
総合評価
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powered by ブクログ実はこの作品はMOMENTよりも先に少し読んでいた状態でした。だからなのか前の作品とこの作品を通してとても心温まる思いになりました。 さて、話の内容なのですが主人公は商店街の小さな葬儀屋で社長をしている森野という女性。この森野がその仕事上、仏様やその親族と関わっていきそこでおこる不可思議な話が、、、という感じです。 私はこの「MOMENT」、「WILL」を読んで、とても雰囲気が似ている曲があったなと感じました。それが最近よく聞いているPeople1の紫陽花という曲です。ぜひ聞いてみて欲しいです。 脱線しました。本当にお勧めしたい作品の一つなので是非読んで欲しいです。
0投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ葬儀を終えた死者からのメッセージは様々な思いが込められていて残されたものの心に深く刻まれるなと思いました。死者の声を聞くことで亡くなってはいるものの新たな関係を築きなおす事もあるのだとこの作品で知れて良かった。
0投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログやっぱ良い本。なんでこの本が好きだったか思い出せた。 特に森野とその周囲の人達との関係性がすごく良い。表には出さないけど、森野のことを大切に思っていることが丁寧に描かれている。また10年後くらいに読みたい。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
WILL 「MOMENT」で少しだけ登場する「MOMENT」の主人公の幼なじみの葬儀屋の女社長の物語です。 高校生の時に両親を亡くして葬儀屋を継いだ森野。 彼女が遭遇する葬儀に関わった人の三つの事件とその事件を通しての彼女の成長物語です。 死んだ父親から送られて来た自作の絵を巡る家族の謎。葬儀をやり直したいという故人の愛人を名乗る女の目的は?生まれ変わりと称して夫を亡くした老女と接する少年の真意は? こういった物語が丁寧につづられます。その中で少しずつ変化していく森野の成長も一つのよみどころとなっています。 若干、プロット設定や登場人物や登場人物の口調に違和感がありましたが、まあそれは些細なことなので。 少し暖かで、細やかな心情描写が好きな方は是非ご一読を。 竹蔵
1投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ人の想いは死んでなお、愛する人によびかける…。 18歳の時に両親を亡くし、家業の葬儀屋を継いだ 森野。関わった「死者」たちと、遺された人々が 奏でる不思議な愛の物語。
1投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
MOMENTからの7年後を描かれた作品。 MOMENTは神田が主で、森野の存在は薄かったし、神田が探偵のようなそうでもないような、そういうストーリだったのに対し、本作は森野が主となりストーリーが展開していく。 前作で森野側の気持ち、はなんとなく感じていたけれど、神田は気づいているのかいないのか……?な印象だった。 でも、本作では7年の間に変化した2人の関係もところどころに。 飄々として見える森野だけれど、すごく責任感が強い人なんだと感じた。継いでしまった葬儀店を放り出せないからなのか、自分の中の「女の部分」を許容できず、神田を幸せにできる自信がないのか? 女であることを許せないような、そんな印象も受けて。 葬儀店に絡むいくつかの事件?に関わりながら、死者と遺された人たちとに接し、店の第2の父の存在もあって、次第に森野が柔らかくなっていくのを感じた。 神田の前でしか泣けないって、そういうこと……だよね? 最後まで神田と森野の呼び名できたのは、WILLのため、ね。
0投稿日: 2024.08.05
powered by ブクログMOMENTが死の淵に立った人間の物語だったのに対し、こちらは死んだ人間とその周辺の人間の物語。MOMENTと比べて主人公の感情はわかりやすく、そのためラストも純粋に感動できた。ぜひ2作順番によんでほしい。
0投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ古本でなんとなく手に取って買った一冊だったけど、めちゃくちゃ良かった。 両親を失った主人公が営む商店街の小さな葬儀屋に起こる、不思議で、哀しく、でもあたたかい事件の数々。色んな人の計り知れない愛の話ばかり。 最後は森野にも。良い未来へ。
0投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログとてもよかった。 それぞれのエピソードは謎解きって感じで楽しめたし、全体を通して主人公の甘酸っぱい恋愛模様が描かれているのが心地よかった。 エピローグとタイトルの回収は見事。 おぉーってなった笑 途中「意志」でミスリードしてきたなぁさては笑笑
1投稿日: 2023.08.03
powered by ブクログ淡々と描写され途中「なにを描きたいんだ?」と頭をよぎるけど、故人への温かな愛が急にくっきり現れて胸をつかまれた。大事な人を失ったときにもう一度読み直したい作品。
0投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログmomentがすっごく良くて、お話に出てきた男前キャラの森野さんが凄く味があって良かったんです その森野さんが主人公の今作、葬儀屋のお話しで明るい話題は無いにも関わらずめちゃくちゃ良かったです 最後の最後には涙まで出ちゃいましたよ(TдT) ミステリー要素もありながら、森野さんの成長というか気づきと言うか、出てくる皆が一歩前に進んでいくようなお話しでした 何かがきっかけで時間が止まってしまってる人って居るんです 特に誰かの死がきっかけになることが多いと思います 森野さんってそんな人達の背中を押してあげる事のできる人だなーと思いました 本多さんの書くお話しは良いねー(*^^*)
