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WILL
WILL
本多孝好/集英社
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総合評価

201件)
3.9
42
79
46
6
0
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    泣いた! 両親をなくし若くして葬儀屋の女社長となった森野さん。 しっかりと仏様を送り出したのに不可解な事件が彼女の元に舞い込む。ぶっきらぼうな感じなのに内面の優しさと温かさでもって彼女は事件に突っ込んでいく。 お話もぶっきらぼうな感じなのにその実いろんな人の優しさでもって紡ぎだされてる。 またいい作者を見つけられて幸せである。

    0
    投稿日: 2012.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    惹きつけられる文章で一気に読んだ。 メインのキャラクターではない人物も魅力的に丁寧に描かれている。 特に気に入ったのは和尚である。 ・死は新たな始まりでなくてはならない。死者にとってではない。死者の周りにいた者にとって。 序盤に語られるこの和尚の言葉がストーリーの根幹なのかと思う。 人の死は少なからず、周囲の人間にも影響を与える。 大きな悲しみを受けるかもしれない。すぐには立ち直れないかもしれない。ただ、周囲の人間はそれでもその先を生きて行かなければならない。そんなことを考えさせられる一言である。 著者の他の作品も是非読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2012.12.01
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    「MOMENT」を読んでからずっと読みたいと思ってた作品。 すごい。感動した。各章の終わり方が大好きです。すっきりする。特に「空に描く」の終わり方がすごく好き。 あと、最後のエピローグはぐっときた。幸せになってね。

    1
    投稿日: 2012.11.30
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    MISSINGを読んでから好きになった作家。 他の作品と世界が繋がっているのとか、透明感とか大好物なんだけど、ちとパンチが足りないかなぁ… ただ、最後の2行はグッと来た。

    1
    投稿日: 2012.11.20
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    平積みになってて、『MOMENT』が好きだったので思わず購入。 『MOMENT』の姉妹編。 最後のシーン、好きだなぁ。

    0
    投稿日: 2012.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『MOMENT』の続編、読み終わって思ったことは「不思議」。 良い話だと思う、個人的には好きです。 けど、それ以外の温かい気持ちと考えさせられる感覚があった。 たぶん、この話が死生観とつながっているからかなと思う。

    0
    投稿日: 2012.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「MOMENT」の続編ということで、続けて読んでみた。 「MOMENT」読んでるときに神田くんと森野さんはきっとお互い恋愛感情あるんじゃなかろうか、とは思ってたけど、まったくそっち方向に話しがいかなかったんでそんなもんかーと思ってたら、逆に「WILL」ですごい進んだ展開になっててちょっと驚いたw まさかこんな甘い二人になってるとは!!w 内容的にはこっちの方がおもしろかった。 ・・・んだけど、ちょっとひとこと言わせてもらうと、ラストあたりの「こいつ」連発がなんだか受け付けなかった・・・ささいなことだけど、なんとなく。 ほんっとにラストの1行は好きだったんだけどなぁ。

    0
    投稿日: 2012.11.12
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    最後の種明かしの部分だけは、おお~っとなった。 Momentの方が、意志を持って依頼される内容な分重みがある気がする。こちらは、良い話だけど動機が弱い、というか。

    2
    投稿日: 2012.11.12
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    本多孝好はFINE DAYSから入って8作目なんですが、秋の夜長に読むのが最高の切ないストーリーって感じでしょうか? いや切ないというのともちとちがうかな?読んでみてください。

    0
    投稿日: 2012.11.02
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    読みやすい文体でさらっと読めるのですが、すすんでいくうちに伏線があったのかも。。。 と思いながら読み直したいとまでは思わなかったので、★3つです( ̄∇ ̄*)ゞ 商店街の皆様がとってもいい味を出しています。メイン二人のお子さまよりとっても素敵でした♪

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    同じ著者の作品『MOMENT』の主人公だった神田の幼馴染、森野の物語。 事故死した親の代わりに家業の葬儀屋を継いだ森野。 死んだはずの祖父の姿を見る孫、葬儀をやり直して欲しいと依頼する女性など、商店街の一角に構えた葬儀屋に、次々奇妙な相談が持ちかけられる。 死者を眠らせるため、葬儀屋森野はそれらの謎に立ち向かう。 前作同様、作者の死生観や宗教観が垣間見える。 短編集のような構造ながら、最終章ではそれまでの話を貫く縦糸が浮き彫りにされるなど、ある種のミステリとしても秀逸。 また、森野自信の心の迷いや葛藤がうまく物語とからみ合い、クライマックスに向かう。

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    『MOMENT』の続編。 著者の繊細な描写には一目置くが、前作からはパワーダウンしている感がある。ストーリーに快心な展開が見当たらず、期待外れの様相。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ナツイチでは、cryというくくりだったが、泣く話ではないと思う。 お涙ちょうだいのようなストーリーではないし、泣くには主人公が冷淡すぎる。 死者のまわりに浮かぶ謎を主人公が解き明かすライトミステリーというのが適切だろう。 +ちょこっとパセリぐらいのラブストーリー。 このラブストーリーについては、前作MOMENTを読んでおくとパセリからプチトマトくらいになると思う。

    0
    投稿日: 2012.10.02
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    『MOMENT』の姉妹編です。 前作では神田が主人公でしたが今回は幼馴染、森野の視点で描かれています。 私は『WILL』から読み始めました。 でも結構この読み方が良かった! WILLを読んでからMOMENTを読むと、また違う面白さがあると思います。 森野葬儀店で働く従業員のキャラも良いし、 森野と神田の関係も素敵です。 ちょっともどかしくなるけどね! そしてその森野の周りで起こる不思議な出来事・・・。 読み終わった後は温かい気持ちになりました。 MOMENTから7年後の続編ですが、 続編というよりは姉妹編の方がしっくりくる感じ。 とても好きな作品です。

    0
    投稿日: 2012.10.02
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    MONENTの続編。前作の方がうちは好きだなあ。人物も意表を突かれるものが多かったしストーリーも話し方もどこか異なるのが良かった。森野が可愛い女の子になってしまいちょっと残念…。

    0
    投稿日: 2012.09.24
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    本多さんの本、大学時代からずっと好きで読んでますが、この本薦めた嫁さんから「少女漫画読んでみれば?」と言われるくらいな純愛!純愛っていいのだ!

