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ノーライフキング
ノーライフキング
いとうせいこう/河出書房新社
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総合評価

44件)
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    わーーーん!全然わかんなかったーー!死亡! でも小学生特有の噂とかその広まり方とかの表現が独特だけどわかるわかる!って感じで読めた。わたしが小学生のときは既に子供ケータイとかを持ってはいたけど親との連絡手段でしかなくて、やっぱり学校とか町内会とか塾でたくさん噂が飛び交ってたんだよね。それがあることないことを含んでどんどん膨らんでいく恐怖。デマに呑み込まれるのはこわいね

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    ファミコン全盛期の子どもたちのネットワークと、都市伝説的な噂が社会問題に発展する過程を描くなかで、80年代後半における、デジタルへの希望と不安が入り交じる時代感覚をすくい取ったサスペンス味のある小説。深く考えると考察の余地が多いし、汲み取れるメッセージ性もあるとは思うが、序盤はノスタルジーな感覚、ラスト付近はよくわからん不気味さが強く印象に残る雰囲気ゲー。あとがきにあるように「降りてきた」物語は神がかっている故、30年たった今も人をひきつける魅力があるんだなぁと。ファミコン世代なら一度は読んでほしい傑作。

    0
    投稿日: 2021.11.30
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    いとうせいこう氏の処女作とのこと。 物語が降りてきて一気に書き上げたそうだ。それに習い自分も気合を入れて一気に読みすすめる。 200ページ程なので、中編になるのかな? ビデオゲームをモチーフにした、社会問題を取り上げた文学小説といったほうがいいんだろう。 自分の中で、良い小説と思える基準にしている 難解な単語を使ったり、分かりづらい文章構造じゃないこと、はクリアしているので、数時間で読むことができたしいい作品なんだけど。 途中何気ない文章が、とても怖く感じたり。 ゲームソフトの呪い、クリアするための攻略法とやらが、若干抽象的でわかりづらいような。 でも物語のポイントは子供世界のリアルと大人社会の軋轢を書きたいわけで、そういう、それこそゲーム的・物語的な仕掛けや伏線回収などエンタメ的なものを提供している種類の小説ではない。 ゲームのワクワク的な面白さを期待してしまったのでその点では肩透かし。 なんせこれは初版が30年以上前の本(1988年!) 「ノーライフキング(無機王)」っていうタイトルは最高にかっこいい。サバン症候群的なさとるくんのキャラクターが気に入ったのでもっと活躍してほしかった。

    0
    投稿日: 2020.07.06
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    圧倒されました。誰も真似できないすごい作品。嫉妬する。★5でないのはただ自分が理解しきれていないから。

    0
    投稿日: 2020.03.29
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    小学校四年生の大沢まことをはじめ、子どもたちのあいだで「ライフキング」というゲーム・ソフトが流行し、学校や塾ではそのゲームをめぐるさまざまなうわさが取り沙汰されるようになります。呪われた世界を救うというゲームの世界観は、たちどころにうわさが広がっていく子どもたちの情報網を通じて現実世界へと流れ出ていき、大人たちのさまざまな反応を引き起こしていきます。 1980年代の消費社会を背景にした作品で、たとえば大塚英志の『物語消費論』(角川文庫など)などによって提示された見取り図のもとで読むことが可能であるように思われます。大塚は、やはり本書と同時期に子どもたちのあいだで流行した「人面犬」にかんする都市伝説を、民俗学的な手法を駆使しつつ分析するとともに、昭和天皇をめぐるメディアと一般の人びとのまなざしが「不在の王」を取り巻きつつ構成されていくことについての分析をおこないました。本作に登場する「王」にも、同様の構造を見て取ることができるでしょう。 「解説」の香山リカは、時代にあまりにも密着しすぎた本作との衝撃的な出会いと、現在におけるより深刻な困難について語っていますが、たとえば浦沢直樹の『20世紀少年』(小学館)のように、ノスタルジックなあじわいをたのしむという読みかたもありえるのではないかという気がします。