1投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ森野さんが前作のイメージとガラリと変わってすごく乙女っぽくなっているのに驚いた。 全編を通していい話。それにしてもしっかりと彼女の人生、というより物語のフォローをして彼女をいろんな「縛り」から解放してあげて幸せにする、というその姿勢に、作者の森野さんへの、というか自らの作り出したキャラクターへの深い愛情を感じたなぁ。 まあ、7年という時間が経っているとはいえ、森野さん以上に神田君もイメージが変わっていて驚いた。 それにしてもね、帯の「40万人」ってどうなんだろう。 本多孝好という作家の作品は、いろんな意味でおそらく自分ではまず手に取らなかったであろうと思う。 そういう作品を読むきっかけをくれた友人にすごく素直に感謝したい。
2投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログMOMENTからのWILL 死んでゆく人と、それを見送る人の、何とも言えない、言葉や感情で整理できない出来事が、人の死なんかなぁと思った。 「死を終わりにしてはいけない。死は新たな始まりでなくてはならない。死者ではなく、死者の周りにいた者にとって」そやなぁ、そうやと思う。 英徳寺の和尚の持論にも共感できた。 だからお葬式というものがちゃんとあるんやと思う。 この、死に携わる商売(と呼んでええんか?)をする者の目線で語られる様々な人達との交流を描いた物語は、これから先、人生で何度も別れが訪れる度に読み返し、自分に心の準備をさせてくれる良い本になった。 お正月に読むに相応しい内容である✨ 葬儀屋の利益率が70%であるとかも勉強になった。 葬儀屋の娘と文房具屋の息子との、甘美で重い荷物のような2年間。 『…彼はもう幼馴染みではなかった…ただの幼馴染みではなかった…』 うっふふ― ゾクゾクするわ― あの、鼻をかんだティッシュを2回投げつけるシーン良かったなぁ 『こいつは私の涙を吸いとる距離に、いつだってそこにいてくれた。』 きとるね― きてるきてる― でもこいつ中学生とチューしてますよ笑 しかも自分から。 国際電話が掛かってきたときの竹井氏の察しの良さグッジョブ✨ 『桑田くん、ちょっと外出ようか。あっちのほうでね、人が死にそうな気配があるんだよね』 笑わしよんな― ついでに、桑田のキャラ設定は絶妙。 『演歌っすねぇ』 竹井氏が主人公の物語を是非とも書いてほしい。 竹井氏から見た、葬儀屋の娘と文房具屋の息子との、あれやこれやを重点的にな✨ 2014年01月04日
4投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ読了。両親を亡くし葬儀屋を継いだ森野と葬儀屋を巡る小さなミステリー。期待以上に良かった。恋愛小説かと思ってましたが、それだけじゃなくて、でも、恋愛要素も入っていて。うん。良かった。 #読書好きな人と繋がりたい #読了
1投稿日: 2021.07.17
powered by ブクログ11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。葬儀の直後に届けられた死者からのメッセージ。自分を喪主に葬儀のやり直しを要求する女。老女のもとに通う、夫の生まれ変わりだという少年―死者たちは何を語ろうとし、残された者は何を思うのか。ベストセラー『MOMENT』から7年、やわらかな感動に包まれる連作集。
0投稿日: 2021.06.25
powered by ブクログ読むのに疲れる内容であったが、他では見かけ無い前提の話ばかりで、読んでる途中で中に引き込まれるストーリーだった。著者の他の作品にもチャレンジしてみたい。
0投稿日: 2021.06.17
powered by ブクログ終わりはとてもよかった。 話の一つ、爪痕が心の余裕がない時の会話の捉え方の歪みが見えた。 心の余裕大事だと感じる。
0投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログちょっと話が作り込まれ過ぎてるかなとは思うが、 なかなか見事な話の展開で飽きさせない。 程よい長さで話が完結して、テンポよく進行していくので あっちゅうまに完読。 主人公がドライ過ぎる。
0投稿日: 2020.11.18
powered by ブクログ全然知らなかった作家さん。上手い。優しいのだけれど、人の心の奥底の、死というタイムリミッターが外れた時に浮かび上がるハッとさせられるような真実にドキリとする自分がいる。
0投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログ葬儀ものミステリーというジャンルかな。とても面白かった。 両親を事故で亡くし、実家の葬儀店を継いだ女性森野。商店街の一角でひっそりて営業を行っている森野葬儀店には葬儀のほかにいろいろな相談事が持ち込まれる。 葬儀終わったばかりの父の姿が見えると甥っ子が言っているとか、愛人から正妻が行った葬儀を取り消してやり直してほしいやら、主人の生まれ変わりの高校生が訪ねてくるなどなど。ちょっと変わった話にも細かく調べていけば、隠された真相にたどり着く。 ひとつひとつのエピソードがきっちりまとまっていて、読後感も爽やか。 短編の話の中にも主人公森野の話が中軸として通っていて、それを支える脇役陣も個性があっていい。最後はそれもすっきりして終わるし、うっすら感動もできる。 ドラマにもしやすいだろうなあと思う。主役は石原さとみあたりにお願いして。 「 MOMENT」のアンサー作品らしいがそちらは未読。このあと読んでみようと思う。良書。
6投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログ再読 20.06.11 森野の冷めているが人情味あふれる性格で小さな事件を解決していくのだけど、ほんわかとした読んだ後も穏やかな気持ちになれる本。 森野は周りに恵まれているけど、本人は気づいていない。そんな私も恵まれているけど気づいていないのかもしれない。 少し違う目線で周りをみてみようという気持ちになる本でした。
0投稿日: 2020.06.18
powered by ブクログ・「悲しみって名前をつけたところで、そんなものは所詮、形のないものの名前です。人の胸の中には名前でくくれないものが色々あって、だからその表れ方にも色々あって、泣き叫びたいならそうすればいいですし、そうできないのなら無理にそうすることもないです」 ・「喜びも悲しみも存分に味わってこその俗。その裏返しの辛さも悲しみも受け止めてこその俗。ならば迷える魂もさ迷える幽霊もあるがままに引き受ければいい。それが俗世というものです。無理に眠らせるものでもないですよ」
1投稿日: 2019.07.23
powered by ブクログ一気に読めばよかった。 かなりの期間かけて読んでしまったので、誰だっけ??ってなりがちでした。 死者をめぐる不思議なストーリーですが、怖さはなくほんわりした一冊。読み終わってあたたかい気持ちになれました。