    0
    投稿日: 2012.09.23
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    文庫になるのをずっと待っていた作品。発売されてすぐ買いました。 MOMENTの神田くんも出てきて、森野と神田の二人のやり取りを読んで、大人になったんだなぁと思いました。 葬儀屋に持ち込まれる様々な相談事。自分のことのように問題を解決するべく行動する森野に、そこまで深く関わるべきじゃないのではないか、やり過ぎなような気がすると思って読んでましたが、早くに両親を亡くした森野にはちゃんとした考えがあっての行動だと知って、納得しました。 MOMENTのときの神田くんも、今作の森野もすごく行動力があって羨ましい。そしてこの二人の関係も。

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    本多孝好の名作、『MOMENT』の7年後が舞台の作品。 主人公が男性から女性に変わっただけで、 これほどまでに感情がストレートに伝わるものだと 前作のファンは思うかもしれませんね。 これまでの本多テイストとは変わったほんのり暖かいストーリーです。

    0
    投稿日: 2012.09.18
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    葬儀屋に舞い込んでくる奇妙な相談事。葬儀屋の社長・森野と社員の竹井、桑田がその真相に迫ろうとする。と、探偵もののようだが、これは感動物だ。こっちまで照れてしまうくらい、温かい話。ラストシーンはホント照れた。でも多少笑いの要素も入ってる。ここがいい。 葬儀屋の話って気が滅入りそう…と読むのに躊躇したが、とてもとても。皆優し過ぎで、かっこいい。 故人の生まれ変わりだと言う少年の話は気に入った。少年がえらく大人っぽく映った。これが恋の力か。故人自身、天国で少年を暖かく見守っているに違いない。仏様とはそういうものだろう。

    0
    投稿日: 2012.09.15
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    MOMENTで、とても印象に残った、森野のお話。 淡々と強く思えた彼女の、一生懸命悩んだり弱かったりする姿が良かった。 葬儀屋、死にまつわるストーリーですが、死者と遺された人の思いが重なって、とても感動しました。 そして、ラスト、良かったなぁ!

    0
    投稿日: 2012.09.08
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    MOMENTは微妙だったけど、主人公が変わったおかげで、続編のWILLは良かった。 森野のクール感が村上春樹の主人公ぽい。 MOMENT読んでからWILLと読もうと思っているアナタ。WILLから読んで全く問題ありません。

    0
    投稿日: 2012.09.07
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    続き物とは知らず、前作を読む前に読んでしまいました。 それでも違和感なく読めたのは、主人公や周りの人たちの説明がしっかりされていたからだと思います。 有り難いことです。 以前に本多先生の短編を読んだことがあり、そのとき「なんて繊細な文章を書く人なんだろう!」と感じましたが、この本でも健在でした。 情景や一つ一つ言葉が頭にすんなり入ってきて、物語の世界に浸ることができました。 ただ主人公の男言葉が最後まで好きになれませんでした。 なので☆一つ減らします。

    0
    投稿日: 2012.09.07
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    先日読んだ、MOMENTの姉妹編。 前作主役の必殺仕事人の彼女が主人公。 葬儀屋の彼女が出会い、かかわっていく、死にまつわる、物語。 主人公含め、不器用な愛にあふれています。

    0
    投稿日: 2012.09.05
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    人の死というのは、悲しみしかもたらさないと思っていた。 遺されるのは辛く、苦しく、耐え難いことばかりだと。 でも、違った。 葬儀は、遺された者が故人への想いを抱きしめて 、次へ進んでいくために必要な、大切なセレモニーなのだと、葬儀屋の謳い文句にでもなりそうなことを、今更ながら思った。 MOMENTを読んでしばらくしてこちらを読んだけど、私はWILLのほうが好きだ。特に「想い人」が素敵。 MOMENTが、人間の隠れた醜さや傲慢さを描くなら、WILLは人間の不器用さや温かさを描いている。 そして、その両方があるから人間なんだと感じた。 みんな、その狭間で揺れ動くのだ。 命が尽きる、そのときまで。

    1
    投稿日: 2012.09.04
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    この静かで、おおげさじゃない感じが好き。葬儀屋の話なのに、今生きてるこの人生を肯定されたような気持ちになるのはなんでだろう?

    0
    投稿日: 2012.09.04
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    いいお話だった。 最後は森野のハッピーエンドになって本当に良かった。 こういう人の想いを紡んでいくストーリーも大好きです! MOMENTが読みたくなりました!!

    0
    投稿日: 2012.09.01
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    MOMENTの続編ってことですが どっちかっていうとスピンオフかな 主人公は葬儀屋の森野です 最初読みにくくて こんなんだっけーと違和感ありましたが だんだん面白くなっていったかんじ 去り際とか別れ際のちょっとした一言は やっぱり洒落っ気あって好き 話はMOMENTより素直な感動モノだったけど 推理の域を出てない(証拠がない)のに 真実はこうだった!みたいな展開が 多かったのはどうもなぁ タイトルと掛けた落とし方は上手かったし 読後感が異常に爽やかだったので 割と帳消しだけどね!笑

    0
    投稿日: 2012.08.27
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    MOMENTに引き続き仕掛けが楽しく読めた。人の為すことには必ず理由がある、この世に起きたことはこの世の人が起こしている。 単純なルールを基にしているのにそれぞれの話で先が気になるのは造りが上手いということなのです。 それぞれの短編の答えを基に主人公が導く回答。タイトルも含めて楽しい作品でした。

    0
    投稿日: 2012.08.24
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    『MOMENT』の続作というか、別編。 前作と同様、テーマは死とその周辺。 前作の主人公神田とサブキャラ森野とは異なり、今回は森野が主人公。 気持ちをほとんどすべて言葉に記しているので、わかりやすい反面、白けると思いきや、ひとつひとつ深く、重いので読んでて心にずんずんくる。 君に読んでほしい。