    0
    投稿日: 2020.03.05
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    ゲームが出始めたときはおそらくすばらしく最先端な話だったんだろうなって印象。ちょっと時間が経ちすぎてしまいましたかね

    1
    投稿日: 2020.02.29
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    序盤、おお!?と面白い流れなんだけど、 中盤からいまやよくある噂と真相みたいな話になってしまった。 しかし確かにリアルという言葉が今も通用しているし、コンピュータに子供が(大人も)支配されるという、先見の明はスゴイ。 明確な答えという名のキングがまだ現れてないという結論もまたリアルだ。

    0
    投稿日: 2020.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1988年の小説。インターネットやスマホが世にはびこっていない時代が舞台。 「ライフキング」というゲームが空前のブームになり、すべての子供たちが夢中になっている。そのゲームの攻略法やバージョンの違いなどの情報を交換するネットワークが子供たちの情報交換の場となっている。そのネットワーク上に噂が流れ始める。死がまとわりつく噂が。この呪われた世界を救うため、子供たちが立ち上がる。 ゲームの世界と現実の世界が交錯する展開にしびれる小説。 子供の視点で語られる点もユニークだし、彼らから見た世界観の描写が、郷愁をさそうようで、昔はもっと直観的でシンプルに世の中を見ていたことを思い出す。 また、死について考え始めたのは、いつ頃だろうか?死に対する子供ながらの漠然とした感覚を上手に表現されている。 現代社会をある意味予言したような小説だと感じた。

    0
    投稿日: 2019.01.19
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    なるほど、テレビゲーム熱が高じて現実世界へ蔓延してくるっていう、当時はかなりのリアリティを持って大人たちに囁かれていたであろう内容の物語化。テレビゲーム創世記、まだ大人たちからは圧倒的に煙たがられる存在であった当時、リアルタイムでハマリまくっていた自分としては、懐かしく思い出されるような描写もそこかしこに。ゲーム人口が圧倒的に増えている現在よりは、当時の方がインパクトは大きかったかも。本作そのものを楽しめたというより、読んでしまったことで、またゲームがやりたくなっちゃいました。のめり込み過ぎてしまうんで、ある程度自重しているんです。

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    投稿日: 2018.01.05
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    いとうせいこうは想像ラジオに続けて二作目。文書は平易で読みやすいけれど、理解したかと言われるとそうでもない。だけど子供は大人が思っているより切実で本気で世界を憂いている。そんなことを感じた。

    0
    投稿日: 2017.02.06
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    SFかと言うとそうでもない、オカルトでもない。 むしろ現代のネット社会に通じる高度な情報のネットワークと子供達の心にあるアンリアルの果てに結びつく新しいパースペクティヴを持ったリアルのありようを通じ、小さきものが体を震わせながら今の闘いを戦って行くと言う物語。 子供の世界と大人の世界は位相が違うが、そこにある生と死のリアルは地平の彼方で融合し、少年は闘いを挑むのだ。 その果てに何が待つとしても、自らの選択で。

    0
    投稿日: 2016.12.10
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    んー、よくわからないというのが正直な感想。ノーライフキングってのが何なのか、子供達は何をしようとしてたのか、賢者の石ってなんだ、などなどはてなマークばかりで困った。ライフキングというゲームの内容も良くわかんないし。子供達の噂話がリアルの世界に影響し、最後は破滅的な世界が訪れる不安感で終わる。、んーよくわからん。噂話好きなのは子供よりも大人の方だしね。

    0
    投稿日: 2016.07.01
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    SFの雰囲気もあるし、サスペンス的でもあるし…。 子供達の間で大人気のゲームソフトにとりこまれ壊れていく様と、子供達の間で飛び交う様々な噂で壊れていく現実。 どちらも、現実に(程度と形は違えど)起きている事だろう。ヴァーチャルとリアルの境い目がアヤフヤになって、そもそもリアル(本当)がどれだか分からなくなってしまう。怖い事だけど、起きてないと言い切れるだろうか。 この物語が、2008年に既に編まれていた事が凄い。