1投稿日: 2019.03.11
powered by ブクログ「moment」の続編。単品でも楽しめますが、前作の登場人物が出てくるので、合わせて読むことをおすすめします。主人公を支える育ての親的な存在の竹田が脳内で松重豊さんで再生されておりました。
1投稿日: 2019.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
葬儀屋さんの主人公を通じて、家族のストーリーを描いている。ちょっとミステリーチックになっているが、ほのぼの系
1投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ逃げない船員は、きっと泳ぎが達者なやつですから これほどの仲間を持てることは、人生にとっての1番の幸せなのかもしれない。沈むまであなたとともに。
1投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。葬儀の直後に届けられた死者のメッセージ。自分を喪主に葬儀のやり直しを要求する女。老女のもとに通う、夫の生まれ変わりだという少年――死者たちは何を語ろうとし、残された者は何を思うのか。ベストセラー『MOMENT』から7年、やわらかな感動に包まれる連作集。 【感想】
0投稿日: 2017.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作で登場した神田の幼馴染、葬儀屋の森野が葬儀をした人物の満たされない思いを解決するために奔走する話の筋。題名の「WILL」には確か意志、未来という意味があるが、亡くなった人の想い出と訣別するという意味で感動した。「MOMENT」から読んでいくと森野が神田に抱いている気持ちもすごく理解できるなと思った。(というか「MOMENT」の森野と「WILL」の森野の心理描写があまりにも違い過ぎる。主役と登場人物の一人の役割という点の違いかもしれないが)。次のMEMORYも読んでいきたいと思う。
0投稿日: 2017.03.20
powered by ブクログ小説を読むとき、いつも複雑な気分になる。作者の手で何とでも物語を作り出せるなら、登場人物を幸せにしてやればいいじゃないか。でも美しい物語にするためには仕方ないか。 だからこの作品は本当に大好きだ。そうそう、ずっとこういうラストにして欲しかったんだ。「MOMENT」に登場した森野さんが主人公。不幸な出来事から葬儀屋を継いだ主人公が、謎を解決していく。特殊な職業・経験から生まれた独特な哲学が見え隠れする。主人公の名前のおかげで自分のなかでは何故か乙一氏の「GOTH」と対照的な立ち位置になっている。
0投稿日: 2016.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
MOMENTは神田君が主人公 WILLは森野さんが主人公 そして二人は幼なじみで 互いに思い合っている。 そういう背景がありつつ 物語はゆっくりと 様々な日常にスポットを当てて 進んでいく。 主人公だけで無く 町のおっさん達や 和尚さん 皆、気の利いたことが言えず ぽそっと言葉をつぶやく。 これが感心するほどクスリと笑えるし 心にしみいる。
1投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログ死】をテーマにした連作短編集の第二弾 一作目の『MOMENT』は病院の清掃夫としてアルバイトをしている男子大学生から目線で描かれた作品でした 今作品はその男子大学生の幼馴染である葬儀屋店主の女性目線で描かれています この二人の現在の関係は非常にビミョーな感じ 幼馴染であり、親友で・・・・・いやいや・・・・・それ以上の関係なのか???? それはさておき 個人的には『MOMENT』より断然好きな作品ですねー 一番大きな違いは主人公の心の葛藤がうまーく本編と係わっているから 葬儀店従業員もお話の脇をうまく支えていてさわやかなお話でしたよー
0投稿日: 2016.06.17
powered by ブクログ『MOMENT』から7年 11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。 29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。
0投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログMOMONETの続編 前作から7年後の登場人物を描いた作品 前作MOMENTでは、神田青年がすごく良いキャラクターだったので、続編がなぜ森野さんになったのか疑問に思いながら読み始めたのだが、短編の1話を読み終わった時点で納得。 神田青年の幼なじみ森野さんのキャラクターにどんどん惹かれていった。 葬儀屋を営む若き経営者である森野の元に、葬儀後残された家族のから様々な形で以来が持ち込まれる。 一見、霊やお化けのしわざのように思える事件を、葬儀屋森のが次々と解決していく。 ぽっかり空いた心の穴を、ゆっくりと静かに満たしていくような、葬儀屋ならではの事件解決劇に、これまでのミステリーとは一味違うおもしろさを感じる。 短編はどの作品も温かいストーリー。
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログ高校3年生の時に両親を事故でなくし、家業の葬儀屋をついだ主人公。 同級生から持ち込まれた相談、葬儀のやり直しを要求してくる女、老女のもとを訪れる少年。そして彼女の周りにいた人たちの思い。 あたたかくなるような短編連作。 タイトルの意味もラストで判明します。
0投稿日: 2016.02.02
powered by ブクログ神田から葬儀屋・森野へ主役チェンジ。 勝手に男装の麗人みたいなイメージを抱いていたけれど、固い蕾が閉じたまま、過去から踏み出せずにいた女性が未来へ進むストーリーでした。 途中に挟まるミステリーもラストの愛情へもつれこむ心地よい絡み方で、前作よりも断然好き。
0投稿日: 2015.10.04
powered by ブクログmomentの続編です。 死んだ人が絵を送って来る話 喪主を変えて葬儀をやり直してくれという女の話 生まれ変わりの話 そして、森野の話 短編集のようで微妙な繋がり。 葬儀屋の話なのに何故か爽やか。 momentの主人公、神田も登場します! 死人の話なのに辛気臭くない! 是非ともご覧あれ!