    0
    投稿日: 2012.08.20
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    MOMENTでは、若くして葬儀社を切り盛りするしっかり者として描かれていた森野が、神田との恋愛に悩む女性になってました。 MOMENTは死にゆく本人が主人公だったけれど、本作の主役は遺族。 大事な人を亡くした心の穴を埋めるのは大変。 いっそ神田と森野で文房具店と葬儀社を継いだらどうだろう(笑)。

    0
    投稿日: 2012.08.18
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    Momentでは爽やかに死を扱いすぎて戸惑った。姉妹作品と聞いて後回しにしていたが、、、 「will」の持つ言葉。日本語に訳すと?日本語の表現できる自由さと奥深さ。そんな味が詰まっている作品でした。 そして最後のwillにも驚愕。 だって登場人物のフルネーム表記に辟易してたら、ドーンでしょ。びっくりするわな。そりゃ。

    0
    投稿日: 2012.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    willの意味は普通は未来を表す。しかし遺言ともとれる。これは若くして葬儀屋を継いだ森野のお話。どの話もトリックがあり、推理性があるが、職業倫理にのっとりそのどれにも首を突っ込む森野はお人よし。最後の最後にタイトルの意味を十分に理解することができた。

    0
    投稿日: 2012.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『MOMENT』の姉妹作。 前作の主人公、神田の幼馴染の森野の物語。 前作が、病院に従事している神田が死んでいく人の願いをかなえていくのに対して、今作は、10代で両親が亡くなったため、葬儀屋を営む森野が、葬儀を終えた遺族と故人の想いをたどっていく話。 最後のエピローグは結構、ぐっときました。 優しい気持ちになれる作品だと思います。 【WILL】って題名は単なる故人の遺志だと思って読んでいましたが、 別の意味合いもあったんですね、更に感動しました。

    0
    投稿日: 2012.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど、いい話だった。まぁWILLってタイトルだし辛気臭い話なんだけど、最後にそっちも掛けたか、といった感じ。MOMENTの主人公だった神田くん、どんなキャラだったかなー?ちょっとイメージが違う気がするがだいぶ前に読んだし覚えてねぇや。

    1
    投稿日: 2012.08.04
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    MOMENTから数年後の、森野と、森野が葬儀を行った故人とその遺族をめぐるいくつかのお話。 すごくよかった。 MOMENTを読んでるからこそ、よりよかったんだと思う。 気に入りました^^

    0
    投稿日: 2012.07.29
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    以前に読み始めて途中になっている「MOMENT」の続編? 的な本だったみたい。登場人物とか、すっかり忘れていたけど。 確かに漂う空気感は同じ。今回は葬儀屋、森野が主人公。 「MOMENT」もまた読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2012.07.18
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    本多さんの小説を読んだのは久し振り。「MOMENT」を読んだ時ひとつ年下だった二人が今作ではひとつ年上になってた。男勝りで可愛いげのなさが魅力的だった森野もちょっとだけ女の子らしくなってた。長い時間を経て再び出会えた小説の世界がとても素敵で嬉しかった。 温かみのあるミステリー小説でありながら長い年月を越えて育てられた恋愛小説でもある。 未来はいつでも意志と一緒にある。作中にある、この一節がとても素敵な言葉だと思った。若くして亡くなった両親の後を継いだ葬儀屋として、最期を弔ったものとして、死者の意志を遺された者達の未来に手渡す森野が、最後に自分の意志で未来へ進んでいく姿も美しかった。 最後まで読んでこそわかるタイトルに込めた意味も含めて、非常に良くできた小説でした。

    1
    投稿日: 2012.07.16
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    MOMENTの続編で、神田の幼馴染で葬儀屋の森野の話。 全体的にみて、軽くもなく重くもなく、でも自然流れで考えさせられる内容でした。ただ、結局主人公のなにが変わったのか、変われたのかってところの表現が曖昧だった。変われたんだろうとは思えるけどそこに多少の読みづらさはあったかなぁと思います。でも、スラスラページが進んで結構速いペースで読み終わりました!ありがとうございました!!

    0
    投稿日: 2012.07.15
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    MOMENTの姉妹作 MOMENTで出てきた主人公の 幼馴染視点の物語 前作でも"死"をテーマにしてきたけれども "葬儀屋"という視点から、より "死"に対して向かい合う作品 それでも、暗さと言うよりは どこか明るさが残る作品。 素敵な作品でした。

    0
    投稿日: 2012.07.05
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    どうしようもない人たち。本当に、本当にどうしようもない。バカだなあ、って思う。もっと素直になれよ。優しすぎる嘘なんかつくなよ。バカだなあ、って。目も当てられない。もっと器用に生きられないかなあ。ちょっとくらい誤魔化したらどうなんだ。そんなこと思いながらも、ああ、やっぱり俺もバカだ。この人たちみたいに生きたい、って思ってしまった。どうしようもなく愛しく感じてしまった。いつになく優しい気持ちになってしまった。彼女たちはとっても、きれいだ。

    0
    投稿日: 2012.07.05
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    すごくあたたかいお話でした。 「MOMENT」の続編のようなかんじで、今度は葬儀屋を営んでいる森野が主人公でお話が進みます。 もどかしくて切なくてじれったいけれど、応援したくなりました。

    0
    投稿日: 2012.07.02
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    MOMENTの続編。MOMENTも好きだったのですが、WILLではもっと幸せな気分になれました。基本的に本多さんの作品は、派手ではないものの、どこか心暖まる要素があって安心して読める気がする・・・

    1
    投稿日: 2012.07.01
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    Momentの続編 Momentの主人公とのその後も知れる Moment同様章は時系列で繋がっている 違う章の登場人物も出てくる Momentの主人公の母登場 Momentとwillの主人公の恋愛模様がふんだんに盛り込もれている

    0
    投稿日: 2012.06.21
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    先行作品「MOMENT」の姉妹編。 MOMENTは今から死を迎える人達を題材にしているのに対して、本作は葬儀屋を主人公にし、残された家族や知人を題材にしている。 宗教的な意味合いを度外視し述べるのであれば「葬儀」とは、残された家族の気持ちを昇華させる儀式と言える。 その儀式が終わった後にも昇華しきれずに未練を残す家族の気持ちを丁寧に昇華させる主人公。 本来、湿っぽくなりがちなテーマをぶっきらぼうな性格に主人公を描かく事により、カラッと読み進める事ができた。 ラストの2行は「あぁ、そう言えばそうか」と思わせるものであったが、途中に貼られた伏線がここに来て良いスパイスになった。 主人公の両親も亡くなっているわけだが、その伏線が両親の思いと、主人公自身の気持ちの昇華が感動の涙を誘うものであった。 MOMENTとセットで読む事をお勧めする。