    0
    投稿日: 2014.12.04
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    いとうせいこうの作家デビュー作。 タレント(?)だと思っていたので、小説を書いていること自体を知らなかった。 本作は子供の世界を描いたスリリングなSF小説とも読めるし、子供たちだけのネットワークを伝わるデマゴギーという社会実験的な小説とも読める。 登場人物のうち、大人の影が薄いところがやや引っかかるが、それは自分がもういい歳だからかもしれないし、逆に中心を子供に絞ることで、スリリングなストーリー展開になったようにも思う。 発表が1988年というのには驚いた。あの当時、この発想はかなり斬新だったのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2014.11.28
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    個人的には少し世代のずれもあって、ここまで夢中になることに対する分かりづらさがありました。 でも今またそんな社会現象が起きそうな流行があるし、しかも子どもだけでなく、大人が協力しすぎている節があるので、次は誰も救われない気がします。

    0
    投稿日: 2014.07.31
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     「ヤフー知恵袋」の本作の解説を求める質問に対して、ある方が答えたものが非常に当を得ている。その方の解説を読めば私のレビューなど全く不要だと思われるほどだ(とはいえ、私自身のレビューと、その解説の紹介の意味も込めて書くことにする)。  下手に引用する訳にも行かないので、私の方で簡単に内容をさらってみると、「時代感覚を見事に切り取った作品だった」「大人たちが答えや意味を見出そうと躍起になっていた『うわさ』の正体が、『答えも意味も無いもの』なのだと言い切った作品だった」というようなことになるだろうか。  「昔は良かった」論に陥るつもりは無いのだが、ネットが主となっている現在の情報網の「マユツバさ」と、出版当時のうわさを主とするそれの「マユツバさ」では、その重みに違いがあったのは確実だろう。  なぜポケモンの「上から八番目の項目に合わせてセレクトボタンを連打」などといううわさに私たちは本気になって接していたのか。成人になり、またネット社会に慣れた今、あの頃の情報網を振り返ると恐ろしさすら感じる(全国的なものだったのだと驚かされるのはいつも大人になってからだ)。  Amazonのレビューなんかにもある通り、最後がやや拡散的な終わり方をする(結末が一点に収束して行かない)のがモヤモヤするきらいもあるだろうが、逆にこの結末がわかってしまうと我々はどうなってしまうのか、そら恐ろしい感覚もおぼえる。このテーマを社会に提示できただけでも充分に凄いことなのではないか。