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログmoment 葬儀屋 森野の話。死者との向き合い方が新鮮だったな。葬式参列への意識がちょっと変わった。
0投稿日: 2015.09.17
powered by ブクログ両親を交通事故で亡くしてから、葬儀店を継ぐことになって11年の森野未来、29歳。 小さな葬儀店で、口が悪いが、仕事は、葬儀の後の事も、心配して、気を配る。 死者からのメッセージ。葬儀をのやり直しを要求する、喪主以外の見知らぬ女。老女の夫の生まれ変わりと、称する中学生。 死んだ者より、この世に残った者の方が、つらいが、その事は、あまり触れていないのが、この本の良さであろうか? 従業員であり、仮の父親(?)の竹井が、仕事もほどほどしかしないのに、気心を知った中で、良い味を出している。 最後に、幼馴染の文房具屋の息子 神田氏とほんわかとした閉めにしている。
0投稿日: 2015.09.08
powered by ブクログ以前なんかの短編集を読んで、その作品と物語の世界が繋がっていると聞いて読んでみた。 葬儀屋を営む主人公が探偵のように問題を解決していく推理モノで、最後はほっこりとする終わり方。全体的にカッチリとした規則正しい文章というか、大人っぽい雰囲気だな……という印象を受けたので、その辺が自分の好みとは少し合わなかったかな。 とか思いながら読み終えた後に帯を見たら「30代が選んだ第1位」って書いてあって納得。俺まだ20代だし!
0投稿日: 2015.06.14
powered by ブクログ前作のMOMENTで今ひとつつかみきれなかった葬儀屋の女社長、森野未来を主人公とした小説。前作のゆるくて賢い神田くんが、急にいい男に描かれているのは女子目線だからか。とはいえ、物語の大半はやはり推理小説。シャーロックホームズのような推理と臨床心理学を合わせたような物語だ。最後にほっとするオチがいい
0投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログ両親が事故で亡くなり、十八で稼業の葬儀屋を継いだ娘。 様々な人が故人を送り出す。そこに起こる様々な出来事。 娘は死者の想いを語らいを受け止めようと、それらの出来事を追う。 最後にグッとくる物語。 2015.4.16
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログ神田が好き。本当に好き。かっこいい。死ってなんだろう。女性2人、という意味ではチェーン・ポイズンと少し繋がる部分もあるのでは?と感じた。
0投稿日: 2015.04.12
powered by ブクログ感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-162.html
0投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログ古本で買った一冊。 死者とそれを繋ぐ仕事。 ちょっと無理やりなところもあったけど 最後は暖かい気持ちになれた。
0投稿日: 2014.12.24
powered by ブクログMOMENTの続篇です。前回の主人公神田の幼馴染であった森野は訳ありの風情でちらりとしか登場していませんでしたが、今回は主人公として登場。両親から継いだ葬儀屋としての仕事を通して彼女の周りで起きる様々な”事件”の顛末を追っていきます。時に過去に遡りこれまでの経緯や彼女の揺れ動く心の中の光景も見えてきます。さらにMOMENTで”活躍”した仕事人の神田のその後と彼との関係も徐々に分かってきます。 ということで、今回は脇役の存在も光りお話に勢いがついた感じで、前回の不完全燃焼感が払拭されすっきりしました。
0投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログ前回のMOMENTに主人公の幼馴染として度々登場する森野のストーリー。 女性で葬儀屋の社長でまだ若い。しかも寡黙。 存在感があって気になる人物だったが、 今回は彼女のことがより理解できる作品。 ラストを読んで次回作へー。
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログ前作「MOMENT」の続編。 主人公が別なせいか、雰囲気も変化しており小気味よい。 葬儀屋を営む主人公に一風変わった客が訪れてくる。 後半にかけてバラバラなピースが一つにまとまっていく様子も、小説慣れしていない自分にとってはワクワクする要素だった。
0投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログMOMENTが男目線で書かれているのに対し、こちらは女性目線。 こちらはMOMENTに比べ後味が良い系。 おもしろいけど何か足りないなー と、思ってましたが 最後にやられた。 こんなのとっておいたか!