    0
    投稿日: 2012.06.17
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    MOMENTの姉妹編。仕事人の神田を中心に描いたMOMENTと葬儀屋の森野を中心に描いたWILL。 十代で両親をなくして葬儀屋を継いだ森野が様々な人と関わり自分も成長していくストーリー。 人と暖かく関わり、暖かい人に囲まれながら成長していった森野の姿がそれぞれの短編で描かれ、最後のエピローグで何倍にもなって返ってきているところが非常に感動した。

    1
    投稿日: 2012.06.17
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    久々の本多孝好さんの本。最後の2行で、タイトルの意味が分かります。すごく透明感のある作品です。話はそこまで…という感じですが(他の作品のほうが好き)、読後感は抜群です!

    0
    投稿日: 2012.06.17
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    葬儀屋 森野の視点で書かれる葬儀にかかわる人々を丁寧に切り取った話。 姉妹作 MOMENTより内容が深い。 中番まではとても味わいがあり好印象。 ただ残念ながらちょっと中番から終わりにかけて話がダレタ感じがある。 エンディングの 身近にいる大切な人を思うというところにもっていくまでの話の布石で流れがグダってしまったのがちょっと残念。 でも全般良い話なのでお勧め。

    0
    投稿日: 2012.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOMENTの続編。MOMENTに出てきた葬儀屋の森野が視点。 本多さんの本はいつも題名に謎かけがしてあるので、興味深い。 「WILL」とは意志のこと。この話は「亡くなった彼らの『意志』を森野が紐解く話」です。 個人的には、竹井さんがお気に入り。森野のもう1人の父親です。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    読み終わった後、『WILL』って単語を辞書で引いてしまう(笑) ちょっとした勘違いをして読み進めていたから、最後思わずウルッと来てしまった。 いいなぁ、こういうの…

    1
    投稿日: 2012.06.05
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    ちょっと自分には合わなかった作品。 主人公の思考が、日常会話では全くの的外れなのに、 こと事件解決においては何故か毎回正解してしまう。 証拠も何も無い完全に想像上の推理なのに、全て正しかった時は萎えてしまった。 話の展開もよくある話・・・というかエピローグでいきなり感動させようとする作者の意図にも少し抵抗を感じた。 主人公が成長するような話、あったかな?何で急に心変わりしたの? 色々と疑問を持ったまま読了。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    MOMENTの姉妹本。 MOMENTは高校の時に読んだきりやったから、細かく覚えてない中WILLを読んだ。 葬儀店を営む若い女性社長と故人と縁のある人たちの話。残されたもの達がどう心の整理をし、故人をも絡んで物語が進んで行く。湿っぽいわけでなく、未来へ向かっていく感じ。軽く読んでたのに最後の方でうるっとした。 もう一回MOMENTを読まなければ!

    0
    投稿日: 2012.06.04
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    もっと素直に差し伸べられた手にすがってもいいのに… 一度、一人で頑張ると言い聞かせちゃうと、自分との約束を自分が破るわけにいかないと、自分を縛っちゃうんだ。

    0
    投稿日: 2012.05.31
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    両親の事故死の後、家の仕事の葬儀屋を 継ぐことになった主人公。 故人を通じて、その周りの人々の想いが 明らかになっていきます。 ラスト、泣けました。

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    『MOMENT』の続刊ということで購入。 前作では脇役だった葬儀屋の森野が主役に。 やはり葬儀を始めとする一連の儀式は”遺された人”のための物なんだと実感。 葬儀店で取り仕切った葬儀や死者に関しての様々な問題が持ち込まれるが どれも焦点になるのは遺された生きている人間。 そこが『MOMENT』との大きな違いだろうか。 そのせいなのか、前作では垣間見られた悪意が薄まったせいか 少々物足らないような気も。 それにしてもこの作品に登場する神田は前作とは別人のようで驚き。

    0
    投稿日: 2012.05.25
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    当然ながら姉妹作のMOMENTを 意識に置いて思い出しながら読んだ。 MOMENTが「死にゆく人の想い」に スポットを当てた作品だとしたら WILLは「残された人の想い」に スポットを当てた作品。mystery。 じんわり温かい作品だった。 「死」ってのは怖いだとか、ツラいだとか、 イタイだとか(痛いし遺体)、関わりたくないもの。 それは確かなんだけど……。 死の後には必ず"リスペクト"があるんだよね。 "弔う"ってヤツとか。 「死」ってのは心臓が止まったらハイ終わり、 ってワケじゃない。 どんな人の死も悲しみだけで終わらず、 死んだ人が残してくれたモノによって 誰かを温かくすることがある。 死にゆく人の体が冷たくなる分、 いずれは周りの人を温かい気持ちにしてくれる。 そうだと思うし、そうあるべきだし、 そうだからこそ死んだ人を悪く言う人に 生理的嫌悪感を覚えるんだよな。 そんな事を思った。 ちょっと分かりづらい、ひねくれた文だな。 ひねくれてると云えば、ラストシーン、 心はまっすぐなクセに態度はひねくれてる 神田と森野が本音を見せるシーンは、 「ホントに良かった!」と思った。 こんなに気持ちのいいラストはそうそう無いなあ。 竹井もかっこ良すぎだった。めでたしめでたし。

    0
    投稿日: 2012.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つよがりな主人公の女の子、森野がおせっかいで解決する仏様にまつわる事のお話。 彼女が、両親の死を受け入れ消化できたときに彼のもとへ「(両親が)初めにくれたプレゼントと一緒に」行くことを決心する。その時に彼がアメリカからお迎えにくるあまい締め。 そして、その最初のプレゼントとは「名前」のことでした。 自分の思いと重なって、読み終ええた後、ほんわかとやさしい気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2012.05.19
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    葬儀屋を営む女性の死をめぐる話。 主人公がアラサー女性で、どこか通じるものがあった。 読み進めていくにつれじわじわ感動してきて、特にエピローグはかなり良かった。 姉妹編の「MOMENT」も読みたくなった。