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    投稿日: 2014.07.03
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    小学生の間で爆発的ブームを起こしているディス・コンゲーム、「ライフキング」。 全国的ブームの中、裏技や呪いの噂が広まり、やがて大人社会も飲み込む騒動に発展していく…。 とても、20年以上前に書かれた内容とは思えません…。 今なら、2ちゃんのデマとも本当とも分からない話に、翻弄されている感じ?? ゲームの世界と現実世界がシンクロした時の、子供達のパニック…。 その時期特有の一過性の熱病というには、現実世界は重い閉鎖された世界…。 自分が子供の頃に信じていた「ノストラダムス」とか「口避け女」とか思い出しちゃいました。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    読了感は萩原朔太郎の「死なない蛸」を読んだ時の感じに似ていました。ある登場人物には藤子・F・不二雄の「ノスタル爺」に出てくる蔵の爺様のようなイメージも持ちました。 精神的な部分での子どもと大人のちがいってなんなんでしょうね。 「なんかモヤモヤしたものがあった!見たら呪われちゃうんだって!」っていうのが子どもの騒ぎ方なら 「なんかモヤモヤした煙みたいなものがあった!煙の元の火を見たら呪われちゃうんだって!(そしてドカドカ火を消しに行く)」っていうのが大人の騒ぎ方っていうのかな。 これだけ書くと、何かにつけて根拠を求める大人ってめんどくさいなぁ、子どもは気楽だなぁってなりそうだけど、子どもは子どもで戦っている。 自分でも意識していないうちに、生きることに、「周り」はどうあがいてもついて回るものだし、自身もきっと見えない何かと戦うっていうのを実践しているのではないかなと感じられる本です。オカルトとかスピリチュアルとか抜きにして。 星は、「あーなんかあれと雰囲気似てる」って感じてしまったから、三つにしました。 (ブクロ) 【推薦人より】 実質2回目となる今回送り込んだのが、いとうせいこうのノーライフキングです。 初版出版年は1988年、翌1989年に映画化もされています。僕は先に映画を知り、あとから原作を読みました。時間軸としてはちょうど本袋会のメンバーが小学生まっただなかだったころを切り取ったストーリーですが、今の時代にも通じるものが強くあると思い、推薦しました。 任天堂からファミコンが発売されたのが1983年です。この物語は、こどものたちの間で爆発的ヒットとなったひとつのテレビゲームが、ゲームにまつわる様々な噂やデマを纏いながらこどもたちの「リアル」にまで影響をおよぼし、そのなかでもがきながら答えをさがすこどもたちの“たたかい”の記録です。 各々がポジとネガを抱えながら、ときにそれらが激しく入れ替わりながら、こどもはこどもとしての、そして「プレイヤー」としての時間・役割を彼らなりに模索し続けます。 現実の中の非現実、その非現実の中の現実、自分がどこに属しているのか、自分を構成するものは何か。 「おとな」がそうしたこどもたちの葛藤に触れようとするとき、「パスワード」を一度も問われないはずはないのです。 (いじゅ)

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    投稿日: 2014.03.14
  • 当時を知っている人の方が楽しめそう

    都市伝説のような噂の数々が子供の独特なネットワークで広がっていく様子が面白かったです。 が、正直最後までよくわかりませんでした。。 この本が発行されたのが1988年。きっと当時を知る人達には伝わるものがあるのでしょう。 その頃生まれて間もない自分には不思議な雰囲気しか感じられませんでした。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    http://tacbook.hatenablog.com/entry/2013/10/16/205516

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    投稿日: 2013.10.16
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    題材がおもしろく実際に体験しているのでいっきに読むことができました。 今思うとあのポケモン100レベルの裏ワザはいったいどこから流れてきたのだろうか?携帯電話やパソコンも今より普及していなかったのに…

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    投稿日: 2013.07.11
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    想像力豊かな小説です。 なんとなく話は理解できるのだけれども、 世界観の説明が極端に薄いのでいまいち その世界観がよく分かりませんでした。

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    投稿日: 2013.07.07
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    今読んでもよく分からないだけだが、これが書かれた当時は、ものすごく革命的だったのだろうなということは感じられた。

    0
    投稿日: 2012.12.10
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    糸井重里のmotherを思いだした。 あと、二階堂奥歯。 初出は1988年というから驚く。 全容はわからないけど、断片的にすごくよくわかる、という感想。 小説としての価値は高いと思う。 ただ、読者を選ぶ気がする。 もっとわかりやすい表現と演出があればもっと化けたのでは…など、可能性をすごく秘めている小説。

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    投稿日: 2012.04.22
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    1980年ごろの作品なのに、扱うテーマが現代にすごくマッチしてるのがすごいなと。でも、作品としては刺さらなかったな。。

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    投稿日: 2011.11.07
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    空前のヒット商品となったディス・コン・ゲーム「ライフキング」。 ある日、そのソフトをめぐる奇怪な噂が子供たちのネットワークを駆け抜けた。 「『ライフキング』には呪われた第5のバージョンがある」。 学校で、塾で、そして電話回線の中で噂は増幅し、変貌し、ついに臨界点がやって来た―。 世界を破滅から救うため戦闘を開始した子供たち。 今、彼らはゲームを越えた。