0投稿日: 2014.08.23葬儀屋の娘の原点とその後
まぁ「Moment」を読んでからの方がお勧めです。 私は「Moment」には5つ星をつけているので,そちらも是非読んでみてくださいね。 両親の死後に葬儀屋を引き継いだ,クールな娘の原点と,周りの想いが,葬儀を通した日常からじんわりと浮かび上がります。
1投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ「MOMENT」に出てきたちょっと不思議な葬儀屋女社長森野。彼女にスポットを当てた続編。 高校生のとき両親を事故で亡くし、それ以来家業の葬儀屋を継いでたくさんのお別れに立ち会ってきた。 死んでしまった大切な人とうまくお別れができない人たちを助けるのも、葬儀を請け負った自分の仕事のうちと立ち回る彼女だけれど、それは自分自身の問題でもあったんですね。 最後に両親の葬儀をやり直し、お墓で涙するところを読んで、幸せになって欲しいとうるうるしました。
0投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログ話としては、悪くなかったのかもしれない。 でも、主人公の女性の不自然な口調、決めつけた推理(当然、推理としては正しいことになるのだが)とか、短編なのに終わった話が嫌な感じで掘り返されることへの疲れ、など、何か合わなかった。 事件を起こす側の人も、里子さんを除いて、変な人で共感できないし。 最後は斜め読みして、早々に切り上げました。
0投稿日: 2014.06.16
powered by ブクログこの作家さんの本を女性に貸したら、「キモい」と一蹴されました(笑) 男のロマンチストな部分が前面に出てるからかと。本書の最終話は特にそれが強い。 ちなみに「キモいけど、最後まで読んじゃいますね」とのことでした。
0投稿日: 2014.06.07
powered by ブクログ11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。葬儀の直後に届けられた死者からのメッセージ。自分を喪主に葬儀のやり直しを要求する女。老女のもとに通う、夫の生まれ変わりだという少年―死者たちは何を語ろうとし、残された者は何を思うのか。ベストセラー『MOMENT』から7年、やわらかな感動に包まれる連作集。 MOMENTの続編。MOMENTの時は神田が主人公で本作は神田の彼女である森野が主人公。 MOMENTの時から読んでいると見えてこなかった森野の部分が見えた。 最後のエピローグを読むための一冊の様にも思える。
0投稿日: 2014.04.24
powered by ブクログファンタジーっぽい要素も事件ぽい要素もあり、面白かったー。 前作からこんな続編ができるとは思わなかったなー。
0投稿日: 2014.04.21
powered by ブクログ死ぬ間際に最後の願いがあるとしたら、どんな願いだろう。幸せを願うものでありたい。 でも実際は、どろどろとした願いになるのだろうか。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログ自分の好きな作家なのにまだ読んでなかった。前作「MOMENT」から7年後の設定で、主人公は葬儀店の跡を継いだ森野。葬儀をした家庭で起こる不思議なエピソードを通して、死んだ人、残された人の感情が、重いテーマでありながらも軽く書いてあり読みやすい。最後は前作からの流れで、感動しました。しかし、途中森野は一瞬男かと錯覚してしまう。
0投稿日: 2014.03.30
powered by ブクログ前作『MOMENT』から7年。主人公の幼なじみとして登場した、家業の葬儀店を営む女性、森野が中心となって進んでいく短編集。 老女の夫の生まれ変わりだと主張して彼女のもとに通う少年の話にいちばんグッときたのは、自分がおばあちゃん子で育ったのと無関係ではあるまい。 淡々と進む中にも、それぞれに登場する死者との関わりが心を温まらせてくれる。
1投稿日: 2014.03.26
powered by ブクログ『MOMENT』のスピンオフ。 幼なじみの葬儀屋が主人公で、これも前作と同じく主人公のもとに舞い込んでくる奇妙な事件、依頼を推理モノのように解決していく、一話完結の物語。 前作から、進む道が極端に分かれてしまった本作の主人公と前作の主人公の、遠いような近いような絶妙な距離感がもどかしく、そしてどこか心地良い、そんな2人を静かに応援したくなる、心温まる物語。
0投稿日: 2014.03.14
powered by ブクログ人生には様々な分かれ道がある。 すぐに決められる事もあれば、いつまでも悩んでしまう事だってある。 だけど、迷っている間に手遅れになることもあるのだ。 どんなに戻りたいと願っても、時間は前にしか進まない。 未来は、いつだって、意志と一緒にある・・・。 自分の気持ち次第で、今とは違う道を歩むことだってできる。 流されて生きるのは楽だけど、自分の周りの環境や人のせいにしないで、自分の未来はいつだって、自分の手で切り開いていける人でありたいなと思った小説でした。
0投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログ葬儀屋を舞台に書かれた話。 親から引き継いだ葬儀屋を営む女の子が、死者にまつわる謎を解いていく。 死を扱う話で、こんなに心が暖かくなって読めるとは思っていなかった。 葬儀や死と言うと、悲しいだけの話になるのかと思ったが、心が温まったり、あぁそぉかと気付かされる事があったり、良かった。 個人的には主人公の恋の行方が気になる。
0投稿日: 2014.02.10
powered by ブクログ神田と森野の続き、と言うにはあまりに二人のやり取りは少なかったが、少ないが故に色々な想像が出来る。 最初は想いに恐怖心からか応じる気持ちの薄かった森野が様々な人の死からの懐古と情に触れ合うことによって確かに何らかの変化を生じてる様子が些細ながらも克明に綴られていたのがあたたかかった。 連作形式で一話一話の繋がりがだんだん濃くなっていく様が分かったが、一話一話が少し淡白すぎるようにも感じられて残念。 しかしながら、最後の神田の台詞には思わず胸キュンでした。 やっぱり本多作品はあったかくなれる。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ2014-5 このシリーズで1番面白かった。 ミステリー色が強いので好み。 みんな優しくて、柔らかな感動。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ短編集だけれども、それぞれの物語の間に関係性があり、ちょっとした謎解きのような要素もあり、読み進めていくことが楽しい小説だった。前編?のMOMENTと比べて、こちらの作品の方が格段に面白く感じられた。 主人公の言葉使いや態度から、どんな人なのかを上手く想像することができず、最後の場面も真っ直ぐに受け止められなかったのだけれども、これは読み手である自分側に問題ありかなと思い、仕方ないかと少しあきらめ。。
1投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログ若くして葬儀屋を継いだ森野のもとに届く死者からのメッセージ。 死後に送られてきた絵、葬儀のやり直しを求める女、老女のもとに来る夫の生まれ変わりの少年。 死後の謎解きミステリー。 森野と古株・竹井の雰囲気や娘のエピソードにはほろりとしました。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログMOMENTから7年後、前作では死を間際に迎えた人の最後の願いを叶える仕事人を演じた文房具屋の息子の神田はアメリカへ渡り、(この間に2人の関係は変化していたようだが)本作では相変らずクールな葬儀屋の森野を中心に、死者への弔いと残された者の想いをテーマとして物語は進む。森野を取り巻く竹井や和尚、桑田たちバンドの面々はいずれも優しさに溢れている。各エピソードに登場する人達の動機には若干違和感を覚えるものの、夫々の結末はとても柔らかな感動を覚える。そしてラストシーンの「未来を迎えに来た」にはやられた!
