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ひまわりと子犬の7日間
ひまわりと子犬の7日間
平松恵美子/集英社
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総合評価

8件)
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    いろいろと想像の範疇で終わる物語でした。 物語の展開としては大きな波や小さな波があるのですが、すでにどこかでみたような既視感のある展開なので、大きな衝撃などはないのですが、 保健所の職員さんの仕事ぶりや葛藤が覗けてよかったです。 最初にひまわりを飼っていたおじいさんが老人ホームに入る際に「次の飼い主のもとで幸せになれよ」と言いながら次の飼い主を見つけることもなくポイっと無責任にそのまま離れたところは、ツッコまずにいられませんでした(笑) おじいさんまだ認知能力しっかりしてるんだから次の飼い主を見つけてから老人ホーム入れよ、と思わずにはいられません(笑) 全てはそういった人間の無責任さから家族と住む場所を失った可哀想な動物が、生まれるのだと思います。 結局人間の自分勝手さに振り回される動物が1番かわいそう。 動物と心を通わせるのも大事ですが、 まずは生き物を飼うという責任と 飼ったからには最後まで見届けるという決意を持つことが飼い主にとって、必須でありかつ必要最低限のことだと思いました。

    2
    投稿日: 2022.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     夏にヒマワリの本を読もうと何年か前に大量に買い漁った内の一冊。  ヒマワリな本で、わたしが好きなタイプの本は限りなく少ない事が分ったけれど、折角買ったのでひと夏一冊ぐらいは読んでおこうと切り崩す。  元々映画で、それを監督自らノベライズした作品との事。  映画未鑑賞。  学校の体育館で全校生徒が観るタイプの説教臭く退屈で、無難な結末へ至る誰もが安心してみられるタイプの作品。  万人向けなので、ひたすら丸く丸いから微塵も刺さらない。  保健所に収容された母犬と子犬が、処分されるまでの七日間を描いた作品…。

    0
    投稿日: 2022.08.30
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    実話をもとにした映画を小説化したもの。 助かった命があって良かった反面、こうして今も毎日何の罪もない命が殺処分されている。 保健所は殺処分する場所ではなく、他国のように綺麗に整備して里親を探す場所になってほしいと心から思う。 ひまわりやその子供たちは、助かって本当に良かったね。 ただ、みんな平等のいのち。みんなが助かってほしい。

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    投稿日: 2021.01.19
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    実話の映画を監督が小説化。 すべてがうまくまとまりすぎている感もあるが、最後の犬との心の交流には心動かされた。

    0
    投稿日: 2016.06.18
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    映画を見たがないので。すごくよかった。笑えるし泣けるし。五点満点だ。堺雅人がよかったのはいうまでもないけどオードリーの春日じゃない方もダメ男ぶりがよかった!犬の処分はできればなければいいけど野犬とか困るししょうがないのかな。誰かがやらないといけない。子供は最初は理解できなくてお父さんなんか嫌いといっていたけど最後は理解してもらえてよかったと思う。私は野犬が犬を産んでいたのを見たことあるけど保健所に連れていかれたのは幼心に悲しかったのを覚えてる。議員の力って大きいなって思ったりもした。議員の人にも色々と現場を勉強してもらって世の中がよくなればいいなと思う。最後のソナーポケットの曲もいいなと思った。面白いし社会性もあってとてもよかった。

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    投稿日: 2013.04.10
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    タイトルからは楽しい、明るいイメージを勝手に想像してたけど、中身は違った。 電車の中で読んでいて思わず泣きそうになった‥笑。

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    投稿日: 2013.04.06
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    カフェで読んでいたのに途中から涙が止まらなくて大変だった。笑 ところどころにうるっとくるシーンがあるので、涙もろい人は家で読んだ方がいいかも。

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    投稿日: 2013.03.03
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    映画より先に読み終わりました。映画原作のノベライズなのに、心情や母犬の気持ちを丁寧に書いてあって、すごくしっくり心に入ってきました。ラストの明らかな感動シーンではなく、途中のエピソードで何度も泣きそうになりました。 動物ものはホント反則だ。

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    投稿日: 2013.01.30