    0
    投稿日: 2011.07.02
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    子供達の間で大流行しているゲームソフト「ライフキング」。 このソフトにはⅠ~Ⅳのバージョンがあり、更には呪われたバージョンⅤがあるという。 噂は噂を呼び、ついには現実を侵食していく。そして・・・ 僕も小3の時にやったドラクエⅢに衝撃を受け、タクティクスオウガで矛盾を知り、FFⅦで感動に至るのであるが、その後はゲーム特にRPGにはハマりすぎて徹夜も辞さなくなり、社会生活を送れなくなるのが分かっているので、手を出さないようにしている。 それくらいゲームには心をのめりこませる何かがある。 そして、そこにネットワークという魔力が加わり、子供達は否がおうにも闘いに巻き込まれていく。 本書で語られる「新しいリアル」のその先の世界に、今、自分達はいる。 ツイッタ―やフェイスブックなど、考えてみればとんでもない世界にいる。 自分をグーグル化させよう!なんて提唱させる経済評論家がいる位だし。(僕もこんなレヴューを手軽に発信できるし) この時代の向こうにキングがいるのか。 まだまだ闘いは終わらないんだ。

    1
    投稿日: 2011.01.19
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    このお話、1988年に作られたものだと知り、 かなり衝撃を受けました 今から20年以上も前にこれを書いていたなんて 本の帯にもある通り、現代を予見していたかのようです いとうせいこうさんは、ガーデニングだけじゃない と思わされる一冊です

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    投稿日: 2010.12.30
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    「噂」という一つの流行から見えてくる80年代の空気感。小説が切り取った時代を伝えるツールであることに気がつかせてくれた作品。

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    投稿日: 2010.05.21
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    二十年ほど前のファミコン全盛期に書かれた本だが、今読んでも古さを全く感じさせなかった。子供の間に噂が広まっていく過程や、保護者の団体とマスコミ主導で行われるディスコンの排斥運動の描写が秀逸。

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    投稿日: 2010.01.03
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    発表されたのは1988年だったんですね。まさしくファミコン全盛期。 こどもたちの間でブームとなっているゲームソフト「ライフキング」を巡る、いとうせいこう代表作。

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    投稿日: 2009.12.23
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    いとうせいこうの作品 この人才能ありますさすがですが この作品自体はぼくにはさほどささらず。。。

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    投稿日: 2009.11.03
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    この本棚もまた、私の「賢者の石」の一部なのでしょう。 無機の王が迎えに来るまで、私も新しいリアルを生き続けます。 ワスレナイデ、ハーフライフ。

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    投稿日: 2009.10.03
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    子供と大人の理解はありえないのだろうか。子供は、「死」を恐れ、さまざまな噂を流す。一方で、大人は、子供の噂が社会に与える影響を強く恐れ、噂の原因を断とうとする。しかし、その大人の行動こそが、子供たちが恐れる「死」であるようだ。

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    投稿日: 2009.07.23
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    いとうせいこうさんが小説を書いていることに驚き購入しました 20年ほど前に書かれた小説なのに古臭さがあまりなく、 ストーリーに入っていきやすい面白い小説でした

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    投稿日: 2009.06.16
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    噂の怖さと馬鹿馬鹿しさ。 生きてる理由や証を残したがる子供たちの話。 お前は理由で生きてるのかよ! って怒ったのは誰だったかな。

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    投稿日: 2009.05.28
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    人気ゲームソフト「ライフキングの伝説」にまつわる奇怪な噂。死のにおいのするいくつもの噂に、変化していく日常。子供たちは互いに連帯しながら、それぞれの方法で孤独な戦いを始める。「子供たち」と「大人たち」の関係や、リアルとバーチャルの関係が、社会派的なものでなく、リリカルな寓話として描かれていて、ラストは胸が痛くて痛くて、涙で文字が滲んで大変で、もう。僕たちは新しいリアルです。忘れないで、ハーフライフ。怖いけど解かなきゃ死ぬからがんばります。よくできたコピーのようなキーワードがスイッチになって、また思い出して胸が痛くなったりするのです。 ……しかし、うーーん。藤原カムイのあの素晴らしい表紙の画像がないってどうよ。