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログH25.12.14 やはり本多孝好先生大好き。最後は泣けて、読者を裏切らない結末。今日も良い一日だった。(家事もそっちのけで読み惚けた。)
0投稿日: 2013.12.14悲しみと切なさと喜びと。
Momentのその後の物語。話しが直接続いているわけではないので、この一冊だけでも十分楽しめます。 とっても切ないです。
1投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログMOMENTを読んでて気になった、一癖ありそうなヒロインが今回の主人公。 葬儀屋を引継いだ主人公の、仕事に対するこだわりと死んだ両親への思いが3つのエピソードとともに綴られていく。 3つのエピソードは、やや無理矢理感がありますね。もう少し合間に主人公が想いをよせる神田とのやりとりを入れて欲しかった。 エピローグの葬儀と神田の登場にグッとくる。 MOMENTの続編ではあるが読んでなくても問題ない。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログやっぱいまいち。。。Momentよりは良かったけど。。これは相性だろうな本当。なんだかなぁ。。。なんだろう?先が読めてしまう面白無さもあるけど(失礼)キャラクターも好きになれない。 感動の話みたいにしてるけど伝わってこない。本当相性だと思います。ごめんなさい。でした。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログMOMENTからの、連作。 死ぬことも、生きることも、 自然のなかの理なのだね。 とっても自然。 ちなみに前作の方がすき。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
WILL=未来と読んでいたけれど、意志とのダブルミーニングだった。前作より、こちらのほうが数段よかったような。葬儀屋さんだからこその繊細な機微がよく伝わってきた。 恋愛も含めて穏やかで心温まる物語。続編も発刊されているので、読みたいな。
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログMOMENTの続編。 で、今一つな感じ。 カンダ君は、ほとんど登場しない。 葬儀店の森野が主人公なんですが、それはそれとしてまとまってはいましたが。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ爽やかな風が吹き抜けるように、素敵な作品だった。 自分自身、葬儀の仕事に携わっていたことがあるのでなんだか親近感をもつことができた。 故人の想いを守りたい、という主人公の姿勢にとても共感した。 故人は想いを残して逝く。 遺族はその想いをしっかりと受け止め、自分の残された時間を生きていく。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ葬儀屋の森野が主人公のミステリー風小説。三編の話が書かれているが「空に描く」が一番面白かったな。愛情が込められた絵だけど、宛先によって、送った意思が形を変えるという着想。佐伯篤弘氏の意思が家族に正しく伝わって良かったです。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ1308 淡々と進む物語も要所の伏線も全て最後のエピローグの為にありました。終わり方サイコーです!前作と続けて読んで5つ星です。さらに未来の話も書いて欲しい!
0投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログ死という普遍のテーマに果敢に挑戦した連作短編小説。故人の”意思”により生者の人生を故人がヒッソリと支えている事実を浮き彫りにする作品か。18歳のときに両親を事故で亡くし、家業の葬儀屋を継いだ一人のうら若き女性。29歳になった現在も、古株と新人の2人の従業員とともに、寂れた商店街の片隅で店を経営する。日々淡々と暮らす主人公のもとに、以前仕事で関わった故人よりメッセージが届くという不思議な話が持ち込まれる。死者が語ろうとする真実を主人公が探る。ラスト二行、柔らかな感動に包まれます。笑って泣ける秀逸な作品。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ伏線の回収の仕方が好きです。最後に名前を言うのも、タイトルの意味も、話自体も、いいなぁと。 森野の葬儀屋は、皆味がでていました。読んだあとは心がスッキリする感覚を味わえました。本多さんの本は初めてでしたが、これからも本多さんの本、読んでいきたいです:)
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログざらついた心に響く暖かい物語ですね。最近仕事とか試験とか、いろいろ忙しいせいでざらついてたなぁなんて感じました。 重松清の十字架と同じような境遇に感じましたが、両親に先立たれた森野は、それまで自営業でやっていた葬儀店を引き継ぐことになるんですね。まだ高校を卒業するとかそういう世代の女の子にとっては、周りに竹田(だっけ?)と言う従業員であり、良き理解者がいてその人からなんらかのアドバイスがあったはずなのにそれが見えず、自分の生きる道はこれだ、葬儀店を引き継ぐことなんだ、と感じ、そのまま葬儀店を営んでいくわけですね。 あぁ、本当は森野はもっとやりたいことがあったんじゃないかなんて思うのですが、それを塞ぎ込み、自分の気持ちに耳を貸さず黙々と葬儀店を営んでいる、と。 一括りにするつもりはないですが、いわゆる自営業の2代目な方、で素直に親が営んだ稼業を継ぐ人ってこういう考え方なのかな、なんて思いました。ただ森野はその規模を広げることなく、粛々とやっているので、そこはいろいろな考え方の元でビジネスとして広げるぜみたいに考える人なんかもきっといるとは思うのですが。 森野は優しいですね。困ってる人を見ていたら黙っていられないんですね。で森野の考える善や信念に基づいて行動をしていく。小説だから可能なのかもしれないですが、そのきりっとした姿に憧れます。気持ちが硬くないと、さばさばしてないとこうはいかないですね。 これからもたくさん徳を積み上げていくのだと思いますが、森野にはいい人生を歩んでもらいたいなぁ、と思います。時折Facebookとかでアメリカでの近況を教えて欲しいなぁなんて思います。
0投稿日: 2013.06.21