    0
    投稿日: 2012.05.15
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    最初は面白くなかったのですが、じわじわと世界に入っていけ、ラスト辺りでは涙がこぼれました。とても優しいお話です。ラストで主人公の名前が解るのですが、やられたと思いました。

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    投稿日: 2012.05.15
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    森野とそのまわりの人たちのキャラクターが好き。みんな温かい。「想い人」が一番好きだった。これが一番読んでて先が見えないワクワク感があったのと、なんだか一番温かい気持ちになれたから。ただ、中学生が大人過ぎる(笑)あんな恋愛観語れないでしょ(笑)

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    投稿日: 2012.05.13
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    「MOMENT」の姉妹編。 続編というより、本の帯などで姉妹編と書かれているのは、この「WILL」が神田ではなく森野の視点で書かれた本であり、最後で明らかになるように「WILL」は彼女の物語であるから。 出版日とリンクするように、「WILL」の舞台は「MOMENT」の七年後。 この間の気になる空白の七年は、七年後の結果としては描かれているけれど、過程はほとんど触れられていない。 (でも、それは登場人物と読者の妄想のために、しまっておいてくれたのかもしれない。) 「死」は多くの人にとって非日常な出来事だけれど、それが日常のものである葬儀屋、そしてその家業を18歳で継いだ森野はある意味特殊な存在だと思う。 だから、葬儀屋という職業から見つめる「死」というものが新鮮でおもしろかった。 ただ「WILL」の読みどころは、「死」そのものやミステリーの要素より、人が人を思う気持ちだと思った。 それは親しみや愛情、逆に羨望や恨み、両方向ともにいえることだと思う。 読んでいて「分かる!」と思う場面がとても多かった。 たとえば「MOMENT」では男勝りで淡々としたイメージだった森野にしても、境遇も言動も重なる部分は少ない気がする彼女に、神田との関係の場面ではとても共感してしまった。 流れは見え見えだったエピローグも、最後まで隠されていた1ピースにしてやられた感。 というか、神田といい竹井といい、素敵な男の人に囲まれる森野にちょっとジェラシーです。

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    投稿日: 2012.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家族だから 言いたい事言えない事、難しいですね。 結局人間は自分の為だけに他人だけでなく身内にまで一生の傷になるかもしれない仕打ちをしてしまえるという事実がある反面 だからこそ…と足掻く美しさもそこにあって。 結局、良い話で締められるのは創作なればこそ。 でもだから良いな、とも思いました。 「誰か(何か)と比べて自分は幸せ、良かった」という考え方 皆普通にしてしまうんですよね。 私はこの考え方が嫌いです。 「ただの言葉」が人を殺してしまう威力は分かります。 そういう言葉がどれだけの傷を与えてしまうかが理解出来ると 無茶苦茶な報復をしてしまう人の気持ちも… 分かる訳ないです。(えー) 復讐?的な事はやりすぎですが でもその言葉がどれほど凶悪な力があるかと言うのはもっと知って欲しいとは思います。 そういう立場に実際立ってみないと本当の意味で理解なんて出来ないでしょうが頭でだけでも知っておくと違うかと。 少年の恋心もいい味出してました。 恋愛感情とは微妙に違うものかもだけれど 純粋に人を愛するという行為、良いですねえ。 どの話も様々なタイプの葛藤がちょっといきすぎたおせっかい(優しさ)で解されていく感覚が温かく、読後感のとても良い作品でした。 最後の最後に明かされる名前… には別段心が動きませんでした(爆) 結局最後まで名前分からずに終えてしまっても 多分素敵な作品が読めたと満足したに違いないです(笑)

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    投稿日: 2012.05.12
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    先に出たMOMENTの姉妹編。 自分の死を受け入れようとする人たちに焦点を当てていたMOMENTに対して、WILLでは他者の死を受け入れようとする人たちにスポットを浴びせている。そう考えると、スピンオフというよりはMOMENTと対を成す短編集と考えた方がしっくりくるかもしれない。 読後、周りのものが愛しく思える良作。特にラストには感動した。

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    投稿日: 2012.05.08
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    文庫化されるのをずっと待っていた40万人のうちの1人。MOMENTでは「ふつうの人」ポジションだった森野の内面に触れる話。1回読んでMOMENT読み直してからもう一回読みたいと思った。リビングウィル、私にはあるのだろうか。

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    投稿日: 2012.05.06
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    ほかの方のレビューを読んでると どうやら続編だったようです。 主人公は葬儀屋を経営経営している20代女性。 優しい内容なのに主人公の男口調なしゃべり方が マッチしてなくて 感情移入しにくいまま終了。

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    投稿日: 2012.05.06
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    ★2-3くらい。葬儀やの主人公に起こるいくつかの物語。もう少し面白いかと期待しすぎたせいか、まぁまぁ。

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    投稿日: 2012.05.05
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    文庫になるのを待ってた!(笑) 神田がすきだ、やっぱり(笑) 読もうとおもえば すぐに読めてしまうのに なんだかもったいない気がする 20120504 最後!もー!きゅんとした…(笑) 時の流れ、生と死を扱うのは、 ずるいなっておもう。 いつも。 だけど、そういうものですよね。 何を書くかっていったら、 時間のなかで起こったことですもんね。 神田がいいです。 20120511

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    投稿日: 2012.05.05
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    MOMENTの姉妹編。 主人公は、幼馴染の葬儀屋森野。 これからも生きていく人々の話だからか、語り手が女性だからなのか、 MOMENTより柔らかく、優しい話でした。

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    投稿日: 2012.05.02
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    momentよりこちらを先に知ったので、こちらを先に読みました。 momentも読まなくちゃ、という気になりました。 葬儀屋、 社長、 29歳、 女性、 身寄りなし、 遠恋中。 わー、面白そう。 主人公のこの設定に加えて、どのキャラクターもすごくよく立っている。 個人的に読んでいてすごく気になっていた疑問がきちんと解決されてだいぶすっきりとした読了感を味わえました。