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    投稿日: 2009.05.09
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    「ノーライフキングは生きている」 やーおもしろかったです。寺山修司のトマトケチャップ皇帝的な面白さでした。 ライフキングというゲームに熱中する全国の子供達の裏ネットワークが社会を錯乱させていくーみたいな話。 子供達の間で広がる根拠のない噂で大人の社会が動かされてそれを機に大人達が「ライフキング」狩りを始めていくその感じが超好きでした。 たしかに子供の頃って妙な噂に振り回されてたなあと。特に多かったのはあれですね、何人に同じことを話さないと〜とか、どこどこに行って呪文を唱えないと〜とかいう怖い話。 もう一回ちゃんと読み直したいです。

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    投稿日: 2009.04.06
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    購入したのは河出のでは無いはずだが…… 出版データを見る限り、ボタニカル〜よりもこっちのほうが入手しやすいのかな。 ゲームが流行出した頃に書かれたストーリィとは思えないほど、現代的。 ハーメルンの笛吹きを思い出させる感じもして、少々ゾッとさせられる。 ホラーではなく、SFだと思う…たぶん。

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    投稿日: 2009.02.03
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    小さな噂が積み重なって巨大な共同幻想となり、存在しないはずのもの(ノーライフキング)が現実を支配し始めた。現実はこれに屈服した。モンスターペアレントが、その言葉が生まれる20年前に描かれている。

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    投稿日: 2009.01.15
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    長らく絶版だったものが、再版となりました。 いとうせいこうってこういう文章書くのね〜 小説に出てくる世代の子供にとってはホラー小説になるのかもしれない。 大人にとってはどうなんでしょう。 家族で読みまわしてほしい一冊です。

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    投稿日: 2008.12.04
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    タイトルは知っていたけれど、こういう話だったのか・・・。 子供の中に見る真実の物語。大人から見れば荒唐無稽な子供の噂だけど、子供の狭い世界の中では、それがリアルだったりする。そういう事、大人になると忘れちゃうよなぁ。 読み終わって、あとがきを読んだら。これは88年の作品だそうで・・・。この時代に、この作品はさぞかし衝撃的だったことでしょう。

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    投稿日: 2008.11.03
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    子供たちの間で流行しているディス・コンゲーム「ライフキング」。裏技やバージョンの情報交換のために子供たちが作り上げたネットワーク上に、「ノーライフキング」の噂が流れ始める。ゲームの中で失敗をしたら死んでしまうという呪いのゲーム、ノーライフキング。呪われた世界を救う為戦い始めた子供たちが、最後に出会った無機王の正体とは―? 有無を言わさず読ませるだけの面白さ。現実とゲームが交差し子供たちがゲームにのめりこんでいく様は、1988年に描かれたとは思えないほどリアルです。ネットワークが発達した今だからこそ読む価値のある一冊。

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    投稿日: 2008.08.31
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    これは面白かった。  テンポがよいという言葉があるけど、読み終わってみると激流に飲み込まれていた気がする。  登場人物達はみんな、時間がないという無言の圧力を受けて焦っているから。  ゲームを中心にした話で、ファミコン全盛時代の作品だとわかる。 そこから未来を意識して書いているから、ちょっとノスタルジックなSFっぽい。  ファミコンならぬディスコン(だったかな)、 それとソフトを中心にして展開する、子供達社会を巻き込んだ無声パニック。  ソフトを解き明かさないと死んでしまうという強迫観念が、子供達に自殺まで引き起こす。  あ、珍しい。樓主は純粋にこの作品を誉めているね。  おそらくこれのソフトのモデルは「ドラクエ」だと思うのだけど、どうだろ?

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    投稿日: 2008.08.25