powered by ブクログ感動!というわけでは、なかったのだけどとてもあったかかった。文章が好きだなぁと。全てを受け入れようとしていた父親の愛には深いものを感じた。短編ひとつひとつ、語りかけるものがしっかりとあった。
0投稿日: 2013.06.10
powered by ブクログ面白かった。 森野葬儀店なかなかよいメンバーで、 最後の二度目の葬儀で気づくいろいろなこと、うまいこと伏線が張られていたなと思います。ちょっと森野の1人つぶやきがしつこかったかな。 でも、よかったですね。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログこれも続編と知らず読み始め、前作がある気がしてた。 MOMENT、読んでみよう。神田、いい男だ。 森野の考え方がすきだった。桑田もいい男。 登場人物がそれぞれに味があってよかったな。 物語としてもとても楽しめて、感動もあり。 理屈でない汚い部分とか、逆に本能的な?まぶしい感覚とか。 いろいろ詰まってた。 プロローグ/空に描く/爪痕/想い人/空に描く(REPRISE)~エピローグ
1投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログ『MOMENT』から七年後、葬儀店店主森野が三つの死者の謎に挑む連作。 相変わらずの本多さんらしい綺麗な文章はさらさらと心に染み入ってきます。それぞれの話で繰り広げられる話というのは必ずしも人の美しいところを描くだけでなく、時には暗い部分を描くところもあるのですが、今作はそれを最後には見事に昇華してくれているように思います。 『MOMENT』を読んだときはあまり森野がこうして動くキャラ、という印象がなかったのですが、葬儀店の店主として、そして突然両親を失った娘としても死を見つめ、自分の中の後悔なども相成って、死の後に残された人たちの心残りというものをほっとけないのかなあ、と思いました。 他の登場人物もいい味出してます。森野の父の代からの従業員、竹井は決してでしゃばってくることはないものの、きちんと彼女を見守ってくれる非常に心強い存在。社員の桑田もとぼけながらもしっかりとやるときはやってくれるいいキャラです。 そして幼馴染神田との関係の描き方もよかったです。恋や愛といえばそうなんでしょうけど、森野の心理の描き方が巧みで単なる恋愛ではない深いところで彼女が彼を思っていることと、それに踏み切れないもどかしさが伝わってきました。
1投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログ最後にキチンと自分の中の気持ちを処理できて良かったと思った。 色んな出来事がある中で少年が祖父の長年の思いを聞き、それを話すところが特に良かった。
0投稿日: 2013.04.19
powered by ブクログ生と死について考えさせられるお話。 最後の葬儀のシーンには泣きそうになった。 そして竹井と神田の優しさがホントにかっこいいと思うわ。
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ正直な感想を言うと、文章面や世界観では他の作品よりかなり劣ると思います。というのも、本田孝好らしき繊細でいてどことなくニヒリスティックな、本人は村上春樹が好きらしいのだけれどそれを本田風にアレンジしたものが垣間見えないからである。恐らく、その原因は一人称を女性にしたからだろうと思います。本田孝義は今まで、女性をどことなくミステリアスに描いてきたし、男性は上にあげたような描き方をしてきたと思われるのだけれど、女性を一人称にしたことによって女性からミステリアスな要素が消え、男性を非常に凡夫というと言い過ぎかもしれないがそういうふうな形にしてしまっている、だから彼の作品に漂う「ミステリなのに純文学風」っていうのが消えてしまった気がする。 反面でストーリー自体は素直に感動できるものになっている。読みながら自分も涙を不覚にも流してしまったので、構えてても泣かされるのじゃないかなって思います。
0投稿日: 2013.03.25
powered by ブクログ葬儀屋を営む女性の話。 『MOMENT』の姉妹編らしいが 私が覚えてるわけがない。 葬儀屋さんの人柄って大事だと思っています。
0投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログ両親を亡くした森野が、家業の葬儀屋を両親の葬儀から引継ぎ、葬儀依頼者からの相談を通じ、自分自身を見つめる。 この作品が、続編だと知らずに読みきり、やはり前編も読まなければと思うような作品。
0投稿日: 2013.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から表紙の綺麗さでとても気になっていた本。 本多孝好さんの作品は初読です。(『MOMENT』を読まずにこの『WILL』を読んでしまいました。) 始めは森野のぶっきらぼうな感じの言葉使いが少々気になりましたが、どんどん物語に引き込まれました。 故人の想い、残された遺族・知人の想いなど感動しました。 全体を通していいお話でしたが、エピローグが特に良かったです。タイトルの「WILL」には色々と意味が込められていたんですね。 『MOMENT』も読んでみようと思います。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ「MOMENT」から7年後のお話。今度は、葬儀屋の娘、森野が主人公。死者の想いと生きてる人の想いが主なテーマ。それぞれの想いを繋ぎ合わせる為に森野が従業員に助けられながら動く。所々に不器用な従業員、竹井の優しさを感じられた。前回の主人公、神田とのその後も急展開。そして、何より亡くなった両親のお葬式をもう一回やってあげたとこは、涙止まらず。読了後にすごくあったか~い気持ちでいっぱいになった。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ『MOMENT』の7年後の作品。 前回の主人公、神田の友人の森野さんのお話。 両親を事故で亡くし、葬儀屋を継いだ森野さん。 そこに依頼する人たちは、さまざまな気持ちを持っていて… 設定としては前作のほうが好きなんだけど、今回のも良かった! 森野さんと神田のその後もあったしね。 生と死がテーマだから重たい内容なのだけど、だからといって心まで重くなるんじゃなくて、すっと自然に入ってくるような作品でした。 森野さんの心の揺れというか、変わり方もいいと思う。
0投稿日: 2013.02.13
powered by ブクログMOMENTと共に、この世界観に魅了され一気に読んでしまいました。 最後の最後で明かされた森野の名前、なるほど、そうきたか。と感服です。 読み終わって心が温かくなるのと同時に、様々なことを考えさせられます。 本多さん、文章が繊細で本当に綺麗です。