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    投稿日: 2012.04.30
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    セレモニー的な事にうんざりのすさんだ心に刺さった。 私もずっと問い続けているから・・・ 「私はいい子でしたか?」 亡くなった人は今を生きる人に宿題を遺す。 納得のいくお別れをしないとね・・・。

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    投稿日: 2012.04.27
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    『MOMENT』よりずっとずっと読みやすくて、自分の成長を感じた。笑 森野は一見クールだけど人情味にあふれていて、悩んだり困っている人を見るとほっとけないんだなって何だか微笑ましかったです。 いろいろ理由をつけて分析して「そういうことなら葬儀屋の自分の仕事だから」って、でも要はいろいろこじつけて自分で解決してあげたいんだろうなって。笑 何度も何度も涙をこらえた一冊でした。

    0
    投稿日: 2012.04.27
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    クールな主人公だけど、自分の仕事・使命に関して強い思いを持っていると感じた。 続きを読んでみたい。

    1
    投稿日: 2012.04.23
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    MOMENTから7年後。 主人公は、僕から、幼なじみの森野へと変わりました。 両親を急に亡くし、実家の葬儀店を流れで継ぐこととなった森野。 表面上は、11年前の出来事と割り切ったそぶりを見せるも、今でも心の底では消化することができないまま。 そんな森野を、そのまま引き受けようとしてくれた僕のことすら受け入れることができない。 そして、何よりそんな自分を認めることができない。 MOMENT同様、死を中心に話が進んでいくのですが、死よりも森野の感情のほうが重々しく感じるほど、物語自体は穏やかに進んでいきます。 葬儀を手がけたご遺族と話をすることで、少しずつゆっくりと自分と向き合っていく森野。 今作は、MOMENTのときには大人に見えた森野よりも、7年で僕はびっくりするくらい大人へと成長し、それでもやっぱり相変わらずな僕の姿も楽しむことができます。 前作同様、「静かに胸打つ物語」となっていました。

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    投稿日: 2012.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題となっている「will」という語には二つの意味があることは誰しもが中学英語で習うことだろう。 単純未来と意志未来。 おそらくこれは「意志未来」に纏わる小説。 英語学的に、単純未来とは意志と無関係に生起する自然発生的な未来の事象を予定するものである。 (このwillが学校文法的にbe going toとよく交換可能だと教わるのは、be going toが「人為が介在せずとも事象はその先に勝手に向かっていくだろう」ということを含意するためだ。) 対して、意志未来とはその名の通り意志によってある特定の未来を希求する心的態度を表明するものである。 (その他、willは名詞として「遺言」を意味することもあるが、それはこの意志未来という抽象概念が明文化されるかどうかの違いから生起しただけで、通底するコアイメージは同一のものである。) 主人公は「森野未来(♀)」。 本名は終盤に明かされる。 物語は主人公「未来」が自身の「未来(将来)」をどのような「意志」でもって舵をきるか、それを軸として進む。 (ちなみにもしかしたら、willに「遺言」という意味のあることから、森野家は葬儀屋という設定が生まれたのかもと邪推してみる私がいる。) やや繰り返しになるが、これは「森野未来」が単純未来的な人生から意志未来的な人生へ舵を切る物語だ(と私は思っている)。 森野が作中で出会う多様な意思を持った人々は、単純未来的には生きていない。 必ず意志の赴くままに生きている。 そういった生き方との接触が森野の人生観を変える。 思えば、「意志」に一貫して貫かれている物語だ。 その意思が邪であってもそうでなくてもだ。 意志の倫理的な審判ではなくて、意志の強度に纏わる小説。 個人的には、竹井が好き。

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    投稿日: 2012.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOMENTの続編。 その合間にそんなことになってたのかー!的な。 森野さんはもっとドライな感じだと思ってたら、意外にも意外に熱血疑惑…? 「想い人」が好きです。

    0
    投稿日: 2012.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOMENTから7年後のお話です。 遺された人たちは、 死んだ人の思いをどう受け止めてどう向き合っていくのか。 それらは葬儀屋・森野を主人公に連作短編で描かれています。 主人公に共感できる部分がかなり少ないのが残念でした。 その代わりとでもいうのでしょうか、周りの人々がいい味をだしています。 温かい文章で綴られた幸せなラストは、 ほのぼのとした気持ち、さっぱりした気持ちにしてくれました。

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    投稿日: 2012.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「MOMENT」はそんなにしっくりこなかったからどうかなと思ったけど すごく良かった。 皆ほんとうに優しいのに、泣けちゃうくらい不器用だからすれ違っていく。 謎解き風のストーリーもミステリ作家らしくて良い。 人間ってほんとうに不器用だよねえ 自分の言いたいこと、やりたいことだけを皆が通して生きればそのほうが逆にすっきりしていいんじゃないかとすら思う。 大切な人を傷つけないように自分が抱え込んで、苦しんで それがまた誤解を生んで他の誰かを傷つけたり、時には傷つけまいとした 本人すら傷つけてしまうこともある。 本末転倒っ そんな不器用な人たちを放っておけない森野がかわいい。 初めはよくわからなかった森野のことを、だんだんすきになっていく。 周りのたくさんの人に愛されているのに全く気付いてない森野もかわいい。 いとしい。 ラストのお葬式やり直すあたりからちょっと話が走ってる気もしたけど、気のせいかしらね ラストの一文は良いですね。 前半のお父さんの会話と、直前の神田の「未来を迎えにきた」が効いてる。 あと少年がかわいすぎるううう ん。満足。

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    投稿日: 2012.04.18
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    先週、ランキングの「文庫」のところを開けてみたら一番上に載っていて、皆さんのレビューの感じも良かったので、買ってみた。久し振りの東京出張の往復で読了。 7年前に出た『MOMENT』の姉妹編ということで、それは未読だけど、こちらを読むのに不都合は無かった感じ。 11年前、高校卒業間際に両親を亡くし、そのまま家業の葬儀屋を継いで店を続ける森野。その彼女の元に、葬儀で関わった死者に纏わる不思議な話が持ち込まれるというお話。 幽霊、死者から届いた絵、生れ変りなど怪談めいた謎解きのお話を進めながら、実はその話を通して死者を弔うことや人生を生きることや好きな人と結ばれることの意味が静かに綴られる。 不器用さ故につっけんどんでそのくせ困った人を放っておけない主人公の、世間との距離のとり方が好ましく、淡々と綴られるお話しはベタベタせずに悪くない。 今更だけど、どちらを先に読んだほうが良かったのかなぁ、『MOMENT』も買ってきた。

