を知りたいと思って読んでみた。 でもやっぱり自分は阿呆だから何回も読まないと理解できない。 しかも全部は読めない。疲れるから。はは。 私的に印象に残った言葉: 自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ 私ってやっぱり駄目だなって思いながらまた自己陶酔してました。学習能力が欲しい。

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    投稿日: 2010.09.27
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    困難は現実の同義語であり、現実は努力の同義語である。 たとえ社会がおれという人間を少しも必要としなくても、おれの精神はやっぱり様々な苦痛が訪れる場所だ。まさしく外部から訪れる場所だ。 重要なのは思想ではない。思想がある個性のうちでどういう具合に生きるかということだ。 広く浅く読書して得られないものが深く狭い読書から得られる。 不安なら不安で不安から得する算段をしたらいいではないか。 誤解されない人間など毒にも薬にもならない。 書物が書物には見えず、それを書いた人間に見えてくるには、相当な時間と努力を必要とする。人間から出てきて文章となったものを再び元の人間に返すこと、読書の技術というものも、其処以外にはない。 書物の数だけ思想があり、思想の数だけ人間がいるという、あるがままの世間の姿だけを信ずれば足りるものだ。 文学はやはり西洋ものを尊敬している。自分のためになるもの、読んで栄養がつくものはどうしても西洋人のものなんです。

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    投稿日: 2010.09.20
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    □概要 評論家である小林秀雄の名言集。 恥ずかしながら、ちゃんと読んだことが無く・・・ まずは、とこの本ともう一冊『考えるヒント』を購入しました。 こちらはいろんな著作からの抜粋があれこれと続くスタイルなので じっくり読む本ではないのですが、言葉、言っていること、 その切れ味に唸ります。 例えばこんな。  モオツァルトのかなしさは疾走する。涙はおいつけない。  涙の裡(うち)に玩弄するには美しすぎる。 □活かせる点 言葉には力がある、ということを感じます。 ぐさっと刺さるテキストや、すっと切れる提案書を書きたいですね。 (さわ)

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    投稿日: 2010.06.15
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    小林秀雄については詳しくなかったのですが、日本人でこれだけの名言を吐ける人物がいたというのは嬉しいです。著作を読んでいないと前後関係がわからず理解し辛い言葉も一部あるが、全体量が多いのでさほど気にならないかな。

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    投稿日: 2009.10.18
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    2009年3冊目。 去年買ったが、序盤で挫折していた本。 改めて読むと非常に面白い。 自分自身の経験と照らし合わせることでより深い考察の出来る言葉、思考の入り口のようなものが多くある。 また、人生の経験を増やした後、もしくは違った心情の時に読むことで、一読目ではわからなかった部分が判明したり、一読目と違った解釈が出来たすると思うので大事にしたい本。

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    投稿日: 2009.01.19
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    小林秀雄の著作から、 ごく一部だけを抽出してまとめた新書 ハッとさせられる言葉もあるが、 脈絡がわからない部分もある 入門書なんだろうなぁ

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    投稿日: 2008.12.31
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    神経質で、敏感で、いつも自分がいい子になりたいと思っている奴は、 時とすると実によく相手の心持ちを見抜くものだ。 然し、自分に関係のない事柄、つまり、どっちにしたって自分はいい子 になってられるという場合には、恐ろしく鈍感になるものだ。 自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ。 女はごく僅少な材料から確定した人間学を作り上げる。 これを普通女の無智と呼んでいるが、無智と呼ぶのは おことに限るという事をすべての男が忘れている。 思い出のない処に故郷はない。

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    投稿日: 2008.12.30
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    http://blog.livedoor.jp/daimon27/archives/517385.html

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    投稿日: 2008.04.16
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    短い文章をまとめた名言集的な本。 自分にはちょっと難解。小林作品を概ね読破した人でないと、読みこなせない気もする。。

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    投稿日: 2007.12.27