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ数年前に新刊で読んだものを今度は文庫で。 やっぱり和尚の言葉に泣いた。初めて読んだときは、状況が状況だったけれども、今回は泣いた。そして森野の両親への問いかけ。答えが返ってくるわけでもないけど、やっぱり聞いてみたい。なんて答えるかなぁ、うちの親は。森野と違って一向に聞こえる気配もありませんw。 それにしても親父殿の愛情はすごいですね。見習いたいもんです。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ竹井は相当いい男だ。 こんな人が身近にいたらどんな人生もいい人生になってしまいそう。 森野、がんばったね。 やっと両親のお葬式ができたんだ。 あたらしい港に向けて出帆だ。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ【WILL】MOMENTより良かった。自分でも泣くとは思わなかった。神田はいい男になったなあ。そして、彼女の名前にも感動。森野には、葬儀屋を続けてほしい。翻訳の仕事なんか、日本でもできるじゃん。森野に
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古本屋さんで何気なく購入してしばらく積読状態だった前作(姉妹作として、という意味で)Momentを一気読みして、続き?が読みたくて次の日に図書館で借りてきた! 何というか、主人公も変わってMomentのスピンオフとでも呼びましょうか。 心が激しく動かされるのは、前作なんだけど、全体的な印象は、私はこっちのが好きかも。 Momentでの森野は、ただ両親を亡くしてから葬儀屋を営む、ドライで男勝りな女の子だった。主人公・神田目線で話が進んで行くから、その内面が描かれないのは当然と言えば当然なんだけれど、今度は森野の視点で彼女の内面にきちんと寄り添うことで、最後のハッピーエンドをより読者が祝福しやすいものになったと思う。さばけて男勝りな一匹狼は、彼女なりに大いに苦しみ、悩み、それでも気丈に生きている。しかも、人の死に向かい合う、難しい立場で。 ただ、なんとなく、推理的な要素とかはどうだったのかしら、と思わなくもない。前作の神田青年はそういうのが得意だったとして、あなたは…まぁまぁ、目を瞑りましょう。 それを抜きにして、この作品で描かれる森野の仕事に対する姿勢は、イベント屋さんである私のそれに近しい部分がたくさんあって、彼女の仕事に対する考え方や向き合い方、そして責任感にはとても共感したし、考えさせられた。年齢も近いし。 社長である彼女にしたら、心外だって文句言われるんだろうけど^^; 今、こういう形で仕事に取り組めている今、読むことができて良かった。 学生時代には、分からなかったと思う。 そして、竹井さんがステキすぎて…あぁ。 -- 11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。葬儀の直後に届けられた死者からのメッセージ。自分を喪主に葬儀のやり直しを要求する女。老女のもとに通う、夫の生まれ変わりだという少年―死者たちは何を語ろうとし、残された者は何を思うのか。ベストセラー『MOMENT』から7年、やわらかな感動に包まれる連作集。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ泣けた! エピローグでやられた。 本作はMOMENTの続編の位置づけ。MOMENTが死にいく人の願いをかなえていく物語にたいして、本作では、死んでしまった人の思いと残された人の思いがテーマの作品です。 前作同様、複数のショートエピソードから一本の大きなストーリを展開しています。一つのエピソードでも謎解きを解決しつつ、伏線が張られていて、最後、それがエピローグへとつながってといった感じ。 もっと言えば、このエピローグにつなげるため、すべてが伏線のように思えます。それだけ、エピローグがじーんと来てしまいました。 特に最後の2行。ここにすべて集約されています。 ストーリとしては、葬儀屋を継いだ森野が3つの事件?を解決していきます。 葬儀が終わった死者からのメッセージが届くという話。 自分を喪主に葬儀をやり直せという女の話。 生まれ変わりという少年の話。 それぞれの話は淡々とすすみ、その解決もなるほどと思います。 そして、エピローグにつながっていくわけです。 エピローグを読む前までは、ふんふんっと普通にこれらの謎解きとその思い、テーマを楽しみながら読み進めていたのですが、エピローグで急にやられちゃいました。 読み終わった後の余韻もよく、再度、頭から読み直してしまいました。 「WILL」の題名もGOOD! 「柔らかな感動に包まれる連作集」と謳っていますが、まさにその通りでした。 お勧め! MOMENTを読んでからWILLを読みましょう。
2投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログMOMENTとの姉妹作。 本多さんの本はいろいろ考えさせられる。 毎度毎度最後のタネ明かしが「そうきたか~」ってなる。 いい話だったと思う
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ…最後の一歩手前までは、好きだった。最後がありきたりだった。伏線はあったけど。だから、今は評価保留。 まあ、それを抜きにしたら、肩肘張って頑張る不器用さが非常に好感が持てた。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログ著者の前作「moment」に出てきた葬儀屋「森野」の物語。商店街の一角で葬儀屋を営む森野は29歳になっていた。 Act.0のプロローグから、Act.4の空に描く(REPRISE)~エピローグの5つのコンテンツで構成されており、Act.1~3まで、それぞれ別の短編小説の形をとっているが、全体を通してひとつの小説として構成されている。 この本でも著者の死生観や各キャラクターの心理描写が上手く表現されている。
1投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログ表紙がきれい過ぎる....!と、 一目ぼれして買った1冊。 実を言うとこれに一目ぼれしてMOMENTを買った形になったんですが。 複雑だなあ、と。 葬儀屋さんと言う仕事にはじめて触れました。
0投稿日: 2012.12.27