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    投稿日: 2012.04.14
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    死者の生まれ変わりが現れるっていう紹介文に惹かれて購入したんですがちょっと思ってたのと違いました。じんわりいい話ではあるんですが、もっとストレートに、ベタに感動したかったです。美しい話、切ない話、悲しい話。どれにも当てはまらない、何かが足りず満足できないような。題材は良いのだと思うのですが。 森野の人物像が分かりにくかったです。あの喋り方と揺れる乙女心を同居させた人物がうまく描けない。せめて髪型や服装だけでも描写があれば良かったと思います。 第1話の最後の方、「紫色の花たちが口々に叫ぶ。愛してる、愛してる、愛してる。」という文章がすごく好きです。この文章だけが色濃く心に残ってます。

    1
    投稿日: 2012.04.13
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    自分の中にある相手を思いやる心。それが相手の中にもあると信じて接することができれば、多くの場合はうまくいく。みたいな話があって、そこがよかった。相手の立場になって考えろみたいなことはよく言うけど、相手を信じるってとこまではなかなか思いいたらないもんだ。あと、「未来」って終わり方がとてもキレイでした。ストーリーはたぶん忘れるけど、これだけは忘れないだろうなあ。

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    投稿日: 2012.04.10
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    MOMENTの続編。前回とは違う主人公の視点で描かれるお話。 どの話もすらっと読めるのに、すっごく「死」というものを身近に感じた。 どの話にも残された者の「思い」と故人の「思い」があって、だからなのか重く終わらない。一話一話読み終わるごとにスッキリ読み終われる。 最後の一文で涙しました。 このシリーズ、本当に好きです。

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    投稿日: 2012.04.06
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    WILLはMOMENTの続編で、7年後のお話です。 主人公は神田に代わり、前作の作中にも出ていた森野となります。 この作品は前作との対比が面白いですね。 「死を目前とした人が『足掻きながら』生きる物語」、対して本書は「残された者が生きる物語」という形です。 神田の人物像に少し違和感のようなものを感じましたが あれから7年も経過してますから、色々と経験をして変わったという事なのでしょう。 森野と神田の関係にどう決着がつくのか、落とし所はどこなのかという視点で読んじゃってました。

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    投稿日: 2012.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【内容】 小さな葬儀屋である森野未来の物語。『MOMENT』スピンオフ的な作品。 【感想】 途中だらだらしたところはあったけれど、最後はとてもよかった。少し泣ける作品だった。本多孝好さんの言葉の選び方好き。

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    投稿日: 2012.04.03
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    前作『MOMENT』の主人公の彼女がこの小説の主人公。 事故で亡くなった両親の後をついで葬儀屋を切り盛りしている。 ただ単に依頼を受けるだけでなく、時には死者と残されたものをつなぐ役割もしている。 ラストは彼女自身の頑なな心を開く感動でいっぱい。 こういうラストは個人的に好きです。

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    投稿日: 2012.04.03
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    葬儀屋ってだけでも独特なのに、そこに持ち込まれる出来事がまた独特。 死んでなお人間というのは影響を与え、受けるものなんだなと今更ですが思いました。 森野と神田の関係もいいですね。というか登場人物全員の雰囲気が良いというか。 「MOMENT」を読んではまった人なら絶対読むべきです。

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    投稿日: 2012.04.03
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    死んでしまった人の意思というのはどうなるんだろう。 生きている人同士でさえ、相手の心はわからないのに、死んでしまって何も言ってくれない人の思いに応えようとしてしまう。 たとえ、その応え方が間違ってたとしても、誰に非があるわけではなく、誰もが優しすぎたからだという気になる。

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    投稿日: 2012.04.03
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    両親を事故で亡くし葬儀屋を継いだ森野。 [死]をテーマにしている訳ではなく、葬儀屋の周りに起きることを解き明かしながら成長していく短編連作集。 キ―は「リビングウィル。ウィルとは意思。ウィルが未来を表すってことは、未来はいつだって意思と一緒にあるということ。」か。 「40万人が待ち望んだ」「ラストの感動」という帯で手に取ったが、ネタと設定に少し無理感があり、少し浅い感じは否めない。「MOMENT」から読むと違うのかもしれないが、いいや。

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    投稿日: 2012.04.02
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    「MOMENT」で神田の幼なじみの葬儀屋・森野が主人公で、「死」にまつわる話4編。 前作と違って話の展開がちとこじつけがましくて、いまいち入り込めなかった。 でも神田の成長と最後は、すごくいい。

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    投稿日: 2012.04.02
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    人に勧められて。 葬儀屋の社長である森野の職業倫理(?)がいいなと思う。 現実的ではないかもしれないけれど、葬儀屋はただお葬式を仕切るだけではない。死者と残されたものの想いを最後まで見届ける。いいなとしみじみと思った。 ずっと森野と苗字でしか呼ばれなかった主人公の名前が最後にわかる。その名前にこめられたものと彼女のこれからとこれまでの人生が交差してものすごくいい。

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    投稿日: 2012.04.01
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    久しぶりに本読んで泣いた。。あのラストは泣ける。。神田いい男になったなぁ! 思いを伝えることの難しさ。受け取ることの難しさ。 この人は言葉のチョイスがいいから好きだ。

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    投稿日: 2012.04.01
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    前作のMOMENTが死ぬ前の生きている瞬間を描く物語だとしたら、こちらのWILLは死んだ後に未来へと続く物語って言えばキレイにまとまるのでしょうか。 作中の中にこんなセリフがあります。 「このときのウィルっていうのは、意思のことなんだぞ。知ってたか?」 「そのウィルが未来を表すってことは、だから、あれだ。未来ってのはいつだって意思と一緒にあるってことだな」 本多さんのどこかアンニュイだけど、透き通っているような感じを久々に感じました。死をテーマにしてしまうと、どうしても作品が薄っぺらくなりがちですが葬儀屋という立場からみることでより日常に即したものになっていてそこがまたいい。 前作から時間があいたこともあり、神田ってこんなやつだったっけ?という感じもしましたが、彼にも色々あったんだろうと脳内で補足。 名前にまつわる最後のシーンは必読です。

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    投稿日: 2012.03.29
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    MOMENTの続編。 前作を読んでから時間が経ちすぎて(6年くらい?)登場人物を思い出すのに時間が掛かりました。 正直、前作ほどの感動はありませんでしたがラスト数行は最近の本多作品のなかで一番です。 過去への描写のあと「未来を迎えにきた」というセリフ。 時間の話かと思いきや、主人公の名前が初めて明かされて「未来、よい名前」です。という展開は秀逸。

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    投稿日: 2012.03.29
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    ラスト10数メージは、★4つ! グッときました。 ラスト数行は、★5つの納得感! 読み終わった後、余韻に浸れました

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    投稿日: 2012.03.28
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    この作者の「死」に纏わる話が好き。けれど、いつも何かが物足りない。言葉の選び方が惜しい。あと少しなのになあ。

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    投稿日: 2012.03.27
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    MOMENTを読んだのが約10年前。読み手のこちらが変わってしまったせいか、前作のような感動は味わえませんでした。前作の主人公、神田の役どころは病院の中で噂される謎の人物。それと比較すると「葬儀屋」の森野の存在はあまりに現実的すぎて、そこに持ち込まれる不思議な話が胡散臭く思えてしまうのです。森野という人間の物語として読めば、著者の初期の作品に見られたような透明で純粋な非現実性が感じられて良かったです。この小説の中だけでもいいから、どうか皆幸せに、と祈るような気持ちにさせられるところも変わっていません。けど、なんでそこで笑わせようとしちゃうんだろう、せっかくの静けさを壊そうとするんだろうと思ってしまうところが多々。それが作品全体への不信感になってしまったようです。憧れの世界であってほしかったものに、生活感を加えられてしまったような、自分勝手な言い分ですが期待外れに終わりました。

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    投稿日: 2012.03.25
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    最後の十数ページに感動… 『MOMENT』からの神田くんの成長(?)が嬉しい!竹井さん、いい人すぎます。

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    投稿日: 2012.03.24
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    大好きな『MOMENT』の姉妹編。 『MOMENT』でたびたび登場した幼なじみの葬儀屋、森野が主人公。 やっぱり、神田くんも森野も好きだなぁ。 でも、7年たって、ちょっと森野が女になっててこっちが恥ずかしかったかも(笑) ラストの2行がなんだか心がゾワゾワしちゃいました。 ステキなラスト♪ その後の2人も気になっちゃうなぁ(*'ー'*)ふふっ♪

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    投稿日: 2012.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOMENTの続編。 文庫版を今か遅しと待っていました。 本作の主人公は森野。 前作をかなり前に読んだのでうろ覚えですが、さばさばとした少し口がきつめの印象を覚えていたのですが、 森野の会話にはだいたい「えっ」「はあ」「えっと」みたいな言葉が入っていてより人間臭くなったなぁと感じたり。 反対に前作主人公の神田ってこんなカッコいい男だったっけ?とやはり続き物とはいえ異なって楽しめました。 そして安定の本多さん。 最後の伏線が本当に見事で、まさか森野の名前が「未来」だなんて思いもしなかったし、「未来を迎えに来た」とか言われても、途中で過去や未来にまつわる描写があったのでその一環だとしか受け取れない。 いい名前です。 あと再確認したのは、他の作家さんの作品に比べて、「限りなく現実で起こり得ていそうな物語」を描かれるということです。 絶対本当にあった話だ、とまで断定できなくても、限りなくあり得そう。曖昧な表現ですが。 近日中にMOMENTを読み返します。

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    投稿日: 2012.03.24
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    本多孝好のWILLを読みました。 MOMENTの姉妹編で、MOMENTに登場するいつも黒い服を着ている森野が主人公の物語でした。 11年前に交通事故で突然両親を亡くし、家業の葬儀屋を継いだ森野のところに持ち込まれる死者からのメッセージ。 それを解きほぐすことによって残されたものたちの死者への思いも落ち着くべきところに落ち着いていくのでした。 そして、それは森野自身がかかえる両親との別離を自分で納得することでもあるのでした。 森野が両親との別離を受け入れることができたとき、MOMENTの主人公神田に心を開くことができるのでした。

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    投稿日: 2012.03.24
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    MOMENT の続編。やっぱりMOMENT の方が好きだけど、終わり方が好き。少しだけ、昔の本多さんに戻った感じで嬉しかった。自分の心に決着をつけるのって、とても大切。 will から先に読んでも問題はない…はず。

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    投稿日: 2012.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOMENTの続編。病院の清掃してた神田君と葬儀屋継いだ森野さんのその後。MOMENTは神田君が主人公で、神田君側から書かれていたけども、今回は森野さん側。29歳になった二人の、恋愛小説と言ってもいいかも。 神田君は大学卒業後渡米して翻訳の仕事中。森野さんは相変わらず商店街で葬儀屋を営んでいる状況。森野さんのところには、行った葬儀や故人のことで遺族からいろいろと相談が寄せられ、その謎を解決していく…というミステリ。恨みだったり悲しみだったり懐かしさだったり、でもどの問題も、さわやかにまとめあげるのはこの作者ならでは。 脇をかためる役者もそろってる。元演歌バンドのメンバーで新しく森野葬儀屋に就職した桑田君もいいキャラだし、父親の代から葬儀屋で切り盛りしてくれている無愛想な(そりゃ葬儀屋だしその方がいいよねw)竹井も、温かく森野さんを包んでくれている。ツンデレキャラの森野さんをじーっと待っていた神田君も、竹井のいうように「なかなかいい男」だ。 ラスト、すべてのことにカタがつき、すべての問題は解決して、残るものは「読んでよかった」と思う気持ちだけ。文句なしの☆5つ。とはいえ、まずは「MOMENT」を先に読むことをオススメする。

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    投稿日: 2012.03.19